JPH02149549A - アミノ酸水溶液からのアミノ酸の抽出方法 - Google Patents

アミノ酸水溶液からのアミノ酸の抽出方法

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JPH02149549A
JPH02149549A JP1204560A JP20456089A JPH02149549A JP H02149549 A JPH02149549 A JP H02149549A JP 1204560 A JP1204560 A JP 1204560A JP 20456089 A JP20456089 A JP 20456089A JP H02149549 A JPH02149549 A JP H02149549A
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organic
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Thomas J Stierman
トーマス・ジェー・スタイヤーマン
Phillip L Mattison
フィリップ・エル・マティソン
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は第4級アンモニウム抽出剤でアミノ酸を抽出す
るアミノ酸水溶液からのアミノ酸の抽出方法の改良に関
する。さらに詳しくは本発明は全抽出工程およびアミノ
酸回収を妨げる阻害剤(poison)の処理に関する
。このような阻害剤除去処理は第4級アンモニウム抽出
剤でアミノ酸を抽出するに先立ってアミノ酸含有水溶液
を前処理し、さらに第4級抽出後に酸洗浄(scrub
)L、阻害剤を除去する処理を含む。前処理は第3級ア
ミンで水溶液を抽出し、水溶液中のアミノ酸とともに存
在する不純物または阻害剤を除去することからなる。前
処理は水不混和性有機溶媒中で行われる。
この前処理は不純物を除去し水溶液中にアミノ酸を残し
、次に、水不溶性第4級アンモニウム抽出剤で抽出する
。第4級抽出剤で抽出後、有機相からアミノ酸をストリ
ップし、ストリップした有機相を酸洗浄し、第4級抽出
段階にリターンする。
従来技術 第4級アンモニウム抽出剤を使用したアミノ酸の抽出は
アメリカ合衆国特許第4661606号に見られる。そ
こに記載されているように、アミノ酸は動物およびヒト
の栄養素として必須であり、それ故アミノ酸の製造およ
び精製は重要な手順である。現在の産業的手順によると
希薄な発酵ブイヨン(b r o t h)および種々
の水溶性混合物からアミノ酸を除去する必要がある。ア
メリカ合衆国特許第4661606号は水不混和性有機
溶媒に溶解した水不溶性第4級アンモニウム抽出剤を使
用して希薄な発酵ブイヨンからアミノ酸を抽出する。ア
ミノ酸は水相から有機相へ抽出され、この2相は不混和
性のt;めに、分離し、次に有機相からアミノ酸を回収
する(第1図を見よ)。しかし、アミノ酸を含有する水
溶液には抽出剤と不可逆的に化合し妨害する成分が存在
する。
同時継続のアメリカ合衆国出願通し番号第864064
号(1986年5月16日出願)多くの工程の改良が記
載されており、第4級アンモニウム抽出剤で抽出する前
の種々の可能生ある発酵ブイヨンの前処理を開示してい
る。この前処理は、限外濾過および/または吸着処理を
含む。限外濾過は存在する細胞質物質および記述されて
いるようなたの物質を除去するのにを用である。吸着処
理はクレーまたはクレー様物質、活性炭素および石灰を
利用する。
フェニルアラニンの精製に関する他の特許としては、ア
メリカ合衆国特許第4584339号がある。この特許
は、フェニルアラニン含有水溶液の処理を開示し、限外
濾過または遠心分離し、細胞質物質を除去し、濾過溶液
をイオン交換物質、例えば強酸性微小孔樹脂と接触させ
、フェニルアラニンを吸着し、そして吸着フェニルアラ
ニンを溶離する。
一方、アミノ酸の回収に関するものではないが、ホエキ
スト アクチェンゲゼルシャフト(Hoechst  
Aktiengesellschar【)の南アフリカ
特許出願第84−6024号はアニオン交換物質、例え
ば第4級アミノ基含有ポリマーを使用して、乳酸および
クエン酸当のカルボン酸を酵素的に製造しそれを単離す
ることに関する。カルボン酸は第4級アミノ基含有ポリ
マーに吸着され、次に、脂肪族アルコール、ケトンまた
はカルボン酸エステルのグループからの極性溶媒で処理
することによりそのポリマーから脱着される。同様に、
アメリカ合衆国特許第427−5234号は、第2また
は第3アミンの水不混和有機溶媒液で抽出することによ
り水溶液から酸、例えばクエン酸、乳酸、シュウ酸およ
びリン酸を回収する方法に関する。有機抽出物は次にス
トリッピング操作を受け、酸を有機相からストリッピン
グし、ストリッピング4′禮液に移し、水性酸含有相を
有機抽出相から分離する。
アミノ酸および物質の処理または本発明に関係した処理
を取り扱う他の特許および文献等はニアメリア合衆国特
許 4379126  、 4162230文献 (1)[を機液体膜を通じてのアミノ酸の移動」;Be
hrとLehn、  J 、  Am、  Chem、
  Soc、  第95巻、6108〜6110(19
73);(2)[撹拌セル中でのサリチル酸およびd、
Q−フェニルアラニンの反応抽出にSchlichiL
ing1Ha1wachsおよびSchugerl;C
hem、  Eng。
Comm、 、第51巻、第193−205頁(198
7); (3)「キャリアとしてトリオクチルメチルアンモニウ
ムクロライド(TOMC)を使用した反応抽出」、Ha
ensel、 HalwachsとSchugerl。
