JPH02151611A - 不飽和カルボン酸共重合体及びその共重合体を含有する金属イオン封鎖剤、錯生成剤及び洗浄剤ビルダー - Google Patents

不飽和カルボン酸共重合体及びその共重合体を含有する金属イオン封鎖剤、錯生成剤及び洗浄剤ビルダー

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JPH02151611A
JPH02151611A JP1260315A JP26031589A JPH02151611A JP H02151611 A JPH02151611 A JP H02151611A JP 1260315 A JP1260315 A JP 1260315A JP 26031589 A JP26031589 A JP 26031589A JP H02151611 A JPH02151611 A JP H02151611A
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unsaturated carboxylic
carboxylic acid
palatinose
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Klaus Driemel
クラウス ドリーメル
Klaus Bunthoff
クラウス ブントホフ
Dieter Rohe
ディーター ローエ
Helmut Nies
ヘルムート ニース
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Grillo Werke AG
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    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/16Organic compounds
    • C11D3/37Polymers
    • C11D3/3746Macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • C11D3/3757(Co)polymerised carboxylic acids, -anhydrides, -esters in solid and liquid compositions
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F20/00Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and only one being terminated by only one carboxyl radical or a salt, anhydride, ester, amide, imide or nitrile thereof
    • C08F20/02Monocarboxylic acids having less than ten carbon atoms, Derivatives thereof
    • C08F20/04Acids, Metal salts or ammonium salts thereof
    • C08F20/06Acrylic acid; Methacrylic acid; Metal salts or ammonium salts thereof

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  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、不飽和カルボン酸と池の不飽和化合物とのノ
(重合体及び該共重合体を含有する金属イオン封鎖剤、
錯生成剤及び洗浄剤ビルダーに関するものである。より
詳細には1本発明は不飽和カルボン酸とエノール型化合
物を形成し得る二糖とのJl:g(合体及び該共JR重
合体含有する金属封鎖剤、錯生成剤及び洗浄剤ビルダー
に関するものである。
(従来の技術とその問題点) 不飽和カルボン酸と他の不飽和化合物との共重合体は1
例えば、西独特許ff11904940号明細書により
公知のものがある。該明細書においては、アクロレイン
とアクリル酸との共重合体がポリカルボン酸塩として錯
生成剤に用いることができることが述べられている。
池のポリカルボン酸塩も種々の不飽和カルボン酸の共重
合体として知られている。特にアクリル酸、メタクリル
酸、及びマレイン酸の共重合体及びそれら共重合体の洗
浄剤用の添加物としての用途が西独特訂第2(3162
61号明細書及び西独特許出願公開第2910133号
、第2936984号、g13233775号%第32
33777号、第3426368号及び第360422
3号明細書により知られている。
これらのポリカルボン酸塩は、低リン酸塩洗剤又は無リ
ン酸塩洗剤が紹介されたことからその重要性が増してい
る[ディール著[フォスフアートフライニス ヴアツシ
エンJ、フエツテウントエーレ、フェットデリヴアーテ
、フオルゲブロドウクテ112 (+’)86)、48
9〜492頁掲載(I)iob!、 ”円+oSplt
aLイraies Wasct+an”、 FeLL。
und Ole、 Fe1.LclerivaLo、 
FolgeprodukLe 112(1086)、p
ages 480 to 492)及びツイニ著「ザユ
ースオブアクリリックベーストホモーアンドコボリマー
アズデタージエントアデイテイヴズ」ヘミ−プロドウク
チ:ハウスハルト、ゲヴアーベ、インドウストリー競(
1987)、45〜48頁掲載 (Zini、”TI+
e  I)so  o CAcry 1ic  [1a
sed  llomo−andCopoly+aors
 as I)aLergenL^ddiLives 、
 CI+ea+1eprO小+kLo:1lausha
11.、にetuerbe、  II+dusLrio
旦3(If)87)。
pages 45 Lo 48)参照。
しかしながら、」二記のような従来使用されているポリ
カルボン酸塩には、下水処理のプラントにおいて使用す
る場合に生分解性が低いという大きな欠点がある。ただ
し、それらポリカルボン酸塩は下水スラッジに吸着する
ため水から排除されるので、処理した水には入っていな
い、 If様の製品が下水スラッジフロキュレーション
に何年もの間使用されている、 また、不飽和カルボン酸とエノール型化合物を形成し得
る単糖との共重合体が特開昭用63−213740(I
I(t?m1lsffI63−104362jt)j、
:UFJ示すし1” オIJ 。
かかる共重合体はエノール型化合物を形成し得る単糖と
不飽和カルボン酸とをアルカリ条件下で、ラジカル生成
開始剤の存在下、60℃〜110℃で上記2つの反応体
の少なくとも一力を反応系に連続的に供給しながら反応
させることにより得られるものであり、好ましくは両反
応体の全重量を基準にして約35〜80重量%の不飽和
カルボン酸と約20〜65重重%の単糖とを反応させて
得られるものである。さらに、特開昭用63−2117
409号には、該共重合体の金属イオン封鎖剤、錯生成
剤または洗浄剤用のビルダーとしての用途が開示されて
いる。
該共重合体は優れた金属結合能力及び高い生分解性を有
するため金属イオン封鎖剤、錯生成剤又は洗浄剤用のビ
ルダーとして用いるのに適しているほか、生分解性が高
いため、下水処理のプラントにおいて使用する場合に適
している。しかしながら、不飽和カルボン酸と共重合し
て該共重合体を生成するエノール型化合物を形成し得る
聾としては単糖のみに限られていた。
(問題を解決するための手段及び作用)本発明者らは、
更に、優れた金属結合能力及び極めて高い生分解性を有
する不飽和カルボン酸とエノール型化合物を形成し得る
糖との共重合体に関し開窓研究を重ねた結果、エノール
型化合物を形成し得る+B糖以外にも二糖のパラチノー
ス及びロイクロースもエノール型化合物を形成すること
ができ、そのためエノール型化合物を形成し得る単糖と
同様にして不飽和カルボン酸と共重合し得ることが判っ
た。更に、驚くべきことに、得られる」二記エノール型
化合物を形成し得る二糖と不飽和カルボン酸との共重合
体は、エノール型化合物を形成し得る単糖と不飽和カル
ボン酸の共重合体と比較して同等の優れた金属結合能力
と、より高い生分解性を示すことが判った。水弁1ツ1
はこれらの知見に基づいてなされたものである。
即ち、本発明によれば不飽和カルボン酸及びエノール型
化合物を形成し得る糖との共重合体であって、二つの反
応体の全重量を基叩1として、35〜80重量%の重重
和カルボン酸と20〜65重量%の二糖であるパラチノ
ース及びlまたはロイクロースとを、アルカリ条件下で
、ラジカル生成1M始剤の存在下、60℃〜110℃で
上記の両反応体の少なくとも−力を連続的に供給しなが
ら反応させることにより得られることを特徴とする共重
合体が1是供される。
このような結果は、エノール型化合物を形成し得る二型
がアルカリ条件下では非常に不安定であり、容易に分解
してしまうことが知られているため、極めて予測し難い
ものであった。しかしながら、遂にエノール型化合物を
形成し得る二型は、本発明に於けるような条件の下では
比較的安定であること、例えば、かかる二型のアルカリ
溶液は。
不飽和カルボン酸との重合、即ち共重合が進行している
間は、全く変色しないか、はんのわずかな程度までしか
変色しないことが見出されたのである。
パラチノースは6−0−α−D−グルコピラノシルー1
)−フルクトースであり、ロイクロースは5−0−α−
D−グルコピラノシルーD−フルクトースである。これ
らは1例えば、m;糖と果糖とをグルコシルトランスフ
ェラーゼの存在下に反応させることにより得られる0例
えば、パラチノースはフーy’/ケン’)−ル(7)ヅ
ーツツ力−社(SudZucker AGin Fro
nkonLl+al)で生産されており、ロイクロース
はドルマーゲンのブファイファーウントランゲン(Pr
airer & l、a++gen in I)orw
+agen)により大量に生産されている。
蔗糖は理論的にはエノール型化合物を形成し得るが、明
らかに、不飽和カルボン酸と共重合が不可能な程度の立
体辞書がある。
ラジカル共重合において、ロイクロースばかりでなくパ
ラチノースもアクリル酸と極めて激しく反応してやや黄
色味をおびた0;1記特開昭第63−297400号の
共重合体と同程度の強いカルシウム結合能力を有する共
重合体が生成する。しかしながら、該共重合体の05%
以」二という高い生分解性は、特開昭第03−2417
400号の共重合体の生分解性を更にうわまわるもので
ある。
パラチノース及びlまたはロイクロースと不飽和カルボ
ン酸との共重合体は、本出願人により上記特開昭第t3
3−2+17400号において開示されたエノール型化
合物を形成し得る+B糖と不飽和カルボン酸との共重合
体の製法において、該単糖をパラチノース及びlまたは
ロイクロースに変えた以外は実質的に同様にして得られ
るものである0例えば、不飽和カルボン酸及びラジカル
生成開始剤にパラチノース及びlまたはロイクロースの
水溶液を連続的に0(給しながら、アルカリ条件下で、
60〜110℃で反応させた後冷却し、酸性化により析
出させることにより得られるものである。更にへ体的に
は、不飽和カルボン酸とパラチノース及び/またはロイ
クロースとの反応は、不飽和カルボン酸にパラチノース
及びlまたはロイクロースの水溶液を滴下又は少量ずつ
比較的長時間かけて添加しても良く逆にパラチノース及
びlまたはロイクロースの水溶液に不飽和カルボン酸を
滴下又は少量ずつ比較的長時間かけて添加しても良い、
更に、例えば不飽和カルボン酸と、パラチノース及び/
またはロイクロース水溶液を同時に滴下しても良く、こ
れら両反応体を予め加熱した水(一般的には80℃〜8
5℃)に同時に滴下しても良、い6反応は。
例えば、水酸化ナトリウムを反応系に加えて反応系をア
ルカリ性に保持して行なうが、pH値を8〜10に調整
して行なうことが好ましい、また、水酸化ナトリウム等
を反応系に加えることにより反応系をアルカリ性に保持
する代りに、上記パラチノース及び/ま八はロイクロー
スの水溶液に代えてパラチノース及び/またはロイクロ
ースの水酸化ナトリウム等のアルカリ溶液を用いること
により反応をアルカリ条件下で行なっても良い1反応に
用いる不飽和カルボン酸及びパラチノース及びlまたは
ロイクロース間の割合は不飽和カルボン酸が35〜80
重量%、重重チノース及びlまたはロイクロースが20
〜65fffffi%である。この両反応体の特定の割
合が、得られる共重合体の金属結合能力に好ましい結果
をもたらすものである。反応は60℃以上で始まり、そ
の後非常に激しくなり温度が上昇するが、110℃を越
すと共重合体に未だ導入されていない二型の分解を増大
させるため、好ましくない1反応終了後の反応混合物は
、はぼ常温まで冷却する。その後、はぼ常温まで冷却し
た該反応混合物を酸性化することにより共重合体が析出
するため該反応混合物より共重合体を容易に回収するこ
とができる。酸の添加は、酸が過剰になると析出した共
III合体が再び溶解する場合が希にあるため徐々に添
加することが好ましい。
酸性化したlv液は、実質的に未反応員の二型を含んで
いる。この二型は回収し再利用することができるが、本
発明では多くの揚台二型の回収は必要でなく、母液全体
を再利用することができる。
又、本発明によれば、未精製又は他の糖類の混入したパ
ラチノースやロイクロースが使用できるという利点があ
り、これは、不純物が共重合体に取込まれないか又は共
重合体の性質を害することのない状態で取込まれるため
である。パラチノース又はロイクロースを製造するにあ
たり、内訳が191確でないグルコシルトランスフェラ
ーゼを用いるとパラチノース及びロイクロースを両方と
も含むIJJ液が生成する公算が強く、又、種々のグル
コシルトランスフェラーゼを用いると、パラチノース及
びロイクロースを両JIとも含むtUt液が生成する。
このようなパラチノース及びロイクロースを含むIIJ
液から、パラチノースとロイクロースを分離するのは非
常に困斧なことである。しかしながら、本発明によれば
、不飽和カルボン酸との共重合体を製造するに際し、か
かる1v液を使用することができるという利点がある。
不飽和カルボン酸としては、エチレン性不飽和結合を一
つ有する炭素数3〜10のモノカルボン酸が先ず挙げら
れ、なかでもアクリル酸及びメタクリル酸が好ましい、
しかしながら、更に他の不飽和カルボン酸、例えば、マ
レイン酸、イタコン酸等を用いることもできる。また、
不飽和カルボン酸はナトリウム等のアルカリ金属の塩で
あっても良い。
ラジカル生成開始剤としては過酸化物を用いるのが良い
、特に過酸化水素は取扱いが簡単で好ましい。ラジカル
生成開始剤の使用量は特に制限は無いが、数モル2が好
ましい。
本発明を以下に示す実施例により更にバY細に説明する
が、本発明はそれらの実施例に限定されるものではない
[実施例] 本発明の共重合体のカルシウム結合能力は、以下に示す
様に酢酸カルシウムを用いた濁り滴定により測定した。
測定に供する共重合体1gを蒸留水100m1に溶解さ
せ、そこに2重量%の炭酸すトリウム水溶液10gを加
えた。該混合溶液のpH値は1例えば、滴定の間炭酸ナ
トリウム又は水酸化ナトリウムで11に保った。滴定は
比朧分析で測定して明確な一定の濁りが起きるまで4,
41j[1%の酢酸カルシウム水溶液を011記混合溶
液に加えて行なった。
酢酸カルシウム溶液はI+ilずつ30秒間隔を置いて
加えた。
実施例1 パラチノース180gを水220gに溶解して得た溶液
を反応器に仕込む、該溶液にアクリル酸108 gト3
0%(7)II、0.57 g ヲ?+1 下シ、li
 拌L/ すがう60℃〜65℃に加熱した後加熱を停
止する0反応が発熱性であるため、温度が上昇するが、
80℃に達したら冷却しながら80℃に60分間保つ0
反応系は、pH値を水酸化ナトリウムで9.0に保持す
る。
60分間の反応の後、反応溶液を室温まで冷却する。該
反応溶液中の共重合体含有量は31重量%である。該共
重合体のカルシウム結合能力は20℃で測定して該共重
合体1gにつき炭酸カルシウム520■である。又、該
共重合体の生分解性は97χである。
実施例2 パラチノース180gを水220gに溶解して得た溶液
を反応器に仕込む、該溶液にアクリル酸108gと30
%のIf、0.57gを加え、55℃に加熱した後加熱
を停止する。該反応系の温度が最高で64℃になるよう
冷却しながら240分間反応させる1反応系は、pH値
を水酸化ナトリウムで8.0に保持する0反応終了後、
反応溶液を室温まで冷却する。
得られた反応溶液中の共重合体含有量は31重量%であ
る。該共重合体のカルシウム結合能力は20℃で測定し
て該共重合体1gにつき炭酸カルシウム520+agで
ある。又、該共重合体の生分解性は05%である。
実施例3 0イクロ一ス180gを水220gに溶解して得た溶液
を反応器に仕込む、該溶液にアクリル酸108 gと3
0χのII、0.57gを加え、撹拌しながら60℃〜
65℃に加熱した後加熱を停止する0反応が発熱性であ
るため、温度が上昇するが、80℃に達したら冷却しな
がら80℃に60分間保つ0反応系は、pH値を水酸化
ナトリウムで0.0に保持する。
60分間の反応の後、反応溶液を室温まで冷却する。#
、反応溶液中の共重合体含有量は31重危%である。該
共重合体のカルシウム結合能力は20℃で測定して該共
重合体1gにつき炭酸カルシウム520■である。又、
該共重合体の生分解性は97′gである。
(発明の効果) 本発明のエノール型化合物を形成し得る二型のアルカリ
溶液と不飽和カルボン酸とを反応させることにより得ら
れる共重合体は特開昭用63−2E17409号のエノ
ール型化合物を形成し得る果糖のアルカリ溶液と不飽和
カルボン酸とを反応させることにより得られる共重合体
と比較して、同等の優れた金属結合能力及びより高い生
分解性を有するため、金属イオン封鎖剤、錯生成剤また
は洗浄剤用のビルダーとして用いるのに適しているのみ
ならず、下水処理のプラントにおいて使用する場合に特
に適している。更に本発明の不飽和カルボン酸との共重
合体を製造するに際し、パラチノースとロイクロースを
含む溶液を用いることができるため、非常に困難である
パラチノースとロイクロースとの分離しなくとも良いと
いう利点がある。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)不飽和カルボン酸及びエノール型化合物を形成し
    得る糖との共重合体であって、二つの反応体の全重量を
    基準として、35〜80重量%の不飽和カルボン酸と2
    0〜65重量%の二糖であるパラチノース及び/または
    ロイクロースとを、アルカリ条件下で、ラジカル生成開
    始剤の存在下、60℃〜110℃で上記の両反応体の少
    なくとも一方を連続的に供給しながら反応させることに
    より得られることを特徴とする共重合体。
  2. (2)不飽和カルボン酸がアクリル酸及び/またはメタ
    クリル酸であり、ラジカル生成開始剤として過酸化水素
    を用い、pH8〜10で反応させることにより得られる
    請求項(1)記載の共重合体。
  3. (3)請求項(1)又は(2)記載の共重合体を含有す
    る金属イオン封鎖剤。
  4. (4)請求項(1)又は(2)記載の共重合体を含有す
    る錯生成剤。
  5. (5)請求項(1)又は(2)記載の共重合体を含有す
    る洗浄剤ビルダー。
JP1260315A 1988-10-07 1989-10-06 不飽和カルボン酸共重合体及びその共重合体を含有する金属イオン封鎖剤、錯生成剤及び洗浄剤ビルダー Pending JPH02151611A (ja)

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DE3834237A DE3834237A1 (de) 1987-05-02 1988-10-07 Copolymerisate ungesaettigter carbonsaeuren und ihre verwendung
DE3834237.5 1988-10-07

Publications (1)

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JP (1) JPH02151611A (ja)
AT (1) ATE97140T1 (ja)
CA (1) CA1323627C (ja)
DE (1) DE58906163D1 (ja)
MX (1) MX169863B (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4344029A1 (de) * 1993-12-23 1995-06-29 Grillo Werke Ag Copolymerisate ungesättigter Carbonsäuren, Verfahren zur Herstellung und ihre Verwendung
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1275619A (en) * 1968-09-04 1972-05-24 Int Minerals & Chem Corp A process for preparing graft copolymers of acrylic acid with polyhydroxy polymeric compounds and the graft copolymers thereof
DE3882422D1 (de) * 1987-05-02 1993-08-26 Grillo Werke Ag Copolymerisate ungesaettigter carbonsaeuren, verfahren zur herstellung derselben und ihre verwendung.

Also Published As

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ATE97140T1 (de) 1993-11-15
DE58906163D1 (de) 1993-12-16
EP0364681B1 (de) 1993-11-10
CA1323627C (en) 1993-10-26
EP0364681A2 (de) 1990-04-25
EP0364681A3 (en) 1990-09-05
MX169863B (es) 1993-07-28

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