JPH02144788A - 紙葉類処理装置 - Google Patents

紙葉類処理装置

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JPH02144788A
JPH02144788A JP63301482A JP30148288A JPH02144788A JP H02144788 A JPH02144788 A JP H02144788A JP 63301482 A JP63301482 A JP 63301482A JP 30148288 A JP30148288 A JP 30148288A JP H02144788 A JPH02144788 A JP H02144788A
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JP
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paper sheet
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JP63301482A
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English (en)
Inventor
Tokuji Ogawa
篤治 小川
Toshikatsu Kamoda
年勝 鴨田
Kazunobu Ishikawa
和信 石川
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、紙幣及び商品券等の紙葉類の受入れ及び返却
等を行う紙葉類処理装置に関する。
(ロ)従来の技術 従来、挿入口から挿入された紙葉の真偽及び種類を識別
し真紙葉を受入れる識別部と、該識別部で受入れた紙葉
を保留するとともに保留されている紙葉を返却可能な保
留部と、識別部で受入れた紙葉を収納する収納部とを備
えた紙葉類処理装置が知られており、例えば特開昭53
−55196号公報に示されている。
かかる従来技術における保留部は、釣りjlとして使用
する1種類の紙葉(千円紙幣)を返却可能に保留するよ
うに構成している。即ち、ががる紙葉類処理装置は、千
円紙幣、五千円紙幣及び1万円紙幣を受付可能とし、そ
の内の千円紙幣だけを保留部へ保留して、五千円紙幣と
1万円紙幣は収納部へ収納するよう成し、返却要求に応
じて保留部から千円紙幣を返却するように構成している
(ハ)発明が解決しようとする課題 従って、従来の紙葉類処理装置は、千円紙幣による釣銭
返却だけに限られており、玉子円紙幣を含めた釣銭返却
はできない問題がある。
また、かかる問題を解決するために、千円紙幣用の保留
部の他に玉子円紙幣用の保留部を設け、玉子円紙幣の釣
銭返却を可能にすることもできるが、この場合は、釣銭
用の紙幣種類毎に保留部を設けなければならず、装置が
大型となる問題を生じるものである。
本発明はこのようなことから、保留部を増設することな
く複数種の紙葉の返却が可能な紙葉類処理装置を提供す
るものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、挿入口から挿入された紙葉の真偽及び種類を
識別し真紙葉を受入れる識別部と、該識別部で受入れた
紙葉を保留するとともに保留されている紙葉を返却可能
な保留部と、識別部で受入れた紙葉を収納する収納部と
を備えた紙葉類処理装置において、前記保留部に保留さ
れた紙葉の種類を保留順に記憶する保留記憶手段と、紙
葉の返却要求に基づき前記保留部から返送される紙葉の
種類を前記保留記憶手段の記憶情報から判別し、該返送
紙葉を前記挿入口へ返却または前記収納部へ収納のどち
らを実行するかを制御するための制御手段とを備え、前
記保留部から返送される紙葉が返却要求対象外の紙葉の
場合は前記収納部へ収納し、返却要求に対応する紙葉だ
けを前記挿入口へ返却する構成である。
(ホ)作用 本発明は、保留部に保留した紙葉の種類を保留記憶手段
によって保留順に記憶し、紙葉の返却要求に基づいて、
保留部から返送される紙葉の種類を保留記憶手段からの
