JPH02166132A - 発泡性粉末溶融成形用樹脂組成物の製造方法 - Google Patents

発泡性粉末溶融成形用樹脂組成物の製造方法

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JPH02166132A
JPH02166132A JP32085888A JP32085888A JPH02166132A JP H02166132 A JPH02166132 A JP H02166132A JP 32085888 A JP32085888 A JP 32085888A JP 32085888 A JP32085888 A JP 32085888A JP H02166132 A JPH02166132 A JP H02166132A
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JP
Japan
Prior art keywords
vinyl chloride
chloride resin
resin composition
paste
molding
Prior art date
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Pending
Application number
JP32085888A
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English (en)
Inventor
Koichi Kakefuda
掛札 紘一
Teruo Tejima
照雄 手島
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Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
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  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はクラッシュパッドなどの自動車内装用表皮材と
して有用な発泡性粉末溶融成形用樹脂組成物の製造方法
に関する。
粉末溶融成形法による発泡表皮についてはすでに知られ
ており、非発泡性粉末溶融成形により薄肉表皮を形成し
た後、発泡性粉末溶融成形により裏面に発泡体を形成し
一体化することにより非発泡体−発泡体の二層構造を有
する表皮材を成形する方法などが検討されている。また
、発泡性粉末溶融成形材料についても、塩化ビニル系樹
脂粉末に、可塑剤、安定剤などと共に粉末状のアゾジカ
ルボン酸アミド系発泡剤を混合し発泡性粉末溶融成形材
料を得る方法が知られており、また、熱分解型発泡剤を
可塑剤分散液として塩化ビニル系樹脂粉末に添加する製
造方法も提案されている(特開昭61−111337号
公報)。
〔発明が解決しようとする課題〕
これらの従来技術では、尚、成形体に気泡が粗大化して
存在するという問題点がある。本発明は微細気泡の成形
体が得られる発泡性粉末溶融成形用樹脂組成物の製造方
法を提供するものである。
〔従来の技術〕
〔課題を解決するための手段〕 本発明は、熱分解型発泡剤100重量部に対しペースト
用塩化ビニル系樹脂50〜500重量部及び可塑剤を必
項成分として配合してなるペースト状配合物を調製し、
これを平均粒子径30〜300μmの塩化ビニル系樹脂
に混合することを特徴とする発泡性粉末溶融成形用樹脂
組成物の製造方法を提供するものである。
熱分解型発泡剤としては、180°C〜230°Cで熱
分解し発泡性ガスを放出するものであれば良く、アゾジ
カルボン酸アミドなどのアゾ系発泡剤、p、p’−オキ
シビス(ベンゼンスルホニルヒドラジド)などのヒドラ
ジド系発泡剤、N、 N’ジニトロソペンタメチレンテ
トラミンなどのニトロソ系発泡剤などが使用され、その
粒子径は30μm以下のものが望ましい。
ペースト用塩化ビニル系樹脂としては、乳化重合法やマ
イクロサスペンション法で製造された平均粒子径0,0
5〜2.0μm、平均重合度800〜1300の塩化ビ
ニル系樹脂が好ましい、配合量は発泡剤100重量部に
対して50〜500重量部で、50重量部未満であると
気泡粗大化抑制の効果が少なく、500重量部を超える
と粉末溶融成形用として粉体流動性に難が出てくる。
ペースト状配合物調製の分散媒として使用される可塑剤
は、塩化ビニル系樹脂に使用される可塑剤であれば特に
制限はなく、フタル酸エステル系可塑剤、トリメリット
酸エステル系可塑剤、ポリエステル系可塑剤などが使用
される。
ペースト状配合物の調製方法としては、−aに行われて
いる塩化ビニル系樹脂ペーストの調製に使用されている
方法が採用され、熱分解型発泡剤とペースト用塩化ビニ
ル系樹脂の粒子を分散させることができる方法であれば
特に制限されるものではない0例えば熱分解型発泡剤と
ペースト用塩化ビニル樹脂及び可塑剤をリボンブレソダ
ーなど適当な混合機で混合し、インクミルで分散させる
方法などがある。
ペースト状配合物を、平均粒子径30〜300μmの塩
化ビニル系樹脂に混合して発泡性粉末溶融成形用樹脂組
成物を製造する望ましい方法としては、平均粒子径30
〜300μmの塩化ビニル系樹脂に可塑剤及び安定剤、
着色剤を混合し、大部分の可塑剤が吸収された後、ペー
スト状配合物を添加混合する方法がとられる。混合機の
代表的なものとしてはヘンシェルミキサーがある。また
、温度条件としては、可塑剤の大部分を吸収させるため
には80°C以上の温度で混合処理することが好ましく
、更にペースト状配合物が添加された混合物は可塑剤吸
収を充分行うため少なくとも80℃以上の温度で処理さ
れることが望ましい。
ここで用いられる塩化ビニル系樹脂の平均粒子径が30
μm未満であると粉体流動性が劣り、300umを超え
ると熱溶融性に難が出てくる。
〔実施例〕
実施例1 平均粒子径130am、重合度820の塩化ビニル樹脂
100重量部をヘンシェルミキサーに仕込み、攪拌しな
がらエポキシ化大豆油3.3重量部、Ba−Zn系液状
安定剤4重量部を投入する。高速攪拌を続け、内容物温
度が80″Cになったらトリメリット酸エステル系可塑
剤70重量部を逐次添加する。続いて予め調製しておい
た熱分解型発泡剤を含むペースト状配合物22.5重量
部(熱分解型発泡剤2.5重量部含有)を添加し攪拌を
継続する。内容物温度が120 ’Cになったらクーリ
ングミキサーに移送し冷却する。内容物温度が60°C
になったら、平均粒子径1μm、重合度900のペース
ト用塩化ビニル系樹脂を加えて良(混合分散させ発泡性
粉末溶融成形用樹脂組成物を得た。
尚、上記ペースト状配合物の調製法は次の通りである。
アゾジカルボン酸アミド系発泡剤(粒子径1〜10μm
)100重量部、ペースト用塩化ビニル樹脂(平均粒子
径1μm、重合度900)400重量部及びトリメリッ
ト酸エステル系可塑剤400重量部を乳鉢で混合分散さ
せペースト状配合物を得た。
この様にして得られた発泡性粉末溶融成形用樹脂組成物
を、ホットプレート上で表面温度220°Cに加熱した
3fi厚さのステンレス製の10100X200X20
の箱型金型に投入し、10秒後未溶着の粉末を排出した
。その後、金型を逆さにした状態でホットプレート上に
置き、加熱を継続した。所定時間後金型ごと冷却水に投
入し冷却脱型した。得られた発泡成形品について発泡倍
率、発泡気泡の大きさ、均質性を評価し、その結果を表
1にまとめた。
いう手順を採り、その他は実施例1に準じて発泡性粉末
溶融成形用樹脂組成物を調製し、評価した。
実施例2 ペースト状配合物を45重量部とした以外は実施例1に
準じて発泡性粉末溶融成形用樹脂組成物を調製し、評価
した。
比較例1 アゾジカルボン酸アミド系発泡剤(粒子径1〜10μm
)100重量部及びトリメリット酸エステル系可塑剤1
00重量部を乳鉢で混合分散させ、発泡剤分散液を調製
した。
この発泡剤分散液5重量部(発泡剤2.5重量部)を実
施例1に於けるペースト状配合物に代えて使用した。そ
の添加時期をエポキシ化大豆油及びBa−Zn系液状安
定剤の添加後とし、その後高速攪拌を続は内容物温度が
80’Cになったらトリメリット酸エステル系可塑剤を
遂次添加すると比較例2 発泡剤分散液を10重量部とした以外は比較例1に準じ
て発泡性粉末溶融成形用樹脂組成物を調製し、評価した
表−1 〔発明の効果〕 本発明により得られた発泡性粉末溶融成形用樹脂組成物
を用いて成形した成形体は、発泡気泡径が小さく均質で
あり、発泡倍率を高(しても粗大気泡の生成は抑えられ
、表面特性を損なうふくれもなく、本発明の工業的価値
は極めて大である。
気泡径  ;大部分の気泡径が含まれると観察された気
泡径範囲 気泡均質性;大部分の気泡径に比し異常に大きい気泡の
有無 O:異常気泡無 、表面ふくれ無 ×;異常気泡有 、表面ふくれ有

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、熱分解型発泡剤100重量部に対しペースト用塩化
    ビニル系樹脂50〜500重量部及び可塑剤を必項成分
    として配合してなるペースト状配合物を調製し、これを
    平均粒子径30〜300μmの塩化ビニル系樹脂に混合
    することを特徴とする発泡性粉末溶融成形用樹脂組成物
    の製造方法。
JP32085888A 1988-12-20 1988-12-20 発泡性粉末溶融成形用樹脂組成物の製造方法 Pending JPH02166132A (ja)

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