JPH02154954A - 車両用ヒートポンプ式空調装置 - Google Patents

車両用ヒートポンプ式空調装置

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JPH02154954A
JPH02154954A JP63308547A JP30854788A JPH02154954A JP H02154954 A JPH02154954 A JP H02154954A JP 63308547 A JP63308547 A JP 63308547A JP 30854788 A JP30854788 A JP 30854788A JP H02154954 A JPH02154954 A JP H02154954A
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加藤 治彦
Hiroaki Shimura
志村 博昭
Kazuhiro Fukuda
福田 和啓
Kazumi Doi
一三 土井
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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    • Y02A30/27Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies
    • Y02A30/274Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies using waste energy, e.g. from internal combustion engine

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  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明け、暖房時の熱源として油圧機器の作動油を用い
る車両用ヒートポンプ式空調装置に関するもので、例え
ばクレーン等の土木建設機械を搭載した車両に適用され
る。
(従来の技術) クレーン車等の油圧機器を備えた土木建設機械車両では
、炎天下または厳寒下でクレーン等を作動することがあ
るため、通常の車両と同様に運転室内が冷房または暖房
されていることが望ましい。
一般に車体に対し運転室が360”回転するタイプのク
レーン車は、温水配管の接続上、車両駆動用のエンジン
冷却温水を暖房用熱源に使用することができないので、
暖房装置として燃焼式ヒータを設けている。
ところが、燃焼式ヒータを暖房装置に使用する空調装置
はエンジン冷却温水を用いた空調装置に比べ安全性等の
面で問題があるため、土木建設機械車両のヒートポンプ
式空調装置では、その車両の特徴を活かして、例えばブ
ームシリンダ、クレ−ン用ウィンチモータ、運転室旋回
モータ等の油圧機器を作動させる作動油のもつ温熱を暖
房時の熱源に利用している(特開昭81−122462
号等) (発明が解決しようとする課題) しかし、油圧機器の作動油を熱源とするヒートポンプ式
空調装置は、車両走行中は油圧機器を使用しないため、
寒気時などの始動時には作動油が充分に温まっていない
ことがあるので、運転室の暖房ができないという問題が
ある。
本発明は、このような問題点を解決するためになされた
もので、作動油の温度が低い状況であっても作動油を迅
速に温度上昇させ暖房できるようにした車両用ヒートポ
ンプ式空調装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) そのために1本発明の車両用ヒートポンプ式空調装置は
、油圧機器を備えた車両用ヒートポンプ式空調装置であ
って、冷媒圧縮機と、この冷媒圧縮機の吐出側に接続さ
れた空気−冷媒室内熱交換器と、前記冷媒圧縮機の吸入
側に接続された油−冷媒熱交換器と、前記空気−冷媒室
内熱交換器と前記油−冷媒熱交換器とを結ぶ経路に設け
られ。
かつこの油−冷媒熱交換器の入口側に位置した減圧装置
と、前記油圧機器駆動用の作動油を貯えた油タンク内の
作動油を前記油−冷媒熱交換器に供給する油流路と、該
