JPH02162555A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野〕 本発明は磁気記録再生装置に関する。

（従来の技術〕 Ｖ　Ｔ　Ｒ（ｖｌｄｅｏ　ｔａｐｅ　ｒｅｃｏｒｄｅｒ
　）は近年を画質の向上に対するニーズが高まり、それ
に従い高帯域・高密度記録化が進んでいる。そのため、
磁気ヘッドとテープとの相対速度を大きくして記録６再
生を行う必要がある。しかし、このよう憂こ相対速度を
大きくすると準位時間あたりのテープ消費長さが長くな
るので、限られた大きさのテーグカセｖｐト１こ今まで
以上の長さのテープを収納するため憂こテープの薄形化
が進められてきている。

第５図に従来の磁気記録再生装置のドラム部を示す。こ
の図のように磁気へＶド２１を風情した回転ドラム２２
と、固定ドラム２３とからなるものにおいては、テープ
をこのドラム部に螺旋巻回した際に回転ドラム２２に対
向するテープ面積が比較的大きなものとなる。このため
、磁気）、ツ・ドとテープとの相対速度を増加させると
、テープと回転ドラム２２との間齋こ形成される空気［
４こよるテープの浮上量が大きくなりてしまう。しかも
上述したようにテープは薄形化されてゆく傾向にあるた
め、特に高精細なｔｆｆｉｉ（Ｉの記録ｅ再生を行り用
途に対しては、この方式では磁気ヘッドとテープとの十
分なヘッドタッチを実現することが難しくなっている。

第６図に他の従来例に係る磁気記録再生装置のドラム部
を示す。この図のドラム部においては。

フロック２４−こて固定された上ドラム２５．同１；く
固定された下ドラム２６、そして磁気ヘッド２１を具備
した回転可能な中ドラム２７からなる構造を有している
。このような構造のドラム部とすれば、第４図の従来例
におけるテープの浮上の問題はなくなり、磁気ヘッドと
テープとの十分なヘッドタッチを得ることができる。し
かし今度は逆に、テープと上ドラム２５及び下ドラム２
６との間で摩擦が発生してしまい、テープに作用する負
荷が増大してしまう。従りてやはり薄形化されたテープ
の使用が難しくなりている。

（発明が解決しようとする課題） 以上のよう−こ、磁気ヘッドを具備した回転ドラムとす
ると、テープの浮上量が大きくなりてしまい、磁気へＶ
ドとテープとの十分なヘッドタッチを得ることが難しい
、また、磁気ヘッドを具備した中ドラムのみを回転させ
ると、上ドラム及び下ドラムにてテープが摩擦を起こし
てしまい、テープに作用する負荷が増大してしまう。本
発明はこのような問題点に鑑み、テープの浮上量を自在
ｌこ設定でき、テープと磁気ヘッドとの安定したヘッド
タッチを得ることのできる磁気記録再生に世の提供を目
的とする。

〔発明の構成〕

１１ｆｆｌを解決ｒるための手段） 上記の目的を達成するために本発明においては。

ドラム状部材と。

ドラム状部材の一部であり、前記ドラム状部材の中心軸
まわりに回転する回転磁気ヘッドと、ドラム状部材の一
部であり１回転磁気へＶドの上部に立置する上ドラムと
、 ドラム状部材の一部であり１回転磁気ヘッドの下部Ｉこ
ｌ［ｌする下ドラムと 少なくとも上ドラムと下ドラムのどちらか一方立 を、回転磁気へＶドと独力に駆動するための駆動手段と
を有する磁気記録再生装置とした。

（作用） このように、ドラム状部材を少なくとも３分割し、上ド
ラムと下ドラムの少なくともどちらか一方を回転磁気ヘ
ッドと独立に回転させれば、ドラムの回転速度との相対
値ｌこよりて変化するテープの浮上量を任意に設定する
ことができる。従ってテープと磁気へシトとの安定した
へＶドタＶチを得ることのできる磁気記録再生装置が実
現する。

（実施例〕 以下１図面に従りて本発明を説明するゆ第１図は本発明
の第１の実施例を示す磁気記録再生装置のドラム部の斜
視図である。ドラム部１は上ドラム２．下ドラム３．中
ドラム４の３つのドラム２、・３．４から改りており、
磁気テープ（図示せず）を螺旋状に巻回して中ドラム４
に具備した磁気へシト５により情報の記録・再生を行う
ものである。この中ドラム４は、情報の記録・再生時に
その中心軸まわりｌこ回転を行うものであり、任意の方
向に任意の速度での回転が可能である。この中ドラム４
の上部には、中心軸を同一にした上ドラム２が設けてあ
り、中ドラム４とは独立に駆りされるように、上ドラム
２の上部には駆動モータ６が備え付けられている。ｇ！
！Ａｉ＋モータ６はブロック７に固定され、このプロＶ
り７は基部（図示せず）に固定されている。また、上ド
ラム２にはその側面ζこ複数の溝８が形成されている。

