JPH021545A - 電磁超音波変換器 - Google Patents
電磁超音波変換器Info
- Publication number
- JPH021545A JPH021545A JP23168888A JP23168888A JPH021545A JP H021545 A JPH021545 A JP H021545A JP 23168888 A JP23168888 A JP 23168888A JP 23168888 A JP23168888 A JP 23168888A JP H021545 A JPH021545 A JP H021545A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- eddy current
- density
- permanent magnet
- ultrasonic transducer
- magnet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 33
- 239000000203 mixture Substances 0.000 claims description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 abstract description 9
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract description 8
- 238000005259 measurement Methods 0.000 abstract description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
- 230000003993 interaction Effects 0.000 description 1
- 239000004575 stone Substances 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
- Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、電気磁気的に超音波を発生、検出する電磁
超音波変換器の指向特性の改良に関するものである。
超音波変換器の指向特性の改良に関するものである。
従来、この種の電磁超音波変換器として第1図に示すも
のがあった。図において、lは鉄心、2はこの鉄心1に
巻装した直流磁界発生用のコイルで、鉄心lとコイル2
とでマグネット(電磁石)3を構成している。4は渦巻
状に等間隔に巻いた渦電流発生コイル、5は超音波が発
生させられる導電性表面を有する被検材である。この例
では、直流磁界発生のために電磁石を用いているが、永
久磁石を用いるものもあり、電源不要であるというメリ
ットのため、用途により使用されている。
のがあった。図において、lは鉄心、2はこの鉄心1に
巻装した直流磁界発生用のコイルで、鉄心lとコイル2
とでマグネット(電磁石)3を構成している。4は渦巻
状に等間隔に巻いた渦電流発生コイル、5は超音波が発
生させられる導電性表面を有する被検材である。この例
では、直流磁界発生のために電磁石を用いているが、永
久磁石を用いるものもあり、電源不要であるというメリ
ットのため、用途により使用されている。
次に動作について説明する。直fLVA界発生用のコイ
ル2に直流を流すと、被検材5の表面近傍に第1図に示
すように−様な磁界Bが発生する。−方、渦電流発生コ
イル4にiのような電流を流すと、被検材5の表面近傍
に渦電流lが発生する。
ル2に直流を流すと、被検材5の表面近傍に第1図に示
すように−様な磁界Bが発生する。−方、渦電流発生コ
イル4にiのような電流を流すと、被検材5の表面近傍
に渦電流lが発生する。
この渦電流lと磁界Bとの相互作用により、第1図のF
のような力が働きこれは横波として伝播してゆく、この
横波超音波の音源はほり渦電流発生コイル4に向かい合
った被検材50表面で、渦電流発生コイル4と同寸法の
ピストン運動をする音源とすることができる。このよう
な音源の指向特性は、第2図に示すように主ローブMの
他に副ローブSが発生する。上記説明では超音波の発生
について述べたが、超音波の検出は発生の逆の原理によ
り行なわれる。
のような力が働きこれは横波として伝播してゆく、この
横波超音波の音源はほり渦電流発生コイル4に向かい合
った被検材50表面で、渦電流発生コイル4と同寸法の
ピストン運動をする音源とすることができる。このよう
な音源の指向特性は、第2図に示すように主ローブMの
他に副ローブSが発生する。上記説明では超音波の発生
について述べたが、超音波の検出は発生の逆の原理によ
り行なわれる。
このような指向特性の電磁超音波変換器は、超音波探傷
等に用いると主ロープ方向の探傷信号中に副ロープ方向
の信号が混在して正確な探傷を行なうことができない、
したがって従来の電磁超音波変換器は指向特性上、好ま
しくない欠点があった。
等に用いると主ロープ方向の探傷信号中に副ロープ方向
の信号が混在して正確な探傷を行なうことができない、
したがって従来の電磁超音波変換器は指向特性上、好ま
しくない欠点があった。
この発明は、上記のような従来のもの、特に直流磁界を
発生するためのマグネットとして永久磁石を用いるもの
の欠点を除去するためになされたもので、マグネットに
細線状の永久磁石材と非磁性の線材とを混合す・ること
により磁界密度の分布を変化させて副ローブを小さくし
、これにより指向特性を向上した電磁超音波変換器を提
供することを目的としている。
発生するためのマグネットとして永久磁石を用いるもの
の欠点を除去するためになされたもので、マグネットに
細線状の永久磁石材と非磁性の線材とを混合す・ること
により磁界密度の分布を変化させて副ローブを小さくし
、これにより指向特性を向上した電磁超音波変換器を提
供することを目的としている。
以下この発明の一実施例を図について説明する。
第3図において、6はマグネットで、このマグネット6
は第4図に示すように細線状の永久磁石材Wと細い非磁
性の線材W゛とを混合して中心部では永久磁石材Wの密
度を高くし、周辺部では密度を低くしである。なお、渦
電流発生コイル4と被検材5は従来のものと同様である
。また第6図にはこの発明による指向特性を示し、Mは
主ローブ、Sは副ロープである。
は第4図に示すように細線状の永久磁石材Wと細い非磁
性の線材W゛とを混合して中心部では永久磁石材Wの密
度を高くし、周辺部では密度を低くしである。なお、渦
電流発生コイル4と被検材5は従来のものと同様である
。また第6図にはこの発明による指向特性を示し、Mは
主ローブ、Sは副ロープである。
次にこの発明の詳細な説明するに先立って従来の指向特
性の副ローブSが大きい原因について説明する。すなわ
ち従来の鉄心lの材質が一様であるので、磁界Bの分布
は一様である。また渦電流発生コイル4の巻き方も一様
であるので、渦電流発生コイル4に電流iを流すことに
よって被検材表面近傍に発生する渦電流の密度も渦電流
発生コイル4に対向した部分では一様である。したがっ
て被検材5の表面に生ずる力Fも一様であるので、ピス
トン運動する音源となり理論的に副ロープSが発生する
。
性の副ローブSが大きい原因について説明する。すなわ
ち従来の鉄心lの材質が一様であるので、磁界Bの分布
は一様である。また渦電流発生コイル4の巻き方も一様
であるので、渦電流発生コイル4に電流iを流すことに
よって被検材表面近傍に発生する渦電流の密度も渦電流
発生コイル4に対向した部分では一様である。したがっ
て被検材5の表面に生ずる力Fも一様であるので、ピス
トン運動する音源となり理論的に副ロープSが発生する
。
一方、この発明では、マグネット6は第4図に示すよう
に細線状の永久磁石材Wと、細い非磁性の線材W′とを
混合して中心部では永久磁石材の密度が高く、周辺部で
は密度が低くしであるので、磁界Bは中心部で大きく周
辺部では小さい、また渦電流発生コイル4に電流iを流
すことによって発生する渦電流の密度は一様である。し
たがって被検材5の表面に生ずる力Fはマグネット6の
内側F、の方が外側Fφより大きくなる。この磁界分布
即ち、表面に発生する力の分布は第5図に示すようにな
る。この分布形状はマグネット6の永久磁石材Wの分布
の仕方によって変化させることができる。
に細線状の永久磁石材Wと、細い非磁性の線材W′とを
混合して中心部では永久磁石材の密度が高く、周辺部で
は密度が低くしであるので、磁界Bは中心部で大きく周
辺部では小さい、また渦電流発生コイル4に電流iを流
すことによって発生する渦電流の密度は一様である。し
たがって被検材5の表面に生ずる力Fはマグネット6の
内側F、の方が外側Fφより大きくなる。この磁界分布
即ち、表面に発生する力の分布は第5図に示すようにな
る。この分布形状はマグネット6の永久磁石材Wの分布
の仕方によって変化させることができる。
電磁超音波振動Jの分野においては、中心部より周辺部
を弱く励振させると、副ロープSを抑制できることが知
られており、さらに副ローブを最小にする励振分布が求
められている。したがってこの発明によれば中心部より
周辺部の方が被検材表面に働く力が小さいために従来の
ものより副ロープが小さくなる(第6図)、シかもマグ
ネット6の永久磁石材Wと、非磁性線材W′との混合の
仕方とその分布とを適切に定めれば理論上量も副ローブ
の小さい指向特性を得ることができる。
を弱く励振させると、副ロープSを抑制できることが知
られており、さらに副ローブを最小にする励振分布が求
められている。したがってこの発明によれば中心部より
周辺部の方が被検材表面に働く力が小さいために従来の
ものより副ロープが小さくなる(第6図)、シかもマグ
ネット6の永久磁石材Wと、非磁性線材W′との混合の
仕方とその分布とを適切に定めれば理論上量も副ローブ
の小さい指向特性を得ることができる。
なお、この発明の実施例では、超音波の発生について説
明したが、検出の場合も渦電流発生コイルの代りに被検
材の表面に発生した渦電流を検出する渦電流検出コイル
を用いて上記同様の原理によって実現できる。また実施
例のものは渦電流発生コイル4が円形の場合を示したが
、用途に応じてその形状を変更可能である。
明したが、検出の場合も渦電流発生コイルの代りに被検
材の表面に発生した渦電流を検出する渦電流検出コイル
を用いて上記同様の原理によって実現できる。また実施
例のものは渦電流発生コイル4が円形の場合を示したが
、用途に応じてその形状を変更可能である。
以上のようにこの発明によれば、マグネットを細線状の
永久−1f1石材と非磁性の線材とを混合し、周辺部に
比較して中心部では上記永久磁石材の密度が高くなるよ
うにしたので、被検材表面近傍に与える磁界分布が中心
部では密に、周辺部では粗になり、副ローブの小さい指
向特性を得、超音波探傷等の計測の確度を高めることが
できる効果がある。
永久−1f1石材と非磁性の線材とを混合し、周辺部に
比較して中心部では上記永久磁石材の密度が高くなるよ
うにしたので、被検材表面近傍に与える磁界分布が中心
部では密に、周辺部では粗になり、副ローブの小さい指
向特性を得、超音波探傷等の計測の確度を高めることが
できる効果がある。
第1図は従来の電磁超音波変換器の構成図、第2図は同
じくその指向特性図、第3図はこの発明の一実施例によ
る電磁超音波変換器の構成図、第4図は第3図のマグネ
ットの説明図、第5図は第3図における被検材表面に作
用する力の分布図、第6図はこの発明の一実施例による
指向特性図である。 2・・・直![界発生用コイル、4・・・渦電流発生コ
イル、5・・・被検材、6・・・マグネット、W・・・
永久磁石材、W′・・・非磁性線材。 なお、図中同一符号は同一、又は相当部分を示す。 代理人 大 岩 増 雄 第3図 第5
じくその指向特性図、第3図はこの発明の一実施例によ
る電磁超音波変換器の構成図、第4図は第3図のマグネ
ットの説明図、第5図は第3図における被検材表面に作
用する力の分布図、第6図はこの発明の一実施例による
指向特性図である。 2・・・直![界発生用コイル、4・・・渦電流発生コ
イル、5・・・被検材、6・・・マグネット、W・・・
永久磁石材、W′・・・非磁性線材。 なお、図中同一符号は同一、又は相当部分を示す。 代理人 大 岩 増 雄 第3図 第5
Claims (1)
- 被検材の導電性表面に磁界を与えるマグネットと、上記
被検材の表面に渦電流を発生させる又は上記被検材の表
面に発生した渦電流を検出するコイルとを備えた電磁超
音波変換器において、上記マグネットを細線状の永久磁
石材と非磁性の細線とを混合し且つ周辺部に比較して中
心部では上記永久磁石材の密度が高くなるように構成し
た事を特徴とする電磁超音波変換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23168888A JPH021545A (ja) | 1988-09-16 | 1988-09-16 | 電磁超音波変換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23168888A JPH021545A (ja) | 1988-09-16 | 1988-09-16 | 電磁超音波変換器 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10186981A Division JPS582745A (ja) | 1981-06-30 | 1981-06-30 | 電磁超音波変換器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH021545A true JPH021545A (ja) | 1990-01-05 |
JPH0327864B2 JPH0327864B2 (ja) | 1991-04-17 |
Family
ID=16927437
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23168888A Granted JPH021545A (ja) | 1988-09-16 | 1988-09-16 | 電磁超音波変換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH021545A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109772669A (zh) * | 2018-12-26 | 2019-05-21 | 苏州博昇科技有限公司 | 一种具有自动去铁屑功能的电磁超声换能器 |
-
1988
- 1988-09-16 JP JP23168888A patent/JPH021545A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109772669A (zh) * | 2018-12-26 | 2019-05-21 | 苏州博昇科技有限公司 | 一种具有自动去铁屑功能的电磁超声换能器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0327864B2 (ja) | 1991-04-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7165453B2 (en) | Flexible electromagnetic acoustic transducer sensor | |
KR20110016666A (ko) | 멀티 루프 코일을 구비하는 봉부재용 비접촉식 트랜스듀서 | |
JP2005517178A (ja) | 電磁石式可聴音変換器 | |
US4281552A (en) | Electromagnetic flowmeter | |
JPH021545A (ja) | 電磁超音波変換器 | |
Dobbs et al. | Generation of ultrasonic waves without using a transducer | |
US7395715B2 (en) | Electromagnetic ultrasound probe | |
CN111380963A (zh) | 一种无永磁铁的全向sh波电磁超声换能器及其设计方法 | |
JPH0134343B2 (ja) | ||
JPS582744A (ja) | 超音波変換子 | |
JPS5621058A (en) | Transducer for electromagnetic supersonic wave flaw detection | |
JPH0239252Y2 (ja) | ||
JPS582741A (ja) | 超音波変換子 | |
CN114666705B (zh) | 一种基于换能器的保持声场指向性的方法 | |
SU1113732A1 (ru) | Электромагнито-акустический способ контрол качества изделий из ферромагнитных материалов | |
JP7387105B2 (ja) | 電磁超音波探触子 | |
RU2327152C2 (ru) | Эма преобразователь | |
RU166262U1 (ru) | Электромагнитно-акустический преобразователь | |
SU543868A1 (ru) | Электромагнитоакустический преобразователь | |
JP2009014466A (ja) | 電磁超音波探触子 | |
SU1758546A1 (ru) | Электромагнитно-акустический преобразователь дл неразрушающего контрол | |
JPS63259405A (ja) | 電磁超音波計測装置 | |
JPS637346B2 (ja) | ||
GB2040584A (en) | Method and apparatus for introducing electromagnetic ultrasound into electrically conductive material | |
JPS582743A (ja) | 超音波探触子 |