JPH02163323A - スポット溶接継手の耐疲労特性に優れる加工用冷延鋼板の製造方法 - Google Patents
スポット溶接継手の耐疲労特性に優れる加工用冷延鋼板の製造方法Info
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- JPH02163323A JPH02163323A JP63318404A JP31840488A JPH02163323A JP H02163323 A JPH02163323 A JP H02163323A JP 63318404 A JP63318404 A JP 63318404A JP 31840488 A JP31840488 A JP 31840488A JP H02163323 A JPH02163323 A JP H02163323A
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Landscapes
- Heat Treatment Of Steel (AREA)
- Heat Treatment Of Sheet Steel (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、曲げ加工、プレス成形加工、絞り成形加工
、深絞り加工および超深絞加工などの用途に用いて好適
な加工用冷延鋼板の製造方法に関し、とくにスポット溶
接継手の耐疲労特性の有利な改善を図ったものである。
、深絞り加工および超深絞加工などの用途に用いて好適
な加工用冷延鋼板の製造方法に関し、とくにスポット溶
接継手の耐疲労特性の有利な改善を図ったものである。
(従来の技術)
冷却鋼板は、その優れた加工性ゆえに、プレス成形や深
絞り加工など加工用鋼板として広く用いられている。し
かしながらその有用性ゆえに、加工性の他にも幾多の特
性について良好な材質を有することが要求されている。
絞り加工など加工用鋼板として広く用いられている。し
かしながらその有用性ゆえに、加工性の他にも幾多の特
性について良好な材質を有することが要求されている。
冷延鋼板はスポット溶接されることが極めて多く、自動
車の組み立て工程がそのよい例である。−台の乗用車の
スポット溶接の打点数は数千点にも及ぶ。溶接継手部分
は外部から荷重が加わった時に応力が集中し多く、自動
車走行時の繰り返し応力による疲労破壊は重大事故を招
きかねない。したがって、加工用冷延鋼板においてスポ
ット溶接継手の疲労強度はきわめて重要な特性である。
車の組み立て工程がそのよい例である。−台の乗用車の
スポット溶接の打点数は数千点にも及ぶ。溶接継手部分
は外部から荷重が加わった時に応力が集中し多く、自動
車走行時の繰り返し応力による疲労破壊は重大事故を招
きかねない。したがって、加工用冷延鋼板においてスポ
ット溶接継手の疲労強度はきわめて重要な特性である。
一方、冷延鋼板の製造工程が従来の箱焼鈍から連続焼鈍
に変化するにつれて、極低炭素鋼が多用されるようにな
った。極低炭素鋼は条件によってスポット溶接継手の疲
労強度が低いことがある。
に変化するにつれて、極低炭素鋼が多用されるようにな
った。極低炭素鋼は条件によってスポット溶接継手の疲
労強度が低いことがある。
ここに自動車などの安全性を向上させることは今や世界
的なテーマであり、従来の鋼板よりもスポット溶接継手
の疲労強度を一層向上させることが重要な課題となって
いる。
的なテーマであり、従来の鋼板よりもスポット溶接継手
の疲労強度を一層向上させることが重要な課題となって
いる。
この発明の加工用鋼板に近い技術としては、たとえば特
開昭54−135616号公報、特開昭53−5222
2号公報、特開昭61−246344号公報、特開昭5
8−25436号公報、特開昭53−137021号公
報、特開昭58−110659号公報および特開昭57
−45455号公報などがあるが、いずれも冷延鋼板の
機械的性質の改善をその特徴としていて、スポット溶接
継手の疲労強度に関する記載はない。
開昭54−135616号公報、特開昭53−5222
2号公報、特開昭61−246344号公報、特開昭5
8−25436号公報、特開昭53−137021号公
報、特開昭58−110659号公報および特開昭57
−45455号公報などがあるが、いずれも冷延鋼板の
機械的性質の改善をその特徴としていて、スポット溶接
継手の疲労強度に関する記載はない。
(発明が解決しようとする課題)
プレス成形等の加工性に優れるのは勿論のこと、とくに
スポット溶接継手の耐疲労特性に優れる鋼板を得ること
が、この発明の目的である。
スポット溶接継手の耐疲労特性に優れる鋼板を得ること
が、この発明の目的である。
(課題を解決するための手段)
さて発明者らは、鋼板のスポット溶接継手の耐疲労特性
の向上を図るべく鋭意研究を重ねた結果、とくに0.
