JPH02168822A - 車両用電源装置 - Google Patents
車両用電源装置Info
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- JPH02168822A JPH02168822A JP21683789A JP21683789A JPH02168822A JP H02168822 A JPH02168822 A JP H02168822A JP 21683789 A JP21683789 A JP 21683789A JP 21683789 A JP21683789 A JP 21683789A JP H02168822 A JPH02168822 A JP H02168822A
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Landscapes
- Control Of Charge By Means Of Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、バッテリ電圧よりも高い電圧が駆動される高
電圧負荷を良好に作動せしめるとともに、バッテリの充
電も同時に行うことが可能な車両用電源装置に関する。
電圧負荷を良好に作動せしめるとともに、バッテリの充
電も同時に行うことが可能な車両用電源装置に関する。
近年フロントガラスの凍結やりャガラスの凍結において
、氷の付着を素早く溶かずために、フロンI・ガラスに
挿入した電気導体や、リアガラスに埋設された熱線等の
抵抗を用いて、これら導体や抵抗に電流を流し、ガラス
を熱するものがある。
、氷の付着を素早く溶かずために、フロンI・ガラスに
挿入した電気導体や、リアガラスに埋設された熱線等の
抵抗を用いて、これら導体や抵抗に電流を流し、ガラス
を熱するものがある。
例えば、従来のものとして、特開昭63−68444号
公報のものでは、発電機の出力電圧を、変圧器にて高電
圧に変換して、」二記電気導体に供給するものが示され
ている。
公報のものでは、発電機の出力電圧を、変圧器にて高電
圧に変換して、」二記電気導体に供給するものが示され
ている。
ところが、上述した従来のものでは、常に発電機の整流
器がバッテリに接続されているため、電圧調整器により
発電機の出力電圧は、例えば14゜5[V〕に一定とな
るように制御される。
器がバッテリに接続されているため、電圧調整器により
発電機の出力電圧は、例えば14゜5[V〕に一定とな
るように制御される。
そのため、第2図に示す如く、エンジン回転数を上昇さ
せて発電機の回転数を上昇させても、発電機の出力ミノ
jはあまり上がらない。
せて発電機の回転数を上昇させても、発電機の出力ミノ
jはあまり上がらない。
また、上記導体へは、1500[]程度の電力を供給す
る必要があるため、第2図からも明らかな如く、単に回
転数を上昇させただけでは、発電機の出力電力は大きく
ならず、大きくするためには発電機の容量(つまり体格
)を大きくしなければならないという問題点があった。
る必要があるため、第2図からも明らかな如く、単に回
転数を上昇させただけでは、発電機の出力電力は大きく
ならず、大きくするためには発電機の容量(つまり体格
)を大きくしなければならないという問題点があった。
本発明は、上述した問題点を鑑みて、発電機の容量を大
きくすることなく、高電圧負荷へ所定の出力電力を供給
するようにしたものである。
きくすることなく、高電圧負荷へ所定の出力電力を供給
するようにしたものである。
そこで、本発明は、エンジンにより駆動され、かつステ
ーク巻線、励磁巻線および前記ステータ巻線の交流出力
を整流する整流器とを存する発電機と、 この発電機の整流器の出力により充電されるバッテリと
、 前記発電機の出力を昇圧するための昇圧手段と、この昇
圧手段に接続され、かつ前記バッテリ電圧よりも高い電
圧で駆動される高電圧負荷と、投入により、前記昇圧手
段と前記高電圧負荷とを電気的に接続する第1の切換ス
イッチと、この第1の切換スイッチの投入時に、前記整
流器と前記バッテリとの間を接続状態から非接続状態と
する第2の切換スイッチと、 前記第1の切換スイッチの投入時に、エンジンの回転数
