JPH02145905A - 刷版の絵柄面積率測定装置 - Google Patents

刷版の絵柄面積率測定装置

Info

Publication number
JPH02145905A
JPH02145905A JP63301414A JP30141488A JPH02145905A JP H02145905 A JPH02145905 A JP H02145905A JP 63301414 A JP63301414 A JP 63301414A JP 30141488 A JP30141488 A JP 30141488A JP H02145905 A JPH02145905 A JP H02145905A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing plate
measurement
head
area ratio
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63301414A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2577791B2 (ja
Inventor
Makoto Hayashi
誠 林
Akira Oshima
章 大島
Shinji Sugimura
杉村 真志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Machine Co Ltd
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Toshiba Machine Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd, Toshiba Machine Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP63301414A priority Critical patent/JP2577791B2/ja
Publication of JPH02145905A publication Critical patent/JPH02145905A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2577791B2 publication Critical patent/JP2577791B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、刷版の絵柄面積率測定装置に係り、例えばオ
フセット輪転機の刷版の各インキ・キーゾーン毎の絵柄
面積率を高精度に測定するのに利用できる。
〔従来の技術〕
例えば、オフセット輪転機の各インキ・キーの開度、つ
まり各インキ・キーゾーン毎のインキ供給量は、各イン
キ・キーゾーン毎の絵柄面積率(インキ・キーゾーンの
総面積に対する画線部の面積の比率)によって決まる。
従って、各インキ・キーの開度を設定するにあたっては
、刷版のインキ・キーゾーン毎に絵柄面積率を求めるこ
とが必要である。
この絵柄面積率を求める従来の装置として、第6図のよ
うに、測定対象である刷版61の中央に立てた法線上の
1点の近傍に、2個の光偏向器62,63および光電変
換器64を近接配置する。
この2個の光偏向器62.63を光偏向器制御装置65
にて制御して、レーザー発振器66の光ビームを刷版6
1の二次元方向、すなわちX軸方向(刷版幅方向)およ
びY軸方向(刷版長さ方向)へ走査させる。一方、刷版
61からの反射光を光電変換器64で受光し、この受光
量を演算部67に入力し、刷版61の絵柄面積率を算出
する装置が知られている。
また、上記以外の従来の装置として、第7図および第8
図に示す如く、−列状に配置され複数の光電変換素子7
1の両側に蛍光灯等の一対の線状光源72.73を並設
した測定ヘッド74を刷版75の上面に沿って平行移動
させるか、あるいは刷版75を平行移動させる。一方、
刷版75からの反射光を光電変換素子71で受光し、こ
の受光量を図示していない演算部に入力し、刷版75の
絵柄面積率を算出する装置もある。
〔発明が解決しようとするa!題〕
これらの従来装置において、前者はメンテナンスの点で
問題がある。すなわち、この絵柄面積率測定装置の2個
の光偏向装置は、測定時常に高速走査を行う高精度なも
のなので、その動作が良好でなければ測定精度の低下を
招(。そのため、光偏向装置は所定稼動時間毎に高度な
機械系の調整が必要であり、稼動率に問題があった。
しかも、この絵柄面積率測定装置は、外光の影響によっ
て測定精度が低下しやすいため、測定装置の光学系と刷
版をそっくり大きな筐体で囲って、光を遮断する必要が