AIおよびNの成分組成を適正範囲に規制することが所
期した目的の達成に関し、極めて有効であることを突き
止め、この発明を完成させるに至ったのである。
の向上を図るべく鋭意研究を重ねた結果、とくに0.
AIおよびNの成分組成を適正範囲に規制することが所
期した目的の達成に関し、極めて有効であることを突き
止め、この発明を完成させるに至ったのである。
すなわちこの発明は、
C: 0.0028wtχ (以下単にχで示す)以下
、Si : 1.0%以下、 Mn : 1.0%以下、 P : 0.15 X以下、 S : 0.0200 X以下、 0 : 0.0045%以下、 N : 0.0020 X以下および Aj!: (30xχN)〜0.15χを含み、ときに
はさらに Nb : 0.001〜0.025 % オヨびB :
0.0002〜0.0020χのうちから選んだ少な
くとも一種 を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物からなる鋼
片を、600℃以上の仕上げ温度で熱間圧延し、ついで
圧下率=60%以上で冷間圧延したのち、ACI変態点
以下の温度で再結晶焼鈍を施すことからなるスポット溶
接継手の耐疲労特性に優れる加工用冷延鋼板の製造方法
である。
、Si : 1.0%以下、 Mn : 1.0%以下、 P : 0.15 X以下、 S : 0.0200 X以下、 0 : 0.0045%以下、 N : 0.0020 X以下および Aj!: (30xχN)〜0.15χを含み、ときに
はさらに Nb : 0.001〜0.025 % オヨびB :
0.0002〜0.0020χのうちから選んだ少な
くとも一種 を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物からなる鋼
片を、600℃以上の仕上げ温度で熱間圧延し、ついで
圧下率=60%以上で冷間圧延したのち、ACI変態点
以下の温度で再結晶焼鈍を施すことからなるスポット溶
接継手の耐疲労特性に優れる加工用冷延鋼板の製造方法
である。
(作 用)
冷延鋼板のスポット溶接継手の疲労特性は、鋼板を素材
とする製品において極めて重要な特性であるにもかかわ
らが、従来、鋼成分の影響に関しての研究は少ない。
とする製品において極めて重要な特性であるにもかかわ
らが、従来、鋼成分の影響に関しての研究は少ない。
発明者らは、冷延鋼板のスポット溶接継手の疲労特性に
及ぼす鋼成分の影響について研究を重ね、以下のような
知見を得た。
及ぼす鋼成分の影響について研究を重ね、以下のような
知見を得た。
第1図に、0.8胴厚の冷延鋼板の剪断引張りにおける
疲労限界値(1子方回)と0量及びAl/N、比との関
係について調べた結果を示す。他の鋼成分および製造条
件は表1に示すとおりである。表2にはスボッH?j接
条件を示す。なおナゲツト径は約5胴となるように溶接
電流を調整した。
疲労限界値(1子方回)と0量及びAl/N、比との関
係について調べた結果を示す。他の鋼成分および製造条
件は表1に示すとおりである。表2にはスボッH?j接
条件を示す。なおナゲツト径は約5胴となるように溶接
電流を調整した。
水比軟鋼
Eu
第1図には、従来の低炭素Alキルド箱焼鈍材より高い
疲労限界値を有する領域をハツチングにより示したが、
0が0.0045%以下及びAI/Nが30以上がその
領域に対応する。
疲労限界値を有する領域をハツチングにより示したが、
0が0.0045%以下及びAI/Nが30以上がその
領域に対応する。
この理由を解明すべく、疲労限界値の高い試料の溶接部
の断面について硬度分布を調査したところ、溶融部から
熱影響部にいたる硬度差が従来鋼板より小さく、しかも
滑らかな分布をしていることが判明した。このことが応
力負荷時に、継手部分の応力集中による疲労クランクの
発生及び伝播に対して有利に作用するものと考えられる
。
の断面について硬度分布を調査したところ、溶融部から
熱影響部にいたる硬度差が従来鋼板より小さく、しかも
滑らかな分布をしていることが判明した。このことが応
力負荷時に、継手部分の応力集中による疲労クランクの
発生及び伝播に対して有利に作用するものと考えられる
