JPH02161973A - 組立ブロックセット - Google Patents

組立ブロックセット

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JPH02161973A
JPH02161973A JP63317743A JP31774388A JPH02161973A JP H02161973 A JPH02161973 A JP H02161973A JP 63317743 A JP63317743 A JP 63317743A JP 31774388 A JP31774388 A JP 31774388A JP H02161973 A JPH02161973 A JP H02161973A
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JP63317743A
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Hiroshi Kichijo
宏 吉條
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Yoshiritsu KK
Original Assignee
Yoshiritsu KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、主にホビー用または玩具として用いられ、あ
るいは、場合によっては家具や建築物などの実務的工作
物を構築するために用いられる組立ブロックセットに関
する。
〔従来の技術〕
かかる組立ブロックセットの代表的なものとしては、第
5図に示すような玩具が従来からよく知られている。
上記従来の組立ブロックセットは、端的に言えば複数の
ブロック本体a・・・のみから成り、また、基本的には
そのブロック本体aの2個a、a同士を直接的に凹凸結
合させることにより連結固定させる構成が採用されてい
るものである。
即ち、この従来構成の組立ブロックセットは、第5図(
イ〉に示しているように、各ブロック本体a (この例
では、全体として直方体のものを例示している)は、そ
の表面における1mの相対向する両面01,02 (こ
の図面では、上面01および下面02)の一方の表面(
上面)01には凸部03・・・を形成すると共に、他方
の表面(下面)02には前記上面01側の突部03・・
・を嵌め込み係合させるに適合する凹部04・・・を形
成して構成されており、そして、2個のブロック本体a
、  a同士を互いに連結固定させるに際しては、第5
図〈口〉に示すように、一方のブロック本体aの上面0
1側の突部03・・・を他方のブロック本体aの下面0
2側の凹部04・・・に対して嵌め込み係合させるので
ある。
ところが、上記したような従来構成の組立ブロックセン
トにおいては、 (i)2個のブロック本体a、a同士を単純な凹凸結合
により直接的に連結固定させる構成であるが故に、その
操作は非常に簡単で済むが、その反面、それら2個のブ
ロック本体a、a同士の結合強度をあまり大きくとるこ
とはできず、従って、比較的小さな外力を受けただけで
、それらの連結固定状態が緩んだり外れたりし易い、 (ii )また、上記したように2個のブロック本体a
、a同士を単純な凹凸結合によって直接的に連結固定さ
せるという従来手段を採用する限り、例えば立方体゛や
直方体などに代表される平行6面体から成るブロック本
体aにおける複数組(2組または3組)の相対向する面
を結合面として利用しようとすると、第6図に例示する
ように、ブロック本体aにおける複数組の相対向する面
の夫々に突部03および凹部04を形成する必要がある
が、その場合には、複数の突部03・・・同士および複
数の凹部04・・・同士が、夫々、どうしても互いに異
なる方向に形成されざるを得ないため、このような形状
のブロック本体aは、1回だけの成形加工という安価に
量産可能な手法を用いて製造することは不可能であり、
また、例えば削り出し手法などを用いてそのようなブロ
ック本体a・・・を製造したとしても、それらを立体的
に連結して組み立てる操作は、前記のように互いに異な
る方向に延びる複数の突部03・・・が邪魔になるため
に非常に困難である、 等の欠点があった。
そこで、本発明者は、上記したような従来欠点を解決す
べく鋭意研究を重ねた結果、次のような全(新規な連結
固定手段を採用した組立ブロックセットを開発するに至
り、それについては、昭和63年12月13日付は特許
側(本発明に対する先願)により既に提案しているとこ
ろである。
即ち、その先願に係る組立ブロックセフ)の原理的構成
は、第7図ないし第10図の基本的概念図に示すように
、 結合部材A(第7図参照)と、その結合部材Aの左右何
れかの片半分を差し込み嵌合可能な係合用凹部11が表
面部分に形成されているブロック本体B(この例では、
全体として立方体のものを例示している:第8図参照)
とから成り、前記ブロック本体Bの2個(B、B)同士
を、第10図くイ〉、り口〉に示すように、それらの前
記係合用凹部11,11同士が対向するように接触させ
た状態で、前記結合部材Aをそれら係合用凹部11.1
1の中に側方から差し込み嵌合させることによって、互
いに連結固定可能に構成されており、 前記結合部材Aを構成するに、第7図くイ〉の平面図、
第7図く口〉の正面図(背面図も同様にあられれる)、
第7図〈ハ〉の右平面図(左側面図も同様にあられれる
)、第7図〈二〉の底面図に示すように、その頭部1を
ブロック離間抑止用の左右係止部分2.2とそれらを連
結する中間部分3とから成る平面視略H形に形成すると
共に、その頭部1の中間部分3から垂下させる状態で前
記ブロック離間抑止用係止部分2.2の長平方向に弾性
的に離間接近可能で且つ画先端部に戻り抑止用突起部分
5.5が形成された二つ割り足部4を設けてあり、 一方、前記ブロック本体Bにおける係合用凹部11を構
成するに、第8図くイ〉の平面図、第8図く口〉の正面
図、第8図〈ハ〉の背面図、第8図く二〉の底面図、第
8図(ホ)の右側面図、第8図くへ〉の左側面図に示す
ように、前記結合部材Aの頭部lの一方のブロック離間
抑止用係止部分2を嵌め込み係合させるに適合する穴部
12を設けると共に、前記結合部材Aの二つ割り足部4
の一方の戻り抑止用突起部分5を係合させるに適合する
段部13を設けである、 というものである。
かかる構成を有する組立ブロックセントにおいては、2
個のブロック本体B、B同士を連結固定させるに際して
、従来のようにそれらブロック本体B、B同士を直接的
に凹凸結合させるのでは無く、第9図〈イ〉の平面図お
よび第9図く口〉の縦断側面図に示すように、それらブ
ロック本体BBとは別部材である結合部打入を、両ブロ
ック本体B、  B同士の間の両係合用凹部11.11
の中に側方から(第9図く口〉では白抜き矢印2で示す
ように上方から)差し込み嵌合させることにより結合さ
せるようにし、しかも、その結合部材Aには、両ブロッ
ク本体B、B同士が離間するのを抑止するための係止部
分2.2と、その結合部材Aそれ自体が前記両係合用凹
部11,11から抜は出すのを抑止するための戻り抑止
用突起部分5゜5とを有するように形成すると共に、各
ブロック本体Bにおける前記係合用凹部11を、前記結
合部材Aにおけるブロック離間抑止用係止部分2および
戻り抑止用突起部分5に適合するように形成しであるか
ら、 (■)2個のブロック本体B、B同士の間に上記したよ
うな結合部材Aを側方から差し込み嵌合させるという比
較的容易な操作を行うだけで、それらブロック本体B、
B同士を、従来の単純な直接的な凹凸結合構成のものに
比べて、格段に確実がつ強力な結合状態で連結固定させ
ることができるようになり、従って、多少の外力を受け
たとしてもその連結固定状態が緩んだりあるいは外れて
しまったりすることは無くなり、 (■)また、上記したようにブロック本体Bとは別部材
である結合部材Aを介して2個のブロック本体B、B同
士を連結固定する構成を採用したことにより、ブロック
本体Bには、従来の単純な直接的な凹凸結合構成におけ
るものでは必須であったところの、成形加工や組立の際
に邪魔となる凸部を全く設けなくてもよくなり、従って
、例えば立方体や直方体に代表される平行6面体から成
るブロック本体Bにおける複数組の相対向する面を結合
面として利用する場合にも、そのブロック本体B・・・
を、ただ1回だけの成形加工という容易かつ安価に量産
可能な手法を用いて製造することが可能となり、また、
それらを立体的に連結して組み立てることも容易に行う
ことができる(なお、前記結合部材Aをただ1回だけの
成形加工という容易かつ安価に量産可能な手法を用いて
製造可能なことは言うまでもない)、 という利点がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このように優れた利点を発揮し得る構成
を備えた組立ブロックセットにおいても、なお、下記の
点で解決すべき課題が残されていることが判明した。
即ち、第10図は、上面、下面および4つの側面を備え
た平行6面体くこの例では、全体とじて立方体のものを
例示している)から成るブロック本体Bにおける複数組
の相対向する面(この例では2&l、つまり、4つの側
面)を結合面として利用するために、それら4つの側面
夫々に前述したような先願に係る連結固定手段を適用し
た場合を示し、そのブロック本体Bは、第10図(イ〉
の平面図、第10図(口〉の正面図、第10図くハ〉の
背面図、第10図く二〉の底面図、第10図くホ〉の右
側面図、第10図くべ〉の左側面図から明らかなように
、そのブロック本体Bの上面および下面以外の4つの側
面、つまり、正面、右側面、背面、左側面の各部分には
、夫々、前記結合部材Aの左右何 れかの片半分を差し
込み嵌合可能な係合用凹 部11、つまり、結合部材A
の頭部1の一方のブロック離間抑止用係止部分2を嵌め
込み係合させるに適合する穴部12と、前記結合部材A
の二つ割り足部4の一方の戻り抑止用突起部分5を係合
させるに適合する段部13とを有する係合用凹部11が
形成されており、前述した第9図の説明から容易に類推
できるように、かかるブロック本体Bの前記係合用凹部
11が形成された各面において隣り合う2個(B、B)
同士を、それらの係合用凹部11,11同士が対向する
ように接触させた状態で前記結合部材Aをそれら係合用
凹部11,11の中に側方から、つまり、第10図く口
〉の正面図、第10図くホ〉の右側面図、第10図〈ハ
〉の背面図、第10図〈へ〉の左側面図において夫々想
像線の白抜き矢印2で示す方向から(図では上方から)
差し込み嵌合させることによって互いに連結固定させる
ことができるように構成されているのであるが、このよ
うにブロック本体Bにおける多数の面(この例では4つ
の側面)に係合用凹部11・・・を形成した場合には、
そのブロック本体Bにおける中空部分および中実部分が
夫々非常にアンバランスな状態になってしまう、つまり
、ブロック本体Bにおける略片半分(この例では路上半
分)が極めて疎な状態で他の略片半分(この例では略下
半分)が極めて密な状態になってしまい、そのために、
このブロック本体Bを例えば射出成形などによる合成樹
脂の一体成形加工により製造する場合において、所謂ヒ
ケによる仕上がりの悪さや歩留まりの悪さという問題が
生じると共に、そのブロック本体B自体の強度が低下す
る、という問題が生じるのみならず、そのようなブロッ
ク本体Bを複数個連結固定した組上状態における全体強
度についても、前記結合部材Aを介した連結固定部分が
ブロック本体Bにおける片半分側に集中するアンバラン
スさに起因して、やや不十分になってしまう虞れもある
。更に、上記のように、平行6面体からブロック本体B
の4つの側面に係合用凹部11・・・を形成した場合に
おいて、そのブロック本体Bにおける略片半分が疎で他
の略片半分が密な状態が生じてしまうと、残る2面のう
ちの1面(密な側の面:図では下面)に更に係合用凹部
11を形成して合計5面に係合用凹部11・・・を設け
ることは容易にできるものの、その残りの1面(疎な側
の面:図では上面)に更に係合用凹部11を形成して合
計6面に係合用凹部11を設けることは極めて困難にな
る、という問題もある。
