JPH02154679A - 医療用検査容器 - Google Patents

医療用検査容器

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Publication number
JPH02154679A
JPH02154679A JP30815288A JP30815288A JPH02154679A JP H02154679 A JPH02154679 A JP H02154679A JP 30815288 A JP30815288 A JP 30815288A JP 30815288 A JP30815288 A JP 30815288A JP H02154679 A JPH02154679 A JP H02154679A
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JP
Japan
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small protrusions
substance
container
small
measurement
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Application number
JP30815288A
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English (en)
Inventor
Suguru Mochida
持田 英
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Mochida Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Mochida Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、医療用検査を簡便に実施するための容器に関
する。
〈従来の技術〉 生体内微量物質の測定は、各種疾患の診断および治療効
果の判定など多くの目的で頻繁に実施されており、使用
する目的に応じて、手軽に行なうことができる簡易測定
法や、高感度で測定精度が高い測定方法が次々と開発さ
れている。 なかでも、簡易測定法は、測定機器や反応
装置などを用いずに手軽に実施できることから、定性的
もしくは半定量的測定のみによっても十分診断を下すこ
とができる場合には非常に便利な方法であり、妊娠診断
、感染症診断、尿の生化学検査および微生物検査などに
広く用いられている。
現在、免疫反応を測定原理として利用している簡易測定
法としては、担体として赤血球またはラテックスを用い
た凝集反応もしくは凝集阻止反応(以下、両者を合わせ
て凝集反応という)および標識剤として酵素を用いた酵
素免疫測定法(EIA)などがある。
凝集反応のう・ち、担体として赤血球を用いた測定法は
、操作が簡便であり、測定感度は比較的高いが、結果が
得られるまでに長時間を要する。 一方、ラテックスを
用いた測定法は測定感度はやや低いが、操作は筒便で、
短時間で測定結果が得られる。 そのため、この測定法
は妊娠診断など比較的高感度を必要としない診断に、現
在、最も広く利用されている。 しかし、反面、その測
定法は結果の判定に熟練が必要であり、実施できるのは
病院などの医療機関に限られている。
また、凝集反応による簡易測定法は物質の存在の有無を
検知することは可能であっても、物質の存在量の測定、
すなわち、定量的測定には不適当である。
これに対し、EIAは測定の結果を反応液の色の変化、
すなわち、発色の有無により定性的に、また発色の程度
により定量的に判定する測定方法であるので、定性的測
定はもとより、定量的測定が可能であり、しかも、結果
の判定を誰でもが簡単に、かつ、正確に行なうことがで
きるという利点を有している。
しかし、EIAは測定感度は極めて高いが、その高感度
を得るには長時間の反応が必要であり、短時間の反応で
は所望する感度は得られない。 更にB/F分!!!操
作(抗原抗体反応において抗原と抗体が結合して生じた
結合型(Bound:B )と結合していない遊離型(
Free:F)とを物理的に分離すること)が煩雑であ
り、B/F分離が正確になされていないと次の工程であ
る酵素反応において非特異的反応が生じるなどの欠点を
有している。
また、測定開始にあたりピペット等で一定量の検体を量
り取ることが必要であり、酵素標識抗体(または抗原)
は反応容器とは別の容器に保持されているのでこれを反
応させるためにピペット等で一定量加える操作も行なわ
なければならない。
そこで、EIAについて、反応時間を短縮したり、B/
F分離操作等を簡便化するための研究が数多くなされて