。
さらにNbおよび/またはBを適正量添加した場合には
疲労限界値が一層高(なることも併せて見いだされた。
疲労限界値が一層高(なることも併せて見いだされた。
以下、この発明において素材の成分組成を前記範囲に限
定した理由について述べる。
定した理由について述べる。
CTCは、良好な伸び、r値を有する鋼板を得るために
は従来の低炭材より低い極低炭素系でなければならない
。また、clが低いほうが耐疲労特性に有利である。し
たがって、Cは極力低減することが好ましいが、0.0
028%以下で許容できる。
は従来の低炭材より低い極低炭素系でなければならない
。また、clが低いほうが耐疲労特性に有利である。し
たがって、Cは極力低減することが好ましいが、0.0
028%以下で許容できる。
とくに好ましい範囲は0.0015%以下である。
Sr : Stは1.0%より多く存在すると鋼板の伸
びおよび絞り性を劣化させるので、1.0%以下とする
。
びおよび絞り性を劣化させるので、1.0%以下とする
。
Mn : MnもStと同様、過剰な添加は鋼板の伸び
および絞り性を劣化させるので、1.0%以下とする。
および絞り性を劣化させるので、1.0%以下とする。
P:Pは0.15%を超えて多量に含有されると粒界へ
の偏析量が増し脆化するので0゜15%以下に制限した
。
の偏析量が増し脆化するので0゜15%以下に制限した
。
SO5は0.0200%を超えて多量に添加されると耐
腐食性の急激な劣化を招くので0.0200%以下に制
限する。とはいえあまりに低すぎると脱スケール性が劣
化し表面性状が悪化するので0.0035%以上とする
のが好ましい。
腐食性の急激な劣化を招くので0.0200%以下に制
限する。とはいえあまりに低すぎると脱スケール性が劣
化し表面性状が悪化するので0.0035%以上とする
のが好ましい。
O:0の範囲はこの発明においてとくに重要であり、0
量を0.0045%以下まで抑制しないと従来綱板以上
の耐疲労特性が得られない。これは固溶状態のOもしく
は酸化物状態のO量が疲労クラックの発生及び伝播に対
して影響するためと考えられる。とくに好ましい範囲は
0.0035%以下である。
量を0.0045%以下まで抑制しないと従来綱板以上
の耐疲労特性が得られない。これは固溶状態のOもしく
は酸化物状態のO量が疲労クラックの発生及び伝播に対
して影響するためと考えられる。とくに好ましい範囲は
0.0035%以下である。
NUNが多くなると材質が劣化するだけでなく後述する
ように必要とするAllが過剰となり表面性状を劣化さ
せるので、0.0020%以下とする。とくに好ましく
は0.0017%以下である。
ように必要とするAllが過剰となり表面性状を劣化さ
せるので、0.0020%以下とする。とくに好ましく
は0.0017%以下である。
Al : Alの範囲もこの発明においてとくに重要で
あり、N量との関係においてAI/Nを30以上、とく
に好ましくは35以上とする必要がある。
あり、N量との関係においてAI/Nを30以上、とく
に好ましくは35以上とする必要がある。
ここに固溶状態のAIもしくはAINの析出物としての
分布状態が溶接熱影響部の組繊に影響して耐疲労特性を
向上させていると考えられる。
分布状態が溶接熱影響部の組繊に影響して耐疲労特性を
向上させていると考えられる。
しかしながらあまりに多量の添加は、上述したとおり表
面性状の劣化を招くので0.15%以下とする必要があ
る。
面性状の劣化を招くので0.15%以下とする必要があ
る。
以上述べたところのほか、この発明においては、耐疲労
特性のより一層の向上を目的として、Nh:0.001
〜0.025%、B : 0.0002〜0.0020
%の1種もしくは2種を添加することができる。
特性のより一層の向上を目的として、Nh:0.001
〜0.025%、B : 0.0002〜0.0020
%の1種もしくは2種を添加することができる。
次にこの発明に従う製造法について説明する。
先ず製鋼法については、常法に従ってjテえば良く、こ
の発明ではそれらの条件はとくに限定しない。熱間圧延
においては、仕上げ温度が600℃に満たないと深絞り
性が劣化するので、600℃以上とする。冷間圧延にお
