JPH02146410A - 燃焼装置の燃料供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の目的） （産業上の利用分野） 本発明は、燃焼装置のバーナにガス燃料を供給する燃料
供給装置に係り、特に、ガス燃料の供給量を制御する流
量制御弁を改良した燃焼装置の燃料供給装置に関する。

（従来の技術） 従来、この種の燃焼装置の燃料供給装置は、燃焼装置の
バーナにガス燃料を供給するガス燃料供給路に電磁弁、
または手動コックを介装し、これら電磁弁または手動コ
ックにより燃料供給路面積を段階的に制御し、ガス燃料
の供給流■を調整している。

あるいは、前記ガス燃料の供給路に介装した比例制御弁
によりガス燃料の２次圧を制御することにより、ガスの
燃料の供給流量の調節を行っている。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、このような従来の燃焼装置の燃料供給′
ａ置では電磁弁又は手動コックによりガス燃料の供給路
面積を段階的に制御するので、バーナへ供給されるガス
燃料供給流Ｍが段階的に増減し、スムーズな制御ができ
ず、ガス供給流量の急変による逆火などを生ずる上に、
バーナの燃焼範囲を大きくとれないなどの課題がある。

また、従来の比例制御弁によるガス燃料の供給流量制御
方式ではバーナの燃料範囲を大きくとろうとすると、そ
の燃焼最大と燃焼最小での設定が不安定となり、バーナ
へのガス燃料供給流量が一定しないなどの問題がある。

そこで本発明は前記事情を考慮してなされたもので、そ
の目的は、バーナの広い燃焼範囲にわたってガス燃料の
供給流量を安定させることができる燃焼装置の燃料供給
装置を提供することにある。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段） 本発明は、前記の目的を達成するために、燃焼装置のバ
ーナにガス燃料を供給する燃料供給路に、このガス燃料
の流量を制御する電動自在の比例制御弁を介装すると共
に、この比例制御弁の下流にてガス燃料流量を連続的に
微調整する電動自在の微調整用流Ｎ　ａｉｌＪ　ａｌｌ
弁を介装したことを特徴とする。

（作用） 燃焼装置のバーナに供給されるガス燃料の供給流量は、
まず比例制御弁により荒調整され、次いで、この比例制
御弁の下流において、微調整用流量制御弁により、連続
的に微調整される。

従って本発明によれば、バーナへ供給されるガス燃料の
供給流量を比例制御弁により荒調整するとともに、微調
整用流量制御弁により微調整するので、ガス燃料供給流
量の制御範囲の拡大を図ることができる。

また、微調整用流量制御弁によりガス燃料供給流量を連
続的に制御するので、そのガス燃料供給流Ｆの制御をス
ムーズに行うことができ、ガス燃料供給流量が段階的に
増減してバーナの燃焼流Ｍの急変により逆火を発生さけ
るのを防止することができる。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を第１図から第３図に基いて、
説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す全体構成図であり、図
において燃焼装置１のバーナ２に燃料供給装置３の燃料
供給管４を接続している。

燃焼装置１はバーナ２に送風管５を介して送風ファン６
を連通させており、この送風ファン６より燃焼用エアー
をバーナ２の複数の空気孔７へ送風するようになってい
る。

また、バーナ２で燃焼した高温ガス８を通す燃焼室９の
外周に熱交換器１０を配設しており、燃焼室９の一端に
は排気＠１１を連結し、この排気筒１１から排気ガスを
外部へ排出するようになっている。

一方、燃料供給装置３はその燃料供給管４の一端を図示
しないガス燃料供給源に接続し、この燃料供給管４には
上流側から仕切弁１２、比例制御弁１３、及び微調整用
流量制御弁であるメカトロノズル弁１４をそれぞれ介装
し、比例制御弁の図示しない弁体を駆動する図示しない
モータと、メカトロノズル弁１４のモータ１５を図中破
線で示す信号線を介してたとえば、マイクロコンピュー
タよりなる制御器１６を電気的に接続している。

メカトロノズル弁１４は、第２図に示すように、いわば
電動式ニードル弁に構成されており、弁ケーシング１７
の一端部（第２図では左端部）内にニードル弁体１８を
同軸状に収容し、このニードル弁体１８の先細状尖端の
前方に間口された弁ボーｈ　１９には燃料供給管４の出
口管４ａを介して燃焼装置１のバーナ２の図中布端部中
央に接続している。

また、弁ケーシング１７の下底部には燃料供給管４の入
口管４ｂを接続し、ニードル弁体１８の平坦端部には有
底円筒状のべ０−ズ２０の内底部を固着しており、この
ベローズ２０の外底部１５には移動ねじ２１を同軸状に
固着し、この移動わじのねじ部の外周には回転ねじ２２
のねじ部を螺合させ、この回転ねじ２２の外底部中央部
にはステッピングモータ１５の出力軸１５ａを固着して
いる。

