JPH02151750A - 露・霜予知警報装置 - Google Patents

露・霜予知警報装置

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JPH02151750A
JPH02151750A JP30576988A JP30576988A JPH02151750A JP H02151750 A JPH02151750 A JP H02151750A JP 30576988 A JP30576988 A JP 30576988A JP 30576988 A JP30576988 A JP 30576988A JP H02151750 A JPH02151750 A JP H02151750A
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JP
Japan
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humidity
temperature
square wave
wave pulse
feedback circuit
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JP30576988A
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Isao Tazawa
田沢 勇夫
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Eneos Corp
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Nippon Mining Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 °、−トの1   ¥ 本発明は、大気中の湿度変化に応じて電気抵抗値が可変
する湿度センサーと、大気の温度変化に応じて電気抵抗
値が可変する温度センサーとを備えたディジタル電子温
湿度計或いは電子露・霜点針を利用して、例えばビルデ
ィングの壁面或いは窓ガラス、一般住居の部屋、浴室、
地下室、倉庫等の建築物、冷凍・冷蔵ショーケース、自
動車の窓カラス、VTR、レンズを用いる光学機泰等の
ように結露、結霜を嫌う用途において、結露或いは結霜
が生じるのを未然に防止するための露・霜予知警報装置
に関するものである。
び   べき 従来、一般住居の浴室や居間を対象として結露センサー
により結露の発生を常に監視し、室内の湿度が上昇して
室内に結露が発生したことを検知すると、換気扇を必要
時間運転し、結露を防止する装置が使用されている。
しかしながら、このような装置では、結露が発生してか
らそれを検知し、換気扇を作動せしめるものであり、真
の意味での結露防出とは言えない、又、結露センサーは
結露してから復帰するまでの時間が長いこと、又、結露
を検出するものであるにも拘らず、その構造り結露或い
は高湿度に弱く、それらに曝されると寿命が短くなると
いう問題を有していた。
一方、本発明者等の研究実験の結果によると、下記式 %式%)) にて相対湿度Hと温度Tを知れば露点或いは霜点Tdが
求められ、実際の値と殆んど誤差がないことが分かって
いる。
このような原理に基づいて本出願人は、ディジタル電子
温湿度計及びこのような電子温湿度計を利用したディジ
タル電子露・霜点針を提案した。
該ディジタル電子温湿度計及びディジタル電子露・霜点
針は、該電子温湿度計等が設置されている雰囲気内の相
対湿度や温度を検知して、これら検知した相対湿度イ1
や温度値の大きさに応じた電気信号を出力する検知部と
、前記検知部から出力された電気信号を受けて、所定の
信号処理を施すことによって前記雰囲気における相対湿
度値や温度値を、更には露点、霜点を算出する信号処理
部とから成っている。
第1O図には1本出願人等により提案された。
より詳しくは特開昭63−58143号公報或いは特開
昭83−142250号公報に記載されるディジタル電
子温湿度計或いはディジタル電子露・霜点針の一例が図
示される。
