JPH02154648A - 固形混合飼料の製造方法 - Google Patents

固形混合飼料の製造方法

Info

Publication number
JPH02154648A
JPH02154648A JP63308474A JP30847488A JPH02154648A JP H02154648 A JPH02154648 A JP H02154648A JP 63308474 A JP63308474 A JP 63308474A JP 30847488 A JP30847488 A JP 30847488A JP H02154648 A JPH02154648 A JP H02154648A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
calcium
mixture
solid
feed
additives
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63308474A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2791379B2 (ja
Inventor
Nobumasa Kizawa
鬼澤 伸昌
Kazuyoshi Sato
一義 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHIRAISHI CALCIUM KK
Original Assignee
SHIRAISHI CALCIUM KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SHIRAISHI CALCIUM KK filed Critical SHIRAISHI CALCIUM KK
Priority to JP63308474A priority Critical patent/JP2791379B2/ja
Publication of JPH02154648A publication Critical patent/JPH02154648A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2791379B2 publication Critical patent/JP2791379B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fodder In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 a、産業上の利用分野 本発明は、カルシウム塩を主成分とする家畜用の固形(
キューブ状・円柱状・ブロック状)混合飼料の製造方法
に関する。
b6  従来の技術 家畜の成長促進、健康維持、及び生産性向上のため、リ
ン、カルシウム及び其他のミネラル及びビタミン、アミ
ノ酸などの添加物、あるいは乳酸菌などのように整腸効
果を有する生菌剤等の給与がおこなわれている。これら
はそれぞれ単味ではあまり嗜好性が良いとは言えず、現
状の家畜農家では、−1的に市販されている粉状もしく
はベレット状のプレミックスを使用している。ところが
、いずれの場合でも給与の場合、計量や攪拌などの作業
がともなっている。そのため近年、固形飼料を設置し、
家畜の自由舐食による給与方法が普及してきている。
C0発明が解決しようとする課題 前記固形飼料は大半が食塩を主成分く50%以上を含有
)とする固形塩が中心であり、このような食塩などの無
機塩類を固形化するには、前処理として食塩等の原料水
分を調整し、圧力成形機によってioo。
〜1500kg/c+flという高圧にて成形している
。特にカルシウム塩を主成分とする場合には、さらに高
い圧力を必要とするため、このような固形飼料の固形化
は非常に困難であった。
d、 課題を解決するための手段 本発明は前記事情に鑑みてなされたもので、カルシウム
塩を固形化するにあたり、従来の固形塩のように原料の
水分調整をおこなうことなく、しかも極めて低圧にて固
形化することのできる固形混合飼料の製造方法を提供し
ようとするものである。
すなわち、本発明は第1リン酸カルシウムと炭酸カルシ
ウムとを2:1〜5:2の割合で含む混合物を造り、該
混合物を70%以上、其他の飼料添加物を30%以内に
配合して混合したあと、これに低圧力を加えて固形物を
成形することを特徴とする固形混合飼料とすることによ
って前記課題を解決した。
本発明者等は、カルシウム塩として、第1リン酸カルシ
ウム(Ca(IIzPO4) zHzo)と、炭酸カル
シウム(CaCOz)とを適切な割合で混合した場合に
、次のような反応をして第2リン酸カルシウムの2水塩
を生成し、固結(ケーキング)化を促進することに着目
した。
Ca (IlzPOa) z ’ 1lzO+ CaC
Ox−2CallPO4H2HzO十COz↑そして、
前記反応による固結化をさらに促進するため、適当な型
にて低圧力で処理し、これを室温に約24時間放置する
ことによって完全に固化し、強固な固形飼料をうるよう
にしたものである。
第1リン酸カルシウムと炭酸カルシウムとの混合比率は
次のようにして決定した。
まず、第1表において試験区■〜■に示すように混合比
率をそれぞれ変えた複数の混合物を作り、それぞれ10
0gを約50鴫立方の鉄製金型を用いて50kgw/c
fflの圧力で、30秒間押圧して成形し、これを室温
で24時間放置し固形物をえた。
この固形物について強度を測定した結果、同表に示すよ
うな結果かえられた。
第1表 第1表の結果から、混合比率が第1リン酸カルシウム及
び炭酸カルシウムがそれぞれ単体の場合(試験区■、■
)、炭酸カルシウムの混合比率が第1 ’Jン酸カルシ
ウムのそれを超えた場合(試験区■、■)は掻めて固結
性に乏しく、固形飼料としては不適当であることを見い
出した。すなわち、試験区■、■。
■によって好ましい結果かえられた。
次に試験区■、■の固形飼料を縦・横・高さについて3
個宛計27個(総重@ 2700 g )積重ね、これ
をクラフト紙にて梱包後、ダルトン振動篩機によって3
0秒間の強制振動による負荷をかけた。その結果、崩壊
粉の重量は、試験区■において総重量の約9%(280
g)、試験区■で約2%(60g)であった。
以上の結果から第1リン酸カルシウムと炭酸カルシウム
の混合比は2:1〜5:2の範囲とすれば、低い成形圧
