JPH02144281A - 車両のエンジンと静油圧式無段変速機の接続構造 - Google Patents

車両のエンジンと静油圧式無段変速機の接続構造

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JPH02144281A
JPH02144281A JP29739988A JP29739988A JPH02144281A JP H02144281 A JPH02144281 A JP H02144281A JP 29739988 A JP29739988 A JP 29739988A JP 29739988 A JP29739988 A JP 29739988A JP H02144281 A JPH02144281 A JP H02144281A
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JP
Japan
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engine
continuously variable
variable transmission
cylinder
motor
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JP29739988A
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Atsuo Hojo
敦雄 北條
Toshibumi Ito
俊文 伊藤
Tsutomu Hayashi
勉 林
Mitsuru Saito
充 齋藤
Yoshihiro Nakajima
芳浩 中島
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、自動二輪車等の車両のエンジンと静油圧式無
段変速機との接続構造に関するものである。
[従来の技術] 自動二輪車に用いられる比較的小形のエンジンでは、通
常、変速機はクランクケース内にエンジン本体と一体に
組み付けられている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上記のように変速機がクランクケース内に一
体に組み付けられたものでは、以下に示す欠点があった
■ エンジンの構成部品と変速機の構成部品を各々単独
に並行して組み込むことができず、組み付は性が悪い。
■ エンジンが故障した場合あるいは変速機が故障した
場合、いずれでも両者を一体に取り外さなければならず
、メンテナンスが面倒である。
■ エンジン潤滑用のオイルと変速機潤滑用のオイルと
か、共通のクランクケース内で交ざってしまい、各々別
個のオイルを用いろことができない。
なお、エンジン潤滑用のオイルと変速機側m用のオイル
とは、それぞれ使用条件(温度、使用頻度等)が異なり
、それら条件に合致したオイルを使用するのが好ましい
とされている。
本発明は、本出願人が先に出願した静油圧式無段変速機
がケーシングで覆われた単体構造となっていることに着
目してなされたもので、同静油圧式無段変速機を利用す
ることにより、組付性およびメンテンスの面で優れ、し
かもエンジン潤滑用と変速機潤滑用にそれぞれ専用のオ
イルが利用できる、車両のエンジンと静油圧式無段変速
機の接続構造を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記目的を達成するために、エンジンと、静
油圧式無段変速機とをそれぞれ別個のケーシングで覆っ
て別体構造とし、それらエンジンと静油圧式無段変速機
を、個々のケーシングの一部を開口させた露出面部どう
しを互いに対向させて端面接続したことを特徴としてい
る。
[作用 ] 上記構成であると、エンジンと静油圧式無段変速機をお
のおの別個に並行して組み立て、その後一体に組み込む
ことができ、組み付は性が向上する。
また、エンジンあるいは無段変速機が故障したときには
、故障した方の装置のみを取り外して分解すればよく、
メンテナンスが向上する。
さらに、端面接続であるため、そこに簡単な盲板等を介
在させるだけで、エンジンと無段変速機の内部空間を区
分けすることができ、雨空間が交ざる可能性が少ないこ
とから、おのおのに専用のオイルを使用することができ
る。
[実施例] 以下、図面を参照しながら本発明の詳細な説明する。第
1図は本発明にかかるエンジンと静油圧式無段変速機の
接続構造、を持つ自動二輪車の側面図、第2図は正面図
である。
第1図中符号1は車体の前方から後方(図において左か
ら右)に延びる車体フレーム、2は車体フレームlの前
