JPH02161997A - 全自動洗濯機 - Google Patents
全自動洗濯機Info
- Publication number
- JPH02161997A JPH02161997A JP31745788A JP31745788A JPH02161997A JP H02161997 A JPH02161997 A JP H02161997A JP 31745788 A JP31745788 A JP 31745788A JP 31745788 A JP31745788 A JP 31745788A JP H02161997 A JPH02161997 A JP H02161997A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- inner tank
- laundry
- hot water
- steam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 24
- 230000001954 sterilising effect Effects 0.000 claims abstract description 18
- 238000004659 sterilization and disinfection Methods 0.000 claims abstract description 8
- 230000018044 dehydration Effects 0.000 claims description 8
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- 239000002699 waste material Substances 0.000 abstract 1
- 241000894006 Bacteria Species 0.000 description 15
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は殺菌・殺ダニ機能を有する全自動洗濯機に関す
るものである。
るものである。
従来の技術
細菌は通常単細胞で生活する微生物である。このなかに
は衣類などに付着し、繊維の劣化や感染症の原因菌とし
て有害な作用を示すものが存在する。また家ダニは住環
境に生息する微少な動物であり、毛布・シーツ等の寝只
にも多数存在することが知られている。この中には、ア
レルゲンとして人体に有害な作用を有するものがある。
は衣類などに付着し、繊維の劣化や感染症の原因菌とし
て有害な作用を示すものが存在する。また家ダニは住環
境に生息する微少な動物であり、毛布・シーツ等の寝只
にも多数存在することが知られている。この中には、ア
レルゲンとして人体に有害な作用を有するものがある。
次に第３図に従来の全自動洗濯機の構成を示す。図にお
いて１は水を貯留する外槽、２は上記外槽１の内部に回
転自在に設けられた内槽、３は内槽２の内部を撹拌し機
械的洗浄力を与えるパルセータである。また通常の洗濯
は内槽２への洗濯物の投入・給水・洗剤の投入・パルセ
ータ３の運転による撹拌洗浄・内槽２の高速回転による
脱水・給水・パルセータ３の運転によるすすぎ洗浄・内
槽２の高速回転による脱水の順に行われる。
いて１は水を貯留する外槽、２は上記外槽１の内部に回
転自在に設けられた内槽、３は内槽２の内部を撹拌し機
械的洗浄力を与えるパルセータである。また通常の洗濯
は内槽２への洗濯物の投入・給水・洗剤の投入・パルセ
ータ３の運転による撹拌洗浄・内槽２の高速回転による
脱水・給水・パルセータ３の運転によるすすぎ洗浄・内
槽２の高速回転による脱水の順に行われる。
発明が解決しようとする課題
さて、以上のような従来の全自動洗濯機で衣類や寝具類
などの洗濯物を洗濯した場合、上述の細菌や家ダニは洗
浄によっても除去されずに残存し不衛生であるという解
決課題を有しているものであった。
などの洗濯物を洗濯した場合、上述の細菌や家ダニは洗
浄によっても除去されずに残存し不衛生であるという解
決課題を有しているものであった。
本発明はこのような課題を解決するもので、殺菌・殺ダ
ニのできる機能を付与して、衛性的な全自動洗濯機を提
供することを目的とする。
ニのできる機能を付与して、衛性的な全自動洗濯機を提
供することを目的とする。
課題を解決するための手段
前記目的を達成するために、本発明の全自動洗濯機は、
洗濯外槽の内部に回転自在に設けられた洗濯槽と脱水槽