ある。
ところで、オフセット印刷による刷版は、通常0.5m
X0.5mから1.2mX1,4II+程度の大きさで
ある。
このような大きな刷版と、この刷版の絵柄面積率を測定
する光学系とを筐体により囲うため、この方法による絵
柄面積率測定装置の寸法は大きくなりがちであった。
また、前述の後者の装置については、大きな面積を有す
る刷版の絵柄面積率を精度良く測定するためには、全面
均一な照明および受光特性が要求されている。しかしな
がら、この方法による絵柄面積率測定装置の場合、蛍光
灯を線状光源として利用していることから、発光量を長
時間安定に、かつ均一に保つことが困難である。その上
、−列状に配置した複数の光電変換素子の怒度を同一レ
ベルに保つことが困難なことから、均一な受光特性が期
待できない、その結果、この絵柄面積率測定装置は精度
について問題がある。
本発明の目的は稼動率の良好な高精度の刷版の絵柄面積
率測定装置を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
そのため、本発明では、光偏向装置を使用しないでビー
ム状の光を照射する光源、刷版からの反射光を受光する
光電変換器およびスケール部材の目盛を読む発信器を測
定ヘッドの所定位置に設置して、測定ヘッドが刷版の表
面付近をスケール部材に沿った方向、すなわち、X軸方
向に移動する際、測定ヘッドの発信器がスケール部材の
目盛を読んでパルスを発生させ、正確なサンプリングタ
イミングを得られるようにした。つまり、このパルスの
発生毎に測定値をサンプリングして、データを次々に収
集しながら、測定ヘンドが刷版を走査して高精度の測定
を可能としたものである。また、このようなX軸方向に
測定ヘンドを移動させる移動手段に、このX軸と直交す
る方向すなわちY軸方向へ刷版を送る送りローラを併用
させ、刷版全面を測定可能とさせて上記の目的を達成し
ようとするものである。
具体的には、刷版の表裏面を挟持しながら刷版を1方向
へ向かって搬送する送りローラと、この送りローラに平
行に配置され、かつ、一定のピッチで参照物理量の目盛
を形成されたスケール部材と、このスケール部材の目盛
を読み取ってパルスを出力する発信器、刷版表面に光ビ
ームを照射する光源および刷版からの反射光を受光して
電気信号に変換する光電変換器を有する測定ヘッドと、
この測定ヘッドを前記スケール部材に沿って往復させる
走査手段と、前記発信器より出力されるバルスを受信す
る毎に前記光電変換器からの信号をサンプリングして前
記刷版の絵柄面積率を求める演算処理装置と、を具備し
たことを特徴としている。
〔作用] 本発明の刷版の絵柄面積率測定装置に刷版がセットされ
ると、刷版は送りローラによりY軸方向へ送られ、所定
位置にて停止する。刷版が停止すると、測定ヘッドは走
査手段により刷版のX軸方向を一端から他端へ走査を開
始する。このとき、測定ヘッドの発信器はスケール部材
の物理量を検出し、光ビームの幅と同し距離を測定ヘッ
ドが移動する毎にパルスを発信する。このパルスが演算
処理装置へ入力される毎に、この演算処理装置は、光電
変換器よりの信号を受信するとともに、この信号の読値
をサンプリングしてデータとして記憶する。測定ヘッド
が刷版の他端まで達すると、走査手段は刷版他端外側の
測定ヘッド停止範囲にて測定ヘッドを停止させる。測定
ヘッドが停止することにより、送りローラは刷版をY軸
方向へ光ビームの長さと同じ距離だけ送る。
以下、測定ヘッドのX軸方向走査と送りローラの刷版Y
軸方向送りを何度か繰り返し、刷版の表面をくまなく測
定し終わると、演算処理装置は、光電変換器より受信し
たデータをもとに当該刷版の絵柄面積率を算出する。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図および第2図は、本実施例の絵柄面積率測定装置
の一部を切欠いた正面図および縦断側面図を示している
0本実施例の装置は、各装置を支持可能な鋼板から構成
されるフレーム1を蝙体の主要部分とし、このフレーム
1の側面2間には、刷版3(第2図参照)を送るための
前後一対の送りローラ4が軸受5を介して設置されてい
る。このローラ4は、例えばゴムローラ等から構成され
、フレーム1の左側中央部に設置されたサーボモータ6
により、タイミングベルト等からなる連動部7を介して
駆動される。
また、この側面2には、前述の前後一対の送りローラ4
と対向し送りローラ4と共に刷版3を挟持して送りロー
ラとしても作用する一対のゴムロール等からなる押えロ
ーラ8を支持した可動フレーム9が上下方向に摺動可能
に設置されている。
この可動フレーム9を駆動する駆動装置10が可動フレ
ーム9の近傍に設置されている。この駆動装置】Oは、
