JPH0217248A - テンショナー - Google Patents

テンショナー

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JPH0217248A
JPH0217248A JP16646088A JP16646088A JPH0217248A JP H0217248 A JPH0217248 A JP H0217248A JP 16646088 A JP16646088 A JP 16646088A JP 16646088 A JP16646088 A JP 16646088A JP H0217248 A JPH0217248 A JP H0217248A
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tensioner
tension rod
belt
tension
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Juji Kojima
小島 銃二
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NHK Spring Co Ltd
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/08Means for varying tension of belts, ropes, or chains
    • F16H7/10Means for varying tension of belts, ropes, or chains by adjusting the axis of a pulley
    • F16H7/12Means for varying tension of belts, ropes, or chains by adjusting the axis of a pulley of an idle pulley
    • F16H7/1254Means for varying tension of belts, ropes, or chains by adjusting the axis of a pulley of an idle pulley without vibration damping means
    • F16H7/1281Means for varying tension of belts, ropes, or chains by adjusting the axis of a pulley of an idle pulley without vibration damping means where the axis of the pulley moves along a substantially circular path

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、テンションロッドの進出でベルトあるいはチ
ェンを適宜の張設状態に維持するテンショナーに関する
[従来の技術] この種のテンショナーは駆動トルクの変動等でベルトあ
るいはチェンが振れてテンションロッドが進み過ぎて戻
らなくなると、ベルトあるいはチェンが張過ぎの状態に
なり、うなり音を発生したり、ベルトあるいはチェンの
著しい劣化を伴う点に鑑みて、テンションロッドに戻り
特性を付与したテンショナー100が開発されている(
実開昭62−13257)。
このテンショナー100は第9図に示すようにチェンを
押圧するテンションロッド101がコイルばね105に
よって進出可能にテンションケース104内に装着され
、かつテンションロッド101の一側にはラチェツト爪
102が噛合うようになっていると共に、ラチェツト爪
102の支軸103はテンションケース104の長孔1
06に挿通され、ラチェツト爪102が回動して爪位置
を変えることができるようになっている。そして、この
テンショナー100は、通常時チェンが弛むとテンショ
ンロッド203が前進してチェンを適正な張りに保つが
、テンショロツド101の戻り方向はラチェツト爪10
2によって規制されている。一方、テンションロッド1
01が進み過ぎてチェンが張通るときは、ラチェツト爪
102の支軸103が長孔106の範囲内で後退できチ
ェンの張過ぎを防止できるようになっている。
また、ベルトに当接するテンションブーりに戻り特性を
付与したテンショナー200も開発されている(実開昭
62−185958)。
このテンショナー200は第10図に示すようにテンシ
