JPH02149426A - 酸化物超伝導材料およびその製造法 - Google Patents

酸化物超伝導材料およびその製造法

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JPH02149426A
JPH02149426A JP63304366A JP30436688A JPH02149426A JP H02149426 A JPH02149426 A JP H02149426A JP 63304366 A JP63304366 A JP 63304366A JP 30436688 A JP30436688 A JP 30436688A JP H02149426 A JPH02149426 A JP H02149426A
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JP
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superconducting material
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bismuth
compound
copper
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JP63304366A
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Satoru Koyama
哲 小山
Utako Endou
遠藤 歌子
Tomoji Kawai
知二 川合
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E40/60Superconducting electric elements or equipment; Power systems integrating superconducting elements or equipment

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  • Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
  • Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は新規なビスマス系酸化物超伝導材料およびその
製造方法に関する。
(従来の技術) 1988年2月に前日らはビスマスを含む複合酸化物が
超伝導性をもっことを初めて見いだした。
この物質は110に付近から急激な電気抵抗の減少が観
測されると同時に、この温度付近でのマイスナー効果も
認められる。110にという温度はY B a t C
u 30 yの90Kを大きく上回り、Tl系とともに
将来の応用が期待されている。
この発見以降、様々な研究が行われ、同じBi、Sr、
CaおよびCuを含む酸化物でもTcが110にのもの
、80にのもの、半導体性を示すものなどの存在するこ
とが明らかとなった。構造に関する研究により、これら
各相はいずれも層状構造をもち、上記の110に相はB
1−0層の間に3枚の、80に相は2枚の、半導体相は
1枚のCu−0層をそれぞれ有していることが明らかと
なった。従ってC軸方向の格子定数は大きく異なり、1
10に相が約37人、80に相が31人、半導体相が2
4人となる。a軸方向はほぼ一定で約5゜4人である。
(発明が解決しようとした課題) 本願の発明者らにより110に相単独の試料が作成され
、上記3相が混在するという問題点は解決された(ジャ
パニーズ・ジャーナル・オブ・フィジカル・ソサエティ
ー27巻L1476ペーシオよびL1861ページ)。
しかしこの過程で、抵抗の測定を行った場合、超伝導特
性が試料によって異なるという現象が見られた。すなわ
ち、80に相や半導体相の混入にかかわらず、ある試料
では100に以上で抵抗0になり、またある試料では抵
抗−温度曲線の低温側に裾をひき、見掛は上Tcが低く
なる。
本発明の目的は上記のような裾引きの見られない、シャ
ープに抵抗の低下する超伝導材料およびその製造方法を
提供することにある。この目的を達成するため種々検討
した結果、生成物の格子定数aおよびCがある条件を満
たしたとき、シャープに抵抗が低下することを見いだし
本発明を完成した。
(課圀を解決するための手段) 前述のごと(Bi系超超伝導体は110に相、80に相
および半導体相の3つの相が知られているが、本発明で
いう格子定数は110に相についてのものである。本発
明の超伝導材料の特徴はa軸方向の格子定数a(以下a
と呼ぶ)およびb軸方向の格子定数C(以下Cと呼ぶ)
が a<0.052・c+3.4747 という式を満足する一部のaおよびCで表される超伝導
体を少なくとも一部含んでいるという点である。ここで
aおよびCはいずれも単位は人である。本発明の超伝導
材料には80に相および半導体相が含まれていてもよい
。また多少の他の不純物が含まれていてもよい。いずれ
にしても上記条件を満足する110に相を含んでいる必
要がある。
本発明の超伝導材料の優れた点は下記実施例で詳細に述
べられているように、臨界温度において抵抗が極めてシ
ャープに低下するところにある。
ビスマス系酸化物超伝導材料はBi、Sr、Ca、Cu
、Oからなり、B1の一部をPbで置換すると110に
相の割合が増えるといわれている。
また、これら元素の組成により異なった特性を示す事が
知られており、鉛を含まない系の場合B:Sr:Ca:
Cu=1:1:1:2の時に最も110に相の割合が多
くなると言われており、方Bi:Sr:Ca:Cu=2
:2:1:2の場合、80に相が大部分を占めるものと
なる。pbはBiのうちモル比で0.1から04の範囲
で置換される。本発明の超伝導材料はpbを含む系であ
り、B 1xPb、(S rucavcuw)zo#な
る仕込み組成が好適に用いられる。ここでx=0150
〜0.215、y=0.030〜0.090、z−0,
720〜0.800 (但しx+y+z=1)、u>0
.269、v>0.243、W>0.430 (但しu
+v+w=l)の範囲である。さらに好ましい仕込み組
成は、x=O1150〜0.215、y=0.030〜
0.090、z=0.720〜0.800 (但しX+
Y+Z1)、u>0.290、v>0.243、W〉0
゜430(但しu +v +w = 1 )の範囲、ま
たはX=0.150〜0.215、y−0,030〜0
゜090、z=0.720〜0.800 (但しx十y
+z=1) 、u=0.269〜0.290、V=0.
243〜0.275 (、但しu+v+w=l)の範囲
である。
原料は水酸化物、酸化物、炭酸塩、硝酸塩、しゅう酸塩
、酢酸塩など焼成により分解あるいは反応して酸化物に
変化するものなら何でも用いることができる。
製造にあたり、これら原料は均一に混合される。
混合はどのような方法で行ってもよい。例えば各原料を
メノウ乳鉢で粉砕しながら混合してもよいし、ボールミ
ルを用いてもよい。各金属化合物のうち少なくともCu
の化合物として硝酸塩を用いることが望ましい。この場
合、水などの溶媒に溶解または分散させる。この溶液を
撹拌しながら加熱乾燥させることが望ましく、スプレー
ドライ法で乾燥しながら混合することもできる。各金属
化合物としてそれぞれの硝酸塩を用いてもよいことは勿
論である。また、炭酸塩や酸化物を硝酸に溶解させても
よい。これとは別に、スパッタリング法等により形成さ
れた薄膜も均一に混合するのに良い方法である。
このようにして得られた混合物あるいは生成物は仮焼せ
ずにそのまま本焼成を行ってもよいが、通常仮焼を行う
。つまり、酸化物以外の化合物の混合物は通常800°
C前後の温度で仮焼される。
しかし、仮焼は必須ではない。酸化物の混合物あるいは
スパッタリング法等により形成された酸化物薄膜あるい
は金属薄膜については、仮焼をする必要はない。仮焼雰
囲気は空気、酸素、あるいは不活性ガスと酸素の混合物
のいずれでもよい。
次に焼成を行う。焼成前の原料が粉末状態であればあら
かじめ成型を行う。その大きさ、形状はどのようなもの
でもかまわない。例えば、ベレットでもよいし線状のも
のでもよい。焼成は通常空気中で行われるが、酸素分圧
をOから0.15気圧、好ましくは0.03から01気
圧に保つことが望ましい。このために酸素を窒素、アル
ゴン、等の不活性ガスで希釈してもよいし、空気を上記
不活性ガスで希釈してもよい。温度は酸素分圧や組成に
よって異なるがいずれの場合も融点直下から融点の下5
0°Cの範囲が望ましい。ビスマス系酸化物超伝導体の
場合、融点を越える温度で反応させることができない。
−度融解した試料は超伝導性を示さなくなるからである
。本発明における超伝導材料の融点は酸素分圧0.2気
圧のとき約845°Cとなる。酸素分圧を下(すること
により、広い温度範囲で、比較的短時間で生成物を得る
ことができる。
焼成時間は概ね12時間以上を必要とする。冷却過程は
焼成時と同じ酸素分圧で行ってもよいがより高い酸素分
圧で行ってもよい。むしろ高い酸素分圧のほうが、生成
した超伝導材料に流すことのできる電流が大きくなる。
もちろん焼成時と同じ酸素分圧のままで冷却し、その後
焼成温度以下の温度に再加熱し、高圧力酸素処理を行っ
てもよい。
(実施例) 以下に実施例により更に詳細に説明する。
実施例1および2 B ! to *、P b O、S r COy、Ca
 COsおよびCuOを、Bi:Pb:Sr:Ca:C
uの比が1.84:0.34:2.04:1.90:3
゜06になるように秤り取った。この組成はBixP 
b 、 (S r uCa vCu v) 、O、とい
う組成式においてx=0.200、y=0.037、z
−0゜763、u=0.291、y=0.271、W−
〇 437に相当する。これらを加熱しながら過剰の硝
酸に完全に溶解させた。この溶液を白金の蒸発皿にいれ
、絶えず撹拌しながら加熱蒸発させ、溶媒である水を除
いた。このとき、過剰の硝酸も同時に除かれる。生成し
た硝酸塩の混合物をアルミナ製のルツボにいれ、更に加
熱を続けた。硝酸塩が分解しNo、が発生する。最終的
に800°CでNo、が生成しな(なるまで加熱した。
これをメノウ乳鉢で粉砕し直径13mm、厚さ約1mm
のペレットに成型した。焼成には内径100mm。
長さ600mmの管状炉を用いた。すなわち、ベレット
をアルミナ製のボートに置き、これを炉の中心部分に設
置したのち、アルゴンと酸素の比を12=1に調整し、
毎分250ccの流通下、835℃で12時間反応させ
た。反応後、室温まで冷却した後、これを再度粉砕し、
上記と同じ大きさのベレットに成型し、同条件で更に7
2時間反応させた。その後、約2°C/minで室温ま
で徐冷し実施例1の試料を得た。
実施例2の試料については、B + x P b y 
(S ru Ca v Cu w) x Oaという組
成式においてx−0゜200、y=0.037、z=0
.763、U−0,275、v=0.275、w=0.
450としたこと以外は実施例1と同様にして合成した
これらのもののX線回折測定を行った結果、aおよびC
はそれぞれ表1に示される値が得られた。
またこれらの試料について抵抗の温度依存性を調べた。
結果を図1に示す。抵抗は約110Kからシャープに低
下し、抵抗Oに到達する温度は実施例1の試料で104
に、実施例2の試料で103にとなった。
比較例1.2および3 B 1xPb、(S r、CavCuw)go、という
組成式において、比較例1の試料はx=0.200、y
=0.037、z=0.763、u=0.260、V=
0.303、w=0.437とし、比較例2の試料はx
=0.200、y=o、037、z=0.763、IJ
=0.240、V=0.310、w=0.450とし、
比較例3の試料はX=0.200.y=0.037、z
−0,763、u=0.253、V=0.2.84、w
=0.463としたこと以外は実施例1と同様にして合
成した。
これらのもののX線回折測定を行った結果、aおよびC
はそれぞれ表1に示される値が得られた。
またこれらの試料について抵抗の温度依存性を調べた。
結果を図2に示す。抵抗は約110Kからややシャープ
に低下した後大きく裾を引き、抵抗0に到達する温度は
比較例1の試料で93K、比較例2の試料で89K、比
較例3の試料で87にとなった。
実施例3 実施例3の試料は通常の固相反応法で合成した。
Bi、○1、P b O,S r C03、Ca CO
3およびCuOを、Bi:Pb:Sr:Ca:Cuの比
を実施例1と同様になるように秤り取った。これをメノ
ウ乳鉢で十分混合した。これを空気の流通下、810°
Cで10時間仮焼した。その後、粉砕および3時間の仮
焼を2回繰り返した。得られた生成物を再度粉砕し、直
径13mm、厚さ約1mmのベレットに成型した。焼成
には内径100mm。
長さ600mmの管状炉を用いた。すなわち、ペレット
をアルミナ製のボートに置き、これを炉の中心部分に設
置したのち、アルゴンと酸素の比を12=1に調整し、
毎分250ccの流通下、842°Cで800時間反応
せた。その後、酸素分圧をl/13に保ったまま約2°
C/minで室温まで徐冷した。
生成物はやや反った形に変形しており、加熱が融点直下
であったことを示している。
このもののX線回折測定を行った結果、aおよびCはそ
れぞれ表1に示される値が得られた。またこの試料につ
いて抵抗の温度依存性を調べた。
抵抗Oに到達する温度は103にであり優れた超伝導特
性を示す。
図3は、上記実施例、比較例および種々の方法で合成し
た試料のaをCに対してプロットしたものである。測定
点の横に記した数値は0抵抗温度である。100に以上
のTcが得られるのは図中に示した a=0.052・c+3.4747 という直線の下だけであることがわかる。つまり全体と
してaは小さいほうがよいが、Cが小さければTcは低
くなる。また、Cが大きくてもaが大きければやはりT
cは低い。これらよりaとCとは、 a<0.052・c+3.4747 という式を満足させる関係にあることが必要であること
が知られる。
(発明の効果) 本発明は正方晶または擬正方晶の構造をもつビスマス系
超伝導材料において、これら結晶のa軸およびC軸方向
の格子定数が一定の関係を有する場合、また特に、一定
の各成分組成比を有する場合、極めて優秀な超伝導特性
を示すという事実を見いだして完成されたものであるが
、今後の材料開発に当たってはこの関係を利用してa軸
方向およびC軸方向の格子定数が関係式を満足するかど
うかを見ることによって直ちに有用な材料か否かを判定
することができ、新規な超伝導材料を提供するととCに
、有用な材料開発を促進することができるという有用性
を有する。
【図面の簡単な説明】
図1は実施例1および2で得られた試料の電気抵抗の温
度依存性を示す。 図2は比較例1〜3で得られた試料の電気抵抗の温度依
存性を示す。 図3は種々の試料のa軸方向の格子定数aをC軸方向の
格子定数Cに対してプロットしたものである。 以上 抵抗 (任意目盛) 図3 C(入) 手彰υ7市1]ミー12 平成 1年 昭和63年  特;rF E’fl   第30436
6号2、発明の名称 醇化物超伝樽材料およびその製造法 3 補正をする名 11件との関係 特許出願人 名称 (285)  ダイキンr業株式会社4、代理人 67−121 [1 7補正の内容 明細書中、次の箇所を補正します。 ■ 特許請求の範囲の欄 別紙の通り。 ■2発明の詳細な説明の欄 (1)第8頁下から第1O行、「の範囲である。」の前
に、「、α−0,8〜1.3」を挿入。 以上 自  発 6、補正の対象 特許請求の範囲 (1)正方品または擬正方晶の構造をらち、a軸及びC
軸方向の格子定数が、それぞれ a<0.052 ・c+3.4747 (式中、aおよびCの単位は人である。)を2dm足す
る一部のaおよびCで表される超伝導体を少なくとら一
部含み、各成分の仕込み組成をモル比でB 1XPb、
(S r、CavCu、)20 (1(式中、LSYS
ZS’Js VN Wおよびαは以下の範囲であり、 x−0,150〜0.2 1 5 y=0.030〜0090 7、=0.720〜0.800 u>0.269 v>0.243 w>0.430 α=08〜13 x+y+z= 1であり、か−)u+v+w= 1であ
る。)としてA製したものであることを特徴とするビス
マス、鉛、ストロンチウム、カルシウム、銅および酸素
からなるビスマス系酸化物超伝導材料。 (2)各成分の仕込み組成をモル比でB IXP by
(SruCaVCuw)20a (式中、 x、 ySzSu、 v、 wおよびαは以
下の範囲であり、 X=O,150〜0.21 5 y=0.030〜0.090 z=0.720〜0800 u>0.290 v>0.243 w>0.430 α=0,8〜1.3 x+y+z−1であり、かつu+v+w= 1である。 )として調製したものであることを特徴とする特許請求
の範囲第(1)項に記載の超伝導(材料。 (3)各成分の仕込み組成をモル比でBiXPby(S
r B Cay Cuy) z O(z(式中、Ks 
YN Z、uSVSWおよびαは以下の範囲であり、 X=0.150〜02 l 5 y=0.030〜0090 z=0.720〜0800 u=0.269〜0290 v=0.243〜0275 α=0.8〜1.3 x+y+z=1であり、かつu+v+w=1である。)
として調製したちのであることを特徴とする特許請求の
範囲第(1)項に記載の超伝導材料。 (4)各成分の仕込み組成をモル比でB1つPb、(S
r、CavCu、)、、O(1 (式中、x、 y、 zlu、 v、 wおよびαは以
下の範囲であり、 X=OI50〜02 y=0.030〜0.0 z=0.720〜0.8 u=0.269〜02 v=o’243〜02 α=0.8〜1.3 x+y+z= 1であり、かつu十v+w= 1である
。)として調製したものであることを特徴とする特許請
求の範囲第(3)項に記載の超伝導材料。 (5)原料としてビスマス化合物、鉛化合物、ストロン
チウム化合物、カルシウム化合物および銅化合物を均一
に混合し、仮焼したのち、あるいは仮焼せずに焼成する
ことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項に記載の超
伝導材料の製造方法。 (6)ビスマス化合物、鉛化合物、ストロンチウム化合
物、カルシウム化合物および銅化合物のうち少なくとも
銅化合物の硝酸塩であり、これらの化合物を溶媒に溶解
または分散させた後、溶媒を除去し、更に加熱により硝
酸塩を分解することによって均一に混合することを特徴
とする特許請求の範囲第(5)項に記載の超伝導材料の
製造方法。 (7)ビスマス化合物、鉛化合物、ストロンチウム化合
物、カルシウム化合物および銅化合物としてそれぞれの
硝酸塩を用い、これらを溶媒に溶解させた後、溶媒を除
去し、更に加熱により硝酸塩を分解することによって均
一に混合することを特徴とする特許請求の範囲第(5)
項に記載の超伝導材料の製造方法。 (8)焼成時の酸素分圧か0.15気圧以下であること
を特徴とする特許請求の範囲第(5)項、第(6)項ま
たは第(7)項に記載の超伝導材料の製造方法。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)正方晶または擬正方晶の構造をもち、a軸及びc
    軸方向の格子定数が、それぞれ a<0.052・c+3.4747 (式中、aおよびcの単位はÅである。) を満足する一群のaおよびcで表される超伝導体を少な
    くとも一部含み、各成分の仕込み組成をモル比でBi_
    xPb_y(Sr_uCa_vCu_w)_zO_α(
    式中、x、y、Z、u、vおよびwは以下の範囲であり
    、 x=0.150〜0.215 y=0.030〜0.090 z=0.720〜0.800 u>0.269 v>0.243 w>0.430 x+y+z=1であり、かつu+v+w=1である。) として調製したものであることを特徴とするビスマス、
    鉛、ストロンチウム、カルシウム、銅および酸素からな
    るビスマス系酸化物超伝導材料。
  2. (2)各成分の仕込み組成をモル比でBi_xPb_y
    (.Sr_uCa_vCu_w)_zO_α(式中、x
    、y、z、u、vおよびwは以下の範囲であり、 x=0.150〜0.215 y=0.030〜0.090 z=0.720〜0.800 u>0.290 v>0.243 w>0.430 x+y+z=1であり、かつu+v+w=1である。) として調製したものであることを特徴とする特許請求の
    範囲第(1)項に記載の超伝導材料。
  3. (3)各成分の仕込み組成をモル比でBi_xPb_y
    (Sr_uCa_vCu_w)_zO_α(式中、x、
    y、z、u、vおよびwは以下の範囲であり、 x=0.150〜0.215 y=0.030〜0.090 z=0.720〜0.800 u=0.269〜0.290 v=0.243〜0.275 x+y+z=1であり、かつu+v+w=1である。) として調製したものであることを特徴とする特許請求の
    範囲第(1)項に記載の超伝導材料。
  4. (4)各成分の仕込み組成をモル比でBi_xPb_y
    (Sr_uCa_vCu_w)_zO_α(式中、x、
    y、z、u、vおよびwは以下の範囲であり、 x=0.150〜0.215 y=0.030〜0.090 z=0.720〜0.800 u=0.269〜0.290 v=0.243〜0.250 x+y+z=1であり、かつu+v+w=1である。) として調製したものであることを特徴とする特許請求の
    範囲第(3)項に記載の超伝導材料。
  5. (5)原料としてビスマス化合物、鉛化合物、ストロン
    チウム化合物、カルシウム化合物および銅化合物を均一
    に混合し、仮焼したのち、あるいは仮焼せずに焼成する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項に記載の超
    伝導材料の製造方法。
  6. (6)ビスマス化合物、鉛化合物、ストロンチウム化合
    物、カルシウム化合物および銅化合物のうち少なくとも
    銅化合物が硝酸塩であり、これらの化合物を溶媒に溶解
    または分散させた後、溶媒を除去し、更に加熱により硝
    酸塩を分解することによって均一に混合することを特徴
    とする特許請求の範囲第(5)項に記載の超伝導材料の
    製造方法。
  7. (7)ビスマス化合物、鉛化合物、ストロンチウム化合
    物、カルシウム化合物および銅化合物としてそれぞれの
    硝酸塩を用い、これらを溶媒に溶解させた後、溶媒を除
    去し、更に加熱により硝酸塩を分解することによって均
    一に混合することを特徴とする特許請求の範囲第(5)
    項に記載の超伝導材料の製造方法。
  8. (8)焼成時の酸素分圧が0.15気圧以下であること
    を特徴とする特許請求の範囲第(5)項、第(6)項ま
    たは第(7)項に記載の超伝導材料の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03265522A (ja) * 1990-03-15 1991-11-26 Rikagaku Kenkyusho 単斜晶系Bi系高温超伝導体及びその製造方法
JPH04219319A (ja) * 1990-03-23 1992-08-10 Rhone Poulenc Chim ビスマス、ストロンチウム、カルシウム、銅及び鉛をベースとする超電導相の調製方法  

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH03265522A (ja) * 1990-03-15 1991-11-26 Rikagaku Kenkyusho 単斜晶系Bi系高温超伝導体及びその製造方法
JPH04219319A (ja) * 1990-03-23 1992-08-10 Rhone Poulenc Chim ビスマス、ストロンチウム、カルシウム、銅及び鉛をベースとする超電導相の調製方法  

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