きたが、満足すべき測定法は未だ実用に供されていない
一方、DNAハイブリッド複合複合酸形成いはRNAハ
イブリッド複、金物形成の機構を利用する特定のDNA
またはRNA (以下DNA等と略することがある)検
出のための検査は、DNA等が、特定のDNA等と選択
的に結合する性質を利用する点で抗原・抗体を用いる免
疫学的測定方法とりわけEIAに反応様式が類似してい
る。
したがってEIAと同様な工程が必要となり、従来の測
定法では、反応時間が長すぎる、B/F分S操作が煩雑
である、とベット等の器具を用いなければならない等の
EIAと同様の解決すべき問題がある。
また、大腸菌等の微生物の検出検査や、尿中糖等の生化
学的検出検査には簡易試験法として、尿試験紙等が開発
されているが、種々の試験項目に対して充分利用できる
とはいえず、試験項目ごとの専用の機器および器具を必
要とすることが多く、このため検査が病院等の医療機関
に限られるという問題がある。 このため簡便で迅速な
測定法の開発が望まれている。
〈発明が解決しようとする課題〉 本発明の目的は、上記の測定法の問題点を解決するため
に、検出反応を短時間で行なうことができ、B/F分1
1i1f操作が正確にしかも簡易に行え、ピペット等を
使用することなく一定量の試料や試薬を量り取ることが
でき、測定操作が簡便な医療用検査容器を提供しようと
する。
また、本発明は、様々な医療用検査、例えばEIA、D
NAハイブリッド複合複合酸形成NAハイブリッド複合
複合酸形成構を利用した検出方法、微生物検査および生
化学的検査にも、広く適用可能な検査容器を提供するこ
とを目的とする。
く課題を解決するための手段〉 本発明は、実質的に平面に近い内底部を、有する皿状の
容器であって、該内底部の任意の位置に1個または複数
個の小突起の集合体を設けてなることを特徴とする医療
用検査容器を提供する。
また、本発明は、実質的に平面に近い内底部を有する2
以上の皿状の容器を連続して配置してなる検査容器であ
って、前記内底部の任意の位置に1個または複数個の小
突起の集合体を設けてなることを特徴とする医療用検査
容器を提イ共 す る 。
ここで、前記小突起の集合体に特定物質と選択的に結合
または反応可能な物質を固定させてなることが好ましい
また、前記特定物質が測定操作の指標物質であるのが良
い。
さらに、前記特定物質と選択的に結合または反応可能な
物質が、抗体または抗原であるのが好ましい。
また、前記特定物質と選択的に結合または反応可能な物
質が、DNAまたはRNAであるのが好ましい。
前記特定物質と選択的に結合または反応可能な物質が、
選択培地であるのが好ましい。
前記特定物質と選択的に結合または反応可能な物質が、
生化学的反応に関与する物質であるのが好ましい。
以下に図面を参照して、本発明の詳細な説明する。
本発明の第1の態様の医療用容器は、第1a図(平面図
)および第1b図(断面図)に1実施例を示すように、
皿状の容器1の内底部2に小突起の集合体3を設けたも
のである。
この小突起の集合体は、後述する構成を持ち、1定量の
検体や試料あるいは試薬を量り取ることができ、また保
持することができる。
また、小突起の集合体は、特定物質と選択的に結合また
は反応可能な物質(以下選択的結合物質ということがあ
る)を固定させることもできる。 さらにこの小突起の
集合体は、特定物質と選択的結合物質との反応の場とな
り、両者の結合型(Bound: B )と結合してい
ない遊離型(Free: F )とを物理的に分離する
、いわゆるB/F分離操作の場となることもできる。
本発明の皿状の容器1の内底部2は実質的に平面であっ
て、この内底部2は、その平面と90°〜180°の角
度で接する平面をもつ周縁部20によって囲まれている
皿状の容器の大きざおよび形状は、小突起の集合体を任
意の数、適当な間隔で設けることができるものであれば
よく、あまり大きいと検体や試薬の使用量が大となり、
実質上不利となることから好ましくない。 容器の形状
が円形、楕円形、正方形の場合は、径または辺が20m
mないし35mm程度、長方形の場合は1010mmX
50程度が適当であるが、これらに限定されるものでは
ない。
本発明の皿状の容器の材質としては、ガラス、プラスチ
ック、紙等が用いられるが、プラスチックが好ましく、
より具体的にはポリスチレン、ポリプロピレン、ポリア
クリル、ポリエステルが用いられる。 発色の程度の判
定が行ない易いように白色の材料を用いることも好まし
い。
本発明の皿状の容器は通常の可塑性材料の加工手段、例
えば射出成型、押出成型、プレス成型等によって製造す
ることができる。
皿状の容器1の内底部2の任意の位置には1個または複
数個の小突起の集合体3が設けられる。
この小突起の集合体は、各々の小突起から成り立ってい
