JPH02170187A - デイスプレイボード装置 - Google Patents
デイスプレイボード装置Info
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- JPH02170187A JPH02170187A JP32652388A JP32652388A JPH02170187A JP H02170187 A JPH02170187 A JP H02170187A JP 32652388 A JP32652388 A JP 32652388A JP 32652388 A JP32652388 A JP 32652388A JP H02170187 A JPH02170187 A JP H02170187A
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- display board
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Landscapes
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
- Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
この発明は、電気的黒板装置や電気的メツセージボード
装置などとして用いるディスプレイボード装置に関する
。
装置などとして用いるディスプレイボード装置に関する
。
「従来の技術」
ボード上に文字や絵などを書き、かつ書いた文字や絵な
どを消去するディスプレイボード装置で、電気的なもの
としては、いわゆる電子黒板がある。
どを消去するディスプレイボード装置で、電気的なもの
としては、いわゆる電子黒板がある。
ただし、従来の電子黒板と呼ばれるものは、マーカーペ
ンによってボード上に文字や絵などを書き、かつ布製の
マットでボード上をこすることによって文字や絵などを
消去するものであって、文字や絵などの表示および消去
そのものを電気的に行うものではなく、単にボード上に
表示された文字や絵などを電気的にコピーすることがで
きるというものである。
ンによってボード上に文字や絵などを書き、かつ布製の
マットでボード上をこすることによって文字や絵などを
消去するものであって、文字や絵などの表示および消去
そのものを電気的に行うものではなく、単にボード上に
表示された文字や絵などを電気的にコピーすることがで
きるというものである。
「発明が解決しようとする課題」
このように、従来の電子黒板と呼ばれるディスプレイボ
ード装置は、マーカーペンによってボード上に文字や絵
などを書き、これを電気的にコピーし、布製のマットで
ボード上をこすることによって文字や絵などを消去する
ので、必然的にペンと消去用マットが消耗品となり、不
経済であるとともに、インクのにおいやゴミが発生し、
衛生上や健康上も良くない欠点がある。また、表示でき
る色や色調がペンの種類によって限定され、色や色調を
変えるにはペンを変えなければならないとともに、表示
が見にくい欠点もある。
ード装置は、マーカーペンによってボード上に文字や絵
などを書き、これを電気的にコピーし、布製のマットで
ボード上をこすることによって文字や絵などを消去する
ので、必然的にペンと消去用マットが消耗品となり、不
経済であるとともに、インクのにおいやゴミが発生し、
衛生上や健康上も良くない欠点がある。また、表示でき
る色や色調がペンの種類によって限定され、色や色調を
変えるにはペンを変えなければならないとともに、表示
が見にくい欠点もある。
そこで、この発明は、電気的黒板装置や電気的メツセー
ジホード装置などとして用いるディスプレイボード装置
において、ペンや消去用マットの消耗を防止することが
でき、においやゴミの発生を防止することができ、ペン
を変えな(でも表示される色や色調を変えることができ
るとともに、鮮明で視角依存性のない見やすい表示が得
られるようにしたものである。
ジホード装置などとして用いるディスプレイボード装置
において、ペンや消去用マットの消耗を防止することが
でき、においやゴミの発生を防止することができ、ペン
を変えな(でも表示される色や色調を変えることができ
るとともに、鮮明で視角依存性のない見やすい表示が得
られるようにしたものである。
「課題を解決するための手段」
請求項1の発明においては、特殊なディスプレイボード
と電気ペンとを設ける。デイスプレィボートは、透明絶
縁基板中に、その面方向に微細なピッチで配列し、その