とを兼ねる内槽と、脱水運転後に内槽上方より内槽の軸
中心にそって蒸気または熱水を供給する殺菌手段とを備
えたものである。
洗濯外槽の内部に回転自在に設けられた洗濯槽と脱水槽
とを兼ねる内槽と、脱水運転後に内槽上方より内槽の軸
中心にそって蒸気または熱水を供給する殺菌手段とを備
えたものである。
作用
以上のように構成するならば、内槽の脱水運転により洗
濯物が内槽内側に振り分けられて、内槽内の軸中心部が
空洞となり、次に殺菌手段により蒸気または熱水の供給
を行うと、この空洞を通って蒸気または熱水が洗濯物に
均等に分配され、洗濯物の全体が水分存在下の加熱であ
る湿熱状態となり、むらなく殺菌・殺ダニができるので
ある。
濯物が内槽内側に振り分けられて、内槽内の軸中心部が
空洞となり、次に殺菌手段により蒸気または熱水の供給
を行うと、この空洞を通って蒸気または熱水が洗濯物に
均等に分配され、洗濯物の全体が水分存在下の加熱であ
る湿熱状態となり、むらなく殺菌・殺ダニができるので
ある。
実施例
本発明の一実施例を第１図をもとに説明する。
図において４は水を貯留する洗濯外槽、５は洗濯外槽４
の内部に回転自在に設けられた洗濯槽と脱水槽の機能を
兼ねる内槽、６は内槽５内部を撹拌して機械的洗浄力を
与えるパルセータである。７は蒸気の供給または熱水の
散布を行う殺菌手段であって、蒸気の供給または熱水の
散布は内槽５の上方より内槽５の軸中心にそって行う。
の内部に回転自在に設けられた洗濯槽と脱水槽の機能を
兼ねる内槽、６は内槽５内部を撹拌して機械的洗浄力を
与えるパルセータである。７は蒸気の供給または熱水の
散布を行う殺菌手段であって、蒸気の供給または熱水の
散布は内槽５の上方より内槽５の軸中心にそって行う。
まず洗濯物を内槽５に収納後、内槽５を脱水運転すると
洗濯物８は図に示すように振り分けられ、内槽内部の軸
中心部に空洞ができる。その後殺菌手段７を運転して蒸
気の供給または熱水の散布を行えば、蒸気または熱水は
この空洞を通って洗濯物８の全体に均等に分配される。
洗濯物８は図に示すように振り分けられ、内槽内部の軸
中心部に空洞ができる。その後殺菌手段７を運転して蒸
気の供給または熱水の散布を行えば、蒸気または熱水は
この空洞を通って洗濯物８の全体に均等に分配される。
これにより、洗濯物８の全体に水と熱とが均等に供給さ
れて湿熱状態となり、むらなく殺菌・殺ダニができるの
である。また、はぼ乾いた洗濯物に対して蒸気または熱
水を与えるために、濡れた状態の洗濯物に対して蒸気ま
たは熱水を与える場合に比較して、洗濯物に含まれる水
の昇温に熱を奪われることがなく、熱効率が良いもので
ある。
れて湿熱状態となり、むらなく殺菌・殺ダニができるの
である。また、はぼ乾いた洗濯物に対して蒸気または熱
水を与えるために、濡れた状態の洗濯物に対して蒸気ま
たは熱水を与える場合に比較して、洗濯物に含まれる水
の昇温に熱を奪われることがなく、熱効率が良いもので
ある。
次に洗濯機に求められる殺菌能力について記述する。着
衣を主とした一般家庭内の使用済み繊維製品２４種、１
２０点について付着細菌数を分析した。その付着細菌数
の分布を対数正規分布にしたがって分析すると、 平均値ｘ＝５．ｌＸｌ０ 細胞７ｇ布となり、その対
数の平均値はｌｏｇｘ＝２．７０８、対数正規分布の標
準偏差σ＝２．０６６となり、分布の正常値の範囲を±
２σとみると、家庭内での着衣等の細菌付着量は最大６
．９’Ｘ１０ 細胞／ｇであると考えられる。
衣を主とした一般家庭内の使用済み繊維製品２４種、１
２０点について付着細菌数を分析した。その付着細菌数
の分布を対数正規分布にしたがって分析すると、 平均値ｘ＝５．ｌＸｌ０ 細胞７ｇ布となり、その対
数の平均値はｌｏｇｘ＝２．７０８、対数正規分布の標
準偏差σ＝２．０６６となり、分布の正常値の範囲を±
２σとみると、家庭内での着衣等の細菌付着量は最大６
．９’Ｘ１０ 細胞／ｇであると考えられる。
次に、通常一般家庭で使用される電気式洗濯機および市
販家庭用洗剤での洗濯・脱水後の細菌残存率を分析した
。その結果は、ｎ＝２４、Ｘ＝８．９Ｘ１０ １ｏｇ
ｘ＝−３，０５１、σ０．９０７であって、同じく±２
σの範囲で考えるならば、最大の残存率は５．８Ｘ１σ
である。
販家庭用洗剤での洗濯・脱水後の細菌残存率を分析した
。その結果は、ｎ＝２４、Ｘ＝８．９Ｘ１０ １ｏｇ
ｘ＝−３，０５１、σ０．９０７であって、同じく±２
σの範囲で考えるならば、最大の残存率は５．８Ｘ１σ
である。
従って最大では、６．９Ｘ１０ 細胞／ｇＸ５．８ｘ
１Ｏ−２＝４．Ｏｘ １０５細胞／ｇの細菌が一般家庭
の洗濯により残存すると考えられる。
１Ｏ−２＝４．Ｏｘ １０５細胞／ｇの細菌が一般家庭
の洗濯により残存すると考えられる。
いいかえるならば、洗濯の過程で、１÷（４，０ＸＩＯ
）＝２．５ｘｌＯ以下の生存率が得られるような殺菌手
段を併用すれば、残存菌数を○とすることができ、充分
な殺菌機能が得られるといえる。
）＝２．５ｘｌＯ以下の生存率が得られるような殺菌手
段を併用すれば、残存菌数を○とすることができ、充分
な殺菌機能が得られるといえる。
次に湿潤条件下の加熱（湿熱）での温度時間と細菌の生
存率との関係について述べる。以下実験例を述べるが、
この中で用いられている細菌は、グラム陽性球菌の一株
である。この株は通常家庭の衣類の付着細菌の分離培養
を行い、その全数の中から胞子形成細菌を除いて最も耐
熱性の高い細菌として分離したものである。さて第２図
は本面の湿熱の温度時間と生存率の関係を示したもので
ある。図は４５℃以上の温度条件下において、はぼ１ｏ
ｇＲ＝（−８，０８Ｘｉσ Ｔ＋０．３５１）ｔの関係
を満足している。ここでＲは本面の生存率、Ｔは湿熱温
度（℃）、ｔは湿熱時間（分）である。前述のように洗
濯機に付与する殺菌手段としては、２．５Ｘ１０ 以
下の生存率が得られるものが求められる。従って１ｏｇ
Ｒは５．６０＝ｌｏｇ （２，５Ｘ１０ ）以下であ
れば本面を充分に殺菌することができる。従って本発明
では殺菌の目的には（−８，０８ｘｌＯ−３Ｔ＋０．３
５１）ｔ＜−５，６０となるように蒸気または熱水を供
給して洗濯物を昇温し、また温度を保持して、その後給
水を行って、以後通常の洗濯に入るのである。
存率との関係について述べる。以下実験例を述べるが、
この中で用いられている細菌は、グラム陽性球菌の一株
である。この株は通常家庭の衣類の付着細菌の分離培養
を行い、その全数の中から胞子形成細菌を除いて最も耐
熱性の高い細菌として分離したものである。さて第２図
は本面の湿熱の温度時間と生存率の関係を示したもので
ある。図は４５℃以上の温度条件下において、はぼ１ｏ
ｇＲ＝（−８，０８Ｘｉσ Ｔ＋０．３５１）ｔの関係
を満足している。ここでＲは本面の生存率、Ｔは湿熱温
度（℃）、ｔは湿熱時間（分）である。前述のように洗
濯機に付与する殺菌手段としては、２．５Ｘ１０ 以
下の生存率が得られるものが求められる。従って１ｏｇ
Ｒは５．６０＝ｌｏｇ （２，５Ｘ１０ ）以下であ
れば本面を充分に殺菌することができる。従って本発明
では殺菌の目的には（−８，０８ｘｌＯ−３Ｔ＋０．３
５１）ｔ＜−５，６０となるように蒸気または熱水を供
給して洗濯物を昇温し、また温度を保持して、その後給
水を行って、以後通常の洗濯に入るのである。
次に家ダニについては、毛布に最大１０個体／ｇのオー
ダーの生息が認められることがある。これを湿熱状態に
置いた場合、５０℃でほぼ瞬時に死滅することが知られ
ている。従って本発明の殺ダニの目的には、蒸気または
熱水を供給して５０℃以上となるように洗濯物を昇温す
るのである。
ダーの生息が認められることがある。これを湿熱状態に
置いた場合、５０℃でほぼ瞬時に死滅することが知られ
ている。従って本発明の殺ダニの目的には、蒸気または
熱水を供給して５０℃以上となるように洗濯物を昇温す
るのである。
発明の効果
以上のように本発明は、蒸気または熱水を用いてむらな
く殺菌・殺ダニのできる衛生的な全自動洗濯機を提供す
ることができるものである。
く殺菌・殺ダニのできる衛生的な全自動洗濯機を提供す
ることができるものである。
第１図は本発明全自動洗濯機の一実施例の構成を示す断
面図、第２図は細菌の生存率と湿熱時の温度時間の関係
を示す図、第３図は従来の全自動洗濯機の構成を示す断
面図である。 ５・・・内槽、７・・・殺菌手段。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 ほか１名１図 ４−−− ラタジ ７２」 フト（槽５−内槽 乙−ハ０ルモーグ ７一殺菌手役 区 川神什三
面図、第２図は細菌の生存率と湿熱時の温度時間の関係
を示す図、第３図は従来の全自動洗濯機の構成を示す断
面図である。 ５・・・内槽、７・・・殺菌手段。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 ほか１名１図 ４−−− ラタジ ７２」 フト（槽５−内槽 乙−ハ０ルモーグ ７一殺菌手役 区 川神什三
Claims (1)
- 洗濯外槽の内部に回転自在に設けられた洗濯槽と脱水槽
とを兼ねる内槽と、脱水運転後に内槽上方より内槽の軸
中心にそって蒸気または熱水を供給する殺菌手段とを備
えた全自動洗濯機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31745788A JPH02161997A (ja) | 1988-12-15 | 1988-12-15 | 全自動洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31745788A JPH02161997A (ja) | 1988-12-15 | 1988-12-15 | 全自動洗濯機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02161997A true JPH02161997A (ja) | 1990-06-21 |
Family
ID=18088439
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31745788A Pending JPH02161997A (ja) | 1988-12-15 | 1988-12-15 | 全自動洗濯機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02161997A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100690650B1 (ko) * | 2004-08-30 | 2007-03-09 | 엘지전자 주식회사 | 드럼 세탁기의 세탁방법 |
| JP2010158579A (ja) * | 2010-04-22 | 2010-07-22 | Panasonic Corp | 洗濯機 |
| JP2010158580A (ja) * | 2010-04-22 | 2010-07-22 | Panasonic Corp | 洗濯機 |
| JP2010184120A (ja) * | 2010-04-22 | 2010-08-26 | Panasonic Corp | 洗濯機 |
| US7934280B2 (en) * | 2005-11-11 | 2011-05-03 | Lg Electronics Inc. | Drum-type washing machine and tub cleaning method of the same |
| US8020231B2 (en) * | 2008-07-04 | 2011-09-20 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Control method of washing machine |
| US8276230B2 (en) | 2004-05-31 | 2012-10-02 | Lg Electronics Inc. | Operating method of laundry device |
| JP2013078643A (ja) * | 2012-12-28 | 2013-05-02 | Panasonic Corp | 洗濯機 |
| US10844533B2 (en) | 2007-05-07 | 2020-11-24 | Whirlpool Corporation | Method for controlling a household washing machine |
-
1988
- 1988-12-15 JP JP31745788A patent/JPH02161997A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US11993886B2 (en) | 2007-05-07 | 2024-05-28 | Whirlpool Corporation | Method for controlling a household washing machine |
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| JP2013078643A (ja) * | 2012-12-28 | 2013-05-02 | Panasonic Corp | 洗濯機 |
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