中ドラム４の下部には、やはり中心軸を同−ｌこした下
ドラム３が設けてあり、ここでは下ドラム３は基部Ｅこ
固定されている。また、下ドラム３にはその側面ｌこ磁
気テープの走行方向を確保するためのガイド段部９が螺
旋状に形成されている。

このような構造とすると、磁気テープへの記録・再生が
行われる際に、磁気へシト５を具備した中ドラム４とは
全く独立して上ドラム２を駆動することができる。つま
り中ドラム４と上ドラム２との相対速・度は、上ドラム
２の回転方向及び回転速度を任意に設定することにより
自在に変化させることが可能となる。今、ドラム部１に
螺旋状に磁気テープを巻回し、情報の記録・再生が行わ
れているとすると、第２図−こ示すよう−こ上ドラム２
に対向する磁気テープの一部を、中ドラム４に対向する
磁気テープの一部よりも浮上量をおさえることができる
。これは磁気テープＩこ対する相対速度を、中ドラム４
よりも上ドラム２の方を小さくすることにより実現され
るものである、浮上量の調節は中ドラム４の回転速度、
上ドラム２の回転速度、磁気テープの走行速度、その他
磁気テープの１叱テーグの厚み、テープのバックテンシ
曹ン、摩擦によるテープテンシーンの変化などを考慮す
ることにより自在奢こ操作することができる。

これによりて中ドラム４の回転速度が一定でありても、
上ドラム２の回転速度を変化させることにより、磁気テ
ープと磁気ヘッド５とのへＶドタッチを制御でき、安定
した情報の記録・再生を行うことができる。

また、ここでは下ドラム３は基部ｆζ固定されており回
転運動を行わないが、もちろん下ドラム３が中ドラム４
と独立に駆動されるものでありても同様の効果が得られ
る。また、上ドラム２と下ドラム３がそれぞれ中ドラム
４と独立ｔこ駆動するものでありてももちろんよい。

また１本実施例にセいてはドラム部１は３分割されてい
るが、必ずしもこれに限られた発明ではない。つまりド
ラム部１の、磁気テープに対向する部分が独立に駆動さ
れるようｌこすればよい、従りてドラム部１を５分割に
し、その１喝と下端のドラムを固定して他のドラムを独
立に駆動できるようにしてもよい。

また、第１図、ｔＩｃＺ■では、磁気へＶド５を具備し
た中ドラム４は、ある程度幅を持った回転ディスクに切
り欠きを設け、そこから磁気ヘッド５を突出した構造と
なりているが、上ドラム２と下ドラム３とのすきまから
磁気へＶド５のみを突出させ５回転駆動できる構造であ
りてもよい。

また１本発明による上ドラム２の回転速度は、それ程厳
密な速度ＩＩＪ御を必要としない。従りて、第３図や８
４図に示すようにアイドラｌＯを介した枢動や、ベルト
１１を介した駆動としてもよい。

〔発明の効果〕

以上のように本発明によれば、テープと磁気へＶドとの
安定したヘッドタッチを得ることのできる磁気記録再生
装置が実現する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す磁気記録再生装置のド
ラム部の斜視図、第２図は本発明の１用を示すドラム部
の部分断面図、第３図乃至第４図は本発明の他の実施例
を示す斜視図、第５図乃至第６図は従来例を示す斜視図
である。 １・・・ドラム状部材、２・・・上ドラム、３・・・下
ドラム、４・・・中ドラム、５・・・磁気へＶド、６・
・・モータ（［動手段）。 第１図 代理人　弁理士　　則　近　憲　佑 同　　松山光之 第２図 第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ドラム状部材と、 前記ドラム状部材の一部であり、前記ドラム状部材の中
   心軸まわりに回転する回転磁気ヘッドと、前記ドラム状
   部材の一部であり、前記回転磁気ヘッドの上部に位置す
   る上ドラムと、 前記ドラム状部材の一部であり、前記回転磁気ヘッドの
   下部に位置する下ドラムと 少なくとも前記上ドラムと前記下ドラムのどちらか一方
   を、前記回転磁気ヘッドと独立に駆動するための駆動手
   段とを有することを特徴とする磁気記録再生装置。