−M的な構造のもので、例えば流体圧シリンダ、モータ
とラック・ビニオンとの組み合わせ、モータとボールね
じ軸との組み合わせ等により構成される。
この前後一対のローラ4.8の第2図中左側には、刷版
搬入口32、刷版3の送り方向右側に刷版案内側面33
Aおよび刷版前部案内面33Bが設けられており、送り
ローラ4,8の右側には傾斜のついた後部案内面33D
が設けられている。
これら前後の案内面33B、33Dの中間部であって各
一対のローラ4,8の中間部には、中間部案内面33C
が設けられている。
この中間部案内面近傍に、ストッパ19が図示されない
支持手段により1列に支持されている。
このストッパ19は棒状の肢19Aを駆動シリンダ19
Bにて、昇降できるようにされ、送りローラ4間に突没
可能とされている。
このストッパ19の突出時に、刷版案内側面33Aに案
内されて、ローラ4上を送られてくる刷版3は、このス
トッパ19に当接し、刷版3が所定位置に正確にセット
されるようになっている。
測定終了の際には、刷版3は送りローラ4,8より外れ
て後部案内面33Dの上を重力により滑り落ちて排出可
能となっている。
なお、刷版3の種類により絵柄面積率の校正をする必要
があり、測定開始の際に最初に校正可能なようにキャリ
ブレーションマーク34が刷版の送り方向先端上面に設
けられている。
さらに、両側面2間には、ブラケット14が設けられ、
このブラケット14上に設けられたレール12にガイド
ローラ26を介して測定ヘッド11がX軸方向に沿って
進退摺動可能とされている。
この測定へラド11には、タイミングベルト15の両端
が測定ヘッド11の第1図中左右両側にそれぞれ結合さ
れ、タイミングベルト15は測定へラド11を挟んで無
端状とされている。このタイミングベルト15は、サー
ボモータ16の駆動軸に取り付けられたタイミングプー
リ17とフレームlの右側面2に取り付けられたタイミ
ングプーリ18とに掛は回されている。ここにおいて、
タイミングベルト15と、タイミングプーリ1718と
で走査手段が構成されている。
前後一対の押えローラ8の後方には、第2図のように接
触レール20がブラケット14と平行にフレーム1の両
側面2間に掛は渡されている。この接触レール20は断
面正方形の支持材21の各面によりそれぞれ1本ずつ支
持されている。各接触レール20には、測定へラド11
の後部に設けられた接触ブラシ22が電気的に接触され
ている。
接触レール20と接触ブラシ22とは、通信系3極、電
力供給系2極の計5極のうち、通信線1極と電力線1極
とを共通にすることで4極にて構成される。
前記ブラケット14の第2図中右側端縁には、第3図に
示されるように金属板をピッチ幅寸法Wで打貫いてスリ
ット13を設け、格子状にしたスケール部材27が設け
られている。このスケール部材27は両端にスリット1
3を切られていない部分を有している。このスリット1
3を切られていない範囲が測定へラド11を停止させる
測定ヘッド停止範囲Rとされている。並びに、スケール
部材27の中間部、すなわちスリット13を有する部分
の幅は刷版3のうち最大の幅もしくはそれ以上の幅であ
る幅Sとされている。
スケール部材27を挾むようにして、図示されない発光
ダイオードと受光素子とで構成された発信器であるフォ
トインクラブタ28が測定ヘッド11の後部上面に設置
されている。
測定ヘッド11の左側の端縁には、光電変換器29と幅
寸法W×長さ寸法りの光ビームを刷版3に照射する光源
30とを収めた箱31が上下に摺動可能に設けられてい
る。この箱31は、ラック・ビニオンとモータ等から構
成される図示しない駆動機構により上下動され、かつ、
この駆動機構は、可動フレーム9の上下動に連動可能に
されている。この際、光ビームの幅寸法Wは、前記スケ
ール部材27のスリット13のピッチ幅寸法Wと等しく
されている。
前記フォトインタラプタ28からのパルスおよび光電変
換器29からの測定データの信号は、前記測定へラド1
1の後部に設置された測定ヘッド部測定制御装置23に
入力され、この測定ヘッド部測定制御装置23により、
測定データを処理して絵柄面積率を算出できるよう、デ
ータをファイル化するようになっている。
また、第2図において、サーボモータ16の下方には、
主測定制御装置24および電源装置25が設置されてい
る。この主測定制御装置24と前記測定ヘッド部測定制
御装置23とは、前記接触レール20および接触ブラシ
22とを介して電気的に接続されている。
ここにおいて、この測定ヘッド部測定制御装置23およ
び主測定制御装置24とで、演算処理装置が構成されて
いる。
この演算処理装置は第4図に示されるように、2個のC
PUを別々に配置して、測定制御プログラムにより測定
制御を遂行可能とされている。
測定ヘッド部測定制御装置23は、測定ヘッドCPU3
5にパスライン36を介してROM3VRAM3B、通
信インターフェイスI10装置39およびAD変換器4
0用のI10装置41を接続して構成されるとともに、
これら測定へ、ド11の装置、フォトインクラブタ28
および光源30等へ電力を供給する安定化’ta42を
有している。
測定ヘッド部制御装置23のAD変換器40には前記光
電変換器29が接続されており、これにより測定へラド
11がX軸方向に移動する際測定ヘッドCPLJ35は
、光源30の光ビームの刷版3よりの反射量を測定し、
RAM3Bに記憶可能となっている。
主測定制御装置24は主CPU43にパスライン44を
介して、ROM45、RAM46、入出力袋W147、
通信インターフェイスI10装置48および操作4類制
御装置49用のI10装置50を接続して構成される。
ここにおいて、入出力装置47は、CRTデイスプレィ
装置とキーボード等のマンマシンインターフェイスとさ
れている。
測定ヘッド部測定制御装置23と主測定制御装置24と
に、第2図に示される接触レール20と接触ブラシ22
とがそれぞれ第4図のように接続されている。これによ
り測定ヘッド部測定!lI御装置23の測定へシトCP
U35と主測定制御装置24の主CPU43とは互いに
通信インターフェイスI10装置39.48を介して通
信可能となっており、かつ、安定化電源42は電源装置
25より電力供給を受けることができる。なお、この安
定化電源42は交流用のICレギエレータ、スイッチン
グ電源装置等を用いている。接触レール20と接触ブラ
シ22との接触抵抗が測定へラド11の摺動する際の変
化により安定化電源42の一次側電圧が変動しても、こ
の安定化it源42はその二次側の電圧が安定した電力
を各部に供給を可能としている。
次に、本実施例の動作説明を第5図をも参照して以下に
述べる。
最初に測定対象となる刷版3を、本実施例の測定装置に
セットする。この際、刷版3を測定装置の測定基準位置
にセットするため、刷版3の送り方向右側端を刷版搬入
口32に向がって右側の刷版案内側面33Aに沿わせて
刷版搬入口より差し込む、これにより刷版3と本実施例
の測定装置とのX軸基準台せが行われる。次に、そのま
ま刷版3が差し込まれていくと、刷版3の先端が予め上
昇しているストッパ19に当接する。この位置に刷版3
がセットされることにより、刷版3と本実施例の測定装
置とのY軸基準台せが行われる。
この刷版3のセットに前後して、刷版3および印硝I機
の種類によって異なるパラメータ等を入出力装置47に
より主測定制御袋224に手操作入力する。このパラメ
ータは刷版3の寸法等およびこの刷版3を使用する印刷
機等によって異なり、例えば、刷版3の幅と長さとを入
力して、X軸方向の測定値のサンプリング回数N□糞と
Y軸方向の刷版3のY軸方向コマ送り回数I l4AX
を算出したり、印刷機のインキ・キー毎の絵柄面積率を
計算するとき等に用いられる。
これらの測定を始めるための操作が完了した後に、主測
定制御装置t24の入出力袋W47を操作して、測定制
御プログラムを起動させる。
この測定制御プログラムは、第5図に示すように、2個
のCPUに機能分担させるために、2系統の別個のプロ
グラムを別個に実行させ、互いの連絡が必要なときに必
要な情報を通信にて送受信して測定制御を行うものであ
る6図中、5101〜113は主CPU測定制御プログ
ラムの各ステップを、8202〜211 は測定ヘッド
CPU測定制御プログラムの各ステップをそれぞれ示し
ている。
起動された測定制御プログラムは、5lotにて、刷版
3のこま送り回数をカウントする測定カウンタ!の初期
値を設定し、同時に校正を行う、このとき、送りローラ
8とストッパ19を下降させ刷版3のキャリプレージョ
ンマーク34の真上に測定ヘッド11が位置するようサ
ーボモータ6.16を制御する。
次に、5102にて、測定ヘッドCPU35へ測定指令
を送信する。 5103にて刷版3を所定位置まで送り
、測定へラド11が刷版3の送り方向先端の部分を走査
できるようにし、最初の測定値をサンプリング可能なよ
うにする。次いで、測定へラド11はX軸方向へ移動さ
れ、測定を開始する。
主CPU43よりの測定指令を3201.5202ニア
待っていた測定ヘッドCPU35は、指令の受信に伴い
5203にて、サンプリング回数をカウントする測定カ
ウンタNの初期値を設定し、次いで5204〜5209
にて繰り返されるような測定制御を行い、これにより測
定ヘッド部測定制御装置23は、測定値のサンプリング
を繰り返えす。
すなわち、測定へラド11がX軸方向を移動すると、フ
ォトインクラブタ28はスケール部材27を挟んだまま
移動し、スリット13のピッチ毎にパルスを発生する。
