JPH02160175A - ガスシールド溶接トーチ - Google Patents
ガスシールド溶接トーチInfo
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- JPH02160175A JPH02160175A JP31590088A JP31590088A JPH02160175A JP H02160175 A JPH02160175 A JP H02160175A JP 31590088 A JP31590088 A JP 31590088A JP 31590088 A JP31590088 A JP 31590088A JP H02160175 A JPH02160175 A JP H02160175A
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- welding torch
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- 238000003466 welding Methods 0.000 title claims abstract description 58
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 5
- 230000002950 deficient Effects 0.000 abstract description 3
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 82
- CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N Carbon dioxide Chemical compound O=C=O CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910002092 carbon dioxide Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000001569 carbon dioxide Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000011261 inert gas Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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- Arc Welding In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、狭隘箇所の溶接を可能としたガスシールド
溶接トーチに関し、特に高さの制限のある箇所、例えば
埋設されたガス導管や各種プラントの配管の内周側から
の溶接に好適なものである。
溶接トーチに関し、特に高さの制限のある箇所、例えば
埋設されたガス導管や各種プラントの配管の内周側から
の溶接に好適なものである。
[従来の技術]
各種プラントなどに使用される配管類や地面に埋設され
たガス導管などに損傷等を生じた場合には、損傷箇所を
補修しなければならない。
たガス導管などに損傷等を生じた場合には、損傷箇所を
補修しなければならない。
このような損傷箇所の補修を行なう場合に配管などの外
側から溶接できる場合は簡単に補修することができるが
、隣接機器との配置の関係や地面に埋設されている場合
などには、損傷箇所を外側から溶接することができない
。
側から溶接できる場合は簡単に補修することができるが
、隣接機器との配置の関係や地面に埋設されている場合
などには、損傷箇所を外側から溶接することができない
。
そこで、配管の内周側から溶接トーチを入れて溶接する
ことが考えられる。
ことが考えられる。
ところが、従来から使用されている溶接トーチは、第5
図に示すように、最も小形のものであるカーブド型の溶
接トーチ1であってもホルダ2部分のみに曲率が持たせ
てあり、その高さHが1001111以上もあり、管の
直径が200II11程度の場合には、内部に入れて溶
接することは不可能である。
図に示すように、最も小形のものであるカーブド型の溶
接トーチ1であってもホルダ2部分のみに曲率が持たせ
てあり、その高さHが1001111以上もあり、管の
直径が200II11程度の場合には、内部に入れて溶
接することは不可能である。
そこで、第6図に示すように、溶接トーチの中で最も高
