JPH02168391A - カップ式飲料自動販売機の商品取出口装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はカップ式飲料自動販売機の商品取出口装置の
構成に関する。

〔従来の技術〕

まずこの発明の実施対象であるカップ式飲料自動販売機
の概要を第５図に示す０図において１は自動販売機のキ
ャビネットであり、該キャビネ。

トｌは図示されてない前面扉を備えており、この前面扉
には商品取出扉を装備した商品取出口が開口している。

一方キャビネット１の庫内には前記商品取出口に通じる
ベンドステージ２）カップ３を多数収容したカップ供給
機構４、略示的に表したホット飲料供給系５およびコー
ルド飲料供給系６が配備されており、かつベンドステー
ジ２とカップ供給機構４との間をカップシュータフで結
び、ベンドステージ２の上方にはコーヒー等のホット飲
料供給系５、シロップ等のコールド飲料供給系６から引
き出した飲料ノズル８．９が開口している。なお１０は
ベンドステージ２の下方に配置したドレン回収容器であ
る。

かかる構成で販売指令が与えられると、まずカップ供給
機構４から１個のカップ３が搬出され、カップシュータ
７を通じてベンドステージ２へ送出される。続いて商品
選択によりホット飲料ないしコールド飲料が飲料ノズル
８．９のいずれかよりカップ内に注出供給される。かか
る一連の販売動作が終了すれば、購入者は商品取出扉を
開けてベンドステージ内に置かれている飲料入りカップ
を自由に取り出すことができることは周知の通りである
。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところで前記した従来のカップ式飲料自動販売機では次
記のような問題があった。すなわち商品取出口に装備の
商品取出扉は販売待機中、販売動作中でも自由に開放し
てベンドステージ内に手を差し入れることが可能であり
、このためにベンドステージ内に開口する飲料ノズルに
直接手を触れて故意に汚す、あるいはベンドステージ内
に異物を入れる、さらには−旦販売された飲料入りカッ
プ内に毒物等を投入した上で再びカップ取り忘れを装っ
てベンドステージ内に戻す等の悪質ないたずらを受ける
恐れがある。

この発明は上記の点にかんがみなされたものであり、前
記した各種のいたずら行為を未然に防止できるようにし
た安全に対する信頬性の高いカップ式自動販売機の商品
取出口装置を提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、この発明は商品取出扉付き
商品取出口に通じて機内に設置したベンドステージ内に
飲料供給ノズルを開口し、販売指令に基づいてカップ供
給機構からベンドステージへ搬出されたカップへ飲料を
注入して販売に供するカップ式飲料自動販売機の商品取
出口装置であって、回転駆動軸に支持してベンドステー
ジ内の底部に配備した回動式の簀子形カップ受台と、該
カップ受台を待機位置とカップ取出位置との間で前進、
後退移動操作する駆動モータと、前記カップ受台の上面
側に位置して前記回転駆動軸に遊嵌支持された商品取出
口閉塞用の衝立形遮蔽板と、該遮蔽板の後縁に対向して
ベンドステージ内の遮蔽板待機位置に設けたストッパと
、遮蔽板を前記ストッパに向けて後退付勢するばね部材
と、遮蔽板の前面に取付けてカップ供給機構から搬出さ
れたカップを受容保持するカップホルダと、前記遮蔽板
をカップ受台に連動して待機位置から遮蔽位置へ前進移
動操作するカップ受台側に装備のプッシャーと、遮蔽板
と連繋して商品取出扉を開閉するリンク機構と、および
カップホルダへのカップ受容およびカップ取出しを検知
するカップ有無検知スイッチとを具備して成り、カップ
内への飲料注入後にカップ受台とともにカップを取出位
置に送出し、カップ取出を検知してカップ受台を再び待
機位置へ復帰操作するように構成ものである。

〔作用〕

販売待機中、および販売動作中は待機位置の遮蔽板と連
繋するリンク機構によって商品取出口に装備の商品取出
扉を閉塞位置にロックし、かつ販売動作が終了すれば駆
動モータでカップ受台がカップ取出位置に回動されると
ともに、ブツシャが遮蔽板を回動してリンク機構を介し
て商品取出扉を自動的に開放してカップ受台に搭載され
た飲料入りカップを商品取出口の外へ送り出すと同時に
、遮蔽板で商品取出口を閉塞してベンドステージ内に手
を差し入れることができないようにし、さらにカップ有
無検知スイッチの動作信号により一旦販売に供された飲
料入りカップを取り去らない限り販売待機状態に復帰し
ない。

〔実施例〕

第１図ないし第４図はこの発明の実施例を示すものであ
り、第５図と同一部材には同じ符号が付しである。すな
わちキャビネットの前面扉１１には片開き式の商品取出
扉１２を装備の商品取出口が開口しており、この商品取
出口に臨んで機内にはベンドステージ２が設置されてい
る。このベンドステージ２は商品取出口に通じる前面開
口部を除く周囲を壁で囲んだ枠体として成り、かつその
上方には第５図に示したカップ供給機構のカップシュー
タ・および該カップシュータに並んでホット、コールド
飲料ノズル８．９が開口し、底には第５図に示したドレ
ン容器に通じる漏斗状の穴が開口している。