厚み方向に貫通させて、微細な多数の透明電極を、それ
ぞれ表示電極として埋め込んだ前面ボートを備え、この
前面ボードと対向電極との間にエレクトロクロミック材
料を介在させた、エレクトロクロミックディスプレイ構
成のものである。電気ペンは、このディスプレイボード
の対向電極との間に対向電極に対して正または負の電圧
が印加される導体を有し、その導体をディスプレイボー
ドの透明電極に接触させながらディスプレイボードの前
面ボードを走査することによって、その走査軌跡をデイ
スプレィボート上に表示するものである。
と電気ペンとを設ける。デイスプレィボートは、透明絶
縁基板中に、その面方向に微細なピッチで配列し、その
厚み方向に貫通させて、微細な多数の透明電極を、それ
ぞれ表示電極として埋め込んだ前面ボートを備え、この
前面ボードと対向電極との間にエレクトロクロミック材
料を介在させた、エレクトロクロミックディスプレイ構
成のものである。電気ペンは、このディスプレイボード
の対向電極との間に対向電極に対して正または負の電圧
が印加される導体を有し、その導体をディスプレイボー
ドの透明電極に接触させながらディスプレイボードの前
面ボードを走査することによって、その走査軌跡をデイ
スプレィボート上に表示するものである。
請求項2の発明においては、上記のディスプレイボード
および電気ペンのほかに特殊な消去用電気マットを設け
る。この消去用電気マントは、ディスプレイボードの対
向電極との間に対向電極に対して上記の電気ペンの導体
に印加される電圧とは逆の極性の電圧が印加される導体
を有し、その導体をディスプレイボードの透明電極に接
触させながらディスプレイボードの前面ボードを走査す
ることによって、上記の走査軌跡を消去するものである
。
および電気ペンのほかに特殊な消去用電気マットを設け
る。この消去用電気マントは、ディスプレイボードの対
向電極との間に対向電極に対して上記の電気ペンの導体
に印加される電圧とは逆の極性の電圧が印加される導体
を有し、その導体をディスプレイボードの透明電極に接
触させながらディスプレイボードの前面ボードを走査す
ることによって、上記の走査軌跡を消去するものである
。
「作 用」
上記のように構成された請求項1の発明のディスプレイ
ボード装置においては、電気ペンの導体をディスプレイ
ボードの前面ボードの透明電極に接触させることによっ
て、その接触させた点における透明電極と対向電極との
間に所定の極性の電圧が印加されて、その接触させた点
においてエレクトロクロミック材料の着色物質が酸化ま
たは還元されて着色され、エレクトロクロミック材料は
メモリ特性を有するので、この状態で電気ペアによって
前面ボードを走査することによって、ディスプレイボー
ド上に文字や絵などが表示される。
ボード装置においては、電気ペンの導体をディスプレイ
ボードの前面ボードの透明電極に接触させることによっ
て、その接触させた点における透明電極と対向電極との
間に所定の極性の電圧が印加されて、その接触させた点
においてエレクトロクロミック材料の着色物質が酸化ま
たは還元されて着色され、エレクトロクロミック材料は
メモリ特性を有するので、この状態で電気ペアによって
前面ボードを走査することによって、ディスプレイボー
ド上に文字や絵などが表示される。
そして、特殊な電気ペンを使用するので、ペンが消耗し
たり、においを発生することがない。また、ディスプレ
イボードは前面ボードを特殊な構成にしたエレクトロク
ロミンクデイスプレィであるので、電気ペンの導体に印
加される電圧を変化させることによって表示される色調
を変化させることができ、エレクトロクロミック材料に
よっては電気ペンの導体に印加される電圧を変化させる
ことによって表示される色を変化させることかできると
ともに、鮮明で視角依存性のない見やすい表示が得られ
る。
たり、においを発生することがない。また、ディスプレ
イボードは前面ボードを特殊な構成にしたエレクトロク
ロミンクデイスプレィであるので、電気ペンの導体に印
加される電圧を変化させることによって表示される色調
を変化させることができ、エレクトロクロミック材料に
よっては電気ペンの導体に印加される電圧を変化させる
ことによって表示される色を変化させることかできると
ともに、鮮明で視角依存性のない見やすい表示が得られ
る。
さらに、ディスプレイボードはメモリ機能を有するが、
エレクトロクロミック材料によってはメモリ時間を数時
間程度の短かいものにすることができるので、エレクト
ロクロミンク材料の選択によって特別の消去手段がなく
ても着色から数時間程度ないしそれ以上径た時にディス
