JPH0214841A - ガラス搬送用炉及びガラス搬送用炉内におけるガラス搬送方法 - Google Patents
ガラス搬送用炉及びガラス搬送用炉内におけるガラス搬送方法Info
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- JPH0214841A JPH0214841A JP16212788A JP16212788A JPH0214841A JP H0214841 A JPH0214841 A JP H0214841A JP 16212788 A JP16212788 A JP 16212788A JP 16212788 A JP16212788 A JP 16212788A JP H0214841 A JPH0214841 A JP H0214841A
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Landscapes
- Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は板ガラスを加熱しつつ搬送する加熱炉或いは冷
却しつつ搬送する徐冷炉と、これら炉内における搬送方
法に関する。
却しつつ搬送する徐冷炉と、これら炉内における搬送方
法に関する。
（従来の技術）
プレス曲げ装置の上流側に設けられる加熱炉或いはフロ
ートガラス製造装置の一部に設けられる徐冷炉にあって
は、ロールを用いて板ガラス（帯ガラス）を水平状態で
搬送するようにしている。そして炉内における板ガラス
は高温となっており、ロールによって傷が付き易い。
ートガラス製造装置の一部に設けられる徐冷炉にあって
は、ロールを用いて板ガラス（帯ガラス）を水平状態で
搬送するようにしている。そして炉内における板ガラス
は高温となっており、ロールによって傷が付き易い。
そこで従来にあっては炉内に二酸化イオウ（ＳＯ□）を
没入し、ガラス表面に硫酸ナトリウム（Ｎａ２Ｓｏ４）
の膜を生成し、ガラス表面を保護することが行われてい
る。
没入し、ガラス表面に硫酸ナトリウム（Ｎａ２Ｓｏ４）
の膜を生成し、ガラス表面を保護することが行われてい
る。
（発明が解決しようとする課題）
二酸化イオウ（５０２）等を投入すればＮａ２ＳＯ４の
膜が生成されるのであるが、５０２の量が少ないと保護
効果が十分でなく、逆にＳＯ２の量が多いとＮａ２ＳＯ
４が白い汚れとなってガラス表面に付着し、外観性が低
下したり、窓ガラスとして用いる場合には接着剤による
窓枠への接着力が不足することになる。
膜が生成されるのであるが、５０２の量が少ないと保護
効果が十分でなく、逆にＳＯ２の量が多いとＮａ２ＳＯ
４が白い汚れとなってガラス表面に付着し、外観性が低
下したり、窓ガラスとして用いる場合には接着剤による
窓枠への接着力が不足することになる。
（課題を解決するための手段）
上記課題を解決すべく本発明は、炉内ガス中の酸化イオ
ウ濃度を測定し、この測定値と設定値とを比較し、これ
に応じて酸化イオウ供給パイプのバルブを開閉するよう
にした。
ウ濃度を測定し、この測定値と設定値とを比較し、これ
に応じて酸化イオウ供給パイプのバルブを開閉するよう
にした。
（作用）
パルプの開度を調整することで、炉内の酸化イオウ濃度
を２．０〜３．３ＰＰＭにすることでガラス表面に必要
最小限の厚みでＮａ、ＳＯ４膜が形成される。
を２．０〜３．３ＰＰＭにすることでガラス表面に必要
最小限の厚みでＮａ、ＳＯ４膜が形成される。
（実施例）
以下に本発明の実施例を添付図面に基いて説明する。尚
、実施例にあっては加熱炉をガラス搬送用炉として示し
た。
、実施例にあっては加熱炉をガラス搬送用炉として示し
た。
第１図は加熱炉を組込んだ曲げガラスの製造装置の全体
図、第２図は第１図のＡ−Ａ線断面図である。
図、第２図は第１図のＡ−Ａ線断面図である。
曲げガラス製造装置は加熱炉１と成形装置２とからなり
、加熱炉ｌ内には板ガラスＧを水平状態で搬送する搬送
ロール３・・・と、板ガラスＧを軟化点近くまで加熱す
る加熱部材４・・・を配設し、また成形装置２は枠体５
に上型６を昇降自在に支持するとともに、この上型６の
下方にシリンダユニット７によって昇降するリングモー
ルド８を設け、更にこのリングモールド８の内側にシリ
ンダユニット９によって昇降する下型１０を設けている
。
、加熱炉ｌ内には板ガラスＧを水平状態で搬送する搬送
ロール３・・・と、板ガラスＧを軟化点近くまで加熱す
る加熱部材４・・・を配設し、また成形装置２は枠体５
に上型６を昇降自在に支持するとともに、この上型６の
下方にシリンダユニット７によって昇降するリングモー
ルド８を設け、更にこのリングモールド８の内側にシリ
ンダユニット９によって昇降する下型１０を設けている
。
また加熱炉１内には供給パイプ１１及び吸引パイプ１２
を臨ませ、供給パイプ１１を介してボンベ１３内の酸化
イオウ、例えば二酸化イオウ（ＳＯ□）を炉内に供給す
るようにしている。
を臨ませ、供給パイプ１１を介してボンベ１３内の酸化
イオウ、例えば二酸化イオウ（ＳＯ□）を炉内に供給す
るようにしている。
一方、吸引パイプ１２には濃度計１４を接続し、この濃
度計１４によって測定した炉内のＳＯｘ濃度を制御装置
１５に人力し、この制御装置において人力された測定値
と設定値（２〜３．３ＰＰＭ）と比較し、制御装置１５
からの信号で供給パイプ１１の途中に設けたサーボバル
ブ１６の開度を調整し、測定値が設定範囲内に収まるよ
うにする。
度計１４によって測定した炉内のＳＯｘ濃度を制御装置
１５に人力し、この制御装置において人力された測定値
と設定値（２〜３．３ＰＰＭ）と比較し、制御装置１５
からの信号で供給パイプ１１の途中に設けたサーボバル
ブ１６の開度を調整し、測定値が設定範囲内に収まるよ
うにする。
第３図は炉内におけるＳＯｘ濃度及びＮａ２ＳＯ４の付
着量とガラス汚れの発生及びキズ発生との関係を示すグ
ラフである。尚、Ｎａ、Ｓ０４の付着量はガラス表面を
温水で洗浄し、洗浄排液を滴定して量を測定し、汚れの
判定については、ガラスを結露させ、自然乾燥後の汚れ
をＮａ２ＳＯ４の白い結晶を目視によって判断した。第
３図からも明らかなように炉内のＳＯｘ濃度は２．０〜
３．３ＰＰＭにコントロールするのが最も好ましい。
着量とガラス汚れの発生及びキズ発生との関係を示すグ
ラフである。尚、Ｎａ、Ｓ０４の付着量はガラス表面を
温水で洗浄し、洗浄排液を滴定して量を測定し、汚れの
判定については、ガラスを結露させ、自然乾燥後の汚れ
をＮａ２ＳＯ４の白い結晶を目視によって判断した。第
３図からも明らかなように炉内のＳＯｘ濃度は２．０〜
３．３ＰＰＭにコントロールするのが最も好ましい。
（発明の効果）
以上に説明したように、本発明によれば炉内のＳＯｘ濃
度を一定範囲に保持できるので必要最小限の厚みのＮａ
２ＳＯ４膜をガラス表面に形成することができ、ガラス
の保護を図れ、且つ汚れが目立つこともない。
度を一定範囲に保持できるので必要最小限の厚みのＮａ
２ＳＯ４膜をガラス表面に形成することができ、ガラス
の保護を図れ、且つ汚れが目立つこともない。
第１図は本発明に係るガラス搬送用炉を適用した曲げガ
ラス製造装置の全体図、第２図は第１図のＡ−Ａ線断面
図、第３図はＳＯｘ濃度及びＮａ２ＳＯ４付着量とガラ
スの汚れ発生及びキズ発生との関係を示すグラフである
。 尚、図面中１は加熱炉、３は搬送ロール、１１は供給パ
イプ、１２は吸引パイプ、１４は濃度計、１５は制御装
置、１６はサーボバルブである。
ラス製造装置の全体図、第２図は第１図のＡ−Ａ線断面
図、第３図はＳＯｘ濃度及びＮａ２ＳＯ４付着量とガラ
スの汚れ発生及びキズ発生との関係を示すグラフである
。 尚、図面中１は加熱炉、３は搬送ロール、１１は供給パ
イプ、１２は吸引パイプ、１４は濃度計、１５は制御装
置、１６はサーボバルブである。
Claims (2)
- （１）板ガラスを水平状態で搬送しつつ加熱又は冷却す
るガラスが搬送用炉において、この炉は炉内に酸化イオ
ウ（ＳＯｘ）を供給する供給パイプと、炉内のガスを吸
引する吸引パイプと、この吸引パイプによって吸引した
炉内ガス中の酸化イオウ濃度を測定する濃度計と濃度計
によって測定した濃度と設定値とを比較し、比較した結
果に応じて前記供給パイプの途中に設けたバルブの開度
を制御する制御装置とを備えていることを特徴とするガ
ラス搬送用炉。 - （２）炉内において板ガラスを水平状態で搬送しつつ加
熱又は冷却するとともに炉内に酸化イオウを供給し、板
ガラス表面に硫酸ナトリウムの膜を形成するようにした
ガラス搬送方法において、前記炉内における酸化イオウ
の濃度を２．０〜３．３ＰＰＭに制御するようにしたこ
とを特徴とするガラス搬送用炉内におけるガラス搬送方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16212788A JPH0214841A (ja) | 1988-06-29 | 1988-06-29 | ガラス搬送用炉及びガラス搬送用炉内におけるガラス搬送方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16212788A JPH0214841A (ja) | 1988-06-29 | 1988-06-29 | ガラス搬送用炉及びガラス搬送用炉内におけるガラス搬送方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0214841A true JPH0214841A (ja) | 1990-01-18 |
Family
ID=15748556
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16212788A Pending JPH0214841A (ja) | 1988-06-29 | 1988-06-29 | ガラス搬送用炉及びガラス搬送用炉内におけるガラス搬送方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0214841A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103936301A (zh) * | 2014-04-30 | 2014-07-23 | 成都光明光电股份有限公司 | 浮法玻璃的制造方法、浮法玻璃及制造设备 |
-
1988
- 1988-06-29 JP JP16212788A patent/JPH0214841A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103936301A (zh) * | 2014-04-30 | 2014-07-23 | 成都光明光电股份有限公司 | 浮法玻璃的制造方法、浮法玻璃及制造设备 |
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