Chem、 Engr、  Sc、 、第41巻、No
、7、第1811〜第1815頁(1986);(4)
「サリチル酸およびd、Q−フェニルアラニンの反応抽
出」、Halwachs、 Schlichtingと
S chuger l、Chem、  Imd、 (デ
ュセルドルフ)、36.458(1984); (5)「イオン対抽出による量的決定」、N ordg
renとModin、Acta、 Pharm−Swe
c、 、 l 2、第407〜416頁(1975); (6)「イオン対抽出の原理にCox、  Chemi
stryand  I ndustry%1985年5
月16日、第355頁〜358頁。
(7)rトリーn−オクチルアミンとのイオン対形成に
よる有非酸の抽出」、P uttemans、 D r
yonとMassact、Analytica  Ch
imica  Acta、1611第221〜229頁
(1984);(8)「醗酵生成物カルボン酸の抽出化
学」、KerLeSとK ing%B ioLechn
ology  and  B ioengineeri
ng、 28 +第269〜282頁;(9)[第3ア
ミン溶液を使用した醗酵ブイヨンからクエン酸の抽出」
、Wennersten、 J 、 Chem。
Tech、 Biotechnol、 33 B、第8
5−94頁(1983); (10)r液−液抽出によるクエン酸精製の新しい方法
」、Wennerstens  I S E C80,
2、第113.5.7頁(1980年)。
(11)rクエン酸の抽出についての研究」、Yu−M
ingら、l5EC83、第517頁(1983);(
12)rアミンによる酸抽出」、S 1ebenhof
ferとMarv、 I S E C83、第517頁
(1983);(13)Chemical  Abst
racts、CA I O4: 231525、rアミ
ノ酸のアニオン交換抽出についての溶媒の性質の効果J
(1986)日本特許; (1)日本特許83−57158(公告第59−237
97号:公開筒53−99396号)(2)日本特許8
4−23797(公告第58−57158号;公開筒5
3−34989号)発明の詳細な説明 上記した同時継続出願に記載されている限外濾過または
吸着剤での処理はその工程においては有益であるが、幾
つかの欠点があるとういことが分かった。アミノ酸の抽
出において、特に前記アメリカ合衆国特許に記載されて
いるように第4級アンモニウム抽出剤を使用して商業的
発酵ブイヨンからフェニルアラニン(PHE)の抽出に
おいて。
特許第4661606号においては、アミノ酸以外の多
くの成分が抽出される。これらの中には、はんのわずか
の量であり次の段階で除去されることもあり、このよう
な場合は、全回収工程重大な妨害を及ぼさない。しかし
、なかには回収工程の条件のもとでは取り除けない成分
もあり、これらは有機第4級アンモニウム相に蓄積され
、抽出した側に°多く含まれるようになり、有機試薬の
「阻害」という結果になる。何等かの方法で阻止しなけ
れば、アミノ酸を抽出する能力は喪失し、通常、有機相
を実質的費用をかけて、置き換えなければならない。本
発明はこの阻害問題を最小あるいは減少する。本溶液は
、第3級アミン抽出剤を利用する抽出前処理の使用を含
み、後述するように、アミノ酸を抽出することなしに、
不純物成分を抽出する。第3級アミンは水不溶性であり
、水不混和性有機溶媒に溶解させる。不混和性の為に、
2津の分離相が形成され、それらは分離可能である。
第3級アミン−有機相は抽出した不純物を含有するが、
アミノ酸は水相に残る。アミノ酸を含有する水相は、次
に、後述するように水不混和性有機溶媒に溶解した水不
溶性第4級アンモニウム抽出剤を使用して抽出する。そ
して、2相分離後、アミノ酸を通常の方法で有機相から
回収し、第4級アンモニウム抽出相を循環し、再利用す
る。不純物または「阻害剤」を含有する第3級アミン有
機相も不純物を取り除く処理をして、第3級アミ〉抽出
有機相を残して、再循環し、そして再利用する。
本発明によると、第3級アンモニウム試薬を阻害する割
合を大きく減少させ、代表的には約90%迄減少する。
少なくとも1種類のアミノ酸を含有する水溶液からアミ
ノ酸を抽出する方法として、本発明の方法を簡単にまと
めた(第2図をみよ)。
その方法は、以下の工程よりなる: (a)  水溶液を水−不溶性の第3級アミン抽出剤の
水−不混和性有機溶媒液と接触させ2相を形成する工程
;有機相(I)はアミノ酸とともに水溶液中に元来存在
する有機不純物を含有し、水相(II)はアミノ酸が保
持されている;(b)  不混和性有機相(1)を水相
(II)から分離する工程 (C)  アルカリ性pHに調整された水相(II)を
水不溶性第4級アンモニウム抽出剤の水不混和性有機溶
媒の溶液と接触させ、アミノ酸を水相(II)から第4
級アンモニウム有機相(II[)へ抽出する工程; (d)  不混和性有機相(■)をアミノ酸のない水相
(rV)から分離する工程;および(e)  有機相(
III)からアミノ酸を回収する工程;そして不純物が
いくらか残っている場合は、; Cf)  アミノ酸のない有機相(III)を、酸性洗
浄溶液で洗浄し、再循環、再使用して、さらに抽出に使
用する工程。
通常、酸性水溶液と有機相を処理または接触させること
によりそれからストリッピングして、アミノ酸を第4級
アンモニウム有機相から回収または除去し、続いて、従
来の方法、例えば沈澱、再結晶等により水溶性酸性スト
リップ溶液からアミノ酸を回収する。また適当な条件を
選択することにより、アミノ酸がストリップされるにつ
れて、それを沈澱させてもよいし、外の方法で有機相か
ら除去してもよい。
詳細な説明および好ましい態様 本発明に適用しうるアミノ酸はアルギニン、ヒスチジン
、イソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、フェ
ニルアラニン、トレオニン、トリプトファン、β−アラ
ニン、チロシン、グルタミン酸およびアスパラギン酸で
ある。特に重要なアミノ酸はフェニルアラニンで、以後
rPHEJという。また、トリプトファンも重要で、以
後[TRPJという。
本発明が関係するアミノ酸は、またアミノ基含有有機酸
として定義できる。このカテゴリーで最も普通の酸は、
C0OH基に隣接する炭素原子に結合するNH,基を有
するC−アミノ酸である。
アミノ酸をアミノ酸含有°含有水溶液から有機相へ引き
込む、すなわち抽出するのに本発明に使用できる水−不
溶性抽出剤は炭素合計数が少なく七も16、好ましくは
25を有する第4級アンモニウム化合物であり、下記式
により現される;に3 式中、R1、R2、R1、およびR1は、それぞれ約1
から約22の炭素原子を含む脂肪族炭化水素基であり、
R1、R2、R3およびR1は合計で少なくとも16、
好ましくは25の炭素原子を有し、4つのR基の少なく
とも3つは少なくとも4つの炭素原子を有する。
既に、指摘したように、アミノ酸は水溶液、般的にアミ
ノ酸の発酵製造で得られる発酵ブイヨンから回収される
。ブイヨンとしては継続中のアメリカ合衆国通し番号第
864064号(1986年5月16日出願)に例示さ
れており、それをここに参照文献として引用する。ヨー
ロッパ特許第73381号は、有用な発酵ブイヨンのを
例示している文献の一つである。本発明は特に、フェニ
ルアラニン、リジン、またはトリプトファン発酵ブイヨ
ンの加工に有用である。一般に、このようなブイヨンは
すでに従来の濾過または他の方法により細胞質物質を実
質的に除去しているが、いくらかの細胞質物質および望
まない不純物、例えば、種々の有機カルボン酸が存在す
ることもある。
発明が特に適用可能な発酵ブイヨンは少なくとも所望の
アミノ酸を1種類約1%ないし約5%含有しているもの
である。
第4級アンモニウム抽出剤を使用して商業的に入手可能
な発酵ブイヨンからのアミノ酸の抽出、特にフェニルア
ラニン、PHEの回収において、PHEの回収が有機抽
出溶液の循環で時間がたつにつれて減少する。これは、
普通の地理条件下では、有機相から除去されない抽出不
純物のため第4級有機抽出液のローディング容量が減少
する結果である。この不可逆的に抽出される不純物は「
阻害剤」とい、有機相中に蓄債し、ローディング側に徐
々にその割合が増える。この第4級アンモニウム有機抽
出液が阻害されると、アミノ酸を抽出する能力を維持す
るために、有機相を置換しなければならないので、非常
に処理費用が増大する。
本発明は第4級アンモニウム有機抽出液の阻害を防止す
るのに有用な処理の改良からなる。第1の改良は、有機
第4級アンモニウム抽出液でアミノ酸を抽出する前に、
発酵ブイヨンを前処理し「阻害剤」を除去することから
なる。
この前処理は少なくとも18、好ましくは20の炭素原
子を含有する第3級アミンの水−不混和性有機溶液を使
用する前−抽出である。
第3級アミン有機溶液は、有機物親和性酸不純物または
「阻害剤」を抽出するのに役に立つ。これらの酸不純物
は一般に、脂肪族、芳香族またはアラリファティック(
araliphatic)、未置換炭化水素鎖あるいは
ヒドロキシ置換炭化水素鎖の酸で、有機物親和性酸とし
て記述できる。
このような化合物は阻害問題に寄与しうる。他の未同定
発酵生成物、例えばリン脂質も「阻害剤」であり、第3
級アミン抽出液で抽出されうる。
前処理に有用な第3級アミンは一般に、水−不溶性第3
級アミンとして記述され、脂肪族、アラリファティック
または芳香族炭化水素基を含有し、少なくとも18、好
ましくは20の炭素原子を有する。20より少ない炭素
原子を有するアミンは有機溶媒に溶けにくい傾向にあり
、有機抽出相に溶けても希薄となり、不純物が抽出され
るべき水相に過剰に溶けすぎる傾向がある。
好ましい、第3級アミン理想的には以下の式により定義
される; s R,−N−R。
[式中、R3、R6およびR7は個々に1−22の炭素
原子を含有する脂肪族、アラリファティックまたは芳香
族炭化水素基であり、基R6、R6およびR7の炭素原
子の総数が、少なくとも18、好ましくは20である。
脂肪族炭化水素基は少なくとも8の炭素原子を有するも
のがより好ましい。
ヘンケルコ−ポレーション(Henkel  C。
rporation)から商業的に入手可能な高純度イ
オン対抽出剤は;商標名ALAMINE300(トリー
ローオクチルアミン)、ALAMINE308 (トリ
ーイソオクチルアミン)、ALAMINE3360リー
(CiC+。)アミン)、ALAMINE310 (1
−リーイソデシルアミン)およびALAMINE304
0リーラウリルアミン)。これらの中で、ALAMIN
E336が本発明において使用するのに好ましい。
指摘したように、第3級アミンを水−不混和性有機溶媒
に溶解し、その溶液は有機抽出相からなり、その中へ阻
害の原因となる不純物を水性ブイヨンから抽出する。実
質的に、水−不混和性液体溶媒であればいかなるものも
第3級アミンの溶液に使用できる。同じ水−不混和性溶
媒を、引き続いて行うアミノ酸の抽出における第4級−
アンモニウム抽出有機溶液に使用する。代表的な溶媒と
しては、脂肪族および芳香族炭化水素が挙げられる。脂
肪族炭化水素としては、シクロアルカンおよびハロゲン
化アルカンを含むアルカン類が適当である。好ましいア
ルカンは少なくとも5つの炭素原子を有する。好ましい
ハロゲン化アルカンは少なくとも2つの炭素原子を有す
る。使用できる芳香族炭化水素は、ベンゼン、およびト
ルエン、キシレンおよびクメン等の置換生成物を含む。
溶媒として適当なものとして、エステル、ケトン、およ
