JPH02165439A - 光ヘッドおよび光ディスク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は光ディスクに情報を記録再生する光デイスクメ
モリ装置の光ヘッドおよび光ディスクに関するものであ
る。

従来の技術 近年、光デイスクメモリ技術は従来の磁気記録に比較し
て大幅な高記録密度と大容量化が可能な技術として注目
され、各所で研究されている。

以下図面を参照しながら、上記した従来の光ディスクメ
モリ装置の一例について説明する。

第４図は従来の光デイスクメモリ装置の光ディスクの表
裏の両面の信号記録面にデータを記録再生する光ヘッド
を示すものである。第４図において、１はデータを記録
する光ディスクで、そのＡ面、Ｂ面の両面に信号が記録
再生されるものである。２は光ディスク１を回転させる
モータである。

３５および３６は、それぞれ光ディスクｌのＡ面とＢ面
にデータを記録再生する光ヘッドで、レーザ、絞りレン
ズ、光ディスクからの反射光検出光学系、絞りレンズを
駆動してフォーカス／トランキングを行うアクチュエー
タなどで構成される。

３７は光ヘッド３５．３６を移送して目的トラックを検
索する移送系である。

以上のように構成された光デイスクメモリ装置について
、以下データをＡ面に記録し、Ｂ面からデータを再生す
る動作について説明する。

まず、移送系３７はＡ面のデータを記録する目的トラッ
クに光へラド３５を移送し、目的トラックがシークされ
ると光へラド３５に記録データが印加されてデータが記
録される。

次に、移送系３７はＢ面の目的トランクに光ヘッド３６
を移送する。目的トラックが検出されると、光ヘッド３
６から目的トラックの再生信号が読み取られる。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、第５図に示すよう
に従来よく使用されるスパイラルトラックを持つ両面光
ディスクでは、Ａ面とＢ面が光ヘッド３５．３６から見
てそれぞれ逆に回転するので、トラック上の信号がＡ面
では、ａｔ、ａ２゜ａ３、Ｂ面では、ａ３．ａ２．ａｌ
と言うように読みだされるため具合が悪い、そこで光デ
ィスクｌには同心円トラックが使用されるが、狭ピンチ
のトランクを精度良く製造できず面記録密度が低くなる
と言う課題を有していた。また、光学ヘッド３５．３６
はそれぞれ独立にレーザと光学系を具備し、小型化やコ
スト的な課題も有していた。

本発明はかかる点に鑑み、両面ディスクにデータを記録
再生する小型光ヘッドとこれに適用されるディスクとを
提供することを目的とする。

課題を解決するための手段 本発明は、レーザ光源とコリメート光学系と反射光学系
および反射光検出系からなる固定光学部と、固定光学部
からのコリメート光を光ディスクの記録面に集光する絞
りレンズと絞りレンズを微動して光ディスクの記録面に
フォーカスするアクチエエータからなる複数の可動光学
部と、固定光学系からのコリメート光を複数の可動光学
部に分配する光分配手段という構成を備えたものである
。

また光ディスクのそれぞれの信号記録面に形成されたト
ランクは、お互いに逆スパイラル状に形成される。

作用 本発明は上記した構成により、複数の可動光学系のデー
タを記録あるいは再生する光ディスクの記録再生面に対
向する可動光学部に、固定光学部から選択的にレーザ光
を光分配手段で分配することによって、データの記録再
生を行う。

実施例 以下に本発明の一実施例について、図面を用いて、詳細
に説明する。

第１図は本発明の第１の実施例における光デイスクメモ
リ装置の光ヘッドの構成図である。第１図において、第
４図と同じ番号の１．２は第４図の構成要素と同じもの
を表す、３は平行レーザ光を出射する固定光学部、４は
可動光学部５．６に選択的に固定光学部３の平行レーザ
光を分配する光分配光学部、５，６は固定光学部３から
のレーザ光を光ディスク１の表裏の信号記録トラックに
集光させる可動光学部、７，８は可動光学部５゜６を光
ディスク１の半径方向に移送して目的トラックを検索す
るためのりニアモータ、９．１０はりニアモータ７，８
を案内するレール、１１はレーザ、１２はレーザ１１の
出射光を円形断面の平行光に整形するコリメートレンズ
、１３は光ディスクｌからの反射光をレーザ１１に戻さ
ないでフォトディテクク１４に反射して信号を検出する
ための偏光ビームスプリフタ、１４は光ディスクｌから
の反射光を受光してサーボ信号や再生信号を検出するフ
ォトディテクタ、１５はフォトディテクタ１４の信号を
増幅処理するヘッドアンプＨＡである。１１から１５は
固定光学部３を構成する。

１６は固定光学部３からのレーザ光に一定の位相回転を
与える可変位相板、１７は偏光ビームスプリッタ、！８
はλ／４板、１９は全反射プリズム、２０はλ／４板で
ある。１６から２０は光分配光学部４を構成する。２１
．２２はレーザ光を光ディスク１のトラックに集光する
絞りレンズ、２３２４は全反射プリズム、２５．２６は
絞りレンズ２１．２２をフォーカシングやトラッキング
するために動かすアクチュエータ、２７はヘッドアンプ
１５のサーボ信号、２８は再生信号である。可動光学部
５は、構成要素２１，２３．２５で構成され、可動光学
部６は構成要素２２，２４．２６で構成される。

以上のように構成された光ヘッドについて、以下その動
作を説明する。

レンズ１２で平行化されたレーザ１１の出射光は固定光
学部３から光分配光学部４に入射する。

いま、可動光学部６でデータを記録再生する時を考える
と、可変位相板１６はλ／２位相回転を固定光学部３の
レーザ光に与え、偏光ビームスプリッタ１７で第１図の
上方向に反射され、全反射プリズム１９．　　λ／４板
を経由して可動光学部６の全反射プリズム２４に入射す
る。全反射プリズム２４で反射されたレーザ光は絞りレ
ンズ２２で光ディスク１の表面トラックに集光される。

絞りレンズ２２は、光ディスク１からの反射光をフォト
ディテクタ１４で光電変換し、へンドアンプ１５のサー
ボ信号２７でアクチュエータ２６を駆動することでトラ
ック上に常にレーザ光をフォーカスし、またトラッキン
グさせる。このとき、固定光学部３のレーザ１１をデー
タ信号で記録パワーで強度変調すると対応したトラック
にデータが記録される。。

また、可動光学部５でデータの記録再生を行うときは、
可変位相板１６は０位相として作用せしめて、固定光学
部３からのレーザ光を偏光ビームスプリッタ１７で反射
させないで、そのまま透過させる。λ／４板１板金８過
したレーザ光は、可動光学部５の全反射プリズム２３で
反射され、絞りレンズ２１で光ディスク１の裏面トラッ
クに集光される。可動光学部６と同じように絞りレンズ
２１はサーボ信号２７を使ってアクチエエータ２５を駆
動して、レーザ光をトラック上にフォーカス／トラッキ
ングする。

ビームスプリンタ１３とλ／、Ｎ反１８．２０は光ディ
スクｌからの反射光がレーザ１１に戻るのを防止する作
用がある。可変位相板１６は、例えばファラディセルの
ような素子を使用すれば容易に電気信号で入射レーザ光
の位相を回転させて、偏光ビームスプリッタ１７と組み
合わせることで光路を切り替えられる。また、回転プリ
ズムや回転ミラーを用いても同様に光路を切り替えられ
ることは言うまでもない。

以上のように第１の実施例によれば、レーザ光源と信号
検出系を内蔵した固定光学部と絞りレンズとアクチュエ
ータから成る複数の可動光学部との間の光路に固定光学
部からのレーザ光を分配する光分配光学部を設けること
によって、可動光学部を小型化軽量化でき、高速度シー
クを実現すると共に、固定光学部の共用化によって経済
的な光ヘッドを擾供することができる。

以下本発明の第２の実施例について図面を参照しながら
説明する。

第２図は本発明の第２の実施例を示す光デイスクメモリ
装置の光ヘッドの構成図である。同図において、第１図
、第４図と同じ番号の構成要素は同じものを表す、２９
．３０は絞りレンズ、３１゜３２は絞りレンズ２９．３
０をフォーカス／トラッキング方向に動かすアクチュエ
ータ、３３は光分配光学部、３４は可動光学部である。

第１図の構成と異なるのは、２枚の光ディスクｌａ、ｌ
ｂの間に可動光学部３４が配置され、それぞれ異なる光
ディスクのトラックに固定光学部３のレーザ光を集光す
るようにしたことである。

上記のように構成された光ヘッドについて、以下その動
作を説明する。

第１図と同様にして固定光学部３からのレーザ光は光分
配光学部３３で絞りレンズ２９側、あるいは絞りレンズ
３０側に光路変更を受け、アクチュエータ３１、あるい
は３２でフォーカス／トラッキングが行われ、レーザ光
を光ディスク１ａ１ｂのトラック上に常に集光する。光
分配光学部３３は、回転ミラーなどで構成し、９０度反
射面を回転することで光路を絞りレンズ２９から３０に
切り替える。

以上のように第２の実施例によれば、レーザ光源と信号
検出系を内蔵した固定光学部と絞りレンズとアクチュエ
ータから成る可動光学部内部に固定光学部からのレーザ
光を分配する光分配光学部を設けることによって、スタ
ンク状に重ねた複数枚の光ディスクに適した光ヘッドを
提供できる。

もちろん、第１の実施例と同じく、可動光学部を小型化
軽量化できることは高速度シークを実現すると共に、固
定光学部の共用によって経済的な光ヘッドを提供するこ
とは言うまでもない。

第３図は、第１図および第２図で説明した本発明の光ヘ
ッドに適用される光ディスクの実施例である。光ディス
ク１は、Ａ面とＢ面の２面で構成され、それぞれスパイ
ラルトランクがプリフォーマットされている。Ａ面とＢ
面はお互いに逆方向のスパイラルトラックが形成されて
いる。

このように、光ディスクｌの表裏面にそれぞれ逆方向の
スパイラルトラックを形成したことによって、第３図の
Ａ面、およびＢ面からの再生信号は共に、ａｔ、ａ２．
ａ３と言う順序で再生され、可動光学部で正常に信号を
読み取り、また記録できる。

以上のように本実施例によれば、対向する２つの光ヘッ
ドでディスクの両面のスパイラルトラックに信号を記録
再生でき、面記録密度の低下がなく、また両面の記録再
生でディスクをドライブにかけ変える必要もない。

発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、光分配手段を設け
ることで固定光学部の共用化によって経済的な光ヘッド
を提供すると共に、可動光学部の小型化軽量化による高
速シークを実現することができ、また両面ディスクを記
録再生できるなどその実用的効果は大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例における光デイスクメモ
リ装置の光ヘッドの構成図、第２図は本発明の第２の実
施例を示す光デイスクメモリ装置の光ヘッドの構成図、
第３図は第１図および第２図で説明した本発明の光ヘッ
ドに適用されるディスクの実施例を示す説明図、第４図
は従来の光デイスクメモリ装置の光ディスクの表裏の両
面の記録再生面にデータを記録再生する光学ヘッドの説
明図、第５図は従来のスパイラルトラックの両面ディス
クの例を示す説明図である。 １・・・・・・光ディスク、２・・・・・・モータ、３
・・・・・・固定光学部、４・・・・・・光分配光学部
、５，６・・・・・・可動光学部、７．８・・・・・・
リニアモータ、９．１０・・・・・・レール、１１・・
・・・・レーザ、１２・・・・・・コリメートレンズ、
１３−・・・・偏光ビームスプリフタ、１４・・・・・
・フォトディテクタ、１５・・・・・・ヘッドアンプＨ
Ａ。 １６・・・・・・可変位相板、１７・・・・・・偏光ビ
ームスプリッタ、１８・・・・・・λ／４板、１９・・
・・・・全反射プリズム、２０・・・・・・λ／４板、
２１．　２２・・・・・・絞りレンズ、２３．２４・・
・・・・全反射プリズム、２５．２６・・・・・・アク
チエエータ、２７・・・・・・サーボ信号、２８・・・
・・・再生信号、２９．３０・・・・・・絞りレンズ、
３１゜３２・・・・・・アクチュエータ、３３・・・・
・・光分配光学部、３４・・・・・・可動光学部、３５
．３６・・・・・・光ヘッド、３７・・・・・・移送系
。 代理人の氏名　弁理士　粟野重孝　はか１名ｔ３．ｔｑ
−−ど−ムスフ０ワヅタ １６−−−可（遊對イｆｉ、オフｊ−ト石ヒｔＦ！、２
Ｑ−−ス／＋４１坂 １’？、２３．？：４−、ｉ及劃プソズム側）、２．！
−−−λ之シシンス゛ ？９，９つ−１えすシンス゛ Ａ面 元へ、ド

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）ディスクの両面に信号をトラック状に記録再生す
   るディスクにおいて、それぞれの信号記録面に形成され
   た前記トラックは、お互いに逆スパイラル状に形成され
   ていることを特徴とする光ディスク。
2. （２）光ディスクにレーザ光を集光して信号を記録再生
   する光ヘッドにおいて、レーザ光源とコリメート光学系
   と反射光学系および反射光検出系からなる固定光学部と
   、前記固定光学部からのコリメート光を前記光ディスク
   の記録面に集光する絞りレンズと前記絞りレンズを微動
   して前記光ディスクの記録面にフォーカスするアクチュ
   エータからなる複数の可動光学部と、前記固定光学系か
   らのコリメート光を前記複数の可動光学部に選択的に分
   配する光分配手段とを具備した光ヘッド。
3. （３）可動光学部は、光ディスクの両面の信号記録面に
   対向して配されていることを特徴とする請求項（２）記
   載の光ヘッド。
4. （４）２組の可動光学部は、対向した２枚の光ディスク
   の記録面にそれぞれ対向し、前記可動光学部内に光分配
   手段を設けたことを特徴とする請求項（２）記載の光ヘ
   ッド。
5. （５）請求項（１）記載の光ディスクの信号記録面に信
   号を記録再生することを特徴とする請求項（２）、（３
   ）または（４）のいずれかに記載の光ヘッド。