JPH02147848A - 拘束溶接割れ試験における試験片のx線透過撮影方法 - Google Patents

拘束溶接割れ試験における試験片のx線透過撮影方法

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JPH02147848A
JPH02147848A JP63299531A JP29953188A JPH02147848A JP H02147848 A JPH02147848 A JP H02147848A JP 63299531 A JP63299531 A JP 63299531A JP 29953188 A JP29953188 A JP 29953188A JP H02147848 A JPH02147848 A JP H02147848A
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JP
Japan
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test piece
test
weld bead
rays
ray
Prior art date
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Pending
Application number
JP63299531A
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English (en)
Inventor
Mikio Sakashita
幹雄 坂下
Toshiyuki Imai
今井 俊幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は金属材料の溶接部の割れ感受性を調べるための
拘束溶接割れ試験における試験片のX、線透過撮影方法
に関するものである。
〈従来の技術〉 鉄綱材料等の金属材t:1を拘束した状態で溶接を行っ
て溶接ビード部のWllれを試験するためには例えば第
3図に示すように試験片1の溶接ビード部2を切断して
、その切断面上の割れ有無を判断する破壊検査法が周知
である。
また試験片の溶接ビード部を透過X線で撮影して拘束割
れ試験を行う非破壊検査法では第2図に示すように試験
片1の溶接ビード部2の表面上に形成された凹部3内に
鉛製のシャドーマスク4を載置した状態で上方からX線
を照射し、試験片lの下方に位置するX線フィルム5に
撮影して溶接ビード部2の割れの状況を判断している。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかし、第1の方法(断面による観察)であると、その
断面のみの割れしか検出できず、割れ長さを調べるため
には計算によるしかな(、非常に誤差が大きく、しかも
マクロ試験片の切り出し。
研摩、エツチング、写真撮影など手間がかかるという問
題点がある。
また、第2の方法(シャドーマスク使用によるXLA撮
影)では、第2図に示すようにシャドーマスフ4と試験
片lとの間にどうしても不均一な隙間が生じるために、
割れやブローホール等の欠陥の見極めが非常に難しくな
るという問題点がある。
前述の従来技術によるX線撮影では、固体のシャドーマ
スク4を使用したために複雑な形状の試験片1では、ど
うしてもXfl、9フイルム5の写真にムラが発生して
しまう、そのために鋳鋼品などで用いられている方法と
して、X線遮蔽液を使用したX線透過テストが行われて
いる。
この方法では、表面に開口していないような鋳鋼品の巣
などでは効果があるが、本発明の試験で対象としている
如き表面(又は裏面)に開口した割れでは、液が割れ部
に侵入するためにX線撮影での割れ検出が不可能となっ
てしまうという問題点がある。
本発明は前述従来技術の問題点を解消し試験片の溶接ビ
ード部に表面あるいは裏面に達する割れが存在しても鮮
明な)l撮影ができる拘束溶接割れ試験における試験片
のX線透過1最影方法を提供することを目的とするもの
である。
く課題を解決するための手段〉 上記目的を達成すべく本発明者らは従来のX線遮蔽液に
代えてX線透過率の非常に低いバリウム化合物(例えば
BaCO5,BaFx+ BaO・Ti0z等)の粉末
ご用いて撮影することに着目し種々実験を重ねた結果に
よりどんな複雑な形状の試験であってもハレーションの
少ない鮮明なX線フィルムが得られる本発明を開発する
に至った。
本発明の要旨とするところは次の如くである。
すなわち本発明は、拘束溶接割れ試験における試験片の
X線透過撮影方法において、上記試験片の溶接ビード部
の表面上に形成される凹部に予め粒度が74−以下のX
線遮蔽用バリウム化合物む)末を充填し、当該試験片の
溶接ビード部にX線を照射することを特徴とする拘束溶
接割れ試験における試験片のX線透過撮影方法である。
X線遮蔽用バリウム化合物の粉末粒度を74−以下とし
たのは、粒度が14%を超過すると粉末粒子間の隙間が
太き(なり、撮影したxvA透過フィルムにおいて当該
隙間と溶接ビード部の割れとの識別が難しくなるからで
ある。
〈実施例〉 以下本発明の実施例を第1図に従って説明する。
本発明の拘束t8接割れ試験における試験片のX線透過
撮影方法では第1図に示すように試験片1の溶接ビード
部2の表面上に形成された凹部3内に鉛製シャドーマス
クを載置する代わりにX線透過率の非常に低いBaCO
3,[laFg+ BaO・Tl0g等のバリウム化合
物粉末7を充填した状態で上方からX線を照射し、試験
片1の下方に位置するX線フィルム5に撮影して溶接ビ
ード部2の割れの状況を判断するものである。
第1表は板厚20mの試験片(J I S  Z 31
58)を対象とし、遮蔽材として使用するBaCO5粉
末の粒度を種々変えたときの拘束溶接割れ試験における
X線透過試験(橢影条件200kV・5m+^×3幽)
の結果を示している。
第1表に示すように本発明の要件であるBaCO3粉末
の粒度が74p1以下ではブローホールは勿論のこと割
れの識別が可能であるが、74趨を超えると割れの識別
が不能となることが分かる。
フラックス: 11acO。
〈発明の効果〉 以上説明したように本発明の方法によればどんな複雑な
形状の試験片であっても極めて容易かつ的確に拘束溶接
割れ試験における試験片の割れが識別されその効果は多
大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す断面図、第2図は従来例
を示す断面図、第3図は他の従来例を示す斜視図である
。 ■・・・試験片、      2・・・溶接ビード部、
3・・・凹 部、      5・・・X線フィルム、
7・・・X線遮蔽用バリウム化合物粉末。 特許出願人   川崎製鉄株式会社 第 図 X線 す 第2図 X線 ユS り 凹

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  拘束溶接割れ試験における試験片のX線透過撮影方法
    において、上記試験片の溶接ビード部の表面上に形成さ
    れる凹部に予め粒度が74μm以下のX線遮蔽用バリウ
    ム化合物粉末を充填し、当該試験片の溶接ビード部にX
    線を照射することを特徴とする拘束溶接割れ試験におけ
    る試験片のX線透過撮影方法。
JP63299531A 1988-11-29 1988-11-29 拘束溶接割れ試験における試験片のx線透過撮影方法 Pending JPH02147848A (ja)

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JPH02147848A true JPH02147848A (ja) 1990-06-06

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JP (1) JPH02147848A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016166843A (ja) * 2015-03-10 2016-09-15 株式会社東芝 放射線を用いたろう付け接合長さの定量評価のための装置および方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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