JPH02170686A - フレーム化回路 - Google Patents

フレーム化回路

Info

Publication number
JPH02170686A
JPH02170686A JP63324652A JP32465288A JPH02170686A JP H02170686 A JPH02170686 A JP H02170686A JP 63324652 A JP63324652 A JP 63324652A JP 32465288 A JP32465288 A JP 32465288A JP H02170686 A JPH02170686 A JP H02170686A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
block
data
circuit
signal
dynamic range
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63324652A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2748472B2 (ja
Inventor
Michio Nagai
道雄 永井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP32465288A priority Critical patent/JP2748472B2/ja
Publication of JPH02170686A publication Critical patent/JPH02170686A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2748472B2 publication Critical patent/JP2748472B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ディジタル画像信号のデータ量を圧縮して
回転ヘッドにより磁気テープに記録するディジタルVT
Rに適用できるフレーム化回路に関する。
〔発明の概要] この発明では、ディジタル画像信号を画像ブロックに分
解し、画像ブロック毎に動きに応じた駒落とし処理と画
像ブロックのダイナミックレンジに応じた可変長符号化
処理とディジタル画像信号の所定期間に発生するデータ
量が所定値を超えないように、画素コードのビット長を
しきい値で制御するバッファリング処理とを行う符号化
回路からの信号が供給され、シンクブロックが連続する
出力信号を発生するフレーム化回路において、画像ブロ
ックの動き検出フラグと、ダイナミックレンジ情報と、
発生データ量の制御のために、所定期間毎に定まる制御
用データとがシンクブロック内の所定の位置に挿入され
ることにより、これらの重要データがエラーから強力に
保護され、画像を良好に復元することができる。
〔従来の技術〕
本願出願人は、特願昭59−266407号明細書に記
載されているような、2次元ブロック内に含まれる複数
画素の最大値及び最小値により規定されるダイナミック
レンジを求め、このダイナミックレンジに適応した符号
化を行う高能率符号化装置を提案している。また、特願
昭60−232789号明細書に記載されているように
、複数フレームに夫々含まれる領域の画素から形成され
た3次元ブロックに関してダイナミックレンジに適応し
た符号化を行う高能率符号化装置が提案されている。更
に、特願昭60−268817号明細書に記載されてい
るように、量子化を行った時に生じる最大歪みが一定と
なるように、ダイナミックレンジに応じてビット数が変
化する可変長符号化方法が提案されている。
上述のダイナミックレンジに適応した高能率符号(AD
RCと称する)は、伝送すべきデータ量を大幅に圧縮で
きるので、ディジタルVTRに適用して好適である。特
に、可変長ADRCは、圧縮率を高くすることができる
。しかし、可変長へ〇RCは、伝送データの量が画像の
内容によって変動するために、所定量のデータを1トラ
ツクとして記録するディジタルV ’T’ Hのような
固定レートの伝送路を使用する時には、バッファリング
の処理が必要である。
本願出願人は、例えば特願昭61−257586号明細
書に記載されているように、ダイナミックレンジの度数
分布を求め、この度数分布を積算形の分布に変換し、符
号化のしきい値を積算形の度数分布に通用して発生情報
量を求め、発生情報量が伝送レートを超えないようなし
きい値を決定するバッファリング装置を提案している。
可変長ADRCの画素コードのビット長が(0〜4)の
場合のバッファリングについて説明する。
符号化のためのしきい値をT1〜T4 (但し、T1 
>T 2 >T a >74 )とすると、(最大値〜
T1)の範囲のダイナミックレンジDRの画像ブロック
に関しては、ビット長が4とされ、(T11〜T2)の
範囲のダイナミックレンジDRの画像ブロックに関して