油流路に設けられた油温昇温装置と、を備えたことを特
徴とする。
(作用) 冷媒圧縮機から吐出された高温高圧のガス冷媒は室内熱
交換器で放熱し、液化して減圧装置に至る。この減圧装
置により液冷媒は減圧されて霧状となって油−冷媒熱交
換器に至る。ここで、この熱交換器には油温昇温装置を
経て昇温された油圧機器駆動用の作動油が供給されるた
め、油−冷媒熱交換器において冷媒は作動油から熱を汲
み上げて蒸発し、冷媒圧縮機に吸入される。
従って、油−冷媒熱交換器で昇温された作動油に熱を汲
み上げ、その熱を室内熱交換器で室内に放出するため、
室内の暖房を効果的に行なうことができる。
(実施例) 本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図は、本発明の車両用ヒートポンプ式空調装置を搭
載するクレーン車の運転室およびその周囲の実施例をあ
られし、このクレーン車の運転室はクレーン操作のみな
らず車両lの運転時にも乗員が着座するものである。
車両1の架台2に対し360°回転自在に運転室3が設
けられ、この運転室3の内部にヒートポンプ式空調装置
の室内熱交換ユニット5が取付けられている。運転席の
肩後方には冷風を吹出す冷房用の冷風吹出口6が設けら
れ、運転席の前方にはデフロスタ81足元には温風を吹
出す足元温風吹出口9が設けられている。運転席外部の
架台2には室外熱交換ユニット10を駆動する駆動ユニ
ット11が設けられ、室外熱交換ユニット10と室内熱
交換ユニット5とは冷媒管12により結ばれている。
運転室3の運転席前方には、空調装置を制御するだめの
第3図に示すようなコントローラ14が設けられている
。コントローラ14は、後述する室内ブロワ15をオン
オフするブロワスイッチ16と、運転室内温度を調節す
る回転式の温調ボリューム17とが同軸上に設けられ、
各々単独に操作できるようにしである。冷房と暖房の切
替はモード切替スイッチ18により行なわれ、冷房時に
はクーラランプ19が点灯し、暖房時にはヒータランプ
21が点灯する6暖房時に作動油の温度が充分に上昇し
ていない時などの予熱時には予熱ランプ20が点灯する
ようになっている。
第1図は、ヒートポンプ式空調装置の回路構成を示して
いる。冷房時には冷凍サイクルの冷媒が冷熱源になり、
暖房時には作動油のもつ熱が温熱源になる。
室内熱交換ユニット5のケース24に空気−冷媒室内熱
交換器25が取付けられ、その空気下流側に運転室内に
冷風または温風を送るブロワ15が設けられている。該
熱交換器25は冷房時に蒸発器、暖房時に凝縮器として
機能する。空気−冷媒室内熱交換器25の空気上流側に
は暖房時に該熱交換器25に吸込まれる空気温度を検出
する吸込口サーミスタ26が設けられ、空気下流側には
冷房時に該熱交換器25から吹出される空気の温度を検
出する吹出口サーミスタ27が設けられている。ケース
5と冷風吹出口6はダクト28により結ばれ、またケー
ス5と足元温風吹出口9はダクト31により結ばれ、ダ
クト31の延長上のダクト32の先端にデフロスタ8が
設けられている。
ダクト28、ダクト31にそれぞれ冷風または温風を供
給する冷風ボート35および温風ボート34は、図示し
ないサーボモータによって駆動されるダンパ36により
冷暖房時にいずれか一方が開あるいは閉に切替えられる
冷媒が循環する冷媒回路30は、冷媒を圧縮する冷媒圧
縮機40.冷房時に凝縮器となり暖房時に配管同様に機
能する空気−冷媒室外熱交換器41、冷房時に冷媒から
熱を奪うブロワ42、冷房時に冷媒の圧力を減少させる
減圧装置1t43、暖房時に冷媒の圧力を減少させる減
圧装置44、前述した空気−冷媒室内熱交換器25、暖
房時に油回路22を流れる作動油から熱を奪って冷媒を
蒸発させる蒸発器として作用する油−冷媒熱交換器45
、液冷媒を貯蔵し、ガス冷媒を圧縮機40に供給するア
キュームレータ46等からなっている。
冷房時、冷媒圧縮機40から冷媒通路47によって圧送
される高温高圧の冷媒は、空気−冷媒室外熱交換器41
で熱を奪われて減圧装置43に送られ、この減圧装置4
3で膨張して低温低圧の冷媒となり、空気−冷媒室内熱
交換器25に流入する。空気−冷媒室内熱交換器25で
