JPH02161955A - 副次注入モジユールを備えた２つの溶液源を有する非経口注入システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、患者への２つの非経口溶液源の輸送を制御す
る注入システムに関し、そして特に、これらのシステム
において輸送された溶液を監視及び制御する装置に関す
る。

本発明を要約すれば、２つの溶液源を有する非経口注入
システムは、非経口溶液の流量を制御する主コントロー
ラと、主溶液の輸送に関連したパラメータを表示するデ
ィスプレイと、溶液輸送パラメータをコントローラに入
力するための押しボタンとを含む。主コントローラは、
副次溶液源から溶液を輸送するためにプログラムされた
副次注入モジュールと通信し、流量は主コントローラに
よって制御される。副次注入モジュールは、副次溶液の
輸送に関連したパラメータを表示するディスプレイと、
液滴検出器とを含み、そして副次溶液のための滴下室の
周りに取り付けられている。

モジュールは又、副次溶液のための液体輸送パラメータ
をモジュールに入力するための押しボタンを含む。

所定容積の２つの非経口溶液を所定の流量にて輸送する
システムは長い間公知である。そのようなシステムは、
米国特許第４，５７６．５９２号に示されている。この
システムにおいて、主投与管セットと副次投与管セット
は、「Ｙ」コネクターで接合され、そして主コントロー
ラにおける滴下室に共通な導管を通して連結される。滴
下室の下に、共通な導管を通る溶液の流量を調整するた
めの精密流量制御弁がある。副次投与セットにむける副
次滴下室は、主コントローラに電気的に接続された液滴
検出器によって監視される。非経口溶液は副次溶液源に
よって初期的に供給され、そしてその輸送は液滴検出器
によって監視され、流量は制御弁によって制御される。

副次溶液の輸送を完了するとき、コントローラにおける
ピンチ弁が副次管セットを閉じ、そして溶液が主溶液源
から流れ始める。主溶液の輪、送は主コントローラにお
ける液滴検出器と滴下室によって監視され、その流量は
制御弁によって制御される。主投与セットにおける逆上
弁は、副次溶液が輸送されてるいる間、主溶液の流れを
阻止する。

米国特許第４．５３３．３４７号は類似のシステムを開
示するが、この場合主溶液のための滴下室が主投与セッ
トに位置する。主溶液のための液滴検出器は主コントロ
ーラから離れた滴下室の周りに位置する。こうして、各
投与セット１さ、滴下室及び関連した液滴検出器とを含
む。システムの作動は、米国特許第４．５７６．５９２
号に記載された如くである。

米国特許第４，６３７，８１７号は、２つの溶液源を有
する注入システムを開示し、この場合、各投与セットは
Ｙコネクターの上の順次のピンチ弁を通過する。ピンチ
弁は、交互に、管セットの一方を開き旦つ他方を閉じ、
そして非経口溶液の流量はコントローラに位置するポン
プによって制御される。順次のピンチ弁の使用は、弁が
一度に唯一の溶液の流れを許容するので、主溶液管路に
おける逆止弁の必要性をなくす。

２つの溶液源を有する投与システムは又、米国特許！３
．８８６．９３７号、第３．９８２，５３４号、第４．
０９４．３１８号、第４．１’１４．６１７号及び第４
．３００．５５２号に示されている。

上記の先行技術のシステムはすべて１つの点において類
似する。液体溶液の前にシステムを初期化するために、
使用者は流量と全投与量の値を入力しなければならない
。値が入力されると、値は主コントローラのディスプレ
イに表示される。２つの溶液源に対する値は別個に入力
され旦つ表示される。即ち、使用者は、最初に一方の溶
液源に対する値を入力しそしてディスプレイにて入力を
観察する。それからディスプレイはクリアされ、そして
使用者は他方の溶液源に対する値を入力し旦つ観察する
。システムの作動中、その時点において輸送されている
溶液の輸送率と容積はディスプレイで見ることができる
。

単一の組の値の入力制御においては、入力された値が適
切な溶液と関連することを確かめることは使用者にはし
ばしばまぎられしい。２つの溶液源に対して液体輸送の
ための値を入力する明確な方法を与えることが望ましい
。更に、単一ディスプレイにおいては、どの溶液源が液
体を送り出しているか、そして他方の溶液源の状態はど
うであるかを認識することは、しばしば混乱する。使用
者が、任意の時点において、どの溶液源が液体を送り出
しているかを一目で識別することができることが望まし
い。更に、使用者が両溶液の輸送状態を迅速に確かめる
ことができることが望ましい。

例えば、副次溶液源からの液体の輸送を終了しそして主
溶液の輸送を開始したとき、看護婦は、副次溶液の輸送
の進行と、主溶液源から既に輸送された投与量の両方を
、システムを操作することなく又は主溶液の流れを中断
させることなく、即座に確認することができなければな
らない。

本発明の原理により、使用者が２つの溶液の輸送を明確
に制御旦つ監視することができる、２つの溶液源を有す
る非経口的注入システムが提供される。システムの主コ
ントローラは、液体輸送率を制御する手段と、主溶液の
輸送を制御する値を入力する手段と、主溶液輸送の値の
入力と主溶液の輸送の進行の両方を表示するディスプレ
イとを含む。副次注入モジュールは主コントローラと連
絡し合い、モして副次投与セットとの結合に適する。副
次注入モジュールは、副次溶液の輸送を監視する手段と
、副次溶液の輸送の進行を表示するディスプレイとを含
む。こうして、副次注入モジュルは、副次投与セットに
近接して明瞭に位置するディスプレイを備える。

好ましい実施態様において、副次溶液の輸送の値の入力
は、副次注入モジュールに与えられる。

使用者は、副次注入モジュールのディスプレイにおいて
、直接的に副次溶液輸送のパラメータを視覚的に確かめ
ることができる。副次注入モジュールは又、副次溶液の
注入が開始及び終了するとき、副次投与セットにおける
導管を開きそして閉じる手段を含む。

第１図を最初に参照すると、本発明の原理により構成さ
れた２つの溶液源を有する非経口的外注入システムが示
される。主溶液源２は柱１から吊されている。主溶液は
滴下室２６に輸送され、滴下室２６の周りに液滴検出器
４が取り付けられている。主溶液投与セットの管８は、
滴下室からＹコネクター１０につながれ、そしてインラ
インの一方向逆止弁６を含む。Ｙコネクターの出口は共
通管１２によって精密制御弁２２に連結され、精密制御
弁２２は主コントローラ２０に取り付けろれている。出
口管路１４は制御弁２２から注入地点につなげられてい
る。

主コントローラ２０の前面の右側にディスプレイ２８が
あり、主溶液の注入の進行を示す値を表示する。ディス
プレイ２８の下に、主溶液の注入を制御する値の入力の
ための一群の押しボタン制御部３０がある。システムの
作動の前に値を入力するとき、値はディスプレイ２８で
見ることができる。主コントローラ２０の底部にインタ
ーフェース箱３２があり、ケーブル３４と３６により、
主コントローラを液滴検出器４と副次注入モジュール４
０に連結する。

又、柱１から副次溶液源２４が吊されている。

副次投与セットの管１６は、副次溶液供給源をＹコネク
ター１０の第２の入力ポートに連結する。

副次溶液源２４のすぐ下に第２の滴下室が位置する。こ
の滴下室は、副次注入モジュール４０の内側に位置する
ために、第１図において見ることができない。副次注入
モジュールは、液滴検出器４が滴下室２６の周りに取り
付けられるのと同様の方法で、第２の滴下室の周りに取
り付けられている。副次注入モジュールは、副次溶液の
輸送の進行を示すパラメータを表示する表示領域４２を
含む。表示領域の下に、−群の押しボタン制御部４４が
ある。これらの制御は、副次注入モジュールにおいて、
副次溶液の輸送を直接管理する値の入力を可能にする。

値を入力するとき、値はディスプレイ４２で直接視覚的
に確かめることができる。

副次注入モジュールの底部における２つの押しボタンの
一方は、副次注入モジュールを通過する管路１６を開き
そして閉じる内部機構を制御する。

他方の押しボタンは、副次液体の注入を開始するために
押し下げられる。

今第２ａ図を参照すると、志コントローラ２０が示され
る。コントローラ２０の前面の右側にディスプレイ２８
がある。ディスプレイの頂部に８文字メツセージ中心部
１２２があり、エラー及び他の状態メツセージを表示す
る。メツセージにおける個々の文字は、各々、所望の英
数文字を形成するために、１４の個々に制御されたセグ
メントかラ構成される。メツセージ中心部の下と左に器
具［ｍ１２４があり、主コントローラが作動中点滅する
。標識の下に、三相の大きな数字があり、主コントロー
ラが現在作動している流量をｍ　Ｉ　／　ｈｒで示す。

数字の左に、記述子「流量」があり、そして数字の上に
ｍ　ｌ　／　ｈ　ｒの単位がある。

示された流量の下に、主溶液の注入に関する情報に関連
する４本のラインがある。最も上のラインは、使用者が
投与すべき溶液の形式を指定するために入力する液体コ
ードを表示する。次のラインは、手順の開始時にコント
ローラにプログラムされた全投与量の内、輸送されるＩ
：めに残っている投与量を表示する。第３のラインは、
プログラムされた投与量の投与の完了のための残り時間
を表示し、そして第４のラインは、既に投与されたプロ
グラムされた投与の容積を表示する。