る。
小突起の形状は円柱あるいは角柱が適当であるが、その
径あるいは辺の大きさは0.5mmないし1mm程度で
あるのが好ましい。
また、小突起の高さは0.5mmないし2mm程度であ
るのが好ましい。
小突起の間隔の大きさはこの小突起の間隔に液体を入れ
て傾斜させたり、逆さまにしたりあるいは軽く振って水
切りをした場合に、なお、小突起の間隔には液体が保持
されている程度の大きさが好ましい。
このような液体の保持は表面張力や毛細管現象により生
じるものと考えられるから、表面は張力や毛細管現象が
働く程度の大きさが好ましい。
しかし、あまり小さいと検体や試薬の小突起間隔への侵
入がスムーズに行なわれなかったり、B/F分離の際の
洗浄が十分に行われなかったりする不都合が生ずるので
そのような不都合の生じない程度の大きざが必要である
そのような大きさとしては、小突起間の距離が0.3m
mないしfmm程度であるのが好ましい。
小突起の集合体の大きさは、あまり大きな集合体では少
量の検体で測定を行なうのに不都合なため、集合体の一
辺の大きさは2mmないし5mm程度が好ましい。
また、小突起の集合体の形状も四角形の他に円形、六角
形等適宜の形状とすることができる。
隣接する小突起の集合体間の距離は、互いに隣接してい
る小突起の集合体に含まれている液体同士が混合しない
程度であればよい。
本発明の第2の態様の医療用検査容器16は、第8a図
(平面図)および第8b図(断面図)に1実施例を示す
ように、上記の皿状の容器!を2以上連続して配置して
なる構成を持つ、 このような構成とすれば、多数、多
種類の検査項目を混乱することなく検査するのに好適で
ある。
本発明の医療用検査容器は、前述の小突起の集合体の特
徴を利用して種々の特定物質の検出検査に用いることが
できる。
第1に、小突起の集合体が、1定量の検体や試料あるい
は試薬を量り取り、保持し、反応やB/F分離の場とな
ることができる性質を利用して、この検査容器外で検体
中の特定物質に対する抗原抗体反応等を行わせ、これを
この検査容器の小突起の集合体と接触させて1定量、量
り取り、次に酵素標識を有する抗体試薬と接触させて1
定量の標識試薬を量り取り、水洗等によりB/F分離を
行ったのち、酵素標識を有する抗抗体試薬をその小突起
の集合体と接触させて一定量の標識試薬を量り取り反応
を行わせ、再度水洗等によりB/F分離を行った後に酵
素の発色反応により検体中の特定物質の定量または判定
量測定を行うことができる。
このような検出検査は、本発明の容器を用いることによ
り、小さな容器でも小突起の集合体により反応の場の接
触面積が大きいので、少量の試料または試薬で短い反応
時間で検出反応を行うことができ、B/F分離操作が容
易であり、また試料または試薬を量り取る際にとベット
等の特定の器具を必要とせず、このような器具を用いる
ことにより試料、試薬のロスも少ない。
好ましくは、本発明の医療用容器は、小突起の集合体に
特定物資と選択的に結合または反応可能な物質を固定さ
せて用いるのが良い。
特定物質は、検体中に存在する検出すべき被測定物質で
あり、EIAに用いる抗体または抗原、特定のDNAま
たはRNA断片、E。
Coft1等の微生物、グルコース等の生化学的物質が
ある。
特定物質と選択的に結合または反応可能な物質としては
、EIAに用いる抗原または抗体、特定のDNAあるい
はDNA断片とハイブリット複合物を形成する相補的な
りNAあるいはRNA、E、CofLi等の特定の微生
物が繁殖する選択培地、グルコース等と反応する糖検出
試薬等があげられる。
特定物質と選択的に結合または反応可能な物質(選択的
結合物質)を小突起の集合体へ固定化させる手段は、従
来から用いられている化学的結合や物理的吸着法等が適
宜選択される。
また、特定物質と選択的結合物質との結合型(B)から
結合していない遊離型(F)を分離するB/F分敲分段
手段ては、通常生理食塩水での洗浄や水洗等の分離方法
が用いられる。
特定物質と選択的結合物質との結合型(B)の検出標識
としては、酵素、酵素に対する基質、発色剤、ラジオア
イソトープ、ビオチン等の後の測定系により発色をうな
がすことのできる発色前駆体、化学的呈色反応等が、特
定物質の種類や形態に応じて適切に選択される。
次に、本発明を図面を参照して具体的に説明する。
以下の説明では、抗原・抗体反応を利用するEIAを例
として説明するが、本発明の医療用容器は、前述のよう
な検出反応に広く利用できるものであり以下の例に限定
されない。
第1図は、本発明の一実施例を示したもので、第1a図
は平面図、第1b図は断面図である(以下、a図は平面
図、b図および0図は断面図を示す。)。 本実施例は
、皿状の容器1の内底部2に9個の小突起の集合体3−
1ないし3−9を設けてなるものの例である。