端に取り付けられたフロントフォーク、3はフロントフ
ォーク2の先端に回転自在に支持された前輪、4は前輪
3を操舵するハンドル、5は車体フレームlに支持され
た水平対向型の6気筒エンジン、6は車体フレームlと
エンノン5の前方および側方、並びにシート7に着座す
る搭乗者の前方を覆うフェアリング、8は前部を車体フ
レームlに揺動自在に支持されたりャフォーク、9はリ
ヤフォーク8の後端ζこ支持される後輪、10は小物入
れ用のホルダである。
前記エンジン5の回転は動力伝達装置11を介して、駆
動輪である後輪9に伝達される。動力伝達装置11は、
エンジン5側から順に、静油圧式無段変速機12(以下
、単に無段変速機と略す)、連結部13、ドライブシャ
フト14(本実施例は、いわゆるシャフトドライブを採
用している)から成っている。
上記エンジン5について説明すると、該エンジン5は、
第3図に示すように符号16で示す車体長手方向に(同
図中左方が車体前方、右方が車体後方にあたり、以下前
後方向をこれにしたがって呼ぶ)延在するクランク軸を
有し、該クランク軸16はコンロッド17を介して、車
体はぼ中央部から左右外方へ延びる複数のシリンダ18
内に嵌装されるピストン19に連結される。′第3図で
は一側のシリンダ!8しか表していないが、実際には左
右各7リングブロソクにそれぞれ3つずつシリンダ18
が設けられている。
なお、20はタイミングベルト20aを介してクランク
軸16に連結されるカムシャフトを示す。
第3図に示すように、ここではエンジン5と無段変速機
12とは、別個のケーシングC1・C7で覆われて成る
別体構造となっている。そして、無段変速機12はエン
ジン5の後方に配されていて、変速機ケーシングC1の
前面開口部がエンジンケーンングC1の後面開口部に突
き合わされて、同無段変速機12のエンジンへの端面接
続が行なわれている。なお、この実施例では、両者5・
12間に、ケーシングC8で覆われてなる、回転方向を
車体左右方向にそろえられた歯車群80a〜80gから
なる連結部80が介装されている。
また、この実施例では、さらに、両者5・12の接続端
部、詳しくは前記連結部80に、第1図にも示すように
発電機81、オイルポンプ82、スタータモータ83等
のエンジン補機類、並びにドライブシャフト14が、そ
れらの軸線を車体前後方向に延在させて、車体後方から
前方へ差し入れられて組み付けられる。
無段変速機12および他のエンジン補機類等のエンジン
5への組み付は構造について説明すると、クランク軸1
6の後端部には、歯車80a1一方向クラッチ80bお
よび歯車80cが固着され、さらにその軸端部には前記
オイルポンプ82が組み付けられる。前記歯車80aは
軸85に固着支持された歯車80dに噛合し、軸85は
カップリング86を介して発電機81に連結される。
また、前記歯車80aは無段変速機!2の出力軸41の
外周に回転自在に嵌合された歯車80rに噛合し、該歯
車80fの回転は出力軸41の外周に回転自在に支持さ
れる円筒体311および円筒体31の後端に連結される
ダンパ機構32を介して、無段変速機12の入力筒軸2
2に伝達される。
無段変速機12の出力軸4Iの前端部の前記歯車80f
のさらに前方位置には、図示せぬウォータポンプにつな
がるスプロケット80g、並びに歯車80hが固着され
る。
歯車80hの回転は、遊動歯車80i・80jを介して
歯車80kに伝速される。また、歯車80kを回転自在
に支持する軸90には、風車80ρがスプライン嵌合さ
れることにより、軸90と一体的に回転可能かつその軸
線方向にスライド自在に組み付けられている。風車80
12はスプリング92により前方へ付勢されて、通常、
前記歯車80にと噛合するものの、該風車80eと歯車
80にとの間の伝達トルクが所定以上になると、当該風
車80Qが歯車80にとの噛合部分に設けられた斜面反
力により、スプリング92に抗して後方へ移動し、歯車
80にとの係合が解かれる。つまり、上記歯車80に1
爪車80Q1スプリング92は一種のトルクリミッタを
構成する。
軸90の後端には接続具94を介しドライブシャフト1
4の前端がクロスジヨイントを介して傾動可能に連結さ
れる。
また、前記軸90の外周には歯車80mが固着され、こ
の歯車80mは前後方向にスライド自在とされた歯車8
0nが前方へ移動したときのみ、同歯車80nと噛合す
る。歯車80nの後方には歯車80nと一体的に回転す
る歯車80oが配され、歯車80oはスタータモータ8
3の出力軸と常時噛合している。また、スタータモータ
83はその出力軸に固着された歯車80p1および遊動
歯車80qを介して、前記歯車80cと噛合しており(
第3図は歯車が展開された図であるため、噛合した状態
で描かれていないが、実際には噛合される)、これによ
り、クランク軸16と連結される。
なお、上記のように歯車80nが前方に移動して歯車8
0+nに噛合し、スタータモータ83により車体を後進
させるとき、あるいはエンジン5を始動させるときには
、無段変速機12に・内臓されるクラッチが断状態に切
り替えられるため、スタータモータ83の駆動力が不要
な所まで伝わることはない。
静油圧式無段変速機12について説明すると、該無段変
速機12は、定容量型の斜板式油圧ポンプ12Pと可変
容量型の斜板式油圧モータ12Mによって構成される。
前記油圧ポンプ12Pは、人力筒軸22と、この入力筒
軸22にボルト止めされた支持筒23にボールベアリン
グ24を介して相対回転自在に支持されシリンダブロッ
ク25と、このシリンダブロック25の前端面に、その
回転軸線まわりに間隔をおきかつ回転軸線に平行となる
ように形成された奇数のシリンダ孔26のそれぞれに摺
動可能に嵌合させられる多数のポンププランジャ27と
、これらポンププランジャ27の外端に前面を当接させ
るポンプ斜板28とから構成される。ポンプ斜板28は
その背面をアンギュラコンタクトベアリング29を介し
前記入力筒軸22のホルダ部22aによって支承されて
、シリンダブロック25の軸線と直交する仮想トラニオ
ン軸線O1を中心にしてシリンダブロック25の軸線に
対し一定角度傾斜させた状態に保持される。
前記アンギュラコンタクトベアリング29は、人力筒軸
22の斜板ホルダ部22aと協働してポンプ斜板28に
誠心作用を与えるように構成される。
しかして、前記ポンプ斜板28は、クランク軸16に伴
って人力筒軸22が回転する際に、ポンププランジャ2
7に往復動を与えて吸入及び吐出工程を繰り返えさせる
一方、油圧モータ12Mは、前記油圧ポンプ12Pと共
通して用いられるシリンダブロック25と、その後端面
に、回転軸線まわりに間隔をおきかつ回転軸線に平行と
なるように形成されlこ奇数のシリンダ孔33のそれぞ
れに摺動可能に嵌合させられる多数のモータプランジャ
34と、これらモータプランジャ34の外端面を当接さ
せるモータ斜板35と、このモータ斜板35の背面をア
ンギュラコンタクトベアリング36を介して支承するモ
ータ斜板ホルダ37と、このモータ斜板ホルダ37の背
面を支承するモータ斜板アンカ38とから構成される。
ここで、ポンプおよびモータともに、プランジャ27.
34側の端部に凹部が形成される一方、斜板28.35
側にそれに対応する凸部か形成され、それら凹凸部がと
もに嵌合する構造になっている。
これにより、プランジャ27.34のシリンダブロック
25からの突出量を小さくすることができ、また、斜板
28.35の厚みが確保されることから、強度を一定と
した場合において、その形状を小さくすることができ、
これらの相乗作用により、斜板28.35をシリンダブ
ロック25へ近付けて、無段変速機12の軸方向寸法を
小さくすることができる利点が得られる。
また、互いに当接するモータ斜板ホルダ37およびモー
タ斜板アンカ38の対向面は、シリンダブロック23の
軸線とトラニオン軸線02との交点を中心とする球面に
形成される。
そして、この油圧モータ12Mにおいてら前記アンギュ
ラコンタクトベアリング36はモータ斜板ホルダ37と
協働してモータ斜板35に調心作用を与えるように構成
される。
前記モータ斜板アンカ38は、その前端に運なる筒状の
シリンダホルダ39とともに変速機ケーシングC1の後
側壁に固着される。また、このシリンダホルダ39はポ
ールベアリング40を介してシリンダブロック25のほ
ぼ中央部外周を回転自在に支承する。
前記モータ斜板35は、シリンダブロック25の軸線に
対し直角となる直立位置と、ある角度で傾倒する最大傾
斜位置との間をモータ斜板ホルダ37の回動によって移
動するようになっている。
そして、その傾斜状態では、シリンダブロック25の回
転に伴いモータプランツヤ34に往復動を与えて膨張及
び収縮行程を繰返させる。
モータ斜板ホルダ37の傾斜角度は、チーソングC1外
に突出する舌片37aが図示せぬ傾動機構により、手動
あるいは速度に応じ自動的に調整されるようになってい
る。ここでは、傾動機構の詳細については省略する。
1fj記ンリンダブロソク25の中心部には出力軸41
が貫通しており、この出力軸41はエンジンのクランク
軸16と平行に車体前後方向へ延びるように配置されて
いる。出力軸41とシリンダブロック25は、それぞれ
に形成されたスプライン=11a ・25aどうしの嵌
合により、出力軸4Iまわりの相対回転か拘束される。
出力軸41の前端部はポンプ斜板28および人力筒軸2
2のボルダ部22aを貫通し、さらにグンパ機溝32、
回転体3Iをら貫通している。出力軸41と入力筒軸2
2の間にはベアリング42か介装される。
一方、出力軸41の後端は、モータ斜板35、モータ斜
板ホルダ37およびモータ斜板アンカ38を貫通するよ
うに延びており、モータ斜板アンカ38との間にはベア
リング43が介装されろ。
無段変速機12のケーシングCfへの組付時、入力筒軸
22はボールベアリング47を介し、ケーシングC1に
ボルト止めされるホルダ48に支承され、モータ斜板ア
ンカ38はケーシングC7の後側壁にボルト49により
固着される。そして、ケーシングC7の後側壁には、そ
こに開口する整備孔を閉塞するキャップ5Iが固着され
る。
シリンダブロック25には、ポンプ側のシリンダ孔26
群とモータ側のシリンダ孔33nとの間において、出力
軸41を中心にして同心に並ぶ環状の内側油路63およ
び外側油路64と、両部路63・64間の環状隔壁およ
び外側油路64の外周壁を放射状に貫通ずる、前記シリ
ンダ孔26・33とそれぞれ同数の第1弁孔65および
ξ2弁孔66と、各弁孔65・66を前記外側油路64
へ連通させる連絡油路と、相隣るシリンダ孔26および
第1弁孔65を相互に連通するポンプボートaと、相隣
るシリンダ孔33および第2弁孔66を相互に連通ずる
多数のモータボートbとが設けられる。
前記内側油路63は、シリンダブロック25の内周面に
環状溝として形成され、その開放面は出力軸4!の外周
面により閉じられる。
また、各弁孔65・66を連絡する連絡油路、ポンプボ
ートa、および、モータボートbは、シリンダブロック
25およびこのブロック25に固着される部材との間に
、前記第1および第2の弁孔65・66を全周に亙って
取り囲むようにして形成されている。
前記第1弁孔65には、スプール型の第1分配弁69が
、また前記第2弁孔66には同じくスプール型の第2分
配弁70がそれぞれ摺動可能に嵌合されている。そして
、第1分配弁69の外端にはそれを囲む第1偏心輪部7
1が、また第2分配弁70の外端にはそれらを囲む第2
偏心輪72がそれぞれボールベアリングを介して係合さ
れる。
前記第1偏心輪部71は支持筒23に一体に形成されて
、仮想トラニオン軸線01に沿って出力筒軸22の中心
から所定距離偏心した位置に位置決めされる。
また、第2偏心輪72はソリンダホルダ39に設けられ
たピン73を中心に揺動自在に設けられており、図示せ
ぬ操作手段によって、偏心量を多くされろ「クラッチオ
フ」状態と、適宜な偏心重に設定される「クラッチオフ
」状態のいずれかに切り替えられる。「クラッチオフ」
状態とされたときに人力筒軸22を介し当該無段変速機
12に入力される場合には、第2分配弁70が弁孔66
内において単に往復運動するだけで、第2分配弁70が
内方および外方位置に至るとき、外側油路6 =1をシ
リンダブロック25外に開放させて、動力伝通は行わな
い。
上記構成の無段変速機12によれば、支持筒23(入力
筒軸22と一体的に回転する)とノリレフ101フ25
間に相対回転が生じろと、各第1分配弁69は、第1偏
心輪部71により第1弁孔65において偏心量の2倍の
距離をストロークとしてシリンダブロック25の半径方
向内方位置および外方位置間を往復動される。そして、
油圧ポンプ12Pの吐出領域では、第1分配弁69は前
記内方位置側を移動して、対応するポンプボートaを外
側油路64に連通するととらに内側油路63と不通にし
、吐出行程中のポンプブラシジャ28によりシリンダ孔
27から外側油路64へ作動油が圧送され、また吸入領
域では、第1分配弁69は前記外方位置側に移動して、
対応するポンプボートaを内側油路63に連通するとと
もに外側油路64と不通にし、吸入行程中のポンププラ
ンジャ27により内側油路63からシリンダ孔26に作
動油が吸入される。
一方、シリンダブロック25が回転すると、各第2分配
弁70は、第2偏心輪72により第2弁孔66において
偏心量の2倍の距離をストロークとしてシリンダブロッ
ク25の半径方向内方位置および外方位置間を往復動さ
れる。そして油圧モータ12Mの膨張領域では、第2分
配弁70は前記内方位置側を移動して、対応するモータ
ボートbを外側油路64に連通ずるとともに内側油路6
3を不通にし、外側油路64から膨張行程中のモータプ
ランジャ34のシリンダ孔33に高圧の作動油が供給さ
れ、また収縮領域では、第2分配弁70は前記外方位置
側を移動して、対応するモータボートbを内側油路63
に連通するととしに外側油路64と不通にし、収縮行程
中のモータプランジャ34のシリンダ孔33から内側油
路63へ作動油が排出される。
そして、ポンププランジャ27は、吐出領域を通過する
間、シリンダ孔26から外側油路64に作動油を圧送し
、また吸入領域を通過する間、内側部路63からシリン
ダ孔26に作動油を吸入する。また、外側油路64に送
られた高圧の作動油は、油圧モータ12Mの膨張領域に
存するモータプランジャ34のシリンダ孔33に供給さ
れる一方、収縮領域に存するモータプランジャ34によ
りそのシリンダ孔33から内側油路63へ作動油が排出
される。
この間に、シリンダブロック25が吐出行程のポンププ
ランジャ27を介してポンプ斜板28から受ける反動ト
ルクと、シリンダブロック25が膨張行程のモータプラ
ンジャ34を介してモータ斜板36から受ける反動トル
クとの和によって、シリンダブロック25は回転され、
その回転トルクは出力軸41から歯車80i・803等
を介してドライブシャフト14へ伝達される。
この場合、人力筒軸22に対する出力軸41の変速比は
次式によって与えられる。
変速比=I+ 油圧モータ12Mの容量油圧ポンプ12
Pの容量 したがって、油圧モータ12Mの容量を零からある値に
変えれば、変速比をIからある必要な値まで変えること
ができる。しかも、その油圧モータ12Mの容量はモー
タプランジャ34のスロトークによって決定されるので
、モータ斜板ホルダ37の操作により、モータ斜板35
を直立位置からある傾斜位置まで傾動させることにより
、変速比が1からある値まで無段階に制御される。
しかして、上記エンジン5と無段変速機12との接続構
造によれば、おのおの別体構造であるため、該エンジン
5と無段変速機12を別個に並行して組み立てて、その
後一体に組み込むことができ、従来のものに比べて組み
付は性が向上する。
また、エンジン5あるいは無段変速機12が故障した場
合でも、他側はそのままとし、故障した方の装置5(あ
るいは12)のみを取り外して補修すればよく、メンテ
ナンスが行い易い。
さらに、両者は端面接続であり、両者間に介装された歯
車80f・80g・80hが盲板の機能を果たすから、
エンジン5内の空間と無段変速ai2内の空間を区分け
することができる。このように、両市間が交ざる可能性
が少ないことから、おのおのに、エンジン専用の潤滑オ
イルおよび変速機専用の潤滑オイルを使用することがで
き、もってそれら部品の耐久性が向上する。
さらに、上記実施例では、無段変速機12に限らず、発
電機81およびスタータモータ83等の他のエンジン補
機類も、エンジン5に対し端面接続しており、この点に
おいても、エンジン補機類に対するメンテナンス性の向
上が図れる。
「発明の効果」 以上説明したように本発明によれば、エンジンと静油圧
式無段変速機をおのおの別個に並行して組み立て、その
後一体に組み込むことができ、組み付は性が向上する。
また、エンジンあるいは無段変速機か故障したときには
、故障した方の装置のみを取り外して分解すればよく、
メンテナンスが向上する。さらに、端面接続であるため
、そこに簡単な盲板等を介在させるだけで、エンジンと
無段変速機の内部空間を区分けすることができ、両市間
が交ざる可能性が少ないことから、おのおのに専用のオ
イルを使用することができ、もって耐久性の向上が図れ
る等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は自動二
輪車の側面図、第2図は同正面図、第3図はエンジンと
静油圧式無段変速機との接続構造を示す断面図である。 C0・・・・・エンジン側のケーシング、C7・・・・
・・静油圧式無段変速機側のケーシング、1・・・・・
車体フレーム、 5・・・・・・エンジン、 9・・・・・・後輪、 It・・・・・・動力伝達装置、 12・・・・・・静油圧式無段変速機、14・・・・・
ドライブシャフト、 16・・・・・・クランク軸、 80・・・・・・連結部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. エンジンと、静油圧式無段変速機とをそれぞれ別個のケ
    ーシングで覆って別体構造とし、それらエンジンと静油
    圧式無段変速機を、個々のケーシングの一部を開口させ
    た露出面部どうしを互いに対向させて端面接続したこと
    を特徴とする車両のエンジンと静油圧式無段変速機の接
    続構造。
JP29739988A 1987-12-28 1988-11-25 車両のエンジンと静油圧式無段変速機の接続構造 Pending JPH02144281A (ja)

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