プレイボード上の表示を自然に消去させることができる
。
エレクトロクロミック材料によってはメモリ時間を数時
間程度の短かいものにすることができるので、エレクト
ロクロミンク材料の選択によって特別の消去手段がなく
ても着色から数時間程度ないしそれ以上径た時にディス
プレイボード上の表示を自然に消去させることができる
。
上記のように構成された請求項2の発明のディスプレイ
ボード装置においては、特に、消去用電気マントの導体
をディスプレイボードの着色された点における透明電極
に接触させることによって、その接触させた点における
透明電極と対向電極との間に所定の極性の電圧が印加さ
れて、その接触させた点においてエレクトロクロミック
材料の着色物質が還元または酸化されて脱色し、この状
態で消去用電気マントによって前面ボードを走査するこ
とによって、ディスプレイボード上に表示された文字や
絵などが消去される。
ボード装置においては、特に、消去用電気マントの導体
をディスプレイボードの着色された点における透明電極
に接触させることによって、その接触させた点における
透明電極と対向電極との間に所定の極性の電圧が印加さ
れて、その接触させた点においてエレクトロクロミック
材料の着色物質が還元または酸化されて脱色し、この状
態で消去用電気マントによって前面ボードを走査するこ
とによって、ディスプレイボード上に表示された文字や
絵などが消去される。
そして、特殊な消去用電気マットを使用するので、消去
用マットが消耗したり、ゴミが発生することがない。
用マットが消耗したり、ゴミが発生することがない。
「実施例」
第1図は、この発明のディスプレイボード装置の一例で
、ディスプレイボードに支柱が設けられ、電気ペンのほ
かに消去用電気マットを備える場合である。
、ディスプレイボードに支柱が設けられ、電気ペンのほ
かに消去用電気マットを備える場合である。
すなわち、この例のディスプレイボード装置は、ディス
プレイボード10.4本の支柱21,2223.24、
回路部30、電源プラグ40、電気ペン50および消去
用電気マツトロ0を備える。
プレイボード10.4本の支柱21,2223.24、
回路部30、電源プラグ40、電気ペン50および消去
用電気マツトロ0を備える。
ディスプレイボード10は、特殊な前面ボード11を有
するエレクトロクロミックディスプレイ構成のもので、
その前面ボート11は、透明プラスチック基板や透明ガ
ラス基板などの透明絶縁基板11i中に、微細なITO
電極などの透明電極11cが多数、透明絶縁基板Lli
の面方向に例えば1平方ミリメートル当たり10個程度
ないしそれ以上の微細なピッチで配列され、かつ透明絶
縁基板11iの厚み方向に貫通して、それぞれ表示電極
(前面電極)として埋め込まれて、構成される。
するエレクトロクロミックディスプレイ構成のもので、
その前面ボート11は、透明プラスチック基板や透明ガ
ラス基板などの透明絶縁基板11i中に、微細なITO
電極などの透明電極11cが多数、透明絶縁基板Lli
の面方向に例えば1平方ミリメートル当たり10個程度
ないしそれ以上の微細なピッチで配列され、かつ透明絶
縁基板11iの厚み方向に貫通して、それぞれ表示電極
(前面電極)として埋め込まれて、構成される。
デイスプレィボート10は、スペーサを兼ねる枠体12
の一面に上記の前面ボード11が貼り付けられ、反対側
の面に後部ボード13が取り付けられ、第2図または第
3図に示すように後部ボード13の前面ボード11と対
向する面に対向電極(後部電極)14が被着され、対向
電極14の前面ボート11と対向する面に酸化イリジウ
ム層などの対極層15が形成され、前面ボード11と対
極層15との間にエレクトロクロミック材料が介在され
て構成され、対向電極14が接地される。
の一面に上記の前面ボード11が貼り付けられ、反対側
の面に後部ボード13が取り付けられ、第2図または第
3図に示すように後部ボード13の前面ボード11と対
向する面に対向電極(後部電極)14が被着され、対向
電極14の前面ボート11と対向する面に酸化イリジウ
ム層などの対極層15が形成され、前面ボード11と対
極層15との間にエレクトロクロミック材料が介在され
て構成され、対向電極14が接地される。
第2図の例は、着色物質(狭義のエレクトロクロミック
材料)として酸化タングステン(WO3)が用いられる
場合で、前面ボード11の裏面に酸化タングステン層1
6が5000人程度の厚みで密着して形成されるととも
に、酸化タングステン層16と対極層15との間にイオ