内底部に設ける小突起の重合体の配置および数は、この
実施例ではマトリックス状に9個設けであるが、測定の
目的あるいは操作の便宜性を考慮して、任意に設定すれ
ばよい。 例 えば、検体、陽性対照および陰性対照の
三者について同時に反応を実施する場合は、3つの小突
起の集合体を有するものが有利である。
あるいは、階段的に希釈した標準標識としての標準品の
希釈系列と検体とについて同時に反応を実施し、測定す
べき検体の反応と標準品の反応とを比較して半定量を行
う場合には、容器1の中央付近に検体用の小突起の集合
体を設け、それを囲むように標準品希釈系列用の小突起
の集合体を設けるのが有利である。 例 えば、標準品
希釈系列用の小突起の集合体を正六角形の多角の位置に
配置し、その中心の位置に検体用の小突起の集合体を配
置するとか、扇形の弧の位置に標準品希釈系列用の小突
起の集合体を配置し、要の位置に検体用の小突起の集合
体を配置する。 この様に配置すると、検体と標準品希
釈系列との発色の程度の比較を正確に行えるので、半定
量の精度を向上させることができる。
第2a図および第2b図は、容器1に検体用の小突起の
集合体4と標準品希釈系列用の小突起の集合体5−1な
いし5−5を扇形に配置したものの例である。 この容
器lを使用することにより、検体と標準品希釈系列とを
同時に測定し、発色の程度を比較できるので、より正確
な半定量を実施することができる。
第3a図および第3b図は、検体用の小突起の集合体4
の他に陽性対照用小突起の集合体6と陰性対照用小突起
の集合体7を設けたものの例である。 陽性対照として
は、被測定物質と同一の物質、陰性対照としては被測定
物質とは免疫学的に交叉反応しない物質を使用する。
なお、図中に示すように皿状の容器1の一端に棒状の取
フ手8を固着してもよい。 こ のような構成とすれば
洗浄操作等の際に便利である。
この取っ手8は、皿状の容器1に対して脱着可能の構成
とすることもできる。
第4a図および第4b図は、小突起の集合体を「十ノ形
に配置した例である。 この実施例において、小突起の
集合体4−1、小突起の集合体4−2には被測定物質と
選択的に結合または反応する抗体または抗原を固定し、
小突起の集合体9−1ないし9−3には検体中に常に存
在する物質であって被測定物質とは免疫学的に交叉反応
しない物質の抗体または抗原を不溶化させておけば、被
測定物質が検体中に存在する場合は、小突起の集合体4
−1.4−2.9−1.9−2および9−3が発色し、
発色した小突起の集合体を連ねて見ると「+」状に読め
、液体中に被測定物質が存在しない場合には小突起の集
合体9−1.9−2および9−3だけが発色して「−」
状に読めるように発色するので、測定の結果を表示する
ことになり、便利である。
また、皿状の容器1の内底部2には、溝1゜を設け、小
突起の集合体を洗浄した時の水切れを良くすることもで
きる。
このような溝10は、好ましくは、小突起の集合体を囲
む外縁に設けるとよい。
第5a図、第5b図および第5c図は小突起の集合体を
「米」字形に配置した例である。
小突起の集合体4−1.4−2および9−1ないし9−
3は第4a図および第4b図の例と同様に、それぞれ検
体用、対照用として使用する。 そして、これらよりや
や小さな4個の小突起の集合体11−1ないし11−4
は非特異的反応の確認用として、測定物質とは免疫学的
に交叉反応しない物質の抗体または抗原を結合させる。
もし、これらの非特異的反応の確認用の小突起の集合体
11−1ない・し11−4に発色があれば、洗浄操作が
不十分であるという非特異的反応が確認できる。
第6a図および第6b図は、小突起の集合体3を1個有
する皿状の容器1からなる本発明の1実施例を示す。
第7a図および第7b図は、容器1の形状を長方形とし
、複数個の小突起の集合体を一列に配置した例である。
  12−1ないし12−5の各小突起の集合体に、一
つの検体中に存在する複数の被測定物質とそれぞれ結合
または反応する抗体または抗原をそれぞれ不溶化してお
けは、それらの複数の物質の存在を1回の測定操作で同
時に検出することができる。
第8a図および第8b図は、本発明の第1の態様の1実
施例を示す医療用容器15の皿状の容器1の形状を長方
形とし、これを5個連結して本発明の第2の態様の1実
施例を示す医療用容器16とした例を示す。
容器15を容器16に対して取りはずし可能な構成とす
れば、容器15の取りはずしが自由なため、多数の試料
を番号順や陽性陰性対照といった一定の順序で並べたり
、また途中で切り離して、容器15または16を運搬す
ることも可能である。
本発明の測定容器の使用法をヒト絨毛性ゴナドトロピン
(以下、hCGという)の定性的および半定量的測定法
を例に説明する。
hCGは、絨毛細胞で産生きれるホルモンであり、妊娠
や絨毛性疾患等の場合に血中および尿中に検出される。
 妊娠の場合には充分量のhCGが産生分泌されるので
、尿中または血中のhCGの有無を車に定性的に検知す
ればよい。 この場合、hCGが存在しない場合は反応
液は発色しないわけであるが、これが、hCGが存在し
ないためか、あるいは測定操作に誤りがあるためかを明
瞭にするため、すべてのヒトの血中および尿中に存在す
るβ2−ミクログロブリンをも同時に反応させれば、例
えhCGが存在せずに発色しなくてもβ2−ミクログロ
ブリンの部位が発色(陰性対照用)し、測定の工程が確
実に行われたことを確認できる。 このような目的のた
めには第3a図および第3b図に示した測定容器が適当
である。
一方、絨毛性疾患の術後の経過観察の場合には、尿中ま
たは血中に出現するhCGの量を追跡する必要があり、
従来は複雑な工程を必要とする定量的測定法により行わ
れていた。 このような場合、第2a図および第2b図
に示す容器を用い、hcGo、10.20.50.10
0m1U/mfLの欅!!、 標識である各濃度の標準
品の希釈系列と検体とを同時に測定して発色の程度を比
較すれば、正確な半定量を簡単に実施することができる
〈実施例〉 以下に本発明を実施例によって具体的に説明する。
(実施例1)アレルゲン検査用酵素免疫測定用容器 第1a図および第1b図に示した9個の小突起の集合体
を有する本発明の測定容器を用いた。 アレルギー疾患
患者の血清を、被測定物質を含む試料とし、被測定物質
と選択的に結合する物質として、ハウスダスト、ヤケヒ
ョウダニ、コナヒョウダニ、アスペルギルス、カンジダ
、すぎ花粉、ぶたくさ花粉、卵白およびミルクの抽出抗
原を選んだ。 これらの抽出抗原をそれぞれを0.05
Mリン酸緩衝生理食塩液pH6,4(以下、PBSと略
す)に100μg / m Itの濃度に溶解した溶液
を3−1な5sし3−9の各小突起の集合体に添加して
37℃、1時間放置後、PBSで洗浄して、それぞれの
小突起の集合体に各抗原を不溶化したアレルゲン検査用
酵素免疫測定用容器を作製した。
アレルギー疾患患者の血清10μmを、各抗原を不溶化
した9個の小突起の集合体にそれぞれづつ添加し、さら
に、西洋ワサビペルオキシダーゼ(以下、酵素と略す)
で標識した抗IgE抗体希釈液をそれぞれ5μfl添加
して10分間反応させた後、PBSで測定容器を洗浄し
た。 次に、過酸化水素水とテトラメチルベンジジン溶
液をそれぞれ5μ℃づつ添加し、5分後に青色の発色の
認められたものを陽性と判定した。  10例の患者に
ついて実施したところ、1例はハウスダストと、1例は
ハウスダストおよびヤケヒョウダニと、2例はヤケヒョ
ウダニと、4例はすぎ花粉と陽性反応を示した。 他の
2例はこの9種の抗原とは反応しなかった。
従来のアレルゲン検査は患者の皮膚に抗原を注射して行
うパッチテストや放射性同位元素を使用するRASTな
ど緊雑な検査であったが、本発明の測定容器を使用する
ことによりアレルゲンの検査が簡単に実施できるように
なった。
(実施例2)妊娠検査用酵素免疫測定用容器第5a図、
第5b図および第5C図に示した小突起の集合体を「米
」字形に配置した測定容器を用いた。 被測定物質を尿
中のhCGとし、このものと選択的に結合する物質とし
て抗hCG抗体を用いた。 4−1.4−2の2個の小
突起の集合体にPBSで希釈した抗hCG抗体を、9−
1ないし9−3の3個の小突起の集合体にPBSで希釈
した抗β2−ミクログロブリン抗体を、11−1ないし
11−4の4個の小突起の集合体にPBSで希釈したI
gGをそれぞれ100μs/mλの濃度で添加し、37
℃、1時間放置後、PBSで洗浄した。 この測定容器
に、それぞれPBSで希釈した酵素標識抗hCG抗体と
酵素標識抗β2−ミクログロブリン抗体との混合物を皿
状の容器1内にinn添加して凍結乾燥し、妊娠検査用
酵素免疫測定用容器を作製した。
妊婦10例、非妊婦10例のそれぞれについて、尿1m
fLを前記により製造した測定容器に検体として添加し
て2分間反応させた後水道水で10秒間洗浄し、次いで
、過酸化水素水とテトラメチルベンジジン溶?夜をそれ
ぞれ5μ℃づつ添加し、1分後に青色の発色を観察した
妊婦10例についてはいずれも4−1.4−2および9
−1ないし9−3の小突起の集合体が強く青色に発色し
、「妊婦」と判定されるとともに、発色した小突起の集
合体を連ねると「+」と読めた。 非妊婦10例につい
てはいずれも9−1ないし9−3の小突起の集合体のみ
が強く青色に発色して、「非妊婦」と判定されるととも
に、発色した小突起の集合体を連ねると「−」と読めた
。 このように、妊婦(+)、非妊婦(−)の結果が、
発色した小突起の集合体を連ねて見ることにより「+」