は冷媒の蒸発潜熱で空気を冷却し電磁弁48を介してア
キュームレータ46に送られる。なお、冷房時に電磁弁
49は閉となり、電磁弁48は開となっている。
暖房時には、冷媒圧縮機40から冷媒通路47に圧送さ
れる冷媒は、ブロア42の停止により単に配管として機
能する空気−冷媒室外熱交換器41を経て電磁弁50の
開により通路51を通って高圧スイッチ53を介して空
気−冷媒室内熱交換器25に送られる。熱交換器25で
冷媒は空気に熱を奪われ凝縮して液化し、電磁弁48の
閉、電磁弁49の開を介して減圧装置44に送られ、さ
らにこの減圧装置44を介して油−冷媒熱交換器45に
送られる。油−冷媒熱交換器45では冷媒が作動油から
熱を奪い蒸発して大部分ガス化し。
一部液相を含んだガス冷媒が低圧スイッチ54を介して
通路52からアキュームレータ46に送られる。
次に、油−冷媒熱交換器45の冷媒に熱を与える作動油
が循環する油回路22について説明する。
エンジン60によって駆動されるメイン油圧ポンプ61
によりメインタンク62から通路64に汲み上げられた
作動油によって油圧モータ63が駆動される。油圧モー
タ63を迂回する通路に手動バルブ65が設けられ、通
路64にフローコントローラ66が設けられている。油
圧モータ63のプーリ67に巻掛けられるベルトおよび
プーリ68を介して油圧ポンプ69が駆動される。また
前述した冷媒圧縮機40は、油圧モータ63のプーリ6
7からベルトを介してプーリ70に伝達される駆動力で
作動される。
油圧ポンプ69から第1図で矢印方向に送り出される作
動油は、油温昇温装置としてのリリーフ弁72を介装し
た昇温回路(油流路)75または開閉弁72°を介装し
たバイパス通路74を通って油−冷媒熱交換器45に送
られる。開閉弁72゛は通電時に閉となる常開型の弁で
ある。開閉弁72゛が開のときは油圧ポンプ69の吐出
油は、バイパス通路74を通って油−冷媒熱交換器45
に送られる。開閉弁72°が閉となると、油圧ポンプ6
9の吐出油は、リリーフ弁72を介装した昇温回路75
を通って油−冷媒熱交換器45に送られる。このときリ
リーフ弁72を経過する作動油の油温は、リリーフ弁7
2のリリーフ設定圧例えば65 k g / c m 
”分の圧力損失に伴なって昇温する。油温が上昇した作
動油は油−冷媒熱交換器45で冷媒に熱を与える。
油−冷媒熱交換器45の出口側と油圧ポンプ69の吸入
側を結ぶバイパス通路76に設けられる油路切替電磁弁
73は、非通電時に閉となり通電時に開となる2油路切
替電磁弁73の非通電時、メインタンク62から油圧ポ
ンプ69を経てリリーフ弁72を通る作動油は、後述す
るメイン回路を循環し、油−冷媒熱交換器45を経てメ
インタンク62に戻る。油路切替電磁弁73の通電時に
は、メインタンク62から油圧ポンプ69を経てリリー
フ弁72を流れる作動油は、サブ回路を流れ、油−冷媒
熱交換器45から油路切替電磁弁73を流れ、メインタ
ンク62に戻されないで油圧ポンプ69に戻る。なお、
メインタンク62に貯蔵される作動油の油温は、油圧機
器の作動状態等によって変動する。
油−冷媒熱交換器45を流れる作動油の油温を検出する
スイッチとしては、第1の油温スイッチ80と第2の油
温スイッチ81が設けられるや第1の油温スイッチ80
は、暖房時ヒートポンプサイクルを作動させるために充
分な油温例えば30℃に達しているかどうかを判断する
もので、第2の油温スイッチ81はサブ回路の発熱源と
なるリリーフ弁72を介装した昇温回路75へ作動油を
流すか否かを判別するものである。メインタンク62に
設けられる第3の油温スイッチ82は、メインタンク6
2内の油温がヒートポンプの吸熱源として充分使用可能
な温度に達しているかどうかを判断するもので油路切替
電磁弁73の制御用信号を出すものである。
リリーフ弁72を介装した昇温回路75へ作動油を流す
か否かを制御する開閉弁72°と油路切替電磁弁73は
、第4図に示すように、第1.第2および第3の油温ス
イッチ80.81.82の出力信号が制御信号となる。
これらの制御信号は制御回路84に取入れられ、後述す
るように作動油の油温を調節するための駆動信号をリレ
ー85.88に出力する。リレー85のコイル86に励