ン供給源としての電解質溶液17として例えば過塩素酸
リチウム・プロピレンカーボネイト溶液が封入される。
材料)として酸化タングステン(WO3)が用いられる
場合で、前面ボード11の裏面に酸化タングステン層1
6が5000人程度の厚みで密着して形成されるととも
に、酸化タングステン層16と対極層15との間にイオ
ン供給源としての電解質溶液17として例えば過塩素酸
リチウム・プロピレンカーボネイト溶液が封入される。
ただし、酸化タングステン層16は第2図のように前面
ボード11の裏面に全面にわたって形成される代わりに
、前面ボード11の裏面のうちの透明電極11cの部分
のみに形成されてもよい。
ボード11の裏面に全面にわたって形成される代わりに
、前面ボード11の裏面のうちの透明電極11cの部分
のみに形成されてもよい。
また、第3図の例は、着色物質としてビオロゲンが用い
られる場合で、前面ボード11と対極層15との間にビ
オロゲンと支持電解質を含むビオロゲン誘導体18が介
在される。
られる場合で、前面ボード11と対極層15との間にビ
オロゲンと支持電解質を含むビオロゲン誘導体18が介
在される。
支柱21〜24および回路部30は、ディスプレイボー
ド10の下端側に取り付けられる。電源プラグ40は、
商用交流電源のコンセントに接続するもので、コート4
4によって回路部30に接続される。
ド10の下端側に取り付けられる。電源プラグ40は、
商用交流電源のコンセントに接続するもので、コート4
4によって回路部30に接続される。
第5図に示すように、回路部30には、上述したディス
プレイボード10の対向電極14の電位とされる接地電
位に対して負の電圧−EOが得られる電圧源35と、接
地電位に対して正の電圧十Emが得られる電圧a36が
設けられる。電圧Eoは一2V〜−1V程度にされ、電
圧十Emは+2V〜+1V程度にされる。
プレイボード10の対向電極14の電位とされる接地電
位に対して負の電圧−EOが得られる電圧源35と、接
地電位に対して正の電圧十Emが得られる電圧a36が
設けられる。電圧Eoは一2V〜−1V程度にされ、電
圧十Emは+2V〜+1V程度にされる。
電気ペン50は、筒状の絶縁体51に棒状の導体52が
、その先端部が絶縁体51の一端から露出する状態で埋
め込まれ、絶縁体51の他端側に可変抵抗器53が設け
られ、第5図に示すように導体52が可変抵抗器53の
調整子53aに接続されて構成され、可変抵抗器53の
両喘がコード54によって回路部30の上述した電圧源
35の両端に接続される。したがって、電源プラグ40
が電源コンセントに接続された状態においては、導体5
2にディスプレイボード10の対向電極14に対して負
の電圧子Epが印加され、かつ可変抵抗器53の調整子
53aを調整することによって、その電圧−Epが−E
oから接地電位までの間で変えられる。
、その先端部が絶縁体51の一端から露出する状態で埋
め込まれ、絶縁体51の他端側に可変抵抗器53が設け
られ、第5図に示すように導体52が可変抵抗器53の
調整子53aに接続されて構成され、可変抵抗器53の
両喘がコード54によって回路部30の上述した電圧源
35の両端に接続される。したがって、電源プラグ40
が電源コンセントに接続された状態においては、導体5
2にディスプレイボード10の対向電極14に対して負
の電圧子Epが印加され、かつ可変抵抗器53の調整子
53aを調整することによって、その電圧−Epが−E
oから接地電位までの間で変えられる。
消去用電気マツトロ0は、第4図にも示すように、板状
の絶縁体61の一面側に板状の導体62が取り付けられ
、絶縁体61の他面側に取っ手63が取り付けられて構
成され、第5図に示すように導体62がコード64によ
って回路部30の上述した電圧源36の正側に接続され
る。したがって、電源プラグ40が電源コンセントに接
続された状態おいては、導体62にディスプレイボード
10の対向電極14に対して正の電圧子Emが印加され
る。
の絶縁体61の一面側に板状の導体62が取り付けられ
、絶縁体61の他面側に取っ手63が取り付けられて構
成され、第5図に示すように導体62がコード64によ
って回路部30の上述した電圧源36の正側に接続され
る。したがって、電源プラグ40が電源コンセントに接
続された状態おいては、導体62にディスプレイボード
10の対向電極14に対して正の電圧子Emが印加され
る。
上述したディスプレイボード装置において、電源プラグ
40を電源コンセントに接続して電気ペン50の導体5
2および消去用電気マツトロ0の導体62に電圧−Ep
