JPH02159874A - プリペイドカード式電話装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、制置（度数）が記録されたプリペイドカード
式の電話装置に関する。

従来の技術 従来、この種の′電話装置としては、日本電信電話株式
会社（ＮＴＴ）のプリペイドカード式の公衆電話機が知
られている。

このプリペイドカード式の公衆電話機は、不特定の利用
者が前払いで購入したカードをセットすると、カードに
記録された度数の範囲内で通話を許可し、通話中に局交
換機から送出される課金情報により、カードに記録され
た制置から通話料金を差し引くように構成されている。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来のプリペイドカード式の公衆電
話機は、不特定の利用者を対象にしたものであるので、
会社等に設置して特定の利用者毎の通話料金を管理する
ことができないという問題点がある。

本発明は上記従来の問題点に鑑み、特定の利用者毎の通
話料金を管理することができるプリペイドカード式電話
装置を提供することを目的とする。

課題を解決するだめの手段 本発明は上記目的を達成するために、利用者毎やそのグ
ループ毎のＩｆ）番号と度数が記録されたプリペイドカ
ードを発行し、その発行データを管理するカード発行装
置を備えるとともに、発信可能なＩＤ番号を予め設定す
るための記憶手段と、前記プリペイドカードに記録され
たＩＤ番号と度数を読み取り、この読み取ったＩＤ番号
と前記記憶手段に設定されたＩＤ番号が一致した場合に
発信を許可し、通話時間に応じた残度数を前記プリペイ
ドカードに記録する手段を電話機に備えたものである。

作　　　　用 本発明は上記構成により、利用者毎やそのグループ毎に
発行されたプリペイドカードの発行データを管理するこ
とが可能となり、したがって、特定の利用者毎の通話料
金を管理することができる。

実施例 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。第１図
は、本発明のプリペイドカード式電話装置の一実施例に
係る電話機を示すブロック図、第２図は、本発明のプリ
ペイドカード式電話装置の一実施例に係るカード発行装
置を示すブロック図、第３図は、第１図及び第２図のプ
リペイドカード式電話装置に用いられるカードの記憶内
容を示す説明図、第４図（ａ）は、第１図の電話機の発
信動作を説明するためのフローチャート、第４図ｆｂｌ
は、発信動作の際のアラーム音を示す説明図である。

第１図において、■は、この電話機全体を制御するため
の中央処理装置（ＣＰＵ）、２は、地域間及び隣接局間
の通話時間毎の通話料金を示す課金データや、第４図に
示すような発信動作等のＣＰＵＩのプログラムが格納さ
れたリードオンリメモリ（ＲＯＭ）である。

３は、この電話機が設置される地域の市外局の番号、現
在の年月日、曜日、時間、発信が許可される個々の利用
者のＩＤ番号や複数の利用者のグループのＩＤ番号等が
格納されるエリアや、ＣＰＵ１の作業エリア等を有する
ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）、５は、第３図に示
すような記憶エリアを有するカードにデータを書き込ん
だり、書き込まれたデータを読み取るカードリーダ／ラ
イタ、６は、ＣＰＵＩとカードリーダ／ライタ５との接
続を行うインタフェース（Ｉ／Ｆ）である。

７は、ＣＰＵＩの制御によシ、局線を閉結、開放したり
、局線にダイヤル信号を送出する局線工／Ｆ、８は、Ｃ
ＰＵＩの制御により、局線Ｉ／Ｆ７とハンドセット９と
の通話路を形成等する通話回路、１０は、ＣＰＵＩと局
線Ｉ／Ｆ’７、通話回路１０との接続を行う電話機イン
タフェース（ＴｇＬ　　Ｉ／Ｆ）である〇 尚、図示省略されているが、この電話機はダイヤルキー
等の入力手段を備え、また、ＣＰＵＩは。

時刻をカウントするタイマ手段を備えている。

第２図において、１１ば、カードにデータを書き込んだ
り、書き込まれたデータを読み取るカードリーダ／ライ
タ、　１２は、このカードリーダ／ライタ１１を制御す
ることにより、このプリペイドカード式電話装置毎のシ
ステム設定用カードを発行したり、利用者毎のＩＤ番号
と度数が記録されたプリペイドカードを発行し、その発
行データを管理するパーソナルコンビュータテアル。