一方、ベンドステージ２の内部には扇形状の底板１３と
簀子１４を組合せた構造のカップ受台１５が回転駆動軸
１６に支持して配備されており、かつ該駆動軸１７には
可逆転式の駆動モータ１７が連結されている。さらにカ
ップ受台１５の上面側にはカップ受台１５と分離して商
品取出口閉塞用の遮蔽板１８が駆動軸１６に遊嵌支持さ
れており、かつこの遮蔽板１８の前面にはカップ機構か
ら搬出されたカップ３を受容保持するカップホルダ１９
が取付けである。

ここで前記遮蔽板１８の後縁に対向してベンドステージ
２内における遮蔽板待機位置にはストッパ２０が、また
駆動軸上には遮蔽板１８を前記ストッパ２０へ向けて後
退付勢するばね２１が設けてあり、さらにカップ受台１
５の後部には遮蔽板１８の後縁に係合し合うプッシャー
２２が取付けである。一方、前記遮蔽板１８と商品取出
口に装備の商品取出扉１２との間はリンク２３で相互連
結されており、さらに加えて前記のカップホルダ１９に
近接して遮蔽板１８にはカップホルダ１９へのカップ受
容、カップ取出を検知するカップ有無検知スイッチ２４
が設置しである。なお２５は運転制御部であり、前記カ
ップ有無検知スイッチ２４の動作信号を受は駆動モータ
を運転制御する。

次に上記構成による動作に付いて説明する。まず販売待
機状態では、第１図、第２図に示すようにカップ受台１
５、遮蔽板１８、カップホルダ１９は図示のようにベン
ドステージ２の内部の待機位置に停止しており、かつリ
ンク２３を介して商品取出扉１２を閉位置に鎖錠してい
る。したがってこの販売状態では外部から商品取出扉１
２を自由に開放してベンドステージ２内に手を差し入れ
ることができない。ここで販売指令が与えられるとカッ
プ供給機構から１個宛のカップ３が搬出し、図示のよう
にカップホルダ１９に受容される形でカップ受台１５上
の所定位置に着地して保持される。ここでカップ有無検
知スイッチ２４が作動してカップ３の受容された状態を
確認すると、次に選択指定された飲料供給系が働いて飲
料を調合し、飲料ノズル８ないし９を通じて飲料がカッ
プ３内に注入される。なおこの場合にカップ供給機構か
らカップが搬出されたにもかかわらずカップ有無検知ス
イッチ２４が動作しない場合には、制御部２５は異常検
知して販売動作を停止する。

次に飲料注入動作が終了すると、次に運転制御部２５か
らの指令で駆動モータ１７が始動し、回転駆動軸１６と
ともにカップ受台１５を時計方向に略９０度回転操作し
、第３図に示すカップ取出位置に向けて前進移動させる
。一方、カップ受台１５の前進移動に連動する形で遮蔽
板１８もカップ受台のプッシャ−２２に押されて待機位
置から前進移動操作され、かつ同時にリンク２３を介し
て商品取出扉１２が開放するようになる。すなわちこの
前進移動操作により、第３図に示すように飲料入りカッ
プ３はカップホルダ１９に受容してカップ受台１５上に
搭載されたまま商品取出口の前方に送出されることにな
り、したがって購買者はカップホルダ１９より外してカ
ップ３を自由に取り出すことができるようになる。しか
もこの商品取出状態では商品取出口に通じるベンドステ
ージ２の前面開口部が遮蔽板１８により閉塞されること
になり、ベンドステージ内に外部から手を差し入れるこ
とはできない。

ここで購買者がカップ受台１５より飲料入りカップ３を
取り去るとカップ有無検知スイッチ２４が復帰動作し、
その信号を受けて駆動モータ１７が逆転し、カップ受台
１５を第２図に示した待機位置を超えてさらに第４図に
示す位置に向けて後退移動させる。また遮蔽板１８はカ
ップ受台１５との拘束が解け、付勢ばね２１によりスト
ッパ２０で規制された待機位置まで後退するとともに、
同時にリンク２３を介して商品取出扉１２を閉じて商品
取出口を閉塞する。

一方、カップ受台１５は第４図の位置まで一旦後退した
後に再び反転して第２図に示す待機位置に戻って停止し
、再び販売待機状態となる。ここで第３図のカップ取出
位置から第４図の後退位置に移る過程でカップ受台１５
と遮蔽板１８との間には相対的な移動が生じる。これに
より仮に購買者が飲料入りカップと入れ替えてカップ受
台１５の上に異物を乗せたりするいたずらをしても、こ
の異物は前記の相対移動の過程で遮蔽板１８によりカッ
プ受台１５から払い落とされ、ベンドステージ２の広大
よりドレン回収容器内に落下するようになり、次回の販
売に支障を来すことが防止できる。

なお前記販売動作の過程でカップ３より飲料が溢れ出た
場合、この飲料は簀子１４を透過してカップ受台１５の
底板に滴下し、ここから底板の後部に開けたドレン排出
穴を通じてベンドステージ内に流下し、第５図に示した
ドレン受は容器内に回収される。

（発明の効果〕 以上述べたようにこの発明によれば、回転駆動軸に支持
してベンドステージ内の底部に配備した回動式の簀子形
カップ受台と、該カップ受台を待機位置とカップ取出位
置との間で前進、後退移動操作する駆動モータと、前記
カップ受台の上面側に位置して駆動軸に遊嵌支持された
商品取出口閉塞用の衝立形遮蔽板と、該遮蔽板の後縁に
対向してベンドステージ内の遮蔽板待機位置に設けたス
トッパと、遮蔽板を前記ストッパに向けて後退付勢する
ばね部材と、遮蔽板の前面に取付けてカップ供給機構か
ら搬出されたカップを受容保持するカップホルダと、前
記遮蔽板をカップ受台に連動して待機位置から遮蔽位置
へ前進移動操作するカップ受台側に装備の係止部材と、
遮蔽板と連繋して商品取出扉を開閉するリンク機構と、
およびカップホルダへのカップ受容およびカップ取出し
を検知するカップ有無検知スイッチとを具備して成り、
カップ内への飲料注入後にカップ受台とともにカップを
取出位置に送出し、カップ取出を検知して力ンブ受台を
再び待機位置へ復帰操作するように構成したことにより
、 販売待機時および販売動作中には商品取出扉を閉位置に
鎖錠して外部からベンドステージ内に手を差し入れて飲
料ノズルを故意に汚したり、ベンドステージ内に異物を
投入することができず、さらに−旦販売に供された飲料
入りカップは商品取出位置から取り去らない限り販売待
機状態に復帰しないので、仮に毒物等を飲料に投入して
ベンドステージ内に戻すことも不可能である等、悪質な
各種いたずら行為をいずれも未然に防止して安全に対す
る信頼性の向上を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第４図はこの発明の実施例による商品取出
口装置の構成を示すものであり、第１図は装置の縦断正
面図、第２図、第３図、第４図はそれぞれ待機位置にお
けるカップ受容状態、カップ取出位置、およびカップ取
出位置から待機位置へ復帰する途中での後退位置の動作
状態を示す平面図、第５図はこの発明の実施対象である
カップ式飲料自動販売機の概要図である。各図において
、２・・・ベンドステージ、３・・・カップ、４・・・
カップ供給機構、８．９・・・飲料ノズル、１２・・・
商品取出扉、１４・・・簀子、１５・・・カップ受台、
１６・・・回転駆動軸、１７・・・駆動モータ、１８・
・・遮蔽板、１９・・・カップホルダ、２０・・・スト
ッパ、２１・・・付勢ばね、２２・・・プ・ノシャー、
２３・・・リンク、２４・・・カ１１１図 ２フスＶツバ゛３ ト 第２図 第５図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）商品取出扉付き商品取出口に通じて機内に設置した
   ベンドステージ内に通じて機内に設置したベンドステー
   ジ内に飲料供給ノズルを開口し、販売指令に基づいてカ
   ップ供給機構からベンドステージへ搬出されたカップへ
   飲料を注入して販売に供するカップ式飲料自動販売機の
   商品取出口装置であって、回転駆動軸に支持してベンド
   ステージ内の底部に配備した回動式の簀子形カップ受台
   と、該カップ受台を待機位置とカップ取出位置との間で
   前進・後退移動操作する駆動モータと、前記カップ受台
   の上面側に位置して前記回転駆動軸に遊嵌支持された商
   品取出口閉塞用の衝立形遮蔽板と、該遮蔽板の後縁に対
   向してベンドステージ内の遮蔽板待機位置に設けたスト
   ッパと、遮蔽板を前記ストッパに向けて後退付勢するば
   ね部材と、遮蔽板の前面に取付けてカップ供給機構から
   搬出されたカップを受容保持するカップホルダと、前記
   遮蔽板をカップ受台に連動して待機位置から遮蔽位置へ
   前進移動操作するカップ受台側に装備のプッシャーと、
   遮蔽板と連繋して商品取出扉を開閉するリンク機構と、
   およびカップホルダへのカップ受容およびカップ取出し
   を検知するカップ有無検知スイッチとを具備して成り、
   カップ内への飲料注入後にカップ受台とともにカップを
   取出位置に送出し、カップ取出を検知してカップ受台を
   再び待機位置へ復帰操作するように構成したことを特徴
   とするカップ式飲料自動販売機の商品取出口装置。 ２）特許請求の範囲第１項記載の商品取出口装置におい
   て、カップ受台がその後退復帰過程で遮蔽板の待機位置
   よりもさらに後退移動した後に待機位置に戻るように移
   動操作されることを特徴とするカップ式飲料自動販売機
   の商品取出口装置。