および十Emを印加した状態で、電気ペン50を手に持
って、その導体52をディスプレイボード10の前面ボ
ード11の透明電極11cに接触させると、その接触さ
せた点における透明電極11cと対向電極14との間に
電圧−Epが印加されて、第2図の例においては、その
接触させた点において酸化タングステン層16の酸化タ
ングステンが還元されて青色に着色され、第3図の例に
おいては、その接触させた点においてビオロゲン誘導体
18のビオロゲンが還元されて濃青色に着色されて透明
電極11cの裏面に析出する。
40を電源コンセントに接続して電気ペン50の導体5
2および消去用電気マツトロ0の導体62に電圧−Ep
および十Emを印加した状態で、電気ペン50を手に持
って、その導体52をディスプレイボード10の前面ボ
ード11の透明電極11cに接触させると、その接触さ
せた点における透明電極11cと対向電極14との間に
電圧−Epが印加されて、第2図の例においては、その
接触させた点において酸化タングステン層16の酸化タ
ングステンが還元されて青色に着色され、第3図の例に
おいては、その接触させた点においてビオロゲン誘導体
18のビオロゲンが還元されて濃青色に着色されて透明
電極11cの裏面に析出する。
そして、上述したエレクトロクロミック材料はメモリ特
性を有するので、このように着色物質が一度着色される
と、その状態が長時間にわたって保持される。したがっ
て、導体52を前面ボード11に接触させた状態で電気
ペン50によって前面ボード11を走査することによっ
て、ディスプレイボード10上に文字や絵などが表示さ
れる。
性を有するので、このように着色物質が一度着色される
と、その状態が長時間にわたって保持される。したがっ
て、導体52を前面ボード11に接触させた状態で電気
ペン50によって前面ボード11を走査することによっ
て、ディスプレイボード10上に文字や絵などが表示さ
れる。
この場合、電気ペン50の可変抵抗器53の調整子53
aを調整して導体52に印加される電圧Ep、すなわち
透明電極11cに印加される電圧を変化させることによ
って、表示される色調を変えることができる。また、デ
ィスプレイボード10はエレクトロクロミックディスプ
レイ構成であるので、鮮明で視角依存性のない見やすい
表示が得られる。しかも、特殊な電気ペン50を使用す
るので、ペンが消耗したり、においを発生することがな
い。
aを調整して導体52に印加される電圧Ep、すなわち
透明電極11cに印加される電圧を変化させることによ
って、表示される色調を変えることができる。また、デ
ィスプレイボード10はエレクトロクロミックディスプ
レイ構成であるので、鮮明で視角依存性のない見やすい
表示が得られる。しかも、特殊な電気ペン50を使用す
るので、ペンが消耗したり、においを発生することがな
い。
このようにディスプレイボード10上に文字や絵などが
表示された状態で、消去用電気マツトロ0を手に持って
、その導体62をディスプレイボード10の着色された
点における透明電極11cに接触させると、その接触さ
せた点における透明電極Llcと対向電極14との間に
電圧子Emが印加されて、第2図の例においては、その
接触させた点において還元された酸化タングステンが再
酸化されて脱色し、第3図の例においては、その接触さ
せた点において還元されたビオロゲンが再酸化されて脱
色する。
表示された状態で、消去用電気マツトロ0を手に持って
、その導体62をディスプレイボード10の着色された
点における透明電極11cに接触させると、その接触さ
せた点における透明電極Llcと対向電極14との間に
電圧子Emが印加されて、第2図の例においては、その
接触させた点において還元された酸化タングステンが再
酸化されて脱色し、第3図の例においては、その接触さ
せた点において還元されたビオロゲンが再酸化されて脱
色する。
したがって、導体62を前面ボード11に押しつけた状
態で消去用電気マツトロ0によって前面ボード11を走
査することによって、ディスプレイボード10上に表示
された文字や絵などが消去される。この場合、特殊な消
去用電気マツトロ0を使用するので、消去用マットが消
耗したり、ゴミが発生することがない。
態で消去用電気マツトロ0によって前面ボード11を走
査することによって、ディスプレイボード10上に表示
された文字や絵などが消去される。この場合、特殊な消
去用電気マツトロ0を使用するので、消去用マットが消
耗したり、ゴミが発生することがない。
上述した例は、ディスプレイボード10が着色物質とし