ディスプレイの下に、コントローラ及び液体の投与を開
始及び停止させ、旦つ適切な液体投与のためにコントロ
ーラをプログラムするための多数の押しボタンがある。

アップ／ダウン押しボタン１３０は、コントローラのプ
ログラミング中、値を増分又は減分するために使用され
る。押しボタン１３２は、コントローラをオン又はオフ
にするために使用される。「選択」ボタン１３４は、「
投与量」又は「流量」のようなコントローラにプログラ
ムされる値を選択するために使用される。「選択」押し
ボタンは又、アップ／ダウン押しボタンにより値を増分
又は減分しながら、「選択」押しボタンを押し下げ状態
に保持することにより、液体輸送中、値を変化させるた
めに使用することができる。押しボタン１３６を押し下
げると、溶液の投与が停止し、そして押しボタン１３８
を押し下げると、コントローラにプログラムされた値に
より液体投与が開始する。

第２ａ図に示された制御弁２２は、管路１２．１４を閉
鎖する精密ピンチ弁であり、米国特許第４．５５９，０
４５号に詳細に記載されている。ピンチ弁の内側で、管
は、可動圧力板と定置圧力板との間に係合される。精密
モーターで駆動されるアクチュエータがコントローラの
前面から突出し、そして可動圧力板に接触し、可動圧力
板を介在する管に向かって又は離れるように制御するた
めに、移動させられる。これによって、管は、出口管１
４を通った液体の流量を制御するために、選択的に閉塞
される。

第２ｂ図の主コントローラ２０′においては、第２ａ図
の精密制御弁２２は、共通管部分１２と出口管部分１４
の間でインラインにあるポンプ・カセットで置き換えら
れる。カセットの背面におけるダイヤプラムは、コント
ローラの前面から延びているポンプ・アクチュエータに
よって、制御可能に出入りされる。このポンプ・カセッ
トとその動作は、１９８６年９月２日に出願された米国
特許出願第９０２，６１６号と、１９８７年３月１３日
に出願された米国特許出願第２５，６８１号に更に詳細
に記載されている。

第２ｃ図の主コントローラ２０″に示された流量制御機
構は前述の米国特許第４，５７６．５９２号で使用され
たものである。この配置において、滴下室８０は、・一
体に成形されだ液滴形成器を備えたキャップ９８を有す
る。キャップの底部におけるリップ９４は、液滴検出器
５６の頂部において保持リング５４にスナップ連結する
。滴下室が液滴検出器５６内に適切に位置するとき、そ
の存在は、６３で示されるようなヒンジで取り付けられ
たドア６０によって検出される。滴下室内に落下する液
滴は、室の頂部において矢印によって示された光路によ
って検出され、そしてその通過は、主溶液の流量を測定
するために、主コントローラによって使用される。滴下
室８０の下の精密ピンチ弁７０は、患者への非経口溶液
の流量を調整するために、出口管１４を選択的に閉じる
。第２ｃ図の主コントローラ２０″が第１図のシステム
において使用されるとき、主滴下室２６と液滴検出器４
を不要にすることができ、それらの機能は液滴検出器５
６と滴下室８０によって与えられる。

第１図の液滴検出器４と滴下室２６は、第３図と第４図
に詳細に示される。第３図において、液滴検出器４は、
光学的液滴検出器６２と光学的レベル検出器６６のため
のフォトダイオードと光検出器を囲むハウジングを具備
することが見られる。

バネ・ヒンジ付きドア６０は、ハウジングの中心におけ
る空洞内に位置し、そしてハウジングにおける滴下室の
不在の場合前方に突出し、この位置において、それは、
液滴検出器６２の光路を遮る。

ハウジングの頂部に、切れ目のある取り付はリング５４
がある。

液滴検出器４は、室の頂部におけるスパイク９５のリッ
プ９４を取り付はリング５４にスナップ連結することに
より、第４図において滴下室２６の周りに取り付けられ
る。スパイク９５は、液滴検出器の取り付けの前に、吊
された液体源のキャップの薄膜又は非経口溶液袋に挿入
される。滴下室２６が液滴検出器のハウジングの空洞に
適切に係合されるとき、室は、ヒンジ付きドア６０を空
洞の後部に押し、これにより液滴検出器６２の光路を妨
げない。液滴検出器は、ドア６０の偏向によって滴下室
の適切な取り付けを感知することができ、そして又、液
滴検出器６２の光学機構が隠されず、一方液体によるレ
ベル検出器６６の隠蔽により、滴下室の適切な注入を感
知する。標準作動中、小滴は液滴形成器から落下し、そ
して光学的液滴検出器６２によって検出される。液滴検
出器４の詳細な説明は、１９８７年１１月４日に出願さ
れた米国特許出＠第１１７，００９号に提示されている
。