で崩壊し難いカルシウム塩のキューブ状固形飼料かえら
れることを知得した。
次に前記固形飼料に対し、他の添加物をどの程度添加し
うるかを次の要領で検討した。すなわち、第1リン酸カ
ルシウム:炭酸カルシウムを5:2に調整し、これにミ
ネラル混合飼料の嗜好性を向上するため、一般に配合さ
れているアルファルファミールを第2表に示す種々の割
合で添加し、前記試験と同条件により成形したキューブ
状固形飼料についてその強度を調査した。結果は第2表
のとおりであった。
第2表 第3表 二の結果から添加率30%までなら他の添加物を添加し
ても固形飼料として適度の強度が維持できることが判っ
た。
次にこのキューブ状固形飼料の水溶液に対する崩壊性を
確認するため、先の試験で得られた試験区■〜■の成形
品を、反別家畜の第1胃の胃液PHに相当するPI+6
.5に調整した水溶液に、30分間浸し、攪拌したあと
の崩壊度を調査した。その結果を第3表に示す。
この結果、試験区@、■では90%以上の崩壊性かえら
れ、アルファルファミールなどの有機物を配合したキュ
ーブ状固形飼料の100g程度は十分に消化できること
が確認できた。
なお、全(有機物が配合されていない試験区■について
、更に反別家畜の第4胃液pHに相当するP!12に調
整した溶液中に30分間浸し、攪拌したところ、そのほ
とんどが崩壊することが判り、したがって本発明に係る
固形飼料は消化性に支障がないことを確認した。
次に、ブロック状の固形塩などは室外に放置した場合に
、雨水などの影響のため、その形状維持には耐圧強度が
100kgw/c4以上あることが必要とされている。
よって本発明では、第1リン酸カルシウム:炭酸カルシ
ウム2:1(前記試験区■相当)の混合物を、500g
、 1000g、 2000g及び5000gのそれぞ
れについて前記方法で成形した時、その成形された固形
飼料の耐圧強度が100kgw/c+11以上となるた
めには、どの位の成形圧が必要かを検討した。その結果
を第4表に示す。
第4表 なお固形飼料の耐圧強度の測定に際しては、加圧成形後
、24時間室内に放置したものを用いた。
この結果から概して固形飼料の重量が多(なれば、要求
される耐圧強度100kgw/c4をうるのに必要な成
形圧は太き(なる傾向が認められるが、現状で一般的に
普及している固形飼料の重量が5kg程度であることか
ら、本発明によれば400kgw/a4程度の成形圧を
かければ、室外に放置しても十分耐えられるブロック状
飼料かえられることを知得した。
また、この場合、先の混合物に対して5%の水を添加し
、混練したものを同条件で成形すれば、更に耐圧強度が
相対的に2割程度強化されることも併せて確認できた。
なお5%以上の水を添加すると固化しにく\、乾燥工程
が必要となるとともに、第1リン酸カルシウムが水に溶
けてしまうという問題点が生ずる。
e、実施例 第1リン酸カルシウム600kg 、炭酸カルシウム3
00kg、食塩30kg、各種ビタミン類、アミノ酸、
鉄、銅などの微量ミネラルを含むプレミックス50kg
、及びアルファルファミール20kgを混合攪拌し、5
%の水を添加後、ニーグーにより混練した。
この所定量を立方状金型により前記低圧力により成形後
、24時間室温で放置した結果、耐圧強度100kgw
/cff1以上のキューブ状固形飼料が高収率にて得ら
れた。
このキューブ状固形飼料を搾乳中20頭に対し、1日1
頭2個(100g相当)の割合で、60日間給与したと
ころ、従来どおりの泌乳成績をあげることができた。そ
して、その後、半年間にわたってカルシウム。
リン欠乏症などの発病例は認められなかった。
「、 発明の効果 以上のように本発明に係る固形混合飼料の製造方法によ
れば、カルシウム塩を固形化するにあたり、従来の固形
塩のように原料の水分調整をおこなうことなく、しかも
極めて低圧にて混合飼料をキューブ状3円筒状、ブロッ
ク状などに容易に固形化することができる。
そして本発明の方法によれば第1リン酸カルシウム及び
炭酸カルシウムの混合物以外に、30%を限度としてア
ミノ酸、ビタミン及び其他の栄養的付加価値の高い物質
を減耗させることなく配合できる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)第1リン酸カルシウムと炭酸カルシウムとを2:1
    〜5:2の割合で含む混合物を造り、該混合物を70%
    以上、其他の飼料添加物を30%以内に配合して混合し
    たあと、これに低圧力を加えて固形物を成形することを
    特徴とする固形混合飼料の製造方法。 2)前記混合物に其他の飼料添加物を配合したあと、5
    %までの水を添加して混練し、これに低圧力を加えて固
    形物を成形することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載の固形混合飼料の製造方法。 3)前記飼料添加物がアミノ酸・ビタミン・ミネラルな
    どの飼料添加物、乳酸菌などの生菌剤、アルファルファ
    ミール・糖密・糖類などの嗜好性を増加する添加物、並
    びに飼育上必要な其他の添加物からなり、これら添加物
    のいくつかの組合せからなることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項または第2項に記載の固形混合飼料の製造
    方法。
JP63308474A 1988-12-06 1988-12-06 固形混合飼料の製造方法 Expired - Fee Related JP2791379B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63308474A JP2791379B2 (ja) 1988-12-06 1988-12-06 固形混合飼料の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63308474A JP2791379B2 (ja) 1988-12-06 1988-12-06 固形混合飼料の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02154648A true JPH02154648A (ja) 1990-06-14
JP2791379B2 JP2791379B2 (ja) 1998-08-27

Family

ID=17981455

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63308474A Expired - Fee Related JP2791379B2 (ja) 1988-12-06 1988-12-06 固形混合飼料の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2791379B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009029789A (ja) * 2007-06-26 2009-02-12 Marubeni Nisshin Feed Co Ltd 家畜の尿路感染症予防・治療用組成物
CN113712120A (zh) * 2021-09-29 2021-11-30 宁夏伊品生物科技股份有限公司 低含量苏氨酸制备方法及其专用防结块剂

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62248459A (ja) * 1986-04-23 1987-10-29 Shiraishi Calcium Kk ペレツト伏ミネラル混合飼料

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62248459A (ja) * 1986-04-23 1987-10-29 Shiraishi Calcium Kk ペレツト伏ミネラル混合飼料

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009029789A (ja) * 2007-06-26 2009-02-12 Marubeni Nisshin Feed Co Ltd 家畜の尿路感染症予防・治療用組成物
CN113712120A (zh) * 2021-09-29 2021-11-30 宁夏伊品生物科技股份有限公司 低含量苏氨酸制备方法及其专用防结块剂

Also Published As

Publication number Publication date
JP2791379B2 (ja) 1998-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4265916A (en) Animal feed block containing ferrous sulfate and finely ground magnesium oxide
US4171386A (en) Animal feed block containing ferrous sulfate and magnesium oxide
US4729896A (en) Buffered animal feed supplement block
US5643622A (en) Methods for producing a solid feed supplement
US4800088A (en) Animal feed supplement with filler and method of preparing the same
RU2335920C1 (ru) Способ приготовления кормовой добавки для крупного рогатого скота
US4333956A (en) Calcium ammonium lactate and solidified fermented ammoniated condensed whey
US4994282A (en) Solid animal feed supplement and method for its production
EP2416668A1 (en) Feed block composition
US4857332A (en) Composition and method for increasing milk fat production in ruminants
US5073388A (en) Aqueous solution for use in producing a solid animal feed supplement
AU601192B2 (en) Solid animal feed supplement and method for its production
US4963371A (en) Method for making a solid animal feed supplement
US4800092A (en) Method for producing a solid animal feed supplement
JPH02154648A (ja) 固形混合飼料の製造方法
AU707606B3 (en) Animal feed composition made from settable liquid ingredients
GB2191379A (en) Animal feed block and packaging method for block
US4420636A (en) Calcium ammonium lactate
WO1995011598A1 (en) Pelletized high nutrient feed for ruminants
SU1085496A3 (ru) Способ получени кормовой добавки
JPH01120254A (ja) 家畜用固形飼料及びその製造方法
GB2047066A (en) Animal foodstuff
CA1165777A (en) Calcium ammonium lactate and process for preparing same
AU725349B2 (en) Animal feed composition made from settable liquid ingredients
RU2192143C2 (ru) Способ регулирования ферментации в рубце жвачных животных

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees