JPH0214537Y2 - - Google Patents

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JPH0214537Y2
JPH0214537Y2 JP7379083U JP7379083U JPH0214537Y2 JP H0214537 Y2 JPH0214537 Y2 JP H0214537Y2 JP 7379083 U JP7379083 U JP 7379083U JP 7379083 U JP7379083 U JP 7379083U JP H0214537 Y2 JPH0214537 Y2 JP H0214537Y2
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oil
pressure
valve
spool
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Description

【考案の詳細な説明】 本案はハンドルの動きをトーシヨンバーを介し
油路切換弁に伝えてオイルポンプから同油路切換
弁へ延びた高圧油路と同油路切換弁からオイルタ
ンクへ延びた低圧油路とを切換えてパワーシリン
ダを所定の操舵方向に作動させるとともに同高圧
油路を流れる作動油の一部を反力ピストンへ導い
てトーシヨンバーの捩れを規制するパワーステア
リング装置の改良に係り、前記高圧油路から前記
反力ピストンへ延びた油路の途中から岐れた並列
油路と、同並列油路の一方に設けたオリフイス
と、同並列油路からの作動油を車速に応じて比例
的に排出する流量制御弁と、同流量制御弁の下流
側に流量に応じたパイロツト圧を生じさせるオリ
フイスと、同パイロツト圧により作動して前記反
力ピストンへの油路の油圧を一定に且つ高速時ほ
ど高くなるように制御する圧力制御弁とを具え、
前記流量制御弁のスリーブの外径を、バルブハウ
ジング内への組付け方向に徐々に縮径するととも
に同スリーブの外周面にOリング用環状溝を設け
たことを特徴とするもので、その目的とする処
は、据え切り時には軽く操舵でき、高速時には適
度の手応え(反力感)を得られる。流量制御弁の
スリーブとバルブハウジングとの間の油密性を向
上できる。さらに同スリーブを容易に組付けるこ
とができる改良されたパワーステアリング装置を
供する点にある。
次に本案のパワーステアリング装置を第1図乃
至第25図に示す一実施例により説明する。まず
第1図によりその概略を説明すると、1がエンジ
ン(図示せず)により駆動されるオイルポンプで
同オイルポンプ1は、流量が一定(7/min程
度)の、吐出圧が可変(5Kg/cm2〜70Kg/cm2)の
オイルポンプである。また2が四方向油路切換弁
(ロータリバルブ)、3が操舵用パワーシリンダ、
4がオイルタンク、5が複数個の反力ピストン、
6が同各反力ピストン5の背後に形成したチヤン
バー、7aが上記オイルポンプ1から上記油路切
換弁2へ延びた高圧油路、8aが同油路切換弁2
から上記オイルタンク4へ延びた低圧油路、9
a,10aが上記油路切換弁2から上記パワーシ
リンダ3へ延びた油路、aが上記高圧油路7aの
途中に設けたオリフイス、7bが同オリフイスa
の上流側及び下流側の高圧油路7aに接続したバ
イパス油路、11が同バイパス油路7bの途中に
介装したチエンジ・オーバ・バルブ、12が同チ
エンジ・オーバ・バルブ11の上流側の油路7b
に油路7cを介して接続した圧力制御弁(以下圧
力制御バルブと称する)、13が流量制御弁(以
下ソレノイドバルブと称する)、7dが上記圧力
制御バルブ12から延びた油路で同油路7dから
岐れた並列油路7e,7e′が上記ソレノイドバル
ブ13へ延びている。また7d1が上記油路7dの
途中から上記圧力制御バルブ12へ延びたパイロ
ツト油路、7d2が油路7dの途中から前記反力ピ
ストン5の背後のチヤンバー6へ延びた油路、7
d3が上記油路7dの途中から低圧油路8bへ延び
た油路、b,cが上記油路b,cの途中に設けた
オリフイス、7e1が同オリフイスb,cの間の油
路7eから前記チエンジ・オーバ・バルブ11へ
延びたパイロツト油路、eが上記油路7d3の途中
に設けたオリフイス、7fが上記ソレノイドバル
ブ13から上記低圧油路8bへ延びた油路、dが
同油路7fの途中に設けたオリフイス、7f1が同