本例のディジタル電子温湿度計1は、方形波パルス発振
器2とマイクロコンピュータ4とを具備する。方形波パ
ルス発振器2は、方形波パルス信号を出力するインバー
タ素子6を有し、該インバータ素子6には、湿度センサ
ーRH及び第1のスイッチング素子8から成る第1の帰
還回路10と、温1■センサーRT及び第2のスイッチ
ング素子12から成る第2の帰還回路14と、より高精
度な温湿度検知をするための補正基準値ともなる抵抗値
を持った基準抵抗素子RO及び第3のスイッチング素子
16から成る第3の帰還回路18とを並列に接続すると
共に、更に、前記インバータ素子6の入力側に、前記第
1、第2.第3の帰還回路10.14.18を構成して
いる各素子RH,RT、ROの電気抵抗値との間で選択
的にCR時定数回路を形成する固定容量素子Cを直列に
接続した構成とされる。
このような構成にて検知された温度及び湿度はそのまま
デイスプレーにディジタルにて表示されるか、更には該
温度湿度値に基づいてマイクロコンピュータにて露点或
いは霜点が演算処理され、露点或いは霜点がディジタル
にて表示される。
斯る構成のディジタル電子温湿度計或いはディジタル電
子露・霜点計は、A/D変換器を使用せず、A/D変換
器の機能を他の技術的手段に補完させることにより回路
の部品点数を低減せしめ。
もって回路全体を1チップLSI化し得るものであり、
小型化、高精度化、低廉化を達成し得るものである。
本発明の目的は、このような構成のディジタル電子温湿
度計或いはディジタル電子露・霜点計を利用した露・霜
予知警報装鐙を提供することである。
めの 上記目的は本発明に係る露−霜予知警報装置にて達成さ
れる。要約すれば本発明は、雰囲気内の温度及び湿度を
検知する電子温湿度検知手段と、結露或いは結霜防止部
位の温度を検知する電子温度検知手段と、@配電子温湿
度検知手段及び電子U Iff手段からの信号を処理し
、露点或いは霜点を求めるディジタル演算処理手段と、
該ディジタルr)i算処理手段からの信号により予知警
報を出す警報手段とを愉え;前記電子温湿度検知手段は
、方形波パルス信号を出力する第1の方形波パルス信号
発生器を有し、該第1の方形波パルス信号発生器には、
湿度センサー及び第1のスイッチング手段を41する第
1の帰還回路と、第1の温度センサー及び第2のスイッ
チング手段を有する第2の帰還回路と、より高精度な温
湿度検知をするための補正基準値となる抵抗値を持った
第−lの基準抵抗素子手段及び第3のスイッチング手段
を有する第3の帰還回路とを並列に接続すると共に、更
に、前記第1の方形波パルス信号発生器の入力側に直列
に、1t1記第1、第2、第3の帰還回路を構成してい
る各素子の電気抵抗値との間で選択的にCR時定数回路
を形成する第1の固定容量素子が接続されて構成され:
前記電子温度検知手段は、方形波パルス信号を出力する
第2の方形波パルス信号発生器を有し、該第2の方形波
パルス信号発生器には、第2の温度センサー及び第5の
スイッチング手段を有する第5の帰還回路と、より高精
度な温湿度検知をするための補正基準値となる抵抗値を
持った第2の基準抵抗素子手段及び第6のスイッチング
手段を有する第6の帰還回路とを並列に接続すると共に
、更に、前記第2の方形波パルス信号発生器の入力側に
直列に、前記第5及び第6の帰還回路を構成している各
素子の電気抵抗f1との間で選択的にCR時定数回路を
形成する第2の固定容量素子が接続されて構成されるこ
とを特徴とする霧φ霜予知警報装置である。
好ましくは、温湿度検知手段の第1の方形波パルス信号
発生器には、湿度センサーの基本特性を湿度に対して平
行に移動せしめるために中湿調整手段及び第4のスイッ
チング手段を有する第4の帰還回路を平行に接続し、更
に、前記平行移動された湿度センサーの基本特性の低湿
域及び高湿域を補正するために第1帰還回路において、
前記湿度センサーに対して平行に低湿調整手段を接続し
、且つ該湿度センサーと低湿調整手段の並列体に対して
直列に高湿調整手段が接続される。
L1遺 次に1本発明に係る露・霜予知警報装置を図面に即して
更に詳しく説明する。
第1図には、本発明に係る露・霜予知警報装置の作動原
理を説明するフロー図である。