本発明は、このような種々の問題点を一挙に解決するこ
とを目的として、更なる研究を続けた結果なされたもの
である。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明に係る組立ブロック
セットは、 上面、下面および4つの側面を備えた平行6面体から成
るブロック本体と、それらブロック本体の2個同士を連
結固定するための結合部材とから成り、 前記各結合部材を、隣接するブロック同士が離間するの
を抑止するための左右係止部分とそれらを連結する中間
部分とを備えた、平面視略H形をなす部材で構成し、 一方、前記各ブロック本体における少なくとも前記4つ
の側面夫々に前記結合部材の左右何れかのブロック離間
抑止用係止部分を差し込み嵌合可能な係合用凹部を設け
てあり、 かつ、前記各ブロック本体における4つの側面に設けら
れる係合用凹部を、隣り合う側面に設けられる係合用凹
部同士で、それらに対する前記結合部材の差し込み方向
が互いに逆になるように形成してある、 という点に特徴がある。
〔作用〕
かかる特徴構成故に発揮される作用は次の通りである。
即ち、上記本発明に係る組立ブロックセットにおいては
、後述する実施例の記載からもより一層明らかとなるよ
うに、特に、ブロック本体における少なくとも4つの側
面に設けられる係合用凹部を、隣り合う側面に設けられ
る係合用凹部同士で、それらに対する前記結合部材の差
し込み方向が互いに逆になるように形成してある、つま
り、より端的に言えば、結合部材の左右何れかのブロッ
ク離間抑止用係止部分を差し込み嵌合可能な係合用凹部
を、ブロック本体における略片半分側に集中させないよ
うに、それら係合用凹部を、例えば正面、右側面、背面
、左側面の順に上側、下側、上側、下側に位置するよう
に、交互に配置しであるから、ブロック本体における4
つの側面に係合用凹部を形成しても、そのブロック本体
における疎v!(中空部分および中実部分)のバランス
がほぼ均等になるようにでき、従って、ブロック本体を
例えば射出成形などによる合成樹脂の一体成形加工によ
り製造する場合において、所謂ヒケの発生を少なくでき
て、仕上がり状態および歩留まりの向上を図れると共に
、そのブロック本体自体の強度の向上も達成することが
でき、しかも、そのようなブロック本体を複数個連結固
定した組上状態における全体強度についても、前記結合
部材を介した連結固定部分がブロック本体における両片
半分側にバランス良く配置されることによって、大幅に
向上させることができ、更に、残る2面にも更に係合用
凹部を形成して合計5面あるいは6面に係合用四部を設
けることも比較的容易に行えるようになった。
〔実施例〕
以下、本発明に係る組立ブロックセントの具体的な実施
例を図面(第1図ないし第4図)に基いて説明する。
第1図は以降説明する第1ないし第3実施例において共
通に用いられる結合部材Aを示し、第1図くイ〉の平面
図、第1図く口〉の正面図(背面図も同様にあられれる
)、第1図(ハ〉の底面図。
第1図く二〉の右側面図(左側面図も同様にあられれる
)から明らかなように、この結合部材Aは、例えば射出
成形法などの容易かつ安価に量産可能な手法を用いて製
造される合成樹脂の一体成形品で構成され、その頭部1
がブロック離間抑止用の左右係止部分2.2とそれらを
連結する中間部分3とから成る平面視略H形に形成され
ると共に、その平面視略H形頭部1の中間部分3から垂
下させる状態で前記ブロック離間抑止用係止部分22の
長手方向に弾性的に離間接近可能で且つ画先端部に戻り
抑止用突起部分5.5が形成された二つ割り足部4が設
けられている。
そして、第2図は第1実施例において用いられるところ
の、上面、下面および4つの側面を備えた平行6面体か
ら成るブロック本体B(この例では、全体として立方体
のものを例示している)を示し、このブロック本体Bは
、第2図くイ〉の平面図、第2図く口)の正面図、第2
図くハ〉の背面図、第2図〈二〉の底面図、第2図〈ホ
〉の右側面図、第2図くべ〉の左側面図から明らかなよ
うに、やはり上記結合部材Aと同様に容易かつ安価に量
産可能な合成樹脂の一体成形品で構成され、このブロッ
ク本体Bにおける2&llの相対向する面(この例では
、上面および下面以外の4つの側面、つまり、正面、右
側面、背面、左側面)を結合面として利用するために、
それら正面、右側面、背面、左側面の各部分には、夫々
、前記結合部材Aの左右何れかの片半分を差し込み嵌合
可能な係合用凹部11、つまり、結合部材Aの頭部1の
一方のブロック離間抑止用係止部分2を嵌め込み係合さ
せるに適合する穴部12と、前記結合部材A′の二つ割
り足部4の一方の戻り抑止用突起部分5を係合させるに
適合する段部13とを有する係合用凹部11が形成され
ており、しかも、それら4つの係合用凹部11・・・は
、図示しているように、正面、右側面1背面、左側面の
順に上側、下側、上側、下側に位置するように交互に配
置しであるから、前述した第7図の説明から容易に類推
できるように、かかるブロック本体Bの前記係合用凹部
11が形成された各面において隣り合う2個(B。
B)同士を、それらの係合用凹部11,11同士が対向
するように接触させた状態で前記結合部材Aをそれら係
合用凹部11.11の中に側方から、つまり、第2図〈
口〉の正面図、第2図くホ〉の右側面図、第2図くハ〉
の背面図、第2図くへ〉の左側面図において夫々想像線
の白抜き矢印2または−2で示す方向から(図では上方
または下方から)差し込み嵌合させることによって、極
めて強固にかつ確実に互いに連結固定させることができ
、たとえ多少の外力を受けたとしてもその連結固定状態
が緩んだりあるいは外れてしまったりする虞れは殆ど無
い。
なお、上記のような結合部材Aを介した両ブロック本体
B、B同士の強固な連結固定状態を解除するためには、
その結合部材Aの差し込み方向2または−2とは逆の方
向から挾み用の治具などを両ブロック本体B、B間の凹
部11,11の中へ差し入れて、前記結合部材Aの足部
4を両側から挟み込みながら押し込むことによって、そ
の結合部材Aを強制的に取り外すせばよい。
また、第3図は第2実施例において用いられる平行6面
体から成るブロック本体B(この例では、やはり全体と
して立方体のものを例示している)を示し、このブロッ
ク本体Bは、第3図くイ〉の平面図、第3図く口〉の正
面図、第3図くハンの背面図、第3図く二)の底面図、
第3図くホ〉の右側面図、第3図〈へ〉の左側面図から
明らかなように、全ての面(3組の相対向する面、つま
り、正面、右側面、背面、左側面の4つの側面と、上面
および下面)に、前述のような係合用凹部11・・・を
形成したものである。なお、この場合において、4つの
側面に設けられた係合用凹部11・・・は、上記第1実
施例の場合と同様に、正面、右側面。
背面、左側面の順に上側、下側、上側、下側に位置する
ように交互に配置して、前記結合部材Aをそれら係合用
凹部11・・・の中に側方から、つまり、第3図〈口)
の正面図、第3図くホ〉の右側面図。
第3図くハ)の背面図、第3図〈へ〉の左側面図におい
て夫々想像線の白抜き矢印2、または、それとは逆方向
の想像線の白抜き矢印−2で示す方向から(図では上方
または下方から)差し込み嵌合させるように構成しであ
ることは勿論、上面および下面に設けられた両係合用凹
部11,11についても、第3図(イ〉の正面図、第3
図く口〉の背面図から明らかなように、互いに直交する
方向に形成することによって、前記結合部材Aをそれら
係合用凹部11,11の中に側方から、つまり、各図に
おいて夫々想像線の白抜き矢印Xまたはそれとは直交す
る方向の想像線の白抜き矢印yで示す方向から差し込み
嵌合させるように構成しである。また、このブロック本
体Bにおける各凹部11・・・の基本的な構成について
は、上記第1実施例のものと同様であるので、ここでは
、同じ機能を有する要素には同じ参照符号を付すること
によりその説明は省略する。ところで、このように、全
ての面に凹部11・・・を形成することにより全ての面
においてブロック本体B・・・同士を連結固定した3次
元的立体構造物を構築すれば、より一層強固な連結固定
状態を実現できることが明らかである。