さHの低いカーブド型の溶接トーチ1の直線状となって
いるノズル3及びチップ4を曲げることで高さHを低く
することが考えられる。
さHの低いカーブド型の溶接トーチ1の直線状となって
いるノズル3及びチップ4を曲げることで高さHを低く
することが考えられる。
[発明が解決しようとする課題]
ところが、このようにすると、ノズル3の基端部内の軸
方向に開口されたシールドガス放出口5から放出される
シールドガスがノズル3の曲率半径の大きい外側部分A
に沿って流れるため、曲率半径の小さい内側部分Bの出
口側に破線で囲むようなシールド不良部分Cが出来てし
まうという問題が生じてしまう。
方向に開口されたシールドガス放出口5から放出される
シールドガスがノズル3の曲率半径の大きい外側部分A
に沿って流れるため、曲率半径の小さい内側部分Bの出
口側に破線で囲むようなシールド不良部分Cが出来てし
まうという問題が生じてしまう。
さらに、ワイヤ6を送り出すチップ4部分に曲率を持た
せることになるためチップ4先端から送給されるワイヤ
6に曲がり癖がつき、ワイヤ6自体も一点鎖線で示すよ
うにシールド不良部分Cに入ろうとし、溶接品質の低下
を招くという問題がある。
せることになるためチップ4先端から送給されるワイヤ
6に曲がり癖がつき、ワイヤ6自体も一点鎖線で示すよ
うにシールド不良部分Cに入ろうとし、溶接品質の低下
を招くという問題がある。
この発明はかかる従来技術の課題に鑑みてなされたもの
で、トーチの高さを低くし、しかも良好なシールド状態
で溶接することができるガスシールド溶接トーチを提供
しようとするものである。
で、トーチの高さを低くし、しかも良好なシールド状態
で溶接することができるガスシールド溶接トーチを提供
しようとするものである。
[課題を解決するための手段]
上記課題を解決するため、この発明のガスシールド溶接
トーチは、シールドガス用のノズルの内側にワイヤ用の
チップが配置されたガスシールド溶接トーチにおいて、
前記ノズルと前記チップに曲率を持たせて同心状に配置
する一方、ノズル基端部にシールドガスをノズルの軸方
向に放出するシールドガス放出孔をノズルの曲率の大き
い側を小さい径に、ノズルの曲率の小さい側を大きい径
にそれぞれ形成したことを特徴とし、また、シールドガ
ス用のノズルの内側にワイヤ用のチップが配置されたガ
スシールド溶接トーチにおいて、前記ノズルと前記チッ
プに曲率を持たせて同心状に・配置する一方、ノズル基
端部にシールドガスを放出するシールドガス放出孔をノ
ズルの半径方向に開口して形成したことを特徴とし、さ
らに、シールドガス用のノズルの内側にワイヤ用のチッ
プが配置されたガスシールド溶接トーチにおいて、前記
ノズルと前記チップに曲率を持たせかつチップの先端部
をノズルの曲率の大きい方に偏心させて配置する一方、
ノズル基端部にシールドガスをノズルの軸方向に放出す
るシールドガス放出孔を円周等間隔に形成したことを特
徴とするものである。
トーチは、シールドガス用のノズルの内側にワイヤ用の
チップが配置されたガスシールド溶接トーチにおいて、
前記ノズルと前記チップに曲率を持たせて同心状に配置
する一方、ノズル基端部にシールドガスをノズルの軸方
向に放出するシールドガス放出孔をノズルの曲率の大き
い側を小さい径に、ノズルの曲率の小さい側を大きい径
にそれぞれ形成したことを特徴とし、また、シールドガ
ス用のノズルの内側にワイヤ用のチップが配置されたガ
スシールド溶接トーチにおいて、前記ノズルと前記チッ
プに曲率を持たせて同心状に・配置する一方、ノズル基
端部にシールドガスを放出するシールドガス放出孔をノ
ズルの半径方向に開口して形成したことを特徴とし、さ
らに、シールドガス用のノズルの内側にワイヤ用のチッ
プが配置されたガスシールド溶接トーチにおいて、前記
ノズルと前記チップに曲率を持たせかつチップの先端部
をノズルの曲率の大きい方に偏心させて配置する一方、
ノズル基端部にシールドガスをノズルの軸方向に放出す
るシールドガス放出孔を円周等間隔に形成したことを特
徴とするものである。
[作 用]
このガスシールド溶接トーチによれば、ノズルとチップ
のいずれにも曲率を持たせて曲げることで高さを低くし
、シールドガス放出孔をノズルの曲率の大きい側を小さ
くするとともに、ノズルの曲率の小さい側のシールドガ
ス放出孔を大きくするようにしており、シールドガスの
流量分布を変えるようにしてシールド不良を防止するよ
うにしている。
のいずれにも曲率を持たせて曲げることで高さを低くし
、シールドガス放出孔をノズルの曲率の大きい側を小さ