本発明に係る露11霜予知警報装置は1例えばビルディ
ングの室内に配置され、壁面の結露或いは結霜の予知警
報を行なう0本発明に従えば、露会霜予知警報装置は、
室内(雰囲気内)の温度、湿度を検知する温度センサー
及び湿度センサーを備えた電子温湿度検知手段と、壁面
(結露或いは結霜が防止されるべき部位)の温度を検知
する温度センサーを備えた電子温度検知手段と、電子温
湿度検知手段及び電子温度手段からの信号を処理し、露
点霜点な求めるマイクロコンピュータの如きディジタル
演算手段と、該ディジタル演算手段からの信号により予
知警報を出す警報手段とを有する。
前記電子温湿度検知手段とマイクロコンピュータは一体
に構成することができるし、又、別体にて構成し、両者
を伝送線にて接続することができる。電子温度手段は、
電子温湿度検知手段と離間した位置に取付けられるので
、電子温湿度検知手段及びマイクロコンピュータとは別
体に構成され、電子温湿度検知手段マイクロコンピュー
タとは伝送線にて接続される。
本発明は、結露或いは結霜が防止されるべき壁面の温度
が雰囲気(室内)の露点或いは霜点より大きければ結露
及び結霜が発生しないという原理に基ずくものである。
従って1本発明においては、壁面と室内の露・霜点との
温度差を算出し、その算出温度差が予め設定された温度
差、例えば1.5〜3℃の間の特定の温度1例えば2℃
との大小関係が判定される。
算出温度差が2℃より大きい場合には結露或いは結霜の
発生までに余裕はあるが、算出温度が2℃以下になると
結露、結霜の発生が緊迫しており、速やかに防止対策を
講じるべく予知警報が出される。所定の防1F対策を施
した後に、算出温度差が4℃以にとなると、予知警報は
解除される。
予知警報は、アラームであってもよく、或いはアラーム
と同時に換気扇、ヒータ等を駆動する駆動源スイッチを
オン、オフする信号を発生し得るものであってもよい。
第2図を参照して、本発明に係る露・霜予知警報!jc
i?1の一実施例を説明する0本実施例において、電子
温湿度検知手段LAは、基本的には第10図に関連して
説明したディジタル電子温湿度計1の方形波発振手段2
と同じ回路構成とされ、測定雰囲気中の湿度変化や温度
変化に応じた周波数の方形波パルス信号を出力する方形
波パルス発振器を備えている。該方形波パルス発振器か
ら出力された方形波パルス信号はディジタル演算処理手
段、即ち、マイクロコンピュータ4にて演算処理され、
前記測定雰囲気における相対湿度値、温度イ1が求めら
れる。
又、方形波パルス発振器、即ち温湿度検知手段LAは、
方形波パルス信号を出力する方形波パルス信号発生器、
即ち本実施例ではC−MOSインバータの如き第1のイ
ンバータ素子6を有し、該インバータ素子6には、湿度
センサーRH及び第1のスイッチング手段8を有する第
1の帰還回路10と、第1の温度センサーRT及び第2
のスイッチング手段12を有する第2の帰還回路14と
、より高精度な温湿度検知をするための補正基準値とも
なる抵抗値を持った第1の基準抵抗素子RO及び第3の
スイッチング手段16を有する第3の帰還回路18とが
並列に接続され、更に、ボ1記インバータ素子6の入力
側には、前記第1、第2、第3の帰還回路1G、14.
18を構成している各素子RH,RT、ROの電気抵抗
値との間で選択的にCR時定数回路を形成する第1の固
定抵抗素子Cが直列に接続される。
本実施例によれば、インバータ素子6には、後で詳しく
説明するが、湿度センサーRHの調整を行なうために、
更に中温調整手段20及び第4のスイッチング手段22
を備えた第4の帰還回路24が並列に接続される。中温
gR整手段20は、本実施例では固定抵抗素子Rmと、
可変抵抗素子VRmとのめ列体とされる。
更に1本実施例では、これも又後で詳しく説明するが、
湿度センサーRHの調整を行なうために、更に第1の帰
還回路lOには湿度センサーRHに対して並列となるよ
うに低湿調整手段26が接続され、又高湿調整手段28
が湿度゛センサーRHと前記低湿調整手段26の並列体
に対して直列となるように接続される0本実施例で、低
湿調整手段26は固定抵抗素子R文と可変抵抗素子VR
文との直列体とされ、高湿調整手段28は固定抵抗素子
Rhと可変抵抗素子VFihとの直列体とされる。
又1本実施例で、第2の帰還回路14には第1の温度セ
ンサーRTに対して、固定抵抗素子Rtと可変抵抗素子
vR【との直列体が直列に接続され、更に、第3の帰還
回路18には基準抵抗素子ROに対して直列に可変抵抗
素子VROが接続され、方形パルス発振器2から出力さ
れる信号の周波数がマイクロコンピュータ内の発振周波
数データの設定範囲から外れないように調整可能とされ
る。
インバータ素子6としては、上述のように1本発明に従
う実施例においては、C−MOSンユミットイン八−へ
が用いられており、このようにインバータ素子7にC−
MOSシュミットイン八りへ用いることによって、低コ
スト化、低消費電力化を図るとともに1例えば、100
KHz程度のオーダの周波数に対しても安定した方形波
パルス信号が得られる。
又、湿度センサーRHは、例えばジルコニア(ZrO2
)にイツトリア(Yz O3)、カルシア(Cab)及
びマグネシア(M g O)のうちの少なくとも一種を
固溶化させて成るセラミック感湿素材が使用されており
、その湿度−電気抵抗値特性は、湿度変化が30〜95
%に対して電気抵抗値の変化が170にΩ〜300Ωの
オーダとなっている。第1の温度センサーとしては通常
のサーミスタ等を好適に使用し得る。
又、第1〜第4のスイッチング手段8.12゜16.2
2は、限定されるものではないが、例え+f 3ステー
ト八ツフアが好適に使用される。
1、述した構成のディジタル電子温湿度検知手段IAの
作動について更に説明する。
本実施例によれば、マイクロコンピュータ4からの制御
信号Hcによって前記第1のスイッチング手段8が閉成
されたときには、インバータ素子6は、第1$+!還回
路lOの合成インピーダンスと容量素子Cの容最値との
間で形成されるCR時定数に応じた周波数(fh)の方
形波パルス信号を出力し、信号線30にてコンピュータ
4へと送信する。
前記インバータ素子6は、マイクロコンピュータ4から
の制御信号Tcによって第2のスイッチング素子12が
閉成されると、第2帰還回路14の合成抵抗と前記固定
容量素子Cとの間で形成されるCR発振回路における発
振周波数の可変に応じた周波数(ft)の方形波パルス
信号を出力し、信号線30にてコンピュータ4へと送信
する。
又、前記インバータ素子6は、マイクロコンピュータ4
からの制御信号Reによって第3のスイッチング手段1
6が閉成されると、第3帰砧回路18の合成抵抗と前記
固定容量素子Cの容に値との間で形成されるCR時定数
に応じた周波数(f o)の方形波パルス信号を出力し
、信号線30にてコンピュータ4へと送信する。
更に本発明に従えば、前記インバータ素子6は、マイク
ロコンピュータ4からの制御信号RmCによって第4の
スイッチング手段22が閉成されたときに、第4帰還回
路24の合成抵抗と前記固定容量素子Cとの間で形成さ
れるCR発振回路により所定の周波a(fm)の方形波
パルス信号を出力し、信号線30にてコンピュータ4へ
と送信する。
l1ij ’4したマイクロコンピュータ4は、算術演
算、論理演算を行なうCPU、方形波パルス発振器IA
から出力された方形波パルス信号を計数するカウンタ、
制91プログラム等を内蔵し又必要データを記憶するメ
モリ、入出力ポート等を備えている。前記マイクロコン
ピュータのメモリに記憶されているデータとしては、例
えば第1図にて図示したごとき湿度センサーRHの湿度
−電気抵抗イ1特性データを始め、前記湿度センサーR
Hの温度補償値データ、更には方形波パルス発振器IA
から出力される方形波パルス信号の発振周波数fと帰還
回路の合成抵抗との関係を表わす下記式、 1 ・ ・ ■ 但し、 vo:前記方形波パルス発振器2の出力電圧 V T H: @記インバータ素子6(即ち、C−MO
Sシュミットインバータ) のHiレベルスレッシ曹ルド電圧 vTL :前記インバータ素子6(即ち、C−MOSシ
ュミットインバータ) のLoレベルスレッシ璽ルド電圧 に:定数 更には、算出された湿度Hと温度Tにより露点、霜点を
求めるための上述した式、つまりT d = −527
8/In ((H/100)eXP(−5278/T)