また、第4図は第3実施例において用いられる平行6面
体から成るブロック本体Bを示し、このブロック本体B
の基本的構成は、第4図くイ〉の平面図、第4図〈口〉
の正面図、第4図(ハ〉の背面図、第4図く二〉の底面
図、第4図(ホンの右側面図、第4図くべ〉の左側面図
から明らかなように、上記第2実施例のものと同様であ
り、それに加えて、上面および下面(その一方のみでも
可)に、適宜の径および深さの単穴あるいはネジ穴h・
・・を設けたものである。この単穴あるいはネジ穴h・
・・は、夫々、例えばピアノ線とかあるいはボルトなど
の端部を挿入または螺合させるためのものであって、か
かる付加構成を備えていることによって、2つのブロッ
ク本体B、B同士を、例えばピアノ線を介して互いに離
間した状態で連結するとか、あるいは、ブロック本体B
の上面または下面あるいは上下両面に、板体などの他の
部材を接合する、ということも可能となる。
ところで、上記のように前記平行6面体から成るブロッ
ク本体Bにおける多数の面(4面以上)に前記結合部材
Aに対する係合用凹部11・・・を設けると共に、隣り
合う側面に設けられる係合用凹部11,11同士で、そ
れらに対する前記結合部材Aの差し込み方向が互いに逆
になるように形成しである場合においては、複数個のブ
ロック本体B・・・を互いに連結固定して立体構造物を
組み立てた場合には、前述したように極めて強固な連結
固定状態を実現できるので、例えば第5図あるいは第6
図に例示するように、前記結合部材Aにおける戻り抑止
用突起部分5.5は省略することも可能である。即ち、
図示はしないが、前記第1図に示した結合部材Aにおい
て、ブロック離間抑止用左右係止部分2,2とそれらを
連結する中間部分3とから成る平面視略H形の頭部lの
中間部分3から垂下させた足部4を、二つ割り部や戻り
抑止用突起部分を形成しない草純な柱状体で構成すると
か、あるいは、結合部材A全体をブロック離間抑止用左
右係止部分2.2とそれらを連結する中間部分3とから
成る柱状体のみで構成することが考えられる。ただし、
それらの場合においては、前記ブロック本体Bの各面に
設けられる係合用凹部11における段部13,13を設
けなくてもよいことは言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上詳述したところから明らかなように、本発明による
組立ブロックセントによれば、2個のブロック本体同士
を連結固定させるに際して、従来のようにそれらブロッ
ク本体同士を直接的に凹凸結合させるのでは無く、それ
らブロック本体とは別部材である結合部材を、両ブロッ
ク本体同士の間の両凹部の中に側方から差し込み嵌合さ
せることにより結合させるという全く新規な結合手段を
採用しているから、前述した先願に係る組立ブロックセ
ットと路間等の優れた基本的利点を有していることは勿
論、特に、ブロック本体における少なくとも4つの側面
に設けられる係合用凹部を、隣り合う側面に設けられる
係合用凹部同士で、それらに対する前記結合部材の差し
込み方向が互いに逆になるように形成しであるから、ブ
ロック本体における4つの側面に係合用凹部を形成して
も、そのブロック本体における疎密(中空部分および中
実部分)のバランスがほぼ均等になるようにでき、以っ
て、ブロック本体を例えば射出成形などによる合成樹脂
の一体成形加工により製造する場合において、所謂ヒケ
の発生を少なくできて、仕上がり状態および歩留まりの
向上を図れると共に、そのブロック本体自体の強度の向
上も達成することができ、しかも、そのようなブロック
本体を複数個連結固定した組上状態における全体強度に
ついても、前記結合部材を介した連結固定部分がブロッ
ク本体における両片半分側にバランス良く配置されるこ
とによって、大幅に向上させることができ、更に、残る
2面にも更に係合用凹部を形成して合計5面あるいは6
面に係合用凹部を設けることも比較的容易に行える、と
いう顕著に優れた効果が発揮され、従って、本発明の産
業上の利用価値は極めて高い。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は、本発明に係る組立ブロックセッ
トの具体的実施例を示し、第1図くイ〉。 く口〉、(ハ)、<二〉は夫々下記の各実施例において
共通に用いられる結合部材の平面図、正面図(背面図)
、底面図、右側面図(左側面図)であり、そして、第2
図くイ)、<口〉、クツ1〉。 (ニ)、<ホ)、(へ〉は夫々第1実施例において用い
られるブロック本体の平面図、正面図、背面図、底面図
、右側面図、左側面図であり、また、第3図くイ〉、<
口)、<ハ〉、<二)、クホ) 。 くへ〉は夫々第2実施例において用いられるブロック本
体の平面図、正面図、背面図、底面図、右側面図、左側
面図であり、第4図(イ)、<口)。 くハ)、<二〉、クホ〉、<へ〉は夫々第2実施例にお
いて用いられるブロック本体の平面図、正面図、背面図
、底面図、右側面図、左側面図であ!− 更に、第5図ないし第10図は、本発明の技術的背景な
らびに従来技術の問題点を説明するためのものであって
、第5図くイ)は従来からよく知られた組立ブロックセ
ットを構成するブロック本体を示す斜視図、第5図く口
〉はその従来構成のブロック本体の2個同士を凹凸結合
により連結固定した状態を示す一部断面正面図、第6図
はその従来技術における一問題点を説明するために用い
るブロック本体の概念的斜視図を夫々示し、また、第7
図ないし第10図は、本発明に対する先願の組立ブロッ
クセットの基本的概念図を示し、第7図くイ〉、(口〉
、<ハ〉、<二)は夫々結合部材の平面図、正面図(背
面図)、底面図、右平面図(左側面図)であり、第8図
くイ〉、<口〉。 くハ〉、(二〉、(ホ〉、りへ〉は夫々基本的構成を有
するブロック本体の平面図、正面図、背面図、底面図、
右側面図、左側面図、第9図くイ〉は前記結合部材を用
いて2個のブロック本体同士を連結固定した状態を示す
平面図、第9図く口〉はその■−■線矢視図(縦断側面
図)であり、そして、第10図(イ〉、〈口〉、〈ハ〉
、り二〉。 (ホ〉、<へ〉は夫々応用構成を有するブロック本体の
平面図、正面図、背面図、底面図、右側面図、左側面図
である。 A ・・・・・・結合部材、 2 ・・・・・・左右係止部分 B ・・・・・・ブロック本体、 11・・・・・・係合用凹部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 上面、下面および4つの側面を備えた平行6面体から成
    るブロック本体と、それらブロック本体の2個同士を連
    結固定するための結合部材とから成り、 前記各結合部材を、隣接するブロック同士が離間するの
    を抑止するための左右係止部分とそれらを連結する中間
    部分とを備えた、平面視略H形をなす部材で構成し、 一方、前記各ブロック本体における少なくとも前記4つ
    の側面夫々に前記結合部材の左右何れかのブロック離間
    抑止用係止部分を差し込み嵌合可能な係合用凹部を設け
    てあり、 かつ、前記各ブロック本体における4つの側面に設けら
    れる係合用凹部を、隣り合う側面に設けられる係合用凹
    部同士で、それらに対する前記結合部材の差し込み方向
    が互いに逆になるように形成してある、 ことを特徴とする組立ブロックセット。
JP63317743A 1988-12-16 1988-12-16 組立ブロックセット Pending JPH02161973A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103657117A (zh) * 2012-09-25 2014-03-26 深圳职业技术学院 再生纸益智玩具
JP2016540620A (ja) * 2014-07-30 2016-12-28 厦▲門▼吉信▲徳▼▲寵▼物用品有限公司 積み木及び積み木ユニット
JP2023124744A (ja) * 2022-02-25 2023-09-06 滉大 馬野 電子回路用ブロック及び電子回路用ブロック群

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