JPH0216728Y2 - - Google Patents

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JPH0216728Y2
JPH0216728Y2 JP1981160314U JP16031481U JPH0216728Y2 JP H0216728 Y2 JPH0216728 Y2 JP H0216728Y2 JP 1981160314 U JP1981160314 U JP 1981160314U JP 16031481 U JP16031481 U JP 16031481U JP H0216728 Y2 JPH0216728 Y2 JP H0216728Y2
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JP
Japan
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arm
top plate
down holder
arm down
insertion piece
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JP1981160314U
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English (en)
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JPS5867410U (ja
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Landscapes

  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は医療診断装置用寝台に使用するアー
ムダウンホルダに関する。
従来、医療診断装置たとえば放射線CT装置に
よつて頭部および胴体部の断層撮影が行なわれて
いた。その場合、先ず頭部の断層撮影を行ない、
次いで胴体部の断層撮影が行なわれることになる
のであるが、頭部撮影中に被撮影者に点滴を行な
う必要があるとき、第1図に示すような形状のア
ームダウンホルダ1を使用していた。というの
は、第2図に示すように、医療診断装置用寝台
(単に寝台と称することもある。)2の天板3の短
手方向の幅が被撮影者の胸幅にほぼ同等であるか
ら、アームダウンホルダ1を使用することなく、
天板3上に被撮影者を横臥させると、両腕が垂下
すると共に揺動により不安定となり、点滴を適切
に行なうことができない。そこで、第2図に示す
ように、天板3とマツト4との間に、天板3の長
手方向から第1図に示すアームダウンホルダ1を
挿入し、次いで、アームダウンホルダ1における
支持部1Aに垂下する両腕を載置し、天板3の水
平移動によつて両腕が落ちないように両腕を固定
部材1Bで支持部1Aに固定していた。このよう
にしてアームダウンホルダ1を使用することによ
つて、図示しないガントリの撮影孔内に被撮影者
の頭部を挿入するために天板2を寝台2本体より
くり出しても、天板2の水平移動にかかわらず、
固定する腕に適切に点滴を行なうことができてい
た。
しかしながら、前記のように両腕を固定して点
滴を行いながら頭部の断層撮影を終了した後、引
き続き胴体部の断層撮影を行う場合に、次のよう
な問題点があつた。すなわち、引き続き胴体部の
断層撮影を行なう場合、寝台2本体より天板3を
さらにくり出して、図示しないガントリの撮影孔
内に被撮影者内の胴体部を挿入する必要がある。
撮影孔の直径に対して第1図に示すアームダウン
ホルダ1の横幅が大きいとき、天板3をくり出す
前に前記アームダウンホルダ1を除去しなければ
ならない。また、アームダウンホルダ1の横幅が
撮影孔の直径より小さい場合であつてもアームダ
ウンホルダ1を装着したまま断層撮影を行うと、
断層像に悪影響が生ずるので、やはり前記アーム
ダウンホルダ1を除去しなければならない。アー
ムダウンホルダ1を除去するためには、アームダ
ウンホルダ1を天板3の長手方向にずらしていか
なければならず、そうすると、被撮影者の身体を
無闇に動かさなければならず、アームダウンホル
ダ1の除去作業はきわめて煩雑なものであつた。
この考案は前記事情に鑑みてなされたものであ
り、被撮影者の身体を動かすことなく、きわめて
簡単な操作で装着、除去することのできるアーム
ダウンホルダを提供することを目的とするもので
ある。
次にこの考案の一実施例について図面を参照し
ながら説明をする。
第3図はこの考案の一実施例を示す斜視図であ
り、第4図はこの考案に係るアームダウンホルダ
を天板に装着した使用状態を示す斜視図である。
第3図に示すように、アームダウンホルダ10
は、湾曲部11および支持部12を有する挿入片
と、固定部材13と、ストツパ14とを具備す
る。湾曲部11は、天板3の短手方向において天
板3の辺縁部から中央部にかけての湾曲率とほぼ
同等の湾曲率を有する湾曲片であり、その湾曲方
向の一辺に支持部12が連続している。そして、
湾曲部11の凸面には、挿入片を天板3とマツト
4との間に挿入する場合の挿入深さを決定する位
置決め用のストツパ14が設けられている。スト
ツパ14は、位置決めのためには湾曲部11の凸
面より突出しておればどのような形状であつても
よい。支持部12は、被撮影者の腕を支持するに
十分な厚みと大きさとを有する平面板である。湾
曲部11および支持部12を有する挿入片は、湾
曲部11を天板3とマツト4との間に挿入して支
持部12上に腕を載置するのであるから、適度の
剛性を有する材料で形成するのが望ましく、その
ような材料として、硬質の塩化ビニル樹脂、アク
リル樹脂、硬質のポリプロピレン樹脂、ABS樹
脂、あるいはベニア合板などが挙げられる。ま
た、挿入片は、前記合成樹脂の一体成型により形
成することができる。
支持部12の上面には、載置する腕を固定する
ための固定部材13が固着されており、固定部材
13として、たとえば、平面フアスナを有するベ
ルトが挙げられる。
以上のようにアームダウンホルダ10を構成し
ているので、第4図に示すように、天板3とマツ
ト4との間に天板3の短手方向からアームダウン
ホルダ10の湾曲部11を挿入するだけで、天板
3にアームダウンホルダ10を装着することがで
きる。そして、マツト4を介して天板3上に横臥
する被撮影者の腕をアームダウンホルダ10の支
持部12上に載置し、固定部材13たとえばベル
トを腕に巻きつけ、平面フアスナでベルトの両端
を結合するだけで、腕を支持、固定することがで
きる。この場合、アームダウンホルダ10は剛性
を有する材料で形成されているので、腕の重みで
アームダウンホルダ10における湾曲部11と支
持部12との境界で折れ曲がり、腕の支持、固定
が不安定になることはない。またアームダウンホ
ルダ10は、天板3とマツト4との間から引き抜
くだけで、天板3より簡単に取り外すことができ
る。
以上、この考案について詳述したが、この考案
は前記実施例に限定されるものではなく、同一の
機能を有する他の部材で適宜に構成することがで
きるのはいうまでもない。
他の実施例として、たとえば第5図に示すアー
ムダウンホルダが挙げられる。第5図に示すアー
ムダウンホルダ10Aが前記実施例におけるアー
ムダウンホルダ10Aと相違する点は、ストツパ
14Aが湾曲部11および支持部12それぞれの
裏面にわたる一対の突出板状体となつており、そ
の突出板状体の湾曲部11における端面14B
が、湾曲部11を天板3とマツト4との間に挿入
した場合に天板3の側面に当接するように形成さ
れていることである。そして、端面14Bの湾曲
部11における凸面上の位置は、湾曲部11の挿
入深さに応じて適宜に決定することができる。第
5図に示すようにストツパ14Aを形成している
と、ストツパ14Aの端面14Bが天板3の側面
に当接するまで湾曲部11を天板3とマツト4と
の間に挿入するだけでよく、湾曲部11をどの程
度深く挿入すればよいか一々確かめながら操作す
る煩わしさを解消することができる。また、天板
3に第5図に示すアームダウンホルダ10Aを装
着後、支持部12に被撮影者の腕を載置しても、
支持部12にかかる腕の重みはストツパ14Aを
介して天板3の側面に分散されるので、支持部1
2による腕の支持を確かなものとすることができ
る。
以上詳述したこの考案によると、アームダウン
ホルダにおける湾曲部を天板とマツトとの間に天
板の短手方向で挿入したり、引き抜いたりするこ
とによつて、きわめて簡単にアームダウンホルダ
を天板に着脱することができ、しかもその着脱操
作を迅速に行なうことができる。さらに、着脱に
際して被撮影者の身体を不必要に動かすこともな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のアームダウンホルダを示す斜視
図、第2図は従来のアームダウンホルダの使用状
態を示す斜視図、第3図はこの考案の実施例を示
す斜視図、第4図は前記実施例の使用状態を示す
斜視図および第5図はこの考案の他の実施例を示
す斜視図である。 10,10A……アームダウンホルダ、11…
…湾曲部、12……支持部、13……固定部材、
14,14A……ストツパ、14B……端面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 医療用寝台装置の天板上面における短手方向
    の曲率と同等の曲率を有すると共に、天板上面
    と天板上のマツトとの間に天板の短手方向から
    挿入可能な湾曲部および天板上面よりはみ出す
    被検体の腕部を支持する支持部を有する挿入片
    と、挿入片における支持部上面に固着されると
    共に寝台上よりはみ出す被検体の腕部を固定す
    る固定部材と、前記挿入片の湾曲部下面に位置
    決め用のストツパとを具備することを特徴とす
    るアームダウンホルダ。 (2) 前記ストツパが前記湾曲部および支持部それ
    ぞれの裏面にわたつて形成される突起であるこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    記載のアームダウンホルダ。
JP16031481U 1981-10-29 1981-10-29 ア−ムダウンホルダ Granted JPS5867410U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16031481U JPS5867410U (ja) 1981-10-29 1981-10-29 ア−ムダウンホルダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16031481U JPS5867410U (ja) 1981-10-29 1981-10-29 ア−ムダウンホルダ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5867410U JPS5867410U (ja) 1983-05-07
JPH0216728Y2 true JPH0216728Y2 (ja) 1990-05-09

Family

ID=29952728

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16031481U Granted JPS5867410U (ja) 1981-10-29 1981-10-29 ア−ムダウンホルダ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5867410U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5645643A (en) * 1979-09-25 1981-04-25 Tokyo Shibaura Electric Co Infant holder for ct apparatus

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5663446U (ja) * 1979-10-23 1981-05-28

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5645643A (en) * 1979-09-25 1981-04-25 Tokyo Shibaura Electric Co Infant holder for ct apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5867410U (ja) 1983-05-07

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