第３図において、このプリペイドカード式電話装置に用
いられるカードは、開始コードＳＴＸが格納されるエリ
アと、このプリペイドカード式電話装置を初期設定する
ためのコード、及びグループ別の利用か又は単独の利用
者の利用かを示すコードが格納されるシステムコードエ
リアＡと、グループ別の利用の場合のそのグループのＩ
Ｄ番号が格納されるエリアＢと、単独の利用者の利用の
場合のその利用者のＩＤ番号が格納されるエリアＣと、
このカードの現在の制置（度数）が格納されるエリアＤ
と、上記電話機が設置されて初期設定される地域の隣接
局が格納されるエリアＥと、終了コードＥＴＸ、チエツ
クサムＬＲＣが格納されるエリアを備えている。

次に、上記実施例に係るカード発行装置の動作、％にパ
ーソナルコンピュータ１１の動作を説明する０ 第２図において、パーソナルコンピュータ１１のキーボ
ード（不図示）から上記電話機を初期設定するためのコ
ードが入力すると、カードリーダ／ライタ１１を制御す
ることにより、そのコードをカードのエリアＡに書き込
んでこのプリペイドカード式電話装置毎のシステム設定
用カードを発行する。

また、第３図に示すようなデータが入力すると、そのデ
ータをカードのエリアＡ、Ｅに書き込んでプリペイドカ
ードを発行し、ＩＤ番号毎にその度数、発行数、発行日
時等の発行データを記憶する。

尚、カードのエリアＤに書き込まれる度数データは、度
数「１」が例えば１０円の通話料金に対応するデータで
あり、５００円の前払い料金に対して度数「５０」が書
き込まれ、１０００円の前払い料金に対して度数ｒ１０
５Ｊが書き込まれる。

したがって、この発行データを読み出して、特定の利用
者毎及びグループ毎のプリペイドカードを発行データを
管理することができる。

次に、上記実施例に係る電話機の動作、特にＣＰＵＩの
動作を説明する。

先ず、第１図において、システム設定用カードがカード
リーダ／ライタ５にセットされると、このカードのエリ
アＡに書き込まれた初期設定用コードを読み取り、初期
設定用データの登録モードとなる。

この登録モードにおいて、管理者や工事者がダイヤルキ
ーを介してこのプリペイドカード式電話装置が設置され
る地域の市外局の番号と、現在の年月日、曜日、時間と
、発信が許可されるグループのＩＤ番号や個々の利用者
のＩＤ番号を入力すると、その都度表示器４に表示し、
確認操作されるとそれぞれのデータをｆＬＡＭ３に格納
し、この初期設定により発信可能な状態になる。

次に、第４図を参照して上記実施例に係る電話機の発信
動作を説明する。

第４図（ａｌに示すステップ４１において、ハンドセッ
ト９がオフフックされ、プリペイドカードがカードリー
ダ／ライタ５にセットされると、エリアＡ、Ｅに書き込
まれたデータを読み取り、この読み取ったグループ又は
単独の利用者のＩＤ番号と、ＲＡＭ３に書き込まれたグ
ループ又は単独の利用者のＩＤ番号を比較し、一致した
場合にステップ４２に進んでプリペイドカードから読み
取った度数を表示部４に表示する。

同、グループ又は単独の利用者のＩＤ番号が一致しない
場合には、プリペイドカードを排出し。

処理を終了する（発信を許可しない）０ステツプ４３で
は、読み取った度数が「０」が否かを判別し、ｒＯＪで
ある場合には同様に、プリペイドカードを排出し、処理
を終了する（発信を許可しない）０ 読み収った度数が「０」でない場合には、局線を閉結す
るように局線Ｉ／Ｆ７を制御し、利用者が局線からのダ
イヤルトーンを確認した後相手側の番号をダイヤルしく
ステップ４４）、相手側が応答するとステップ４５に進
んで′Ｊ１話時開時間ウントを開始し、通話状態となる
。

続くステップ４６において、プリペイドカードから読み
取った度数から度数「１」を減算し、続くステップ４７
において、その残度数をプリペイドカードのエリアＤに
書き込むとともに、表示部４に表示する。

尚、このステップ４５では、ＲＯＭ２に格納された地域
間及び隣接局間の通話時間毎の通話料金を示す課金デー
タによシ、通話時間に応じた通話料金（度数）をサーチ
する。

ステップ４８では、現在の残度数が「０」か否かを判別
し、「０」でない場合にはステップ４８に進み、現在の
残度数が所定の数Ｎ（例えば「１ｏ」以下か否かを判別
する。

現在の残度数が所定の数Ｎ以下である場合にはステップ
５０に進み、第４図（ｂ）に示すように断続的なアラー
ム音をハンドセット９やスピーカ（不図示）に出力させ
て残度数が少ない旨を報知し、現在の残度数が所定の数
Ｎ以下でない場合には直接ステップ５１に進み、ハンド
セット９がオフフックされたか否か、相手側がオフフッ
クしたか否かを判別することにより終話か否かを判別す
る〇終話でない場合にはステップ４５に戻って地域佃又
は隣接局間の通話時間毎の通話料金に応じてプリペイド
カードの残度数を減算し、終話になると、処理を終了す
る。

他方、ステップ４８において、現在の残度数が「０」に
なるとステップ゛５２に分岐し、第４図（ｂ）に示すよ
うに継続的なアラーム音をハンドセット９やスピーカ（
不図示）に出力させて残度数が「０」である旨を報知す
るとともに、カードを排出し、ステップ５３において１
度数分の通話時間をカウントすると、ステップ５４に進
み、通話を切断するように局線Ｉ／Ｆ７を制御する。

伺、ステップ５２において、残度数が「０」でない新た
なプリペイドカードがカードリーダ／ライタ５にセット
されると、ステップ４５に戻り、通話が継続して可能と
なる。

尚、上記実施例では、カード発行装置のパーソナルコン
ピュータ１２により、個人の利用者毎やグループ毎にプ
リペイドカードを発行して特定の利用者毎及びグループ
毎の発行データを管理するように構成したが、プリペイ
ドカードのＩＤ番号毎の残度数や、発信日時、通話料金
等を電話機の几ＡＭ３に格納し、集計時に読み出すこと
により、利用者毎及びグループ毎のより詳細な通話デー
タを管理することができる。

発明の詳細 な説明したように、本発明は、利用者毎やそのグループ
毎のＩＤ番号と度数が記録されたプリペイドカードを発
行し、その発行データを管理するカード発行装置を備え
るとともに、発信可能なＩＤ番号を予め設定するための
記憶手段と、前記プリペイドカードに記録されたＩＤ番
号と度数を読み取り、この読み取ったＩＤ番号と前記記
憶手段に設定されたＩＤ番号が一致した場合に発信を許
可し、通話時間に応じた残度数を前記プリペイドカード
に記録する手段を電話機に備えたので、利用者毎やその
グループ毎に発行されたプリペイドカードの発行データ
を管理することが可能となり、したがって、特定の利用
者毎の通話料金を管理することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明のプリペイドカード式電話装置の一実
施例に係る電話機を示すブロック図、第２図は、本発明
のプリペイドカード式電話装置の一実施例に係るカード
発行装置を示すブロック図、第３図は、第１図及び第２
図のプリペイドカード式電話装置に用いられるカードの
記憶内容を示す説明図、第４図（ａ）は、第１図の電話
機の発信動作を説明するだめのフローチャート、第４図
（ｂｌは、発信動作の際のアラーム音を示す説明図であ
る０１・・・中央処理装置１ｉ（ＣＰＵ）、２・・・リ
ードオンリメモリ（ＲＯＭ）、３・・・ランダムアクセ
スメモリ（几ＡＭ）、　５，１１・・・カードリーダ／
ライタ、７・・・局線インタフェース（Ｉ／Ｆ）、８・
・・通話回路、９・・・ハンドセット、１２・・・パー
ソナルコンピュータ（カード発行装置）。 代理人の氏名　弁理士　粟　野　重孝　ほか１名第１図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）利用者毎のＩＤ番号と度数が記録されたプリペイ
   ドカードを発行し、その発行データを管理するカード発
   行装置と、 発信可能なＩＤ番号を予め設定するための記憶手段と、
   前記プリペイドカードに記録されたＩＤ番号と度数を読
   み取り、この読み取ったＩＤ番号と前記記憶手段に設定
   されたＩＤ番号が一致した場合に発信を許可し、通話時
   間に応じた残度数を前記プリペイドカードに記録する手
   段とを備えた電話機とを有するプリペイドカード式電話
   装置。
2. （２）複数の利用者のグループ毎のＩＤ番号を前記プリ
   ペイドカードに記録することを特徴とする請求項（１）
   に記載のプリペイドカード式電話装置。
3. （３）前記電話機は、プリペイドカード毎の残度数を記
   録し、管理することを特徴とする請求項（１）又は（２
   ）に記載のプリペイドカード式電話装置。