くするとともに、ノズルの曲率の小さい側のシールドガ
ス放出孔を大きくするようにしており、シールドガスの
流量分布を変えるようにしてシールド不良を防止するよ
うにしている。
また、ノズルとチップに曲率を持たせる一方、シールド
ガスの放出孔をノズルの軸方向から半径方向に開口する
ように変えてノズルの曲率の小さい方に沿っても流れる
ようにしており、シールド不良を無くし、良好な溶接が
できるようにしている。 さらに、シールドガスの放出
孔をノズルの軸方向のままにし、曲率を持たせるノズル
とチップのうち、チップを偏心させてノズルの曲率の大
きい外側に配置するようにし、アーク点をガスシールド
の良好な所に位置させるようにして完全なガスシール状
態で溶接ができるようにしている。
ガスの放出孔をノズルの軸方向から半径方向に開口する
ように変えてノズルの曲率の小さい方に沿っても流れる
ようにしており、シールド不良を無くし、良好な溶接が
できるようにしている。 さらに、シールドガスの放出
孔をノズルの軸方向のままにし、曲率を持たせるノズル
とチップのうち、チップを偏心させてノズルの曲率の大
きい外側に配置するようにし、アーク点をガスシールド
の良好な所に位置させるようにして完全なガスシール状
態で溶接ができるようにしている。
[実施例]
以下、この発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する
。
。
第1図(a)、(b)はこの発明のガスシールド溶接ト
ーチの一実施例にかかる縦断面図及びX−X断面図であ
る。
ーチの一実施例にかかる縦断面図及びX−X断面図であ
る。
このガスシールド溶接トーチ10は、ホルダ11の先端
部に取付けられるシールドガス用のノズル12と、この
ノズル12の内部に設けられるワイヤ13用のチップ1
4が曲率を以て形成されており、ノズル12の中心部に
チップ14が配置されている。
部に取付けられるシールドガス用のノズル12と、この
ノズル12の内部に設けられるワイヤ13用のチップ1
4が曲率を以て形成されており、ノズル12の中心部に
チップ14が配置されている。
このなめ溶接トーチ10自体の高さHは従来のカーブド
型の溶接トーチに比べ半分以下になっている。
型の溶接トーチに比べ半分以下になっている。
このようなノズル12及びチップ14を湾曲させたガス
シールド溶接トーチ10では、従来構造のシールドガス
放出口5(第6図参照)のままでは、シールドガスがノ
ズル12の曲率の大きい外側部分に沿って流れるためシ
ールドガス用のノズル12の曲率の小さい内側部分の出
口側にシールド不良が発生する。
シールド溶接トーチ10では、従来構造のシールドガス
放出口5(第6図参照)のままでは、シールドガスがノ
ズル12の曲率の大きい外側部分に沿って流れるためシ
ールドガス用のノズル12の曲率の小さい内側部分の出
口側にシールド不良が発生する。
そこで、このガスシールド溶接トーチ10では、ノズル
12の基端部の軸方向に開口するシールドガス放出孔1
5の大きさをその円周方向の形成位置によって変えるよ
うにし、ノズル12の内側部分に沿って流れるシールド
ガスの流量を多くするようにしており、例えば、第1図
(a)に示すようにノズル12の曲率が大きくシールド
ガスが流れやすい外側のシールドガス放出孔15を小さ
くするとともに、ノズル12の曲率が小さくシールドガ
スが流れにくい内側のシールドガス放出孔15を大きく
している。
12の基端部の軸方向に開口するシールドガス放出孔1
5の大きさをその円周方向の形成位置によって変えるよ
うにし、ノズル12の内側部分に沿って流れるシールド
ガスの流量を多くするようにしており、例えば、第1図
(a)に示すようにノズル12の曲率が大きくシールド
ガスが流れやすい外側のシールドガス放出孔15を小さ
くするとともに、ノズル12の曲率が小さくシールドガ
スが流れにくい内側のシールドガス放出孔15を大きく
している。
このようにシールドガス放出孔15の大きさを変えるこ
とで、ノズル12内のシールドガスの円周方向の流量分
布が変わり、シールドガスの流れにくい曲率の小さい部
分に沿ってもシールドガスが流れ、ノズル12の出口で
は、−様な流量分布となってシールド不良の発生が防止
される。
とで、ノズル12内のシールドガスの円周方向の流量分
布が変わり、シールドガスの流れにくい曲率の小さい部
分に沿ってもシールドガスが流れ、ノズル12の出口で
は、−様な流量分布となってシールド不良の発生が防止
される。
したがって、ガスシールド溶接トーチ10の高さHを大