磁電流が流れると、接点87が閉じ開閉弁72°に通電
されリリーフ弁72を作動油が通過するようになり、ま
たリレー88のコイル89に励磁電流が流れると、接点
90が閉じ油路切替電磁弁73に通電され油−冷媒熱交
換器45からの作動油がバイパス通路76を流れて油圧
ポンプ69に戻る。
なお、冷媒圧縮機40およびブロワI5は、冷凍サイク
ルを作動させる時に駆動される。
次に油回路を流れる作動油の流れについて第5図〜第7
図に基づいて説明する。第5図は昇温回路、第6図はサ
ブ回路、第7図はメイン回路をそれぞれ示している。
メインタンク62の作動油の温度が充分に低く30℃未
満の時、第1の油温スイッチ80が閉じているため、第
5図に示すように、開閉弁72゜が閉じてリリーフ弁7
2を介装した油流路75に作動油を流し、油路切替電磁
弁73を開にし、矢印に示す方向の昇温回路に作動油を
流す、このとき、リリーフ弁72の設定圧に応じてリリ
ーフ弁72を通過する作動油の温度が上昇し、昇温回路
を作動油が循環することにより、油温が次第に上昇する
。また、冷媒圧縮機40およびブロア15は作動を停止
している。
次いでメインタンク62の油温か充分に低く、昇温回路
を流れる作動油の油温が例えば50℃に上昇すると、第
1の油温スイッチ81が開いて第2の油温スイッチ82
が閉じ、開閉弁72゛が開いて、第6図に示すサブ回路
を作動油が循環する。
一方で冷媒圧縮機40、ブロア15が作動する。
この場合、油−冷媒熱交換器45で作動油の熱が冷媒に
奪われるので、油温は次第に低下する。
そして例えば油温か50℃未満まで低下すると、開閉弁
72゛が閉じ、再び第5図に示す昇温回路に切替り、リ
リーフ弁72の油流路75を作動油が通過することによ
り油温が再び上昇する。油温か50℃に到達すると、再
び第6図に示すサブ回路に切替わる。このようにしてメ
インタンク62の油温が充分に低い状態で暖房を行なう
ときは、第5図または第6図に示す昇温回路またはサブ
回路によって作動油のもつ熱が油−冷媒熱交換器45の
冷媒に与えられ、この冷媒のもつ熱が空気−冷媒室内熱
交換器25で空気に与えられ、ブロワ15によって温風
が生成される。
油圧モータ63.油圧ポンプ69の作動に伴なって次第
にメインタンク62の油温が上昇し、例えば第3の油温
スイッチ82により油温50℃が検出さj7ると、油路
切替電磁弁73が閉じ、第7図に示すメイン回路に切替
わる。
前述した各種機器の作動状態およびヒー トボンブの油
回路の関係をまとめると、第1表(J示すとおりとなる
(以下、余白。) 第8図は、室内ユニットのブロワと冷媒圧縮機の作動状
態ならびに油回路の切替状態を示すフローチャートであ
る。
まずステップ100で第1の油温スイッチ80が検出し
た油温か30℃以上であるか否かを判別し、30℃未満
であればステップ108に進みブロワ15をオフにし、
ステップ109に進み冷媒圧縮機40をオフにし、次い
でステップ110に進み、油回路を第5図に示すような
昇温回路に設定し、作動油の温度を次第に上昇させる。
ステップ+00で油温か30℃以上であると判別される
と、ステップ101に進みブロワI5をオンにし、ステ
ップ102に進み冷媒圧縮機40をオンにし、ステップ
103に進み第2の油温スイッチ81で検出される油温
が50℃以上であるか否かを判別する。ステップ103
で油温か50℃未満であれば、ステップ106に進み第
5図に示す昇温回路に設定する。ステップ103で第2
の油温スイッチ81で検出された油温が50℃以上であ
ると判別されると、ステップ104に進みメインタンク
62の油温が50℃以上であるかを判別する。ステップ
104でメインタンク62の油温が50℃未満であると
判別されると、ステップ107に進み、第6図に示すサ
ブ回路に油回路を設定する。ステップ!04で第3の油
温スイッチ82で検出されるメインタンク62の油温か
50℃以上であると判別されると、ステップ105に進
み、第7図に示すメイン回路に切替える。
前述したように本実施例では、リリーフ弁72を介装し
た油流路75へ作動油を流すか否かを制御する開閉弁7
2°と油路切替電磁弁73の組み合わせた制御により、
油−冷媒熱交換器45に供給する作動油の温度を適正な
温度に制御する。このため、建設機城車両に搭載される
油圧機器の作動状態等により例えば−1O〜80℃の範
囲で変化する作動油の温度に対し、車両始動後の走行中
のように油温が充分(こ上昇してない場合であっても、
11;1述した開閉弁72゛および油路切替電磁弁73
の切替作動により作動油の温度を速やかに上昇させ、こ
の作動油のもつ熱を発熱源として冷凍サイクルにより運
転室内の暖房を働かせることができる0作動油の油温が
充分に上昇した後は、通常時のメイン回路に作動油を循
環させることにより、作動油のもつ余熱を発熱源にして
暖房する。
なお、本発明において、油温昇温装置としては、上記実
施例は、リリーフ弁72の油流路75を作動油を通過さ
せて作動油の油温を上昇させる構成としたが、これに限
定されず、例えば電気ヒータにより構成するようにして
も勿論よい。
また、本発明において、上記実施例は、暖房、冷房時に
冷媒の流れ方向を替えない、いわゆる公知のアキューム
レータサイクルの構成を示したが、暖房、冷房時に四方
弁を使って冷媒の流れ方向を替えるようにした、いわゆ
る公知のレシーバサイクルの構成にも適用できることは
勿論である。さらに、本発明は自走式の小型のブルドー
ザ等の建設車両にも適用できることはいうまでもない。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明の車両用ヒートポンプ式空
調装置によれば、油圧機器駆動用の作動油の油温が低く
ても油温昇温装置により油温を上昇させた作動油を油−
冷媒熱交換器に供給するため、この熱交換器において作
動油から冷媒への熱の汲み上げが達成されるので、空気
−冷媒室内熱交換器において冷媒から空気への放熱量が
増大し、室内の暖房を効果的に行なうことができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例におけるヒートポンプ式空調装
置の概略構成を表わす構成図、第2図は本発明の空調装
置の全体配置図、第3図はコントローラを表わす構成図
5第4図は油回路を切替えるための開閉弁および油路切
替電磁弁を駆動する回路を表わす回路図、第5図、第6
図および第7図はヒートポンプの作動油が流れる回路を
説明するための説明図、第8図は本発明の実施例のヒー
トポンプ制御を示すフローチャート図である。 25 ・・・ 空気−冷媒室内熱交換器、4 ! 冷媒圧縮機、 空気−冷媒室外熱交換器、 減圧装置、 油−冷媒熱交換器。 油圧ポンプ、 メインタンク(油タンク)、 リリーフ弁(油温昇温装置) 昇温回路(油流路)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 油圧機器を備えた車両用ヒートポンプ式空調装
    置であって、冷媒圧縮機と、この冷媒圧縮機の吐出側に
    接続された空気−冷媒室内熱交換器と、前記冷媒圧縮機
    の吸入側に接続された油−冷媒熱交換器と、前記空気−
    冷媒室内熱交換器と前記油−冷媒熱交換器とを結ぶ経路
    に設けられ、かつこの油−冷媒熱交換器の入口側に位置
    した減圧装置と、前記油圧機器駆動用の作動油を貯えた
    油タンク内の作動油を前記油−冷媒熱交換器に供給する
    油流路と、該油流路に設けられた油温昇温装置とを備え
    たことを特徴とする車両用ヒートポンプ式空調装置。
JP63308547A 1988-12-06 1988-12-06 車両用ヒートポンプ式空調装置 Expired - Lifetime JP2642171B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113276633A (zh) * 2021-06-08 2021-08-20 徐州天一红点车用空调有限公司 一种起重机用非燃油空调制热系统及其方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113276633A (zh) * 2021-06-08 2021-08-20 徐州天一红点车用空调有限公司 一种起重机用非燃油空调制热系统及其方法

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