いては少くとも60%の圧下率でないと十分な加工性が
得られない。冷間圧延後の連続焼鈍時における焼鈍温度
は、通常のごとく再結晶温度以上であればよいが、望ま
しくは(1次再結晶温度+30℃)以上で焼鈍するのが
よい。また焼鈍温度が^c3を超えると粗大な結晶粒と
なるので、胱、以下の温度で焼鈍する必要がある。ここ
に焼鈍法としては箱焼鈍を用いてもよい。
の発明ではそれらの条件はとくに限定しない。熱間圧延
においては、仕上げ温度が600℃に満たないと深絞り
性が劣化するので、600℃以上とする。冷間圧延にお
いては少くとも60%の圧下率でないと十分な加工性が
得られない。冷間圧延後の連続焼鈍時における焼鈍温度
は、通常のごとく再結晶温度以上であればよいが、望ま
しくは(1次再結晶温度+30℃)以上で焼鈍するのが
よい。また焼鈍温度が^c3を超えると粗大な結晶粒と
なるので、胱、以下の温度で焼鈍する必要がある。ここ
に焼鈍法としては箱焼鈍を用いてもよい。
なお焼鈍後の調質圧延は、板形状矯正などの目的で通常
範囲(板厚(am)%程度)で行って構わない。
範囲(板厚(am)%程度)で行って構わない。
(実施例)
表3に示す種々の組成(Nα1〜18)になる鋼スラブ
を、仕上げ温度=850〜900℃で熱間圧延したのち
、圧下率=71〜78%で0 、8 mm厚まで冷間圧
延し、ついで790〜830℃の温度範囲で連続焼鈍を
施した。なおNa18は、従来の低炭素Alキルド鋼で
あり、箱焼鈍によって製造したものである。
を、仕上げ温度=850〜900℃で熱間圧延したのち
、圧下率=71〜78%で0 、8 mm厚まで冷間圧
延し、ついで790〜830℃の温度範囲で連続焼鈍を
施した。なおNa18は、従来の低炭素Alキルド鋼で
あり、箱焼鈍によって製造したものである。
かくして得られた冷延板の機械的諸性質および引張りせ
ん断時の疲労限(1子方回)について調べた結果を表4
に示す。なお引張り試験はJIS Na5試験片を用い
て行った。また溶接条件は前掲表2に示したとおりであ
る。
ん断時の疲労限(1子方回)について調べた結果を表4
に示す。なお引張り試験はJIS Na5試験片を用い
て行った。また溶接条件は前掲表2に示したとおりであ
る。
人−↓
5−FL:引張剪断疲労限
表4より明らかなように、この発明に従い得られた冷延
1gl板はいずれも、比較例や従来例に比べて機械的性
質は勿論のこと、耐疲労特性が格段に優れている。
1gl板はいずれも、比較例や従来例に比べて機械的性
質は勿論のこと、耐疲労特性が格段に優れている。
(発明の効果)
かくしてこの発明によれば、成形加工性はいうまでもな
(、とくにスポット溶接継手の耐疲労特性に優れた加工
用冷延鋼板を得ることができる。
(、とくにスポット溶接継手の耐疲労特性に優れた加工
用冷延鋼板を得ることができる。
第1図は、スポット溶接継手の引張りせん断疲労限に及
ぼず0璽およびAl/N比の影響を示したグラフである
。 特許出願人 川崎製鉄株式会社
ぼず0璽およびAl/N比の影響を示したグラフである
。 特許出願人 川崎製鉄株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、C:0.0028wt%以下、 Si:1.0wt%以下、 Mn:1.0wt%以下、 P:0.15wt%以下、 S:0.0200wt%以下、 O:0.0045wt%以下、 N:0.0020wt%以下および Al:(30×%N)〜0.15wt% を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物からなる鋼
片を、600℃以上の仕上げ温度で熱間圧延し、ついで
圧下率:60%以上で冷間圧延したのち、Ac_3変態
点以下の温度で再結晶焼鈍を施すことを特徴とするスポ
ット溶接継手の耐疲労特性に優れる加工用冷延鋼板の製
造方法。 2、C:0.0028wt%以下、 Si:1.0wt%以下、 Mn:1.0wt%以下、 P:0.15wt%以下、 S:0.0200wt%以下、 O:0.0045wt%以下、 N:0.0020wt%以下および Al:(30×%N)〜0.15wt% を含み、かつ Nb:0.001〜0.025wt%およびB:0.0