を上昇させて、前記発電機の回転数を上昇させる回転数
上昇手段と、 前記高電圧負荷の作動中に、前記発電機の出力もしくは
前記昇圧手段の出力を所定電圧まで下げて、前記バッテ
リに充電するための電圧降圧手段と、 を備えた車両用電源装置を提供するものである。
ーク巻線、励磁巻線および前記ステータ巻線の交流出力
を整流する整流器とを存する発電機と、 この発電機の整流器の出力により充電されるバッテリと
、 前記発電機の出力を昇圧するための昇圧手段と、この昇
圧手段に接続され、かつ前記バッテリ電圧よりも高い電
圧で駆動される高電圧負荷と、投入により、前記昇圧手
段と前記高電圧負荷とを電気的に接続する第1の切換ス
イッチと、この第1の切換スイッチの投入時に、前記整
流器と前記バッテリとの間を接続状態から非接続状態と
する第2の切換スイッチと、 前記第1の切換スイッチの投入時に、エンジンの回転数
を上昇させて、前記発電機の回転数を上昇させる回転数
上昇手段と、 前記高電圧負荷の作動中に、前記発電機の出力もしくは
前記昇圧手段の出力を所定電圧まで下げて、前記バッテ
リに充電するための電圧降圧手段と、 を備えた車両用電源装置を提供するものである。
(作用〕
上述の構成とすることで、高電圧負荷に高電圧を供給す
る時、交流発電機の回転数を上昇させて交流発電機の出
力電力を増しつつ、その時の出力電圧を昇圧手段により
電圧を昇圧することで、高電圧負荷に所定の電力を供給
できる。
る時、交流発電機の回転数を上昇させて交流発電機の出
力電力を増しつつ、その時の出力電圧を昇圧手段により
電圧を昇圧することで、高電圧負荷に所定の電力を供給
できる。
また、昇圧手段の出力もしくは発電機の出力を下げて、
バッテリも充電することができる。
バッテリも充電することができる。
以上述べた如く、本発明においては、発電機の体格を大
きくすることはなく、高電圧負荷に所定の電力を供給し
つつ、バッテリへの充電をも行うことができるという優
れた効果がある。
きくすることはなく、高電圧負荷に所定の電力を供給し
つつ、バッテリへの充電をも行うことができるという優
れた効果がある。
第1図に本発明の一実施例を示す。
1はバッテリ、2は車両用交流発電機、3は三相交流発
電機2のステータ巻線を示す。4は交流発電機2の励磁
巻線、5はステータ巻線3の交流出力を整流する三相全
波整流器、6は発電機の出力電圧を設定値に制御する電
圧制御器で、励磁巻線4に流れる電流を制御する出力ト
ランジスタ7を有する。
電機2のステータ巻線を示す。4は交流発電機2の励磁
巻線、5はステータ巻線3の交流出力を整流する三相全
波整流器、6は発電機の出力電圧を設定値に制御する電
圧制御器で、励磁巻線4に流れる電流を制御する出力ト
ランジスタ7を有する。
9は昇圧手段をなすトランスで、9aはステータ巻線3
に接続された1次巻線、9bは2次巻線、IOはトラン
ス9の2次巻線9bの出力を整流すると共に、スイッチ
12を介して抵抗体11に接続された第1の整流器、1
1は高電圧負荷をなすフロントガラスに蒸着された透明
な抵抗体、12は抵抗体重1へ通電するか否かの第1の
切換スイッチ、13は発電機2の全波整流器5とバッテ
リ1とを断続する第2の切換スイッチ、14は励磁巻線
4の両端に接続されたフライホイールダイオードである
。
に接続された1次巻線、9bは2次巻線、IOはトラン
ス9の2次巻線9bの出力を整流すると共に、スイッチ
12を介して抵抗体11に接続された第1の整流器、1
1は高電圧負荷をなすフロントガラスに蒸着された透明
な抵抗体、12は抵抗体重1へ通電するか否かの第1の
切換スイッチ、13は発電機2の全波整流器5とバッテ
リ1とを断続する第2の切換スイッチ、14は励磁巻線
4の両端に接続されたフライホイールダイオードである
。
15はスイッチ15aを介してバッテリに接続される、
例えばヘッドライト等のバッテリ1の電圧で駆動される
電気負荷である。
例えばヘッドライト等のバッテリ1の電圧で駆動される
電気負荷である。
18はトランス9の2次巻線9bの中間端子から取り出
した電圧を整流する第2の整流器で、端側かバッテリ1
に接続されている。
した電圧を整流する第2の整流器で、端側かバッテリ1
に接続されている。