は、ビット長が3とされ、(T 2−1〜T3)の範囲
のダイナミックレンジDRの画像ブロックに関しては、
ビット長が2とされ、(T3−1〜T4)の範囲のダイ
ナミックレンジDRの画像ブロックに関しては、ビット
長が1とされ、(T4−1〜最小イ直)のダイナミック
レンジDRの画像ブロックに関しては、ビット長が0(
画素コードが伝送されない)とされる。
これらのしきい値T1〜T4の組合せは、予め複数個例
えば第1番目から第32番目までの32個用意されてい
る。第1番目のしきい値の組が適用された場合には、発
生情報量が最大となり、第32番目のしきい値の組が適
用された場合には、発生情報量が最小となり、第1番目
のしきい値の組から順に発生情報量が単調減少するよう
に、しきい値の組が設定されている。各しきい値の組は
、5ビツトのしきい値コードで区別される。
入力ビデオデータの2フレ一ム期間に含まれる多数の画
像ブロックのダイナミックレンジDRの発生度数の分布
表が形成される。この処理は、メモリ(RAM)のアド
レスをダイナミックレンジDRとして、各アドレスに書
き込むデータを+1ずつしておけば良い。度数分布表が
メモリの各アドレスの度数を積算することにより、積算
型に変換される。積算型の度数分布表に対して、上述の
しきい値の組が適用されることで、発生情報量を求める
ことができる。2フレ一ム期間の発生情報量が伝送路の
容量を超えないように、しきい値の組が決定される。こ
のしきい値の組を使用して、ADRCの符号化がなされ
る。
また、3次元ブロックのADRCと駒落とし処理とを組
み合わせて情報量の一層の圧縮を図る方式が本願出願人
により提案されている(特願昭61−153330号明
細書参照)。この方式は、3次元ブロックが静止ブロッ
クの場合に、3次元ブロックを構成する複数の領域の対
応する位置の画素同士の平均値を形成し、この平均値を
伝送することで、画像ブロックの画素データを%に圧縮
するものである。駒落とし処理がされているかどうかを
示す動き検出フラグMDTが受信(再生)側に伝送され
る。
3次元ADRCと駒落とし処理とを組み合わせた高能率
符号化方式の場合でも、バッファリングを処理がなされ
る。この種のバッファリングの方式として、本願出願人
は、特願昭62−133924号明細書、特願昭62−
133925号明細書、特願昭63−183781号明
細書等に記載されている方式を提案している。つまり、
上述のダイナミックレンジDRのレベル方向のしきい値
とブロックを駒落としするかどうかのしきい値との両者
を制御することにより、伝送情報量の制御がなされる。
この駒落としするかどうかのしきい値は、動きしきい値
と称される。
上述のように、ADRCとバッファリングとの組合せで
発生した出力信号は、記録される時に、フレーム化回路
により、シンクブロックが連続する記録信号の形態に変
換される。また、再生された信号は、フレーム分解回路
を介してADRCのデコーダに供給される。
〔発明が解決しようとする課題] 上述のバッファリング処理及び駒落とし処理を存する可
変長のADRCの符号化出力信号を伝送データに変換す
る方式の一つとして、例えば4個の画像ブロック毎に発
生する符号化出力信号をシンクブロック内に先頭から順
に詰めるものが考えられる。つまり、シンクブロック内
に、4個の画像ブロックの動き検出フラグMD’r(計
1バイト)を位置させ、次に各画像ブロックのダイナミ
ックレンジDR,最小値MIN及び画素コード(ビット
プレーンと称する)が順番に位置する配列とされる。
この発生情報量を制御するしきい値コードTHRが正し
く再生されているとしても、あるシンクブロックのVD
T或いはDRにエラーが発生すると、その画像ブロック
以降の画像ブロックのビットブレーンのビット長が不明
となり、そのシンクブロックの最後まで、エラーが伝播
する。このエラーとなるデータには、DR,最小値MI
N、VDTのような重要語が含まれる。
従って、この発明の目的は、重要語に伝播エラーが発生
することが防止できるフレーム化回路を提供することに
ある。
〔課題を解決するための手段〕
この発明では、ディジタル画像信号を画像ブロックに分
解し、画像ブロック毎に動きに応じた駒落とし処理と画
像ブロックのダイナミックレンジに応じた可変長符号化
処理とディジタル画像信号の所定期間に発生するデータ
量が所定値を超えないように、画素コードのビット長を
しきい値で制御するバッファリング処理とを行う符号化
回路からの信号が供給され、シンクブロックが連続する
出力信号を発生するフレーム化回路において、画像ブロ
ックの動き検出フラグと、ダイナミックレンジ情報と、
発生データ量の制御のために、所定期間毎に定まる制御
用データとがシンクブロック内の所定の位置に挿入され
る。
〔作用〕
バッファリング処理と駒落とし処理と可変長のADRC
符号化とを行うエンコーダの出力信号がシンクブロック
の連続するデータ系列に変換される。シンクブロック内
の所定の位置に動き検出フラグMDT、ダイナミックシ
