JPH0216812B2 - - Google Patents
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- JPH0216812B2 JPH0216812B2 JP21150684A JP21150684A JPH0216812B2 JP H0216812 B2 JPH0216812 B2 JP H0216812B2 JP 21150684 A JP21150684 A JP 21150684A JP 21150684 A JP21150684 A JP 21150684A JP H0216812 B2 JPH0216812 B2 JP H0216812B2
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- Japan
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- wall
- ice
- concrete
- frame
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- Expired
Links
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 23
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 23
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
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- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02B—HYDRAULIC ENGINEERING
- E02B17/00—Artificial islands mounted on piles or like supports, e.g. platforms on raisable legs or offshore constructions; Construction methods therefor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、氷海水域における海洋構造物、更に
詳しくはその耐氷壁に関するものである。
詳しくはその耐氷壁に関するものである。
氷海水域における海洋構造物は、海面の凍結に
よる氷圧力に耐え、又波浪等によつて打ちつけら
れる海氷の局部的圧力や衝撃にも耐えるものでな
ければならない。そのために従来の着底式海洋構
造物は、第2図に示すように海洋に接する面には
耐氷壁1を備えていた。第2図Aは着底式海洋構
造物の側面図で右半分は外観図、左半分は内部構
造を示す断面図である。第2図Bは着底式海洋構
造物の平面図で右半分は外観図、左半分は耐氷壁
1の鉄骨配置を示す構造図である。
よる氷圧力に耐え、又波浪等によつて打ちつけら
れる海氷の局部的圧力や衝撃にも耐えるものでな
ければならない。そのために従来の着底式海洋構
造物は、第2図に示すように海洋に接する面には
耐氷壁1を備えていた。第2図Aは着底式海洋構
造物の側面図で右半分は外観図、左半分は内部構
造を示す断面図である。第2図Bは着底式海洋構
造物の平面図で右半分は外観図、左半分は耐氷壁
1の鉄骨配置を示す構造図である。
以上の説明で明らかなように耐氷壁の主体は組
立鉄骨であり、この組立鉄骨の間隙部にコンクリ
ート2を充填する場合もある。
立鉄骨であり、この組立鉄骨の間隙部にコンクリ
ート2を充填する場合もある。
この組立鉄骨の従来の構造を第3図、第4図、
第5図に示す。各図においてAは正面図、Bは側
面図である。
第5図に示す。各図においてAは正面図、Bは側
面図である。
先づ第3図の場合は、氷圧を受ける面に鋼板3
を設け、該鋼板3の裏側にはガーダー4を縦方向
の一定間隔に配設し、該ガーダー4の間には、横
方向にスチフナー5を同じく一定間隔に挿入取付
けてある。
を設け、該鋼板3の裏側にはガーダー4を縦方向
の一定間隔に配設し、該ガーダー4の間には、横
方向にスチフナー5を同じく一定間隔に挿入取付
けてある。
次に第4図の場合は、鋼板3の表面に、縦方向
に一定間隔に桁材6を設け、更にその上に、鉄筋
7及び7aを縦横格子状に配置し、前記鋼板3の
表面より鉄筋7,7aを含んでその表面全体にわ
たりコンクリート8を充填して表面全体を保護さ
せると共に、鋼板3の裏面には桁材9を一定間隔
に設けたものである。
に一定間隔に桁材6を設け、更にその上に、鉄筋