電圧制御器6は、出力トランジスタ7のベースにコレク
タが接続されたトランジスタ28、このトランジスタ2
8のベースにアノード側が接続されたツェナーダイオー
ド27、ダイオード25及び26、抵抗21,22.2
3及び24で構成される。
タが接続されたトランジスタ28、このトランジスタ2
8のベースにアノード側が接続されたツェナーダイオー
ド27、ダイオード25及び26、抵抗21,22.2
3及び24で構成される。
30は第1の切換スイッチ12の指示スイッチで励磁コ
イル50に通電することで、第1の切換スイッチ12を
閉じる。
イル50に通電することで、第1の切換スイッチ12を
閉じる。
40は第2の切換スイッチ13の指示スイッチで励磁コ
イル60に通電することで、第2の切換スイッチ13を
閉じる。
イル60に通電することで、第2の切換スイッチ13を
閉じる。
70はバッテリ1の電圧を検出し、バッテリ1の電圧が
第2の所定電圧(例えばI 2 CV) )以下の時に
、第1の切換スイッチ12を強制的にオフするものであ
る。
第2の所定電圧(例えばI 2 CV) )以下の時に
、第1の切換スイッチ12を強制的にオフするものであ
る。
80はタイマ回路であり、運転者による指示スイッチ3
0のONから所定時間(例えば5分間)経過後に、自動
的に第2の切換スイッチ13をオンするものである。
0のONから所定時間(例えば5分間)経過後に、自動
的に第2の切換スイッチ13をオンするものである。
90はエンジンであり、図示せぬヘルドを介して交流発
電m2を駆動させるものである。
電m2を駆動させるものである。
100はエンジン90の回転数を上昇させる回転数制御
装置、]]0は車両停止検出手段120による車両の停
止を検出した信号により、回転数制御装置100に制御
の許可信号を送るものである。
装置、]]0は車両停止検出手段120による車両の停
止を検出した信号により、回転数制御装置100に制御
の許可信号を送るものである。
」−記構成において作動を説明する。
通常、発電機2は、第1の切換スイッチ12はオフ、第
2の切換スイッチ13はオンで、発電機2の全波整流器
5の出力側はバッテリ1に接続される。この時、電圧制
御器6は、バッテリ1の電圧が第1の所定電圧、例えば
14゜5〔■〕になるように、出力トランジスタ7をO
N、OFF制御する。
2の切換スイッチ13はオンで、発電機2の全波整流器
5の出力側はバッテリ1に接続される。この時、電圧制
御器6は、バッテリ1の電圧が第1の所定電圧、例えば
14゜5〔■〕になるように、出力トランジスタ7をO
N、OFF制御する。
次に、寒冷地等でフロントガラス等に氷が何着した状態
を考える。この時には運転者がフロントガラス内の抵抗
体11に電流を供給するために、指示スインチ30及び
40をオンする。
を考える。この時には運転者がフロントガラス内の抵抗
体11に電流を供給するために、指示スインチ30及び
40をオンする。
この時、車両停止検出手段120により、車両の停止を
検出する。車両の停止は車速やニュートラルギヤ等の検
出が行うことができる。
検出する。車両の停止は車速やニュートラルギヤ等の検
出が行うことができる。
また、この車両停止検出手段120の車両停止信号およ
びスイッチ30のオン状態の信号を許可回路110に入
力する。
びスイッチ30のオン状態の信号を許可回路110に入
力する。
そして、車両停止信号とスイッチ30のオン状態の信号
が入力された時に、許可回路110が許可信号を回転数
制御装置100に送る。
が入力された時に、許可回路110が許可信号を回転数
制御装置100に送る。
この回転数制御装置100では、エンジン90の回転数
を上昇させて、交流発電機2の回転数を3000 (r
pm)まで上昇させる。
を上昇させて、交流発電機2の回転数を3000 (r
pm)まで上昇させる。
ここで、交流発電機2の回転数を3000 (rpm)
まで上昇させる理由を以下に述べる。
まで上昇させる理由を以下に述べる。
まず、フロントガラスに付着した厚さ1肛程度の氷を3
分間程度で解氷する場合、抵抗体11に供給する電力は
、1500(W)を必要とする。
分間程度で解氷する場合、抵抗体11に供給する電力は