ンクDR1最小値MINが挿入される。フレーム分解回
路では、各シンクブロックに挿入されているVDT、D
R,、MINを分離することができる。これらのデータ
は、シンクブロック内の決められたスロットに挿入され
ているので、伝播エラーが発生することが防止される。
また、重要語の位置が決められているので、重要語に対
する特別のエラー訂正符号の符号化を行うことが容易で
ある。更に、重要語にエラーが発生し難いので、画素コ
ードにエラーが発生している画像ブロックのエラー修整
を重要語を使用して行うことが可能となる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。この説明は、下記の順序に従ってなされる。
a、記録回路及び再生回路 す、フレーム化回路 C1変形例 a、記録回路及び再生回路 第1図は、この発明が通用できるディジタルVT Rの
記録回路及び再生回路の構成を示し、第1図において、
1で示す入力端子に3原色信号の赤(R)、緑(G)及
び青(B)の信号が供給される。2で示すA/D変換器
により、3原色信号がディジタル信号に変換される。3
で示すディジタルマトリックス回路により、輝度信号(
Y)及び色差信号(U、V)が形成される。この輝度信
号及び色差信号は、(Y:U:V)が(4: 4 :4
)のサンプリング周波数を有している。
(4:4:4)のディジタルコンポーネント信号は、情
報量が多いので、レート変換回路4により、(3:1:
O)のサンプリングレートで且・つ時分割多重信号に変
換される。即ち、輝度信号のサンプリング周波数が(3
/4)とされ、色差信号のサンプリング周波数が(1/
4)とされると共に、色差信号のU及び■がライン順次
の信号とされる。
し・−ト変換回路4の出力信号がブロック化回路5に供
給され、テレビジョン走査の順序の信号が画像ブロック
の順序の信号に変換される。
この実施例では、第2図に示すように、連続する2フレ
ームの画面で同一の位置を占める(4ライン×4画素)
の2個の領域All及びA12が1画像ブロックを構成
し、1画像ブロックには、32個の画素が含まれる。ま
た、ブロック化回路5では、入力信号中のブランキング
期間が取り除かれると共に、有効データが連続するもの
とされ、データの系列中にデータ欠如期間が形成される
1ライン中に858サンプル含まれ、その内の有効デー
タが720サンプルであり、■フレームのライン数が5
25ラインであり、その内の有効ライン数が488であ
るので、2フレ一ム期間のデータ数及び有効データ数は
、下記のようになる。
有効データ数: 720 x488 x2 =702,
7202フレ一ム期間のデータ数: 858 X525 X2 =900,720ブロック化
回路5は、4フレームメモリにより構成され、2フレ一
ム期間の有効データのみが2フレームメモリに書き込ま
れると共に、他の2フレームメモリから画像ブロックの
順序に変換された有効データが読み出される。2フレー
ムメモリの読み出しアドレスを画像ブロックの1唾序と
することにより、走査線の順序をブロックの順序に変換
することができる。従って、ブロック化回路5の出力信
号9には、次式のように、231H(H;水平周期)の
データ欠如期間が含まれる。
(900,900−702,720) +858−23
1Hブロック化回路5の出力信号がADRCエンコーダ
6に供給される。ADRCエンコーダ6では、画像ブロ
ック毎の最大値MAX、最小値M I N。
両者の差であるダイナミックレンジDRが検出され、ダ
イナミックレンジDRに適応して可変長の符号化がなさ
れ、また、駒落とし処理がなされる。
例えば4個のしきい値Tl、T2.T3.T4(T4<
T3<T2<TI)が設定される。画像ブロックのダイ
ナミックレンジDRが(0≦DRくT4)の場合には、
割り当てビット数が0とされ、画像ブロックの最大値M
AX及び最小値MINのみが伝送される。(T4≦DR
<T3)の時には、割り当てビット数が1ビツトとされ
る。
(T3≦DR<T2)の時には、割り当てビット数が2
ビツトとされる。(T2≦DR<Tl)の時には、割り
当てビット数が3ビツトとされる。
(Tl≦DR<255)の時には、割り当てビット数が
4ビツトとされる。これらの4個のしきい値の組を指定
するためのコードとしては、輝度信号用のしきい値コー
ドYTHRと色信号用のしきい値コードCTHRとがあ
る。
このように、0〜4ビツトの可変長ADRCの符号化を
行う場合に、2フレ一ム期間の情報量が所定値を超えな
いように、バッフプリングの処理がされる。バッファリ
ングは、2フレ一ム期間のダイナミックレンジDRの発
生度数を求め、このダイナミックレンジDRの発生度数
の分布から最適なしきい値T1〜T4を決定し、更に、
次の処理に備えるためにダイナミックレンジDRの度数
が格納されているメモリをクリ′アする一連の処理から
なる。このバッファリングにより決定されたしきい値を
使用して、可変長ADRCの符号化が実行される。