び実質的に水不混和性のアルコールである。
さらに、これらの物質のいかなる混合物あるいは水不混
和性ケロシンも適当である。好ましい有機溶媒は150
’F以上の引火点および0.1重量%より小さい水溶解
度を有する脂肪族炭化水素である。これらの溶媒は、ま
た本質的に無毒性で化学的に不活性であり、それらのコ
ストは現在実用的範囲内である。代表的に商業的に入手
可能な溶媒は、Kermac  470B(Kerr−
McGeeから入手可能な脂肪族ケロシン、引火点17
5’ F)、Chevron  Ion  Excha
nge  5olvent (StandardO4l
(カリフォルニア)から入手可能、引火点195°F)
;Escaid  100  と110(Exxon−
Europeから入手可能、引火点180°F);Ex
xsoI  D80 (Exxon  USA  から
入手可能でEscaid  11Oに対応);Norp
ar  12 (ExxonUSA  から入手可能、
引火点160°F)、Conoco  C−1214L
  (Conocoから入手可能、引火点160°F)
;Aromatic  150(芳香族ケロシンでEx
xon−USAから入手可能、引火点150”F)およ
び種々の他のケロシンおよび他の石油会社の石油留分ア
ミノ酸の抽出を改変、あるいは改良するために、抽出剤
に加え、変成剤を添加してもよい。変成剤として好まし
い物質は炭素数的lO〜約13のアルコール、アルキル
(8−12炭素原子)置換フェノール等のフェノールで
あり、それらを添加して、アミノ酸抽出、相分離および
/または有機溶液のだの重要な特性を改良してもよい。
第3級アミン抽出に使用するとき、トリデカノール等の
変成剤を有機溶液における第3級アミンの量(重量で現
して)まで使用してよい。
第3級アミンを使用した前処理抽出においては、ブイヨ
ンのpHを6以下、好ましくは約2−3゜5の範囲に調
整することが好ましい。このような条件下では、酸不純
物を水溶液あるいはブイヨンから抽出するが、アミノ酸
は水溶液に残る。この抽出工程においては、続いておこ
なう第4級アンモニウム化合物でアミノ酸を抽出する工
程でも同じであるが、向流速続方法で処理することが好
ましいが、バッチ方法で処理してもよい。また、酸ある
いは塩基を水溶液に添加して所望のpHレベルに調整し
てもよい。水溶液のpH制御にもちいる酸は鉱酸が適当
である。調整に塩基が必要な場合は、アルカリ金属およ
びアルカリ土類金属水酸化物および水酸化アンモニウム
が適当である。水に溶けやすく有機相に溶けにくいより
強酸、強塩基が好ましい。かかる酸としては塩酸、フ・
ン素酸、硝酸、硫酸、臭酸およびリン酸である。硫酸が
水相の酸性化試薬として好ましい。水相のpH制御用塩
基、特に第4級での抽出でのアルカリpHへの調整は、
アルカリ金属またはアルカリ土類金属塩基、特に水酸化
カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化アンモニウムおよ
び炭酸ナトリウムが適当である。
有機相の第4級アミン抽出剤の濃度は水相から阻害不純
物を抽出するに十分であるべきである。
一般に、酸不純物に対する抽出剤濃度はモル基準で11
lである。好ましくは酸不純物に対する第3級アミンの
濃度は約1.2モルである。通常は約2.5モル以上は
使用しないが、所望であれば、それ以上の量を使用して
もよい。
抽出すると2相が形成され、それらの相は不混和性であ
り、分離することができる。再循環して抽出工程に戻す
前に、第3級アミンおよび抽出不純物を含有する有機相
から塩基性ストリッピング相で不純物をストリップする
。ストリッピングあるいは洗浄に適当な塩基としては、
前述したようなアルカリ金属あるいはアルカリ土類金属
の塩基および水酸化アンモニウムである。苛性NaOH
洗浄が好ましい。不純物をストリッピングした後、第3
級アミン有機相を循環工程に戻し、再使用す第4級アン
モニウム抽出剤溶液を使用してそれの水溶液からアミノ
酸を抽出するために(第3級アミンで前処理抽出して不
純物を除去後である)、アミノ酸が対イオンとして存在
しないように水溶液のpHを制御あるいは調整する。対
イオンはアミノ酸分子が正負両電荷を含む形態のもので
ある。
この形態は、特定のアミノ酸溶液により少し異なるが、
中性より上のpH範囲に渡って(約4.5ないし7.5
)の水溶液で起こる。従って、第4級抽出剤でアミノ酸
を抽出するには、アルカリまたは約7.5の塩基性pH
値、好ましくはlOあるいは11を有するアミノ酸含有
水性混合物を必要とする。水不溶性第4級アンモニウム
塩を有機相における抽出剤として使用するときは、水相
は一般に12あるいは12.5あるいはそれ以上のpH
を有し、本発明の操作に好ましい。
有機相に使用される抽出剤の濃度は、水相からアミノ酸
を抽出するのに十分であるべきである。
種々のアミノ酸が存在するとき、アミノ酸に対する抽出
剤モル濃度比が、約0.25:lないし約1.35:l
となるように抽出剤の濃度を制限することが可能である
。こうすることにより、より疎水性アミノ酸を抽出し、
より親水性のアミノ酸から分離することが可能である。
本発明によると、発酵ブイヨンおよび他の水溶性混合物
から同時いくつかのアミノ酸を抽出した抽出物を使用可
能である。この場合、水性混合物から全体的に実質的に
完全なアミノ酸の除去が望ましい。アミノ酸濃度に対す
る抽出剤濃度の比はモル基準でl=1が容認できる。好
ましくは、その比は、アミノ酸1モル濃度につき、抽出
剤約1゜2モルからアミノ酸の総モルあたり抽出剤10
モルとすべきである。しかし、前述したように抽出剤の
濃度は、一つのアミノ酸を他のものからより優先的に抽
出するために、アミノ酸1モルあたり1モルより少なく
すべきである。従って、水溶液中のアミノ酸のモル数に
対する有機溶液中の抽出剤のモル数の比は、アミノ酸1
モルあたり抽出剤約0o25モルないしアミノ酸1モル
あたり抽出剤約lOモルの範囲が受容できる。
本発明の抽出工程においては、有機相および水相のそれ
ぞれの濃度は個々の環境および要求により広く変化する
。本発明の工程は非常に希薄な溶液で十分効果がある。
抽出工程は向流連続工程でおこなうことが好ましいが、
バッチ工程で行ってもよい。
水相におけるアミノ酸の量に対する上限はない。
事実、固体または沈澱アミノ酸も水相と接触させてアミ
ノ酸濃度を連続補充してもよい。アミノ酸水溶液に必要
な最小の濃度はない。本発明の一つの有用性は抽出を非
常に希薄な溶液で行えることであり、アミノ酸はしばし
ばそのような溶液中にみられる。極端に希薄なアミノ酸
溶液に対しては、抽出剤濃度および水相に対する有機相
の比を変えて、抽出を改良することができる。アミノ酸
の量を検出できればいかなる量の溶液でも抽出できる。
本発明はlOppm(100万部の1部)より小さい濃
度のアミノ酸の溶液からアミノ酸を抽出するのに使用で
きる。
第3級アミン抽出および第4級でのアミノ酸抽出におけ
る各層の容積は、使用される抽出システムの型および個
々の溶液濃度等の要求により一般に決定される。アミノ
酸は非常に希薄な溶液から抽出しなければならないこと
が多いので、水相に対する有機相の容積比は約1=20
ないし約20=1で変化してもよい。より望ましくは、
水相容積に対する有機相容積の比に対するより効果的な
範囲は約1=5(水相に対する有機相)から約5:1(
水相に対する有機相)である。特に、商業的規模の抽出
システムにおける水相容積に対する有機相容積の比は約
1=3から約3:lである。
有機抽出相は、十分な時間、水性アミノ酸相と接触させ
、抽出された物質を有機相中へ移すべきである。接触時
間は特定の系、使用装置のタイプ、および個々の要求と
要望による。しかしながら、一般的には、有機抽出溶液
と水溶液の接触時間は0.1秒を越えるべきであるが、
一般的には3時間を越えないようにすべきである。当然
に、接触時間は最短であることが望ましく、それ故、よ
り望ましい相接触時間は約5秒ないし1時間の範囲であ
り、より好ましくは約5秒ないし約10分である。
アミノ酸を有機相中へ抽出後、2相を液/液相分離する
従来の手段で分離してよい。相分離を達成する代表的手
段は二重力沈降タンク、遠心機等である。一般に、異な
る液相を分離するするのに使用するシステムであればい
かなるものでも使用できる。
アミノ酸を有機相中へ抽出後、それをさらに精製し単離
する。抽出剤からアミノ酸を分離し、抽出剤を再利用し
、さらに他の水性混合物からアミノ酸を抽出する。前記
した係属中の合衆国特許出願通し番号第864064号
に開示されているように、有機溶液からアミノ酸の除去
は以下に記載の4つの異なった方法で行うことができる
=(a)アミノ酸含有有機溶液を濃硫酸、例えば85%
硫酸と、アミノ酸を沈澱させるような量で、いかなる水
相も存在させないで、接触させる; (b)アミノ酸含有有機溶液をアミノ酸で飽和しI;酸
性水溶液と接触させ、それによりアミノ酸を沈澱させ、
有機相および水相に不溶性とする; (c)アミノ酸含有有機溶液を酸性水溶液と接触させ、
それによりアミノ酸を酸性の水相に移動させ、その水相
を有機相から分離し、アミノ酸が沈澱するようなレベル
に温度およびpHを調整し、水相からアミノ酸を沈澱さ
せる;(d)アミノ酸含有有機溶液を等電点でのpH以
上のpHで塩水と接触させ、それにより有機溶液中の抽
出剤からアミノ酸を追い出し、水溶液中へ移動させる。
上記(a)の方法においては、アミノ酸を沈澱させるの
に十分な量で、水不混和性有機溶液を濃酸溶液接触させ
ることによりアミノ酸含有抽出溶液からアミノ酸を沈澱
させる。濃酸溶液としては、硫酸、リン酸、ハロゲン酸
、例えば塩酸または臭酸、4−フッ化ホウ酸、6−7フ
化リン酸、および硝酸が使用できる代表的なものである
。硫酸が好ましい。第4級有機相からのPHHのストリ
ッピングは、一般に、3から7、好ましくは4ないし5
.5の間の平行pHで行われる。
方法(b)においては、上記(a)で記述した同じ酸を
使用できる。本方法においては、3つの相が存在する。
■) 有機相 2) アミノ酸飽和水相;および 3) 固体アミノ酸相 固相は濾過あるいは遠心分離で除去し、2つの不混和性
有機相および水相を残し、分離し、循環工程で再使用す
る。
方法(C)においては、アミノ酸を抽出剤から解き放ち
、酸性水相ストリッピング溶液中へ移す。
アミノ酸をロードした有機相から除去またはストリップ
した後、ストリップされた有機相を抽出段階ヘリターン
する前にスクラブ、すなわち洗浄しいくらか残っている
不純物(阻害剤)を除去する。
はとんど阻害剤がないばあいは、ストリップされた有機
相を洗浄しないで、単に抽出工程にリターンさせればよ
い。しかしながら、実際問題として、少なくともいくら
かの少量の不純物が残っており、ストリップされた有機
相の一部だけでも後−抽出酸性洗浄する。アミノ酸を8
5%H,So、を使用して、沈澱により第4級アンモニ
ウム有機相から除去すると、水相は全く形成されず、統
いて、沈澱アミノ酸を除去した後、アミノ酸のない有機
相を酸性洗浄水溶液で洗浄する。ストリッピング後、有
機相にアミノ酸が残っている場合、酸性洗浄水溶液で洗
浄する前に、有機相を水で洗浄し、アミノ酸を完全に除
去する。酸性水溶液・を使用して、アミノ酸を第4級ア
ンモニウム有機相から除去する場合、例えば硫酸水溶液
を使用する場合など、アミノ酸とともに不純物が除去さ
れるのを避けるために、有機相中に存在するアミノ酸に
対する化学量論的な量の硫酸を使用する。有機相、それ
はアミノ酸はなくなるが、残存不純物を含んでいるので
、酸性洗浄水溶液で洗浄する。硫酸水溶液が好ましい酸
性洗浄溶液である。洗浄は約3より小さい平衡pHで行
い、lと2の間の平衡pHが好ましい。
次に、実施例を示すが、本発明をなんら制限しない。す
べての部およびパーセントは、特に断らない限り、重量
によるものである。実施例において、使用される発酵ブ
イヨンはフェニルアラニンPHEブイヨンであり、代表
的には約1ないし3%のアミノ酸を含有する。他の化学
物質は以下のごとくである。
アリコート(AL I QUAT) 336 :ヘンケ
ル・コーポレイション(Henkedl  Copor
ation)より市販のメチルトリ(C,〜C+o)ア
ンモニウムクロライド。
アラミン(ALAM I NE) 336 :ヘンケル
・コーポレイションより市販のトリ(cm〜C1゜)ア
ミン。
エキゾール(EXXSOL)D80 :j−キソン(E
xxon)より市販の低級芳香族ケロシン(ニスケート
(Esscaid)110としても市販されている。)
トリデシルアルコール(Tridecyla lc、o
ho I):エキソンより市販。
実施例に於いて、4級アンモニウム硫酸塩有機抽出溶液
は、低級芳香族ケロシンにアリフート336(135g
/4)とトリデシルアルコール(150g/4)を溶か
し、これを硫酸ナトリウム水溶液1休積で数回洗浄して
調製した。
実施例A この実施例は発酵ブイヨンの「阻害剤」をモニターする
為に使われる分析法を説明する為の対照であり、「阻害
剤」を含まない合成ブイヨンの理想的挙動と比較する為
の対照である。
発酵ブイヨン中に存する「阻害剤」レベルは、発酵ブイ
ヨンと接触した有機抽出溶液のローディング容量(lo
ading  capacity)の減少を観察するこ
とにより定量する。次の方法でこのローディング容量の
損失を測定した。
r阻害剤」定量 発酵ブイヨンを先ずpH1l−12の苛性アルカリに調
整しく50%水酸化ナトリウム水溶液)、14〜15g
/Q  PHEに希釈する。この発酵ブイヨン(10部
)に4級アミン有機抽出溶液(1部)を加え30分分間
上うしてこれと接触する。
水相と有機相が分離する。「阻害剤」が配合された有機
相を(1部)回収し、次いで2回30分間ずつ合成PH
Eブイヨン(10部、15g10PHE、pH1l−1
2)と接触する。但し2回目の合成ブイヨンは新鮮なも
のを使う。有機溶液のこれらの合成PHEブイヨンでの
洗浄により、逆抽出され得るブイヨンの成分(それ故「
阻害剤」ではない。)を取り除き、有機溶液が含有し得
る最大量のPHEを有機溶液に配合する。最後に生成し
た有機溶液のPHE濃度を分析する。この濃度は、被試
験ブイヨン中に存する「阻害剤」の抽出後の有機溶液の
ローディング容量である。
上述した様に、「阻害剤」定量は合成PHEブイE”/
C15g/Q  PHESpH12)でM理していかな
る「阻害剤」も含まない有機抽出溶液のローディング容
量を決定して行った。同様に、希釈してpHを調整した
PHE発酵ブイヨンのサンプル(13,9g/ρPHE
、pH11,7)も試験した。合成ブイヨンの場合は3
3.7g/4PHEのローディング容量であったが、発
酵ブイヨンの場合はローディング容量が18.8g/Q
に減少した有機物(organic)であった。合成ブ
イヨンと発酵ブイヨンで観察されたローディング容量の
差は発酵ブイヨン中に存する「阻害剤」の量を反映して
いる。つまり発酵ブイヨン中に「阻害剤」が存在するこ
とにより、14.9 g/(IP HlEのローディン
グ容量の損失となった。
実施例1 実施例Aで用いたのと同じ発酵ブイヨンのサンプル(1
部、13.9g/(2PHE、pH11゜7)を85%
硫酸でpH3の酸性にし、沈澱物質を濾過して除いた。
このpH3のブイヨンを3級アミン有機前処理溶液(1
部、120g/12アラミン336.150g/12)
リゾシルアルコールを含むエキゾールD80溶液)で3
回、それぞれ30分間接触した。但し各有機溶液は新鮮
なものを用いた。次いで前処理した液体培地のpHを5
0%水酸化ナトリウムでpH12,0に戻し濾過した。
生成ブイヨンを分析すると14.Og/(lのPHEを
含むことが判った。これはその測定限界に於いて、上述
した前処理によってはPHEの損失は起こらないことを
示す。
このアラニン336前処理ブイヨンの「阻害剤」含量を
実施例Aに記載の方法で測定すると、有機ローディング
容量が28.6 g/QP HEであることが判った。
つまり、このブイヨンについてはローディング容量の損
失は、前述の前処理をしないブイヨンで観察された44
%の損失から約15%の損失に減少した。これは阻害剤
が66%減少したことと等しい。
実施例2 他のPHE発酵ブイヨンのサンプルを85%硫酸で酸性
にし、濾過し、希釈した。生成ブイヨン(1部、13.
8g/4PHE1pH1,46)’e3級アミン有機前
処理溶液(1部、15重量%アラミン336.18.7
重量%トリデシルアルコール含有のエキゾールD80溶
液)で2″直径カールカラム(Karr  colum
m)を使って連続向流抽出を行い接触させた。回収した
前処理ブイヨンのpHは3〜4であった。次いでこのブ
イヨンを50%水酸化ナトリウムでpH12にし、十分
な量のPHEを加えて14−15g/4のPHE濃度に
した。生成ブイヨンの「阻害剤」含量を実施例Aに記載
の方法で測定した結果、有機ローディング容量は31.
0 g/QP HEであることが判った。未処理のフィ
ード(feed)発酵ブイヨンの「阻害剤」含量を同様
の方法で決定した結果、ローディング容量は24.8g
/12PHEであることが判った。つまり、ローディン
グ容量の損失は上述のアラミン336前処理により8.
9g/ffPHEから2.7g/apHEに減少した。
これは阻害剤が70%減少したことと等しい。
実施例3 実施例2で記載のようにしてPHE発酵ブイヨンに予め
接触させておいた3級アミン有機前処理溶液のサンプル
(15%重量重量アンミン3368.7重量%トリデシ
ルアルコール含有のエキツールD80溶液)1部を苛性
アルカリ水溶液(l部、18g/Q水酸化ナトリウム)
と、2″゛直径カールカラムを用いた連続向流抽出を行
い接触させることにより、配合されている「阻害剤jを
除いた。阻害剤の除かれた生成有機前処理溶液を、実施
例2の記載の方法で、実施例2で使われるのと同じロフ
トから他のPHE発酵ブイヨンサンプルを処理するのに
用いた。フィードブイヨンと前処理ブイヨンの「阻害剤
」含量を実施例へに記載の方法で決定した結果、有機ロ
ーディング容量はそれぞれ24−5 g/QP HE及
び30.8g/QPHEであった。これはローディング
容量の損失が未処理ブイヨンに対しては9.2g/QP
HEであるのに対し、阻害剤を除いて再使用の有機物で
処理したブイヨンに対しては2.9g/12PHEであ
ることに対応する。後者の場合、阻害剤は69%減少し
ていることに等しい。つまり、阻害剤を除いた有機前処
理溶液を再使用しても、効果は新鮮な前処理溶液を使用
するのとほぼ同じである。
実施例4 この実施例は残留「阻害剤」を含有する4級有機抽出溶
液のローディング容量を回復するのに有用な方法を示す
。「阻害化」有機抽出溶液のサンプルは、アラミノ33
6前処理発酵ブイヨン(8゜4部、14.9g/+2P
HE%pH12)を4級アミン有機抽出溶液(1部)と
接触させることによりつくった。
生成有機物のローディング容量は「阻害化」有機溶液(
1部)を合成PHEブイヨン(2部、15g/12PH
E%pHI2.0)と3回各々60分間接触させ(但し
2番目及び3番目の合成ブイヨンは新鮮なものを使った
。)、生成有機物のPHE濃度を分析して決定しt;。
ローディング容量27.7g/QPHEが観察された。
新鮮な4級アミン有機抽出溶液のローディング容量を同
様の方法で決定した結果、34.3g/(2PHEであ
ることが判った。つまり、「阻害化」により19%のロ
ーディング容量の損失となった。
「阻害化」有機抽出溶液を硫酸水溶液(2部、42.5
g/QH,so、)で3回それぞれ30分間接触させた
。但し、各酸水溶液は新鮮なものを使った。生成有機物
を次いで水で洗浄し、分離した水相のpHが7に増加す
るまで50%水酸化ナトリウムを加えた。この酸洗浄有
機物のローディング容量を決定したところ32.2g/
QPHEであることが判った。つまりこの有機物のロー
ディング容量の損失は、上述の酸洗浄を行う前に観察さ
れた損失から6%にまで減少した。
実施例5 この実施例は合成ブイヨンを使ってこの方法をトリプト
ファン(TRP)に応用できることを示す。実際のブイ
ヨン中に存する阻害剤の同定はなされてないが、効果を
示すために原理的には種々の酸を選んだ。約30gm1
−トリプトファンを3Qの脱イオン水に溶解し、pHを
50%NaOHで12に調整し、これを脱イオン水で1
ガロンに希釈して溶液Aを得た。これは8.1g/(l
のTRPと分析された。溶液Aはこの実験では対照を表
す。112の溶液Aにセバシン酸、コハク酸及びフェニ
ル酢酸をそれぞれ0.5g溶解しpH]2に再調整して
溶液Bを得た。これは8.2g/QTRPと分析された
。500m(2の溶液Bを85%硫酸でpH3に調整し
く分析7.7g/QTRP)、40g/4アラミン33
6と50g/Qトリデカノールを含むエキゾールD−8
0から成る等体積の有機相(溶液D)と30分間接触し
て前処理した(水相分析8.0g/(2TRP)。これ
はTRP抽出に対する前処理の選択性を示す。この前処
理ブイヨンに50%NaOHを加えてpHを12に再調
整して溶液Cを得た(分析8.2g/QTRp)。
水溶液A、B及びCの各々300m12のサンプルを4
5g/12アリ:l−ト336及び50g/+2トリデ
カノールを含むエキゾールD−80溶液から成る有機溶
液Eの各々30m12と接触させた。それぞれの分離有
機相Al、Bl及びCIを分析した結果、それぞれ13
.7.11.1お呼び12゜3g/ρTRPを含むこと
が判った。これはサンプルBl中の同時抽出された不純
物の一部分が、サンプルCIに於ける前処理により除か
れることを示す。
を機サンプルA1、B1及びC1を25g/(1H2S
O4の2体積で3回それぞれ酸洗浄し、次いで15g/
12NaOHの2体積で洗浄した。次いで生成有機溶液
の最大ローディング容量を2体積の水溶液Aで3回それ
ぞれ接触させて決定した。
配合有機物A2、B2及びC2をそれぞれ分析した結果
、それぞれ13.2.12.9.13.6g/12のT
RPを含むことが判った。これは対照の有機物とほぼ同
じレベルまで有機ローディング容量が回復していること
を示す。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のアミノ酸抽出方法の流れ図である。 第2図は、本発明のアミノ酸抽出方法の流れ図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)酸性pHで少なくとも1つのアミノ酸を含む
    水溶液を水不溶性の第3級アミン抽 出剤の水−不混和性の有機溶媒溶液(これ は水溶液から分離有機相を形成する)と接 触させること;該第3級アミンはすくな くとも全部で18炭素原子を含み、該接触 は該アミノ酸含有水溶液中に存する有機酸 不純物を水溶液層から有機相に抽出するの に十分な時間行われるが、アミノ酸は水相 に残る; (b)アミノ酸含有水相から不純物を含む有機相を分離
    すること; (c)アルカリ性pHでアミノ酸含有水相を水不溶性第
    4級アンモニウム抽出剤の水不 混和性有機溶媒溶液と十分な時間接触させ、アミノ酸を
    水相から第4級アンモニウム抽 出剤有機相に抽出すること;該第4級ア ンモニウム抽出剤は全部で少なくとも16 炭素原子を含む; (d)水相からアミノ酸を含む有機相を分離すること; (e)有機相からアミノ酸を回収し、そして何らかの不
    純物が有機相に残存する場合は、(f)アミノ酸をもは
    や含まない該有機相を酸性洗浄溶液で洗浄すること; からなるアミノ酸含有水溶液からのアミノ酸抽出方法。 2、アミノ酸がアルギニン、ヒスチジン、イソロイシ、
    ロイシン、リジン、メチオニン、β−アラニン、フェニ
    ルアラニン、トレオニン、トリプトファン、バリン、チ
    ロシン、グルタミン酸及びアスパラギン酸から成る群よ
    り選ばれる請求項1記載の抽出方法。 3、アミノ酸がフェニルアラニンである請求項1記載の
    抽出方法。 4、アミノ酸がトリプトファンである請求項1記載の抽
    出方法。 5、第4級アンモニウム抽出剤が式、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1、R_2、R_3およびR_4は独立に
    約1〜22個の炭素原子を含む脂肪族炭化水素基であり
    、R_1、R_2、R_3およびR_4から選ばれる少
    なくとも3つの基が少なくとも4個の炭素原子を有する
    。)を有する第4級アンモニウムイオンを含む請求項1
    記載の抽出方法。 6、第4級アンモニウム抽出剤がメチルトリ(C_8〜
    C_1_0)アンモニウムクロライドである請求項5記
    載の抽出方法。 7、第4級アンモニウム有機相を酸性水溶液と接触させ
    、アミノ酸を有機相から除いてアミノ酸の存在しない4
    級アンモニウム有機相とすることにより、有機相からア
    ミノ酸を回収する請求項1記載の抽出方法。 8、酸性水溶液が約85%の濃度を有する硫酸水溶液で
    ある請求項7記載の抽出方法。 9、アミノ酸が存在しない第4級アンモニウム有機相が
    酸性水溶液で洗浄される請求項7記載の抽出方法。 10、酸性水溶液による洗浄が約3以下の平衡pHで行
    われる請求項9記載の抽出方法。 11、第3級アミン抽出剤による抽出の前に、アミノ酸
    水溶液のpHを6以下の酸性pHに調製する請求項1記
    載の抽出方法。 12、pHが約2〜3.5の範囲内の酸性pHに調製さ
    れる請求項11記載の抽出方法。 13、不純物を含む第3級アミン有機相をアルカリ性水
    溶液と接触させ、これにより第3級アミン有機相から不
    純物を取り除き、そして有機相を再使用に供する請求項
    1記載の抽出方法。 14、アルカリ性水溶液が水酸化ナトリウム水溶液であ
    る請求項13記載の抽出方法。 15、第3級アミンが式、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_5、R_6およびR_7は独立に1〜22
    個の炭素原子を含む脂肪族、アラリファティック(ar
    aliphatic)又は芳香族炭化水素基であり、R
    _5、R_6およびR_7の炭素原子の総数は少なくと
    も18である) を有する請求項1記載の抽出方法。 16、第3級アミンがメチルトリ(C_8〜C_1_0
    )アミンである請求項15記載の抽出方法。 17、フェニルアラニンと有機不純物を含む水溶液から
    フェニルアラニンを抽出する方法において、(a)6以
    下のpHに調整され、かつフェニルアラニンと有機不純
    物を含む水溶液を水不混和性有機溶媒に溶かした第3級
    アミン溶液と十分な時間接触させ、不純物を水溶液から
    抽出し、2つの不混和性相を形成すること;その2つの
    相は、不純物含有有機相( I )とフェニルアラニンを
    含む水相(II)で、第3級アミンは少なくとも18個の
    炭素原子を含む; (b)水相(II)から有機相( I )が分離すること;
    (c)7.5以上のpHに調整され、かつフェニルアラ
    ニンを含む水相(II)を水不混和性有機溶媒に溶かした
    水不溶性の第4級アンモニウム抽出剤と十分な時間接触
    させ、フェニルアラニンを水相(II)から抽出し、2つ
    の不混和性相、即ちフェニルアラニン含有第4級アンモ
    ニウム抽出剤有機相(III)とフェニルアラニンの存在
    しない水相(IV)を形成すること;該4級アンモニウム
    抽出剤は少なくとも16個の炭素原子を含む;(d)有
    機相(III)と水相(IV)を分離すること;(e)有機
    相(III)からフェニルアラニンを回収すること; (f)もはやフェニルアラニンの存在しない有機相(I
    II)を酸性水溶液と接触させ、これによりいくらかでも
    残存する不純物を除くこと; からなる抽出方法。 18、3級アミンが式、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_5、R_6およびR_7は独立に1〜22
    個の炭素原子から成る脂肪族、アラリファティック又は
    芳香族炭化水素基であり、R_5、R_6およびR_7
    の炭素原子の総数が少なくとも18である)で表される
    請求項17記載の抽出方法。 19、第4級アンモニウム抽出剤が式、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1、R_2、R_3およびR_4は独立に
    、1〜22個の炭素原子から成る脂肪族炭化水素基であ
    り、R_1、R_2、R_3およびR_4の少なくとも
    3つが少なくとも4個の炭素原子を有し、基R_1、R
    _2、R_3およびR_4の炭素原子の総数が少なくと
    も16である) で表される第4級アンモニウムイオンを含む請求項17
    記載の抽出方法。 20、第3級アミンがトリ(C_8〜C_1_0)アミ
    ンであり、第4級アンモニウムイオンがメチルトリ(C
    _8〜C_1_0)アンモニウムである請求項17記載
    の抽出方法。 21、存在するフェニルアラニンに対して化学量論量の
    硫酸を含む硫酸水溶液と有機相(III)を接触させるこ
    とにより、フェニルアラニンを有機相(III)から回収
    し、それによりフェニルアラニンを有機相からストリッ
    プし、不純物を含み、フェニルアラニンを含まない有機
    相とフェニルアラニンを含む水相を得る請求項17記載
    の抽出方法。 22、有機相(III)を約85%濃度の硫酸水溶液と接
    触させてフェニルアラニンを沈澱させ、これにより不純
    物を含みフェニルアラニンを含まない有機相を得、フェ
    ニルアラニンを含まない有機相から沈澱したフェニルア
    ラニンを分離することによりフェニルアラニンを有機相
    (III)から回収する請求項17記載の抽出方法。
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