JPH02164331A - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JPH02164331A
JPH02164331A JP63321535A JP32153588A JPH02164331A JP H02164331 A JPH02164331 A JP H02164331A JP 63321535 A JP63321535 A JP 63321535A JP 32153588 A JP32153588 A JP 32153588A JP H02164331 A JPH02164331 A JP H02164331A
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Hiroki Hibino
浩樹 日比野
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は挿入部に湾曲部を有し、該湾曲操作を制御する
内81鏡に関する。
[従来の技術と発明が解決しようとする課題]近年、体
腔内に細長の挿入部を挿入することによって、患部の観
察、治療及び処置を行なうことのできる内視鏡が広く用
いられている。
一般に上記内視鏡の挿入部には、観察方向を所望の方向
とすることができるように挿入部の先端部後部に湾曲部
が設けられており、この湾曲部の湾曲操作は、従来挿入
部後部に連設された操作部に設けられた湾曲操作レバー
によって行なわれている。
また、湾曲操作の操作性の向上を目的として、特開昭6
1−87530号公報のように湾曲操作用のモータを設
け、挿入部の先端部付近に、挿入部が体腔壁に押し当た
るとき受ける圧力を検出覆る感圧素子を設けて、この感
圧素子によって前記モータを制御するようにした技術が
示されている。
ところで、上記特開昭61−87530号公報のように
、挿入部に感圧素子を設ける場合、感圧素子には導線が
電気的に接続されており、この導線は挿入部内を挿通し
なければならない。ところが挿入部内にイメージガイド
(電子内視鏡にあっては固体lldl素像素子号線)、
ライトガイド、処置具挿通チャンネル、送気チューブ、
送水チューブ、鉗子起上台用ケーブル、湾曲操作ワイヤ
等の内蔵物が詰っており、上記導線の引き回し方によっ
ては上記チューブ、ケーブル等が干渉して導線の断線原
因となる虞れがある。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、感圧
素子に電気的に接続される導線が断線を起こし難い内視
鏡を提供することにある。
[課題を解決するだめの手段及び手段]本発明の内視鏡
は、挿入部に被検部位内壁と挿入部とが当接したことを
検知するセンサを設け、該センサに電気的に接続される
導線の貫通孔を関節駒に設けたものである。
本発明では、挿入部内に導線が挿通されており、この導
線は関節駒に設けられた貫通孔を通過して、感圧素子に
電気的に接続される。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面を参照して具体的に説明す
る。
第1図ないし第19図は本発明の第1実施例に係り、第
1図は内視鏡挿入部の断面図であって、第2図のM−M
一方向・断面図、第2図は第1図のA−A ′方向矢視
図、第3図は第1図のB−B −方向断面図、第4図は
第1図のc−c”方向断面図、第5図は第1図のD−D
 ′方向断面図、第6図は第1図のE−E ′方向断面
図、第7図は第1図のF−F”方向断面図、第8図は第
1図のG−G′方向断面図、第9図は第1図のH−H′
方向断面図1.第10図は第9図のに−に′方向矢視図
、第11図は第1図の1−1一方向断面図、第12図は
第6図のJ−J=方向断面図、第13図は第1図のL−
L′′方向断面図第14図は関節駒の配置図、第15図
は挿入部先端部に設けられるセンサの説明図、第16図
は第15図のN部詳細図、第17図は湾曲部に設けられ
るセンサの説明図、第18図は内視鏡装置の説明図、第
19図は湾曲制御装置の説明図である。
第18図において、本実施例の内視鏡装置1は光学式内
視鏡2と、この光学式内視鏡2に照明光を供給1゛る光
源装置3と、光学式内視vt2に接続された湾曲制御装
置4とから構成されている。
前記光学式内視鏡2は細長の挿入部6と、この挿入部6
の後部に連設された操作部7と、この操作部7の後端に
連設された接眼部8と、操作部7の側部に延設されたユ
ニバーサルコード9とを有している。
前記挿入部6は先端部11と、この先端部11を所望の
方向に指向する湾曲部12と、この湾曲部12の後部に
連設された可撓管部13とからなつCいる。また、前記
操作部7には前記湾曲部12を湾曲操作するための湾曲
操作ノブ14と、先端部11の設けられた観察窓を洗浄
する送気ボタン16と送水ボタン17とが設けられてい
る。
前記ユニバーサルコード9の後端にはコネクタ18が設
けられており、このコネクタ18は光源装置3に接続さ
れる。光源装置3には照明光を発生する光源ランプ19
と、光学式内視鏡2に送気用の気体を供給づる送気ポン
プ21と、光学式内祝112に送水用の液体を供給する
水タンク22とこの水タンク22を加圧するポンプ23
とを備えている。
また、前記コネクタ18の側部からはケーブル24が延
出されており、このケーブル24は湾曲制御装置4に接
続されている。
第1図において、挿入部6の先端部11は円柱状で例え
ば金属等で形成された先端部本体26を備えている。こ
の先端部本体26の先端面には体腔壁との滑り性が良好
で且つ電気絶縁性のプラスチック等よりなる円盤状の先
端カバー27が接着剤等によって貼設されている。先端
カバー27の先端面には前記先端部本体26まで貫通す
る観察用透孔28と照明用透孔29.29と処置具チj
zンネル用透孔31と送気用透孔32と送水用透孔33
とが挿入部6の軸方向に対して平行に設けられている。
前記観察用透孔28内には観察窓としての対物レンズ系
34が固定されたレンズ枠36が先端カバー27と先端
部本体26とに接着固定されており、この対物レンズ系
34の結像位置にはファイアバンドルによって形成され
、イメージガイトロ金38によって束ねられたイメージ
ガイド37の入射端面が設けられている。このイメージ
ガイトロ金38は先端部本体26に螺入された止ねじ4
0のよって固定されており、更に、このイメージガイト
ロ金38の後端部にはイメージガイド37を被覆する保
護チューブ39aの先端部が固定されている。なお、先
端部本体26に設けられた止ねじ40用の穴は止ねじ4
0の螺入後、充填剤によって充填され、先端部本体26
の周壁の一部を形成するようになっている。
前記保護チューブ39aで被覆されたイメージガイド3
7は挿入部6と操作部7内とを挿通されて、接眼部8に
至るようになっており、接眼部8より対物レンズ系34
に取込まれた光学像を肉眼I2察できるようになってい
る。
前記照明用透孔29には配光レンズ35が設けられてお
り、この配光レンズ35の後方には照明光を伝達するフ
ァイババンドルによって形成されたライトガイド39の
出射端面が設けられている。
このライトガイド39は出射端部をライトガイト口金4
1によって束ねられており、このライトガイト口金41
が照明用透孔29内に嵌入固定されている。このライト
ガイト口金41は先端部本体26に螺入された止ねじ4
5によって固定されており、更に、このライトガイト口
金41の後端部はライトガイド39を被覆した保護チュ
ーブ42の先端部が外嵌固定されている。なお、先端部
本体26の止ねじ45用の穴は止ねじ45を螺入後、充
填剤が充@され、先端部本体26の周壁の一部を形成す
るようになっている。
前記保護チューブ42に被覆されたライトガイド39は
挿入部6と操作部7とユニバーサルコード9内を挿通さ
れてコネクタ18に至るようになっている。このコネク
タ18にはライトガイド39の入射端面が設けられてお
り、光源装置3にコネクタ18を接続すると同時に前記
光源ランプ19から出力された照明光を入射できるよう
になっている。
前記処置具チャンネル用透孔31の後端部には接続バイ
ブ43が挿入されてロー付けで固定されており、更に、
この接続バイブ43の後端部には処置具用チューブ44
の先端部が固定されている。
この処置具用チューブ44は挿入部6内を挿通されて操
作部7に設けられた図示しない処置具挿入口に接続され
ている。
前記送気用透孔32の前部側には送気ノズル46が先端
部本体26に螺入された止ねじ53によって固定されて
おり、後部側には接続バイブ47が挿入固定されている
。この接続バイブ47の後端には挿入部6と操作部7と
ユニバーサルコード9とを挿通された送気チューブ48
が接続されており、前記送気ポンプ21より供給される
気体を対物レンズ系34の外面に吹付けるようになって
いる。
前記送水用透孔33の前部側には送水ノズル49が先端
部本体26に螺入された止ねじ54によって固定されて
おり、後部側には接続バイブ51が挿入固定されている
。この接続バイブ51の後端には挿入部6と操作部7と
ユニバーサルコード9とを挿通された送水チューブ52
が接続されており、前記水タンク22より供給される水
を対物レンズ系34の外面に吹付けるようになっている
なお、前記送気ノズル46と送水ノズル49の先端部外
周には周回状に鍔部50が設けられており、この鍔ti
I50によって先部jカバー27を先端部本体26に押
圧することによって先端カバー27の接着が剥がれても
先端カバー27の脱落を防止できるようになっている。
前記先端部本体26の@端部には前記湾曲部12を構成
する複数の関節駒56のうち最も前端側の関節駒56A
が止ねし57.57によって固定されている。この湾曲
部12は第14図のにうに構成されており、最も前端側
の関節駒56△とこれに続く関節駒56Bは同図の紙面
内で回動できるように互いにピン58によって固定され
ている。
(同図の紙面内を上下方向とすると関節駒56A。
56Bは互いに上下方向に回動できるようになっている
。)また、関節駒56Bはこの後方に接続された関節駒
56Gとビン58によって接続され同図紙面に対して直
角方向に回動できるようになっている。(同図紙面に対
して垂直方向を)i右方向とするれば関節駒56B、5
6Cは互いに左右方向に回動できるようになっている。
)前記関節駒56Aの周壁には径方向に貫通する貫通孔
59が設けられており、更にこの内周面には上下左右用
の湾曲操作ワイヤ61.61・・・を固定するためのワ
イヤ固定部62が例えば4箇所略90度の角度を持って
設けられている。なお、貫通孔59と湾曲操作ワイヤ6
1との位置関係は互いに干渉することのないように周方
向にずれている。このワイヤ固定部62にロー付けで連
結され、関節駒56の内周面に設けられたワイヤ案内6
5によって湾曲部12を案内されて可撓管部13内を挿
通された湾曲操作ワイヤ61は湾曲操作ノブ14に至る
ようになっている。この湾曲操作ワイヤ61は湾曲操作
ノブ14を操作づることによって牽引弛緩されるように
なっており、牽引弛緩されることによって湾曲部12を
上下左右方向に湾曲するようになっている。
前記関節駒56Aの外周壁にはフレキシブル基板63と
感圧素子72とからなるセンサ70が設けられている。
フレキシブル基板63は関節駒56Aの外周壁に全周に
わたって接着固定されている。第15図において、フレ
キシブル基板63はポリイミド等からなるベースフィル
ム64の上であって、先端側(同図において下側)に串
形電極パターン66a、66bが互いに電気的に接続さ
れないように全周にわたって形成されており、外周壁、
後部(同図において上側)には前記串形電極パターン6
6a、66bのランド部67.68が設けられている。
更に、ベースフィルム64の後端(同図において上側)
には切欠部71が設けられており、関節駒56Aに設(
)られた貫通孔59と切欠部71とが一致するようにな
っている。このランド部67.68には前記貫通孔59
と切欠部71とを挿通されたリード線69.69がハン
ダ付けされており、このリード線69.69は可撓管部
13内で同軸ケーブルに接続されている。
この同軸ケーブルは挿入部6内と操作部7内とユニバー
サルコード9内とを挿通されてコネクタ18に至るよう
になっており、更に、コネクタ18からケーブル24を
経て湾曲制御装置4に至るようになっている。
前記フレキシブル基板63の小形電極パターン66a、
66bの外周面上にはこの電極パターン66a、66b
を覆うように略同じ大きさの感圧索子72がその感圧導
電層をフレキシブル基板側に向けて配置され、その側部
はフレキシブル基板63に接着固定されている。感圧素
子72は例えばポリイミド等からなるベースフィルム上
に感圧導電層塗料例えば東芝シリコーン社製シルタッチ
(商品名)あるいはインターリンク社tJFsR(商品
名)がほぼ全面に印刷されている。この感圧素子72は
外力が加わると抵抗値が変化する性質を有しており、抵
抗値が変化することで、電極パターン66a、66b間
