JPH02168868A - 複数自由度アクチュエータ - Google Patents

複数自由度アクチュエータ

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JPH02168868A
JPH02168868A JP63321665A JP32166588A JPH02168868A JP H02168868 A JPH02168868 A JP H02168868A JP 63321665 A JP63321665 A JP 63321665A JP 32166588 A JP32166588 A JP 32166588A JP H02168868 A JPH02168868 A JP H02168868A
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JP
Japan
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freedom
degree
oscillators
movers
excited
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Pending
Application number
JP63321665A
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English (en)
Inventor
Masaki Yamaguchi
昌樹 山口
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、関節ロボット等に使用される複数自由度アク
チュエータに関するものである。
[従来技術] 従来の2自由度を有するアクチュエータの一例を第7図
に示す。同図において、Aユニットは、ユニットフレム
40A、モータ41A、ウオームギア42A、ホイール
43A、ギア44A、駆動ギア45Aより構成されてい
る。Bユニットは同様にユニットフレム40B、モータ
41B、ウオ−ムギアイ2B、ホイール43B、ギア4
4B。
駆動ギア45Bより構成される。また各ユニットには変
位検出用ポテンショメータ46Aが取付けられている。
上記構成において、モータ41Aの回転はウオームギア
42A、ホイール43A、ギア44Aから成る減速歯車
装置を介して駆動ギヤ45Aに伝達され、Bユニットは
図中X−X線を軸として回転する。また同様にモータ4
1Bの回転によりBユニットは図中Z−Z線を軸として
回転する。
従来の複数の自由度を有するアクチュエータは、上記例
のように自由度に対応する数の減速歯車装置を必要とす
るので、構造が複雑であり、また機械的剛性が低いとい
う問題点があった。
そこで、減速や駆動のためのギアを使うことなく複数の
自由度を得る事が可能な複数自由度関節装置が特開昭6
2−228392号公報などにより提案されている。提
案された複数自由度アクチュエータでは、駆動力として
超音波表面波モータを利用している。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、前述の複数自由度アクチュエータでは、
共振現象が利用不可能であるため、高トルク化が困難で
あるという欠点を有している。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたも
のであり、減速や駆動のためのギアを使用する事なく、
大出力、高効率動作が可能な複数自由度を得る事ができ
るアクチュエータを提供する事を目的としている。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために本発明は、共振状態で励振さ
れ略楕円振動を発生する複数の超音波振動子と、前記超
音波振動子のうち少なくとも2ケ所以上に圧接された可
動子と、前記超音波振動子と前記可動子とを結合する結
合体とを具備することを特徴とする。
[作用] 上記の構成を有する本発明の複数自由度アクチュエータ
は、共振を利用する超音波振動子の略楕円振動する面に
可動子を当接させる事により、摩擦力による駆動力を受
け、可動子が前記超音波振動子に対し相対的に移動する
。前記超音波振動子と可動子を複数個使用する事により
、複数自由度を得る事ができる。
[実施例] 以下に、本実施例に使用する超音波振動子を具体化した
実施例の一例を第1図乃至第6図を参照して説明する。
まず、この実施例の関節部10を示す第1図及び第2図
を参照して超音波振動子の構成を説明する。第2図にお
ける矢印Aの方向に振動可能な第1励振体に対応する厚
さモードの圧電素子(以下第1圧電素子と称す)12の
上面及び下面には、第2図における矢印Bの方向に振動
可能な第2励振体に対応するすべりモードの棒状の圧電
素子(以下第2圧電素子と称す)13a乃至13dが並
んで配置されている。これらの第1圧電素子12及び第
2圧電素子13a乃至13dの各上下面9a及び9bに
は、図示しない電極が互いに絶縁されて配置されている
。第1及び第2の圧電素子を上下方向から挾むように一
対の振動体14a、14bが配置される。該振動体14
a。
14bは、曲げ振動及びせん断振動の共振周波数が一致
するようにその寸法形状により調整されている。これら
の部材を振動体14a、14b及び第1圧電素子12に
設けた貫通孔を介して固定部材に対応するボルト15及
びナツト16で固定する。前記振動体14a、14bの
端部には、可動子21aが摺動可能に挾まれている。前
記振動体14a、14bにおけるこの摺動面は振動面に
対応している。尚、第1図では便宜的に可動子21aを
振動体14a、14bよりはずした状態を示している。
以上のように構成された間接部10の作用を以下に説明
する。
前記超音波振動子11の前記第1圧電素子12の上下面
に取付けられた図示しない電極に交流電圧を印加すると
、前記振動体14a、14bには、第2図における矢印
Aの方向に曲げ振動する定在波が発生する。また第2圧
電素子13a乃至13dの図示しない電極に交流電圧を
印加すると、前起振動体14a、14bには、第2図に
おける矢印Bの方向のせん断振動の定在波が発生する。
第3図にこのせん断振動の定在波における最大変位時の
前記振動体14aの形状を示すもので、定常時において
実線で示す形状の振動体14aが、最大変位時には破線
で示す形状に変形する。第2圧電素子13a乃至13d
の各電極に所定の周波数を有する交流電圧を印加し、前
記振動体14a。
14bを共振させることにより、前記矢印A及び矢印B
の方向の各振動が合成され略楕円振動となる。従って、
前記振動体14a、14bと該振動体14a、14bに
挾持された可動子21aとの間に所定方向の駆動力が生
じる。前記可動子21aと前記超音波振動子11は後述
する結合体22a乃至22dにより相対距離が一定とな
るよう固定されているので可動子21aは超音波振動子
11に対して円運動する。
次に複数自由度アクチュエータ20の全体の構成につい
て、第4図に基いて説明する。同図において、第1図及
び第2図と同じ図番の付された各部材は前記詳述した第
1図及び第2図における各構成部制と同一である事を意
味している。
同図において、振動子11.可動子21a乃至21b、
結合体22a乃至22d、結合体固定ポルl−23a乃
至22dによりユニッl−Aが構成されており、結合体
22e及び結合体22fにより同様の構成を有すユニッ
トB及びユニットCに結合されている。
振動子11の振動体14a及び14bの間には、可動子
21a及び21bが挾持されている。可動子21a及び
21bには結合体固定ボルト23a乃至23dが付けら
れている。前記結合体固定ボルト23a乃至23dと振
動子11の間には、結合体22a乃至22dが回転可能
なように取付けられている。
ユニットB及びユニットCはユニットAと同じ構成を有
している。ユニット数を増やすことによって複数自由度
アクチュエータ20の自由度を大きくすることができる
この構成において、振動子11を励振すると、その振動
体14a及び14bの縁部に略楕円振動が発生し、可動
子21a及び21bには略楕円振動に起因する駆動力が
伝達される。そのため可動子21a及び21bは振動子
11に対して相対的に所定方向に移動する。しかも、前
述のように振動子11に励振される略楕円振動は、第1
圧電素子12と第2圧電素子に印加する交流電圧の制御
によって任意の軌跡をなす可制御のものである。
従って、前記可動子21a及び21bに発生する駆動力
及びその方向は自由に制御できる。このため、負荷変動
の広い範囲で高効率の運転が達成される。
次に本複数自由度アクチュエータに回転の自由度を与え
るための接合部について第5図の(a)及び(b)を参
照して説明する。
上記接合部において、超音波振動子11の振動体14a
及び14bの間には、可動子30が挟持されている。前
記超音波振動子11と前記振動体を連結するために、可
動子30には結合突起31が設けられ、振動体14には
案内溝25a及び25bが設けられており、前記超音波
振動子11が回転可能となワている。前記可動子30の
斜視図を第6図に示す。
このような構成において前記振動子11を励振すると、
その振動体14a及び14bの縁部に略楕円振動が発生
し、前記可動子30には略楕円振動に起因する駆動力が
伝達され、可動子30は振動子11に対して相対的に所
定方向に回転する。
尚、上記実施例は振動子の駆動素子とし圧電体を使用し
たが、これに限定されるものではなく電機エネルギーを
機械エネルギーに変換できるその他の素子、例えば電歪
素子、磁歪素子等を用いてもよい。また、実施例では超
音波振動子の形状を平板状とする例について説明したが
、縦振動1曲げ振動及びせん断振動のいずれかを励振し
、2方向の定在波振動による略楕円振動が発生するもの
ならば、その形状は平板形状に限定されるものではない
。そりの他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変
形が可能である。
[発明の効果] 以上詳述したことから明らかなように、本発明の複数自
由度アクチュエータは、減速や駆動のためのギヤ等を使
用する事なく、大出力、高効率の動作が可能となる。そ
のため、構造が簡単にでき、またバックラッシュ等の影
響もないので、多種の用途に利用できるといった優れた
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図から第6図までは本発明を具体化した実施例を示
すもので、本実施例−間接部の概略を説明する斜視図、
第2図は上記−間接部の分解斜視図、第3図は振動体の
振動の様子を説明する説明図、第4図は本実施例の構成
を説明する側面図、第5図は回転の自由度を与える間接
部を説明する断面図、第6図は上記間接部の可動子を説
明する斜視図である。また第7図は従来の複数自由度ア
クチュエータを示す斜視図である。 図中、12は第1励振体に対応する第1圧電素子、13
a乃至13dは第2励振体に対応する第2圧電素子、1
4a、14bは板状弾性体に対応する振動体、15は固
定部に対応するボルト、21a、21bは可動子、22
a、22dは結合体、24は結合体を構成する結合突起
、25は結合体を構成する案内溝、30は可動子である

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.共振状態で励振され略楕円振動を発生する複数の超
    音波振動子と、 前記超音波振動子のうち少なくとも2ケ所以上に圧接さ
    れた可動子と、 前記超音波振動子と前記可動子とを結合する結合体とを
    具備することを特徴とする複数自由度アクチュエータ。
  2. 2.請求項1記載の複数自由度アクチュエータにおいて
    、 前記超音波振動子は、 板状弾性体と、 該板状弾性体に振動を励振するための第1励振体と、 該第1励振体により励振される振動の方向と異なる方向
    の振動を前記板状弾性体に励振するための第2励振体と
    を具備することを特徴とする複数自由度アクチュエータ
  3. 3.請求項2記載の複数自由度アクチュエータにおいて
    、 前記超音波振動子は、 前記可動子を挾持するように配置された少なくとも2枚
    の板状弾性体と、 該少なくとも2枚の板状弾性体を互いに固定する少なく
    とも1ケ所の固定部材とを具備することを特徴とする複
    数自由度アクチュエータ。
JP63321665A 1988-12-20 1988-12-20 複数自由度アクチュエータ Pending JPH02168868A (ja)

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