巾に低くできるとともに、良好なガスシールド状態を確
保することができる。
巾に低くできるとともに、良好なガスシールド状態を確
保することができる。
次に、この発明の他の一実施例について第2図に示すM
iUt面図により説明する。
iUt面図により説明する。
このガスシールド溶接トーチ20では、シールドガス放
出孔21がガスシールド溶接トーチ10と異っており、
ノズル12及びチップ14は同一の構造になっている。
出孔21がガスシールド溶接トーチ10と異っており、
ノズル12及びチップ14は同一の構造になっている。
このガスシールド溶接トーチ20のシールドガス放出孔
21は、ノズル12の基端部に半径方向に開口して形成
されており、その配置は円周方向に等間隔で、大きさは
同一に形成しである。
21は、ノズル12の基端部に半径方向に開口して形成
されており、その配置は円周方向に等間隔で、大きさは
同一に形成しである。
このようなガスシールド溶接トーチ20においては、ホ
ルダ11先端部のノズル12及びチップ14が曲率を持
って湾曲して形成され同心状になっており、トーチ高さ
Hを大巾に低くすることができるとともに、シールドガ
スがノズル12の基端部で半径方向に放出されるので、
ノズル12の曲率の小さい内側に沿っても流れ、ノズル
12の出口では良好なシールド状態が確保される。
ルダ11先端部のノズル12及びチップ14が曲率を持
って湾曲して形成され同心状になっており、トーチ高さ
Hを大巾に低くすることができるとともに、シールドガ
スがノズル12の基端部で半径方向に放出されるので、
ノズル12の曲率の小さい内側に沿っても流れ、ノズル
12の出口では良好なシールド状態が確保される。
次に、この発明のさらに他の一実施例について、第3図
(a)、(b)に示す#l1ltlF面図及びY−Y断
面図により説明する。
(a)、(b)に示す#l1ltlF面図及びY−Y断
面図により説明する。
このガスシールド溶接トーチ30では、アーク点を変え
るようにしてシールド不良とならないようにしている。
るようにしてシールド不良とならないようにしている。
すなわち、このガスシールド溶接トーチ30では、ホル
ダ11の先端部のノズル12とチップ31とに曲率を持
なぜるようにし、ノズル12内のチップ31の曲率を変
え、同心状に配置せず、チップ31の先端部がノズル1
2の曲率の大きい外側に燗心した状態となるように配置
している。
ダ11の先端部のノズル12とチップ31とに曲率を持
なぜるようにし、ノズル12内のチップ31の曲率を変
え、同心状に配置せず、チップ31の先端部がノズル1
2の曲率の大きい外側に燗心した状態となるように配置
している。
そして、ノズル12の基端部のシールドガス放出孔15
は、ノズル12の基端部の軸方向に開口し、しかも、円
周方向に等間隔で、同一の大きさとしである。
は、ノズル12の基端部の軸方向に開口し、しかも、円
周方向に等間隔で、同一の大きさとしである。
このようなガスシールド溶接トーチ30では、ノズル1
2及びチップ31に曲率が持たせて湾曲して形成しであ
るので、トーチ高さHを大巾に低くすることができると
ともに、円周方向に等間隔で同一径のシールドガス放出
孔15からのシールドガスがノズル12の曲率の大きい
外側部分を多く流れ、シールドの良好な部分がノズル1
2の外側の出口部分に偏心して形成されることがら、こ
の部分にチップ31によってワイヤ13を導くようにし
ているので、アーク点も移動しガスシールド不良を完全
に防止することができる。
2及びチップ31に曲率が持たせて湾曲して形成しであ
るので、トーチ高さHを大巾に低くすることができると
ともに、円周方向に等間隔で同一径のシールドガス放出
孔15からのシールドガスがノズル12の曲率の大きい
外側部分を多く流れ、シールドの良好な部分がノズル1
2の外側の出口部分に偏心して形成されることがら、こ
の部分にチップ31によってワイヤ13を導くようにし
ているので、アーク点も移動しガスシールド不良を完全
に防止することができる。
このようなガスシールド溶接トーチ10,20゜30は
、トーチ高さHを大巾に低くすることができ、例えばそ
の高さHを40111程度にすることができるので、第
4図に示すような直径が20On+g程度の管りの内側
からの溶接を行なうことが可能となり、管り内を移動す
る移動台車Eに取付けて所定の位置にセットした後、回
転機$11Fなどを用いて管りの軸回りに回転するよう
にすれば、簡単に自動溶接を行なうことができる。
、トーチ高さHを大巾に低くすることができ、例えばそ
の高さHを40111程度にすることができるので、第
4図に示すような直径が20On+g程度の管りの内側
からの溶接を行なうことが可能となり、管り内を移動す
る移動台車Eに取付けて所定の位置にセットした後、回
転機$11Fなどを用いて管りの軸回りに回転するよう
にすれば、簡単に自動溶接を行なうことができる。
したがって、地面に埋設されたガス導管や外側にスペー
スの無い各種プラントの配管などを内側から溶接するこ
とができる。
スの無い各種プラントの配管などを内側から溶接するこ
とができる。
尚、上記実施例では、シールドガスや溶接法については
説明を省略したが、シールドガスは炭酸ガスやイナート
ガス等シールドガスとして使用できるものであれば何で
も良く、溶接法も消耗式シールドガスアーク溶接であれ
ば広く適用できる。
説明を省略したが、シールドガスは炭酸ガスやイナート
ガス等シールドガスとして使用できるものであれば何で
も良く、溶接法も消耗式シールドガスアーク溶接であれ
ば広く適用できる。
また、シールドガス放出孔の大きさなどは溶接トーチの
大きさなどに応じて適宜選定すればよい。
大きさなどに応じて適宜選定すればよい。
[発明の効果]
以上、実施例とともに具体的に説明したようにこの発明
のガスシールド溶接トーチによれば、ノズルとチップの
いずれにも曲率を持たせて曲げ、シールドガス放出孔を
ノズルの曲率の大きい側を小さくするとともに、ノズル
の曲率の小さい側のシールドガス放出孔を大きくするよ
うにしたので、トーチ高さを大巾に低くすることができ
るとともに、シールドガスの流量分布を変えるようにし
てシールド不良を防止することができる。
のガスシールド溶接トーチによれば、ノズルとチップの
いずれにも曲率を持たせて曲げ、シールドガス放出孔を
ノズルの曲率の大きい側を小さくするとともに、ノズル
の曲率の小さい側のシールドガス放出孔を大きくするよ
うにしたので、トーチ高さを大巾に低くすることができ
るとともに、シールドガスの流量分布を変えるようにし
てシールド不良を防止することができる。
また、ノズルとチップに曲率を持たせる一方、シールド
ガスの放出孔をノズルの軸方向から半径方向に開口する
ように変えてノズルの曲率の小さい方に沿っても流れる
ようにすれば、トーチ高さを大巾に低くすることができ
るとともに、シ−ル不良を無くし、良好な溶接ができる さらに、シールドガスの放出孔をノズルの軸方向のまま
にし、曲率を持たせるノズルとチップのうち、チップを
偏心させてノズルの曲率の大きい外側に配置するように
すれば、トーチ高さを大巾に低くすることができるとと
もに、アーク点をガスシールドの良好な所に偏心させて
位置させることができ、完全なシールド状態で溶接がで
きる。
ガスの放出孔をノズルの軸方向から半径方向に開口する
ように変えてノズルの曲率の小さい方に沿っても流れる
ようにすれば、トーチ高さを大巾に低くすることができ
るとともに、シ−ル不良を無くし、良好な溶接ができる さらに、シールドガスの放出孔をノズルの軸方向のまま
にし、曲率を持たせるノズルとチップのうち、チップを
偏心させてノズルの曲率の大きい外側に配置するように
すれば、トーチ高さを大巾に低くすることができるとと
もに、アーク点をガスシールドの良好な所に偏心させて
位置させることができ、完全なシールド状態で溶接がで
きる。
したがって、地面に埋設されたガス導管や外側にスペー
スの無い各種プラントの配管などを内側から溶接するこ
とが可能となる。
スの無い各種プラントの配管などを内側から溶接するこ
とが可能となる。
第1図(a)、(b)はこの発明のガスシールド溶接ト
ーチの一実施例にかかる縦断面図及びXX断面図、第2
図はこの発明の他の一実施例の縦断面図、第3図(a)
、(b)はこの発明のさらに他の一実施例の縦断面図及
びY−Y断面図、第4図はこの発明のガスシールド溶接
トーチを管内溶接装置に適用した場合の説明図、第5図
は従来のカーブド型溶接トーチの断面図、第6図は従来
の溶接トーチのノズル及びチップを曲げた場合の問題点
の説明図である。 10:ガスシールド溶接トーチ、11:ホルダ、12:
ノズル、13:ワイヤ、14:チップ、15:シールド
ガス放出孔、 20:ガスシールド溶接トーチ、21:シールドガス放
出孔、 30:ガスシールド溶接トーチ、31:チップ、H:ト
ーチ高さ。
ーチの一実施例にかかる縦断面図及びXX断面図、第2
図はこの発明の他の一実施例の縦断面図、第3図(a)
、(b)はこの発明のさらに他の一実施例の縦断面図及
びY−Y断面図、第4図はこの発明のガスシールド溶接
トーチを管内溶接装置に適用した場合の説明図、第5図
は従来のカーブド型溶接トーチの断面図、第6図は従来
の溶接トーチのノズル及びチップを曲げた場合の問題点
の説明図である。 10:ガスシールド溶接トーチ、11:ホルダ、12:
ノズル、13:ワイヤ、14:チップ、15:シールド
ガス放出孔、 20:ガスシールド溶接トーチ、21:シールドガス放
出孔、 30:ガスシールド溶接トーチ、31:チップ、H:ト
ーチ高さ。
Claims (3)
- (1)シールドガス用のノズルの内側にワイヤ用のチッ
プが配置されたガスシールド溶接トーチにおいて、前記
ノズルと前記チップに曲率を持たせて同心状に配置する
一方、ノズル基端部にシールドガスをノズルの軸方向に
放出するシールドガス放出孔をノズルの曲率の大きい側
を小さい径に、ノズルの曲率の小さい側を大きい径にそ
れぞれ形成したことを特徴とするガスシールド溶接トー
チ。 - (2)シールドガス用のノズルの内側にワイヤ用のチッ
プが配置されたガスシールド溶接トーチにおいて、前記
ノズルと前記チップに曲率を持たせて同心状に配置する
一方、ノズル基端部にシールドガスを放出するシールド
ガス放出孔をノズルの半径方向に開口して形成したこと
を特徴とするガスシールド溶接トーチ。 - (3)シールドガス用のノズルの内側にワイヤ用のチッ
プが配置されたガスシールド溶接トーチにおいて、前記
ノズルと前記チップに曲率を持たせかつチップの先端部
をノズルの曲率の大きい方に偏心させて配置する一方、
ノズル基端部にシールドガスをノズルの軸方向に放出す
るシールドガス放出孔を円周等間隔に形成したことを特
徴とするガスシールド溶接トーチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31590088A JPH0716787B2 (ja) | 1988-12-14 | 1988-12-14 | ガスシールド溶接トーチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31590088A JPH0716787B2 (ja) | 1988-12-14 | 1988-12-14 | ガスシールド溶接トーチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02160175A true JPH02160175A (ja) | 1990-06-20 |
JPH0716787B2 JPH0716787B2 (ja) | 1995-03-01 |
Family
ID=18070958
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31590088A Expired - Lifetime JPH0716787B2 (ja) | 1988-12-14 | 1988-12-14 | ガスシールド溶接トーチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0716787B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104475943A (zh) * | 2014-12-22 | 2015-04-01 | 威海石岛重工有限公司 | 一种小直径内壁堆焊焊枪头 |
JP2015080807A (ja) * | 2013-10-24 | 2015-04-27 | 株式会社Ihi | 溶接ガスノズル |
-
1988
- 1988-12-14 JP JP31590088A patent/JPH0716787B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015080807A (ja) * | 2013-10-24 | 2015-04-27 | 株式会社Ihi | 溶接ガスノズル |
CN104475943A (zh) * | 2014-12-22 | 2015-04-01 | 威海石岛重工有限公司 | 一种小直径内壁堆焊焊枪头 |
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Publication number | Publication date |
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JPH0716787B2 (ja) | 1995-03-01 |
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