JPH02156748A - コンピュータ相互間の通信方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はネットワーク管理に利用するに適する。

本発明はネットワーク経路障害時の最適化された代替経
路の自動確立方式に関する。

〔概要〕

本発明は複数のホストコンピュータが回線により接続さ
れたネットワークシステムにおける代替経路確立方式に
ふいて、 各々のホストコンピュータに制御表を設けておき、各ホ
ストコンピュータの制御表を自動的に修正変更し、経路
障害発生時にこれを参照して代替経路を確立して通信を
再開できるようにすることにより、 一括管理するホストコンピュータをなくして代経路確立
の負荷を分散し、ネットワーク経路の変更があっても容
易に対応できるようにしたものである。

〔従来の技術〕

従来、この種の代替経路確立はネットワークの中にある
一つまたは複数のネットワーク全体の経路情報を一括管
理する特別なホストコンピュータを一つまたは複数個置
き、伝送路の障害を通知する経路障害通知を受けると、
そこで代替経路の確立を指示し、この指示を受けた各ホ
ストコンピュータが代替経路確立を行っていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の代替経路確立方式においては、ある幾つかのネッ
トワーク上のホストコンピュータが、ネットワークの経
路情報を全て把握し、経路障害通知を受けてから代替経
路を検出し代替経路の確立要求をあげるため、ネットワ
ークの変更を行う際に、この変更点を全てのネットワー
クを管理するホストコンピュータに通知しなければなら
ない欠点があった。

本発明は、経路障害が発生したときに、その検出により
代替経路の確立を自動的に行うことができ、さらに新た
に伝送路が追加、削除されて伝送路が変更されても、こ
の伝送路により隣接される二つのホストコンピュータの
ネットワーク接続情報の変更修正だけを行えば代替経路
を確立できる方式を提供することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、複数のホストコンピュータが回線により接続
され、各ホストコンピュータには、自ホストコンピュー
タのネットワーク管理およびデータ転送を行う通信管理
手段と、この通信管理手段が検出するネットワーク障害
の中より経路障害を検出する障害検出手段と、障害検出
手段よりの経路障害通知を受け、ネットワークで接続さ
れた各ホストコンピュータに対して代替経路の有無を問
い合わせる問い合わせ手段と、問い合わせた結果′によ
り、最適化された代替経路を検出する経路検出手段と、
この経路検出手段により検出された代替経路を確立する
経路確立手段とを備えたコンピュータ相互間の通信方式
にふいて、各コンピュータに、前記通信管理手段がデー
タ転送を行う際に参照する制御表を設け、さらに各コン
ピュータに、前記経路検出手段により検出された代替経
路の情報をもとに、前記通信管理手段が用いる自ホスト
コンピュータのデータ転送用の制御表を修正する制御表
修正手段と、他ホストコンピュータより送信された経路
確立要求の受信または転送時に経路情報にあわせて自ホ
ストコンビ二−タのデータ転送用の制御表を変更する変
更手段とを備えたことを特徴とする。

〔作用〕

通信管理手段がデータの送受信およびネットワークを監
視し、障害検出手段が通信管理手段より通知されたネッ
トワーク障害の中から経路障害発生を検出する。問い合
わせ手段が、障害検出手段により検出された経路障害情
報をもとに、障害となっていない経路を介して接続され
たホストコンピュータの通信管理手段に対し、代替路の
有無を問い合わせる要求を送信し、経路検出手段が問い
合わせ手段により送信された問い合わせ要求の結果より
代替経路の有無を判断し最適な代替経路を検出する。経
路確立手段が経路検出手段により検出された代替経路を
確立し、変更手段が経路確立手段により送信された経路
確立要求によりデータ転送用の制御表を変更する。

このように各々のホストコンピュータで経路障害発生時
に自動的に代替経路を確立し、通信を再開できるように
することにより、−括管理するホストコンピュータをな
くして代替経路確立の負荷を分散し、さらに経路の変更
を容易にすることができる。

〔実施例〕

次に本発明実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は本発明実施例の構成を示すブロック図である。

本発明実施例は、ホストコンピュータ！　２．３．４．
５および６が、各々伝送路ａＳｂ、ｃ。

ｄ、ｅ、ｆＳｇによって接続され、ネットワークシステ
ムを構成する。ホストコンピュータｌはホストコンピュ
ータ２．３および５と伝送路ａ、　ｂおよびｅにより接
続される。ホストコンピュータ２は伝送路ａおよびＣを
介してホストコンピュータ１および４に接続される。同
様に、ホストコンピュータ３は伝送路すおよびｄを介し
てホストコンピュータ１および５に接続され、ホストコ
ンピュータ４は伝送路Ｃおよびｆを介してホストコンピ
ュータ２および５に接続される。またホストコンピュー
タ５は伝送路ｄＳｅＳｆおよびｇを介してホストコンピ
ュータ３．１．４および６に接続される。

ホストコンピュータ１は、自ホストコンビ二−タのネッ
トワーク管理およびデータ転送を行う通信管理手段１０
と、この通信管理手段１０がデータ転送に用いる制御表
１１と、通信管理手段１０が管理するネットワークの障
害より伝送路障害を検出する障害検出手段１２と、この
障害検出手段１２により起動され、障害となっていない
経路を介して接続している他ホストコンピュータに対し
て代替経路の有無を問い合わせる問い合わせ手段１３と
、この問い合わせ手段１３により問い合わせた結果によ
り代替経路の有無および代替経路が存在する場合の最適
な代替経路の検出を行う経路検出手段１４と、この経路
検出手段１４により検出された代替経路を確立する確立
要求を送信する経路確立手段１５と、経路検出手段１４
で検出された代替経路情報をもとに制御表１１を修正す
る制御表修正手段１６と、他のホストコンピュータ２．
３．４．５および６から送信された経路確立要求を受信
、転送するときに制御表１１を変更する変更手段１７と
を備える。他のホストコンピュータ２．３．４．５およ
び６もホストコンピュータ１と同様の手段をそれぞれ備
える。

第２図は障害検出手段１２の動作例を示す流れ図である
。ステップ１２１は通信管理手段１０よりネットワーク
障害の通知を受ける受信部の処理、ステップ１２２はネ
ットワーク障害の中から伝送路に関する障害か否かを判
断する判断部の処理、ステップ１２３は伝送路障害発生
時に問い合わせ手段１３を起動する起動部の処理をそれ
ぞれ示す。

第３図は経路検出手段１４の動作例を示す流れ図である
。ステップ１４１は問い合わせ手段１３により送信され
た問い合わせ結果より代替経路の有無を確認するｍ認部
の処理、ステップ１４２は全ての問い合わせに対する結
果が得られたか否かを判断する判断部の処理、ステップ
１４３は問い合わせ結果より代替経路の本数により処理
を分岐する分岐部の処理、ステップ１４４は代替経路の
確立失敗をネットワークオペレータに通知する通知部の
処理、ステップ１４５は複数存在する代替経路の中から
最適な代替経路を選択する選択部の処理、ステップ１４
６は経路確立手段１５および制御表修正手段１６を起動
させる起動部の処理をそれぞれ示す。

第４図はホストコンピュータｌのデータ転送用の制御表
１１を示したものである。この制御表１１によりホスト
コンピュータｌが伝送路を介して隣接していないホスト
コンビニ−タロと通信を行うとき、隣接するホストコン
ピュータ５に電文を転送するべきか否かを示している。

第５図は代替経路確立後のホストコンピュータｌのデー
タ転送用の制御表１１である。

第６図は問い合わせ手段１３より送信された代替経路の
問い合わせ要求に対する肯定応答送信フレームを示す図
である。フィールド＃ｌはデータ転送用のヘッダーであ
る。フィールド＃２は問い合わせ要求に対する応答であ
ることを示す。フィールド＃３は応答を返したホストコ
ンピュータがどの代替経路確立可能かを示す。また、フ
ィールド＃４は代替え経路を確立するホストコンピュー
タとのデータの転送コストを示す。

次に本発明実施例の動作について説明する。ホストコン
ピュータ１は通信制御手段１１を用いて他のホストコン
ビコータ２．３．４．５．６と通信を行う。ホストコン
ピュータ１は、ホストコンピュータ６と通信をする際は
、第４図に示す制御表１１を用いてホストコンピュータ
５を介する伝送路ｅを使用して通信を行う。

ここで伝送路ｅが何らかの障害によりホストコンピュー
タ１，５間が通信不能な状態になったとする。このとき
ホストコンピュータｌの通信管理部１０はこの伝送路ｅ
の障害をネットワーク障害として障害検出手段１２へ通
知する。障害検出手段１２は第２図に示すステップ１２
１で伝送路ｅの障害通知を受信すると、ステップ１２２
で伝送路ｅの障害が経路障害であるか否かを判断し、経
路障害の場合はステップ１２３で問い合わせ手段１３を
起動させる。

問い合わせ手段１３は伝送路ｅを介して接続していない
他のホストコンピュータに対して経路ｅを使用して接続
されていたホストコンピュータ５．６のいずれかと隣接
しているか否かを問い合わせる。これに対してホストコ
ンビ二−タ２はホストコンピュータ５．６と伝送路を介
してつながっていないことをホストコンピュータ１へ問
い合わせに対する否定応答として通知する。

ホストコンピュータ４は伝送路ｆを介してホストコンピ
ュータ５と接続していることを問い合わせに対する肯定
応答として通知する。同様にホストコンピュータ３は伝
送路ｄを介してホストコンピュータ５と接続しているこ
とを応答としてかえす。この際ホストコンピュータ４を
自己のもつ図外の転送用の制御表を参照してホストコン
ピュータ４．５間の転送コスト情報を第６図に示す肯定
応答の送信フレームのフィールド＃４に入れて返す。

ホストコンピュータ２はホストコンピュータ１に応答を
転送する際に応答の送信フレームのフィールド＃４に格
納されているホストコンピュータ４．５間の転送コスト
にホストコンピュータ２．４間の転送コストを加算して
応答を返す。

ホストコンピュータ１はホストコンピュータ４からの応
答を受信すると送信フレームのフィールド＃４による転
送コスト情報にホストコンピュータ１．２間の転送コス
トを加算してホストコンピュータ４経由のホストコンピ
ュータ１．５間の転送コストとする。同様にしてホスト
コンピュータ３もホストコンピュータ１に返す際にホス
トコンビコータ３．５間の転送コスト情報として付加し
て返す。そしてホストコンビコータ１はホストコンビ二
−タ１，３間の転送コストを加算してホストコンビ二−
タ３経由の転送コストとする。

次にホストコンピュータｌは第３図に示すステップ１４
１において代替経路の有無を確認し、ステップ１４２で
全ての応答が返っていたか否かを判断する。またステッ
プ１４３において代替経路の本数により代替経路が無い
場合は代替経路の確立失敗をステップ１４４でオペレー
タに通知する。代替経路数が単数しか存在しない場合は
その代替経路をステップ１４６により代替経路の確立を
開始する。

代替経路が複数存在する場合は、ステップ１４５により
最小の伝送コストをもつ代替経路をステップ１４６によ
り確立させる。

このステップ１４６により経路確立手段１５および制御
表修正手段１６が起動される。経路確立手段１５では代
替経路を確立するために経路確立要求を送信する。制御
表修正手段１６においてはデータ転送用の制御表１１を
確立する代替経路にあわせて修正する。ここでホストコ
ンピュータ２．４を経由する代替経路を確立するものと
すると、ホストコンピュータ１の経路確立手段１５はホ
ストコンピュータ４宛の経路確立要求を送信する。この
要求はホストコンビコータ２を経路してホストコンピュ
ータ４に転送されるが、この際ホストコンピュータ２は
経路確立要求を転送時に変更手段２７を起動し、制御表
２１を今から確立する代替経路に合わせて修正する。ま
たホストコンビコータ４は代替経路の確立要求を受信す
ると、ホストコンピュータ４のデータ転送用の制御表を
変更する。このようにしてホストコンピュータ１．５間
の代替経路が確立する。またホストコンピュータ５との
代替経路が確立することによりホストコンピュータ６と
の代替経路もホストコンピュータ５経由の経路として復
旧する。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、各々のホストコン
ピュータで経路障害発生時に自動的に代替経路を確立し
、通信を再開することができるために、以下に述べる効
果がある。

１、−括管理するホストコンピュータがないため代替経
路確立の負荷が分散される。

２、　ネットワークの変更に対して経路の変更がある両
端のホストコンピュータの通信管理情報の変更だけです
むため、経路の変更が容易にできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例の構成を示すブロック図。 第２図は本発明実施例の障害検出手段の処理の流れを示
す流れ図。 第３図は本発明実施例の経路確立手段の処理の流れを示
す流れ図。 第４図は本発明実施例のホストコンピュータのデータ転
送用制御表を示す図。 第５図は本発明実施例のホストコンピュータの代替経路
確立後のデータ転送用の制御表を示す図。 第６図は本発明実施例の代替経路の問い合わせに対する
肯定応答の送信フレームを示す図。 １．２．３．４．５．６・・・ホストコンピュータ、１
０．２０・・・通信管理手段、１１．２１・・・制御表
、１２・・・障害検出手段、１３・・・問い合わせ手段
、１４・・・経路検出手段、１５・・・経路確立手段、
１６・・・制御表修正手段、１７．２７・・・変更手段
、ａＳｂＳｃ、ｄ、、ｅＳ　ｆＳｇ・・・伝送路。 特許出願人　日本電気株式会社、・ 代理人　　弁理士　井　出　直　孝 Ｍ２［ｆｆｌ　　　夷に例　障害検出手段のム理、￥１
１　口　夫足例

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、複数のホストコンピュータが回線により接続され、 各ホストコンピュータには、 自ホストコンピュータのネットワーク管理およびデータ
   転送を行う通信管理手段と、 この通信管理手段が検出するネットワーク障害の中より
   経路障害を検出する障害検出手段と、障害検出手段より
   の経路障害通知を受け、ネットワークで接続された各ホ
   ストコンピュータに対して代替経路の有無を問い合わせ
   る問い合わせ手段と、 問い合わせた結果により、最適化された代替経路を検出
   する経路検出手段と、 この経路検出手段により検出された代替経路を確立する
   経路確立手段と を備えたコンピュータ相互間の通信方式において、 各コンピュータに、 前記通信管理手段がデータ転送を行う際に参照する制御
   表を設け、 さらに各コンピュータに、 前記経路検出手段により検出された代替経路の情報をも
   とに、前記通信管理手段が用いる自ホストコンピュータ
   のデータ転送用の制御表を修正する制御表修正手段と、 他ホストコンピュータより送信された経路確立要求の受
   信または転送時に経路情報にあわせて自ホストコンピュ
   ータのデータ転送用の制御表を変更する変更手段と を備えた ことを特徴とするコンピュータ相互間の通信方式。