、1500(W)を必要とする。
従って、抵抗体11に加える電圧は、抵抗体11の抵抗
値が約3Ωであることから、約70(V)を必要とする
。
値が約3Ωであることから、約70(V)を必要とする
。
また、トランス9の2次巻線9bの中間タップより第2
の整流器18を介して、バッテリ1にも電力(約400
(W))を供給する必要がある。
の整流器18を介して、バッテリ1にも電力(約400
(W))を供給する必要がある。
上述したことから明らかな如く、交流発電機2は、全体
として1900(W)程度の電力を供給する必要がある
。
として1900(W)程度の電力を供給する必要がある
。
また、第2図における発電機電圧に対する出力電力の特
性図を参照すると、1900(W)の出ノjを供給する
ためには、交流発電機2の回転数を3000 (rpm
)まで上昇させなくてはいけない。
性図を参照すると、1900(W)の出ノjを供給する
ためには、交流発電機2の回転数を3000 (rpm
)まで上昇させなくてはいけない。
つまり、抵抗体11に供給する電力とバッテリ1に供給
する電力の総和よりも多い出力電力を出力させるように
、交流発電機2の回転数を上昇させなくてはいけないこ
とが理解できる。
する電力の総和よりも多い出力電力を出力させるように
、交流発電機2の回転数を上昇させなくてはいけないこ
とが理解できる。
また、第2図に示す如く、発電機2の出力電圧が35(
V:lの時を利用すれば、単に回転数を3000(rp
m)に上昇したのみで、発電機2から出力電力を2 (
kw)まで取り出すごとができる。
V:lの時を利用すれば、単に回転数を3000(rp
m)に上昇したのみで、発電機2から出力電力を2 (
kw)まで取り出すごとができる。
従って、発電機2は第2の切換スイッチ13により、バ
ッテリ1と切り離すと共に、回転数を3000(rpm
)に上昇させることで、高電圧35〔V)を発生する。
ッテリ1と切り離すと共に、回転数を3000(rpm
)に上昇させることで、高電圧35〔V)を発生する。
また、出力電圧が35(V)の時を利用することで、ト
ランス9の2次巻線9bの出力は、抵抗体11に加える
電圧を70[V)とする必要があるため、トランス9の
巻数比を2倍としている。
ランス9の2次巻線9bの出力は、抵抗体11に加える
電圧を70[V)とする必要があるため、トランス9の
巻数比を2倍としている。
さらに、第2の整流器18は、この出力をバッテリ1に
充電すると共に、電圧調整器6によりバッテリ1の電圧
を14.5(V)に制御していることから、2次巻線9
bの出力が70CV)の時に第2の整流器】8の出力が
14.5(Vlとなるように、2次巻線9bの中間タッ
プに接続されている。
充電すると共に、電圧調整器6によりバッテリ1の電圧
を14.5(V)に制御していることから、2次巻線9
bの出力が70CV)の時に第2の整流器】8の出力が
14.5(Vlとなるように、2次巻線9bの中間タッ
プに接続されている。
従って、電圧調整器6にてバッテリIの電圧を14.5
(V)になるように制御すれば、発電機2の出力電圧が
35(V)、トランス9の2次巻線9bの出力が70(
V)となる。
(V)になるように制御すれば、発電機2の出力電圧が
35(V)、トランス9の2次巻線9bの出力が70(
V)となる。
そして、抵抗体11には、70(V)の高電圧が印加さ
れることで、付着した氷を溶かすことができる。
れることで、付着した氷を溶かすことができる。
また、運転者がスイッチ40の切り忘れの時には、スイ
ッチ40のオンを開始した後から、タイマ回路80によ
り時間を計測して、解氷に必要な所定時間(約5分間)
経過後、自動的にスイッチ40のオフを行う。
ッチ40のオンを開始した後から、タイマ回路80によ
り時間を計測して、解氷に必要な所定時間(約5分間)
経過後、自動的にスイッチ40のオフを行う。
フロントガラスに付着した氷が解氷すると、運転者がス
イッチ40よりオフして、第2の切換スイッチ13をO
Nすることで、発電機2をバッテリ1と接続する。
イッチ40よりオフして、第2の切換スイッチ13をO
Nすることで、発電機2をバッテリ1と接続する。
すると、発電機2は電圧調整器6により14.5(V)
で発電をする。この時、スイッチ12はオンしたままだ
と、抵抗体Ifには14.5/35X70=29 (V
)の電圧が印加されて、フロントガラスが加熱・保温さ
れるので、溶けた氷が再氷結したり、室内側が曇ったり
することはない。
で発電をする。この時、スイッチ12はオンしたままだ
と、抵抗体Ifには14.5/35X70=29 (V
)の電圧が印加されて、フロントガラスが加熱・保温さ
れるので、溶けた氷が再氷結したり、室内側が曇ったり
することはない。
本発明では、12V系を充電する様に設計された発電機
を用いて、該発電機が最大出力を発生する電圧で発電さ
せるので、高電圧仕様とするために発電機を大型化する
必要はない。一般的に発電機に高電圧を発生するために
はステータ巻線数を増やすが、このため12V系で使用
すると高回転域での発電機の出力が出な(なってしまう
。これを防止するには発電機の体格を大きくする必要が
ある。または、アイドリンク回転数を大幅に上昇させる
必要もなく、燃費の低減や騒音の低減に大いに有効であ
る。
を用いて、該発電機が最大出力を発生する電圧で発電さ
せるので、高電圧仕様とするために発電機を大型化する
必要はない。一般的に発電機に高電圧を発生するために
はステータ巻線数を増やすが、このため12V系で使用
すると高回転域での発電機の出力が出な(なってしまう
。これを防止するには発電機の体格を大きくする必要が
ある。または、アイドリンク回転数を大幅に上昇させる
必要もなく、燃費の低減や騒音の低減に大いに有効であ
る。
なお、発電機2とバッテリ1とを切り離した時の発電機
2の出力電圧制御は第1図に示した様に、発電機2の出
力電圧を検出してダイオード25と抵抗22の検出回路
で電圧調整器6を作動させても良いが、高電圧負荷11
は抵抗体なので、若干の電圧変動は許容される。このた
め、上記したダイオード25と抵抗22の電圧検出回路
は発電機2の出力電圧が抵抗体11を過電圧破壊しない
値、例えば約90Vに設定しておき、エンジン回転数等
で制御しても良い。この時、電圧調整器6はバッテリ1
が過充電にならないよう、ダイオード26でセンシング
している。
2の出力電圧制御は第1図に示した様に、発電機2の出
力電圧を検出してダイオード25と抵抗22の検出回路
で電圧調整器6を作動させても良いが、高電圧負荷11
は抵抗体なので、若干の電圧変動は許容される。このた
め、上記したダイオード25と抵抗22の電圧検出回路
は発電機2の出力電圧が抵抗体11を過電圧破壊しない
値、例えば約90Vに設定しておき、エンジン回転数等
で制御しても良い。この時、電圧調整器6はバッテリ1
が過充電にならないよう、ダイオード26でセンシング
している。
そして、上記実施例では、電圧検出回路70により、抵
抗体C高電圧負荷)11に高電圧を供給している間、バ
ッテリ1の電圧が第2の所定電圧以下になったときに、
第1の切換スイッチ12を強制的に切り離すことで、バ
ッテリ1には発電機2の全出力1900(W・〕を供給
することができるため、急速にバッテリ1の電圧を回復
させることができる。よって、バッテリ1の電圧が回復
した後は、第2の切換スイッチ12が閉じて、抵抗体1
1に出力電力をすみやかに供給できる。
抗体C高電圧負荷)11に高電圧を供給している間、バ
ッテリ1の電圧が第2の所定電圧以下になったときに、
第1の切換スイッチ12を強制的に切り離すことで、バ
ッテリ1には発電機2の全出力1900(W・〕を供給
することができるため、急速にバッテリ1の電圧を回復
させることができる。よって、バッテリ1の電圧が回復
した後は、第2の切換スイッチ12が閉じて、抵抗体1
1に出力電力をすみやかに供給できる。
また、上記実施例では、発電機2の出力電圧の昇圧手段
として、トランス9を用いているが、トランスの代わり
にDC−DCコンバータを用いてもよい。
として、トランス9を用いているが、トランスの代わり
にDC−DCコンバータを用いてもよい。
さらに、トランス9の2次巻線9bの中間タップに第2
の全波整流器18を接続して、2次巻線9bの出力を下
げて、バッテリ1に充電するようにしているが、ステー
タ巻線3の中間タップに接続したり、ステータ巻線の出