て酸化タングステンまたはビオロゲンが用いられた第2
図または第3図に示すようなセル構造で、透明電極11
cに対向電極14に対して負の電圧−Epが印加される
ことによって着色物質が還元されて着色され、透明電極
11cに対向電極14に対して正の電圧子Emが印加さ
れることによって着色物質が酸化されて脱色する場合で
あるが、逆に、ディスプレイボード10のエレクトロク
コミック材料として、着色物質が酸化によって着色され
、還元によって脱色するものを使用し、電気ペン50の
導体52に対向電極14に対して正の電圧を印加し、消
去用電気マツトロ0の導体62に対向電極14に対して
負の電圧を印加するようにしてもよい。
て酸化タングステンまたはビオロゲンが用いられた第2
図または第3図に示すようなセル構造で、透明電極11
cに対向電極14に対して負の電圧−Epが印加される
ことによって着色物質が還元されて着色され、透明電極
11cに対向電極14に対して正の電圧子Emが印加さ
れることによって着色物質が酸化されて脱色する場合で
あるが、逆に、ディスプレイボード10のエレクトロク
コミック材料として、着色物質が酸化によって着色され
、還元によって脱色するものを使用し、電気ペン50の
導体52に対向電極14に対して正の電圧を印加し、消
去用電気マツトロ0の導体62に対向電極14に対して
負の電圧を印加するようにしてもよい。
また、ディスプレイボード10のエレクトロクロミンク
材料として、特殊な有機材料などのように印加電圧の大
きさによって色が変わるものを使用し、電気ペン50の
導体52に印加する電圧を変化させることによって表示
される色を変化させることもできる。
材料として、特殊な有機材料などのように印加電圧の大
きさによって色が変わるものを使用し、電気ペン50の
導体52に印加する電圧を変化させることによって表示
される色を変化させることもできる。
なお、この発明のディスプレイボード装置は電気的黒板
装置や電気的メツセージボード装置などとして用いるこ
とができるが、いずれの用途に用いる場合でも、支柱2
1〜24などを設けて可搬型にしないで、ディスプレイ
ボード10を壁などに取り付けてもよい。
装置や電気的メツセージボード装置などとして用いるこ
とができるが、いずれの用途に用いる場合でも、支柱2
1〜24などを設けて可搬型にしないで、ディスプレイ
ボード10を壁などに取り付けてもよい。
また、ディスプレイボード10はメモリ機能を存するの
で、ディスプレイボード10上に表示された文字や絵な
どを随時消去する装置においては消去用電気マツトロ0
が不可欠であるが、例えば駅などに設けられる電気的メ
ツセージボード装置のようにディスプレイボード10上
に文字や絵などを数時間以上の一定時間継続して表示す
る必要があるものもあり、しかもエレクトロクロミック
材料によってはメモリ時間を数時間程度の短かいものに
することができるので、用途によっては、消去用電気マ
ツトロoを設けることなく、エレクトロクロミック材料
の選択によって着色がら数時間程度ないしそれ以上経た
時にディスプレイボード10上の表示を自然に消去させ
るようにしてもよい。
で、ディスプレイボード10上に表示された文字や絵な
どを随時消去する装置においては消去用電気マツトロ0
が不可欠であるが、例えば駅などに設けられる電気的メ
ツセージボード装置のようにディスプレイボード10上
に文字や絵などを数時間以上の一定時間継続して表示す
る必要があるものもあり、しかもエレクトロクロミック
材料によってはメモリ時間を数時間程度の短かいものに
することができるので、用途によっては、消去用電気マ
ツトロoを設けることなく、エレクトロクロミック材料
の選択によって着色がら数時間程度ないしそれ以上経た
時にディスプレイボード10上の表示を自然に消去させ
るようにしてもよい。
「発明の効果」
上述したように、請求項1の発明によれば、ペンの消耗
やにおいの発生を防止することができ、ペンを変えなく
ても表示される色や色調を変えることができるとともに
、鮮明で視角依存性のない見やすい表示が得られる。し
がも、エレクトロクロミックディスプレイ構成のディス
プレイボードは任意の大きさに作製することができ、複
数のボードを継ぎ合わせてかなり大きなものも作ること
ができるとともに、1木の電気ペンを使用する限りにお
いてはディスプレイボードの大小にががゎらず装置の電
気容量が一定となる。
やにおいの発生を防止することができ、ペンを変えなく
ても表示される色や色調を変えることができるとともに
、鮮明で視角依存性のない見やすい表示が得られる。し