 5204.3205にてこのパルスを受信する毎に、
測定ヘッドCPU35は、光電変換器29の受光量をホ
ールドしてサンプリングするとともに(5206)、R
AM3Bに設定しであるファイルの所定位置に書き込む
(S207)。この動作は、測定ヘッド11が刷版3の
幅内にあるとき常に繰り返されている(5208)。こ
の繰り返しに当り測定カウンタNは、1を加算されてカ
ウントアツプされて行< (S209)、測定へラド1
1が刷版3の第3図の右端まで達すると、測定カウンタ
NがN1IAIに等しくなり、前記スケール部材27の
スリット13のピッチ幅寸法Wと光源30の光ビーム幅
寸法Wとは同一寸法なので、測定ヘッドCPU35は、
測定カウンタ■のカウントI−1においての、刷版3の
幅方向をくまなくサンプリングし終わる。この時点では
、これらの測定値は全てRAM38に収容されている。
測定ヘッドCPU35は、測定カラン)T回目の測定を
終えると、’3210および5211にて、主CPU4
3へ測定カウント■回目の測定終了を送信して、測定カ
ウント■回目の測定データをファイル転送し、5201
へ再び戻り、主CPU43の指令を待つ。
一方、主CPU43は、測定ヘッドを移動開始させてか
ら5104〜5106にて測定へラドCPU35が測定
を終了して、測定へラド11が最大幅Sの外側に設けら
れた測定ヘッドの停止位置範囲Rに達するのを待つ。
測定ヘッド11が停止位置範囲Rに達すると、主CPU
43は測定制御プログラムの5107に達し、測定へラ
ド11を停止させるとともに、刷版3をY軸方向へ光ビ
ームの長さ寸法りだけこま送りする。5108〜510
9にて、主CPU43は測定へラドCPU35より得ら
れた測定カウント■回目の測定データファイルを全て受
信し、5110にてこの測定データをもとに絵柄面積率
の計算をする。 5112で測定カウンタIのカウント
に1を加算する。刷版3の全長に亘る測定が終了するま
で、S 1.02〜5112は繰り返される。刷版3の
全幅および全長に亘ってくまなく測定が終了すると、主
CPU43は5113に達し、先に手操作入力された印
刷機のパラメータを用いて5110にて計算した面積率
から、求める当該印刷機のインキ・キー単位の面積率を
算出する。
従って、本実施例では、次のような効果がある。
すなわち、本実施例では、刷版3のX軸方向への測定ヘ
ッド11の走査と、刷版3のY軸方向へのローラ4,8
による送りとで絵柄面積の測定を行う簡単な構造である
から、光偏向器を用いる従来の装置と異なり、可動部の
耐久性を向上できる。
従って、平均故障時間(MTBF)が長く、平均修復時
間(MTTR)の短い、すなわち稼動率の極めて良好な
装置とできる。
また、測定ヘッド11を走査させて測定するので、光偏
向器を用いた従来例と異なり、光源30と刷版3とは近
接配置でき、装置高さ寸法を低くできる。さらに、刷版
3はローラ4.8にてY軸方向へ送られるため、奥行に
ついては刷版3の長さ全部の寸法を必要としない。従っ
て装置全体を小さく設計可能である。
さらに、蛍光灯のような線状光源を用いず、小寸法の光
ビームからなる光1a3oで刷版3の表面を走査するか
ら、刷版3を一様に照射でき、高精度の測定が可能であ
る。
また、測定ヘッド11を走査する制御機構は、測定ヘッ
ド11のX軸方向の移動の際、測定ヘッド11の移動速
度に関係なく、スケール部材27のスリット13を通過
する毎に、フォトインクラブタ28から発せられる。パ
ルスをサンプリングのトリガーとして、測定ヘッドCP
U35に測定値を入力する制御方法としたので、測定ヘ
ッド11を駆動するサーボモータ17の制御は、往のス
タート、復のスタートおよびストップだけの簡単なもの
でもよく、サンプリングのタイミングを測定へラド11
の移動と同期させる必要がない。これに伴い、測定へラ
ド11の停止位置は、スケール部材27のスリ7)13
のない部分、すなわち測定ヘッド11の停止位置範囲R
内であればどこでもよく、測定ヘッド11の停止精度は
高精度を要求されず、制御を筒易にできる。さらに、測
定ヘラドIfがこの停止位置範rMRからスタートする
ようにしであるため、スケール部材27の一番端のスリ
ット13からフォトインクラブタ28が通過できるので
、測定装置と刷版3との位相が狂うことがない。
スケール部材27のスリット13の数とピッチは交換し
ない限り固定され、かつ、これに接触するものもないの
で、同じ幅の刷版3を測定へノド11が1回走査したと
きのサンプリングの回数は常に同じにできる。従って、
このサンプリングの回数を監視して、この回数が所定の
数と異なることを検出すれば、サンプリングの検出落ち
あるいは過多等の誤サンプリングを検出でき、サンプリ
