JPH02158330A - 構造ハニカムコアを製造する方法 - Google Patents

構造ハニカムコアを製造する方法

Info

Publication number
JPH02158330A
JPH02158330A JP8417689A JP8417689A JPH02158330A JP H02158330 A JPH02158330 A JP H02158330A JP 8417689 A JP8417689 A JP 8417689A JP 8417689 A JP8417689 A JP 8417689A JP H02158330 A JPH02158330 A JP H02158330A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
strips
honeycomb core
manufacturing
strip
spacers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8417689A
Other languages
English (en)
Inventor
Fritz Huebner
フリッツ・ヘブナー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Plascore Inc
Original Assignee
Plascore Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Plascore Inc filed Critical Plascore Inc
Publication of JPH02158330A publication Critical patent/JPH02158330A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、蜂の巣状の心材、所謂ハニカムコアを具備
する構造パネルに関し、特に、この様なパネルのための
改良されたコアに関するものである。
従来の技術 ハニカムコアを有する種々様々な構造パネルが、特に航
空機の構成部材として使用するために開発されている。
パネルは一般に、両面に薄い表面シー1〜が接着された
オープンセル(開放型セル)のハニカムコアを備えてい
る。このような構成の結果として、大きな圧縮力や剪断
力に耐え得る軽量部材となる。
通常、表面シート乃至は面シートは、金属、または合成
繊維で強化された前以って硬化された熱硬化性プラスチ
ックから造られる。一般的な面シートの厚さは約025
〜1.52z*(0,010〜0.060 in、)の
範囲である。両方の面シートは、エポキシ樹脂のような
熱硬化性接着剤を用いてコアに接着されるのが一般的で
ある。互いに組合わされたコアと面シートは、加熱下お
よび圧力下て接着剤を硬化するようになっている加熱プ
ラテン・プレスまたは金型内に配置される。熱硬化性プ
ラスチックの面シートの中には、接着剤を必要とするこ
となく、単一の工程て同時に硬化されコアに接着される
ものがある。面シー1−となる未硬化のプラスチック樹
脂は加熱される時に最初は液化しており、ハニカムのセ
ルの縁部上およびその回りに被せて、コアに面シートを
接着するのに必要とされる隅肉が形成される。加えられ
る圧力と温度の大きさは樹脂の硬化特性に主に依存し、
一般的には、圧力は約1.41〜14.1. kg/c
m2(20〜200psi)の範囲であり、温度は約9
3〜316℃(200〜600°F)である。
金属および熱硬化性プラスチックの外皮 (面シート)
は衝撃により簡単に損傷を受けるのて、より優れた耐衝
撃性を有する材料を用いることが望ましい。この様な材
料には熱可塑性樹脂が利用できるが、斯様な材料、特に
硫化ポリフェニレン(PPS)やポリエーテルエーテル
ケI〜ン(PEEK)のような最も化学的且つ熱的に抵
抗性のあるタイプのものにコアを接着することは困難で
ある。従って、この様な材料は構造ハニカムパネルには
受は入れられていない。
ハニカムコアは金属、プラスチックおよび/または紙か
ら形成される。更に、コアは、°′箔/薄膜/シート″
、パ鋳造″、゛′押出し加工°゛またはパ熱成形″のタ
イプとすることが出来る。
゛′箔/薄膜/シード′タイプのハニカムの製造におい
ては、先ず、互いに等間隔で平行な接着剤ライン、所謂
″結合ライン“が片面若しくは両面にローラ付けまたは
プリントされた、ウェブ材料から成る平らなシー1〜若
しくは波状シートを積み重ねる。これらのウェブから造
られたコアは、更に、パ拡張可能(expanclab
le)”なタイプと″波形°′タイプとに分けられる。
゛拡張可能”°なコアは一般に、各ウェブの片面だけに
結合ラインを有する平らなシートから造られる。各連続