002〜0.0020wt% のうちから選んだ少なくとも一種 を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物からなる鋼
片を、600℃以上の仕上げ温度で熱間圧延し、ついで
圧下率:60%以上で冷間圧延したのち、Ac_3変態
点以下の温度で再結晶焼鈍を施すことを特徴とするスポ
ット溶接継手の耐疲労特性に優れる加工用冷延鋼板の製
造方法。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31840488A JPH0756054B2 (ja) | 1988-12-19 | 1988-12-19 | スポット溶接継手の耐疲労特性に優れる加工用冷延鋼板の製造方法 |
US07/449,724 US5053194A (en) | 1988-12-19 | 1989-12-12 | Formable thin steel sheets |
EP89313064A EP0375273B1 (en) | 1988-12-19 | 1989-12-14 | Formable thin steel sheets and method of producing the same |
DE68922200T DE68922200T2 (de) | 1988-12-19 | 1989-12-14 | Formbare dünne Stahlbleche und Verfahren zum Herstellen derselben. |
CA002005676A CA2005676C (en) | 1988-12-19 | 1989-12-15 | Formable thin steel sheets and method of producing the same |
AU46912/89A AU608183B2 (en) | 1988-12-19 | 1989-12-18 | Formable thin steel sheets and method of producing the same |
KR1019890019000A KR970001408B1 (ko) | 1988-12-19 | 1989-12-19 | 성형 박강판 및 그 제조방법 |
US07/696,683 US5156694A (en) | 1988-12-19 | 1991-05-07 | Method of producing formable thin steel sheets |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31840488A JPH0756054B2 (ja) | 1988-12-19 | 1988-12-19 | スポット溶接継手の耐疲労特性に優れる加工用冷延鋼板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02163323A true JPH02163323A (ja) | 1990-06-22 |
JPH0756054B2 JPH0756054B2 (ja) | 1995-06-14 |
Family
ID=18098774
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31840488A Expired - Fee Related JPH0756054B2 (ja) | 1988-12-19 | 1988-12-19 | スポット溶接継手の耐疲労特性に優れる加工用冷延鋼板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0756054B2 (ja) |
-
1988
- 1988-12-19 JP JP31840488A patent/JPH0756054B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0756054B2 (ja) | 1995-06-14 |
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