記憶情報により確認し、該返送さえしろ紙葉が返却要求
対象外の紙葉であれば収納部・\収納し、また返却要求
に対応する紙葉であれば挿入口へ返却するようになって
いる。
(へ)実施例 各図は本発明の実施例を示すもので、第1図は紙葉類処
理装置の概略縦断側面図であり、1は紙葉の挿入口、2
は挿入口1に挿入された紙葉を受入t′L搬送及び返却
搬送を行う正転・逆転可能な搬送装置であり、駆動プー
リ3に連結した正逆転可能な駆動モータM1と、駆動プ
ーリ3と従動ブーJ4との間に張設した一対の搬送ベル
ト5と、駆動プーリ3と従動プーリ6との間に張設され
紙葉の両側部に対応した一対の搬送ベルト7とによって
構成しているとともに、搬送ベルト5.7に沿って紙葉
の搬送通路8を形成している。
9は搬送装置2によって受入れ搬送される紙葉を、その
搬送中に真偽及び種類を識別する識別装置であり、該識
glJ装置9で真紙葉と識別された紙葉は受入れられ、
また偽紙葉と識別された紙葉は挿入口lへ返却される。
なお、本実施例における紙葉類処理装置は、千円紙幣、
玉子円紙幣、1万円紙幣及び商品券の4種類の紙葉を受
入れ可能に構成している。
10は搬送通路8途中に対応して設けた、紙葉を重ね合
わせて収納する収納部としての収納庫であり、所定枚数
の紙葉を収納して満杯となると、満杯センサIOAが満
杯状態を検出する。
11は搬送通路8を挟んで収納庫10に対向配置した押
込装置であり、搬送装置2によって搬送通路8内を搬送
された紙葉を収納庫10内へ押し込み、重ね合わせ収納
させるものである。即ちこの押込装置11は、一対の搬
送ベルト7.7間の開口を通して収納庫10内へ往復移
動し、搬送ベルト7.7間に支持された紙葉を収納庫I
O内へ押し込み収納する押込板12と、この押込板12
を1往復駆動させる駆動モータM2とによって構成して
いる。
13は搬送装置2の下端に対応して設けられ、搬送装置
2から受入れて保留した紙葉を、搬送装置2へ送り出し
可能な保留部としての保留装置であり、2回転する毎に
1枚の紙葉を外周に巻き付けまたは送出する正逆転可能
な巻取ローラ14と、この巻取ローラ14の外周に対向
して複数配設され巻取ローラ14との間に紙葉を挟持す
る正逆転可能な押圧ローラ15と、紙葉の送出時に巻取
ローラ14に荷き付けられている紙葉を、巻取ローラI
4から剥離して搬送装置2の下端・\案内する送出ロー
ラ16と、巻取ローラ14と押圧ローラI5及び送出口
−ラ16を正逆転駆動する駆動モータM3とを設けてい
る。また、巻取ローラ14は側面に磁石17を設けてお
り、1回転する毎に磁気センサ18を動作するようにな
っている。
また、巻取ローラ14は、紙葉の巻き込み方向の長さ寸
法の、%の長さの外周寸法を有し、巻取ローラ14が2
回転する毎に、前紙葉との間に%の間隔を有して重ね巻
き付けするようにしている。
従って保留装置13は、駆動モータM3の正転駆動によ
る巻取ローラ14の2回転毎に、1枚の紙葉を受入れて
複数枚を保留可能と成し、また逆転駆動による巻取ロー
ラ14の逆2回転毎に、保留している紙葉を順次1枚ず
つ送出できるようになっている。
PI、P2.P3は紙葉センサであり、搬送通路8を挟
んで設けた一対の発光素子と受光素子からなる7オトセ
ンサである。
第2図は第1図に示す紙葉類処理装置の制御構成のブロ
ック図であり、1つは制御手段としてのCPUで、紙葉
センサPI、P2.P3、及び識別装置9、満杯センサ
IOA、磁気センサ18、挿入紙葉データ記憶部20、
及び保留記憶手段としての保留記憶部21、フラグ記憶
部22、紙葉類処理装置を設置する自動販売機等の外部
制御装置23、及び駆動モータMl、M2.M3をそれ
ぞれ接続しており、ROM24に記憶されたプログラム
に基づいて制御動作する。
挿入紙葉データ記憶部20は、識別装置9で識別した挿
入紙葉の種類を記憶する記憶エリア、及び−動作時にお
ける千円紙幣の枚数を記憶する記憶エリアを設けており
、また、保留記憶部21は第3図に示すように、保留装
置13に保留可能な紙葉の最大保留枚数に対応した記憶
エリアR1〜Rnを設け、該記憶エリアは保留装置13
に保留された紙葉の種類データを、保留した順番に記憶
エリアR1から順次記憶する。即ち、記憶エリアR1は
1枚目の紙葉データをメモリし、記憶エリアR2は2枚
目の紙葉データをメモリするよう保留順の紙葉データエ
リアを設けている。
第4図乃至第7図は、第2図のCP U 19による制
御動作を示すフローチャートである。
ステップS1では外部制御装置23からの収納信号の有
無が判別される。この収納信号は自動販売機等が販売動
作を終了したときに、外部制御装置23からCPU19
へ出力されるもので、搬送通路8内にある紙葉を収納庫
10に収納、あるいは保留途中にある保留装置13内の
紙葉を完全保留させるためのものである。
ステップS1で収納信号が入力されるとステップ16へ
進み、収納信号の入力が無いとステップS2へ進む。そ
してステップS2で外部制御装置23からの返却信号の
有無がチエツクされ、返却信号が入力されるとステップ
S42へ進み、入力が無い場合はステップS3へ進んで
、挿入口1へ挿入された紙葉により紙葉センサP1が動
作されているかがチエツクされる。このステップS3で
紙葉が検出されない場合は、ステップS1へ戻る。即ち
待機状態では、ステップSl、S2.S3が順次繰り返
しチエツクされる。
ステ7ブS3で紙幣の挿入が確認されると、ステップS
4へ進み、CPU19はフラグ記憶部22のフラグの有
無をli*認することで搬送通路8内の紙葉の有無を判
断する。即ち、該挿入紙葉が1枚目の紙葉であればフラ
グはセットされていないためステップS6へ進み、また
2枚目以降の紙葉であれば、先に挿入した紙葉が、後述
するように搬送通路8内に停止保留状態となってること
があるため、フラグの確認により搬送通路8内に紙葉が
有ると確認されると、ステップS5で駆動モータM2が
駆動されて押込装置11が1往復駆動され、搬送通路8
内の紙葉が収納庫IOに収納される。そしてステップS
6でフラグがリセットされる。
ステップS7では、巻取ローラ14が紙葉を完全状態に
保留した正規位置に有るか否かを、磁気センサ18が磁
石17を検出したON状態にあるかでチエツクし、ON
状態でない場合はステップ8で駆動モータM3を正転駆
動し、またON状態を確認するとステップS9へ進んで
駆動モータM3を停止する。
駆動モータM3が停止すると、ステップ810で駆動モ
ータM1を正転駆動する。従って搬送装置2が正転駆動
して紙葉を取り込み搬送する。
ステップSllで搬送される紙葉が識別装置9により識
別される。そして紙葉が偽紙葉と識別されると、ステッ
プS12へ進んで駆動モータM1を停止し、逆転駆動す
る。これによって搬送装置2は偽紙葉を挿入口1へ返却
搬送し、ステップS13で紙葉の返却が紙葉センサP1
により確認すると、ステップS14では駆動モータMl
を停止し、ステップ1へ戻って待機状態となる。
一方、ステップS11で千円紙幣、玉子円紙幣、1万円
紙幣あるいは所定の商品券のいずれかであることが識別
されると、真紙葉として確認され、ステップ515へ進
んで真紙葉の種類データと千円紙幣の枚数データを紙葉
データ記憶部20にメモリする。そしてステップS16
では、満杯センサ18の状態をチエツクして、収納庫1
0が満杯であるか確認し、満杯であればステップS34
へ進み、また満杯でなければステップS24へ進む。
ステップ516で収納庫10が満杯と確認すると、ステ
ップS34で、搬送装置2によって受は入れ搬送される
紙葉が紙葉センサP3に到達したか確認され、到達を確
認するとステップS35で所定の時間を設定した後、ス
テップS36で駆動モータM3を正転駆動する。ステッ
プS35における時間待ちは、駆動モータMlの正転駆
動に基づく搬送装置2の正転搬送により、紙葉センサP
3に到達した紙葉の先端が、保留装置13の巻取ローラ
14に到達するのに要する程度の時間に設定される。
ステップS36で正転駆動された駆動モータM3により
、巻取ローラ14が正転して紙葉を巻き取り動作し、ス
テップS37で紙葉の通過終了を紙葉センサP3が検出
すると、ステップ538で駆動モータM1を停止し、ス
テップS39で駆動モータM3を停止する。従って、搬
送装置2及び巻取ローラ14による紙葉の取り込み駆動
が停止する。このとき巻取ローラ14に巻き取られた紙
葉の後端は、紙葉センサP3を通過した所にあり、完全
な保留状態とはなっていない。
ステップ540では、該保留装置13内に保留された紙
葉の種類データが、保留記憶部21の上位の記憶エリア
にメモリされる。即ち、該保留された紙葉が1枚目であ
れば記憶エリアR1にメモリし、また3枚目であれば記
憶エリアR1,R2は既にメモリされているため記憶エ
リアR3にメモリする。そして、ステップ541で外部
制御装置23へ保留紙葉の種類データを送信し、ステッ
プS1へ戻る。
一方、ステップS16で収納庫10が満杯でないと確認
すると、ステップS24で紙葉データ記憶部20にメモ
リした紙葉種類データに基づいて、紙葉が千円紙幣であ
るかチエツクし、千円紙幣であればステ7ブS28へ進
み、千円紙幣でなければステップS25へ進んで玉子円
紙幣であるかをチエツクする。そして玉子円紙幣であれ
ばステップS29へ進み、玉子円紙幣でなければステッ
プS26へ進んで1万円紙幣であるかをチエ7りする。
更に、ステ7ブS26で1万円紙幣であると確認される
と、ステップS30へ進み、また1万円紙幣でなければ
ステップS27へ進んで商品券の1枚目であるかをチエ
ツクする。即ち、ステップS27では、紙葉データ記憶
部20の種類データとともに、保留記憶部21の最下位
の記憶エリアにメモリされている最後に保留した紙葉の
種類データをチエツクして、商品券が保留装置13内に
保留されているか否かが確認され、保留装置13内に保
留されていない場合は1枚目の商品券であると判定して
ステップS34へ進み、保留装置13内に商品券が保留
されている場合はステップS30・\遺む。
また、ステップ52gでは、ステップS24で確認され
た千円紙幣が、保留装置13に保留されている千円紙幣
の枚数以下であるか確認し、保留枚数以下であればステ
ップS30へ進み、また千円紙幣の保留枚数を越える場
合はステップ534へ進む。即ち、ステップ52gでは
、保留装置13内に保留されている千円紙幣の枚数に対
して、−動作時に挿入された千円紙幣の枚数が同枚数以
下であればステップS30へ進み、保留枚数を越えると
ステップS34へ進む。ステップ52gでのチエツクは
保留記憶部21の各記憶エリアの種類データと、紙葉デ
ータ記憶部20に記憶されたー動作時の千円紙幣の枚数
データとによって比較演算し確認する。
またステップS29では、玉子円紙幣が保留装置13に
保留されているか否かを、保留記憶部21の各記憶エリ
アからの情報に基づいてチエツクし、玉子円紙幣が既に
保留されていると確認するとステップ530へ進み、ま
た、保留されていない場合はステップS34へ進む。
即ち、ステップS27で商品券の1枚目が確認されたと
き、及びステップ528で千円紙幣が保留枚数を越える
と確認されたとき、更にはステップS29で玉子円紙幣
が保留装置13内に保留されていないと確認されたとき
は、それぞれステップS34へ進んで、前記したステッ
プS34からステップS41の動作を行い、ステップS
1へ戻る。即ち、受は入れた紙葉を保留装置13へ保留
する動作が行われる。
ステップS30では、搬送装置2により受は入れ搬送さ
れる紙葉の後端が、紙葉センサP2を通過終了したか確
認し、通過終了を確認するとステップS31で駆動モー
タM1を停止して、紙葉を収納庫IOに対向する搬送通
路8内に停止保留する。そして、ステップS32では搬
送通路8内に紙葉が停止保留されているとして、フラグ
記憶部22にフラグセットし、ステップS33で外部制
御装置23へ停止保留紙葉の種類データを送信してステ
ップS1へ戻る。
一方、ステップS1で収納信号が外部制御装置23から
入力されると、ステップS17で搬送通路8内に紙葉が
あるか否かを、フラグ記憶部22のフラグの有無によっ
てチエツクし、搬送通路8内に紙葉がある場合はステッ
プS18へ進み、紙葉が無い場合はステップS20へ進
む。ステップ51Bでは駆動モータM2を駆動して押込
装置11を1往復駆動し、搬送通路8内の紙葉を収納庫
10へ押し込み収納する。そしてステップS19でフラ
グ記憶部22にメモリされているフラグをリセットし、
ステップS20へ進む。ステップS20では、巻取ロー
ラ14の磁石17が磁気センサ18に対向した正規状態
にあるか否かを、磁気センサ18が磁石17を検出して
ON状態にあることで確認する。従って磁気センサ18
がOFF状態であれば、ステップS21へ進んで磁気セ
ンサ18が磁石17を検出してON状態となるまで駆動
モータM3を正転駆動し、またON状態になればステッ
プS22へ進んで駆動モータM3を停止する。そしてス
テップS23で、紙葉データ記憶部20にメモリされた
紙葉の種類データ及び千円紙幣の枚数データをクリアし
、ステップStへ戻って待機状態となる。
一方、ステップS2で外部制御装置23から返却信号を
入力すると、ステップ542でフラグ記憶部22にフラ
グがセットされているが否かをチエツクして、フラグが
セットされていると搬送通路8内に紙葉が有ると判断し
、ステップS55で該搬送通路8内の紙葉が返却要求対
象の紙葉種類であるが否か、紙葉データ記憶部20にメ
モリされた種類データと比較する。そして、ステップS
55で搬送通路8内の紙葉が返却要求対象の紙葉でない
と確認すると、ステップS56で駆動モータM2を駆動
して押込装置11を1往復駆動し、搬送通路8内の紙葉
を収納庫10内に押し込み収納してステップ561へ進
む。また、ステップS55で搬送通路8内の紙葉が返却
対象の紙葉種類であると確認すると、ステップS57で
駆動モータMlを逆転駆動して搬送装置2を逆転駆動し
、搬送通路8内の紙葉を挿入口lへ返却搬送する。そし
てステップ558で、紙葉の返却終了を紙葉センサPI
によって確認すると、ステップS59で駆動モータM1
を停止し、搬送装置2の逆転駆動を停止するとともに、
ステップS60で外部制御装置23へ紙葉の返却終了信
号を送信し、ステップ561へ進む。ステップ561で
はフラグ記憶部22のフラグをリセットしてステップS
43へ進む。
ステップ543では、保留装置13に返却要求対象の紙
葉が保留されているか否かを、保留記憶部21の各記憶
エリアR1−Rnにメモリされてぃろ紙葉種類データ情
報によって確認し、保留装置13内に返却要求対象の紙
葉が無いと確認すると、ステップS44へ進んで外部制
御装置23へ返却要求対象の紙葉が無いことを送信する
。また、ステップS43で返却要求対象の紙葉が保留装
置I3に有ると確認すると、ステップS45へ進んで駆
動モータM3を逆転駆動する。この逆転駆動により巻取
ローラ14が逆回転し、巻き付は保留している紙葉を搬
送装置2方向へ送出する。そして、ステップS46で該
退出紙葉の先端の到達を紙葉センサP3が検出すると、
ステップS47で駆動モータM1を逆転駆動し、搬送装
置2を逆転駆動する。そしてステップ348で巻取ロー
ラ14の2回転を、磁気センサ18による磁石17の2
回検出により確認すると、ステップS49で保留装置1
3から送出した紙葉が、返却要求対象の紙葉であるが否
かを、保留記憶部21の記憶エリアに最終にメモリされ
た記憶エリアの種類データと比較して確認する。
ステップS49で保留装置13から送出される紙葉が、
返却要求対象の紙葉でない場合は、ステップS62へ進
み、返却要求対象の紙葉であればステップS50へ進む
そしてステップS49で、紙葉が返却要求対象の紙葉で
はないと確認すると、ステップS62で駆動モータM3
を停止して保留装置13の送出駆動を停止し、ステップ
S63で保留記憶部21の最終にメモJされた記憶エリ
アの種類データをクリアする。
そして、ステップS64で紙葉が収納庫10に対向した
位置に到達したことを、紙葉の先端を紙葉センサP2が
検出することによって確認すると、ステップS65で駆
動モータM1を停止して搬送装置2の逆転駆動を停止し
、更にステップ566で駆動モータM2を駆動して押込
装置llを1往復駆動し、搬送通路8内の紙葉を収納庫
IO内に押し込み収納してステップS45へ戻る。即ち
、ステップS49で保留装置13から送出される紙葉が
、返却要求対象の紙葉ではないと確認されると、該紙葉
は収納庫10内へ収納される。
一方、ステップS49で保留装置13から送出される紙
葉が、返却要求対象の紙葉であると確認すると、ステッ
プS50で駆動モータM3を停止して保留装置I3の送
出駆動を停止し、ステップ551で保留記憶部21の最
終にメモリされた記憶エリアの種類データをクリアする
。そしてステップS52で、搬送装置2によって挿入口
l・\返却搬送される紙葉の返却終了が、紙葉センサP
1により確認できると、ステップS53で駆動モータM
1を停止して搬送装置2の逆転駆動による返却搬送を停
止し、ステップ354で外部制御装置23へ返却終了紙
葉の種類データを送信してステップS1へ戻る。
従って、上記の実施例では、返却信号を入力すると、搬
送通路8内に紙葉が有る無いにかかわらず、かつ保留装
置13内に保留された順番にかかわらず、返却要求対象
外の紙葉は収納庫へ収納し、返却要求対象の紙葉だけを
挿入口から返却することができる。
また、挿入紙葉の保留装置13への保留は、−動作時に
受は入れられる紙葉の枚数が、保留装置13に保留され
ている同一種の紙葉の枚数以内であれば収納庫10へ収
納して、返却時には保留装置13内の紙幣を返却し、ま
た−動作時に受は入れられる紙葉の枚数が、保留装置1
3に保留されている同一種の紙葉の枚数を越える場合は
、その越える枚数を保留装置13内へ保留して、返却時
には保留装置13内の紙葉を返却することができる。こ
れによって、保留装置13内の紙葉の保留枚数を常に少
なくでき、長期保留による紙葉の曲がり癖を防止できる
一方、保留装置■3は保留枚数を少なく制御されるが、
収納庫10が満杯になると、挿入紙葉を収納することが
できる。
(ト)発明の効果 本発明は上記したように、保留部に保留した紙葉の種類
を、保留記憶手段によって保留部に記憶し、紙葉の返却
要求に基づいて、保留部から返送される紙葉の種類を保
留記憶手段からの記憶情報により確認し、該返送される
紙葉が返却要求対象外の紙葉であれば収納部へ収納し、
また返却要求に対応する紙葉であれば挿入口へ返却する
ように構成したものであるから、複数種類の紙葉を同一
の保留部に保留できるとともに、返却要求された紙葉だ
けを返却することができる。従って保留部を増設するこ
となく11.数種の紙葉の返却が可能となり、かつ複数
種の紙葉の返却が可能な小型の紙葉類処理装置を得るこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】
各図は本発明の実施例を示すもので、第1図は紙葉類処
理装置の概略縦断側面図、第2図は紙葉類処理装置の制
御構成のブロック図、第3図は保留記憶部の記憶エリア
を示す図、第4図乃至第7図はCPUによる制御動作を
示すフローチャートである。 1・・・挿入口、9・・・識別装置、10・・・収納庫
、13・・・保留装置、19・・・CPU、21・・・
保留装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、挿入口から挿入された紙葉の真偽及び種類を識別し
    真紙葉を受入れる識別部と、該識別部で受入れた紙葉を
    保留するとともに保留されている紙葉を返却可能な保留
    部と、識別部で受入れた紙葉を収納する収納部とを備え
    た紙葉類処理装置において、前記保留部に保留された紙
    葉の種類を保留部に記憶する保留記憶手段と、紙葉の返
    却要求に基づき前記保留部から返送される紙葉の種類を
    前記保留記憶手段の記憶情報から判別し、該返送紙葉を
    前記挿入口へ返却または前記収納部へ収納のどちらを実
    行するかを制御するための制御手段とを備え、前記保留
    部から返送される紙葉が返却要求対象外の紙葉の場合は
    前記収納部へ収納し、返却要求に対応する紙葉だけを前
    記挿入口へ返却することを特徴とする紙葉類処理装置。
JP63301482A 1988-11-28 1988-11-28 紙葉類処理装置 Pending JPH02144788A (ja)

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