力もしはトランス9の2次巻&%9bの出力を複数の抵
抗にて分圧して、バッテリ1に充電するようにしてもよ
い。
の全波整流器18を接続して、2次巻線9bの出力を下
げて、バッテリ1に充電するようにしているが、ステー
タ巻線3の中間タップに接続したり、ステータ巻線の出
力もしはトランス9の2次巻&%9bの出力を複数の抵
抗にて分圧して、バッテリ1に充電するようにしてもよ
い。
また、第1の切換スイッチ12を投入して、抵抗体11
に高電圧を供給している間、電圧調整器6でバッテリI
の電圧を直接検出して、14.5(■〕になるように維
持しているが、トランス9の2次巻線9bの出力を直接
検出して、70(V)となるように、もしくはステータ
巻線3の出力を直接検出して、35(V〕となるように
界磁巻線4に流れる電流を制御するようにしてもよい。
に高電圧を供給している間、電圧調整器6でバッテリI
の電圧を直接検出して、14.5(■〕になるように維
持しているが、トランス9の2次巻線9bの出力を直接
検出して、70(V)となるように、もしくはステータ
巻線3の出力を直接検出して、35(V〕となるように
界磁巻線4に流れる電流を制御するようにしてもよい。
第1図は本発明車両の充電制御装置の一実施例を示す電
気回路図、第2図は発電機電圧に対する出力電圧の関係
を示す特性図である。 ■・・・バッテリ、2・・・交流発電機、3・・・ステ
ータ巻線、4・・・励磁巻線、5・・・全波整流器、6
・・・電圧調整器、7・・・出力トランジスタ、9・・
・昇圧手段をなずトランス、9a・・・1次巻線、9b
・・・2次巻線11・・・高電圧負荷をなす抵抗体、1
2・・・第1の切換スイッチ、13・・・第2の切換ス
イッチ。 代理人弁理士 岡 部 隆 (ほか1名) ■
気回路図、第2図は発電機電圧に対する出力電圧の関係
を示す特性図である。 ■・・・バッテリ、2・・・交流発電機、3・・・ステ
ータ巻線、4・・・励磁巻線、5・・・全波整流器、6
・・・電圧調整器、7・・・出力トランジスタ、9・・
・昇圧手段をなずトランス、9a・・・1次巻線、9b
・・・2次巻線11・・・高電圧負荷をなす抵抗体、1
2・・・第1の切換スイッチ、13・・・第2の切換ス
イッチ。 代理人弁理士 岡 部 隆 (ほか1名) ■
Claims (8)
- (1)エンジンにより駆動され、かつステータ巻線、励
磁巻線および前記ステータ巻線の交流出力を整流する整
流器とを有する発電機と、 この発電機の整流器の出力により充電されるバッテリと
、 前記発電機の出力を昇圧するための昇圧手段と、この昇
圧手段に接続され、かつ前記バッテリ電圧よりも高い電
圧で駆動される高電圧負荷と、投入により、前記昇圧手
段と前記高電圧負荷とを電気的に接続する第1の切換ス
イッチと、この第1の切換スイッチの投入時に、前記整
流器と前記バッテリとの間を接続状態から非接続状態と
する第2の切換スイッチと、 前記第1の切換スイッチの投入時に、エンジンの回転数
を上昇させて、前記発電機の回転数を上昇させる回転数
上昇手段と、 前記高電圧負荷の作動中に、前記発電機の出力もしくは
前記昇圧手段の出力を所定電圧まで下げて、前記バッテ
リに充電するための電圧降圧手段と、 を備えた車両用電源装置。 - (2)前記回転数上昇手段は、前記高電圧負荷が必要と
する電力と、前記バッテリに電圧を供給するために必要
とする電力との和以上が、前記発電機の電力となるよう
に、前記エンジンの回転数を上昇させることを特徴とす
る請求項1記載の車両用電源装置。 - (3)前記交流発電機の回転数を上昇させた時に、交流
発電機の出力電力の最大値における交流発電機の出力電
圧を前記昇圧手段により昇圧することを特徴とする請求
項2記載の車両用電源装置。 - (4)エンジンにより駆動され、かつステータ巻線、励
磁巻線および前記ステータ巻線の交流出力を整流する整
流器とを有する発電機と、 この発電機の整流器の出力により充電されるバッテリと
、 前記励磁巻線と直列に接続されたスイッチ手段と、 前記バッテリの電圧を検出して、バッテリの電圧を第1
の所定電圧に維持すべく、前記スイッチ手段を介して、
前記励磁巻線に流れる電流を制御する電圧制御手段と、 前記発電機の出力を昇圧するための昇圧手段と、この昇