オリフイスdの上流側の油路7fから前記圧力制
御バルブ12へ延びた主パイロツト油路、14が
車速センサー、15が制御装置、16がイグニシ
ヨンスイツチ、17がイグニシヨンコイル、18
a,18bから上記ソレノイドバルブ13の電磁
コイルへ延びた配線で、上記車速センサー14
は、車速を検出し、その結果得られたパルス信号
(車速に応じたパルス信号)を制御装置15へ送
出するように、また同制御装置15は同パルス信
号に対応した電流(所定の高速時の電流零(i=
0)から停車時の電流最大(i=1)までの車速
に対応した電流)をソレノイドバルブ13の電磁
コイル57へ送出して、ソレノイドバルブ13の
プランジヤ52及びスプール51を上記電流値に
応じた所定位置に保持するようになつている。次
に前記油路切換弁2チエンジ・オーバ・バルブ1
1圧力制御バルブ12ソレノイドバルブ13を第
2図乃至第21図により具体的に説明する。第2
図乃至第7図の20がバルブハウジングで、上記
各バルブ2,11,12,13は同バルブハウジ
ング20内に組込まれている。まず油路切換弁2
を第2図により具体的に説明すると、21がハン
ドル(図示せず)により操作される入力軸、第
2,3図の23が上下の軸受によりバルブハウジ
ング20内に回転可能に支持されたシリンダブロ
ツク、22が上記入力軸21内に挿入したトーシ
ヨンバーで、同トーシヨンバー22は、その上部
が入力軸21の上部に、その下部がシリンダブロ
ツク23に、それぞれ固定されている。また21
aが上記入力軸21の下部外周面に設けた複数個
の縦溝で、上記シリンダブロツク23には、同各
縦溝21aに対向してシリンダが設けられ、同各
シリンダに前記反力ピストン5が嵌挿されて、同
各反力ピストン5の先端に設けた突起が大各縦溝
21aに係合している。また同各圧力ピストン5
の背後のチヤンバー6は、シリンダブロツク23
とバルブハウジング20との間に形成されて、環
状溝である。また23aが上記シリンダブロツク
23に一体のピニオン、24aが同ピニオン23
aに噛合したラツク、24がラツクサポート、2
6がキヤツプ、25が同キヤツプ26と上記ラツ
クサポート24との間に介装したバネ、28が上
記シリンダブロツク23の直上のバルブハウジン
グ20内に固定した油路切換弁2のスリーブ、2
8a,28b,28cが同スリーブ28の外周面
に設けた油路、27が同スリーブ28と上記入力
軸21との間に嵌挿されたバルブボデイ、23b
が同バルブボデイ27の下端部と上記シリンダブ
ロツク23の上端部とを連結するピン、27a,
27b,27cが上記バルブボデイ27の外周面
に設けた油路で、ハンドルが中立位置にあるとき
には、高圧油路7aがバルブボデイ27の油路2
7aとスリーブ28の油路28aとを介して入力
軸21とトーシヨンバー22との間のチヤンバー
29に連通して、オイルポンプ1からの作動油が
高圧油路7a→油路28a→油路27a→チヤン
バー29(なお油路27aとチヤンバー29との
間の油路は図示せず)→低圧油路8a→オイルタ
ンク4→オイルポンプ1に循環するように、また
ハンドルを右に切つて入力軸21をバルブボデイ
27に対して相対的に右に回転すると、高圧油路
7aがバルブボデイ27の油路27a,27b及
びスリーブ28の油路28bを介してパワーシリ
ンダ3の油路9aに、低圧油路8aがチヤンバー
29とバルブボデイ27の油路27cとスリーブ
28の油路28cとを介してパワーシリンダ3の
油路10aに、それぞれ連通して、オイルポンプ
1からの作動油が高圧油路7a→油路27a→油
路28b→油路9a→パワーシリンダ3の左室へ
送られる一方、パワーシリンダ3の右室の油が油
路10a→油路28c→油路27c→チヤンバー
29→低圧油路8a→タンク4へ戻され、パワー
シリンダ3のピストンロツドが右へ移動して、右
方向への操舵が行なわれるように、またハンドル
を左に切つて、入力軸21をバルブボデイ27に
対して相対的に左に回転すると、高圧油路7aが
バルブボデイ27の油路27aとスリーブ28の
油路28cとを介してパワーシリンダ3の油路1
0aに、低圧油路8aがチヤンバー29とバルブ
ボデイ27の油路27bとスリーブ28の油路2
8bとを介してパワーシリンダ3の油路9aに、
それぞれ連通して、オイルポンプ1からの作動油
が高圧油路7a→油路27a→油路28c→油路
10a→パワーシリンダ3の右室へ送られる一
方、パワーシリンダ3の左室の油が油路9a→油
路28b→油路27b→チヤンバー29→低圧油
路8a→タンク4へ戻され、パワーシリンダ3の
ピストンロツドが左へ移動した。左方向への操舵
が行なわれるようになつている。次に前記チエン
ジ・オーバ・バルブ11を具体的に説明すると、
同チエンジ・オーバ・バルブ11は第4,7図か
ら明らかなように、オリフイスaのバイパス油路
7bの途中に介装されている。同チエンジ・オー
バ・バルブ11は、環状溝30a(なおこの環状
溝30aは油路7bの一部)をもつスプール30
(なおスプール30は高速位置を示している)と
キヤツプ31とこれらのスプール30及びキヤツ
プ31の間に介装したバネ33とOリング34と
を有し、パイロツト油路7e1(第1図参照)の油
圧が高まると、スプール30がバネ33に抗し前
進して、バイパス油路7bを開くように、またパ
イロツト油路7e1の油圧が低下すると、スプール
30がバネ33により後退して、バイパス油路7
bを閉じるようになつている。次に前記圧力制御
バルブ12を具体的に説明すると、同圧力制御バ
ルブ12は第5,6,7図から明らかなように、
スリーブ40とスプール41とキヤツプ42とス
トツパ43とこれらのスプール41及びストツパ
43の間に介装したバネ44とスプール41内に
固定したオリフイスdをもつ部材45とを有して
いる。またスプール41には第9,10,19,
20図に示すように3つの環状溝41a,41
b,41cが設けられ、環状溝41aが前記バイ
パス油路7bのチエンジ・オーバ・バルブ11の
上流側から岐れた油路7cに対向している。また
41dが上記オリフイスdから同スプール41内
を上方へ延びたチヤンバー、41eが同チヤンバ
ー41dと上記環状溝41cとをつなぐ油路(な
おこれらの41d,41e,41cは低圧油路8
bの一部)で、同環状溝41cは、第2図に示し
た油路切換弁2のバルブボデイ27の直上に形成
した低圧油路8bから第6図のように斜め下方に
延びたバルブハウジング20側の伝圧油路8bに
対向している。また上記環状溝41aはオリフイ
スeを介して上記チヤンバー41dに連通してい
る。また上記スリーブ40には、第11図乃至第
17図に示すように外周面円周方向に位相を異に
して上部から下部へ貫通孔40a′をもつ切欠部4
0aと貫通孔40b′をもつ切欠部40bと貫通孔
40c′,40c″をもつ切欠部40cとオリフイス
bをもつ切欠部40dと貫通孔40e′をもつ切欠
部40eが設けられ、貫通孔40a′をもつ孔40
a′がスプール41の環状溝41cとバルブハウジ
ング20側の低圧油路8bとをつなぎ、貫通孔4
0b′をもつ切欠部40bがスプール41の環状溝
41aとバルブハウジング20側の油路7cとを
つなぎ、貫通孔40c′,40c″をもつ切欠部40
cがスプール41の環状溝41a,41bをつな
ぎ、オリフイスbをもつ切欠部40dがスプール
41の環状溝41bとバルブハウジング20側の
油路7eとをつなぎ、貫通孔40e′をもつ切欠部
40eがスプール41の環状溝41bと第3,5
図に示したバルブハウジング20側の油路7dと
をつなぎ、オリフイスdからスプール41のチヤ
ンバー41dへ出た油が油路41e→環状溝41
c→貫通孔40a′→切欠部40a→バルブハウジ
ング20側の低圧油路8bを経てオイルタンク4
に戻るように、バイパス油路7bから油路7cを
経て切欠部40bに入つた作動油が貫通孔40
b′→環状溝41a→切欠部40c→貫通孔40
c″→環状溝41b→貫通孔40e′→切欠部40d
→バルブハウジング20の油路7dを経てソレノ
イドバルブ13及び反力ピストン5の方向に向う
ように、また上記環状溝41b内を流れる作動油
の一部がオリフイスb→切欠部40d→バルブハ
ウジング20側の油路7eを経て前記チエンジ・
オーバ・バルブ11のスプール30の背後にパイ
ロツト圧として作用し(第5図の7e1参照)、さ
らに同スプール30の後端部に設けた油路30b
(第7図参照)→バルブハウジング20側の油路
7eを経てソレノイドバルブ13の方向に向うよ
うになつている。次に前記ソレノイドバルブ13
を具体的に説明すると、同ソレノイドバルブ13
を具体的に説明すると、同ソレノイドバルブ13
は、第5,8,21図から明らかなように、前記