本発明の副次注入モジュールが、第５図と第６図の前面
図と背面図で示される。第５図に示されるように、モジ
ュール４０の頂部にディスプレイ４２がある。５つの記
号メツセージ中心部７２はディスプレイの頂部に位置す
る。これらの１４セグメント文字は、副次溶液の投与中
、警告と状態を表示する。メツセージ中心部の下に器具
標識７４があり、副次溶液の輸送中点滅する。標識の下
に、３つの大きな文字７６があり、溶液の流量を表示す
る。記述子「流量量」とｍ　ｌ　／　ｈ　ｒの流量単位
が流量の数字の上に表示される。流量の下に、３折半の
文字７８があり、投与される投与量を表示し、記述子「
投与」とｍｌの単位を備えている。

ディスプレイ４２の下に一連の押しボタン４４があり、
モジュール４０をプログラムしそして作動させるために
使用される。「選択」押しボタン８２は、モジュールを
プログラムするために押し下げられる。この押しボタン
が押し下げられるとき、記述子と入力される値の単位が
ディスプレイ上Ｉこ閃光し、そしてアップ／ダウン押し
ボタン８６を押し下げることにより、値が増分又は減分
される。「待機」押しボタン８４を押し下げると、副次
溶液の投与が停止し、そして主溶液の投与が開始され、
あるいは副次注入モジュールにおいて警報をクリアする
。押しボタン８６の下に「ロード」キー８８があり、副
次滴下室の周りに副次注入モジュールを取り付ける間、
押し下げられる。

「注入」キー９０を押し下げると、副次溶液の投与が開
始される。

副次注入モジュールの裏面が第６図に示される。

モジュールにおける空洞１００は、第７図に示された副
次滴下室の挿入のために、裏面から接近可能である。モ
ジュールの頂部に、液滴検出器４の取り付はリング５４
に類似した取り付はリング９２がある。副次注入モジュ
ールは、滴下室のスパイク９５のリップ９４を取り付は
リング９２に挿入することによって、副次滴下室８１の
周りに取り付けられる。そのように係合されたとき、滴
下室８１は、液滴検出器１０２．１０２’（７）光路と
、低レベル検出器１０６．１０６’　の光路に配置され
る。滴下室を空洞１００において適切に係合させるため
に、障壁９３が空洞１００の底部から引っ込められなけ
ればならない。障壁は、「ロード」キーを押し下げるこ
とにより引っ込められ、これにより管部分１６は、空洞
の底部における通路に位置させられる。「ロードｊキー
を解放するとき、障壁９３は管部分１６をはさみ閉鎖す
る。これにより流体の流れは、「注入Ｊキーが副次注入
の開始において押し下げられるまで、阻止される。

第１図の２つの溶液源の注入システムの制御は、第８図
にブロック図形式で示されるように、主コントローラと
副次注入モジュールに位置する２つのマイクロプロセッ
サ−によって与えられる。主コントローラ２０における
マイクロプロセッサー２００は、図示されるように、主
コントローラの他の構成要素と相互作用する。マイクロ
プロセッサ−２００は、ディスプレイ２８と警報器２０
８を作動させ旦つ制御する。マイクロプロセッサ−２０
０は又、ポンプ又は弁に連結された、ポンプ又は制御弁
のためのモーター２０４を制御する。

故障検出電子回路２０６は、ポンプ又は弁の作動を監視
し、そしてマイクロプロセッサ−２００にポンプ又は弁
の作動を知らせる。電子回路２０６によって検出された
故障は、低い速流、液滴のない状態、又は注入地点にお
ける閉塞のような、流れに関連した状態である。これら
の状態のいづれかが検出されたとき、マイクロプロセッ
サ−２００は、それらを検証し、警報２０８を発し７、
そして警報状態が解かれるまでシステムの作動を停止さ
せる。

主マイクロプロセッサ−２００は、主滴下室における高
い又は低い溶液レベル、液滴のない状態、あるいは液滴
の連続流れのような、警報状態を示すであろう主液滴検
出器４から主溶液液滴検出における情報を受ける。これ
らの状態のいづれかが検出されたとき、マイクロプロセ
ッサ−２００は問題を検証し、警報を作動させ、そして
システムの作動を停止させる。

主コントローラ２０は、マイクロプロセッサ−と他の電
子回路を電源２１０に接続するオン／オフ・スイッチ１
３２の閉鎖によって初期的にオンにされる。マイクロプ
ロセッサ−２００は又、待機押しボタン１３６、選択押
しボタン１３４、注入押しボタン１３８、及びアップ／
ダウン押しボタン１３０から入力を受ける。

類似する方法にて、副次注入モジュール４０におけるマ
イクロプロセッサ−３００は、ディスプレイ４２を作動
させそして制御する。マイクロプロセッサ−３００は、
一体の副次液滴検出器１０２とレベル検出器１０５から
の副次溶液の液滴検出情報、特に、液滴の検出及び高い
又は低いレベルの情報と、滴下室８１が適切に取り付け
られたことの知らせを受ける。ロード・キー８８、注入
キー９０、選択押しボタン８２、待機押しボタン８４、
及びアップ／ダウン押しボタン８６が又、マイクロプロ
セッサ−３００に入力を提供するために接続される。