がも、エレクトロクロミックディスプレイ構成のディス
プレイボードは任意の大きさに作製することができ、複
数のボードを継ぎ合わせてかなり大きなものも作ること
ができるとともに、1木の電気ペンを使用する限りにお
いてはディスプレイボードの大小にががゎらず装置の電
気容量が一定となる。
請求項2の発明によれば、特に、ディスプレイボード上
の表示を随時消去することができるとともに、消去用マ
ットの消耗やゴミの発生を防止することができる。
の表示を随時消去することができるとともに、消去用マ
ットの消耗やゴミの発生を防止することができる。
第1図は、この発明のディスプレイボード装置の一例を
示す斜視図、第2図および第3図は、それぞれ、そのデ
ィスプレイボードの一例を示す断面図、第4図は、その
消去用電気マットの一例を示す断面図、第5図は、その
電気ペンおよび消去用電気マットに対する電圧印加回路
の一例を示す接続図である。
示す斜視図、第2図および第3図は、それぞれ、そのデ
ィスプレイボードの一例を示す断面図、第4図は、その
消去用電気マットの一例を示す断面図、第5図は、その
電気ペンおよび消去用電気マットに対する電圧印加回路
の一例を示す接続図である。
Claims (2)
- (1)透明絶縁基板中に、その面方向に微細なピッチで
配列され、その厚み方向に貫通して、微細な多数の透明
電極が、それぞれ表示電極として埋め込まれた前面ボー
ドと、対向電極との間に、エレクトロクロミック材料が
介在された、エレクトロクロミックディスプレイ構成の
ディスプレイボードと、 上記対向電極との間に上記対向電極に対して正または負
の電圧が印加される導体を有し、その導体を上記透明電
極に接触させながら上記前面ボードを走査することによ
って、その走査軌跡を上記ディスプレイボード上に表示
する電気ペンと、 を備えるディスプレイボード装置。 - (2)上記対向電極との間に上記対向電極に対して上記
電気ペンの導体に印加される電圧とは逆の極性の電圧が
印加される導体を有し、その導体を上記透明電極に接触
させながら上記前面ボードを走査することによって、上
記走査軌跡を消去する消去用電気マットを備える、 請求項1に記載のディスプレイボード装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32652388A JPH02170187A (ja) | 1988-12-23 | 1988-12-23 | デイスプレイボード装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32652388A JPH02170187A (ja) | 1988-12-23 | 1988-12-23 | デイスプレイボード装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02170187A true JPH02170187A (ja) | 1990-06-29 |
Family
ID=18188781
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32652388A Pending JPH02170187A (ja) | 1988-12-23 | 1988-12-23 | デイスプレイボード装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02170187A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005124444A1 (ja) * | 2004-06-22 | 2005-12-29 | National University Corporation Oita University | エレクトロクロミックフィルムとその製造方法及びエレクトロクロミックフィルム表示装置 |
-
1988
- 1988-12-23 JP JP32652388A patent/JPH02170187A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005124444A1 (ja) * | 2004-06-22 | 2005-12-29 | National University Corporation Oita University | エレクトロクロミックフィルムとその製造方法及びエレクトロクロミックフィルム表示装置 |
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