7及び7aを縦横格子状に配置し、前記鋼板3の
表面より鉄筋7,7aを含んでその表面全体にわ
たりコンクリート8を充填して表面全体を保護さ
せると共に、鋼板3の裏面には桁材9を一定間隔
に設けたものである。
第5図の場合は、鋼板3の表面に、一定間隔に
平列させて桁材10、を設け、これに対応するよ
うに平列した桁材12を備えた鋼板11を上部か
ら反対に覆せる形状に配し、該鋼板11と前記鋼
板3の間にはコンクリート8を充填する。又鋼板
3の裏側には、第4図の場合と同じ桁材9が一定
間隔に取りつけられる。
平列させて桁材10、を設け、これに対応するよ
うに平列した桁材12を備えた鋼板11を上部か
ら反対に覆せる形状に配し、該鋼板11と前記鋼
板3の間にはコンクリート8を充填する。又鋼板
3の裏側には、第4図の場合と同じ桁材9が一定
間隔に取りつけられる。
以上の如く海氷による被害を防ぐため強固な耐
氷壁が必要とされた。
氷壁が必要とされた。
従来の耐氷壁構造には次のような問題点があつ
た。
た。
(1) 第3図に示される構造においてはガーダー4
の間に挿入するスチフナー5の下部にフランジ
その他の補強の取付が困難であるため、可撓性
において十分な力が発揮されない。
の間に挿入するスチフナー5の下部にフランジ
その他の補強の取付が困難であるため、可撓性
において十分な力が発揮されない。
(2) 第4図、第5図に示す如くコンクリート構造
の場合は、重量調節水密性に難点があるため、
鋼構造と組合せる必要があり、このため、組立
手順が複雑で工期及び工費が多大となる。
の場合は、重量調節水密性に難点があるため、
鋼構造と組合せる必要があり、このため、組立
手順が複雑で工期及び工費が多大となる。
(3) 又第4図、第5図で示されるように鋼板で囲
まれた部分にコンクリートを詰める構造は、施
工上非常な困難が伴うばかりでなく、コンクリ
ートが十分に充填されたか否かの確認も困難で
ある。
まれた部分にコンクリートを詰める構造は、施
工上非常な困難が伴うばかりでなく、コンクリ
ートが十分に充填されたか否かの確認も困難で
ある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになさ
れたもので、開口部を有するウエブプレートとこ
れに直交させて中梁プレートを組合せて形成され
た複数の室からなる枠体と、この枠体の一方の面
に複数の室毎に開口部を有する外面壁、他方の面
に内面壁が取りつけられ、又この内面壁を挾み中
梁プレートの反対側に支持梁を設け、更に外面壁
と内面壁の間の枠体内にコンクリートを充填した
耐氷壁を備えた着底式氷海構造物を提供する。
れたもので、開口部を有するウエブプレートとこ
れに直交させて中梁プレートを組合せて形成され
た複数の室からなる枠体と、この枠体の一方の面
に複数の室毎に開口部を有する外面壁、他方の面
に内面壁が取りつけられ、又この内面壁を挾み中
梁プレートの反対側に支持梁を設け、更に外面壁
と内面壁の間の枠体内にコンクリートを充填した
耐氷壁を備えた着底式氷海構造物を提供する。
耐氷壁が海氷から力を受けると、支持梁の中間
では外面に圧縮がかかり、内面には張力を受ける
ことになるが、本発明では、内外面の空間に充填
されたコンクリートが圧縮力を受けるので、前記
外面壁にかかる圧縮力、及び内面の連続鋼板へか
かる引張力は小さくなる。又ウエブによつて連結
された内外面の二重構造となつているため大きな
剪断力にも対抗することができる。
では外面に圧縮がかかり、内面には張力を受ける
ことになるが、本発明では、内外面の空間に充填
されたコンクリートが圧縮力を受けるので、前記
外面壁にかかる圧縮力、及び内面の連続鋼板へか
かる引張力は小さくなる。又ウエブによつて連結
された内外面の二重構造となつているため大きな
剪断力にも対抗することができる。
第1図は本発明の要部をなす耐氷壁の鋼構造の
一実施例を示す斜視図である。図において、3a
は連続した鋼板3により形成された内面壁で、こ
の内面壁3aの下面には支持梁13が一定間隔平
行に配列されており、上面には前記支持梁13と
連結するように中梁14を配し、該中梁14の間
にこれと直角に交叉してウエブプレート15が挿
入され、更にウエブプレート15及び中梁14の
上面には鋼構造の外面壁16が形成され、このよ
うに一体に構成された外面壁16と鋼板3によつ
て形成された内面壁3aの間の枠体の室18の中
に、ウエブプレート15の中央部に設けられた開
口部17を通して連結するようにコンクリートを
充填する。
一実施例を示す斜視図である。図において、3a
は連続した鋼板3により形成された内面壁で、こ
の内面壁3aの下面には支持梁13が一定間隔平
行に配列されており、上面には前記支持梁13と
連結するように中梁14を配し、該中梁14の間
にこれと直角に交叉してウエブプレート15が挿
入され、更にウエブプレート15及び中梁14の
上面には鋼構造の外面壁16が形成され、このよ
うに一体に構成された外面壁16と鋼板3によつ
て形成された内面壁3aの間の枠体の室18の中
に、ウエブプレート15の中央部に設けられた開
口部17を通して連結するようにコンクリートを
充填する。
次に本発明による耐氷壁の作用を説明する。
第1図によつて明らかな如く、外面壁16と内
面壁3aとの間は中梁14、ウエブプレート15
を介して一体に連結され、更にコンクリートが充
填されていることによつて強固な壁体を形成する
ことが出来る。
面壁3aとの間は中梁14、ウエブプレート15
を介して一体に連結され、更にコンクリートが充
填されていることによつて強固な壁体を形成する
ことが出来る。
本発明によつて次のような効果が得られた。
(1) 内外面壁に二重鋼板を配置した上に、該二重
鋼板がウエブプレート及び中梁と一体に固着さ
れたことにより従来よりも強度の高い壁体を形
成することが出来る。
鋼板がウエブプレート及び中梁と一体に固着さ
れたことにより従来よりも強度の高い壁体を形
成することが出来る。
(2) 前記内面壁と外面壁の間の各室にコンクリー
トを充填する際、外面壁及びウエブプレートに
開口部があるため、施工が容易かつ、確実であ
る。
トを充填する際、外面壁及びウエブプレートに
開口部があるため、施工が容易かつ、確実であ
る。
(3) コンクリートが鋼板によつて囲まれた形状と
なるため、鉄筋による補強を必要としない。
なるため、鉄筋による補強を必要としない。
第1図は本発明の一実施例の斜視図、第2図A
は着底式海洋構造物の側面図、Bは平面図、第3
図、第4図、第5図は従来の耐氷壁の構造図でA
は正面図、Bは側面図である。 1:耐氷壁、2:コンクリート、6,9,1
0,12:桁材、13:支持梁、14:中梁、1
5:ウエブプレート、3a:内面壁、16:外面
壁、17:開口部、18:室。
は着底式海洋構造物の側面図、Bは平面図、第3
図、第4図、第5図は従来の耐氷壁の構造図でA
は正面図、Bは側面図である。 1:耐氷壁、2:コンクリート、6,9,1
0,12:桁材、13:支持梁、14:中梁、1
5:ウエブプレート、3a:内面壁、16:外面
壁、17:開口部、18:室。
Claims (1)
- 1 開口部を有するウエブプレートと、これに直
交して中梁プレートを組合せて形成された複数の
室からなる枠体と、該枠体の一方の面に取りつけ
られ前記室内に開口部を有する外面壁と、前記枠
体の他方の面に取りつけられた内面壁と、該内面
壁の前記中梁プレートの反対側に取りつけられた
支持梁とから成り、前記外面壁と、内面壁に挾ま
れた枠体内にコンクリートを充填して成る耐氷壁
を備えたことを特徴とする着底式氷海構造物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21150684A JPS6192208A (ja) | 1984-10-11 | 1984-10-11 | 着底式氷海構造物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21150684A JPS6192208A (ja) | 1984-10-11 | 1984-10-11 | 着底式氷海構造物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6192208A JPS6192208A (ja) | 1986-05-10 |
JPH0216812B2 true JPH0216812B2 (ja) | 1990-04-18 |
Family
ID=16607058
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21150684A Granted JPS6192208A (ja) | 1984-10-11 | 1984-10-11 | 着底式氷海構造物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6192208A (ja) |
-
1984
- 1984-10-11 JP JP21150684A patent/JPS6192208A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6192208A (ja) | 1986-05-10 |
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