 )1@■ 等がある。
マイクロコンピュータ4のCPUは、前述した方形波パ
ルス発振器IAから出力される方形波パルス信号の周波
数f (fh、ft、fo)をカウントし、該カウント
した方形波パルス信号の発振周波数fと前記メモリに記
憶されている0式とから各帰還回路の合成電気抵抗値R
を演算し、該演算した電気抵抗値Rと前記メモリに記憶
されている各種データとから大気中の湿度値、温度値が
求められる。
つまり、マイクロコンピュータ4は、上記式■より、第
1のスイッチング手fJt8が閉成しているときに方形
波パルス発振器IAから出力される方形波パルス信号の
発振周波数fhと、第3のスイッチング手段16が閉成
しているときに前記方形波パルス発振器2から出力され
る方形波パルス信号の発振周波数fOとの比r f h
 = f h / f 。
を演算し、大気中の湿度値が求められる。
又、第2のスイッチング素子12が閉成しているときに
方形波パルス発振器IAから出力される方形波パルス信
号の発振周波数ftと、第3のスイッチング手段16が
閉成しているときに方形波パルス発振器lAから出力さ
れる方形波パルス信号の発振周波数foとの比r f 
t = f t / f 。
を、上記式Φにて演算し、大気の温度値が求められる。
更に上記湿度値、温度値と前記メモリ記憶されている上
記式■とから露点或いは霜点が求められる。
本実施例によると、温湿度検知手段IAには湿度センサ
ーの生産時のバラツキ、又は時間経過による変動或いは
劣化に起因して生ずる湿度測定値の誤差を補正するため
の機能が設けられている。
次に、このような調整機能を第1図及び第4図〜第7図
を参照して説明する。
つまり1本実施例によれば、電子温湿度検知手段IAは
、中温調整、低湿調整、及び高温調整が行なわれる。更
に具体的に言えば、本実施例によれば、中温用、低湿用
、及び高湿用の3箇所の調整点を設け、中温調整、低湿
調整、高湿調整の順に標準湿度槽を用い、上記調整手段
20.26゜28の可変抵抗素子VRm、VRI、■R
hのボリュームを回すことにより行なわれる。
e中温調整 電子温湿度検知手段lAを中温調整槽(53%標準湿度
槽)に装入し、調整手段20の可変抵抗素子VRmのボ
リュームを回す。
可変抵抗素子VRmのボリュームを回すことにより、第
4の帰還回路24を利用した発振回路にて発生される発
振周波数fmがマイクロコンピュータ4内のカウンタ部
により計測され、一般に。
Δ)i (IX: f y1示される演算式にて演算さ
れ、ΔHが求められる。
本実施例では、発振回路を構成する固定容量素子Cの温
度による影響をなくするために、演算式においてはfm
の代りに、fm/fc+(=rfm)が採用される。f
oは、上述のように、基準抵抗素子を有した第3帰還回
路を利用した場合の発振回路の発振周波数である。
一ヒ記演算式は任意に設定し得るが1例えば、Rm=1
00にΩ、V Rm = 0〜50 KΩとし、発振周
波数foを発振する基準抵抗素子ROを有した第3帰Q
回路の合成抵抗値を50にΩであるとし、 fLつΔH
のVRm=0〜50にΩに対する変化星を約15%であ
るとすれば、 ΔH=(−30/rfm)+75  ・拳・■で表すこ
とができる。
又、マイクロコンピュータのプログラムにおける処理範
囲を、 0.3<rfm<0.8       see■とすれ
ば、湿度の可変範囲は、 一25%くΔHく25%      ・e * Q4と
なる。
上記中温調整のための演算処理フローの一実施例が第5
図に図示される。
このようにして求められたΔHの値は、マイクロコンピ
ュータ4内にプログムされて固定されている基本特性(
H)に加算され、演算処理時にはH+ΔHにて処理され
る。このことは、固定された湿度センサーの基本特性が
アナログ的に変えられたことと同じ結果となる。
つまり、調整手段20の可変抵抗素子VRmのボリュー
ムを回すことにより、湿度センサーRHの基本特性は、
第4図及び第6図に図示されるように、曲線(イ)から
曲線(ハ)へと平行移動したこととなり、電子温湿度検
知手段の表示が本実施例では53%を表示するに至れば
、中湿度領域における湿度センサーの調整は完了したこ
ととなる。