圧手段に接続され、かつ前記バッテリ電圧よりも高い電
圧で駆動される高電圧負荷と、この高電圧負荷の作動の
際に、前記整流器と前記バッテリとの間を接続状態から
非接続状態とする切換手段と、 前記高電圧負荷の作動の際に、エンジンの回転数を上昇
させて、前記発電機の回転数を上昇させる回転数上昇手
段と、 前記高電圧負荷の作動中に、前記発電機の出力もしくは
前記昇圧手段の出力を上記第1の所定電圧まで下げて、
前記バッテリに充電するための電圧降圧手段と、 を備えた車両用電源装置。 - (5)前記昇圧手段は、1次巻線が前記ステータ巻線に
、2次巻線が前記高電圧負荷にそれぞれ接続されている
トランスであり、かつ 前記電圧降圧手段は前記バッテリに接続されると共に、
前記2次巻線の中間タップに接続された整流器であるこ
とを特徴とする請求項4記載の車両用電源装置。 - (6)前記回転数上昇手段は、前記高電圧負荷が必要と
する電力と、前記バッテリに電圧を供給するために必要
とする電力との和以上が、前記発電機の電力となるよう
に、前記エンジンの回転数を上昇させることを特徴とす
る請求項5記載の車両用電源装置。 - (7)前記交流発電機の回転数を上昇させた時に、交流
発電機の出力電力の最大値における交流発電機の出力電
圧を昇圧することを特徴とする請求項6記載の車両用電
源装置。 - (8)前記昇圧手段と前記高電圧負荷との間を接続する
スイッチ手段と、 前記バッテリの電圧が前記第1の所定電圧よりも低い第
2の所定電圧以下に達した時に、前記スイッチ手段によ
り、前記昇圧手段と前記高電圧負荷との接続を切り離す
負荷切り離し手段と を備えた請求項4または請求項5いずれか一方に記載の
車両用電源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01216837A JP3089635B2 (ja) | 1988-09-12 | 1989-08-23 | 車両用電源装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22812788 | 1988-09-12 | ||
JP63-228127 | 1988-09-12 | ||
JP01216837A JP3089635B2 (ja) | 1988-09-12 | 1989-08-23 | 車両用電源装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02168822A true JPH02168822A (ja) | 1990-06-28 |
JP3089635B2 JP3089635B2 (ja) | 2000-09-18 |
Family
ID=26521661
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01216837A Expired - Fee Related JP3089635B2 (ja) | 1988-09-12 | 1989-08-23 | 車両用電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3089635B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019127010A1 (zh) * | 2017-12-26 | 2019-07-04 | 深圳市道通智能航空技术有限公司 | 基于升压泵的电池管理系统及电池 |
-
1989
- 1989-08-23 JP JP01216837A patent/JP3089635B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019127010A1 (zh) * | 2017-12-26 | 2019-07-04 | 深圳市道通智能航空技术有限公司 | 基于升压泵的电池管理系统及电池 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3089635B2 (ja) | 2000-09-18 |
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