の電圧が変化し、センリーフ0が外力の大きさを電圧の
変化で出力するようになっている。
前記フレキシブル基板63のランド部67.68及びリ
ード線69.69は熱収縮性チューブ73によって覆わ
れて電気絶縁処理が行なわれている。また、この熱収縮
性チューブ73はリード線69.69のハンダ付は部と
、この近傍を保持しており、外力が直接ハンダ付は部に
加わり、ハンダ付は部が外れることを防止している。
前記関節駒56Aの後方に位置する第15図に示づ関節
駒56D、56E、56F、56Gにも同様に外周壁に
センサ70を構成するフレキシブル基板74が接着固定
されている。このフレキシブル基板74は第17図に示
すように例えばポリイミド等からなる細長で長方形のベ
ースフィルム76上面に小形電極パターン77a、77
bが互いに電気的な接続がされないように設けられてお
り、この小形電極パターン77a、77bの両端にラン
ド部78.79が形成されている。
前記電極パターン77a、77bのランド部78.79
には各々リード線82.82・・・がハンダ付けされて
おり、このリード線82.82・・・は関i駒56D、
56E、56F、56Gの径方向に貫通する貫通孔84
を挿通されて湾曲部12内に尋人されている。なお、貫
通孔84は湾曲操作ワイヤ61と干渉しない位置であっ
て、且つ、関節駒56D、56E、56F、56Gの軸
方向の寸法の長い比較的幅広部に設けられている。この
す−ド線82.82・・・は可撓管部13内で同軸ケー
ブルに接続され、前記リード線69.69に接続された
同軸ケーブルと同様にして、湾曲制御装置4に至るよう
になっている。
前記フレキシブル基板74のランド部78.79及びリ
ード線82.82・・・とのハンダ付は部は例えば住友
電工社製イラックステープ(商品名)等の熱収縮性チー
786によって巻き回されて、ヒートガン等により加熱
することによってチューブ状にされている。また、この
熱収縮性チー786はハンダ付は部と、その近傍を保持
し、外力が直接ハンダ付は部に加わり、ハンダ付は部が
外れることを防止している。
前記フレキシブル基板74の串形電極パターン77a、
77bを覆うようにして、略同じ大きさの感圧索子81
がその感圧導電層を電極パターン77側に向けて配置さ
れ、その側部はフレキシブル基板74に接着固定されて
いる。
なお、上記のように各関節駒56D、56E。
56F、56Gに設けられたフレキシブル基板74は先
端部11に設けられた前記フレキシブル基板63と異な
り、挿入部6の周方向に串形電極パターン77とランド
部78.79とが形成されており、挿入部6の軸方向に
極力スペースを取らないようにしているために、軸方向
の寸法の短い関節駒560.56E、56Gにも感圧素
子81を設けることができるようにしている。
なお、関節駒56D、56E、56Gはその前後に接続
された関節駒に対して上下方向に回動できるようになっ
ており、関節駒56Fはその前後に接続された関節駒に
対して左右方向に回動できようようになっている。
前記フレキシブル基板63.74のランド部67.68
.78.79にハンダ付けされた2本1組のリード線6
9.82の5組と、5木の同軸ケプルとの接続部は可撓
管部13内の軸方向で互いに異なる位ffr且つ送気チ
ューブ48の接続パイプ87及び送水チューブ52の図
示しない接続バイブを隔てた位置に設けられている。
なお、リード線69.82の5組のうち、4組はまとめ
て挿通し、1組は別の位置を挿通しである。ただし、5
組ともまとめて挿通しても良いし、まとめてその外周を
保護チューブによって被覆し、挿入部6全長あるいは湾
曲部12内に設けてもよい。
また、関節駒56D、56E、56F、56Gに゛設番
プられた貫通孔84を挿通されて、湾曲部12内から導
出されたリード線82は円周方向に巻かれ、貫通孔84
と同一の円周上に設けられたランド部78.79にハン
ダ付けされるようになっている。このようにすることで
リード線82配線に要する軸方向の長さを短くすること
が可能となる。
前記各同軸ケーブルは第19図に示すように湾曲制御装
置4内に設けられた5個の測定回路88に接続されてい
る。この測定回路88は感圧素子72.81に常に一定
の電流を供給する定Ti流回路89と電圧の変化を検出
する電圧測定回路91とからなり、電圧測定回路91で
検出された電圧の変化は表示装置92に出力されて表示
されるようになっている。
前記湾曲部12の外周面には金属等の細線によって細組
された湾曲網管93で被覆されでおり、その湾曲網管9
3の先端側は最も前端の関節駒56Aに、後端側は最も
後端の関節駒56Hに各々ハンダ付けされている。更に
、この湾曲網管93の外周は湾曲チューブ94で被覆さ
れており、この湾曲チューブ94の前端部は先端部本体
26の最も先端部外周に位置し、後端部は可撓管部13
の前端外周面に位置するようになっている。この両端部
は糸巻きの後に接着剤等によって固定され、水密が保た
れるようになっている。
なお、湾曲チューブ94を先端部本体26の最も前端部
で水密化したために感圧素子72とフレキシブル基板7
4を挿入部6のtb先端部側で且つ水密を確保しつつ配
置することができる。
上記のように構成された内視vt装置1の作用を説明す
る。
光学式内視鏡2の挿入部6を体腔内に挿入する際に体腔
内は屈曲しており、先端部11あるいは湾曲部12が体
腔壁を押圧1゛る。この場合、体腔壁からの反力は感圧
素子72.81に伝わり、この反力に応じて感圧素子7
2.81は抵抗値を変化する。この感圧素子72.81
には湾曲制御装置4内の定電流回路89から常に一定の
電流が供給されており、抵抗値が変化することによって
電圧が変化づる。この電圧の変化は電圧測定回路91で
測定される。電圧測定回路91は測定回を表示装置92
に出力しC表示する。術者はこの表示された数値を観察
しながら挿入部6の挿入を行い、体腔壁に損傷を与える
ような数値になった場合には挿入を中止して、挿入部6
を多少抜去する等の操作を行なう。また、体腔内に挿入
する際に、湾曲部12を湾曲操作する場合があるがこの
場合にも体腔壁を押圧することがある。この場合にも表
示装置92を観察しながら危険な圧力となる前に湾曲操
作を中止Jる。
湾曲部12の湾曲によって湾曲部12内の内蔵物(イメ
ージガイド37.ライトガイド39.処置具用チューブ
44.送気チューブ48.送水用チューブ52.湾曲操
作ワイヤ61.リード線69.82等)が移動して互い
に干渉し合う。リド線69.82は専用の貫通孔59.