争低湿及び高湿調整 上記方法により湿度センサーの基本特性を平行移動させ
場合には、第4図に図示されるように、ΔHが大きいほ
ど、又中温調整点より定、高湿域へとズレるに従って誤
差が増大する場合が生じる。このような弊害を解決する
ために低湿調整手段26及び高湿調整手段28にて低湿
及び高湿域の補正を行なう。
先ず、@予湿湿度検知手段LAを低湿調整槽(33%標
準湿度槽)に装入し、調整手段26の67変抵抗素子V
RIのボリュームを回し、電子温湿度検知手段の表示が
33%を表示するようにする。
次いで、電子温湿度検知手段LAを高湿調整槽(94%
標準湿度槽)に装入し、調整手段28の可変抵抗素子V
Rhのボリュームを回し、電子温湿度検知手段IAの表
示が94%を表示するようにする。
1−記方法にて、湿度センサーの平行移動された基本特
性(曲線(ハ))は、第4図及び第7図に図示されるよ
うに、低湿域及び高湿域にて調整される。
更に説明すると、高湿域においては、第2図に示すごと
<RHが非常に小さくなるためRH<< R文+VR見 となり、湿度検出部は、R愛、VR文は無視できるため
、RHとRhとVRhはそれぞれ直列に配列されたと同
様に働く、すなわちVRuが変化しても高湿域での数値
は変らない。
一方、低湿域においては、RHが非常に大きくなるため RH妙(Rh+VRh)  及び (Ru+vR1)h>(Rh+VRh)となり、湿度検
出部は、L記と異なりRHと(Ri+VR文)は並列に
配列された状態で作動する。すなわち、VRIが変化し
ても高湿域での数値は変らない。
一ヒ記方法にて、本発明に係る電子温湿度検知手段IA
の湿度センサーRHの基本特性が、第4図に図示される
ように、グラフ(イ)から新しい基本特性グラフ(ロ)
に変更されたと等価の作動をなすことができる。
本発明に従えば、第2図を参照すれば理解されるように
、露・霜予知警報装置には更に電子温度検知手段1Bが
設けられる。該電子温度検知手段IBは、基本的には前
記電子温湿度検知手段IAと同じであり、湿度センサー
RHを有した第1の帰還回路lO及び中温調整手段20
を有した第4の帰一回路24が存在しない点で相違する
のみである。
つまり、電子温湿検知手段IBは壁面の温度変化に応じ
た周波数の方形波パルス信号を出力する方形波パルス発
生手段、即ち、方形波パルス発振器であって、該方形波
パルス発振器から出力された方形波パルス信号は前記マ
イクロコンピュータ4にて演算処理され壁面の温度値が
求められる。
又、温度検知手段IB、即ち方形波パルス発振器は、方
形波パルス信号を出力する方形波パルス信号発生器、即
ち本実施例ではC−MOSインバータの如き第2のイン
バータ素子6′を有し、該インバータ素子6′には、第
2の温度センサーRT′及び第5のスイッチング手段1
2′を有する第5の帰還回路14′と、より高精度な温
湿度検知をするための補正基準値ともなる抵抗値を持っ
た第2の基準抵抗素子RO’及び第6のスイッチング手
段16′を有する第6の帰還回路18′とが並列に接続
され、更に、前記インバータ素子6の入力側には、前記
第5、第6の帰還回路1418′を構成している各素子
RT′、RO′の電気抵抗値との間で選択的にCR時定
数回路を形成する第2の固定容量素子C′が直列に接続
される。
又、本実施例で、第5の帰還回路14’には第2の温度
センサーRT′に対して、固定抵抗素子Rt′と可変抵
抗素子VRt′との直列体が直列に接続され、更に、第
6の帰還回路18’には第2の基準抵抗素子RO’に対
して直列に可変抵抗素子VRO’が接続され、方形パル
ス発振器IBから出力される信号の周波数がマイクロコ
ンピュータ内の発振周波数データの設定範囲から外れな
いように調整可能とされる。
第2のインバータ素子6′としては、上述のように、C
−MOSシュミットインバータが好適に用いられ、第2
の温度センサーRT′としては通常のサーミスタ等を好
適に使用し得る。又、第5及び第6のスイッチング手段
12′、16′は、限定されるものではないが、例えば
3ステートバツフアか好適に使用される。
L記構酸において、マイクロコンピュータ4からの制御
信号Tcによって前記第5のスイッチング手11J12
′が閉成されたときには、第2のインバータ素子6′は
、第1$l還回路lOの合成インピーダンスと第2の容
量素子C′の容量値との間で形成されるCR時定数に応
じた周波数(ft′)の方形波パルス信号を出力し、信
号線30′にてコンピュータ4へと送信する。
又、前記インバータ素子6′は、マイクロコンピュータ
4かもの制御信号Reによって第6のスイッチング手段
16゛が閉成されると、第6帰還回路18′の合成抵抗
と前記第2の固定容量素子C′の容量値との間で形成さ
れるCR時定数に応じた周波数(f o ′)の方形波
パルス信号を出力し、信号線30′にてコンピュータ4
へと送信する。
を述と同様にして、前記周波数ft′、及びfO′から
壁面の温度値がコンピュータ4にて求められる。
本実施例によれば、コンピュータ4から温度検知手段I
Bへの制御信号はTc、Rcは温湿度検知手段IAと同
じ制御信号が使用されているが、温湿度検知手段LA及
び温度検知手段lBからコンピュータ4への信号線30
.30′とコンピユーた4の接続態様はスイッチング手
段60により、第3図に図示する制御ラインタイミング
チャートのように切換えられ、両検知手段IA及びlB
はタイミングをとってシークエンシャルに好適に作動さ
れる。
第8図には、本発明に従って構成される露・霜予知IF
報装置を、既存の、温湿度検知手段IAに対する制御信
号が3個Hco、Tea、RcoLかないコンピュータ
4を使用した場合の一実施例が図示される0本実施例に
よれば、デコーダ50を利用することにより3個の制御
信号が4個の制御信号He、Tc、Re、Rmcに変換
され、前記温湿度検知手段lAの第1〜第4スイツチン
グ手段8,12.18.22を作動せしめるべく構成さ
れる。そのときの制御ラインタイミングチャートが第9
図に図示される。
又1本発明に係る露・霜予知警報装置は、上述のように
、温湿度検知手段IAとマイクロコンピュータ4とを一
体に構成することもできるし、又、温湿度検知手段IA
とマイクロコンピュータ4とを伝送線にて接続した分離
型とすることも可能である。この場合に、伝送線の長さ
が長くなる場合には、信号の伝送誤差を少なくするため
に、第2図に図示されるように信号線30に更にインバ
ータ素子52を設けるのが好ましい、同様に。
温度検知子BIBは、通常はマイクロコンピュータ4と
分l#型とされるので、信号線30′に更にインバータ
素子52゛を設けるのが好ましい。
免1立差] 以]二の如くに構成される本発明の霞・霜予知警報装置
は、A/D変換器を使用せず、A/D変換器の機能を他
の技術的手段に補完させることにより回路の部品点数を
低減せしめ、もって回路全体を1チップLSI化し得る
ものであり、小型化。
低廉化を達成しながら高精度にて結露及び結霜を防止す
ることができるという特長を有する。
更には、本発明によれば、湿度センサーの湿度−電気抵
抗値特性の生産時のバラツキ、又は時間経過による変動
或いは劣化に起因して生ずる湿度測定値の誤差を簡単な
手段にて補正することができ、より精度のよい露・霜予
知警報を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明に係る露・霜予知警報装置の作動原理
を説明するフロー図である。 第2図は、本発明に係る霧・霜予知警報装置の構成を示
す一実施例の回路図である。 第3図は、第2図の露・霜予知警報装dにおける制御ラ
インタインミングチャートである。 第4図は、湿度センサーの調整作動原理を説明するグラ
フである。 第5図は、湿度センサーの調整作動の演算処理フロー図
である。 第6図及び第7図は、湿度センサーの調整作動を説明す
る湿度センサーの特性を示すグラフである。 第8図は、本発明に係る霧・霜予知警報装置の他の実施
例の部分回路図である。 第9図は、第8図の露・霜予知警報装置における制御ラ
インタインミングチャートである。 m10図は、従来のディジタル電子温湿度計の構成を示
す回路図である。 lA:温湿度検知手段 1B=温度検知手段 4:ディジタル演算処理手段(マイクロコンピュータ) 5:警報手段 6.6’:方形波パルス信号発生器 8.12.1B、22.12’  16′:第1、第2
、第3、第4、第5、第6スイッチング手段 20:中温調整手段 26:低湿調整手段 28:高湿調整手段 RH,:湿度センサー RT、RT′:温度センサー RO1RO′二基準抵抗素子 C,C’:固定6敬素子 第1図 第4図 第6囚 第7図 湿度 (H) 第8図 第9図 罵り閘忌測疋 石d!刈υミ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)雰囲気内の温度及び湿度を検知する電子温湿度検知
    手段と、結露或いは結霜防止部位の温度を検知する電子
    温度検知手段と、前記電子温湿度検知手段及び電子温度
    手段からの信号を処理し、露点或いは霜点を求めるディ
    ジタル演算処理手段と、該ディジタル演算処理手段から
    の信号により予知警報を出す警報手段とを備え;前記電
    子温湿度検知手段は、方形波パルス信号を出力する第1
    の方形波パルス信号発生器を有し、該第1の方形波パル
    ス信号発生器には、湿度センサー及び第1のスイッチン
    グ手段を有する第1の帰還回路と、第1の温度センサー
    及び第2のスイッチング手段を有する第2の帰還回路と
    、より高精度な温湿度検知をするための補正基準値とな
    る抵抗値を持った第1の基準抵抗素子手段及び第3のス
    イッチング手段を有する第3の帰還回路とを並列に接続
    すると共に、更に、前記第1の方形波パルス信号発生器
    の入力側に直列に、前記第1、第2、第3の帰還回路を
    構成している各素子の電気抵抗値との間で選択的にCR
    時定数回路を形成する第1の固定容量素子が接続されて
    構成され;前記電子温度検知手段は、方形波パルス信号
    を出力する第2の方形波パルス信号発生器を有し、該第
    2の方形波パルス信号発生器には、第2の温度センサー
    及び第5のスイッチング手段を有する第5の帰還回路と
    、より高精度な温湿度検知をするための補正基準値とな
    る抵抗値を持った第2の基準抵抗素子手段及び第6のス
    イッチング手段を有する第6の帰還回路とを並列に接続
    すると共に、更に、前記第2の方形波パルス信号発生器
    の入力側に直列に、前記第5及び第6の帰還回路を構成
    している各素子の電気抵抗値との間で選択的にCR時定
    数回路を形成する第2の固定容量素子が接続されて構成
    されることを特徴とする露・霜予知警報装置。 2)温湿度検知手段の第1の方形波パルス信号発生器に
    は、湿度センサーの基本特性を湿度に対して平行に移動
    せしめるために中湿調整手段及び第4のスイッチング手
    段を有する第4の帰還回路を平行に接続し、更に、前記
    平行移動された湿度センサーの基本特性の低湿域及び高
    湿域を補正するために第1帰還回路において、前記湿度
    センサーに対して平行に低湿調整手段を接続し、且つ該
    湿度センサーと低湿調整手段の並列体に対して直列に高
    湿調整手段を接続したことを特徴とする露・霜予知警報
    装置。
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JP2007505303A (ja) * 2003-09-11 2007-03-08 プレー・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング 曇りセンサ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007505303A (ja) * 2003-09-11 2007-03-08 プレー・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング 曇りセンサ
JP4659746B2 (ja) * 2003-09-11 2011-03-30 プレー・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング 曇りセンサ

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