ョンプーリ201がタイミングベルト(図示せず)に当
接して捩りばね202のばね力でタイミングベルトを押
圧することによりタイミングベルトに適宜の張力を付与
するようになっている。さらにこのテンショナー200
にテンションプーリ201をアーム203を介して回転
可能に支持する円筒状のアーム取付は部材204が取り
付けられると共に、この取付は部材204を挟むように
して樹脂製のブツシュ205,206が取り付けられて
いる。
そしてこのテンショナー200によれば、テンションプ
ーリ201に戻り特性が付与されてベルトの張り過ぎが
防止されると共に、タイミングベルトのバタ付きに捩り
ばね202が共振するような場合でも、ブツシュ205
,206とアーム取付は部材204との間の摩擦力で上
記共振を押えることができるようになっている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、テンショナー100においては、テンシ
ョンロッド101の戻り量が長孔105によって規制さ
れているので、ベルトあるいはチェンの共振により過度
に進出したテンションロッド101の戻り量はその分減
少し、ついにはラチェツト爪の支軸103が長孔105
の最大戻り点である長孔105の下端部に当接してテン
ションロッド101はベルトやチェンからの反力に対し
て剛体となってベルト等の張り過ぎを防止する機能を喪
失するという問題点と、上記ベルトあるいはチェンの共
振の際この共振を吸収するものがないのでベルトあるい
はチェンのバタ付きを防止することができないという問
題点を有していた。
また、テンショナー200においては、捩りばね202
、アーム取付は部材204、及びブツシュ206が多重
構造となっているので装置が複雑でかつ大型化して・取
付はスペースに制限があると共に、アーム取付は部材4
とブツシュ205.206との間の摩擦を大きくすると
テンションプーリの応答性が低下するので要求する摩擦
が得られるように調整することが難しく、かつブツシュ
205.206の摩耗により共振の減衰効果が減少し信
頼度に欠けるという問題点を有していた。
本発明は上記した事情に鑑みてなされたものであり、ベ
ルトあるいはチェンの弛みに対する速やかな応答性を有
し、これらベルト等の共振を減衰させると共に張り過ぎ
を防止することができ、かつ簡単な構造でコンパクトな
テンショナーを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため本発明は、テンションロッドの
進出でベルトあるいはチェンを適宜の張設状態に維持す
るテンショナーにおいて、上記テンションロッドの進出
及びこの進出状態の維持を、荷重たわみ特性の変曲点を
含む使用範囲になるように取り付けられた非線形特性を
有するコイルばねによって行うことを特徴としている。
また、本発明は、テンションロッドの進出でベルトある
いはチェンを適宜の張設状態に維持するテンショナーに
おいて、上記テンションロッドの進出及びこの進出状態
の維持を撚り線で形成されたコイルばねによって行うこ
とをも特徴としている。
上記不等ピッチコイルばねは単線あるいは撚り線で形成
されたコイルばねが用い得るし、上記撚り線で形成され
たコイルばねは等ピッチあるいは不等ピッチのコイルば
ねが用い得る。
[作 用] 本発明はベルトあるいはチェンを張設状態に維持するテ
ンショ〕70ツドの進出及びこの進出状態の維持をコイ
ルばわで行りようにしたので、ベルトあるいはチェンか
らの過大な反力に対してはコイルばねが撓んでテンショ
ンロッドが後退し、ベルトあるいはチェンの張り過ぎを
防止するように作用する。
また、荷重たわみ特性の変曲点を含む使用範囲になるよ
うに取り付けられた非線形特性を有するコイルばねはベ
ルトあるいはチェンの共振の際コイルばねの有効巻数が
上記変曲点を境にして変化し、この変化によるコイルば
わの固有振動数の変化によって上記共振を減衰するよう
に作用する。
撚り線で形成されたコイルばねは、ベルトあるいはチェ
ンの共振の際、撓んでコイルばねを構成する素線間に生
じる摩擦により上記共振を減衰させるように作用する。
[実施例] 以下、図示した実施例により本発明をより具体的に説明
する。
第1図は本発明に係るテンショナー1の正面図(第1図
(a))及び側断面図(第1図(b))である。
テンショナー1にはテンンヨノロツド2が有底円筒状の
ケーシング3に進退自在に内挿されている。テンション
ロッド2にはケーシング3の底部3aに対向する開口部
を有する断面コ字形の跨貫き孔4の孔底4δに一端が当
接され、他端がケーシング3の底部3aに当接されてコ
イルばね5が装着されている。そして、テンションロッ
ド2はケーシング3とテンションロッド2とに透通され
たストッパー6によってコイルばね5の付勢力にも拘ら
ずケーシング3から脱落することなくケーシング3内に
装着されている。
尚、図中7はケーシング3の両側から突出形成されたテ
ンショナー1を適宜の固定部材に固定するための取付片
であり、この取付片7には取付用孔7aが穿設されてい
る。また、図中8はケーシング3の円筒内壁の円環溝内
に嵌着されたOリングであり、テンションロッド2の摺
接部分のシールを図っている。
そして、このテンショナーlは例えば第2図に示すよう
に定位置に設置された3個のプーリA。
B及びCに懸は渡された無端状ベルトEを適宜の張力状
態で維持して張設するために使用される。
ベルトEはテンションプーリDによる押圧によって適宜
の張力が付与されるようになっており、このテンション
プーリDの押圧をテンショナー1によって行うようにな
っている。即ち、テンションプーリDはアームFを介し
て固定軸0回りに揺動自在に取り付けられており、この
アームFにコイルばね5の付勢力で進出するテンション
ロッド2の先端を当接させることによってテンションブ
ー1JDをベルトEに押圧するようになっている。テン
ションロッド2の進出はストッパー6を外すことによっ
て行われる。
このコイルばね5としては非線形特性を有するコイルば
ね、あるいは撚り線で形成されたコイルばねが用いられ
る。まず、非線形特性を有するコイルばねを用いた場合
について説明する。
本発明の非線形特性を有するコイルばねは例えば第3図
(a)に示すコイルばねが用いられる。
このコイルばねは長さ方向の略中央部分を境にして一端
側部分9aが小ピツチに形成されると共に、他端側部分
9bが大ピツチに形成された二段ピッチの不等ピッチコ
イルばね9である。
そして、この不等ピッチコイルばね9を用いたテンショ
ナー1は全コイル間を密接状態(第3図(b))にして
ケーシング1内に装着され、ストッパー6でテンション
ロッド2の進出をロックして組み立てられる(第1図(
b)参照)、このようにして組み立てられたテンショナ
ー1は取付孔7aを介して所定箇所に固定され、ストッ
パー6を外すことによってテンションロッド2の摺動ロ
ックを解除し、その先端をテンションブーりのアームF
に当接させてセツティングする(第2図参照)、このセ
ツティング時の不等ピッチコイルばね9の状態は第3図
(C)に示すように小ピッチ部分9aが密接状態となっ
ていると共に、大ピツチ部分9bはコイル間が離隔した
ピッチ巻状態になっている。上記小ピツチ部分9aはベ
ルトEの少しの弛みに追従して第3図(d)に示すよう
にコイル間が離隔する状態に移行する程度の密接状態に
なっている。
これを不等ピッチコイルばね9の荷重たわみ特性線図で
表わすと第4図の実線aのようになり、不等ピッチフィ
ルばね9は荷重たわみ特性線図の変曲点a1近傍でセツ
ティングされその両側の適宜の巾が常用範囲となるよう
に作用する。
即ち、不等ピッチコイルばね9は該ばねの荷重たわみ特
性の変曲点a、を含む使用範囲になるようにケーシング
3内に取り付けられている。
このように不等ピッチコイルばね9を取り付けることに
よってベルトEからの過大な反力に対してテンションロ
ッド2は剛体となることなくコイルばね9の攪みを伴っ
てケーシング3内に後退する戻り特性が付与されるので
ベルトEの張り過ぎが防止できる。また、ベルトEの共
振の際、不等ピッチコイルばね9は荷重たわみ特性の変
曲点a1を境にして有効巻数が変化し、かつこの変化に
より固有振動数も変化して上記共振を減衰させる。
この不等ピッチコイルばね9を用いたテンショナー1は
次のような種々の変化例も考えられる。
不等ピッチコイルばね9を撚り線で形成してもよい、こ
の不等ピッチコイルばね9は第5図に示すように例えば
3本の素線9a、9b、9cを撚り合わせた線材をコイ
リングして形成される。
このような撚り線の不等ピッチコイルばね9を用いた場
合にはばねの撓みの際に素線9a、9b、9c間に摩擦
が生じ、その特性はばね力に摩擦力が付与された第4図
の破線すの特性となる。この特性は往きの特性bl及び
戻りの特性す雪を有するヒステリシスの大きな特性とな
り、不等ピッチコイルばね9自体の固有振動数の変化と
伴せてベルトEの共振を有効に減衰させる。
また、粘性グリスをテンションロッド2とケーシング3
の内周壁との間に封入し、あるいは上記した撚り線から
なる不等ピッチコイルばねに塗布してテンションロッド
2の摺動の際及び撚り線9a、9b、9c間にずれを生
じる際に粘性グリスの剪断抵抗を付与し、ベルトEの共
振エネルギーを上記剪断抵抗で吸収するようにしてもよ
い。
さらに、テンショナー1には第6図に示すように装着さ
れた不等ピッチコイルばね9の内側にダンパ一部材IO
を設けてもよい、このダンパ一部材10はテンションロ
ッド2の底突き感を無くすために設けられるものであり
、後端をケーシング3の底部3aに突当てると共に先端
をテンションロッド2の孔底4aに対向させて取り付け
られている。そして、テンションロッド2の戻り終点近
傍でコイルばね9の全コイルが密着状態になる以前に、
ダンパ一部材lOの先端がテンションロッド2の孔底4
aに当接することによってダンパー効果が得られる。こ
のときのテンションロッド2の特性は第4図の一点鎖線
Cによって示される。
このようにダンパー効果を得るため、タンパ−部材lO
はゴム等の弾性部材からなる円筒体、あるいはコイルば
ねが用いられる。このコイルばねは撚り線で形成された
コイルばねでもよいが、撚り線の不等ピッチコイルばね
9を用いた場合、両者の素線が咬み合わないように巻方
向及び撚り方向を相違(例えば一方をS撚りにし、他方
をZWaりにする)させるとよい、このダンパ一部材l
Oはダンパー効果を発揮する場合、外方へ膨らんで不等
ピッチコイルばね9と接触して摩擦を生じ、ダンパー効
果をより大きくすることもできる。このダンパー効果は
第1図及び第6図に示すようにケーシング3の内周壁に
嵌着した0リング8によってテンションロッド2の摺接
面をシールしてケーシング3を密閉することによってエ
アダンパーの作動も付加されてより大きなダンパー効果
を奏する。
次に第1図に示すテンショナー1のコイルばね5として
撚り線で形成されたコイルばねを用いる場合について説
明する。このコイルばねは前述した撚り線で形成された
不等ピッチコイルばね9で述べたように撚り線材を形成
する素線間の摩擦工ネルギーでベルトEの共振を減衰さ
せるものであるから必ずしも不等ピッチに形成されるだ
けでなく等ピッチコイルばねとしてもよい、この撚り線
等ピッチコイルばねは前述した不等ピッチコイルばね9
と同様に密着状態でケーシング3内に装着されてテンシ
ョナーlが組み立てられ、このテンショナー1を所定箇
所に固着した後ストッパー6を外すことによってテンシ
ョンロッド2の先端をテンションブーりのアームFに当
接させることによってセットされる。このセット状態は
荷重たわみ特性線図に表わすと第7図のようになりコイ
ルばねのたわみの略中間部分に位置すると共に、このセ
ット状態を中心とした任意のたわみ巾が常用範囲となる
。従って、この撚り線等ピッチコイルばねを用いたテン
ショナーlも又十分な戻り特性を有すると共に、ベルト
Eの共振を素線間に生ずる摩擦で有効に減衰し得る。
また、この撚り線等ピッチコイルばねを用いたテンショ
ナー1も前述した不等ピッチコイルばね9を用いたテン
ショナーと同様な変化例が適用されて同様な作用効果を
奏する。
さらに、本発明は次のような種々の変化例をも含む。
非線形特性を有するコイルばねは前述した不等ピッチコ
イルばね9に限定されるものではなく、三段ピッチ以上
の不等ピッチコイルばねも含まれることは勿論のこと、
コイル径あるいはコイルを形成する素線の太さをピッチ
間で相違させる等の他の手段で非線形特性を持たせたコ
イルばねをも含む。
また、テンショナーの使用の仕方は第2図に示すように
ベルトEをテンションプーリDを介してテンションロッ
ドで押すばかりではなく、ベルトEをテンションロッド
で引張るような使用の仕方でもよい、この場合の使用例
は例えば第8図(イ)、(ロ)に示すようになる。
図において、テンションプーリD及びテンショナーlは
それぞれベルトEの内側及び外側に位置するように配設
されている。テンションプーリDは一端を固定軸Gに枢
支されたアームHの他端に枢支されて固定軸6回りに揺
動自在に取り付けられている。
一方、テンショナー1はテンションロッド2の先端がテ
ンションプーリDの反対側に位置するよに配向設置され
ている。そして、テンションプーリDとテンショナー1
とは連結部材Jを介して連結されている。この連結部材
Jは略長方形の板材の一端な略直角に折曲して連結片K
が形成されており、この連結片にの内側面にテンション
ロッド2の先端な当接させると共に、連結片にと反対側
他端をテンションプーリDの枢支軸Mに枢支することに
よってテンションプーリDとテンショナー1とが連結さ
れる。
テンショナーlをこのように使用した場合はテンション
ロッド2の進出によってテンションプーリDが連結部材
Jを介して矢印方向に引張られ、このときの引張力でベ
ルトEは適度の引張状態が維持される。
[発明の効果1 本発明は上記のように構成されているので、次のような
種々の効果を奏する。
■ テンションロッドはその進出及び進出状態の維持を
コイルばねで行うものであるから、十分な戻り特性が付
与されてベルトあるいはチェンの張り過ぎを防止して適
正な張力状態を維持することができる。
■ コイルばねは撚り線コイルばね、あるいは荷重たわ
み特性の変曲点を含む使用範囲になるように取り付けら
れた非線形特性を有するコイルばねが用いられているの
で、ベルトあるいはチェンの共振をコイルばね自体に生
じる摩擦あるいは固有振動数の変化によって有効に減衰
し、ベルト等をバタ付きの無い状態で稼動することがで
きる。
■ ベルト等の適正な張力状態の維持及び共振防止をテ
ンションロッドの付勢手段として用いたコイルばねによ
って行うものであるから他の戻り特性付与手段及び共振
防止手段が不要となってテンションロッドの付勢構造の
みで足りるので構造が簡単で組み立て容易であると共に
、全体が小型でコンパクトになり、取付はスペースの選
択が不要となる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、及び(b)は本発明に係るテンショナー
の正面図及びx−X線断面図、第2図は同上テンショナ
ーの使用の一例を示す使用状態図、第3図は同上テンシ
ョナーに用いる不等ピッチコイルばねの縦断面図であり
、(a)は自由状態図、(b)は組立状態図、(c)は
セット状態図、(d)はセット時から幾分伸長した状態
図、第4図は不等ピッチコイルばねの荷重たわみ特性線
図、第5図は同上不等ピッチコイルばねを構成する撚り
線材で、(a)はその一部側面図、(b)はその断面図
、第6図は同上テンショナーの変化例を示す断面図、第
7図は同上テンショナーに用いた撚り線等ピッチコイル
ばねの荷重たわみ特性線図、第8図は本発明のテンヨナ
ーの他の使用状態を示し、(a)はその正面図、(b)
はその側面図、第9図及び第1O図は従来のテンショナ
ーの断面図である。 l・・・テンショナー、2・・・テンションロッド、3
・・・ケーシング、5・・・コイルばね、9・・・不等
ピッチコイルばね(非線形特性を有するコイルばね)。 過5日 (α) (′0) 49図 !610図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)テンシヨンロッドの進出でベルトあるいはチェン
    を適宜の張設状態に維持するテンショナーにおいて、上
    記テンションロッドの進出及びこの進出状態の維持を、
    荷重たわみ特性の変曲点を含む使用範囲になるように取
    り付けられた非線形特性を有するコイルばねによって行
    うことを特徴とするテンシヨナー。
  2. (2)テンシヨンロッドの進出でベルトあるいはチェン
    を適宜の張設状態に維持するテンショナーにおいて、上
    記テンションロッドの進出及びこの進出状態の維持を撚
    り線で形成されたコイルばねによって行うことを特徴と
    するテンショナー。
  3. (3)上記コイルばねは撚り線を用いて形成されている
    請求項第(1)項記載のテンシヨナー。
  4. (4)上記撚り線で形成されたコイルばねは等ピッチあ
    るいは不等ピッチのコイルばねである請求項第(2)項
    記載のテンシヨナー。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07317858A (ja) * 1994-05-23 1995-12-08 Tsubakimoto Chain Co ばね特性が非線形のばねを具えたテンショナ
US7824475B2 (en) 2001-06-28 2010-11-02 Hans-Jacob Fromreide Air cleaning device

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5712283U (ja) * 1980-06-25 1982-01-22

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US7824475B2 (en) 2001-06-28 2010-11-02 Hans-Jacob Fromreide Air cleaning device

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