84を挿通されてセンサ7oに電気的に接続されでいる
ために他の内蔵物に比べ干渉を受ける度合が少ない。
また、熱収縮性チューブ73と熱収縮性テープ86によ
ってハンダ付は部及びこの近傍を保持され【いるために
他の内蔵物による外力はチコーブ73とチー786によ
って吸収される。
上記のように本実施例の第1の効果は、関節駒56にリ
ード線69.82を挿通する専用の貫通孔59.84を
設けることによって挿入部6内の他の内蔵物との干渉を
できるだけ少なくし、リド線69.82の断線を防止づ
ることができる。
第2の効果は、挿入部6の体腔内への挿入及び湾曲部1
2の湾曲操作の際に体腔壁に過度の外力を加えることが
なく、体腔壁に損傷を与えることを防止できる。
第3の効果は先端カバー27を円盤状どして湾曲チュー
ブ94先端側の糸巻ぎ部を最も先端側にすることによっ
てセンサ70を先端側に位置させることができ、したが
って、湾曲操作の際に体腔壁に接触したことを迅速に検
出することができる。
第4の効果は、最も先端側に設けられたセンサ70であ
って、このセンサ70を前部と後部に分けて前部に串形
電極パターン66、後部にランド部67.68を設ける
ことによって串形電極部パターン66を全周に設けるこ
とができ、挿入部6のづべての径方向から加わる圧力を
検出することができる。従来はセンサとリード線の接続
について# faされていなかった。また、串形電極パ
ターン66とランド部67.68との位置関係について
も考慮されていなかった。
第5の効果は関節駒56D、56E、56F。
56Gに設けられたセンサ70の串形電極パターン77
とランド部78.79とリード線82のハンダ付は部は
同一円周上に設けられているために挿入部6の軸方向に
対応するけンサ70の幅寸法を最も小ざくすることがで
きる。従来はセンサ部とリード線の接続について考慮さ
れておらず、また、串形電極パターン77とランド部7
8.79の位置関係についても考慮されていなかった。
第6の効果は関節駒56に設けられた貫通孔59.84
は湾曲操作ワイヤ61の挿通位置を避けて穿設されてい
るために湾曲操作ワイヤ61の影響を受けずにリード線
69.82の専用を行なうことができる。更に、特に関
節駒56の幅広部に貫通孔84を穿設したことによって
強度上右利イ【構造とすることができる。従来はセン1
す用貫通孔は設けられていなかった。
第7の効果は貫通孔59.84とランド部67゜68.
78.79を同一円周上に設けたためにリード線69.
82を挿入部6の軸方向に対して略垂直に配置できるた
めにリード線69.82の配線に際して軸方向の長さを
短縮することができる。
従来は配線については考慮されていなかった。
第8の効果は、関節駒56に間隔を開けてセンサ70を
設けたために少ない個数で効率的に接触圧力の検出を行
なうことができる。従来は挿入部に複数のセンサを設け
るものはあったが、どの位置に設けるかは考處されてい
なかったために非効率的であった。
第9の効果はセンサ70が水密化されて設けられている
ために水没等によってセンサ70が故障を起こすことを
防止できる。更に、水没した場合にセンサ70から有害
な物質が生体内に流出することを防止できる。従来は水
密化されていなかったためにセンサに与える損害が大き
かった。
第10の効果はセンサ70が湾曲チューブ94によって
被覆されており、湾曲チューブ94を介して接触圧力を
検出するためにセンサ70が直接体腔壁に触れて、体腔
壁を傷付けることがなく、非常に安全である。従来は内
視鏡外にセンサが露出していたために体腔壁を傷付ける
可能性があった。
第20図ないし第30図は本発明の第2実施例に係り、
第20図は内視鏡挿入部の断面図であって、第22図の
V−02−04−01−V”方向断面図、第21図は関
節駒の配置図、第22図は第20図の0−0 ′方向矢
視図、第23図は送気送水分岐パイプの説明図、第24
図は第22図のW−05−02−06−W=方向断面図
、第25図は第22図の01−03−X方向断面図、第
26図は第20図のP−P”方向断面図、第27図は第
20図のQ−Q一方向断面図、第28図は第20図のR
−R=方向断面図、第29図は第20図のS−S′方方
向面面図第30図は第20図のT−T一方向断面図であ
る。
本実施例において、第1実施例と同様のものについては
同符号を付して説明を省略づる。
挿入部6の先端部11は金属等によって円柱状に形成さ
れた先端部本体26が備えられている。
この先端部本体26には第1実施例では送気用透孔32
と送水用透孔33とが別個に設けられているが、本実施
例では一体となっている。この一体化された送気送水用
透孔101の前部には絶縁部材からなるノズル保護パイ
プ102が嵌入されており、先端部本体26に螺入され
た止ねじ106によって固定されている。更にこのノズ
ル保護パイプ102内には送気送水ノズル103が挿入
されている。この送気送水ノズル103は気体と液体と
の霧状に混合された洗浄水を対物レンズ系34の外面に
噴出して洗浄するようになっている。
送気送水用透孔101の後部には送気送水接続パイプ1
04が挿入されており、ハンダ付けによって固定されて
いる。送気送水接続パイプ104の後部は送気送水デユ
ープ107が接続されており、更にこの送気送水チュー
ブ107の後端には第23図に示すような分岐管108
が接続されている。この分岐管108の後部は2つに分
岐されており、一方の管には送気チューブ48が、また
他方の管には送水チューブ52が接続されている。
この送気チューブ48と送水チューブ52は第1実施例
と同様に挿入部6内を挿通されて送気チュブ48は送気
ポンプ21に、送水チューブ52は水タンク22に各々
接続されている。