ングの適正を期することができる。
このような測定@御をするため、主測定制御装W24と
は別に、測定ヘッド11に測定ヘッド部測定制御装置2
3を設け、機能分担しているから、主測定制御装置24
からの配線を最小限にすることが可能となり、接触レー
ル20と接触ブラシ22との構造を簡単、かつ、信頼性
の高いものとすることができ、さらに、制御プログラム
を単純化できる。
また、測定データは、測定ヘッド11の移動中に、測定
ヘッド部測定制御装置23に蓄えられ、測定ヘッドII
が測定ヘッド停止範囲Rに到達して停止するまで、主測
定制御装置24へは送信せず、この測定データの送信は
測定ヘッド11の停止時に測定ヘッド部測定ヘッド制御
装置23より主測定制御装置24へ測定データをファイ
ルとしてパソコン通信して行われるので、送信時のエラ
ーの発注を低減できる。
なお、上述した実施例では、測定ヘッド11の移動機構
としてタイミングベルト15とタイミングプーリ17.
18を用いたが、これらに代えてボールねじ、ポールナ
ツトを用いた送りねし機構を設置して、測定へノド11
を移動可能としてもよい。また、測定ヘッド11の移動
に応して発するパルス発生手段としては、前記実施例の
ようなスリット13を打貫いたスケール部材27の代わ
りに、直線エンコーダと測定へノド11が光a30の光
ビーム幅寸法Wだけ移動する毎にパルスを発生する各種
発信器とを用いてもよい。すなわち、測定へノド11が
X軸方向に移動可能で、この移動に際して、光ビームの
幅寸法Wだけ測定ヘッド11が移動する毎に、サンプリ
ングのトリガーとなるパルスを測定ヘッド部測定制御装
置23に入力できればよく、光学的に発生するものに限
らず、磁気的、静電容量等の電気的、磁気的等の種類を
問わない。
さらに、本実施例では、演算処理装置を主測定制御装置
24と測定ヘンド部測定制御装置23との2つの装置で
構成したが、これらを1つのCPUにて、一体化した装
置にして、各装置を制御可能とするようにしてもよい。
しかし、別体とすれば前述のような利点がある。また、
主測定制御装置24と測定ヘンド部測定制御装置23と
の通信は接触レール20と、接触ブラシ22とを介し有
線にて行われているが、これを発行ダイオードやレーザ
等の光源と受光素子との組み合わせによる無線通信とし
てもよいし、オンラインでデータを渡すのではなく、測
定ヘッド部測定制御装置23の測定したデータを全てフ
ロッピーディスクやRAMカートリッジ等の記録媒体に
蓄えさせて、これを主測定制御装置24に読み取らせて
もよい。
その他、本実施例の構造・形状等は本発明の目的を達成
できる範囲で他の構造等でもよい。
〔発明の効果〕 以上に説明したように本発明の刷版の絵柄面積率測定装
置によれば、極めて良好な稼動率を達成し、高精度に刷
版の絵柄面積率を算出することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の全体を示す一部を切欠いた
正面図、第2図はその要部の一部を切欠いた側面図、第
3図は測定ヘッド部の拡大平面図、第4図はその演算処
理装置としての主測定制御装置および測定ヘッド部測定
制御装置の構成を示すブロック図、第5図は主測定制御
装置および測定ヘッド部測定制御装置により実行される
測定制御プログラムのフローチャート、第6図、第7図
および第8図は従来の測定方法を説明するためのもので
あり、第6図が光偏向器を用いた測定原理を示す模式図
、第7図および第8図は線状光源を用いた測定原理を示
す模式図である。 4・・・送りローラ、8・・・送りローラとして機能す
る押えローラ、11・・・測定ヘッド、13・・・スリ
ット、15・・・走査手段としてのタイミングベルト、
17.18・・・走査手段としてのタイミングプーリ、
23・・・演算処理装置としての測定ヘッド部測定制御
装置、24・・・演算処理装置としての主測定制御装置
、27・・・スケール部材、28・・・発信器としての
フォトインタラプタ、30・・・光源、31・・・光電
変換器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)刷版の表裏面を挟持しながら刷版を1方向へ向か
    って搬送する送りローラと、 この送りローラに平行に配置され、かつ、一定のピッチ
    で参照物理量の目盛を形成されたスケール部材と、 このスケール部材の目盛を読み取ってパルスを出力する
    発信器、刷版表面に光ビームを照射する光源および刷版
    からの反射光を受光して電気信号に変換する光電変換器
    を有する測定ヘッドと、この測定ヘッドを前記スケール
    部材に沿って往復させる走査手段と、 前記発信器より出力されるパルスを受信する毎に前記光
    電変換器からの信号をサンプリングして前記刷版の絵柄
    面積率を求める演算処理装置と、を具備したことを特徴
    とする刷版の絵柄面積率測定装置。
JP63301414A 1988-11-28 1988-11-28 刷版の絵柄面積率測定装置 Expired - Fee Related JP2577791B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63301414A JP2577791B2 (ja) 1988-11-28 1988-11-28 刷版の絵柄面積率測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63301414A JP2577791B2 (ja) 1988-11-28 1988-11-28 刷版の絵柄面積率測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02145905A true JPH02145905A (ja) 1990-06-05
JP2577791B2 JP2577791B2 (ja) 1997-02-05

Family

ID=17896591

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63301414A Expired - Fee Related JP2577791B2 (ja) 1988-11-28 1988-11-28 刷版の絵柄面積率測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2577791B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2577791B2 (ja) 1997-02-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0132665B1 (en) Individual identification apparatus
EP0926582A1 (en) Apparatus and process for focusing a laser beam for optical codes
EP0250764A2 (en) Film thickness measuring method and device therefor
JP3942252B2 (ja) 3次元測定装置
JP2009082942A (ja) レーザ加工装置
US7755773B2 (en) Scanner device
US4043673A (en) Reticle calibrated diameter gauge
JPH02145905A (ja) 刷版の絵柄面積率測定装置
JP2000317657A (ja) レーザマーキング装置
JP5576211B2 (ja) レーザ加工装置及びレーザ加工方法
JPS6137562B2 (ja)
JP2716228B2 (ja) 絵柄面積率測定装置
US4991969A (en) Method for measuring film thickness
US20090184676A1 (en) Method and apparatus for position-accurate triggering of a machine part
JP3994606B2 (ja) 三次元形状計測装置
JP2020173207A (ja) 形状測定機
JPH03195911A (ja) 絵柄面積率測定装置
RU2178140C1 (ru) Устройство для бесконтактного измерения геометрических параметров цилиндрических изделий
JP6993273B2 (ja) 基板処理装置および基板処理方法
US3801203A (en) System for detecting parallelism of surface edges
JP2715655B2 (ja) 非接触式移動量測定方法およびその装置
JP3702103B2 (ja) 光学式寸法測定装置
JP2885926B2 (ja) チップ間ギャップ測定装置
JP3681547B2 (ja) 走査光学系の走査位置測定装置
JP3568836B2 (ja) 変位測定装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071107

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081107

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees