JPH02160898A - 微粉炭−油混合物用添加剤 - Google Patents

微粉炭−油混合物用添加剤

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JPH02160898A
JPH02160898A JP63315594A JP31559488A JPH02160898A JP H02160898 A JPH02160898 A JP H02160898A JP 63315594 A JP63315594 A JP 63315594A JP 31559488 A JP31559488 A JP 31559488A JP H02160898 A JPH02160898 A JP H02160898A
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JP
Japan
Prior art keywords
oil
coal
additive
pulverized coal
oil mixture
Prior art date
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Pending
Application number
JP63315594A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Honjo
本荘 秀一
Yoshihisa Nishida
善久 西田
Osamu Murakami
修 村上
Tsuyoshi Fujiwara
剛志 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DKS Co Ltd
Original Assignee
Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd
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Publication date
Application filed by Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd filed Critical Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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  • Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
  • Liquid Carbonaceous Fuels (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 工業↓夏且里豆互 本発明は、安定性と流動性が優れた微粉炭−油混合物(
以下rcOMJという)を製造するための添加剤に関す
るものである。
従来辺薮丘 従来のCOM用添加剤としては、例えば特開昭57−1
65490に示すポリエーテル化合物や、特公昭60−
3119に示されるポリオキシアルキレンアルキルフェ
ニルエーテルのホルマリン縮合物があるが、このような
従来のCOM用添加剤にあっては、石炭の沈降を防止す
る効果はある程度あったが、C0M中の石炭粒子は30
0μ以上の粗粒子が存在しており、このような比較的大
きな粒子の沈降を防止するには性能が不足しており、貯
蔵タンク等でハードパック化する問題点があった。
占を7パ するための この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たものである。すなわち、アミン類とフェノール類とホ
ルムアルデヒドの反応縮合物にフルキレンオキシドを付
加した化合物を必須成分として含有することを特徴とす
る微粉炭−油混合物用添加剤である。
本発明の添加剤を使用することによって、比較的大きな
粒子の沈降をも防ぐことができ、COMの製造から燃焼
工程に至る石炭沈降という問題を掻めて高度に解消でき
る。従来からアルキレンオキサイド付加型のCOM用添
加剤は数多くあったが、本発明の添加剤の特徴は、塩基
性窒素と芳香環を有する化合物を母体にしている点にあ
る。芳香環は石炭組成の基本単位の一つであり、極めて
石炭との親和性が良いと考えられ、又、塩基性窒素は粘
土質との親和力が強いと同時に芳香環の距離を適度に離
す役割をしており、芳香環の動きの自由度を増し、石炭
への選択吸着性をたかめていると考えられる。
従って、従来には得られなかった優れた安定化効果を発
Inでいる。
王役金様戒1ゑ1作 本発明のCOM用添加剤は、アミン類とフェノール類と
ホルムアルデヒドを必須成分として縮合した化合物に、
アルキレンオキシドを付加したものであり、各原料は下
記に示すものを用いる。
アミン類としては、メチルアミン、エチルアミン、ブチ
ルアミン、ラウリルアミン、ステアリルアミン、オレイ
ルアミン等のアルキルアミンや、アニリン、ベンジルア
ミン、トルイジン、フェニレンジアミン、ナフチルアミ
ン等の芳香族アミンや、シクロヘキシルアミン等の脂環
族アミンや、エチレンジアミン、トリエチレンテトラミ
ン、ペンタエチレンへキサジン等のポリアミンや、アン
モニア ピペラジン、ヘキサメチレンテトラミン。
エタノールアミン等ホルマリンとの縮合反応によって、
組み込むことが可能なアミン類はすべて有用である。
また二級アミン類も、上記のアミン類と併用して用いる
ことができる。
フェノール類としては、フェノール、アルキルフェノー
ル、クレゾール、ハイドロキノン、ナフトール、ビスフ
ェノール類等、フェノール性水酸基を有する化合物およ
びこれらと芳香族化合物を混合したものも用いることが
できる。
ホルムアルデヒドとしては一般に、ホルマリンやバラホ
ルムアルデヒドを用いる。他に、他のアルデヒド類、例
えば、アセトアルデヒドや、ブチルアルデヒド、ベンズ
アルデヒドをホルムアルデヒドと併用して用いてもよい
アルキレンオキシドとしてはエチレンオキシド。
プロピレンオキシド、ブチレンオキシド、スチレンオキ
シド等を用いるが、エチレンオキシドが、好ましい。ま
た、エチレンオキシドと他のアルキレンオキシドの共重
合物もよい。
次に、本発明の添加剤の製造方法は、一般には、アミン
類とフェノール類とホルムアルデヒドを無触媒、あるい
は酸又は塩基性触媒の共存下で縮合せしめ、縮合後、親
水操作を行い、アルキレンオキシドを付加する。モル比
は一般に、アミン類とフェノール類は1/10〜10/
1、好ましくは115〜3/1である。(アミン類+フ
ェノール類)とホルムアルデヒドのモル比は、115〜
5/1、好ましくは1/3〜3/1である。
アルキレンオキシドの含有率は、20〜99重量%であ
