JPH02150918A - 三次元座標入力装置及びその位置指示器 - Google Patents

三次元座標入力装置及びその位置指示器

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JPH02150918A
JPH02150918A JP63302310A JP30231088A JPH02150918A JP H02150918 A JPH02150918 A JP H02150918A JP 63302310 A JP63302310 A JP 63302310A JP 30231088 A JP30231088 A JP 30231088A JP H02150918 A JPH02150918 A JP H02150918A
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JP
Japan
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timing signal
ultrasonic
ultrasonic waves
space
output
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JP63302310A
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Azuma Murakami
東 村上
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Wacom Co Ltd
Original Assignee
Wacom Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野)) 本発明は、コンピュータ等に用いる入力装置として利用
できる座標入力装置に関し、特に三次元座標入力装置に
関するものである。
(従来の技術) 従来、二次元上の位置を検出して、二次元上での手書き
文字や図形等の情報をコード化する装置は公知である。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前述の装置では三次元位置を検出するこ
とができなかった。
本発明の目的は上記の問題点に鑑み、三次元空間中に描
いた三次元図形等の情報及び三次元空間中の測定対象物
の外形情報等をコード化して上位装置に入力する三次元
座標入力装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記の目的を達成するために、請求項(1)で
は、タイミング信号に基づいて、パルス状の所定の周波
数の超音波を発生する超音波発生部を有し、限定された
指示空間中の位置を指示する位置指示器と、前記指示空
間と非指示空間との境界に存在し且つ同一直線上に存在
しない少なくとも三つの異なる位置に設けた前記超音波
を検出する複数のマイクロフォンと、前記タイミング信
号を発生するタイミング信号発生回路と、前記タイミン
グ信号を発生した時間と前記複数のマイクロフォンによ
り前記超音波を検出した時間との時間差を検出する時間
差検出回路と、前記時間差検出の結果に基づいて、前記
位置指示器による指定位置の座標値を算出する座標算出
手段とからなる三次元座標入力装置を構成した。
請求項(2)では、タイミング信号に基づいて、パルス
状の所定の周波数の超音波を発生する超音波発生部を有
し、限定された指示空間中の位置を指示する位置指示器
と、XYZ空間中の同一直線上に存在しない少なくとも
四つの異なる位置に設けた前記超音波を検出する複数の
マイクロフォンと、前記タイミング信号を発生するタイ
ミング信号発生回路と、前記タイミング信号を発生した
時間と前記複数のマイクロフォンにより前記超音波を検
出した時間との時間差を検出する時間差検出回路と、前
記時間差検出の結果に基づいて、前記位置指示器による
指定位置の座標値を算出する座標算出手段とからなる三
次元座標入力装置を構成した。
また、請求項(3)では、タイミング信号に基づいて、
パルス状の所定の周波数の超音波を発生する超音波発生
部を有し、限定された指示空間中の位置を指示する位置
指示器を構成した。
更に、請求項(4)では、請求項(3)記載の位置指示
器において、超音波発生部を二つの異なる位置に配置し
た超音波発生器により構成し、所定の周期で前記超音波
発生器から交互にパルス状の所定の周波数の超音波を発
生するようになした。
請求項(5)では、請求項(3)記載の位置指示器にお
いて、超音波発生部を二つの異なる位置に配置した超音
波発生器により構成し、前記超音波発生器からパルス状
の異なる所定の周波数の超音波を同時に発生するように
なした。
(作 用) 本発明の請求項(1)乃至(2)によれば、位置指示器
により、タイミング信号に基づいて、パルス状の所定の
周波数の超音波が発生され、複数のマイクロフォンによ
り空間を介して伝搬される前記超音波が検出され、タイ
ミング信号発生回路により、前記タイミング信号が発生
される。また、時間差検出回路により、前記タイミング
信号を発生した時間と前記複数のマイクロフォンにより
前記超音波を検出した時間との時間差が検出され、座標
算出手段により、前記時間差に基づいて、前記位置指示
器による指定位置の座標値が算出される。
また、請求項(3)によれば、タイミング信号に基づい
て、パルス状の所定の周波数の超音波が発生される。
また、請求項(4)によれば、二つの異なる位置から交
互にパルス状の所定の周波数の超音波が発生される。
また、請求項(5)によれば、二つの異なる位置からパ
ルス状の異なる所定の周波数の超音波が同時に発生され
る。
(実施例) 第1図は本発明の第1の実施例を示す概略構成図である
。図において、10は座標入力対象位置を指定するため
の位置指示器、21乃至24は超音波を検出するマイク
ロフォンで、マイクロフォン21はXYZ座標の原点に
、マイクロフォン22はX軸上の座標(Xs、O,O)
に、マイクロフォン23はY軸上の座標(0,Ys、O
)に、マイクロフォン24はZ軸上の座標(0,0゜Z
s)にそれぞれ配設されている。また、50は指示空間
、100はタイミング信号発生回路で、位置指示器に後
述するタイミング信号を出力する。
200は時間差検出回路で、マイクロフォン21〜24
からの出力信号とタイミング信号発生回路200から出
力されるタイミング信号との時間差を検出する。300
は座標算出回路で、前記時間差に基づいて、位置指示器
10により指示された指示空間50内の位置の座標値を
求める。
前記位置指示器10は、第2図に示すように指示棒11
の軸心上に超音波発生器12.13が設けられてなる。
超音波発生器12.13のそれぞれはケーブルを介して
タイミング信号発生回路100に・接続され、タイミン
グ信号発生回路100から出力されるタイミング信号に
基づいて、パルス状の所定の同じ周波数の超音波を発生
する。
また、超音波発生器12と超音波発生器13との間は所
定距離L1を有し、超音波発生器12と指示棒11の先
端との間は所定距離L2を有している。指示+111の
先端で座標入力対象位置を指示する。
前記タイミング信号発生回路100は、第3図のブロッ
ク図に示すように、クロック信号発生回路111、タイ
ミング信号発生カウンタ112及びタイミング切替え回
路113から構成される。
クロック信号発生回路111は、座標検出の分解能に対
応した周期のクロック信号を発生する。タイミング信号
発生カウンタ112は、クロック信号に基づいて、計時
すると共に所定のタイミング発生周期Tでパルス状のタ
イミング信号を発生する。タイミング切替え回路113
は前記タイミング信号に基づいて、超音波発生器12に
パルス信号Eを、超音波発生器13にパルス信号Fを交
互に出力する。
前記タイミング発生周期Tは、超音波発生器12.13
の発生する超音波が、指示空間50内の任意の位置とマ
イクロフォン21〜24との間の最長距離を伝搬するの
に要する時間の定数倍、例えば1.2倍としている。
前記時間差検出回路200は、第3図のブロック図に示
すように、帯域フィルタ(以下、BPFと称す)211
〜214、整流回路221〜224、パルス検出回路2
31〜234、カウンタ240、レジスタ251〜25
4から構成されている。
前記BPF211〜214は同一に構成され、前記超音
波発生器12.13の発生する超音波の周波数を中心と
した所定の帯域幅内の周波数の信号を通過させる。BP
F211の入力はマイクロフォン21の出力に、BPF
212の入力はマイクロフォン22の出力に、BPF2
13の入力はマイクロフォン23の出力に、BPF21
4の入力はマイクロフォン24の出力にそれぞれ接続さ
れている。
前記整流回路221〜224は、それぞれダイオード及
びコンデンサからなり、同一に構成されている。整流回