したがって、ステッピングモータ１５の段階的な回動に
より回転ねじ２２が段階的に回動し、移動ねじ２１が軸
方向に移動し、ニードル弁体１８を軸方向に移動させ、
弁ボート１９のＶｎ１度を連続的に制御するようになっ
ている。

また、弁ケーシング１７内にはベローズ２０と回転ねじ
２２との間にてニードル弁体１８の位置を検出する位置
検出器２４を内蔵しており、この位置検出器２４を第１
図に示すように、図中破線で示す信号線を介して制御器
１６に接続している。

制御器１６は位置検出器２４の検出値を読み込むことに
よりニードル弁体１８の位置を検出して、弁ボー１−１
９の開度を検出すると共に、比例制御弁１３とメカトロ
ノズル弁１４の開度を適宜制卸するようになっている。

第３図はこのような制御器１６により比例制御弁１３及
びメカトロノズル弁１４の開度を制御したときのガス燃
料流量を、比例ｉＩ、ＩＩ御弁１３の設定２次圧の最小
から最大までの範囲において示すものであり、第３図中
Ａ線は比例制御弁１３とメカトロノズル弁１４の開度を
ほぼ同時にｌ制御した場合のガス燃料流量の変動軌跡を
示しており、同じく破線Ｂはメカトロノズル弁１４の開
爪を制御したのち、比例制御弁１３の２次側圧力を！＋
！Ｊ　Ｉｌｌ　Ｌ、た場合のガス燃料流量の変動軌跡を
示し、図中Ｃａはその逆の順序で２次側圧力と開度とを
制御した場合のガス燃料流量の変動軌跡を示している。

次に本実施例の作用を説明する。

ｖＩｎ器１６は開度制御信号を比例制御弁１３とメカト
ロノズル弁１４とにそれぞれ与え、これら、１３．１４
の開度を制御しており、仕切弁１２を開放している。

したがって図示しないガス源からは燃焼用ガスが開放中
の仕切弁１２を通って比例制御弁１３内に流入し、ここ
で燃焼用ガスの流量が荒調整され、その後、メカトロノ
ズル弁１４内に流入し、ここでガス流量が微調整され、
バーナ２へ供給される。

したがって、本実施例によれば、バーナ２へ供給するガ
ス燃料の供給量を比例制御弁１３とメカトロノズル弁１
４とにより２重に制御するので、その流量制御範囲の拡
大を図ることができる。

また、メカトロノズル弁１４によりガス燃料の供給量を
連続的に微調整するので、バーナ２へのガス燃料供給量
を段階的ではなく、スムースに連続的に制御することが
できる。

このために、ガス燃料の急変による逆火などを防止する
ことができる。

なＪ３、メカトロノズル弁１４を、電磁石を組み込んだ
駆１７１　ｍ構によりニードル弁体１８を直接側！７３
するように構成してもよい。

〔、発明の効果） 以上説明したように、本発明は、バーナへ供給するガス
燃料の供給流ｍを比例制御弁と微調整用流量制御弁とに
より２重に制御するので、そのガス燃料供給流間の制御
範囲の拡大を図ることができる。しかも、微調整用流量
制御弁により、ガス燃料供給流間を連続的に微調整する
ので、そのガス燃料供給流間の制御をスムースに行うこ
とができる。

したがって、本発明によれば、バーナへ供給されるガス
燃料の供給流量を広い制御範囲に戸って安定して行うこ
とができる。

トロノズル弁の縦断面図、第３図は第１図で示す制御時
により比例制０１１弁及びメカトロノズル弁のガイドを
制御した場合のガス燃料流量の変動軌跡をそれぞれ示す
グラフである。

１・・・燃焼ＶＡ問、２・・・バーナ、３・・・燃料供
給装置、４・・・燃料供給管、４ａ・・・出口管、４ｂ
・・・入口管、１３・・・比例制御弁、１４・・・メカ
トロノズル弁（微調整用流量制御弁）。

代理人弁理士　　則　　近　　恵　　相同　　　　　　
　　宇　　　治　　　　　　　　弘

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る燃焼装置の燃料供給装置の全体構
成を示す図、第２図は第１図で示すメカ第 図 ＾−一 弔 図 最小 最大 比例４＋設定２次圧 第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 燃焼装置のバーナにガス燃料を供給する燃料供給路に、
   このガス燃料の流量を制御する電動自在の比例制御弁を
   介装すると共に、この比例制御弁の下流にてガス燃料流
   量を連続的に微調整する電動自在の微調整用流量制御弁
   を介装したことを特徴とする燃焼装置の燃料供給装置。