り、特にエチレンオキシドとして30〜90重量%含ま
れているものが好ましい。
COMに用いる石炭としては、例えば無煙炭、瀝青炭、
亜瀝青炭、褐炭等の各種石炭が利用でき、種類や産地に
かかわりなく、また化学組成や水分含有量にもかかわり
なく、いかなるものも利用できる。かかる石炭をそのま
ま、あるいは粗砕して油中に入れ、各種湿式粉砕機によ
り油中で直接微粉炭とするか、または通常の乾式粉砕機
により微粉炭としてもよい。ただし、湿式の粉砕法の方
が、COMの安定性が向上し、かつ粉砕時の自然発火や
粉じんが防止できるためさらによい。石炭中の水分は乾
式粉砕時に除いても、あるいは湿式粉砕中や粉砕後に砕
いてもよく、含有水分の少ないものは除かなくても支障
がない、@粉炭の粒度は、燃焼性より判断して通常平均
粒子径200ミクーロン以下のものが好ましく、更に粒
度の小さい100ミクロン以下が好適であるが、COM
の安定性等の物性に関する限り、さらに粒度の大きいも
のでも問題はない。この微粉炭の含有量は、最終混合物
に対して20〜70重量%であり、70%以上の微粉炭
を含有した場合は粘度が著しく高くなり、流動性を失う
ため好ましくな(,20%以下の場合は微粉炭含有に伴
う経済面の利点が減少するため好ましくない。従って、
20〜70重量%含有できるが、30〜60重量%がさ
らに好ましい。
また、COMに用いる油とは、石炭原油、原油から得ら
れる各種留分、例えば灯油、軽油、AM油、B重油、C
重油等やエチレン分解残油、クレオソート油、アントラ
セン油、各種配合油等の一般に燃料として用いられる油
や廃油、例えば、ガソリンスタンド廃油(自動車潤滑油
、洗浄油)、鉄工所廃油(機械油、切削油、洗浄油やそ
れらの混合油)、石油タンカーやその他船舶の廃油、−
般化学工場廃油等をいい、それらの相互の混合物も含む
。中でも石油原油およびB重油、C重油の利用が好まし
い。単独のみ、またはあらかじめ配合した油を用いてC
OM)Ir:調製しても、単独油(好ましくは石油原油
、重油)でCOMを作った後他の油を混合したり混焼し
てもよい。
水は、石炭中に含まれる水分がC0M中に混入したり、
製造者または使用者が加える場合等があるが、水の体積
分だけ輸送費、貯蔵費、その他−般管理費が高くなり、
さらに燃焼時蒸発熱をうばい、熱損失が大きくなるため
好ましくなく、少ない方がよい。一方、水COMの安定
性を良好にする性質と、燃焼時排ガス中のNOxとバイ
ジンを少なくする効果を有するため、少量の混入は許さ
れる。従って、全水分量は15重量%以下、好ましくは
6重量%以下がよく、全く含有しなくてもよい。
本発明の添加剤は、そのま\使用したり、イソプロピル
アルコール、ブチルセロソルブ、石油留分等の溶剤に熔
解して使用してもよい。
また本発明の添加剤は単独、または本発明の薬剤同士を
混合して使用することは勿論可能であるが、他の薬剤の
1種類または多種類と併用してもよい。
本発明の添加剤を用いてCOMを安定化させるには、乾
式粉砕した微粉炭を油中に混合後添加剤を加えるか、あ
らかじめ油中に添加剤を溶解後乾式粉砕した微粉炭を加
えるか、または微粉炭、油および添加剤の三者を一括し
て混合すればよく、各々に水添加を実施してもよい。ま
た湿式粉砕の場合は、粉砕前、粉砕中、または粉砕後の
いずれの時期に添加してもよい。この場合も水添加を行
ってもよい。
混合燃料系に対する本発明添加剤の添加量は、炭種、石
炭粒度分布および油種によって若干異なるが、一般に混
合燃料中0.01〜5重量%、好ましくは0.04〜0
.8重量%であり、上限は単に経済的理由によるもので
ある。
本発明により、添加剤、微粉炭、油および必要により水
からなる分散系を形成する場合、任意の温度が採用され
、例えば50〜120℃で混合され、混合圧は加圧、常
圧、減圧脱気時でもよく、攪拌機および攪拌条件は、特
に制約を受けない。
次に、本発明を実施例によりさらに詳細に説明するが、
例示は単に説明用のものであって、発明の思想を拘束す
るものではない。
実施例 ボールミルで製造したCOM (第1表に性状を示す)
に添加剤を0.15%加え、ホモミキサー4000rp
mで4分間攪拌する。攪拌したCOMを500mfのポ
リビンに入れ、64“Cの恒温器に10日間静置する。
静置後、ポリビンを逆さにしてCOMを払い出す。この
時のポリビン底部に残ったCOMの重量、石炭濃度、石
炭粒度(48#オン)を測定する。
結果を〔第2表〕に示す。
〔第1表)  COMの性状 〔第2表〕中の略号は下記の構造を示す。
EO: −CH2−CH2−0−Co : −(CH2
)?Cl13CH3Cs : −(C)+2)8CH3
PO: −CH2−C11−0−1:u : −(CH
2)IIcI(3CII3     C+a : −(
CH2)1?C113BO: −CH2−CH2−Cl
−0 C2: H2CH3 C→ : (CH2)3 C113

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. アミン類とフェノール類とホルムアルデヒドの反応縮合
    物にアルキレンオキシドを付加した化合物を必須成分と
    して含有することを特徴とする微粉炭−油混合物用添加
    剤。
JP63315594A 1988-12-14 1988-12-14 微粉炭−油混合物用添加剤 Pending JPH02160898A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2247688A (en) * 1990-09-05 1992-03-11 Sandoz Ltd Condensation products; dyeing assistants

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2247688A (en) * 1990-09-05 1992-03-11 Sandoz Ltd Condensation products; dyeing assistants
US5252104A (en) * 1990-09-05 1993-10-12 Sandoz Ltd. Products of reacting an alkylene oxide with a condensate of formaldehyde, an alkylphenol and an amine
GB2247688B (en) * 1990-09-05 1994-06-01 Sandoz Ltd Condensation products, their production and use as dyeing assistants

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