２つのマイクロプロセッサ−は、ケーブル３４内に閉鎖
された６線通信バス２５０によって相互連結される。６
線は、送信線、受信線、クロック線、■、３調整電圧線
、Ｖ　ｂ　ａ　ｒ　＋バッテリ電圧線、及び接地線を含
む。データの伝送中、２つのマイクロプロセッサ−の間
でデータ・ワードがトランシーバ−によって送信されそ
して受信され、トランシーバ−の１つは、主コントロー
ラの底部におけるインターフェース３２に位置する。第
２のトランシーバ−は、副次注入モジュール４０に位置
する。冗長な伝送がデータ保全を保証するために使用さ
れる。

注入手順は、最初に副次溶液の投与を開始し、次に主溶
液の投与に切り換えることにより、本発明のシステムを
使用して行うことができる。本発明の配置の一つの利点
は、副次溶液の投与を、主溶液の投与が進行している間
に、開始することができることであり、その後、システ
ムは、副次溶液の投与が完了したとき、主溶液の投与に
戻る。

本発明のシステムの作動は、続くプロセスを説明するこ
とにより示される。

主溶液の投与を開始するために、容器は柱から吊され、
そして主投与セット（滴下室２６、管部分８、逆止弁６
、Ｙコネクター１０、管部分１２、ピンチ弁２２．７９
又はカセット５０、及び管部分１４を含む）が溶液容器
に連結され、そして溶液で満たされる。投与セットをク
ランプにより閉じ、主コントローラは、選択押しボタン
１３４とアップ／ダウン押しボタン１３０を使用して、
投与量（ｍｌ）と１時間当たりの流量（ｍｌ／ｈｒ）の
値を入力することにより、プログラムされる。

値が入力されたとき、値は主デイスプレイ２８において
視覚的に検証される。主溶液の値が適切に入力されたと
き、管セットにおけるクランプを解放し、そして注入押
しボタン１３８を注入を開始するために押し下げる。こ
れによりマイクロプロセッサ−２００は、一連のハード
ウェア及びソ７トウエアのチエツクを実行し、システム
が連結されそして適切に作動していることを検証し、所
望の流量を調整するために、ポンプ又は精密弁機構の制
御を開始する。注入が進行するとき、進行の程度に関す
る情報が主デイスプレイ２８に表示される。

主溶液の投与は、次のように、副次溶液の投与によって
中断することができる。副次投与セットの一部であるフ
ックが、副次溶液容器よりも低いレベルにおいて柱から
主溶液容器を吊すために使用される。副次溶液容器が柱
から吊され、そして副次投与セット（副次滴下室８１と
管路１６を含む）が容器に連結され、そして溶液で満た
される。

管路１６はクランプされ、そして管部分１６の端部にお
ける針がＹコネクター１０１：挿入される。

副次注入モジュール４０は、ロード・キーを押し下げそ
して解放する間に、モジュールの裏面における空洞に滴
下室８１を挿入することにより、副次滴下室８１の周り
に取り付けられる。それからモジュールは、選択押しボ
タン８２とアップ／ダウン押しボタン８６を押し下げる
ことにより、副次溶液の輸送の値に関してプログラムさ
れる。正しい値の入力は、モジュールにおけるディスプ
レイ４２を見ることにより視覚的に確認される。投与セ
ットにおけるクランプを解放し、そして副次溶液の輸送
をモジュールの注入キーを押し下げることにより開始す
る。

副次注入モジュールが主コントローラに接続されるとす
ぐに、電力が主コントローラからモジュール４０に提供
され、そして２つのユニットにおけるマイクロプロセッ
サ−が情報の状態バイトを交換し始める。初期化の期間
中、副次マイクロプロセッサ−３００は、副次システム
が接続され旦つ適切に動作していることを保証するため
に、連のハードウェア及びソフトウェアのチエツクを実
行する。−旦注入キーが押し下げられたならば、２つの
マイクロプロセッサ−の間で強い通信のバーストが開始
する。マイクロプロセッサ−３００は、通信バス２５０
で１２個の８ビツト・バイトのバーストをマイクロプロ
セッサ−２００に送る。

このデータ・バーストは、投与量と流量を制御するため
に使用される注入パラメータに関して、主コントローラ
に知らせる。受は取られたデータは、検証のためにモジ
ュールに送り戻され、そして主マイクロプロセッサ−は
、副次溶液の適切な液体輸送率のために、流量制御機構
の調整を開始する。