層の結合ラインが下側の層の2本の結合ラインの間に配
置される方法で、シートは互いに積み重ねられる。完成
された積重体は加熱および加圧され、最終的に結合ライ
ンの接着剤が硬化されて全ての層を結合する。次に、形
成されたブロックは小さな部分に切断され、最も外側の
シートをそこには\直角の方向に引っ張ることにより広
げられる。このようにして、シートは結合ラインの間の
領域で互いに離れるように広がり、六角形のハニカム構
造か形成される。
拡張方法に用いられる材料は、種々様々の金属箔、プラ
スチックWJ、W&、紙シート、およびプラスチック繊
維、炭素繊維やガラス繊維から成る織布または不撒布を
含む。カラス繊維の織布や他の繊維状材料から造られた
ようなコアの中には、構造特性を増大乃至は強化するた
めに、後にプラスチック樹脂の水まなは溶剤溶液に浸漬
されるものがある。併し乍ら、拡張可能なコアの製造に
用いられる材料は、互いに接着できなければならない。
更に、硬化されたブロック、特に限られた接着力を有す
るブロックを広げるのを容易化するために、比較的に柔
らかい薄板材料が用いられなければならない。必要とさ
れる拡張力は、結合部の接着剤の強さ、または個々の層
のコア材料の強さを越えてはならない。更に考察すると
、コアに適する材料はその弛緩状態に復帰する傾向があ
り、従って、その材料が所望の六角形オープンセル形状
を保持するためには、当該材料は融点まで加熱され、拡
張工程中に冷却されなければならない。結合部の接着剤
は、拡張力に対抗するために、所定の熱環境でも十分な
接着・結合特性を維持しなければならない。この条件は
、伸縮可能なコアの使用を、接着を可能にする面を有す
る低温プラスチックに制限する。
金属から造られる拡張コアは、その大部分が、約1.5
2zx(0,006in)以下の厚さの薄いアルミニウ
ム箔から造られる。形成されたコアはや一脆弱で、接着
の前は非常に注意深く収り扱う必要がある。接着されて
いないセル壁に損傷を与えると、コアは元から欠陥のあ
るものとなる。すなわち、コアは損傷を受けた領域にお
いて最大強度レベルに達しないこと\なる。また、薄い
箔は、塩水のような腐食環境に極めて影響を受けやすい
しかし、保護コーティングは高価であり、その価値を制
限してしまう。
熱硬化性樹脂から造られたハニカムコアは、腐食作用に
曝された場合には、極めて有効に機能する。併し乍ら、
これらハニカムコアは蒸気の移動を妨げるものではなく
、従って蒸気はセル壁を通ってハニカム内に侵入できる
。蒸気の凝縮は、ラミネート パネル内で隣接のアルミ
ニウム製面シートが腐食する原因となると考えられる。
ハニカム製造におけるパ波形成形″方法は、通常、高密
度範囲の製品を製造するためや、前述したような拡張を
行うことのてきない材料の使用を可能とするために用い
られる。波形成形方法において、平らなシートまたはウ
ェブは、各シートが六角形状の半分と近似するように波
形に成形される。次いで、接着剤が波形シー1〜の隆起
部分に塗布され、これらのシー1〜は互いの頂部に配置
され、接着剤付きの全ての隆起波形部分が互いに接して
六角形状のセルを形成する。この後、積み重ねられたブ
ロックは、接着剤が硬化されて個々の波形層を結合する
まで、加圧および加熱される。また、この波形成形方法
は、六角形以外のセル形状が望まれる場合、例えばベル
状セルを形成する場合にも用いられる。
波形成形方法に用いられる材料は、一般的には拡張方法
で用いられる材料よりも厚く、より大きな曲げ抵抗を有
している。一般的な材料としてステンレス鋼や樹脂含浸
材料、或はガラス繊維や紙のような接合材を有する材料
が含まれる。一般に波形シートとしてステンレス鋼が用
いられる場合、波形シートの接着接合に代わる別の手段
としてスボッ1〜溶接やろう付けがある。
使用される軽量で時として可視性の材料は積み重ね工程
中に支持し整列するのが困難であるので、波形成形方法
は自動化するのが容易でない。波形シートは、相対する
隆起部分に載置されずに、入れ予成となる傾向かある。
更に、硬化中に接着フィルムを加圧するためには、掻く
限られた圧力しか適用できず、或はまた積み重ねられた
シートのセルのパターンが歪められる。また、この限ら
れた圧力によって、この方法に従って造られるブロック
は一般に寸法が制限される。
″鋳造″”タイプのハニカムコアは、(1)ハニカムパ
ターンに近似した金型内にプラスチックの溶剤溶液を注
入する方法、或は、(2)金型内に溶融樹脂または液体
樹脂を射出する方法により製造される。これらの両方法
は、材料を金型内で乾燥、冷却若しくは硬化する必要が
あり、これによって成る程度の収縮が生ずるのが一般的
である。従って、固体のハニカムコアを金型から外すこ
とは困難である。このために、ハニカムのセル壁に平行
な面に沿って形成されな離型用テーパのような離型手段
が必要となる。この結果、形成されたコアはテーバ付き
のセル壁を有し、取外11.テーバを許容4るのに十分
な大きさにセル直径が制限さ1する。現在、一般的な゛
鋳造”°タイプのセフ1巾(¥は、少な・2、とも約1
2.7iz (0,5in)である。
゛押出し加工”′タイプのハニカムコアは、1つのハニ
カムセルまたは複数のハニカムセルのいずれかに近似し
た押出し加工用ダイの開[1を通して溶融プラスチック
を押し出すことにより形成されろ押出し加工物は冷却さ
れ、所望の長さに切断され、積み重ねられ、そして互い
に接着剤て接着されく。
か或は溶剤接合により融合されべ)。この方法(。t、
溶剤で溶解され得るプラスチ・ツク材料、或は接名剤を
用いて小さな接着圧力および7・′または熱で固着され
得るプラスチック材料を必要とする。押し出された材料
は、押出し加工用タイから出る溶融流れに繊維補強材を
包含するように変更することは容易でない。従って、形
成されたコアは、前述の拡張技術および波形成形技術を
用いて形成されたコアよりも強度が劣る。
゛熱成形″タイプのハニカムコアは、一般的な六角形ハ
ニカムコア構造に最も似ていない。この方法によれば、
熱成形可能なプラスチックシートは、プラスチラックシ
ートの成形温度に加熱され、次G、“、このプラスチッ
ソクシ−1〜の初期平面に対して直角の相反する両方向
に該シートを同時に引っ張ることによりハニカム形状に
形成される。引張り工具は、シー1〜を貫通して延びる
冷却金属ピン、またはプラスチックシートに固着されて
、この冷却金属ピンまたはプラスチラックシートを引き
離す多孔プラテンである。熱形成方法により形成される
コアは、セル壁かセルの開口に直角でなく種Qな厚さを
有するものとなる。従って、これらのコアは掻く低い構
造特性しか提供しない。
問題点を解決するための手段 上述の問題は、耐食性、耐衝撃性および耐熱性であるハ
ニカムコアが設けられるこの発明によって解決される。
ハニカムコアは、熱硬化性接着剤を用いることなく熱可
塑性樹脂から造られる。ハニカムコア構造とその製造方
法は合成繊維やカラス繊維または炭素繊維によって補強
されたプラスチックで出来る。特に、ハニカムコアは、
コアの結合部が一緒に融着または同様に溶融される波形
成形法か或は拡張方法のいずれかを用いて熱可塑性樹脂
シートから造られる。この発明のハニカムコアか造られ
る今日好適な熱可塑性樹脂は熱可塑性樹脂技術分野の当
業者に一般に良く知られている。本出願人は、この様な
材料がハニカムパネルやハニカムコアのための所要され
る特性を設けることを確認している。例えば、熱可塑性
樹脂コアは、接着剤を用いることなく熱可塑性樹脂面シ
ートに融着出来る。
しかし、解決方法がこの発明に関連している幾つかの問
題がこの新しい材料の使用以前に提示されている。第1
に、熱可塑性樹脂と関連した熱硬化性接着剤を用いる接
着強度は、強固な形状にコアを硬化すべく必要な高い温
度でのコアの続いての拡張を許すよう十分でない。第2
に、高い耐熱性の熱可塑性樹脂は、鋳造および/または
溶剤接合のための溶液に容易に入れることが出来ない。
第3に、鋳造、押出し或は熱成形方法を用いる熱可塑性
樹脂材料によりハニカムコアを造る試みは、高い構造特
性を得るよう所要される補強繊維の便宜な使用を妨げて
いる。
熱可塑性樹脂を接合する総べての通常の技術が不成功裡
に試みられた後に、本出願人は、この様なシートを一緒
に融接または同様に溶融することによってシートが接合
できることを考え出しな。
融接や溶融は熱硬化性接着剤、溶剤、および他の化学的
接着剤の使用を排除する。
従って、この発明に依れば、熱可塑性樹脂シートは間隔
を置いた箇所で一緒に融着され、またシート材料は実質
的に平らか波形を成している。特に、熱可塑性樹脂シー
トは一体的ユニットすなわち構造体として同時に一緒に
融着される。先ず、平らか或は波形のシー1〜は各組の
隣接シート間の間隔を置いた箇所に位置された一列のス
ペーサ部材を有した1つの堆積体に配置される。スペー
サの1つの列が隣接のスペーサの列の間に位置される様
に1つ置きのスペーサの列が互いにずれている。構成部
材のこの初期の設定に続いて、対向するスペーサの各組
の間に位置されたシートが互いにしっかり当接されるま
で、一体的構造体が圧縮される。この圧縮の間、選ばれ
た結合部位置にて一緒に当接されたシートをしっかり融
着するように溶融温度または溶融温度付近の温度にて一
体的構造体が加熱される。一体的構造体は、平らなシー
トでもし造られ−ば、ハニカム構造を形成するように通
常の状態で冷却されて拡張すなわち膨張される。終りに
、ハニカム構造は、所要形状に構造体を固化するように
拡張状態に在る時に軟化温度に加熱される。
最終コアは大半の金属コアよりも相当に安価で、且つ耐
食性で耐薬品性および耐衝撃性である。電気的特性は、
一種類の材料だけが組体に使用されるので均一である。
この発明の以上および他の目的と利点および特長は推奨
実施例に就いての以下の詳細な説明並びに添付図面を参
照することによって一層容易に理解されると共に、且つ
明らかになろう。
実  施  例 この発明の推奨実施例に従って構成された構造ハニカム
コアが第1図に示され、符号10が付けられている。ハ
ニカムコア10は、結合部35て選択的に接きされて複
数個の隣合う六角形セルを形成するように拡げられる複
数個の層20を有する。この発明のハニカムコア10の
形状は当業者に一般的に良く知られたハニカムコアの形
状と同じである。
ハニカムコア10が造られる材料は熱可塑性樹脂で、こ
の様な材料は熱可塑性樹脂技術の通常の知識を有した当
業者に良く知られている。適切な材料として、繊維材料
、および金属やガラスや炭素やセラミックまたは他のプ
ラスチック等の充填剤て補強された熱可塑性樹脂材料を
含むことが出来る。今日好適な熱可塑性樹脂はアメリカ
合衆国、プラウエア州、1−−バーのアイ シー・アイ
・アメリカ社によって商品名「ピクトレックス ピーク
(V)CTREX  PEEK)Jで市販され且−)一
般的に有効な型106の様な織られたファイバグラス織
物が充填された樹脂がある。他の適宜な材料、補強材、
充填剤は、説明された製造方法に基いた熱可塑性樹脂技
術の通常の知識を有する当業者には明らかてあろう。一
般的に言えば、総ての他の補強材や充填材を包み込む熱
可塑性樹脂の溶融温度または溶融温度付近の温度でシー
ト自体を融接できる材料でシートが造られる限りは、補
強材乃至は充填材を伴う或は伴わない如何な熱可塑性樹
脂も使用出来る。
この発明のハニカムコアは5つの段階で基本的に造られ
る。第1の段階は、波形加工乃至は表面処理により次の
融接のためのシート材料の準備である。この段階は、波
形または平らなシートが使用されることに基くと共に、
選ばれた特別な熱可塑性樹脂材料に基いて必要としたり
或は必要としないように出来る。第2の段階は、堆積さ
れた構造体を形成するように特別な配置に熱可塑性樹脂
シートの層と補助のスペーサを組合わせて、予定された
結合部位置に互いにしっかりした当接部が位置すべく隣
接シートが配置されるように堆積された構造体を圧縮す
ることから成っている。第3の段階は、当接する結合部
部分を一緒に融接するように熱可塑性樹脂材料の溶融温
度または溶融温度付近の温度に構造体を加熱することで
ある。第4の段階は、シートの堆積体を冷却して、次い
て堆積体を最終のハニカムコアの形状に拡張すなわち膨
張することから成っている。次いて、第5の段階は、所
要の形状に最終のハニカムコア構造を設定すなわち固化
てきるように拡張された堆積体を熱可塑性樹脂軟化温度
に加熱することである。
第4、第5の段階は、予め波形に加工されたシートが使
用される時には必要とされない。
特に、ハニカムコアの製造においては、ストリップまた
はシート20は横縁部21.22によって形成されるは
ゾ矩形の形状を好適に有している。
ストリップすなわちシート20の長さはこの発明では制
限されず、中間的長さを示すように破断された端部を以
って図示されている。予備の表面処理操作に続いて、堆
積体すなわち構造体25(第2図)を形成するように積
み重ね状態にストリップすなわちシート20か配列およ
び配置される。
この構造において、ストリップすなわちシート20の横
縁部21.22が互いに整列されるので最終的に拡張さ
れたコアは比較的に平らな或は均一な表面を有するよう
になる。
堆積された隣接するス1ヘリツブすなわちシート20の
各組の間にはスペーサ300列か配置される(第2図)
。スペーサ30はアルミニウムの様な丈夫な金属材料で
好適に造られるが、必要な特性、すなわち十分な強度や
、熱可塑性樹脂材料の溶融温度よりも実買的に高い溶融
温度を侑するか、熱可塑性樹脂と類似の接着性を持たな
い材料て勿論造ることが出来る。各スペーサ30は所要
長さの各節35に等しい端部31.32によって決めら
れる横寸法と、加熱における熱可塑性樹脂ストリップの
拡張された幅よりも少なくとも大きい縮寸法とを有して
いる。好適には、スペーサ30は拡張された最終の六角
形セルの平面対平面の間隔の半分に大体等しい寸法を成
している。
構造体25の初期組立てにおいて、スペーサ30の列が
1つ置きに互いにずらされて1.1つの列のスペーサ3
0が2つの隣接のスペーサ30の列の間の中間に配置さ
れている。更に、対照するに、いずれの他の列のスペー
サも互いに整列されるようになる。例えば、各スペーサ
30cは、隣接の1つの列の一対のスペーサ30bと反
対の隣接の列の一対のスペーサ30dとの間の中央に配
置される。また、各スペーサ30cは、スペーサ30c
から2列に各々隔たっている相対するスペーサ30a、
30eと整列および直接的に対向して配置されている。
更に、圧縮工程の際の外側ストリップの適切な形成を確
実にするために、スペーサ30a、30iの列が両側の
ストリップすなわちシート20a、20hの外面に沿っ
て設けられている。第2.3図に示される様に、外側の
スペーサ30a、30iは1つだけのストリップすなわ
ちシート20を変形するように作用するたけなので、内
側のスペーサ30b〜hの長さのほゞ半分に等しい短い
長さを有している。
構造体25は一対の圧縮プラテン40.42の間に組込
まれる。可動の圧縮プラテンと固定の圧縮プラテンを有
するように図示されてす)るカイ、対の可動の圧縮プラ
テンを使用することがまた出来る。圧縮力45の作用と
解除は流体プレス装置の様な通常の手段によって達成さ
れる。総てa)ストリップすなわちシート20とスペー
サ30力(配置されると、隣接のシート20の結合部3
5部分が互いに係合されるまで構造体25を圧縮するよ
うに圧縮プラテン40が圧縮プラテン42に自力)って
動かされる。特に、圧縮力の下で、スペーサ30は互い
に向かい合う方向に動かされて、ストリ・ンプすなわち
シート20の変形を行うように為す。
従って、対向する組のスペーサ30間に位置される2つ
のシート20は、シート20がしっかり当接されるまで
、互いに向かい合う方向に湾曲される。
例えば、構造体25の圧縮の際に、スペーサ30は、ス
ペーサ30cが対応するスペーサ30a、30eに近接
するように動かされる。スペーサ30cの相互作用がス
ペーサ30a、30eのいずれに関しても同じなので、
スペーサ30c、30e間の相互作用だけが以下に説明
される。スペーサ30cが対向するスペーサ30eに向
って動かされる時に、間に位置される熱可塑性樹脂スト
リップすなわちシート20C220dは互いに向かい合
いに動かされるように押圧される。ストリップすなわち
シート20c、2Od間のスペーサ30dの配置に基い
て、シー1−20 c、20dはスペーサ30dの回り
に湾曲されるように変形され、これによって幅狭い波形
形状を形成するようになる。互いに向かい合う方向のス
ペーサ30c、30eの動きは、スペーサ30c、30
eと係合するシー)−20c、20dの部分が互いにし
つかりした当接状態になる迄、続けられる。これらの係
合は、続いての加熱工程にて融接される結合部35を形
成する。好適に、最終コア製品において、各ストリップ
すなわちシート20は融接された結合部35によって占
められるのかはゾ半分で、残りの半分は自由であるか、
また他の形状が形成できる。
圧縮工程に続いて、圧縮プラテン40.42に沿った構
造体25は炉または他の適宜な加熱装置(図示しない)
内に入れられる。構造体25は次いで溶融温度または溶
融温度付近の温度に加熱されるので、当接したストリッ
プすなわちシー1〜20は結合部35にて一緒に融接さ
れる。平織カラス繊維で補強された推奨材料のピクトレ
ックス・ピーク(VICTREX  PEEK)におい
ては、構造体25は約316℃<600”F)に加熱さ
れる。この様な材料で補強されたファイバーグラス織物
に基いて、スペーサ30間に配置されたストリップ区分
47は、構造体25を熱可塑性樹脂溶融温度に加熱する
ことに拘わらず、撓むこともないし、また他の有害な変
形を受けることもない。
しかし、この様な撓みや捩れは、補強されない熱可塑性
樹脂を使用する時に起こるようになる。従って、この方
法に関連した補強されない熱可塑性樹脂の使用は低構造
特性だけを必要とする適用を有したコアのために使用さ
れるだけである。
融接工程が完了した後、第1図に示される正常に形成さ
れた六角形の開放セルを形成するように、構造体25は
冷却されて拡張される。構造体25の先の冷却は、スト
リップすなわちシート20を過度に緊張して不均一な六
角形セルや或はストリップの長さ方向を横切る方向の不
均一な幅の形成の恐れを排除する。いずれの場合にも、
ハニカムコアの構造的完全性と潜在的強度は減少される
拡張が完了!7た後に、所要の拡張されなハニカムコア
形状にストリップを固定するために拡張されたハニカム
コアは熱可塑性樹脂ストリップの軟化温度、推奨材料の
使用においては大体204°C(400°F)、に拡張
されたハニカムコアが加熱される。ストリップすなわち
シート20に使用される材料に基いて、別の固化方法が
使用出来る。
例えば、強度を発生するためにストリップを化学的に処
理しなり或は被覆として続いて固化する材料中に膨張さ
れたハニカムコアを浸漬被覆するよう好適に出来る。
上述したハニカムコアは従って通常の状態の構造パネル
の製造に使用出来る。特に、パネルを形成するようにハ
ニカムコア構造の両側に表面シートまたは層(図示しな
い)を適用される。パネル表面シートがもしハニカムコ
アと同一材料で造られたり或はハニカムコア材料に融接
可能であれば、エポキシや他の接着剤や結合剤を使用す
ることなく同様にハニカムコアに融接出来る。
第4図は波形のハニカムコア10’の製造にこの発明を
使用するのを示す。上述したストリップの層と比較して
、層すなわちシート50 (50a〜h)は組立ておよ
び圧縮プラテン40.42間の配置の前に波形に加工さ
れる。隣接シート50(50a〜h)の立ち上り部52
(52a 〜h)は互いに整列されて上述した様に同一
加熱技術を用いて一緒に融接される。スペーサ55は、
融接の間のセル形状の堆積と維持を容易にするために、
高さがスペーサ55b〜hの高さのは一°半分であるス
ペーサ55aを除いて、セルの1つと高さが同して、且
つセル壁の1つと幅が同じである。また、圧縮プラテン
40.42によって作用される圧縮力は、シートの変形
が含まれないのて、平らなシート20を用いる時に作用
される圧縮力よりも小さく出来る。更に、圧縮は、スト
リップすなわちシート50 (50a〜h)の結合部を
形成する立ち上り部52(521〜h)が互いに総てし
っかり当接されることを確実にするので、これによって
固着融接が達成される。
説明されなハニカムコアは高温度ての利用に特に良好に
適した構造パネルを製造できる。熱可塑性樹脂は高温度
利用に従来必要とされた金属コアと較べて比較的安価で
ある。更に、説明した材料は耐食性で且つ耐衝撃性であ
る。
また、異なった熱可塑性樹脂が互いに融接する能力を有
する限りは、コアの種々の層を異なった熱可塑性樹脂で
造ることが出来る。例えば、電気的特性を改善するよう
異なった材料を使用することが好適に出来る。例えは、
コアはゼネラル・エレクトリック社により商品名「ウル
テム(ULTEM)Jで市販されているポリエーテルイ
ミド(PEI)樹脂の交互層から造ることが出来るし、
またプラウエア州、ドーパ−のアイ シー・アイ・アメ
リカ社によって商品名[ピクトレックス・ペス(VIC
TREX  PE5)Jで市販されているポリエーテル
スルホン(PES)で交互層が造られる。
以上の説明はこの発明の推奨実施例の説明である。同等
物の教義を含む特許法の原理に従って解釈されるへきこ
の発明の精神と幅広い特長を逸脱することなく種々の変
更と変形がなし得る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に従って造られた構造ハニカムコアの
概略斜視図、第2図は製造方法の組合わせ工程での構造
ハニカムコアの前面図、第3図は製造方法の圧縮および
融接工程での構造ハニカムコアの前面図、第4図は波形
シート組合わせに融接工程を如何に適用できるかを示す
前面図である。 図中、10.10′ ・ハニカムコア、20.20a〜
h、50.50a 〜h:シート、25:構造体、30
.30a〜i、55a〜iニスペーサ、35、結合部、
40.42:圧縮プラテン。 手続補正書 平成

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱可塑性樹脂ストリップの対向する横縁が夫々整
    列される様に複数個の熱可塑性樹脂ストリップを積重ね
    、 複数個のスペーサを各組の隣接ストリップの間に置いて
    該ストリップと共に構造体を形成し、対向するスペーサ
    間の隣接ストリップの予定部分が互いに強固に当接接触
    すべく押圧されるように該構造体を押圧し、 該ストリップの当接する予定部分が一緒に融接されるよ
    うに該構造体を加熱し、 ハニカムコア構造体を形成するように必要とされる如く
    該ストリップを拡張する、 ことから成る構造ハニカムコアを製造する方法。
  2. (2)熱可塑性樹脂ストリップは構造体の圧縮の前はほ
    ゞ平らである特許請求の範囲第1項記載の構造ハニカム
    コアを製造する方法。
  3. (3)構造体の圧縮は、一連の立ち上り部を有する幅狭
    い波形形状に熱可塑性樹脂ストリップを湾曲し、該立ち
    上り部が隣接ストリップの対応する立ち上り部と当接し
    て配置される特許請求の範囲第2項記載の構造ハニカム
    コアを製造する方法。
  4. (4)加熱工程は、熱可塑性樹脂材料の溶融温度にほゞ
    等しい温度に構造体を加熱することを含む特許請求の範
    囲第3項記載の構造ハニカムコアを製造する方法。
  5. (5)ストリップが補強された熱可塑性樹脂材料から造
    られる特許請求の範囲第4項記載の構造ハニカムコアを
    製造する方法。
  6. (6)構造体が拡張工程の前に冷却され、これによって
    ストリップの過度の緊張を避けるように為す特許請求の
    範囲第4項記載の構造ハニカムコアを製造する方法。
  7. (7)ストリップを拡張された形状に固化するようにス
    トリップの拡張に続いて熱可塑性樹脂ストリップの軟化
    温度に構造体が更に加熱される特許請求の範囲第6項記
    載の構造ハニカムコアを製造する方法。
  8. (8)拡張工程の際にスペーサがストリップから除去さ
    れる特許請求の範囲第1項記載の構造ハニカムコアを製
    造する方法。
  9. (9)ストリップ間のスペーサの配置はほゞ均一な間隔
    を有するスペーサの列を各ストリップ間に配置すること
    を含んでおり、一般的に均一な間隔のほゞ半分に等しい
    間隔だけ隣接の列の少なくとも1つの列から各列がずれ
    ている特許請求の範囲第1項記載の構造ハニカムコアを
    製造する方法。
  10. (10)間隔を置いた2つのストリップが各組の対向す
    るスペーサ間に配置されるように離れて2つのスペーサ
    列が配置された少なくとも1つの他のスペーサに対して
    各スペーサが整列対向された特許請求の範囲第9項記載
    の構造ハニカムコアを製造する方法。
  11. (11)熱可塑性樹脂ストリップは構造体の圧縮の前は
    ほゞ平らである特許請求の範囲第10項記載の構造ハニ
    カムコアを製造する方法。
  12. (12)スペーサ間に配置されたストリップが長さ方向
    の一部に沿って強固な当接した状態になるまで、各組の
    対向したスペーサを相互に構造体の圧縮にて押圧する特
    許請求の範囲第11項記載の構造ハニカムコアを製造す
    る方法。
  13. (13)構造体の圧縮にて幅狭い波形形状に各ストリッ
    プを湾曲する特許請求の範囲第12項記載の構造ハニカ
    ムコアを製造する方法。
  14. (14)複数個の熱可塑性樹脂ストリップを整列した堆
    積体に層にし、 該ストリップの予定された部分の長さに沿って少なくと
    も1つの隣接ストリップを係合すべく各ストリップが湾
    曲されるようにストリップに圧力を作用し、 係合された部分が一緒に融接されるように堆積体を加熱
    し、 ハニカムコア構造体を形成するように必要な如く堆積体
    を拡張する、 ことから成る構造ハニカムコアを製造する方法。
  15. (15)圧力の作用の前に各組の隣接の熱可塑性樹脂ス
    トリップ間に多数のスペーサ部材の挿入工程を有し、ス
    トリップの湾曲を行うようにスペーサ部材が作用される
    圧力と協同される特許請求の範囲第14項記載の構造ハ
    ニカムコアを製造する方法。
  16. (16)堆積体の加熱は、少なくとも熱可塑性樹脂スト
    リップの溶融温度付近の温度に加熱することを含んでい
    る特許請求の範囲第14項記載の構造ハニカムコアを製
    造する方法。
  17. (17)ストリップの過度の緊張を避けるために、堆積
    体の膨張の前に、堆積体が冷却される特許請求の範囲第
    14項記載の構造ハニカムコアを製造する方法。
  18. (18)ハニカムコア構造の拡張に続いて少なくとも堆
    積体の軟化温度近くの温度に堆積体が加熱されて、これ
    によって拡張されたハニカムコア構造のストリップを固
    化するようになる特許請求の範囲第14項記載の構造ハ
    ニカムコアを製造する方法。
  19. (19)対向する横縁部と波形形状を形成する複数個の
    立ち上がり部とを夫々有する各熱可塑性樹脂ストリップ
    の立ち上り部が少なくとも1つの隣接のストリップの対
    応する立ち上り部と当接係合するように複数個の熱可塑
    性樹脂ストリップを積重ね、ハニカムコア構造を形成す
    るようにストリップの当接する立ち上り部が一緒に融接
    されるべく同時に積重ねられたストリップを加熱する、 ことから成る構造ハニカムコアを製造する方法。
  20. (20)当接部分がしっかり係合されることを確実にす
    るように加熱工程の際に積重ねられたストリップが圧縮
    され、これによってストリップ相互の固着融接が達成さ
    れる特許請求の範囲第19項記載の構造ハニカムコアを
    製造する方法。
  21. (21)ストリップの積重ねにて複数個の六角形開口を
    形成し、ストリップの圧縮および加熱の前にスペーサが
    六角形開口内に配置され、これによってストリップが所
    要形状に保持されるようになった請求の範囲第20項記
    載の構造ハニカムコアを製造する方法。
  22. (22)ストリップの加熱の後に、スペーサが六角形開
    口から除去される特許請求の範囲第21項記載の構造ハ
    ニカムコアを製造する方法。
  23. (23)ストリップの加熱は、少なくとも熱可塑性樹脂
    ストリップの溶融温度近くの温度に該ストリップを加熱
    することを含んでいる特許請求の範囲第19項記載の構
    造ハニカムコアを製造する方法。
  24. (24)ストリップが補強された熱可塑性樹脂材料から
    造られる特許請求の範囲第23項記載の構造ハニカムコ
    アを製造する方法。
JP8417689A 1988-11-18 1989-04-04 構造ハニカムコアを製造する方法 Pending JPH02158330A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US27292588A 1988-11-18 1988-11-18
US272,925 1988-11-18

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02158330A true JPH02158330A (ja) 1990-06-18

Family

ID=23041854

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8417689A Pending JPH02158330A (ja) 1988-11-18 1989-04-04 構造ハニカムコアを製造する方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPH02158330A (ja)
AU (1) AU3237989A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
AU3237989A (en) 1990-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4957577A (en) Method for making welded honeycomb core
AU2008273838B2 (en) A method of manufacturing an integral profile monolithic wing structure
US5252279A (en) Method for making perforated articles
RU2366579C2 (ru) Способ формирования слоистого материала с соединением в шпунт
JPH04229257A (ja) ファイバ強化高温熱可塑性樹脂ハニカム構造物の連続形成法
JPH04500339A (ja) 複合細胞形サンドイッチ構造体
JP4602659B2 (ja) 複合シート材
US7138031B2 (en) Mandrel and method for manufacturing composite structures
JP6022240B2 (ja) 繊維強化プラスチック製ハニカムコアの製造方法
JPH02175135A (ja) 繊維強化樹脂部材の製造方法
EP0336721A2 (en) Method for making a thermoplastic honeycomb core
US7371451B2 (en) Sandwich type construction structural panel having foam tube core
JPH02158330A (ja) 構造ハニカムコアを製造する方法
JPH0699506A (ja) 積層成形品及びその製造方法
JP3426089B2 (ja) 繊維強化プラスチック製のハニカムコア
JPH06344477A (ja) 積層成形品及びその製造方法
CN108527945A (zh) 一种心形孔格的柔性蜂窝及制造方法
JPH0911371A (ja) 繊維強化プラスチック製のハニカムコアの製造方法
JPH0429833A (ja) 熱可塑性樹脂系複合材料の成形方法
JP3323373B2 (ja) 繊維強化プラスチック製のハニカムコアの製造方法
JPH08207181A (ja) 繊維強化プラスチック製のハニカム構造体、およびその製造方法
JP3493131B2 (ja) バイセクトタイプの繊維強化プラスチック製のハニカムコアの製造方法
JP2014037101A (ja) 繊維強化プラスチック製ハニカムコアの製造方法
JPH0768676A (ja) ハニカムコアの製造方法
JP3107473B2 (ja) フレキシブルハニカムコアの製造方法、およびフレキシブルハニカムコア