あるいは「−」と読むことができるので便利であった。
  11−1ないし11−4の小突起の集合体は発色し
なかった。
前記と同様な操作によって、水道水による洗浄を5秒間
として行ったところ、非特異的反応の確認用である11
−1ないし11−4の小突起の集合体も弱く青色に発色
し、洗浄が不十分であることが確認された。
このように、妊娠により出現するhCGと常に尿中に存
在するβ2−ミクログロブリンとを組み合わせることに
より、陽性、陰性の判定がより正確に行えた。 また、
非特異反応の確認を行えるので、熟練者でなくとも容易
に検査を実施できる。
(実施例3)腫瘍マーカー検査用酵素免疫測定用容器 被測定物質をCEA (癌胎児抗原) AFP (α−フェトプロティン)、hCG。
S CC(5qua[l1ous Ce1l Carc
inoma relatedantigen )抗原お
よびフェリチンとし、これらと選択的に結合する物質と
して、これらの物質に対する抗体を用いた。
第7a図および第7b図に示した5個の小突起の集合体
を有する測定容器を使用した。
CEA、AFP% hCG%SCC抗原およびフェリチ
ンに対する抗体をそれぞれPBSで10μg / m 
iの濃度に希釈し、この溶液を12−1ないし12−5
の小突起の集合体にそれぞれ添加して37℃、1時間放
置後、PBSで洗浄した。
陰性、陽性のカットオフ値をCEA: 5 n g / m JZ、AFP : 20ng/m
u。
hCG : 5ml U/mfl、scc抗原2 n 
g / m 12、フェリチン:1100n/mJ2と
それぞれ定め、これに適した濃度に希釈した各々の酵素
標識抗体溶液を対応する12−1ないし12−5の小突
起の集合体に添加し小突起の間隙に保持させた。 この
状態で凍結乾燥を行い腫瘍マーカー検査用酵素免疫測定
用容器を作成した。
大腸癌、肝癌、肺癌、絨毛癌患者血清および健常人血清
の各10例づつについてLi[マーカーの存在を前述の
酵素免疫測定用容器を用いて検査した。 同−例の血清
を12−1ないし12−5の小突起の集合体に添加する
と毛細管現象により一定量の血清が量り取られた。
10分間反応させた後、PBSで洗浄した。
次に過酸化水素水と0−フェニレンジアミン溶液をそれ
ぞれ5μ℃づつ添加し、2分後に黄褐色の発色の認めら
れたものを陽性と判定した。
大腸癌ではCEAについて6/10、フェリチンについ
て2/10.肝癌ではAFPについて8/10、フェリ
チンについて5/10、肺癌ではCEAについて3/1
0、SCC抗原について3/10.絨毛癌患者ではhC
Gについて10/10の陽性を示した。
従来は各々の抗原について定量値を求めていたが、本発
明の測定容器を使用することにより一度に複数の腫瘍マ
ーカーの存在を検査することができるようになり、スク
リーニング検査に有用である。
(実施例4)B型肝炎つィルス検査用容器第8a図およ
び第8b図に示した2個の小突起の集合体を有する測定
容器が5ケ連結された検査容器を使用した。 B型肝炎
ウィルスDNAに対応するDNA片の溶液を熱変性させ
5μg / m flの濃度に希釈し、この溶液を13
−1ないし13−10の小突起の集合体にそれぞれ添加
して25℃24時間放薗した。
24時間後DNA溶液を吸引除去しUVランプを用いて
紫外線を30分間照射した。 5SC(10倍希釈)で
洗浄したのち使用まで保存した。
B型肝炎患者の血清よりDNAを抽出し検体とした。 
B型肝炎マーカーがすべて陰性の健常人の血清よりDN
Aを抽出して陰性コントロールとした。 患者より抽出
したDNA5例を13−1.3,5,7.9の小突起の
集合体に添加し、陰性コントロールを13−2.4゜6
.8.10に添加しハイブリダイゼーションを24時間
行った。 SSC(2倍希釈)で2回洗浄を行ったのち
、ビオチン標識したB型肝炎ウィルスのDNAプルーブ
の溶液を0.02u g/mflの濃度で13−1ない
し13−10の小突起の集合体に添加した。  6時間
静置したのち5SC(2倍希釈)で2回洗浄を行った。
 あらかじめ調製したアビジン・ビオヂン化ペルオキシ
ダーゼ結合体溶液を100μg/ m J2の濃度で1
3−1ないし13−10の小突起の集合体に添加し1時
間静置した。
1時間後PBSで3回洗浄を行った。 洗浄終了後、過
酸化水素と0−フェニレンジアミン溶液をそれぞれ5μ
にづつ13−1ないし13−10の小突起の集合体に添
加した。  5分後に観察し陰性コントロール、より強
く発色している検体を陽性とした。
B型肝炎患者5例中1例が陽性と判定されたが、これは
HBe抗原陽性と一致した。 ウィルスを直接的に証明
する事により強い感染性が証明できた。
(実施例5)尿中ブドウ糖検出容器 第7a図および第7b図に示した5個の小突起の集合体
を有する容器を使用した。 ブドウ糖酸化酵素、ペルオ
キシダーゼ、ヨウ化カリウムの混合物を12−1ないし
12−5の小突起の集合体に添加した。 糖尿病患者尿
2例を12−1.2の小突起の集合体に、健常人尿3例
を12−3.4.5の小突起の集合体に添加した。  
12−1.2の小突起の集合体は空色から茶褐色へ変化
し陽性と判定した。  12−3.4.5の小突起の集
合体には顕著な色調の変化は認められず陰性と判定され
た。
(実施例6)尿中微生物検査容器 本発明を微生物検査に使用した場合を説明する。 微生
物検査は検体中の菌量の判定及び菌種の同定が主な目的
である。 菌量は菌の増殖を比色あるいは比濁で判定す
る事が多く、菌種の同定は選択培地を用いて行う事が普
通である。 これを目的にする培地はすでに開発されて
いる物を用いれば良い。
第1a図および第1b図に示した9個の小突起の集合体
を有する容器を使用した。
3−1の小突起の集合体にE、coliの選択培地を、
3−2の小突起の集合体にC、frendliの選択培
地を、3−3の小突起の集合体にに1ebsiella
/ Enterobacterの選択培地を、3−4の
小突起の集合体に5erratia spの選択培地を
、3−5の小突起の集合体にProteus spの選
択培地を、3−6の小突起の集合体にP。
aeruginosaの選択培地を、3−7の小突起の
集合体にS 、 aureusの選択培地を、3−8の
小突起の集合体にGroup D、Enteroccu
sの選択培地を、3−9の小突起の集合体にYeast
の選択培地を添加した。 この容器に尿路感染症患者の
尿を0.5mi加え3−1ないし3−9の小突起の集合
体に接触させた。 接触後すみやかに尿を吸引除去し1
2時間培養を行った。  3−1の小突起の集合体に細
菌の増殖が観察されE、coliによる感染症であると
判定された。
(実施例7) 第2a図および第2b図に示す本発明の測定容器を製造
した。
容器の材質としてポリスチレンを使用した。
また、本容器は射出成形によって、下記の大きさおよび
形状となるように製造した。
3cmの楕円形 小突起の集合体の個数     6 小突起の集合体の大きさ 2.5 mmx 2.5 m
m小突起の形状       円  柱 小突起の径        0.5 n+n+小突起の
高さ       1 mm 小突起の間隙の大きさ   0.5 mmこの容器を使
用して、実際にhCGの測定用として妊娠検査及び絨毛
癌検査用酵素免疫測定容器を作製した。
以下に、測定容器の作製法を記載する。
被測定物質は、試料中のhCGであり、このhCGと選
択的に結合する物質として抗hCG抗体を用いた。
抗hCG抗体をPBSで100μg/mj2の濃度とな
るように希釈し、こめ溶液を5μl小突起の集合体上に
添加した。37℃、1時間放誼後、PBSで洗浄を行っ
た。 この小突起の集合体上にPBSで希釈した酵素標
識(ペルオキシダーゼ)抗hCG抗体を各5μft添加
し、凍結乾燥を行うことにより測定用容器を得た。
hCGの測定は、次のように行った。 まず、尿5μ℃
を被測定物質検出用の小突起の集合体に、また残された
5つの小突起の集合体には、あらかじめ用意しておいた
OmIU/mu〜200 m I U / m 11の
5段階のh CG 濃度の標準品を、低濃度から高儂度
なるように順番に添加した。  25℃、3分反応させ
、次に、過酸化水素水とテトラメチルベンジジン溶液を
それぞれ3μβづつ添加し、2分後の青色の発色を観察
した。 被測定物質の濃度は、5段階の標準品と比較し
て最も発色強度の近いものから、半定量的にきめた。 
結果を表1に示した。
(比較例1) 持田製薬株式会社製造のEIA法によるキットを用い、
実用例7で使用したと同様の尿について測定を行い、結
果を表1に示した。
(比較例2) 持田製薬株式会社製造の血球凝集反応法のキットを用い
、実施例7で使用したと同様に尿について測定を行い結
果を表1に示した。
第1表 比較項目 測定感度 測定数 所要時間 測定値 測定機器 実施例7  比較例1  比較例2 5m1U/++l    5m1U/mu    5m
IU/mJ21点   1点   5点 5分    30分    2時間 半定量値 不  要 定量値 必  要 半定量値 不  要 表から明らかなように、同一の感度で比較した場合、定
量値と半定量値との違いはあるものの、本発明の容器を
使用した場合は測定所要時間の大幅な短縮、所要検体量
が少量で済むなど簡易迅速性に富み、測定機器も不要で
あるなどの利点を有している。
また、さらに、本発明の容器のみで抗原抗体反応、B/
F+離操作、酵素反応、結果の判定等の一連の操作を実
施できるので、未熟練者でも簡単に酵素免疫測定法を実
施することができる。 小突起の集合体の数や配置を工
夫することにより、単なる定性的測定のみならず、標準
品の希釈系列を用いた比較測定の実施も可能であり、酵
素免疫測定法の利点を生かした測定法を簡便、かつ、正
確に実施することができる。
〈発明の効果〉 本発明の医療用検査容器は実質的に平面に近い内底部を
有する皿状の容器であって、この容器の内底面に被測定
物質あるいは対照物質等と選択的に結合または反応の可
能な物質を不溶化するための任意の数の小突起の集合体
を設けたものである。 このような構成とすることによ
リ、本発明の測定容器は、実質的に平面に近い底部と、
その底部に設けた小突起の集合体よりなっているので、
被測定物質を含んでいる試料や被測定物質を測定するた
めの試薬を各々の小突起の集合体にピペット等で1つ1
つ加えたり、B/F分離の際の洗浄を1つ1つ行う必要
はなく、検体や洗浄液を測定容器全体に加えれば、全て
の小突起の集合体に一挙に添加され、あるいは洗浄され
るので、操作が素早く、簡便にできる。 勿論、必要に
応じて各々の小突起の集合体に1つ1つ検体や試薬を添
加することもできる。
また、測定容器全体の大きさも小さく、反応の場である
小突起の集合体は更に小さいので、検体や試薬あるいは
不溶化する被測定物質と選択的に結合または反応の可能
な物質の使用量が少なくて済み、実用上有利である。
さらに、結合または反応の場である小突起の集合体が小
さいので、その容量に対する表面積の比が比較的大とな
り、そのため、小突起の集合体の表面に不溶化さてれい
る上述の選択的結合物質と試料中の被測定物質との結合
または反応の速度あるいは引きつづいておこる測定反応
が促進される結果、測定時間が大幅に短縮される。
本発明の医療用検査容器は、EIAだけでなく DNA
ハイブリッド複合複合酸形成NAハイブリッド複合複合
酸形成用した試薬や、微生物検査および生化学的検査の
できる物質を保持することができ、広範囲な医療用検査
に適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1a図、第2a図、第3a図、第4a図、第5a図、
第6a図、第7a図および第8a図は、それぞれ本発明
の医療検査容器の好適な実施例を示す平面図である。 第1b図、第2b図、第3b図、第4b図、第6b図、
第7b図および第8b図は、それぞれ第1a図、第2a
図、第3a図、第4a図、第6a図、第7a図および第
8a図のB−B線断面図である。 第5b図、第5c図は、それぞれ第5a図のX−X線、
Y−Y線断面図である。 15.16・・・医療用検査容器、 20・・・周縁部 符号の説明 1・・・皿状の容器、   2・・・内底部、3・・・
小突起の集合体、 4・・・測定物質用の小突起の集合体、5・・・標準標
識である標準品の希釈系列用の小突起の集合体、 6・・・陽性対照用の小突起の集合体、7・・・陰性対
照用の小突起の集合体、8・・・取っ手、 9・・・検体中に常に存在する物質用の小突起の集合体
、 10・・・溝、 11・・・非特異的反応確認用の小突起の集合体、12
・・・小突起の集合体、 13・・・小突起の集合体、 同

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)実質的に平面に近い内底部を有する皿状の容器で
    あって、該内底部の任意の位置に1個または複数個の小
    突起の集合体を設けてなることを特徴とする医療用検査
    容器。
  2. (2)実質的に平面に近い内底部を有する2以上の皿状
    の容器を連続して配置してなる検査容器であって、前記
    内底部の任意の位置に1個または複数個の小突起の集合
    体を設けてなることを特徴とする医療用検査容器。
  3. (3)前記小突起の集合体に特定物質と選択的に結合ま
    たは反応可能な物質を固定させてなる請求項1または2
    に記載の医療用検査容器。
  4. (4)前記特定物質が測定操作の指標物質である請求項
    3記載の医療用検査容器。
  5. (5)前記特定物質と選択的に結合または反応可能な物
    質が、抗体または抗原である請求項3または4に記載の
    医療用検査容器。
  6. (6)前記特定物質と選択的に結合または反応可能な物
    質が、DNAまたはRNAである請求項3または4に記
    載の医療用検査容器。
  7. (7)前記特定物質と選択的に結合または反応可能な物
    質が、選択培地である請求項3または4に記載の医療用
    検査容器。
  8. (8)前記特定物質と選択的に結合または反応可能な物
    質が、生化学的反応に関与する物質である請求項3また
    は4に記載の医療用検査容器。
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