圧力制御バルブ12の直下に互いの軸線が一致す
るように配置されている。同ソレノイドバルブ1
3は、スリーブ50とスプール51と非磁性材製
のプランジヤ52と同プランジヤ52に一体の磁
性材製部材53と上記スプール51と上記プラン
ジヤ52に締付け固定するロツクナツト54と前
記圧力制御バルブ12のスリーブ40に当接する
座板55と同座板55及び上記スリーブ50の間
に介装したバツクアツプスプリング56と電磁コ
イル57と同電磁コイル57側のケーシングに固
定したナツト58と同ナツト58に螺合したプラ
ンジヤ押圧力調整ボルト59と同ボルト59及び
上記プランジヤ52の間に介装したバネ60とソ
レノイドバルブ13の組立体をバルブハウジング
20に締付け固定するロツクナツト61とを有
し、上記スリーブ50は、第21図に示すように
バルブハウジング20側の油路7d(第5図参照)
に連通する油路50aとバルブハウジング20側
の油路7eに連通する油路50bとを有し、同油
路50bにオリフイスcが設けられている。また
上記スプール51には、斜めの溝51a′を有する
油路51aと貫通孔51bとが、上記プランジヤ
52には、同貫通孔51bに連通する油路52a
と貫通孔52bと軸方向の油路52cとが、それ
ぞれ設けられている。すでに述べたように第5図
に示すバルブハウジング20側の油路7dをソレ
ノイドバルブ13に向う作動油は第21図の油路
50aに入り、第5図に示すバルブハウジング2
0側の油路7eをソレノイドバルブ13に向う作
動油は第21図の油路50bに入る。同第21図
は高速時の状態を示しており、この状態では、油
路50bに入つた作動油だけがオリフイスc→油
路51a→貫通孔51b→油路52a→貫通孔5
2b→油路52cを経てオリフイスd側の部材4
5に向うことになる。また高速時→低速時には、
スプール51が下降し、オリフイスcの開口量を
減少させる一方、油路50aの開口量を増大させ
て、停車時にには、同油路50aのみが開口す
る。第1図のQ0はオイルポンプ1の吐出側の流
量、Q1は高圧油路7aの油量、Q2は油路7cの
流量、Q3は油路7d(油路50aの流量、Q4はオ
リフイスc下流側の流量、Q5はオリフイスe下
流側の流量を示しており、Q1:Q2は6:1程度
である。また油路7cの流量Q2は、Q2=Q3+Q4
+Q5である(第30図参照)。またソレノイドバ
ルブ13のスリーブ50の径は、第21図に示す
ように上、中、下部で異なり、上部ほど小さく、
それぞれの間にD1,D2の差がある。一方、バル
ブハウジング20側のスリーブ嵌挿孔もそれに一
致するようにあけられている。このようにしたの
は、スリーブ50をOリング62とともにバルブ
ハウジング29のスリーブ嵌挿孔に嵌挿する際、
摩擦抵抗を少なくして、スリーブ50を同スリー
ブ嵌挿孔に入れ易くするためである。また第2
2,23,24図にフイルター70を示した。こ
のフイルター70は、枠体71と金網72とより
なり、圧力制御弁12のスリーブ40に設けた切
欠部40b(第9,13図参照)、即ち、制御系油
路の入口に嵌着されて、ゴミ等の異物が制御系油
路に浸入するのを防止する。なおゴミ等の異物の
制御系油路への浸入は、この種のフイルターをバ
ルブケーシング20に設けた高圧油路7aの入口
(第4図の矢印部分参照)に設けてもよいが、そ
の場合には、ポンプの全吐出流量が通過するた
め、フイルターを大型化する必要があり、図示ス
ペースでは同フイルターの収納が困難である。な
お上記高圧油路7aの入口を大径化しているの
は、ここからドリルを挿入して、2方向に分岐し
たオリフイスaと油路7bとを加工し易くするこ
同時に配管(図示せず)との結合作業を容易に行
なえるようにするためである。またその他の油路
7b(チエンジ・オーバ・バルブ11下流側の油
路7b,7c,7d,7e等も第3,4,5図か
ら判るようにバルブハウジング20に縦横方向か
ら孔をあけて栓をすることにより、形成されてお
り、この点でも油路の加工が容易になつている。
なお第2,3,4,6,7図のZは油路切換弁2
の中心軸線第2,5図のZ1はピニオン23aの中
心である。また前記制御装置15の1列を第25
図に示した。80が定電圧電源回路、81が車速
に比例した電圧を送出するパルス・電圧変換回
路、82が誤差増幅回路、83がトランジスタ、
84が車速零以外でタイマ回路87をリセツトし
車速零でタイマ回路87をセツトするリセツト回
路、85がエンジン回転数に比例した電圧を送出
するパルス・電圧変換回路、86がエンジン回転
数設定回路、83がエンジン回転数2000rpm以上
のときタイマ回路87を始動状態にし、2000rpm
以下のときOFFにするエンジン回転数設定回路、
88が車速パルスなしでON状態の車速入力断線
検出回路、89がトランジスタ、90がリレー、
91がソレノイドバルブ13の電磁コイル57に
流れる電流を安定させるネガテイブフイードバツ
ク回路で、本制御装置15によれば次の作用を得
られる。即ち、車速零でエンジン回転数が
2000rpm以上の状態は通常あり得ない。そのた
め、この状態が5〜10秒以上継続したら、何らか
の故障(例えば車速パルス系の故障、或いはソレ
ノイドバルブ系の故障)が生じたものと判断し、
リレー90をONにして、ソレノイドバルブ13
(電磁コイル57)への通電を停止する。従つて
高速時にハンドル操作が重くなつて(フエイルセ
ーフ機能を有して)、安全である。
次に前記パワーステアリング装置の作用を説明
する。油路切換弁2の出力油圧(オイルポンプ1
の吐出圧)Ppは、ハンドルを中立位置から右ま
たは左に切つて、入力軸21のバルブボデイ27
に対する相対角度が大きくなれば、第26図のよ
うに2次曲線を描いて上昇する。このオイルポン
プ1の吐出圧Ppの影響は、油路7a,7b,7
c圧力制御バルブ12を介して下流側の、オリフ
イスb,eソレノイドバルブ13及び反力ピスト
ン側チヤンバー6に対して上流側の油路7dに、
そのまま表われて、同油路7dの油圧Pcが同様に
上昇する。このとき、自動車が停止していれば、
制御装置15は車速センサー14からのパルス信
号を受けて、i=1A(第29図参照)の電流をソ
レノイドバルブ13へ送り、プランジヤ52及び
スプール51を下限位置まで下降させ(第1図で
はL位置に移動させ)、第21図の油路50aの
みをスプール51側の油路51a,51b,52
bを介してオリフイスdの上流側の油路7fに連
通させて、同油路7fの油圧を油路7dの油圧Pc
と同じ値にする。以上の停止時にハンドルを右
(または左)に切り始めると油路7dの油圧Pc
上昇を始める。そうすると油路7fの油圧も同じ
値で上昇する。この油圧は主パイロツト油路7f1
を介して力制御パルブ12のスプール41(スプ
ール41の小径端)にそのまま伝えられて、スプ
ール41が第10図の矢印方向に押される。同時
にスプール71の環状溝41bを通る作動油が受
圧面積の差からスプール41を第10図の矢印方
向に押す。一方、バネ44側は低圧油路8bに通
じており、スプール41がバネ44に抗し次第に
上昇し(第1図ではL方向に移動し)、貫通孔4
0b′の開度が次第に小さくなつてゆき、上記矢印
方向に押す油圧とバネ力とがつり合うと、スプー
ル41が停止する。この状態では、貫通孔40
b′の開度が最も小さくて、油路7d(反力ピスト
ン側チヤンバー6)の油圧Pcが最も低くなる。こ
の状態はそれからも同じで、ハンドルをさらに右
(または左)に切つて、油路7a,7b,7cの
油圧Ppがさらに上昇しても、圧力制御バルブ1
2は貫通孔40b′の開度度を上記状態に保持して
油路7dの油圧Pcが引続き上記低い一定のレベル
に保持される。従つて前記相対角度を大きくし
て、大きな出力油圧Ppを得るときに、反力ピス
トン側チヤンバー6の油圧Pcとトーシヨンバー2
2の捩れ角度とで決まるハンドルトルクTが大き
くならない(第27図のイ参照)。以上の据え切
り時には、すでに述べたように油路7dの油圧Pc
は低いといえども、スプール51(第21図参
照)が下降しているため、オリフイスcは閉塞さ
れて、油路7eに作動油が流れない。従つてパイ
ロツト油路7e1の圧力は、Pcと同じ圧力になる
が、この圧力により、チエンジ・オーバー・バル
ブ11はバネ33の弾力に打勝つてバイパス油路
7bを開き、第1図のL位置に保持される。なお
第1図はH位置を示している。
また自動車が低速走行状態に入れば、制御装置
15は車速センサー14からのパルス信号を受け
て、そのときの車速に対応した電流、例えばi=
0.8の電流をソレノイドバルブ13へ送り、プラ
ンジヤ52及びスプール51を下限位置から上記
電流値に対応した距離だけ上昇させ(第1図では
右向きに移動させ)、第21図に示すスリーブ5
0側油路50aの開口量を減少させる。このと
き、オリフイスc(スリーブ50側油路50bは
未だ閉塞されたままで、油路50aの開口量の減
少分により、オリフイスdを通過する流量Q3(Q4
はこの状態ではほぼ零)は、前記停車時の油路5
0aからの流量よりも減少する。なおこの減少分
は、オリフイスeから低圧油路8bへの流量Q5
が増大して吸収する。以上のようにソレノイドバ
ルブ13を出る流量Q3(Q4≒0)が前記停車時の
油路50aからの流量Q3よりも減少するので、
オリフイスdの上流側の油路7fの油圧が停車時
よりも低くなる。以上の低束時にハンドルを右
(または左)に切り始めると、油路7dの油圧Pc
が上昇を始める。そうすると、油路7fの油圧も
上昇する。この油圧は主パイロツト油路7f1を介
し圧力制御バルブ12のスプール41(スプール
41の小径端)にそのまま伝えられて、同スプー
ル41が第10図の矢印方向に押される。同時に
スプール41の環状溝41bを通る作動油が受圧
面積の差からスプール41を第10図の矢印方向
に押す。一方、バネ44側は低圧油路8bに通じ
ており、スプール41がバネ44に抗し次第に上
昇し(第1図ではL方向に移動し)、貫通孔40
b′の開度が次第に小さくなつてゆき上記矢印方向
に押す油圧とバネ力とがつり合うとスプール41
が停止する。が、前記スプール41の小径端を押
す油圧は前記停車時よりも低く、スプール41の
上昇量がその分だけ少なくて(貫通孔40b′の開
口量がその分だけ多くて)、油路7d(反力ピスト
ン側チヤンバー6)の油圧Pcが前記停車時よりも
高くなる。この状態はそれからも同じで、ハンド
ルをさらに右(または左)に切つて、油路7a,
7b,7cの油圧Ppがさらに上昇しても、圧力
制御バルブ12は貫通孔40b′の開度を上記状態
に保持して、油路7dの油圧Pcが引続き停車時よ
りも高い一定レベルに保持される。従つて前記相
対角度を大きくして、大きな出力油圧Ppを得る
ときには、ハンドルトルクTが停車時よりも大き
くなるが、後記高速時のようには大きくならな
い。
また自動車が所定速度の高速状態に入れば、制
御装置15は車速センサー14からのパルス信号
を受けて、i=0(第29図参照)の電流をソレ
ノイドバルブ13へ送り、プランジヤ52及びス
プール51をバネ60により、上限位置まで上昇
させ(第1図では図示のH位置に移動させ)、第
21図のオリフイスcのみをスプール51側の油
路51a,51b,52bを介してオリフイスd
の上流側の油路7fに連通させる。このとき、オ
リフイスcは全開になつて、オリフイスcの流量
Q4は増加するが、前記低速時に比べると僅かし
か増加しない。一方油路50aの流量Q3はほぼ
零になるので、この系統の流量は最も少なくな
る。なおこの減少分はオリフイスeから低圧油路
8bへの流量Q5がさらに増大して吸収する。以
上のようにソレノイドバルブ13を出る流量が最
も減少するので、オリフイスdの上流側の油路7
fの油圧が最も低くなる。以上の高速時にハンド
ルを右(または左)に切り始めると、油路7dの
油圧Pcが上昇を始める。そうすると、油路7fの
油圧も上昇する。が、油路50aが閉塞されてい
るため、その上昇分は極めて僅かである。この油
圧は主パイロツト油路7f1を介し扱力制御バルブ
12のスプール41(スプール41の小径端)に
そのまま伝えられて、同スプール41が第10図
の矢印方向に押される。同時にスプール41の環
状溝41bを通る作動油が受圧面積の差からスプ
ール41を第10図の矢印方向に押す。一方、バ
ネ44側は低圧油路8bに通じており、スプール
41がバネ44に抗し次第に上昇し(第1図では
L方向に移動し)、貫通孔40b′の開度が次第に
小さくなつてゆき、上記矢印方向に押す油圧とバ
ネ力とがつり合うと、スプール41が停止する。
が、前記スプール41の小径端を押す油圧は最も
低く、スプール41の上昇量がごく僅かで(貫通
孔40′の開口量が最大で)、油路7d(反力ピス
トン側チヤンバー6)の油圧Pcが最も高くなる。
一方、オリフイスcが油路51aに開口している
ため、オリフイスb,c間の油路7eの圧力が下
がり、これがパイロツト油路7e1を介しチエン
ジ・オーバ・バルブ11のスプール30に伝えら
れ、同スプール30が下降し(第1図ではH位置
を選択し)、バイパス油路7bが閉じられ、オイ
ルポンプ1からの作動油がオリフイスaを経て油
路切換弁2へ送られて、出力油圧Ppが設定圧だ
け上昇する。このことは、高速時に操舵しないと
き(ハンドル中立位置)でも、油路7a,7b,
7cの油圧Ppが停車時や低速時よりも上昇する
ことであり(第27図のPp1参照)、この油圧は圧
力制御バルブ12及び油路7d,7d2を介し反力
ピストン側のチヤンバー6に伝えられて、高速時
の微小操舵時の反力感(手応え)が向上する。ハ
ンドルをさらに右(または左)に切り続けると、
油路7a,7b,7cの油圧Ppがさらに上昇し
て、油路7dの油圧Pcがさらに上昇することは前
述の通りで、オリフイスb,c間の油路7dの油
圧が設定値以上に上昇し、パイロツト油路7e1
介してスプール30に作用する力がバネ33の力
よりも大きくなると、チエンジ・オーバ・バルブ
11のスプール30が上昇し(第1図ではL位置
を選択し)、バイパス油路7bが開かれる。また
この状態になつても、ハンドルを右(または左)
に切り続ければ油路7a,7b,7cの油圧Pp
がさらに上昇してゆくが、圧力制御バルブ12は
貫通孔40b′の開度を上記状態に保持して、油路
7dの油圧Pcが引続き最も高い一定レベルに保持
される。従つて前記相対角度を大きくして、大き
な出力油圧Ppを得るときに、ハンドルトルクT
が大きくなる(第27図のロ参照)。
本案のパワーステアリング装置は前記のように
ハンドルの動きをトーシヨンバー22を介し油路
切換弁2に伝えてオイルポンプ1から同油路切換
弁2へ延びた高圧油路7aと同油路切換弁2から
オイルタンク4へ延びた伝圧油路8aとを切換え
てパワーシリンダ3を所定の操舵方向に作動させ
るとともに同高圧油路7aを流れる作動油の一部
を反力ピストン5へ導いてトーシヨンバー22の
捩れを規制するパワーステアリング装置におい
て、前記高圧油路7aから前記反力ピストン5へ
延びた油路7b,7c,7dの途中から岐れた並
列油路7e,7e′と、同並列油路7e,7e′の一
方7eに設けたオリフイスbと、同並列油路から
の作動油を車速に応じて比例的に排出する流量制
御弁13と、同流量制御弁13の下流側に流量に
応じたパイロツト圧を生じさせるオリフイスd
と、同パイロツト圧により作動して前記反力ピス
トン5への油路7dの油圧を一定に且つ高速時ほ
ど高くなるように制御する圧力制御弁12とを具
えており、据え切り時には、反力ピストン5への
油圧が最小になる。そのため、据え切り時に油路
切換弁2を僅かの操舵力(ハンドルトルク)で動
かすことができる。また車速が上るにつれて、反
力ピストン5への油圧が高められてゆく。そのた
め、高速時に油路切換弁2を比較的大きな操舵力
で動かさなければならなくて、高速時に適度の手
応え(反力感)を得られる。また出力油圧(ポン
プ吐出圧)Ppを圧力制御弁12を介して反力ピ
ストン5へ導くため、第27図ロに示すように走
行時の操舵範囲では、出力油圧Ppがハンドルト
ルクTに対してリニアな特性を示す。従つて通常
のパワーステアリング装置に見受けられるような
操舵時の巻き込み感等がなくて、走行時のステア
リングが極めて安定し、且つ、操舵感覚にマツチ
したステアリングになる。
それに加え、本案では、前記流量制御弁13の
スリーブ50の外径(第21図のD1,D2参照)
をバルブハウジング20内への組付け方向に徐々
に縮径す径するとともに同スリーブ50の外周面
にOリング62用環状溝を設けたので、スリーブ
50をバルブハウジング20内に組付けるとき
に、Oリング62が環状溝からはみ出して生ずる
Oリング62のかみ込みを防止できて、バルブハ
ウジング20とスリーブ50との間の油密性を向
上できる。またスリーブ50が上記のように構成
されており、スリーブ50をOリング62ととも
にバルブハウジング20のスリーブ嵌挿孔に嵌挿
する際、摩擦抵抗を少なくできてスリーブ50を
同バルブハウジング20のスリーブ嵌挿孔に容易
に組付けることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案に係るパワーステアリング装置の
一実施例を示す油圧回路図、第2図は油路切換弁
の縦断側面図、第3図はその下部横断平面図、第
4図はその上部横断平面図、第5図はチエンジ・
オーバ・バルブと圧力制御バルブとソレノイドバ
ルブとの縦断一側面図、第6図は油路切換弁と圧
力制御バルブとの縦断他側面図、第7図は油路切
換弁とチエンジ・オーバ・バルブとの縦断他側面
図、第8図はチエンジ・オーバ・バルブと圧力
制御バルブとソレノイドバルブとの拡大縦断一側
面図、第8図はソレノイドバルブの端面図、第
9図は圧力制御バルブの拡大縦断一側面図、第1
0はその拡大縦断他側面図、第11図は圧力制御
バルブのスリーブの拡大平面図、第12図はその
拡大縦断一側面図、第13図はその拡大縦断他側
面図、第14図は第12図矢視−線に沿
う横断平面図、第15図は第13図矢視−
線に沿う横断平面図、第16図は第12図矢視
−線に沿う横断平面図、第17図は第1
3図矢視−線に沿う横断平面図、第18
図は同圧力制御バルブのスリーブの一側面図、第
19図はそのスリーブ及びスプールを示す縦断一
側面図、第20図は同スプールを示す側面図、第
21図はソレノイドバルブのスリーブとスプール
との拡大縦断側面図、第22図はフイルターの横
断平面図、第23図はその正面図、第24図はそ
の装着状態を示す横断平面図、第25図は制御装
置の回路図、第26図は油路切換弁の出力油圧
(ポンプ吐出圧)とトーシヨンバーの捩れ角度
(油路切換弁のスプールとスリーブとの相対角度)
との関係を示す説明図、第27図は出力油圧とハ
ンドルトルクとの関係を示す説明図、第28図は
反力プランジヤ側チヤンバー油圧(ハンドルトル
ク)をトーシヨンバーの捩れ角度との関係を示す
説明図、第29図は反力プランジヤ側チヤンバー
の油圧と出力油圧との関係を示す説明図、第30
図はハンドルトルクとトーシヨンバーの捩れ角度
との関係を示す説明図、第31図は制御系入口側
の流量と制御系内各部の流量とを示す説明図であ
る。 1……オイルポンプ、2……油路切換弁、3…
…パワーシリンダ、4……オイルタンク、5……
反力ピストン、7a……高圧油路、7b,7c,
7d……高圧油路7aから反力ピストン5へ延び
た油路、7e……並列油路、8a,8b……低圧
油路、11……チエンジ・オーバ・バルブ、12
……圧力制御弁、13……流量制御弁、50……
スリーブ、62……Oリング、a,b,c,d,
e……オリフイス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハンドルの動きをトーシヨンバーを介し油路切
    換弁に伝えてオイルポンプから同油路切換弁へ延
    びた高圧油路と同油路切換弁からオイルタンクへ
    延びた低圧油路とを切換えてパワーシリンダを所
    定の操舵方向に作動させるとともに同高圧油路を
    流れる作動油の一部を反力ピストンへ導いてトー
    シヨンバーの捩れを規制するパワーステアリング
    装置において、前記高圧油路から前記反力ピスト
    ンへ延びた油路の途中から岐れた並列油路と、同
    並列油路の一方に設けたオリフイスと、同並列油
    路からの作動油を車速に応じて比例的に排出する
    流量制御弁と、同流量制御弁の下流側に流量に応
    じたパイロツト圧を生じさせるオリフイスと、同
    パイロツト圧により作動して前記反力ピストンへ
    の油路の油圧を一定に且つ高速時ほど高くなるよ
    うに制御する圧力制御弁とを具え、前記流量制御
    弁のスリーブの外径をバルブハウジング内への組
    付け方向に徐々に縮径するとともに同スリーブの
    外周面にOリング用環状溝を設けたことを特徴と
    するパワーステアリング装置。
JP7379083U 1983-05-19 1983-05-19 パワ−ステアリング装置 Granted JPS59179176U (ja)

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US06/599,673 US4621704A (en) 1983-05-19 1984-04-12 Power steering system
GB08410787A GB2141083B (en) 1983-05-19 1984-04-27 Power steering system
DE19843418563 DE3418563A1 (de) 1983-05-19 1984-05-18 Servolenkanlage
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