流量が設定された後、２つのマイクロプロセッサ−は、
低レベルにおいて状態情報の交換を再開する。主コント
ローラは８ビツト・バイトを副次マイクロプロセッサ−
３００に送り、各バイトは、「投与量減分」ビット、主
警報ビット、「注入停止」ビット、及び未使用ビットを
含む。これらの４つのビットは、冗長チエツクのために
バイトの最後の４ビツトにおいて繰り返される。副次溶
液の輸送は、副次溶液の圧力ヘッドが逆止弁６を閉じモ
して副次溶液がポンプ又は制御弁機構に流入するとき、
開始される。

副次溶液の輸送中、マイクロプロセッサ−３００は、液
滴の形成と、副次滴下室８１における液体レベルを監視
する６８ミリ秒毎に、副次マイクロプロセッサ−３００
は、８ビツト状態バイトを主マイクロプロセッサ−に送
信する。各バイトは、警報ビット、液滴感知ビット、開
始／停止ビット、及びレベル・ビットを含む。これらの
４ビツトは、冗長性のためにバイトの第２の４ビツトに
おいて複製される。落下する液滴が副次滴下室において
検出されるとき常に、液滴感知ビットが送信バイトにお
いてセットされ、そして返送の目的のために１００ミリ
秒の間保持される。開始／停止ビットがセットされ、そ
して注入キーが押し下げられた後保持され、モして副次
注入が完了したときのみ解放される。このビットが解放
されるとき、副次注入モジュールは閉鎖され、そして主
溶液の注入が再開される。警報ビットとレベル・ビット
を含む状態ビットにおける他のビットは、主マイクロプ
ロセッサ−２００によって７２ミリ秒毎にチェッ・りさ
れる。レベル・ビットは、副次マイクロプロセッサ−が
副次滴下室８１における検出器１０６．１０６’のレベ
ルに８いて液体の存在を検出するならば、セットされる
。これは、液滴感知ビットの状態に依存して、エラー状
態であることもあり、又エラー状態でないこともある。

両ビットが１００ミリ秒間セットされたならば、落下す
る液滴が検出される。両ビットが２秒を超えてセットさ
れているならば、滴下室は溶液で充填されており、そし
て警報が発生する。両ビットがセットされないならば、
滴下室は低い溶液レベルであり、そしてモジュールは落
下する小滴の検出を待機し続ける。レベル・ビットがセ
ットされずモして液滴感知ビットが断続的であるならば
、液滴は、不十分に満たされた滴下室に発生している。

レベル・ビットがセットされずそして液滴感知ビットが
連続的にセントされるならば、モジュール４０において
滴下室は存在しない。レベル・ビットが連続的にセット
されモして液滴感知ビットが連続的にはセントされてい
ないならば、滴下室８１と副次投与セットは満たされそ
して注入コマンドを待機中である。

副次滴下室の故障が検出されたとき、主コントローラに
おける警報が鳴り、システムは遮断され、そして主コン
トローラは、メツセージ中心部において「副次」を表示
する。故障の正確な形態が副次注入モジュールのメツセ
ージ中心部に表示される。流れに関連するエラーは、主
コントローラが流量調整機構を動作させそして監視して
いるので、主コントローラによって検出されるであろう
。流れに関連するエラーが検出されたとき、システムは
警報と同時に遮断され、そしてエラーの形態が主コント
ローラのメツセージ中心部に表示される。

副次注入モジュールが、主溶液の輸送を中断した後又は
副次溶液の初期送り出しによりシステムを起動すること
により、副次溶液を輸送しているとき、副次溶液の輸送
を終了させる幾つかの方法がある。１つの方法は、副次
溶液のプログラムされた投与量を輸送することであり、
これによりシステムの作動は、副次モジュールから主コ
ントローラに切り換えられる。丁度測定された投与量で
はなく、副次溶液の全供給を輸送することが可能である
。モジュールは、アップ／ダウン・キーを使用して、ｒ
ｏ　ＯＯＪの投与量から減分することにより、これを行
うようにプログラムされ、これにより投与量のディスプ
レイは「全部」を読み取る。溶液の全供給の輸送は、副
次滴下室における低いレベルの検出によって検出される
。

又、副次溶液の輸送を終了させる３つの形式の警報条件
がある。１つは、副次滴下室におけるエラー条件であり
、副次モジュールによって検出されそして主コントロー
ラに伝達される。第２の形式は、上記のように、主コン
トローラによって検出される流れに関連するエラーであ
る。第３の形式のエラーは、ハードウェア又はソフトウ
ェアの誤動作又は通信リンクの問題であり、主コントロ
ーラ又は副次モジュールのいづれかによって検出するこ
とができる。

最後に、待機押しボタン８４又は１３６を押し下げるこ
とによって、副次溶液の輸送を停止させることが可能で
ある。これは、副次溶液の輸送を停止させ、そして主溶
液の輸送にシステムを切り換える。待機押しボタン８４
は又、エラー条件が除去されたとき、副次の警報状態を
クリアするために副次のエラー検出に続いて押し下げら
れる。

副次溶液の輸送は、待機押しボタンが注入キーを再び押
し下げることにより作動させられた後、再び開始するこ
とができる。

第１図の２つの溶液源の注入システムは、最初に柱から
溶液容器を吊すことにより作動させることができる。主
投与セットは主溶液容器に連結され、溶液で満たされ、
クランプされる。副次投与セットは、副次溶液容器に連
結され、満たされ、クランプされ、そして主投与セット
のＹコネクターに連結される。主コントローラ２０は、
流量、投与量、及び液体コードのような必要な他の情報
を入力することにより、主溶液の輸送のためにプログラ
ムされる。これらの値が押しボタン３０によりコントロ
ーラにプログラムされたとき、それらをディスプレイ２
８において視覚的に検証することができる。それから副
次注入モジュール４０が、モジュールにおける押しボタ
ン４４を使用して、副次溶液の輸送のためにプログラム
される。

副次溶液の投与量と流量の値は、入力されたとき、モジ
ュールのディスプレイ４２において直接に観察すること
ができる。両ユニットがプログラムされたとき、副次溶
液の輸送が、注入キーを押し下げることにより、開始さ
れる。液体の輸送が続けられるとき、副次液体の輸送の
進行はモジュールのディスプレイ４２で直接に見ること
ができ、そして主溶液に対してプログラムされた値を主
コントローラのディスプレイ２８で目視によりチエツク
することができる。副次溶液のプログラムされた投与量
が輸送されたとき、輸送された溶液の全容積をコントロ
ーラのディスプレイで見ることができ、そして輸送され
るために残っている主溶液の容１１１１ヲコントローラ
のディスプレイで同時に見ることができる。こうして、
両溶液の輸送に関する情報は、容易旦つ明確に、モジュ
ール又はコントローラの操作なしに使用者に明らかにな
る。

本発明の主なる特徴及び態様は以下のとおりである。

１、主非経口溶液源と、 副次非経口溶液源と、 Ｙコネクター及び共通管の部分を含み、前記主溶液源に
連結された主投与七７トと、 前記副次溶液源及び前記Ｙコネクターに連結され、旦つ
副次滴下室を含む副次投与セットと、前記共通管に連結
された流量制御手段と、主溶液の輸送を検出する手段と
、液体輸送パラメータを表示するディプレイと、液体輸
送パラメータにより主コントローラをプログラムする手
段とを含む、主コントローラと、 前記副次滴下室と共に旦つ前記副次投与セットと協働し
て作動し、そして前記副次溶液の液体輸送パラメーター
を表示するディスプレイを含む、前記主コントローラと
通信する副次注入モジュール、 とを具備する２つの溶液源を有する非経口注入ンステム
。

２、前記副次注入モジュールは、前記副次溶液の液体輸
送パラメータにより該モジュールをプログラムする手段
を更に含む上記１に記載の２つの溶液源を有する２つの
溶液源ををする非経口注入システム。

３、前記副次注入モジュールは、前記副次溶液の輸送を
開始する手段を更に含む上記２に記載の２つの溶液源を
有する非経口注入システム。

４、前記副次注入モジュールは、前記副次滴下室に連結
された液滴検出器を更に含む上記３に記載の２つの溶液
源を有する非経口注入システム。

５、前記副次注入モジュールは、前記副次滴下室の作動
に関する情報を前記主コントローラに伝達する上記４に
記載の２つの溶液源を有する非経口注入システム。

６、前記モジュールのディプレイは、前記副次溶液の輸
送に関するエラーを表示する手段を含む上記５に記載の
２つの溶液源を有する非経口注入システム。

７、エラーを表示する前記手段は、前記副次滴下室の作
動に関するエラーを表示する上記６に記載の２つの溶液
源を有する非経口注入システム。

８、前記主コントローラのディプレイは、流れに関連す
るエラーを表示する手段を含む上記７に記載の２つの溶
液源を有する非経口注入システム。

９、前記副次注入モジュールは、前記副次投与セットを
選択的に閉塞させる手段を更に含む上記３に記載の２つ
の溶液源を有する非経口注入システム。

１０、主溶液源及び副次溶液源から溶液を投与するため
の主投与セット及び副次投与セットを含み、これらの投
与セットが共通管路に連結され、液体溶液率コントロー
ラが該共通管路に連結されている２つの溶液源を有する
非経口注入システムであって、 前記副次溶液の輸送を検出する手段と、該副次溶液の輸
送に関連したパラメータを表示する手段とを含み、前記
副次投与セットと協働しそして前記コントローラと通信
する副次注入モジュールを更に具備することを特徴とす
る２つの溶液源を有する非経口注入システム。

１１、前記副次注入モジュールは、前記副次溶液の輸送
に関連した値により該モジュールをプログラムする手段
を含む上記ｌＯに記載の２つの溶液源を有する非経口注
入システム。

１２．前記副次投与セットは副次滴下室を含み、そして
この場合、前記検出手段は該副次滴下室に連結されだ液
滴検出器を含む上記１１に記載の２つの溶液源を有する
非経口注入システム。

１３、前記副次注入モジュールは単体ハウジングを含み
、そして該ハウジングは、前記液滴検出器と、前記表示
手段と、前記グミグラミング手段とを含む上記１２に記
載の２つの溶液源を有する非経口注入システム。

１４、前記ハウジングは、前記副次滴下室の周りに取り
付けられている上記１３に記載の２つの溶液源を有する
非経口注入システム。

１５、前記副次注入モジュールは、前記副次滴下室の作
動についての情報を前記コントローラに伝達する手段を
更に含み、そしてこの場合、該コントローラは、液体輸
送率についての情報を該副次注入モジュールに伝達する
手段を含む上記１２に記載の２つの溶液源を有する非経
口注入システム。

１６、前記副次滴下室の作動についての前記情報は液滴
検出及び溶液レベルの情報を含み、液体輸送率について
の前記情報は溶液の輸送された投与量に関した情報を含
み、この場合、輸送された投与量の該情報は前記表示手
段に表示される上記１５に記載の２つの溶液源を有する
非経口注入システム。

１７、前記副次注入モジュールの前記伝達手段は、副次
溶液投与の開始前に、輸送率及び投与量の情報を前記液
体輸送率コントローラに伝達する上記１５に記載の２つ
の溶液源を有する非経口注入システム。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の原理により構成された２つの溶液源
を有する非経口注入システムを示す図。 第２ａ−２ｃ図は、第１図の注入システムにおける使用
に適する主コントローラを示す図。 第３図は、第１図における主滴下室での使用に適する液
滴検出器を示す図。 第４図は、主滴下室に取り付けられたときの第３図の液
滴検出器を示す図。 第５図と第６図は、第１図の注入システムの副次注入モ
ジュールを示す図。 第７図は、第５図と第６図の副次注入モジュールを備え
た副次投与セットにおける使用に適するスパイク及び滴
下室を示す図。 第８図は、第１図の注入システムにおける制御機能の位
置と相互作用を示すブロック図。 図中、１・・・柱、２・・・主溶液源、４・・・液滴検
出器、６・・・逆止弁、８・・・管、ＩＯ・・・Ｙコネ
クター　■２・・・共通管、１４・・・出口管路、１６
・・・管、２０．２０′　　２０”・・・主コントロー
ラ、２２・・・制御弁、２６・・・滴下室、２８・・・
ディスプレイ、３０．４４・・・押しボタン制御部、３
４．３６・・・ケーブル、４０・・・副次注入モジュー
ル、４２・・・ディスプレイ、５６・・・液滴検出器、
６０・・・ドア、７０・・・ピンチ弁、８０．８１・・
・滴下室、９５・・・スパイク、７２．１２２・・・メ
ツセージ中心部、７４．１２４・・・器具標識、８２．
８４．８６．１３０．１３２．１３４．１３６．１３８
・・・押しポダン、８８・・・「ロード」キー　９０・
・・「注入」キー　１００・・・空洞、である。 面画の浄Ｔ（内容に変更なし） 手 続 補 正 書 （方式） ％式％ と訂正する。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、主非経口溶液源と、 副次非経口溶液源と、 Ｙコネクター及び共通管の部分を含み、前記主溶液源に
   連結された主投与セットと、 前記副次溶液源及び前記Ｙコネクターに連結され、旦つ
   副次滴下室を含む副次投与セットと、前記共通管に連結
   された流量制御手段と、主溶液の輸送を検出する手段と
   、液体輸送パラメータを表示するディプレイと、液体輸
   送パラメータにより主コントローラをプログラムする手
   段とを含む、主コントローラと、 前記副次滴下室と共に旦つ前記副次投与セットと協働し
   て作動し、そして前記副次溶液の液体輸送パラメーター
   を表示するディスプレイを含む、前記主コントローラと
   通信する副次注入モジュール、 とを具備する２つの溶液源を有する非経口注入システム
   。 ２、主溶液源及び副次溶液源から溶液を投与するための
   主投与セット及び副次投与セットを含み、これらの投与
   セットが共通管路に連結され、液体輸送率コントローラ
   が該共通管路に連結されている２つの溶液源を有する非
   経口注入システムであって、 前記副次溶液の輸送を検出する手段と、該副次溶液の輸
   送に関連したパラメータを表示する手段とを含み、前記
   副次投与セットと協働しそして前記コントローラと通信
   する副次注入モジュールを更に具備することを特徴とす
   る２つの溶液源を有する非経口注入システム。