路221の入力はBPF211の出力に、整流回路22
2の入力はBPF212の出力に、整流回路223の入
力はBPF213の出力に、整流回路224の入力はB
PF214の出力にそれぞれ接続されている。
前記パルス検出回路231〜234は、それぞれコンパ
レータ及びフリップフロップからなり、同一に構成され
ている。パルス検出回路231〜234のそれぞれは、
所定の電圧レベル以上のパルスが入力したときに、この
パルスのリーディングエツジを検出して、前記クロック
信号に同期した1クロックパルス幅のパルス信号を出力
する。
パルス検出回路231の入力は整流回路221の出力に
、パルス検出回路232の人力は整流回路222の出力
に、パルス検出回路233の入力は整流回路223の出
力に、パルス検出回路234の入力は整流回路224の
出力にそれぞれ接続されている。
前記カウンタ240は、前記クロック信号によりフリー
カウントを行い、前記タイミング信号によりリセットさ
れて、再びフリーカウントするようになっている。
前記レジスタ251〜254のそれぞれの入力は、カウ
ンタ240の出力に接続され、レジスタ251はパルス
検出回路231の出力パルスAにより、レジスタ252
はパルス検出回路232の出力パルスBにより、レジス
タ253はパルス検出回路233の出力パルスCにより
、レジスタ254はパルス検出回路234の出力パルス
Dによりそれぞれカウンタ240の出力データをラッチ
して保持する。
前記座標算出回路300は、割込み信号発生回路311
、トライステート出力型のレジスタ321〜324、C
PU3:30により構成される。
前記割込み信号発生回路311は、フリップフロップ及
び論理回路からなり、パルス検出回路231〜234か
ら出力されるパルス信号A〜Dとタイミング切替え回路
113から出力されるパルス信号E、Fとクロック信号
を入力し、パルス信号Eを入力した後にパルス信号A−
Dの全てを入力したときに第1の割込み信号lNTlを
論理“1”にして出力し、この後、パルス信号Fを入力
し、更に、パルス信号A−Dの全てを入力したときに第
2の割込み信号INT2を論理“1″にして出力する。
また、後述するCPU330から論理“1”のパルス状
のリセット信号Rを入力したときに、第1、第2の割込
み信号lNTl。
INT2を論理″0”にする。また、第11第2の割込
み信号lNTl、INT2を論理和した信号Gを出力す
る。
前記レジスタ321の入力はレジスタ251の出力に、
レジスタ322の入力はレジスタ252の出力に、レジ
スタ323の入力はレジスタ253の出力に、レジスタ
324の入力はレジスタ254の出力にそれぞれ接続さ
れ、信号Gにより入力データD1〜D4をラッチして保
持する。
前記CPU330は、第1、第2の割込み信号lNTl
、INT2に基づいて、データバスDBを介してレジス
タ321〜324からデータD1〜D4を入力する。更
に、このデータD1〜D4に基づいて、位置指示器10
の超音波発生1G12゜13の座標値を算出すると共に
、指示棒11の先端の座標入力対象位置の座標値を算出
する。
前記座標算出手段は、座標算出回路300とCP−U3
30を動作させるプログラムにより構成される。
次に、前述の構成からなる第1の実施例の動作を第4図
に示すプログラムフローチャートに基づいて説明する。
前記位置指示器lOの先端で第1図に示す指示空間50
の座漂入力対象の点Pを指示した場合の動作を説明する
前記位置指示器10の超音波発生器12.13は、タイ
ミング信号発生回路100から出力される信号E、Fに
基づいて、交互に同一の所定周波数のパルス状の超音波
を発生する。超音波発生器12により発生したパルス状
の超音波は、空間を伝搬してマイクロフォン21〜24
に伝わる。マイクロフォン21〜24のそれぞれは、検
出した超音波を電気信号に変換して対応するBPF21
1〜214に出力する。BPF211〜214のそれぞ
れは、超音波発生器12から出力された超音波の周波数
を中心とした所定の帯域幅内の周波数の信号を出力し、
この信号は整流回路221〜224により整流され、パ
ルス検出回路231〜234により前記超音波のパルス
信号のリーディングエツジが検出されて、パルス信号A
〜Dが出力される。
また、カウンタ240は、前記タイミング信号によりリ
セットされて、クロック信号に基づいてフリーカウント
を行っている。レジスタ251〜254のそれぞれは対
