JPH02148681A - 正抵抗温度係数発熱体 - Google Patents
正抵抗温度係数発熱体Info
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- JPH02148681A JPH02148681A JP30287288A JP30287288A JPH02148681A JP H02148681 A JPH02148681 A JP H02148681A JP 30287288 A JP30287288 A JP 30287288A JP 30287288 A JP30287288 A JP 30287288A JP H02148681 A JPH02148681 A JP H02148681A
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- Pending
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Landscapes
- Resistance Heating (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は採暖器具および一般の加熱装置として、有用な
正抵抗温度係数発熱体に関するものである。
正抵抗温度係数発熱体に関するものである。
従来の技術
従来の正の温度係数をもつ（以下ＰＴＣと称す）発熱体
は一対の電極間のＰＴＣ抵抗体のＰＴＣ特性により適宜
な温度に自己制御されているものであった。しかし特に
大きな電力密度が要求される場合においては、発熱体の
温度分布を一様にするために一対の電極間方向の温度分
布を良好にすることが不可欠であり、その解決策として
、一対の電極間距離を互いに接近させて構成する方法が
講じられた。第３図および第４図において、電極１およ
び電極３は互いに接近して設けられた平行平板状の金属
電極であり、この間にＰＴＣ抵抗体を配することにより
高出力のＰＴＣ発熱体を現出することが可能となった。
は一対の電極間のＰＴＣ抵抗体のＰＴＣ特性により適宜
な温度に自己制御されているものであった。しかし特に
大きな電力密度が要求される場合においては、発熱体の
温度分布を一様にするために一対の電極間方向の温度分
布を良好にすることが不可欠であり、その解決策として
、一対の電極間距離を互いに接近させて構成する方法が
講じられた。第３図および第４図において、電極１およ
び電極３は互いに接近して設けられた平行平板状の金属
電極であり、この間にＰＴＣ抵抗体を配することにより
高出力のＰＴＣ発熱体を現出することが可能となった。
発明が解決しようとする課題
一般にこうしたＰＴＣ抵抗体は、長期的な使用により高
抵抗化して発熱しなくなるのが一般的であるが、導電粉
末のマクロな塊状不均一分散や、金属粉末の混入さらに
電極間距離の局部的近接等により、異常過熱、発煙、発
火に至る危険性を存していた。
抵抗化して発熱しなくなるのが一般的であるが、導電粉
末のマクロな塊状不均一分散や、金属粉末の混入さらに
電極間距離の局部的近接等により、異常過熱、発煙、発
火に至る危険性を存していた。
本発明は上記問題を解決するもので、安全で信転度の高
いＰＴＣ発熱体を提供することを目的とする。
いＰＴＣ発熱体を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段
上記課題を解決するために本発明は、結晶性高分子中に
導電性微粉末を分散させた組成物を主成分とする長尺の
薄肉板状の正抵抗温度係数をもつ抵抗体と前記抵抗体の
長手方向に沿う薄肉対向面に設けた一対の金属電極板と
さらに前記一対の電極板の少なくとも一方の電極板がバ
ネ性を有し、融点８０〜２００’Ｃの電気絶縁性熱可塑
性樹脂を介して、前記一対とは異なる長手方向に沿う薄
肉対向面に第３の電極即ち検知電極を配し、前記バネ性
を有する電極が前記検知電極と熱可能塑性樹脂を介して
対向し、これを外装する絶縁体を備えたものである。
導電性微粉末を分散させた組成物を主成分とする長尺の
薄肉板状の正抵抗温度係数をもつ抵抗体と前記抵抗体の
長手方向に沿う薄肉対向面に設けた一対の金属電極板と
さらに前記一対の電極板の少なくとも一方の電極板がバ
ネ性を有し、融点８０〜２００’Ｃの電気絶縁性熱可塑
性樹脂を介して、前記一対とは異なる長手方向に沿う薄
肉対向面に第３の電極即ち検知電極を配し、前記バネ性
を有する電極が前記検知電極と熱可能塑性樹脂を介して
対向し、これを外装する絶縁体を備えたものである。
作用
上記構成のように、ＰＴＣ抵抗体の長手方向全体にわた
ってバネ性を有する電極と検知電極との間に適当な熱変
形の温度をもった熱可塑性樹脂を介在させることにより
、ＰＴＣ抵抗体に異常温度上昇が発生した場合、前記温
度検知用樹脂が融解して、バネ性を有する電極が検知電
極と接触して大きな電流を生じる。この電流の変化を検
知して、電力供給を遮断することが出来るので、きわめ
て安全性の高い発熱体が得られる。
ってバネ性を有する電極と検知電極との間に適当な熱変
形の温度をもった熱可塑性樹脂を介在させることにより
、ＰＴＣ抵抗体に異常温度上昇が発生した場合、前記温
度検知用樹脂が融解して、バネ性を有する電極が検知電
極と接触して大きな電流を生じる。この電流の変化を検
知して、電力供給を遮断することが出来るので、きわめ
て安全性の高い発熱体が得られる。
実施例
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。第
１図は一実施例を示すＰＴＣ発熱体の構成を示すもので
ある。第１図において、長尺の薄肉板状のＰＴＣ抵抗体
１１と前記抵抗体１１の長手方向に沿う薄肉対抗面に電
極１２と電極１３が配置されている。さらに前記電極１
２（厚さ０．３ｍｍのニッケルメッキ銅板）にはバネ性
をもたせて加工されてあり、対抗する検知電極１６との
間に介在する融点が１７８°Ｃであるナイロン１２から
なる感熱樹脂１５（厚さ０．２５ｍｍ）を加圧して発熱
体を構成している。
１図は一実施例を示すＰＴＣ発熱体の構成を示すもので
ある。第１図において、長尺の薄肉板状のＰＴＣ抵抗体
１１と前記抵抗体１１の長手方向に沿う薄肉対抗面に電
極１２と電極１３が配置されている。さらに前記電極１
２（厚さ０．３ｍｍのニッケルメッキ銅板）にはバネ性
をもたせて加工されてあり、対抗する検知電極１６との
間に介在する融点が１７８°Ｃであるナイロン１２から
なる感熱樹脂１５（厚さ０．２５ｍｍ）を加圧して発熱
体を構成している。
この発熱体は絶縁体１７で被覆され、放熱１８に接着剤
１ｉ１４あるいは放熱板１８の端面折り返し加工等で充
分に固定維持されている。第２図はこの実施例の温度異
常検知Ａが動作した場合の抵抗体への電流遮断回路を示
した図である。
１ｉ１４あるいは放熱板１８の端面折り返し加工等で充
分に固定維持されている。第２図はこの実施例の温度異
常検知Ａが動作した場合の抵抗体への電流遮断回路を示
した図である。
上記構成においてヒータ温度が１７８°Ｃ以上に上昇す
るとナイロン１２が融解し、検知電極１６と電極１２が
短絡する。このため異常加熱が発生したことを検知する
事ができる。この実施例では電極１２と電極１６が短絡
することにより、抵抗１９に電圧１００■が印加され、
抵抗１９が発熱する。さらにこの発熱により温度ヒユー
ズ２０を溶断し、ヒータへの電力供給を切る回路となっ
ている。なお前記実施例ではＰＴＣ抵抗体には高密度ポ
リエチレン７５重量部にカーボンブラック２５重量部を
混練したものを用いた。さらに電極にはニッケルメッキ
銅板を用いたが錫、半田メツキ銅板でもよい。また感熱
樹脂にはナイロン１２を用いたが融点が使用温度より２
０〜１００°Ｃ高い樹脂であれば、これに限定されるも
のではない。さらに、電極１３と電極１６はセラミック
材料等の電気的絶縁体を介して接合されたものであって
もよい。
るとナイロン１２が融解し、検知電極１６と電極１２が
短絡する。このため異常加熱が発生したことを検知する
事ができる。この実施例では電極１２と電極１６が短絡
することにより、抵抗１９に電圧１００■が印加され、
抵抗１９が発熱する。さらにこの発熱により温度ヒユー
ズ２０を溶断し、ヒータへの電力供給を切る回路となっ
ている。なお前記実施例ではＰＴＣ抵抗体には高密度ポ
リエチレン７５重量部にカーボンブラック２５重量部を
混練したものを用いた。さらに電極にはニッケルメッキ
銅板を用いたが錫、半田メツキ銅板でもよい。また感熱
樹脂にはナイロン１２を用いたが融点が使用温度より２
０〜１００°Ｃ高い樹脂であれば、これに限定されるも
のではない。さらに、電極１３と電極１６はセラミック
材料等の電気的絶縁体を介して接合されたものであって
もよい。
発明の効果
以上のように本発明の自己温度制御ヒータによれば、次
の効果が得られる。即ち電極と検知電極との間に電気絶
縁性熱可塑性樹脂層が介在しているために、異常温度上
昇が発生した場合、前記樹脂が融解することにより、電
極と検知電極が短絡し、異常加熱が発生したことを検知
する効果がある。従って極めて安全な自己温度制御ヒー
タを実現することが出来る。
の効果が得られる。即ち電極と検知電極との間に電気絶
縁性熱可塑性樹脂層が介在しているために、異常温度上
昇が発生した場合、前記樹脂が融解することにより、電
極と検知電極が短絡し、異常加熱が発生したことを検知
する効果がある。従って極めて安全な自己温度制御ヒー
タを実現することが出来る。
第１図は、本発明の一実施例におけるＰＴＣ発熱体の構
成図、第２図は同発熱体を用いた場合の電流遮断回路、
第３図および第４図は従来のＰＴＣ発熱体の構成図であ
る。 １１・・・・・・ＰＴＣ抵抗体、１２．１３・・・・・
・電極、１４・・・・・・接着剤層、１５・・・・・・
感熱樹脂、１６・・・・・・検知電極、１７・・・・・
・絶縁体、１８・・・・・・放熱板。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 はか１名＋＋ −
−− ｆ２Ａ３−− Ｃａ 伝 看 １１ｉ’ｌ ４ 独 對 脂 知 電 舌 ４体 １．３−９ 士 ２−低抗体
成図、第２図は同発熱体を用いた場合の電流遮断回路、
第３図および第４図は従来のＰＴＣ発熱体の構成図であ
る。 １１・・・・・・ＰＴＣ抵抗体、１２．１３・・・・・
・電極、１４・・・・・・接着剤層、１５・・・・・・
感熱樹脂、１６・・・・・・検知電極、１７・・・・・
・絶縁体、１８・・・・・・放熱板。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 はか１名＋＋ −
−− ｆ２Ａ３−− Ｃａ 伝 看 １１ｉ’ｌ ４ 独 對 脂 知 電 舌 ４体 １．３−９ 士 ２−低抗体
Claims (1)
- 結晶性高分子中に導電性微粉末を分散させた組成物を主
成分とする長尺の薄肉板状の正抵抗温度係数をもつ抵抗
体と、前記抵抗体の長手方向に沿う肉薄対抗面に設けた
一対の金属電極と、さらに前記一対の電極板の少なくと
も一方のバネ性を有する電極板が融点８０〜２００℃の
電気絶縁性の熱可塑性樹脂を介して前記一対とは異なる
長手方向に沿う薄肉対抗面に設けた検知電極を有する正
抵抗温度係数発熱体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30287288A JPH02148681A (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | 正抵抗温度係数発熱体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30287288A JPH02148681A (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | 正抵抗温度係数発熱体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02148681A true JPH02148681A (ja) | 1990-06-07 |
Family
ID=17914120
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30287288A Pending JPH02148681A (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | 正抵抗温度係数発熱体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02148681A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09503097A (ja) * | 1993-09-15 | 1997-03-25 | レイケム・コーポレイション | Ｐｔｃ抵抗素子を有する電気的なアッセンブリ |
| JPH10500255A (ja) * | 1994-05-16 | 1998-01-06 | レイケム・コーポレイション | Ｐｔｃ抵抗素子を含む電気デバイス |
| US6579608B1 (en) * | 1995-01-23 | 2003-06-17 | Central Glass Company, Limited | Laminated glass with functional ultra-fine particles and method of producing same |
-
1988
- 1988-11-30 JP JP30287288A patent/JPH02148681A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09503097A (ja) * | 1993-09-15 | 1997-03-25 | レイケム・コーポレイション | Ｐｔｃ抵抗素子を有する電気的なアッセンブリ |
| JP2006005377A (ja) * | 1993-09-15 | 2006-01-05 | Raychem Corp | 電気的なアッセンブリ |
| JPH10500255A (ja) * | 1994-05-16 | 1998-01-06 | レイケム・コーポレイション | Ｐｔｃ抵抗素子を含む電気デバイス |
| US6579608B1 (en) * | 1995-01-23 | 2003-06-17 | Central Glass Company, Limited | Laminated glass with functional ultra-fine particles and method of producing same |
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