JPH02148646A - 封着用リード端子 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、画像表示管等に用いられる、封着用リード端
子に関するものである。

従来の技術 従来、画像表示管といわれるものの多くは、画像表示管
内部に電極等の内蔵物を有し、その内蔵物へ電気信号等
を供給する為、画像表示管外部から内部へ通ずるリード
端子を備えており、且つ、画像表示管内部を真空に保つ
必要がある為、上記内蔵物を画像表示管内部にセントし
、リード端子を画像表示管外部に出した状態で封着する
のが通例である。又、封着面の強度を上げる為封着面の
隙間をある一定の間隔を保った状態で封着する方法をと
っていた。

以下、図面を参照しながら上述した従来の封着面の隙間
をある一定の間隔に保つ手段の一例について説明する。

第４図、第５図は、従来の封着面の隙間をある一定の間
隔に保つ手段を示すものである。

第４図において１’Ｃはリード端子、２′８゜２’ｂは
画像表示管のガラス、３′は封着用のガラスフリフトで
、画像表示管のガラス２’　ａ、２’ｂを接合するもの
である。４ａ、４ｂは、ガラスピーズで、画像表示管の
ガラス２’　ａ、２’　ｂの間隔Ａ′を一定に保つため
のものである。

又、第５図においては、１’　ｄ、１’　ｅ、１’ｒは
リード端子、２’　ａ、　　２’　ｂは画像表示管のガ
ラス、３′は封着用のガラスフリットで画像表示管のガ
ラス２″ａ、２’　ｂを接合するものである。５ａ、５
ｂはガラスファイバーで、リード端子１’ｄ、１″ｅ、
ｌ’ｆと画像表示管のガラス２″ａ、２”ｂとの間隔り
、Ｅを一定に保つためのものである。

以下、その封着面の隙間をある一定の間隔に保つ方法に
ついて説明する。

第４図においてはガラスピーズ４ａ、４ｂを入れること
によりガラスピーズ４ａ、４ｂの直径の分だけガラスフ
リット３′の厚みＡ′を確保することができるようにし
ている。

又、第５図においてはリード端子１’ｄ、１“ｅ、ｌ”
ｆの上下両サイドにガラスファイバー５ａ、５ｂを入れ
ることにより、ガラスファイバーの径り、Ｈの分のガラ
スフリット３＃の厚みを確保し、全体としてＡ＃の分だ
けガラスフリット３“の厚みを確保することができるよ
うにしている。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記第４図のような方法では、リード端
子１′Ｃと画像表示管のガラス２’ａとの間隔Ｂ′と、
リード端子１’Ｃと画像表示管のガラス２’ｂとの間隔
Ｃ′とがリード端子毎にまちまちとなり、Ｂ’、Ｃ’の
間隔の狭いところができ、その部分のガラスフリット３
′の厚みが確保できず、強度的に弱いものになってしま
うという課題があった。

又、第５図の方法においては、ガラスファイバー５ａ、
５ｂをリード端子ビ’　ｄ、１’　ｅ、ｌ’ｆの上下両
サイドに設置しなければならず、ガラスファイバー５ａ
、５ｂの取扱い等により、組立ての工数がかかったり、
ガラスファイバー５ａ５ｂを使用することによってコス
トがかかるという課題があった。

本発明は上記問題点に鑑み、画像表示管のガラスの封着
面の隙間を一定の間隔に保ち、且つリード端子と画像表
示管のガラスとの間隔も一定にすることによりガラスフ
リットの強度を一定に保つことができ、しかも組立にお
いても何ら新たな工数がかかることな（コスト安ででき
る手段を提供するものである。

課題を解決するための手段 上記課題を解決する為に本発明の封着用リード端子は、
封着面側両サイドに凸部を設けたものである。

作用 本発明はリード端子の封着面側両サイドに凸部を設ける
ことにより、リード端子と画像表示管のガラスとの隙間
を均−一定に保ち、それによりガラスフリットの厚みを
一定に確保することができ、封着面での強度を上げるこ
とができるものである。

実施例 以下本発明の一実施例の封着用リード端子について、図
面を参照しながら説明する。

第１図、第２図において、１はリード端子、■ａ、ｌｂ
はリード端子封着部に設けられた凸部、２ａ、２ｂは画
像表示管のガラス、３は画像表示管のガラス２ａ、２ｂ
を接合するガラスフリットである。又、リード端子到着
部に設けられた凸部ｌａ、ｌｂは第３図に示すように封
着部でリード端子長手方向に少し位置をずらしリード端
子上下方向に設けてあり、且つ第１図に示すように凸部
は円錐状となり凸部裏側のリード端子は逆に凹部の円錐
状を成している。

次にこの一実施例の作用について説明する。

リード端子ｌに設けられた凸部１ａ、ｌｂにより、画像
表示管のガラス２ａ、２ｂとの隙間Ｂ。

Ｃは一定の間隔となる為、ガラスフリット３の厚みＡも
一定値を確保することができる。この結果、ガラスフリ
ット３の厚みＡ、Ｂ、Ｃは均−一定となり、真空引きに
よりガラスフリット３に発生する応力や、画像表示管の
ガラス２ａ、２ｂとリード端子１との材質の熱膨張係数
の違いからくる熱応力に対し、ガラスフリット３をリー
ド端子凸部ｌａ、ｌｂにより適度に厚くすることができ
、強度を上げることが可能となる。

発明の効果 本発明は、封着用のリード端子の封着面両側に凸部を設
けることにより、ガラスフリットの厚みを適度に均−一
定に保つことができ、ガラスフリットの強度を一定以上
に確保することができる。

しかも、組立においても新たな材料や工数を必要とせず
安価にできるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における封着用リード端子の
要部拡大斜視図、第２図は本発明の画像表示管封着部の
リード端子長手方向と直角方向の要部拡大断面図、第３
図はそのリード端子長手方向の要部拡大断面図、第４図
、第５図はそれぞれ従来の画像表示管封着部のリード端
子長手方向と直角方向の要部拡大断面図である。 １・・・・・・リード端子、ｌａ、ｌｂ・・・・・・リ
ード端子凸部、２ａ、２ｂ・・・・・・画像表示管のガ
ラス、３・・・・・・ガラスフリット。 代理人の氏名　弁理士　粟野重孝　はか１名！　−一一
ワー　卜＋Ｊ呼１１玉３： １α１ｂ−−−リード扁３凸館

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 封着面に凸部を備えたことを特徴とする封着用リード端
   子。