JPH0215969Y2 - - Google Patents

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JPH0215969Y2
JPH0215969Y2 JP5954686U JP5954686U JPH0215969Y2 JP H0215969 Y2 JPH0215969 Y2 JP H0215969Y2 JP 5954686 U JP5954686 U JP 5954686U JP 5954686 U JP5954686 U JP 5954686U JP H0215969 Y2 JPH0215969 Y2 JP H0215969Y2
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JP
Japan
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movable wall
floating
insertion hole
hanging
support body
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JP5954686U
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JPS6282667U (ja
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  • Support Devices For Sliding Doors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は展示場、会議室等を用途、機能、収
容人員等に応じて自由に間仕切るための移動壁の
吊下げ部材の連結装置に係り、殊に移動壁の吊下
げ状態の安定化、組付け調整時の危険防止等を目
的とするものである。
〔従来技術〕
従来の移動壁は第1図に示すように天井に縦横
に敷設したハンガーレール1上を車輪2,2によ
つて滑らかに移動する車台状の2個の吊車支持本
体3,3と、移動壁4の上部に設けたガイドレー
ル5内を走行可能の遊動吊車6及びガイドレール
5の一部とを2本の吊ボルト7,7によつて接続
し、この吊ボルト7,7によつて移動壁4を吊車
支持本体3,3に吊下げ、ハンガーレール1に沿
つて移動壁4を縦横に移動させ、任意の場所に配
設して部屋を自由に間仕切るものである。
〔従来技術の問題点〕
そして一般の移動壁は、移動壁4と天井面8と
の間隔m及び移動壁4と床面9との間の間隔nが
一定しているので吊ボルト7はあまり長くする必
要がないが、美術館等の展示パネルとして移動壁
を使用する場合は、上記間隔m及びnを100m/
m以上等のように大きくする場合が多い。このよ
うな移動壁は一般に1〜2.5トンもする重量物で
あるから、上記のように吊ボルトが長くなると、
移動壁を移動させようとした場合、車輪2,2の
摩擦抵抗によつて吊ボルトが大きくたわみ、車輪
2,2がこじれを起こしてますます動かなくな
り、無理に動かそうとすると吊ボルトの連結部等
が破損することになる。又上記移動壁と床面との
間隔m,nが大きい場合、この間隔を調整するた
めに移動壁を誤つて下げすぎると、遊動吊車が吊
ボルトから離脱し、重い移動壁が転倒して作業者
が怪我をする危険があつた。このような弊害を防
止するには吊ボルトを長くして遊動吊車の下方へ
突出させれば良いが、移動壁内部は遮音等のため
にグラスウール等が充填してあるから吊ボルトを
突出させることは困難である。
〔考案の目的〕
本考案は上記した如き従来の移動壁用吊下げ具
の欠点を解消せんとするもので、吊ボルトの長さ
を必要以上に長くすることなく、その調節範囲を
長くして離脱による危険を防止すると共に、吊ボ
ルトのたわみ得る自由長を短くして移動壁の移動
時における吊ボルトのたわみを少なくしたもので
ある。
〔考案の構成〕
上記目的を達成するために本考案が採用する主
たる手段は、移動壁4を吊下げつつ移動壁上端に
水平に設けられたガイドレール12内を走行する
遊動吊車支持本体10に、下端にテーパ状段部1
5を形成した連結具挿入孔14を垂直に穿設し、
上記テーパ状段部15に対応した頭部を下端に有
する連結具本体16を上記連結具挿入孔14に挿
入し、上記遊動吊車支持本体10の上部に載置し
た押え蓋19,19′を介して連結具本体16に
螺着したナツト18を締め込んで連結具本体16
を遊動吊車支持本体10に固着する一方、上記連
結具本体に垂直方向のボルト挿入孔を設けてこの
ボルト挿入孔の上部に刻設した螺子部21に移動
壁4を吊下げる吊下げボルト22を螺着し、更に
上記遊動吊車支持本体10と押え蓋19との当接
部に水平方向の凹設部25を形成して、この凹設
部25にガイドレール12の水平方向の切片26
を差し込んでなる点を要旨とする移動壁吊下げ用
連結装置である。
〔実施例〕 続いて第2図以下の添付図面を照して本考案の
具体的実施例について説明する。ここに第2図は
本考案の一実施例である連結装置を含む遊動吊車
の正面図、第3図は同側面図、第4図は第3図に
おけるA−A矢視断面図である。
第2図乃至第4図において、車台の構造をなす
遊動吊車支持本体10は前後に各2個の車輪1
1,11を回転自在に有し、この車輪11,11
が移動壁上部に水平に固定されたガイドレール1
2の内側下面13に転接していることにより、ガ
イドレール12内をわずかな距離であるが走行可
能の状態で移動壁を吊下げている。この遊動吊車
支持本体10には中央部に垂直の連結具挿入孔1
4がテーパ状の段部15を有して穿設されてお
り、この連結具挿入孔14内に嵌入されたたて長
の連結具本体16はその上部外周に雄ねじ17を
刻設し、この雄ねじ17に螺着したナツト18を
締め込むことにより遊動吊車支持本体10の上部
に嵌着した挿え蓋19共々遊動吊車支持本体10
に固着されている。
上記連結具本体16には、その中心線のまわり
に垂直方向のボルト挿入孔20が貫通しており、
このボルト挿入孔20の上部に刻設した雌ねじ2
1に吊ボルト22が螺着されていて、ワツシヤ2
3及びナツト24によつて緩み防止が施されてい
る。この吊りボルト22の上端部は前記吊車支持
本体3に回転自在に取り付けられている。
尚遊動吊車支持本体10と挿え蓋19との中間
には左右に凹設部25,25が形成されていて、
ガイドレール12の切片26,26がこの凹設部
内に接触なしに嵌り込んでいる。また上記遊動吊
車支持本体10の上部に回転自在に設けたガイド
輪27,27は上記切片26,26の間の空間2
8に挿入されていて、遊動吊車の直線走行を制御
する。
上記のような吊ボルト22を遊動吊車側に固定
する場合も、ガイドレール12に直接固定する場
合、ナツト24を緩めることにより吊ボルト22
の連結具本体16への螺入寸法を自在に調整する
ことができる。
〔考案の効果〕
本考案は、移動壁4を吊下げつつ移動壁上端に
水平に設けられたガイドレール12内を走行する
遊動吊車支持本体10に、下端にテーパ状段部1
5を形成した連結具挿入孔14を垂直に穿設し、
上記テーパ状段部15に対応した頭部を下端に有
する連結具本体16を上記連結具挿入孔14に挿
入し、上記遊動吊車支持本体10の上部に載置し
た押え蓋19,19′を介して連結具本体16に
螺着したナツト18を締め込んで連結具本体16
を遊動吊車支持本体10に固着する一方、上記連
結具本体に垂直方向のボルト挿入孔を設けてこの
ボルト挿入孔の上部に刻設した螺子部21に移動
壁4を吊下げる吊下げボルト22を螺着し、更に
上記遊動吊車支持本体10と挿え蓋19との当接
部に水平方向の凹設部25を形成して、この凹設
部25にガイドレール12の水平方向の切片26
を差し込んでなることを特徴とする移動壁吊下げ
用連結装置であるから、遊動吊車支持本体に一体
的に固着した連結具本体の長さの分だけ吊ボルト
の露出部分、即ちたわみうる自由長が短くなつて
移動壁と天井との間の間隔が長くなつても吊ボル
トのたわみ量は小さくなり、しかも吊ボルトは連
結具本体の上部に刻設した螺子によつて連結具本
体と連結されているから、吊ボルトの螺入量を遊
動吊車支持本体の底部から上記螺子部まで自由に
調節することができ、移動壁の上下位置の調節時
にボルトが遊動吊車やガイドレールから離脱する
如き事故が回避されるものである。
また連結具本体と遊動吊車支持本体との嵌合部
にはテーパ状段部を形成し、その楔作用によつて
両者を結合しているので、小さいスペースできわ
めて強固な結合構造を得ることができる。
更に遊動吊車支持本体と押え蓋との接合部には
凹設部を形成し、この凹設部にガイドレールの水
平方向の切片を差し込んだので、遊動吊車支持本
体の傾きが防止され、且つ遊動吊車支持本体の小
型化を達成し得たものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の移動壁の吊下げ状態を示す側面
図、第2図は本考案の一実施例である連結具を含
む遊動吊車の正面図、第3図は同側面図、第4図
は第3図におけるA−A矢視断面図である。 符号の説明、4……移動壁、6……遊動吊車、
5,12……ガイドレール、16……連結具本
体、20……ボルト挿入孔、21……螺子、22
……吊ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 移動壁4を吊下げつつ移動壁上端に水平に設け
    られたガイドレール12内を走行する遊動吊車支
    持本体10に、下端にテーパ状段部15を形成し
    た連結具挿入孔14を垂直に穿設し、上記テーパ
    状段部15に対応した頭部を下端に有する連結具
    本体16を上記連結具挿入孔14に挿入し、上記
    遊動吊車支持本体10の上部に載置した押え蓋1
    9,19′を介して連結具本体16に螺着したナ
    ツト18を締め込んで連結具本体16を遊動吊車
    支持本体10に固着する一方、上記連結具本体に
    垂直方向のボルト挿入孔を設けてこのボルト挿入
    孔の上部に刻設した螺子部21に移動壁4を吊下
    げる吊下げボルト22を螺着し、更に上記遊動吊
    車支持本体10と押え蓋19との当接部に水平方
    向の凹設部25を形成して、この凹設部25にガ
    イドレール12の水平方向の切片26を差し込ん
    でなることを特徴とする移動壁吊下げ用連結装
    置。
JP5954686U 1986-04-18 1986-04-18 Expired JPH0215969Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5954686U JPH0215969Y2 (ja) 1986-04-18 1986-04-18

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5954686U JPH0215969Y2 (ja) 1986-04-18 1986-04-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6282667U JPS6282667U (ja) 1987-05-26
JPH0215969Y2 true JPH0215969Y2 (ja) 1990-04-27

Family

ID=30891138

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JP5954686U Expired JPH0215969Y2 (ja) 1986-04-18 1986-04-18

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JPS6282667U (ja) 1987-05-26

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