応したパルス信号A−Dで、カウンタ240の出力デー
タをラッチして、データD1〜D4を出力する。このと
き割込み信号発生回路311は、第1の割込み信号lN
Tlを論理“1”にして出力する。また、これと同時に
信号Gが出力されて、レジスタ251〜254の出力デ
ータD1〜D4はレジスタ321〜324にラッチされ
る。
超音波発生器13により発生されたパルス状の超音波が
マイクロフォン21〜24により検出されたときも同様
の動作を行うが、このときは割込み信号発生回路311
から第2の割込み信号INT2が論理“1°で出力され
る。
前記CPO330は、第1の割込み信号lNT1が論理
“1゛であるか否かを常に監視している(Sl)。第1
の割込み信号lNTlが論理“1#になると、データバ
スDBを介してレジスタ321〜324からデータD1
〜D4を読み取る(Sl)。次に、出力ボートP1に論
理″1”のパルス状のリセット信号Rを出力する(S3
)。
これにより第1の割込み信号lNTlはリセットされて
論理“0“になる。次に、データD1〜D4を用いて、
超音波発生器12とマイクロフォン21〜24のそれぞ
れとの間の距離Lao。
Lax、Lay、Lazを算出する(S4) 。これら
の距離Lao、Lax、Lay、Lazは、データD1
〜D4のそれぞれとクロック信号の周期と空間における
超音波の伝搬速度との積を求めることにより得ることが
できる。
次に、距離Lao、Lax、Lay、Lazを用いて、
次式に基づいて、超音波発生器12の座標値(Xa、Y
a、Za)を算出する(S5)。
Xa −(Xs −(Lax   Lao2)/Xs)
/2           ・・・ (1)Ya −(
Ys −(Lay   Lao2)/Ys)一 /2           ・・・ (2)2a=(Z
s−(Laz  −Lao2)/Zs)/2     
      ・・・ (3)ここで、Xs、Ys、Zs
はマイクロフォン22〜24の各座標値である。
次に、第2の割込み信号INT2が論理・“1″である
か否かを監視しくS6)、論理“1”になっなときにデ
ータバスDBを介してレジスタ321〜324からデー
タD1〜D4を読み取る(S7)。データD1〜D4を
読み取った後、出力ボートP1に論理“1”のパルス状
のリセット信号Rを出力する(S8)。次に、データD
1〜D4を用いて、超音波発生器13とマイクロフォン
21〜24のそれぞれとの間の距11i1 L b o
 。
Lbx、Lby、Lbzを算出しくS9)、次式に基づ
いて、超音波発生器13の座標値(Xb。
Yb、Zb)を算出する(SIO)。
Xb−(Xs −(Lbx   Lbo2)/Xs)/
2           ・・・ (4)Yb −(X
s −(Lby   Lbo2)/Xs)/2    
       ・・・ (5)Zb−(Zs −(Lb
x2−Lbo2)/Xs)/2           
・・・ (6)次に、次式に基づいて点Pの座標値(X
p、Yp、Zp)を算出する(S 11)。
Xp−Xa+ (Xa−Xb) ・L2/Ll・・・ 
(7) Yp−Ya+ (Ya−Yb)  IIL2/Ll・・
・  (8) Zp−Za+  (Za−Zb)  −L2/Ll・・
・  (9) ここで、Llは超音波発生器12と超音波発生器13と
の間の距離、L2は超音波発生器12と指示棒11の先
端との間の距離であり、定数として予めプログラムに設
定されている。
次に、本発明の第2の実施例を説明する。
第5図は第2の実施例の概略構成図である。図において
、第1の実施例と同一構成部分は同一符号をもって表わ
す。即ち、10は位置指示器、21乃至23は超音波を
検出するマイクロフォンで、マイクロフォン21はXY
Z座標の原点に、マイクロフォン22はX軸上の座標(
Xs、00)に、マイクロフォン23はY軸上の座標(
0゜Ys  O)にそれぞれ配設されている。また、5
1は指示空間で、マイクロフォン21〜23を含んだX
軸、Y軸、Z軸のそれぞれを辺とする直方体の空間であ
る。101はタイミング発生回路、201は時間差検出
回路、301は座標検出回路である。
前記位置指示器10は、第6図に示すように指示棒11
の軸心上に超音波発生器12.14が設けられてなる。
超音波発生器12.14のそれぞれはケーブルを介して
タイミング信号発生回路101に接続され、タイミング
信号発生回路101から出力されるタイミング信号に基
づいて、パルス状の所定の異なる周波数の超音波を同時
に発生する。また、超音波発生器12と超音波発生器1
4との間は所定距離L1を有し、超音波発生器12と指
示棒11の先端との間は所定距離L2を有している。指
示棒11の先端で座標入力対象位置を指示する。
前記タイミング信号発生回路101は、第7図のブロッ
ク図に示すように、クロック信号発生回路111とタイ
ミング信号発生カウンタ112により構成され、これら
の動作は第1の実施例と同様である。タイミング信号発
生カウンタ112から出力されるタイミング信号Hは、
超音波発生器。
12.14に同時に供給される。
前記時間差検出回路201は、第7図のブロック図に示
すように、BPF211〜213゜215〜216、整
流回路221〜223゜225〜227、パルス検出回
路231〜233゜235〜237、カウンタ240、
レジスタ251〜253.255〜257により構成さ
れている。
前記BPF211〜213は同一に構成され、前記超音
波発生器12の発生する超音波の周波数を中心とした所
定の帯域幅内の周波数の信号を通過させる。BPF21
5−217は同一に(1■成され、前記超音波発生器1
4の発生する超音波の周波数を中心とした所定の帯域幅
内の周波数の信号を通過させる。また、BPF211〜
213が通過させる周波数の帯域とBPF215〜21
7が通過させる周波数の帯域は重ならないものである。
BPF211とBPF215の入力はマイクロフォン2
1の出力に、BPF212とBPF216の入力はマイ
クロフォン22の出力に、BPF213とBPF217
の入力はマイクロフォン23の出力にそれぞれ接続され
ている。
前記整流回路221〜223,225〜227は、ダイ
オード及びコンデンサにより同一に構成され、それぞれ
の入力は対応したBPF211〜213.215〜21
7の出力に接続されている。
前記パルス検出回路231〜233.235〜237は
、それぞれコンパレータ及びフリップフロップにより同
一に構成されている。パルス検出回路231〜233,
235〜〜237のそれぞれは、所定の電圧レベル以上
のパルスが人力したときに、このパルスのリーディング
エツジを検出して、クロック信号に同期した1クロック
パルス幅のパルス信号を出力する。パルス検出回路23
1〜233 235〜237のそれぞれの入力は、対応
した整流回路221〜223,225〜227の出力に
接続されている。
前記カウンタ240は、クロック信号によりフリーカウ
ントを行い タイミング発生カウンタ112から出力さ
れるタイミング信号Hによりリセットされて、再びフリ
ーカウントするようになっている。
前記レジスタ251〜253,255〜257のそれぞ
れの入力は、カウンタ240の出力に接続されている。
また、レジスタ251はパルス検出回路231の出力パ
ルスAにより、レジスタ252はパルス検出回路232
の出力パルスBにより、レジスタ253はパルス検出回
路233の出力パルスCにより、レジスタ255はパル
ス検出回路235の出力パルスIにより、レジスタ25
6はパルス検出回路236の出力パルスJにより、レジ
スタ257はパルス検出回路237の出力パルスKによ
りそれぞれカウンタ240の出力データをラッチして保
持する。
前記座標検出回路301は、割込み信号発生回路312
、トライステート出力型のレジスタ321〜323,3
25〜327、CPU330により構成される。
前記割込み信号発生回路312は、フリップフロップ及
び論理回路からなり、パルス検出回路231〜233.
235〜237から出力されるパルス信号A−C,I−
にとタイミング信号にとクロック信号を入力し、タイミ
ング信号Kを入力した後にパルス信号A−C,I−にの
全てを入力したときに割込み信号INTを論理“1“に
して出力する。また、CPO330から論理“1“のパ
ルス状のリセット信号Rを入力したときに割込み信号I
NTを論理“0”にする。
前記レジスタ321〜323,325〜327のそれぞ
れの入力は対応したレジスタ251〜253.255〜
257の出力に接続され、割込み信号INTの立上りで
入力データDIl〜D13.D21〜D23をラッチし
て保持する。
前記CPU330は割込み信号INTに基づいて、デー
タバスDBを介してレジスタ321〜323.325〜
327からデータD11〜D13、D21〜D23を入
力する。更に、このデータDll〜D13.D21〜D
23に基づいて、位置指示器10の超音波発生器12.
14の座標値を算出すると共に、指示棒11の先端の座
標入力対象位置の座標値を算出する。
前記座標算出手段は、座標算出回路301とCPU33
0を動作させるプログラムにより構成される。
次に、前述の構成からなる第2の実施例の動作を第8図
に示すプログラムフロチャートに基づいて説明する。
前記位置指示器10の先端で第5図に示す指示空間51
の座標入力対象の点Pを指示した場合の動作を説明する
前記位置指示器10の超音波発生器12.14は、タイ
ミング信号Hに基づいて、同時に異なった周波数のパル
ス状の超音波を発生する。超音波発生器12.14によ
り発生したパルス状の超音波は、空間を伝搬してマイク
ロフォン21〜23に伝わる。マイクロフォン21〜2
3のそれぞれは、検出した超音波を電気信号に変換して
、BPF211〜213,215〜217に出力する。
BPF211〜213のそれぞれは、超音波発生器12
から出力された超音波の周波数を中心とした所定の帯域
幅内の周・波数の信号を出力する。BPF215〜21
7のそれぞれは、超音波発生器14から出力された超音
波の周波数を中心とした所定の帯域幅内の周波数の信号
を出力する。BPF211〜213.215〜217か
ら出力された信号は整流回路221〜223.225〜
227により整流され、パルス検出回路231〜233
.235〜237により前記超音波のパルス信号のリー
ディングエツジが検出されて、パルス信号A−C,I−
Kが出力される。
またカウンタ240はタイミング信号Hによりリセット
されて、クロック信号に基づいてフリーカウントを行っ
ている。レジスタ251〜253゜255〜257のそ
れぞれは対応したパルス信号A−C,1〜にで、カウン
タ240の出力データをラッチして、データDIl〜D
13.D21〜D23を出力する。このとき割込み信号
発生回路312は、割込み信号INTを論理“1”にし
て出力する。これにより、レジスタ251〜253゜2
55〜257の出力データD11〜D13゜D21〜D
23はレジスタ321〜323゜325〜327にラッ
チされる。
前記CPU330は、割込み信号INTが論理“1”で
あるか否かを常に監視している(SPI)。
割込み信号INTが論理“1°になると、データバスD
Bを介してレジスタ321〜323゜325〜327か
らデータDIl〜DI2.D21〜D23を読み取る(
 S、 P 2 )。次に、出力ポートP1に論理“1
”のパルス状のリセット信号Rを出力しく5P3)、デ
ータD11〜D12゜D21〜D23を用いて、超音波
発生器12とマイクロフォン21〜23のそれぞれとの
間の距離Lao、Lax、Lay、及び超音波発生器1
4とマイクロフォン21〜23のそれぞれとの間の距離
Lbo、Lbx、Lbyを算出する(SF3)これらの
距fiLao、Lax、Lay、Lbo。
Lbx、Lbyは、データDll−D1B。
D21〜D23のそれぞれとクロック信号の周期と空間
における超音波の伝搬速度との積を求めることにより得
ることができる。
次に、距離Lao、Lax、Layを用いて、次式に基
づいて、超音波発生器12の座標値(Xa、Ya、Za
)を算出する(S P 5)。
Xa −(Xs −(Lax   Lao  ) /X
s) /2Ya −(Ys −(Lay2−  Lao
2) / Ys) / 2・・・ (11) Za −[(Lao   (Xs −(Lax2− L
ao2)/Xs)  /4− (Ys−(Lay2− 
Lao2)/YS)2/4]1/2      ・・・
 (12)更に、距離Lbo、Lbx、Lbyを用いて
、次式に基づいて、超音波発生器14の座標値(xb。
Yb、Zb)を算出する(SF3)。
Xb −(Xs −(Lbx2−  Lbo2) /X
s) / 2・・・ (13) Yb= (Ys −(Lby2− Lbo2) / Y
s) / 2・・・ (14) Zb−[(Lbo   (Xs −(Lbx2−  2
”−Lbo) / Xs)  / 4− (Ys −(Lby2−2”
            Lbo  )/ Ys) 2
/ 4 ] 1/2・−(15)次に、次式に基づいて
点Pの座標値(Xp、Yp、Zp)を算出する(SF3
)。
Xp=Xa+ (Xa−Xb)  eL2/LlYp−
Ya+  (Ya−Yb)  ・ L2/LlZ  p
 −Z  a  +  (Z  a  −Z  b )
  −L 2 / L  1・・・ (18) ここで、Llは周波数超音波発生器12と超音波発生器
14との間の距離、L2は超音波発生器12と指示棒1
1の先端との間の距離であり、定数として予めプログラ
ムに設定されている。
(発明の効果) 以上説明したように、請求項(1)乃至(2)によれば
、超音波を用いた三次元座標入力装置を構成したので、
三次元空間中の指示位置を検出し、その座標値を算出す
ることが可能になったため、三次元空間中に描いた三次
元図形等の情報及び三次元空間中のΔp1定対象物の外
形情報等を高精度でコード化し、即時に上位装置に入力
することが可能になる。
また、請求項(3)乃至(5)によれば、タイミング信
号に基づいて、パルス状の所定の周波数の超音波を発生
する超音波発生部を有し、限定された指示空間中の位置
を指示する位置指示器を構成したので、位置指示器によ
り座標入力対象点を指示するだけで簡単に座標入力を行
うことができる。
更に、請求項(4)及び(5)によれば、超音波発生器
を二つの異なる位置に配置したので、超音波発生器の配
設位置以外の位置を指示位置として定めることが可能に
なる。
また、請求項(5)によれば、二つの異なる位置に配置
した超音波発生器からパルス状の異なる所定の周波数の
超音波を同時に発生するようにしたので、座標検出の時
間間隔を短くできるため、高精度の座標値を入力するこ
とが可能になるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の実施例の概略構成図、第2図は第1の実
施例の位置指示器を示す図、第3図は第1の実施例の電
気系回路のブロック図、第4図は第1図の実施例のプロ
グラムフローチャート、第5図は第2の実施例の概略構
成図、第6図は第2の実施例の位置指示器を示す図、第
7図は第2の実施例の電気系回路のブロック図、第8図
は第2の実施例のプログラムフローチャートである。 10・・・位置指示器、12,13.14・・・超音波
発生器、21〜24・・・マイクロフォン、50゜51
・・・指示空間、100,101・・・タイミング信号
発生回路、200,201・・・時間差検出回路、30
0.301・・・座標算出回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)タイミング信号に基づいて、パルス状の所定の周
    波数の超音波を発生する超音波発生部を有し、限定され
    た指示空間中の位置を指示する位置指示器と、 前記指示空間と非指示空間との境界に存在 し且つ同一直線上に存在しない少なくとも三つの異なる
    位置に設けた前記超音波を検出する複数のマイクロフォ
    ンと、 前記タイミング信号を発生するタイミング 信号発生回路と、 前記タイミング信号を発生した時間と前記 複数のマイクロフォンにより前記超音波を検出した時間
    との時間差を検出する時間差検出回路と、 前記時間差検出の結果に基づいて、前記位 置指示器による指定位置の座標値を算出する座標算出手
    段とからなる ことを特徴とする三次元座標入力装置。 (2)タイミング信号に基づいて、パルス状の所定の周
    波数の超音波を発生する超音波発生 部を有し、限定された指示空間中の位置を指示する位置
    指示器と、 XYZ空間中の同一直線上に存在しない少 なくとも四つの異なる位置に設けた前記超音波を検出す
    る複数のマイクロフォンと、 前記タイミング信号を発生するタイミング 信号発生回路と、 前記タイミング信号を発生した時間と前記 複数のマイクロフォンにより前記超音波を検出した時間
    との時間差を検出する時間差検出回路と、 前記時間差検出の結果に基づいて、前記位 置指示器による指定位置の座標値を算出する座標算出手
    段とからなる ことを特徴とする三次元座標入力装置。 (3)タイミング信号に基づいて、パルス状の所定の周
    波数の超音波を発生する超音波発生部を有し、限定され
    た指示空間中の位置を指示する ことを特徴とする位置指示器。 (4)超音波発生部を二つの異なる位置に配置した超音
    波発生器により構成し、所定の周期で前記超音波発生器
    から交互にパルス状の所定の周波数の超音波を発生する
    ようになした請求項(3)記載の位置指示器。 (5)超音波発生部を二つの異なる位置に配置した超音
    波発生器により構成し、前記超音波発生器からパルス状
    の異なる所定の周波数の超音波を同時に発生するように
    なした請求項 (3)記載の位置指示器。
JP63302310A 1988-12-01 1988-12-01 三次元座標入力装置及びその位置指示器 Pending JPH02150918A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07175585A (ja) * 1992-02-14 1995-07-14 Data Stream:Kk コンピュータ多次元位置データ入力装置
KR100326756B1 (ko) * 1999-04-29 2002-03-12 이호균 초음파를 이용한 위치 및 제어신호 입력 시스템

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