ブロック化回路5の出力信号は、画像ブロックの順序に
変換された2フレームの有効データからなり、ADRC
エンコーダ6では、データ有効期間に、ダイナミックレ
ンジDRの度数を収集し、上述のデータ欠如区間におい
て、積算形の度数分布表の作成、しきい値の決定及びメ
モリのクリアの処理を行う。次に、しきい値により、可
変長のADRC符号化を行う。
また、ADRCエンコーダ6では、静止画ブロフクの場
合に、1ブロツクを構成する二つの領域All及びA1
2の平均値を形成し、この平均値を二つの領域に代えて
符号化する駒落とし処理がなされる。駒落とし処理によ
り、静止画プロ・ンクの場合に画像データの情報量がη
に圧縮される。
静止画ブロックか動画ブロックかを示す動き検出フラグ
MDTが形成される。
ADRCエンコーダ6の出力信号は、各画素と対応する
コード信号(ビットプレーンB P Lと称する)と付
加的データとからなる。付加的データには、画像ブロッ
ク毎の動き検出フラグM D T、ダイナミックレンジ
DR,最小値MIN、輝度信号及び色差信号の夫々のし
きい値YTHR,CTHR1画像ブロック番号、2フレ
一ム識別信号DBFR等が含まれる。1ブロツクの画素
数は、静止画の場合に16、動画の場合に32である。
従って、ビットブレーンB P 1.、のデータ量は、
ビット長に応じて第3図に示すように、最小でOバイト
、最大で16バイトとなる。
ADRCエンコーダ6の出力信号がフレーム化回路7に
供給され、フレーム構成のデータに変換される。フレー
ム化回路7の出力信号がエラー訂正符号のパリティ発生
回路8に供給され、例えば積符号の構成のエラー訂正符
号の符号化がなされる。パリティ発生回路8の出力信号
がディジタル変調回路9に供給され、ディジタル変調の
処理を受ける。ディジタル変調回路9の出力信号が並列
→直列変換回路10に供給され、並列→直列変換回路1
0の出力に直列データの記録信号が得られる。
この記録信号は、磁気テープに回転ヘッドが接して、記
録及び再生を行うテープトランスボート11に供給され
、テープ上に記録される。また、テープから再生された
再生信号が再生アンプ等を介して直列→並列変換回路1
2に供給されることによって並列の信号とされてディジ
タル復調回路13に供給され、ディジタル復調の処理が
される。
ディジタル復調回路13の出力信号がTBC(時間軸補
正装置)14に供給される。TBC14の出力信号がエ
ラー訂正回路15に供給され、エラー訂正符号により、
エラーが訂正される。エラー訂正回路15からは、訂正
後のデータ及びエラーの有無を示すエラーフラグが発生
する。
エラー訂正回路15の出力信号が後述するフレーム分解
回路16に供給される。フレーム分解回路16により、
ビットプレーン、付加的データ及びエラーフラグが分離
され、このフレーム分解回路16の出力信号がADRC
デコーダ17に供給される。ADRCデコーダ17では
、付加的データを使用してビットブレーンの復号がされ
、各画素と対応する8ビツトの復元データが得られる。
ADRCデコーダ17の出力信号がブロック分解回路1
8に供給される。
ブロック分解回路18は、画像ブロックの順序の各画素
のデータをテレビジョン信号の走査順序の信号に変換す
る。ブロック分解回路18からは、各画素と対応して8
ビツトのコード信号である画素データと、各画素のエラ
ーの有無を示すエラーフラグと、動き検出コードとが発
生する。動き検出コードは、静止画ブロックか動画ブロ
ックかを示す信号であり、付加的データから分離された
ものである。静止画ブロックの場合には、ADRCエン
コーダ6において、1ブロツクを構成する2個の領域A
ll及びAl1に代えて両者の平均値が符号化される防
落とし圧縮がされている。
ブロック分解回路18の出力信号がスムージング回路1
9に供給される。スムージング回路19では、防落とし
圧縮されている静止画ブロックに関して、補間がされ、
1個の領域が2個の領域のデータとして使用される。こ
れと共に、静止画ブロックが連続した時に、ブロック間
の画像の繋がりが不自然になることを防止する平滑化の
処理がなされる。スムージング回路19の出力には、画
素データ及びエラーフラグが発生し、これらの出力信号
がエラー修整回路20に供給される。エラー修整回路2
0では、エラーデータが時間的及び空間的に相関を持つ
他の正しいデータにより補間される。
エラー修整回路20の出力信号がレート変換回路21に
供給される。レート変換回路21により、(3:1:0
)の時分割多重信号が(4: 4 :4)のコンポーネ
ント信号に変換される。レート変換回路21の出力信号
(輝度信号Y1色差信号U、V)がディジタルマトリッ
クス回路22に供給され、3原色信号(R,G、B)に
変換される。
D/A変換器23により、3原色信号がアナログの3原
色信号に変換され、出力端子24に取り出される。
b、フレーム化回路 フレーム化回路7は、複数のメモリブロックから構成さ
れ、各メモリブロックは、二つのメモリからなる所謂ダ
ブルバンクの構成とされている。
各メモリブロックには、ADRCエンコーダ6の出力信
号が別個に書き込まれ、また、各メモリブロックから制
御されたタイムスロンドでデータが読み出されることに
より、バイトデータ系列がフレーム化回路7から出力さ
れる。
フレーム化回路7にADRCエンコーダ6から供給され
る人力信号について、最初に説明する。
これらの入力信号は、第4図に示すタイミング信号と同
期して供給される。第4図において、FRIDは、フレ
ーム周期で反転するフレームIDであり、DBFRは、
2フレ一ム周期で反転する2フレーム10であり、DT
ENは、データの有効期間を示すデータイネーブル信号
であり、BLKPは、ブロック周期のブロックパルスで
ある。2フレームIDは、高速再生時には、破線で示す
波形となる。フレーム化回路7の各メモリブロックの一
方のメモリバンクは、2フレ一ム期間に書き込み動作を
行い、次の2フレ一ム期間で読み出し動作を行う。他方
のメモリバンクは、一方のメモリバンクと逆の位相で書
き込み動作及び読み出し動作を行う。
YTHR及びCTHR:これらのしきい値コードは、共
にADRCエンコーダ6のバッファリングの結果、2フ
レーム毎に1個の値が定まる5ビツトのコードである。
しかし、ADRCエンコーダ6から出力される時には、
各々の画像ブロックに付いている。なお、輝度信号Yの
画像ブロックには、YTHR,色信号Cの画像ブロック
には、CTHRが付いている。
フレーム化回路では、これらのしきい値コードYTHR
及びCTHRを単にデータとして扱うが、ブロック分解
回路では、各画像ブロックのBTL(ビット長データ)
を復元するために、これらのしきい値コードとダイナミ
ックレンジDRとが使用される。その理由は、BTLが
フレーム化回路からフレーム分解回路に伝送されないこ
とによる。
また、ノーマル再生時には、2フレームに付き定まった
1個づつのY T HR及びCTHRが2フレーム内の
全ての画像ブロックのBTLを出すために使われるので
、YTHR及びCTHRは、非常に重要なコードである
YCID:画像ブロックがY信号のブロックか、C信号
のブロックかを示す1ビツトのフラグである。
MDT ?画像ブロックが防落としされているかどうか
を示す2ビツトの動き検出フラグである。MDTが(0
0)の時には、静止ブロックであって、防落としされて
いることを意味し、これが(11)の時には、動きブロ
ックであって、防落・とじされていないことを意味する
。サブサンプリングを併用している場合には、補間フィ
ルタの選択信号としても使用される。フレーム化回路及
びフレーム分解回路は、共に、このフラグをデータとし
て扱うだけでなく、コントロール系回路の入力信号とし
ても使用する。具体的には、各画像ブロックの有効B 
P Lのバイト数を求める時に使う。
DR:画像ブロック内の振幅を表す8ビツトのダイナミ
ックレンジのデータである。フレーム化回路では、DR
を単にデータとして扱うだけであるが、フレーム分解回
路では、各画像ブロックのビット長を出すために、YT
HRとCTHRと組み合わせて使う。
MIN:画像ブロック内の振幅の最小値を示す8ビツト
のデータである。
BPL3〜BPLO:ビットプレーンを示し、各画素の
符号化コード信号である。有効、無効の区別なく、4ビ
ット並列に入力される。有効なりPLは、MDT及びB
TLにより定まる。第5図及び第6図において、斜線を
付した部分は、有効なりPLを示すもので、第5図は、
駒落とし処理がされた画像ブロックのBPLを示し、第
6図は、駒落とし処理がされない画像ブロックのBPL
を示す。
第5図A及び第6図Aに示すように、(BTL=0)の
場合には、有効ビットが全く無い。画像ブロックの(4
X4X2=32画素)の各画素が4ビツトの符号化コー
ドを有し、BPL3が符号化コードの最上位ビット(M
SB)の集合であり、BPL2が符号化コードの第2番
目のビットの集合であり、BPL 1が符号化コードの
第3番目のビットの集合であり、BPLOが符号化コー
ドの第4番目のビット、即ち、最下位ビット(LSB)
の集合である。駒落としされた画像ブロックは、166
画素構成されている。
(BTL=1)の場合には、第5図B及び第6図Bに夫
々示すように、有効データが夫々16ビツト及び32ビ
ツトである。(BTL=2)の場合には、第5図C及び
第6図Cに夫々示すように、有効データが夫々32ビツ
ト及び64ビツトである。(BTL=3)の場合には、
第5図B及び第6図Bに夫々示すように、有効データが
夫々48ビツト及び96ビツトである。(BTL=4)
の場合には、第5図り及び第6図りに夫々示すように、
有効データが夫々64ビツト及び128ビツトである。
BTL:1画素当たりの有効ビット数を示すビット長デ
ータである0画像ブロックのダイナミックレンジDRと
しきい値コードTHRから画像ブロック毎に定まる。0
から3迄の値をとる。
BKAD:画像ブロックのシリアル番号を示すフレーム
化回路は、後段で、オーバーヘッドが容易に付けられる
ように、オーバーヘッド領域を空けてシンクブロックが
連続するデータバイト列DTを出力する。データバイト
列DTは、画像有効符号(VDT、DR,MIN、有効
BPL)だけでなく、1シンクブロツクにつき1個だけ
付加されるYTHR,CTHR,DBFR,BP 10
がある。これらの付加的符号は、フレーム分解回路の動
作のための補助的手段として重要である。
更に、タイミングコントロール信号として、FRID、
5YNP (シンクパルス)が出力される。
5YNPは、回路内でのシンクブロックの同期信号であ
る。出力側のFRIDは、5YNPと同期している。
第7図を参照して符号の配列について説明する。
第7図Aに示すタイミング信号FR[Dで規定される2
フレ一ム周期には、第7図Bに示すように、8個のセグ
メントが含まれる。1セグメントには、シンクパルス5
YNP (第7図C)と同期した(184+12=19
6)個のシンクブロックが含まれる。184個のシンク
ブロックが画像符号領域及び付加符号領域のある有効シ
ンクブロックであり、後ろの12個のシンクブロックが
エラー訂正符号のパリティが含まれる無効シンクブロッ
クである。1シンクブロツクの長さが156バイトとさ
れ、1シンクブロツク内に、16個の画像ブロックのデ
ータが挿入される。
タイミング信号FRIDの1周期内の第1番目から第7
番目のセグメントは、夫々第7図りに示すデータ構成を
有し、第7番目のセグメントは、第7図已に示すデータ
構成を存する。シンクブロックは、そのデータ配列によ
り、Aタイプ、Blタイプ、82タイプの3種類に区別
される。Blタイプが主要なものである。第1番目から
第7番目のセグメントの(4X46=184)個の有効
シンクブロックは、最初と最後に夫々位置する5個のA
タイプのシンクブロックと、中間に配された174個の
Blタイプのシンクブロックとからなる。PTOは、水
平方向に整列するデータに関してのエラー訂正符号のパ
リティであり、PT2は、垂直方向に整列するデータに
関してのパリティである。第8番目のセグメントの有効
シンクブロックは、最初と最後に夫々位置するAタイプ
のシンクブロックと、中間に配されたBlタイプ及び8
2タイプのシンクブロックとからなる。
第7図Fは、81タイプのシンクブロックのデータ構成
を示し、第7図Hは、82タイプのシンクブロックのデ
ータ構成を示し、第7図1は、Aタイプのシンクブロッ
クのデータ構成を示す、シンクブロックは、その先頭に
シンクパターン(SYNC)とIDとを有する。IDは
、2フレ一ム期間に含まれる(8x196=1568)
個のシンクブロックに対して付された一連の番号(シン
クブロック番号)である。また、IDの後のシンクブロ
ックの先頭の部分が第T図Gに拡大して示されている。
シンクブロックの符号配列の原則について説明する。シ
ンクブロックの中で、エラー訂正符号のパリティが付加
されるオーバーヘッド部分を除いた部分は、画像符号領
域と付加符号領域とに分けられる0画像符号領域には、
MDT、DR,MIN、BPLが含まれ、付加符号領域
には、DBFR,YTHR,CTHR,BPIDが含ま
れる。
付加符号領域は、タイプの違いと無関係にシンクブロッ
クの先頭付近に位置し、第7図Gに示す構成を有してい
る。
ADRCエンコーダの出力の中で、MDT、DR,MI
Nは、重要語として、画像符号領域の中の所定の位置に
配置されている。第7図F及び第7図Gに示すように、
4個の画像ブロックのMDT(計1バイト)の後に、4
個の画像ブロックの夫々のDR,MINが位置している
。これらのMDT、DR,MINは、3バイト間隔で位
置している。一つの有効シンクブロック内には、計16
個の画像ブロックのMDT、DR,MINが含まれてい
る。他の重要語としては、付加符号であるYTHR,C
THR,BPIDがある。これらの重要語に対しては、
特別にパリティが付加され、エラーの影響が軽減されて
いる。PTIが重要語に対するエラー訂正符号のパリテ
ィである。
画像符号領域の中で、重要語により占められた部分を除
く他の部分には、ビットブレーンBPLが位置する。
重要語で埋められていない画像符号領域に、有効なりP
Lが2フレームの全体にわたって、順に詰められている
第7図Gにおいて、BPIDは、そのシンクブロックの
最初のBPLのID信号である。15ビツトのBPID
Iは、このBPLの属する2フレーム内の画像ブロック
の番号を示し、BPID2は、画像ブロック内での各バ
イトに付された番号(サブブロック番号)を示す。付加
符号領域の最初の1バイトがBAIとされ、以下、第2
番目、第3番目、第4番目の夫々のバイトがBA2、B
A3、BA4とされている。この付加符号領域のデータ
構成は、Aタイプ、Blタイプ、82タイプの間で同一
である。Aタイプの有効シンクブロックには、第7図1
に示すように、MDT、DR。
M(Nが含まれず、Blタイプのシンクブロックには、
第7図Fに示すように、MDT、DR,MINが含まれ
る。この2種類の有効シンクブロックの個数を調整して
、有効な符号が入らない無駄なMDT、DR,MINの
スロットが減らされている。更に、MDT、DR,MI
Nのスロットを部分的に有する82タイプ(第7図Hに
示される)の有効シンクブロックも入れて、無駄なMD
T、DR,MINを完全になくすことは、容易である。
フレーム化回路7には、動き検出フラグVDT、ダイナ
ミックレンジDR,最小値MIN、ビット長コードBT
L、ビットプレーンBPL、ブロック番号を示す識別コ
ードBPID及び2フレ一ム期間毎に反転するフレーム
DBFRの夫々に専用のメモリブロックが設けられてい
る。また、しきい値コードTHRが供給されるレジスタ
が設けられている。これらのメモリブロックに対して、
ADRCエンコーダ6からの上述の符号が書き込まれ、
また、第7図に示されるように、所定のタイムスロット
で各符号が位置するように、メモリブロックから各符号
が読み出される。
C6変形例 上述の実施例では、フレーム分解回路での画素コードの
伝播エラーをリフレッシュするために、シンクブロック
内の最初の画像ブロックの番号を識別コードBPIDと
して挿入している。しかしながら、2フレ一ム期間に発
生した画素コードBPLをフレーム化回路のメモリに書
き込む時のアドレスを連続したものとし、BPIDを挿
入しな(でも良い。
また、ダイナミックレンジの情報として、ダイナミック
レンジDR及び最小値MINを伝送しているが、ダイナ
ミックレンジDR,i小値M I N及び最大値MAX
の中の任意の二つを伝送すれば良い。
更に、画像ブロックが静止ブロックか動きブロックかを
区別するためのしきい値を可変することで発生情報量を
制御する処理と上述のしきい値THRによる制御と併用
するバッファリング方式に対してもこの発明は、適用で
きる。
[発明の効果] この発明に依れば、動き検出フラグMDT、ダイナミッ
クレンジDR,最小値MINが各シンクブロックの所定
の位置(タイムスロット)に挿入されているので、再生
側で、これらの重要語に伝播エラーが発生することが防
止できる。また、重要語のエラーに対する保護を強化す
るために、これらの重要語に専用のパリティを付加する
ことが容易である。更に、重要語に伝播エラーが発生し
ないので、重要語を使用して、画素コードがエラーであ
る画像ブロックのエラー修整を行うことが可能となる利
点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を適用できる記録再生回路の一例のブ
ロック図、第2図及び第3図は画像ブロック及びビット
ブレーンの説明に用いる路線図、第4図はフレーム化回
路に供給されるタイミング信号の波形図、第5図及び第
6図はビットブレーンを詳細に示す路線図、第7図はフ
レーム化回路の出力信号の説明に用いる路線図である。 図面における主要な符号の説明 6:ADRCエンコーダ、 7:フレーム化回路、 17:ADRcデコーダ。 代理人 弁理士 杉 浦 正 知

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ディジタル画像信号を画像ブロックに分解し、上記画像
    ブロック毎に動きに応じた駒落とし処理と上記画像ブロ
    ックのダイナミックレンジに応じた可変長符号化処理と
    上記ディジタル画像信号の所定期間に発生するデータ量
    が所定値を超えないように、画素コードのビット長をし
    きい値で制御するバッファリング処理とを行う符号化回
    路からの信号が供給され、シンクブロックが連続する出
    力信号を発生するフレーム化回路において、上記画像ブ
    ロックの動き検出フラグと、上記ダイナミックレンジ情
    報と、上記発生データ量の制御のために、上記所定期間
    毎に定まる制御用データとが上記シンクブロック内の所
    定の位置に挿入されるようにしたことを特徴とするフレ
    ーム化回路。
JP32465288A 1988-12-22 1988-12-22 フレーム化回路 Expired - Fee Related JP2748472B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32465288A JP2748472B2 (ja) 1988-12-22 1988-12-22 フレーム化回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32465288A JP2748472B2 (ja) 1988-12-22 1988-12-22 フレーム化回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02170686A true JPH02170686A (ja) 1990-07-02
JP2748472B2 JP2748472B2 (ja) 1998-05-06

Family

ID=18168214

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32465288A Expired - Fee Related JP2748472B2 (ja) 1988-12-22 1988-12-22 フレーム化回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2748472B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0553980A2 (en) * 1992-01-27 1993-08-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method for magnetic recording and reproducing of video signals
US8355452B2 (en) 2006-02-27 2013-01-15 Sharp Laboratories Of America, Inc. Selective frame dropping for initial buffer delay reduction

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0553980A2 (en) * 1992-01-27 1993-08-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method for magnetic recording and reproducing of video signals
EP0553980A3 (ja) * 1992-01-27 1994-04-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd
US8355452B2 (en) 2006-02-27 2013-01-15 Sharp Laboratories Of America, Inc. Selective frame dropping for initial buffer delay reduction

Also Published As

Publication number Publication date
JP2748472B2 (ja) 1998-05-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2900385B2 (ja) フレーム化回路及び方法
JP3360844B2 (ja) ディジタル画像信号の伝送装置およびフレーム化方法
EP0778703A2 (en) Variable length code recording/playback apparatus
JPH06284377A (ja) ディジタル画像信号のコンシール装置
JPH0793584B2 (ja) 符号化装置
KR0137736B1 (ko) 디지틀 영상신호의 처리장치
US5692092A (en) Recording and playback system for variable speed playback wherein more a.c. coefficients are allotted to the macroblocks in the central part of an image frame
JP3089475B2 (ja) ディジタル画像信号の符号化装置
JP2522261B2 (ja) ディジタル画像信号の符号化装置及び符号化方法
JPH02170686A (ja) フレーム化回路
JP2897228B2 (ja) フレーム化回路及び方法
JP2676747B2 (ja) フレーム化回路
JP2897229B2 (ja) フレーム化回路及び方法
JP3326828B2 (ja) ディジタル画像信号受信/再生装置
JP3291785B2 (ja) ブロック変換符号化データの伝送装置
JP2789584B2 (ja) 高能率符号化装置
JPS6370682A (ja) コンポ−ネント信号の高能率符号化装置
JP2715418B2 (ja) エラー訂正符号化装置
JP3902032B2 (ja) ブロック変換符号化データの伝送装置
JP2715468B2 (ja) ディジタル信号の再生装置
JP2966412B2 (ja) 画像信号のブロック化回路
JP3161110B2 (ja) ディジタルビデオ信号の高能率符号化装置
JP2985586B2 (ja) 記録再生装置
JP3343132B2 (ja) ディジタル映像信号の符号化装置および復号化装置
JP3723262B2 (ja) Vitc挿入により消失した画像符号化データを復元するためのチェックデータ挿入方法および装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees