JPH021597Y2 - - Google Patents

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JPH021597Y2
JPH021597Y2 JP19835586U JP19835586U JPH021597Y2 JP H021597 Y2 JPH021597 Y2 JP H021597Y2 JP 19835586 U JP19835586 U JP 19835586U JP 19835586 U JP19835586 U JP 19835586U JP H021597 Y2 JPH021597 Y2 JP H021597Y2
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oil mist
supply path
valve
oil
control signal
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JP19835586U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ベンチユリ式油霧生成器で形成した
油霧を経て潤滑箇所に供給する噴霧潤滑装置に関
するものである。
(従来の技術) 従来のこの種の噴霧潤滑装置は、第4図に示す
ように、エアー供給路1を経て圧縮空気をベンチ
ユリ式油霧生成器2に送り、供給空気圧に応じて
負圧を作り、その負圧を利用して油3を吸い上げ
て油霧を生成し、該油霧をメイン給油路4を経て
分岐給油路5A〜5Eで分配して例えば玉軸受又
はコロ軸受の如き潤滑箇所5A、平軸受の如き潤
滑箇所6B、歯車の如き潤滑箇所6C、チエーン
の如き潤滑箇所6D、スライド部材の如き潤滑箇
所6Eにそれぞれ供給し、潤滑を行つていた。こ
の場合、油霧を圧縮空気で各潤滑箇所に供給する
目的は、潤滑のため以外に冷却でもある。
この場合、各潤滑箇所の6A〜6Eは、時間的
経過に従い必要な潤滑箇所のみ選択的に稼動させ
る場合も多い。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、従来の噴霧潤滑装置では、潤滑
箇所数を時間的に増減する必要のある場合でも同
じ圧力で圧縮空気をベンチユリ式油霧生成器2に
送つていたので、圧縮空気量及びこの圧縮空気に
含まれる油霧量が一定のため、潤滑箇所数が増加
すると油霧の噴射圧力が低くなつて十分な量の油
霧の供給が受けられなくなるばかりでなく、冷却
効果も低下していまう問題があつた。また、潤滑
箇所数が減少すると、圧縮空気量及び油霧量が相
対的に多くなり、潤滑箇所で油霧が過剰になり、
更に油霧の流速が速くなり、該流速が速過ぎる
と、給油路の曲り部分で遠心力によつて油霧が空
気と分離され、給油路の内面に付着してしまつて
十分な油霧供給ができなくなると云う問題点があ
つた。
本考案の目的は、潤滑箇所数の増減にかかわら
ず必要な圧力で油霧を潤滑箇所に供給できる噴霧
潤滑装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するため本考案は、エアー供
給路を経て圧縮空気をベンチユリ式油霧生成器に
送り、該油霧生成器で生成した油霧を分岐給油路
を経て各潤滑箇所に供給する噴霧潤滑装置におい
て、前記各分岐給油路には油霧を供給するか否か
の選択をする選択弁がそれぞれ設けられ、前記エ
アー供給路には入力される制御信号に比例して出
力側の空気圧を制御する電空比例弁が設けられ、
前記電空比例弁には前記選択弁の開放状態に応じ
た制御信号を与える電気制御器が接続されること
を特徴とする。
(作用) このように各分岐給油路に設けた選択弁の開放
数に応じて電気制御量でそれに応じた制御信号を
形成し、この制御信号で電空比例弁を制御する
と、選択弁の開放状態に応じて電空比例弁の2次
圧力が変化し、各潤滑箇所に供給される油霧を含
んだ圧縮空気の圧力は選択弁の開放数が変つても
必要な圧力に調整される。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面を参照して詳細に説
明する。第1図及び第2図は本考案の第1実施例
を示したものである。図示のように本実施例の油
霧潤滑装置はコンプレツサー(図示せず)等から
供給される圧縮空気がエアー供給路1を経てベン
チユリ式油霧生成器2に送り込まれ、前述したよ
うに油霧が生成され、メイン給油路4を経て分岐
給油路5A〜5Dで分配され、前述した如き潤滑
箇所6A〜6Dへ供給されるようになつている。
各分岐給油路5A〜5Dには、油霧を供給するか
否かの選択をする二方電磁弁よりなる選択弁7A
〜7Dが接続されている。エアー供給路1には入
力される制御信号に比例して出力側の2次空気圧
を制御する電空比例弁8が接続されている。該電
空比例弁8には選択弁7A〜7Dの開放状態即ち
開放数及びその際の必要油霧供給量に応じた制御
信号を与える電気制御器9が接続されている。こ
の電気制御器9は、図示しない弁操作器から各選
択弁7A〜7Dに与えられる弁開放信号a,b,
c,dが分岐して与えられるようになつていて、
その弁開放信号a〜dの入力数即ち開放状態に応
じて制御信号を出力するようになつている。本実
施例の場合、電気制御器9は弁開放信号の入力数
を演算して制御信号を形成する演算器10、該演
算器10から出力されるデイジタルの制御信号を
アナログの制御信号に変換するデイジタル/アナ
ログ(以下、D/Aという)変換器11とで形成
されている。
このような油霧潤滑装置は、図示しない弁操作
器から例えば弁開放信号a,bが与えられ、選択
弁7A,7Bが開放されると、この弁開放信号
a,bが電気制御器9にも与えられ、電気制御器
9から弁開放数及びその際の油霧供給量に応じた
電気量の制御信号が電空比例弁8に与えられ、こ
れにより電空比例弁は入力された制御信号に比例
した2次空気圧になるように2次側空気圧を制御
する。従つて、選択弁の開放数が変つても各潤滑
箇所に与えられる油霧を含んだ圧縮空気の圧力は
その開放状態に応じて適正な圧力に自動的に調節
される。従つて油霧量の不足や過剰が生ぜず、ま
た冷却効果も変化しない。
第3図は、本考案の第2の実施例を示したもの
である。同図において、油霧潤滑装置は、エアー
供給路1と、油霧生成器2と、該油霧生成器へ供
給する圧縮空気量を調整する電空比例弁8と、該
電空比例弁8を制御する電気制御器9と、各分岐
給油路5A〜5Dへ油霧を供給するメイン給油路
4と、該メイン給油路4の圧力を常時検出し、電
流の変化に転換するコンバータ13と、前記各分
岐給油路5A〜5Dへの油霧を断続する選択弁7
A〜7Dとから構成されている。以上のように構
成された油霧生成器は、まず、コンバータ13に
よりメイン給油路4内の圧力を検出し、これを電
流値に変換して電気制御器9に出力する。メイン
給油路4内の圧力は、選択弁7A〜7Dの開放数
及び各分岐給油路5A〜5Dの圧力損失及び吐出
部のノズル形状等により変動する。
一方、電気制御器9は、コンバータ13からの
出力を、D/A変換器により、デジタル化した
後、演算器で演算し、電空比例弁8の開度を決定
する。演算結果は、電空比例弁8へ出力され、弁
の開度が制御される。
このようにしても第1実施例と同様の制御を行
うことができる。
なお、上述の実施例では噴霧生成器2にバイパ
ス流路2aを設け、紋り弁2bによつて空気量及
び油量の調節ができるものを示しているが、必ず
しもこの方式のものでなくともよい。
(考案の効果) 以上説明したように本考案に係る噴霧潤滑装置
では、各分岐給油路に設けた選択弁の開放状態に
応じて電気制御器でそれに応じた制御信号を形成
し、この制御信号で電空比例弁を制御するように
したので、選択弁の開放状態に応じて電空比例弁
の2次圧力が変化し、従つて各潤滑箇所に供給す
る油霧の圧力を選択弁の開放状態が変つても必要
な圧力に、制御することができる。このため、潤
滑箇所の油霧量の不足や過剰を防止でき、また冷
却効果もほぼ一定に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る装置の第1実施例の構成
を示すブロツク図、第2図は第1図に示す装置の
電気信号の系統図、第3図は本考案に係る装置の
第2実施例の構成を示すブロツク図、第4図は従
来の装置の概略構成を示す説明図である。 1…エアー供給路、2…油霧生成器、4…メイ
ン給油路、5A〜5D…分岐給油路、6A〜6D
…潤滑箇所、7A〜7D…選択弁、8…電空比例
弁、9…電気制御器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エアー供給路を経て圧縮空気をベンチユリ式油
    霧生成器に送り、該油霧生成器で生成した油霧を
    分岐給油路を経て各潤滑箇所に供給する噴霧潤滑
    装置において、前記各分岐給油路には油霧を供給
    するか否かの選択をする選択弁がそれぞれ設けら
    れ、前記エアー供給路には入力される制御信号に
    比例して出力側の空気圧を制御する電空比例弁が
    設けられ、前記電空比例弁には前記選択弁の開放
    状態に応じた制御信号を与える電気制御器が接続
    されていることを特徴とする噴霧潤滑装置。
JP19835586U 1986-12-25 1986-12-25 Expired JPH021597Y2 (ja)

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JP19835586U JPH021597Y2 (ja) 1986-12-25 1986-12-25

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JP19835586U JPH021597Y2 (ja) 1986-12-25 1986-12-25

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Publication Number Publication Date
JPS63103092U JPS63103092U (ja) 1988-07-04
JPH021597Y2 true JPH021597Y2 (ja) 1990-01-16

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