先端カバー109は体腔壁との滑り性が良好で且つ電気
絶縁性のプラスチック等の材料によって円盤状に形成さ
れており、挿入部6の軸方向に貫通し、先端部本体26
に螺入される止ねじ111によって先端部本体26に固
定されている。この止ねじ111が螺入された穴は電気
絶縁性の充填剤で充填されており、先端カバー109の
先端部面の一部を形成覆るようになっている。
先端部本体26の外周面には第1実施例で述べたセンサ
701fi設けられており、このセンサ70は湾曲チュ
ーブ94によって被覆されている。この湾曲チューブ9
4の先端部は先端部本体26の最も先端部に位置してお
り、糸巻きの後に接着剤で固定されている。また、湾曲
チューブ94は先端部本体26に接続された最も前端側
の関節駒112Aの後端部で糸巻きの後に接着剤で固定
されている。したがって、センサ70を構成するフレキ
シブル基板63と感圧素子72は湾曲チューブ94によ
って挟み込まれ、水密が保たれるようになっている。
湾曲部12を構成する関節駒112は第21図のように
構成されている。最も前端側の関節駒112Aは前記先
端部本体26の後端部に外嵌されて止ねじ113によっ
て固定されている。この関節駒112Aの後方には関節
駒112Bがビン114によって接続されており、同図
の紙面内で回動自在となっている。更に、関節駒112
Bの後方には前記関節駒112Δ、112Bを接続する
ビン114に対して90度回転した位置に設けられたビ
ン114によって接続されており、同図の紙面に対して
垂直方向に回動できるようになっている。この関節駒1
12Cの後方には関節駒112B、112Cより軸方向
に長い関節駒112Dが関節駒112B、112Cとを
接続するビン114に対して90度回転した位置に設け
られたビン114によって回動自在になっている。以下
、同様に2個の短い関節駒112B、112Cの次に長
い関節駒112Dが設けられている。この長い関節駒1
12Dの外周にはセンサ70が設けられている。このよ
うにほぼ等間隔でセンサ70を設けているために接触圧
力の検出能を向上させることができる。
また、センサ70に電気的に接続されたリード線69.
82は湾曲部12及び可撓管部13内において、その他
の内蔵物(イメージガイド37、ライトガイド39、送
気チューブ48、送水チコブ52、処置具用チューブ4
4等)が挿通される部位とは反対側に挿通されている。
なお、リド線69.82をまとめて保護チューブによっ
て被覆しても良いし、6芯の同軸ケーブル1本としてら
よい。これらのリードM69,82は第1実施例と同様
に可撓管部13内で同時ケーブルに接続されるようにな
っている。
その他の構成及び作用は第1実施例と同様である。
本実施例の第1の効果はセンサ70を湾曲チューブ94
で挟み込み、11つセンサ70の前後を糸巻き固定して
いるために、湾曲操作による湾曲チューブ94の伸び縮
みがセン4ノア 0に影彎を与えることがない。すなわ
ち、湾曲部12を湾曲操作してもこの湾曲によって伸び
縮みする部位tよ関節駒56の部位すなわちセンサ70
後部の糸巻き部より後方であるためにセンサ70を湾曲
チューブ94が押圧することがない。したがって、正確
に体腔壁との接触圧力を検出することができる。従来は
センサの配置方法に対する開示がなかったために湾曲の
際に接触圧力の検出ができなかった。
第2の効果は内視鏡を組立てる場合、センサ70を設け
る関節駒112Dを他の関節駒112より軸方向に長く
しているために容易にセンサ70を取付けることができ
る。更に、体腔内に挿入する場合には接触圧力の検出能
を向上させることができる。従来は軸方向の司法の短い
関節駒が湾曲部内に連設されており、センサについては
全く考慮されていなかった。
本実施例は上記の他に第1実施例で述べた第1ないし第
10の効果をも有する。
第31図ないし第35図は本発明の第3実施例に係り、
第31図は内視鏡先端部の断面図であって第32図のm
−m”方向断面図、第32図は第31図のY−Y一方向
矢視図、第33図は第31図のz−z′方向断面図、第
34図は第31図のa−a一方向断面図、第35図は第
31図のbb′方向断面図である。
本実施例において、第1実施例と同様のものについては
同符号を付して説明を省略する。
本実施例の第1実施例と異なる点は先端部本体26に切
欠部116が設けられている点である。
本実施例の先端部本体26には第1実施例と同様に観察
用透孔28と照明用透孔29.29と処置具チャンネル
用透孔31と第2実施例と同様の送気送水用透孔101
とが設けられている。この先端部本体26の後端面から
外周面にかりて切欠部116が設けられており、この切
欠部116に前記処置具チャンネル用透孔31が貫通J
るようになっている。また、処置具チャンネル用透孔3
1の前端部には先端部本体26の前端面に設【プられた
体腔壁との滑り性が良好で且つ電気絶縁性部材で形成さ
れた円盤状の先端カバー27を固定づるための先端バイ
ブ117が嵌入されて接着剤によって固定されている。
この先端バイブ117の前端部外周には周回状に鍔部1
18が設けられており、この鍔部118によって先端カ
バー27を保持するようになっている。
先端部本体26の外周にはセンサ70が設けられており
、更に、このセンサ70の外周には、湾曲チューブ94
によって被覆されている。この湾曲チューブ94は第2
実施例と同様に糸巻ぎされた後に接着剤によって固定さ
れている。
なお、本実施例ではセンサ70は先端部本体26及び最
も前端側の関節駒56Aにのみ設けられており、以後の
関節駒56には設けられていない。
前記送気送水用透孔101には第2実施例で述べたよう
に分岐管108が接続されており、水タンク22から供
給される水と送気ポンプ21から供給される気体とを混
合して霧状にするようになっている。
センサ70に接続されたリード線69は挿入部6にであ
って、イメージガイド37とライトガイド39に隣接す
る部位を挿通されており、可撓管部13内で同軸ケーブ
ルと接続されるようになっている。この同軸ケーブルと
の接続位置は前記分岐管108の位置よりは後方になっ
ている。
その他の構成1作用は第1実施例と同様である。
本実施例は第1実施例で述べた第1、第2、第3、第4
、第6、第7、第9、第10の効果と第2実施例の第1
の効果を有する。
第36図ないし第47図は本発明の第4実施例に係り、
第36図は内視鏡先端部の断面図であって第37図のi
 −02−01−04−i一方向断面図、第37図は第
36図のd−d ′方向矢視図、第38図は第37図の
j −05−02−os −j方向断面図、第39図は
第37図の01−03−に方向断面図、第40図は第3
6図のe−e方向断面図、第41図は第36図のf−f
=方向断面図、第42図は第36図の9−9′方方向面
図、第43図は第36図のh−h一方向断面図、第44
図は先端側のセンサの説明図、第45図は後端側のセン
サの説明図、第46図は超音波モータを用いた湾曲部の
説明図、第47図は超商波モータを用いた他の湾曲部の
説明図である。
本実施例において、第1ないし第3実施例と同様のもの
には同一符号を用いて説明を省略する。
本実施例の先端部11に設けられた先端部本体121の
外周壁は前部が前方にむかつて細径となり、例えば15
度の傾斜角度を有するテーバ部122と中央部に円筒部
123と後端部に段部124によって細径部126が設
けられている。このテーバ部122にはセンサ70が設
けられている。
このセンサ70は第44図に示すように扇状のフレキシ
ブル基板127と感圧索子132とからなっており、フ
レキシブル基板127は前記テーバ部122の全周にわ
たり接着固定されている。このフレキシブル基板127
はベースフィルム125上に中形電極パターン128a
、128bが電気的に接続されずに設けられており、更
にこのフレキシブル基板127の両端には貫通孔131
を有する串形電極パターン128a、128bのランド
部129a、129bが設けられている。この串形電極
パターン128a、128bに接続されるリード線13
0は貫通孔131を挿通されてランド部129a、12
9bにハンダ付けされるようになっている。
前記フレキシブル基板127上にはこのフレキシブル基
板127と略同じ大ぎさの感圧素子132がその感圧導
電層を電極パターン128側に向けて設けられており、
外周を接着づることによってフレキシブル鎖板127と
接着固定されている。
前記細径部126には湾曲部12を構成する最も前端側
の関節駒56Aが外嵌されて止ねじ133によって固定
されている。更に、この関節駒56Aの先端部外周には
外周が後方に細径になるように形成されたリング状にス
ペーサリング134が環設されている。このスペーサリ
ング134の外周にはセンサ70が設けられている。こ
のセンサ70は第45図に承りような扇状のフレキシブ
ル基板136と感圧素子137とからなっており、フレ
キシブル基板136は前記スペーサリング134の全周
にわたり接着固定されている。このフレキシブル基板1
36上には小形電極パターン138a、138bが設け
られており、更にこのフレキシブル基板136の両端に
はC4通孔139を有する小形電極パターン138a、
138bのランド部141a、141bが設けられでい
る。この串形電極パターン138a、138bに接続さ
れるリード線142は貫通孔139を挿通されてランド
部141a、141bにハンダ付けされるようになって
いる。
前記フレキシブル基板136上にはこのフレキシブル基
板136と略同じ大きさの感圧素子137がその感圧導
電層を電極パターン138側に向け′C設けられており
、外周を接着することによってフレキシブル基板136
と接着固定されている。
前記テーパ部122にはフレキシブル基板127の貫通
孔131に対応する位置であって、径方向に第1の穴1
43が設けられており、更にこの第1の穴143に連通
ずるようにして挿入部6の軸方向にリード線種通孔14
4が設けられている。
また、前記細径部126にはフレキシブル基板136の
前記貫通孔139に対応する位置であって、径方向に第
2の穴146が設けられており、更にスペーサリング1
34と関節駒56Aの第2の穴146に対応する位置に
は互いに穴径の略等しい貫通孔147.148が設けら
れている。なお、リード線挿通孔144は第2の穴14
6に連通しており、先端部本体121の後端面に目通す
るようになっている。この第1の穴143とリード線挿
通孔144にはランド部129a、129b1.:接続
さ゛れたリード線130,130が挿通されており、第
2の穴146にはランド部141a、141bに接続さ
れたリード線142,142が挿通されている。このリ
ード線130.142は湾曲部12内を挿通されて可撓
管部13内で同軸ケーブルと接続されている。なお、同
軸ケーブルは2本でも良いし、2芯の同軸ケーブルを使
用しても良い。
前記先端部本体121の先端面には対物レンズ系34が
設けられたレンズ枠36の先端部と、処置具チャンネル
用透孔31の前部に挿入され、止ねじ150で固定され
た処置具バイブ149の先端部と、送気送水ノズル10
3と、配光レンズ35が設けられた配光レンズ枠153
の先端部とが突出している。
先端部本体121と湾曲部12の外周は前端部が袋状と
なった湾曲チューブ151で被覆されており、この湾曲
チューブ151の後端は第1ないし第3実施例と同様に
可撓管部13の先端部で糸巻きの後に接着固定して水密
が保たれている。また、湾曲デユープ151の袋状とな
った先端部には窓部152が設けられており、この窓部
152内に前記レンズ枠36の先端部と、処置具チャン
ネル用透孔31の前部に挿入された処置具バイブ149
の先端部と、送気送水ノズル103と配光レンズ枠15
3とが位置するようになっている。
この窓部152とレンズ枠36、処置具バイブ149、
送気送水ノズル103、配光レンズ枠153との隙間に
は充填剤が充填されており、水密が保たれている。
湾曲チューブ151の前記先端部本体121の円筒部1
23に対応する外周と最も前端側の関節駒56Aの後端
部に対応する外周は糸巻きの後に接着固定されており、
湾曲の際にセンサ70が湾曲チューブ151から外力を
受けないようになっている。
その他の構成は第1実施例と同様eある。
本実施例の内視鏡では、挿入部6を体腔内に挿入する際
、センサ70が前方及び後方に傾斜して設けられている
ために挿入方向に対して直角方向のみならず斜め前方及
び斜め後方の接触圧力を検出する。
なお、第1ないし第3実施例では先端カバー27を設け
ていたが、本実施例では湾曲チューブ151を先端面ま
で回り込ませることにより先端カバー27の機能も果1
Jようになっ工いる。
本実施例の第1の効果は、湾曲、ブーユーブ151が先
端カバー27を兼ねているために先端カバー27を設け
る必要がなく部品点数を減少させることができる。従来
は先端カバーを別体としく設けていたためにコスト高の
要因となっていた。
第2の効果は、湾曲チューブ151を先端面まで回り込
ませ、その先端面にて水密化を計ったので水密が必要な
、例えばセンサ70を先端部11の最も先端側外周面に
設けることができる。従来はセンサの水密化が考慮され
ていなかったが水密化を計るとセンサは先端部の後部に
位置しがちであった。
第3の効果は、センサ70に設けられたリード線130
.142を挿通する貫通孔131.139はランド部1
29a、129b、141a、141bに設けられてい
るために、リード線130゜142をフレキシブル基板
127.136上で引き回すことがなく、フレキシブル
基板127.136の全周にわたり接触圧力の検出を行
なうことができ、且つ、軸方向の長さも短縮化すること
ができる。従来はセンサに対づる配線は全く考慮されて
いなかった。
第4の効果は、先端側のセンサ70を前方に傾斜させて
設けたので挿入方向からの接触圧力をも検出することが
できる。従来は挿入方向に対して直角方向の接触圧力し
か検出することができなかった。
第5の効果は、センサ70を前方及び後方に傾斜させて
設けたために接触圧力を各々異なる方向から検出するこ
とができ、検出能力を向上させることができる。従来は
センサの検出方向は1方向であるために挿入方向の前方
あるいは後方からの接触圧力を検出することができなか
った。
本実施例の効果は上記の他に第1実施例で述べた第1、
第2、第9、第10の効果と第2実施例で述べた第1の
効果とを有する。
なお、本実施例は手動によって湾曲部12の湾曲操作を
行なっているが第46図のように超音波モータを使用し
て湾曲操作を行なうようにしてもよい。
同図において、複数の関節駒156のうち前端側の関節
駒156A、!:後端側の関節駒156Bには直線運動
を行なうリニア型超音波モータ157の固定子157A
が各々固定されている。この超音波モータ157の移動
子157Bは関節駒156内を挿通された湾曲操作ワイ
ヤ158で互いに接続されている。
湾曲操作を行なう際には超音波モータ157で湾曲操作
ワイヤ158を互いに牽引りる。超音波モータ157の
固定子157Aは関節駒156A。
156Bに固定されているために湾曲部12は湾曲を行
なう。
また、第47図のように湾曲部12を構成しても良い。
同図において複数の関節駒156のうち前端側の関節駒
156Aには2個のリニア型用音波モタ157.157
の固定子157Aが固定されている。この一方の超吉波
モータ157の移動子157Bには湾曲操作ワイヤ15
8が接続されており、この湾曲操作ワイヤ158は複数
の関節駒156内を挿通されて後端側の関節駒156B
に設けられた軸159に巻かれて再び複数の関節駒15
6内を挿通されて他方の超音波モータ157の移動子1
57Bに接続されている。
湾曲操作を行なう場合は、2つの超音波モータ157に
よって湾曲操作ワイヤ158を牽引し、湾曲部12を湾
曲させる。
第46図及び第47図のように超音波モータを2つに分
割して設けたことにより、同じ大きさのトルクを発生ず
る1つの超音波モータより長さを短くでき、これを挿入
部6に組込むことによって挿入部6の硬性部分を短縮化
することができる。
また、各関節1J4156に各々超音波モータを2個設
けて互いに隣合う超音波モータ同志を湾曲操作ワイヤぐ
接続し、この湾曲操作ワイヤを牽引するようにして湾曲
させても良い。
第48図は本発明の第5実施例に係り、内視鏡装置の全
体の説明図である。
本実施例では電子内視鏡に本発明を適用してものである
なお、第1実施例と同様のものには同符号を付して説明
を省略する。
本実施例の内視鏡装置161は電子内視鏡162と、電
子内視鏡162に照明光を供給する光源部と電子内視鏡
162からの電気信号を信号処理Jる信YJ処理部とを
右Jる制御装置163と、電子内jJ4鏡162の湾曲
操作を制御する湾曲11制御装置4と、内祝鏡象を表示
するモニタ164とから構成されている。
電子内視鏡162は第1実施例と同様に挿入部6と、こ
の挿入部6の後部に操作部7が連設されている。挿入部
6は先端部11と、この先端部11の後部に連設された
湾曲部12と、この湾曲部12に後部にM!設された可
撓管部13とを備えている。先端部11の先端面には対
物レンズ系34が設けられており、この対物レンズ系3
4の結像位置には固体撮像素子166が設けられている
この固体撮像素子166に結像した光学像は光電変換さ
れて電気信号として制御装置163内に設けられたビデ
オプロセス回路167に入力される。
ビデオプロセス回路167では電気信号に所定の信号処
理を行い、映像信号としてモニタ164に出力して内視
鏡像を表示する。
なお、制御装置163内のその他の構成は第1実施例と
同様である。
本実施例の効果は第1実施例と同様である。
なお、センサ70の出力をモニタ164に表示するよう
にしても良い。
更に、センサ70の出力に応じて湾曲操作を行なう駆動
機構を設けるようにしても良い。すなわち、接触圧力が
設定8れた値以上となった場合には湾曲動作を停止させ
たり、湾曲を戻す等を自動的に行なっでもよい。
更にまた、感圧素子の素材を三ツ星ベルト社製ツーデッ
クス(商品名)、横浜ゴム礼VC8−57−7R8C(
m品名)等の弾力性を有するものを使用しでも良い。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば関節駒に導線を挿通
づる貫通孔を設けることをによって感圧素子に電気的に
接続される導線の断線を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第19図は本発明の第1実施例に係り、第
1図は内視鏡挿入部の断面図であって、第2図のM−M
”方向断面図、第2図は第1図のA−A ′方向矢視図
、第3図は第1図のB−B−方向断面図、第4図は第1
図のc−c ′方向断面図、第5図は第1図のD−D 
”方向断面図、第6図は第1図のE−E′′方向断面図
第7図は第1図のF−F一方向断面図、第8図は第1図
のGG′方向断面図、第9図は第1図のH−H”方向断
面図、第10図は第9図のに−に一方向矢視図、第11
図は第1図のl−1一方向断面図、第12図は第6図の
J−J”方向断面図、第13図は第1図のL−1=方方
向面図、第14図は関節駒の配置図、第15図は挿入部
先端部に設けられるセンサの説明図、第16図は第15
図のN部詳細図、第17図は湾曲部に設けられるセンサ
の説明図、第18図は内視鏡装置の説明図、第19図は
湾曲制御装置の説明図、第20図ないし第30図は本発
明の第2実施例に係り、第20図は内視鏡挿入部の断面
図であって、第22図のV−02−0104−V′方向
断面図、第21図は関節駒の配置図、第22図は第20
図のo−o ”方向矢視図、第23図は送気送水分岐パ
イプの説明図、第24図は第22図ノW−05−02−
06−W一方向断面図、第25図は第22図の01−0
3−X方向断面図、第26図は第20図のP−P==向
断面図、第27図は第20図のQ−Q”方向断面図、第
28図は第20図のR−R”方向断面図、第29図は第
20図のs−s ”方向断面図、第30図は第20図の
T−T一方向断面図、第31図ないし第35図は本発明
の第3実施例に係り、第31図は内視鏡先端部の断面図
であって第32図のmm′方向方向図面図32図は第3
1図のY−Y′′向矢視図、第33図は第31図のz−
z”方向断面図、第34図は第31図のa−a一方向断
面図、第35図は第31図のb−b′′方向断面図第3
6図ないし第47図は本発明の第4実施例に係り、第3
6図は内視鏡先端部の断面図であって第37図(7) 
i −02−01−04−i 一方向11面図、第37
図は第36図のd−d一方向矢視図、第38図は第37
図のj −05−02−06−j′方向断面図、第39
図は第37図のQl −Q3に方向断面図、第40図は
第36図のe−e方向断面図、第41図は第36図のl
f=方向断面図、第42図は第36図のq−9′方方向
面図、第43図は第36図のh−h′′方向断面図第4
4図は先端側のセンサの説明図、第45図は後端側のセ
ンサの説明図、第46図は超音波モータを用いた湾曲部
の説明図、第47図は超音波モータを用いた他の湾曲部
の説明図、第48図は本発明の第5実施例に係り、内視
鏡装置の全体の説明図である。 1・・・内視鏡装置  2・・・光学式内視鏡3・・・
光源装置   4・・・湾曲制御装置6・・・挿入部 
   11・・・先端部12・・・湾曲部   13・
・・可撓管部14・・・湾曲操作ノブ56・・・関節駒
59・・・量適孔   61・・・湾曲操作ワイヤ70
・・・センサ 第15図 第16図 第17図 //D 舶8図 第34図 第35図 ot  o■ 1.5ソ 15+10 第38− 纂39ス 第44図 第45t!1 +411) 第46図 第47図 第48図 手続ネ甫正書(自発) 1、事件の表示 昭和63年特許願第321535号 2、発明の名称 内視鏡 3、補正をする者 事件との関係

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 被検部位に挿入される挿入部を湾曲移動させるための関
    節駒を有する内視鏡において、 前記挿入部に被検部位内壁と挿入部とが当接したことを
    検知するセンサを設け、該センサに電気的に接続される
    導線の貫通孔を前記関節駒に設けたことを特徴とする内
    視鏡。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016131727A (ja) * 2015-01-20 2016-07-25 Hoya株式会社 内視鏡
CN110638413A (zh) * 2019-09-29 2020-01-03 华中科技大学鄂州工业技术研究院 一种自动拐弯的内窥镜

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