JPH021484U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

第１，２図は従来の非接触ポンプの図、第３，
４，５図はケーシング内周面を描いた図、第６，
９図は本案による非接触ポンプの補助吸入装置の
図、第７，１０，１１，１３図は本案による非接
触ポンプの補助吸入装置の側面図、第８図は第７
図の通路開閉体を右方正面から見た断面図、第１
２図は第１１図のローターの図である。 １，２はローター、３は基準円筒面、４は羽根
、５は羽根外周部、６は羽根嵌り込み部、７は吐
出中心体、８は吐出口、９は吸入中心体、１０は
閉鎖部、１１は吸入口、１２は作動室、１３はバ
イパス路、１４は補助吸入通路、１５は通路開閉
体、１６は閉鎖部材、１７は導入通路、１８は孔
、１９はローター支持体、ｔはケーシング内周面
の交わり部である。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 各々のローターが、基準円筒面と、前記基準円
   筒面から陥没した部分を有しながら羽根の羽根外
   周部まで連絡する羽根嵌り込み部と、前記羽根嵌
   り込み部に隣接しながら前記基準円筒面から突出
   した羽根とを有する様に各々構成されたローター
   が互いに非接触状態で同期的に互いに反対方向へ
   回転し合い、かつ各々のローターの基準円筒面が
   互いに密接し合う様にされ、一方のローターが固
   定された吐出中心体の周囲に密接しながら回転す
   ると共に他方のローターが固定された吸入中心体
   の周囲に密接しながら回転する様に構成されたポ
   ンプであり、更に前記吐出中心体側のローターの
   羽根嵌り込み部の遅れ側の壁面と前記吸入中心体
   側のローターの羽根の遅れ側の羽根側面の先端部
   との間の間隙が最も接近した状態でも各々のロー
   ターの基準円筒面間の間隙に比し相対的に遥かに
   大となる様にし、各々のローターの羽根によつて
   挾まれた作動室に注目し、前記吸入中心体の吸入
   口から前記作動室内へ吸入された流体が前記作動
   室の容積の縮小によつて圧縮された後に前記吐出
   中心体側のローターの羽根嵌り込み部及び前記吐
   出中心体に形成された吐出口を介して前記吐出中
   心体内へ吐出される様に構成し、かつ前記吐出中
   心体側のローターの羽根嵌り込み部と同様羽根嵌
   り込み部の遅れ側にある作動室との連通が開始さ
   れる時点の近傍から同羽根嵌り込み部を含む作動
   室の圧縮過程が開始される時点の少なくとも近傍
   までは、前記吸入中心体に形成された閉鎖部によ
   り前記吸入中心体内と前記吸入中心体側のロータ
   ーの羽根嵌り込み部との連通を遮断しておく様に
   したポンプにおいて、各々のローターの羽根外周
   部が密接する各々のローター側のケーシング内周
   面の交わり部に相当する部分の端部付近の位置に
   あるケーシング内壁面の所定位置へ開口する補助
   吸入通路を形成し、前記ローターと一体的に回転
   する通路開閉体により前記補助吸入通路を前記吸
   入中心体側のローターの羽根嵌り込み部を含む作
   動室の吸入過程の開始時近傍から終了時近傍まで
   の間の所定の期間開き、同作動室内へ流体を補助
   的に吸入させる様にした事を特徴とする非接触ポ
   ンプの補助吸入装置。