JPH02143389A - 光学読取装置 - Google Patents

光学読取装置

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JPH02143389A
JPH02143389A JP63296289A JP29628988A JPH02143389A JP H02143389 A JPH02143389 A JP H02143389A JP 63296289 A JP63296289 A JP 63296289A JP 29628988 A JP29628988 A JP 29628988A JP H02143389 A JPH02143389 A JP H02143389A
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JP
Japan
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sensor
holding case
business card
barcode
screw shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP63296289A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Ishikawa
宏 石川
Kazuo Hasegawa
和男 長谷川
Masaki Goto
後藤 昌樹
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、バーコードが記載された名刺等の媒体を挿入
すると、内蔵したバーコードセンサが往復移動してこの
媒体のバーコードを読取ることができる光学読取装置に
関する。
〔従来の技術〕
近年、媒体にバーコードで併記された符号を読み取って
自動ダイヤル操作を行うことのできる例えば欧州特許第
70,697号明細書等で開示されているような光学読
取装置が、オフィスオートメイション化に伴って注目さ
れてきた。このような自動ダイヤル操作をするための媒
体には、例えば英国特許筒2,063,010号明細書
の第1図、第5図、第10図に開示されているような名
刺等のカードに文字印刷された外の領域にこの印刷され
た文字情報と対応したバーコード表示で電話番号を表現
したものがあり、電話番号に基づいて例えば日本国特開
昭60−163.154号公報の第3図及び第4図に開
示されているように自動ダイヤル操作することが可能と
なる。そして、現在、不統一な名刺のバーコード表示体
系が規格化されることで、今後、名刺の文字印刷以外の
部分にバーコードを印刷することが一般的になることが
充分予想され、それに伴って名刺のバーコードを読み取
るための光学読取装置の需要も飛躍的に高まるものと期
待されている。
この種の光学読取装置には、受1発光素子やレンズ、光
ファイバー等を組み合わせてなるバーコードセンサが内
蔵されていて、このバーコードセンサは、スクリューシ
ャフトやガイドシャフトに案内されながら、名刺の挿入
方向に対して直交する方向に往復移動される。このよう
な往復運動を有する検出構成は、例えば日本国特公昭4
5−13.858号公報の第1図や英国特許筒1,32
4.448号明細書等に開示されている。一方、媒体で
ある名刺の印刷文字以外の面には、その名刺の挿入方向
に対して直交する方向に沿ってバーコードが印刷されて
おり、この名刺を光学読取装置に所定の方向で挿入する
。そして、英国特許筒2.063,010号明細書の第
5図に開示されているように、短辺方向から挿入された
名刺は、光学読取装置に内蔵されているステッピングモ
ータ等の駆動力により縦、横方向の誤挿入が防止されつ
つ移送され、これを所定の位置に停止させながら、複数
行のバーコードを上記バーコードセンサで検出するよう
にすれば、例えば周知のファクシミリ装置に構成されて
いる紙送り構成の如くより多くの表示された情報が読取
り可能となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記バーコードセンサのレンズは焦点深度が
浅く、良好な読取り精度を確保するためには、媒体であ
る名刺の読取り領域とバーコードセンサとの距離を安定
させる必要がある。しかるに、従来従業されている光学
読取装置は、スクリューシャフトやガイドシャフトの取
付位置のわずかな誤差が、往復移動されるバーコードセ
ンサの高さのばらつきを生じ、このばらつきが読取り領
域とバーコードセンサとの距離を不安定にするので、読
取りエラーを生じやすいという不具合があった。
そこで、バーコードセンサと一体的に往復移動される部
材の一部を名刺の読取り領域近傍に押し当て、これによ
り読取り領域とバーコードセンサとの距離を安定化させ
ることが考えられるが、その場合、名刺に押し当てる部
材が挿入時の名刺と引っ掛かって破損したり、名刺の挿
入が妨げられる虞れがあるので、特別な工夫を要する。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、その
目的は、媒体の移送に支障をきたすことなく、この媒体
の読取り領域とバーコードセンサとの距離を安定に保つ
ことができる光学読取装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、バーコードセン
サを保持してスクリューシャフトの螺旋状溝に摺動自在
に係合しているセンサ駆動体と、上記スクリューシャフ
トを回転駆動してその軸方向に上記センサ駆動体を往復
移動させる第1の駆動手段と、外部から挿入された媒体
を移送するための第2の駆動手段とを備え、上記媒体に
記載されているバーコードを上記バーコードセンサにて
読取る光学読取装置において、上記センサ駆動体が、挿
入された媒体に弾接する接触片を突設して上記バーコー
ドセンサを保持し、かつ上記スクリューシャフトに対し
て平行に架設されたガイドシャフトに摺動自在に挿通さ
れた保持ケースと、上記螺旋状溝に歯合する歯部を有し
支軸を介して上記保持ケースに回動自在に連結された係
合部材と、これら保持ケースと係合部材の間に介設され
、この保持ケースを上記ガイドシャフトの軸まわりに付
勢することによって上記接触片の上記媒体に対する押圧
力を付与する弾性部材とを備えているとともに、このセ
ンサ駆動体の初期位置である上記スクリューシャフトの
軸端部近傍に、上記保持ケースに当接可能であって、当
接時にこの保持ケースを上記弾性部材の弾性力に抗して
上記ガイドシャフトの軸まわりに回転せしめるカム山を
付設したことを特徴とするものである。
〔作用〕
保持ケースに突設した接触片を弾性部材の弾性力によっ
て媒体のバーコード記載面に弾接させると、この保持ケ
ースに保持されたバーコードセンサを媒体の読取り領域
から所定距離に保つことができ、また、センサ駆動体を
スクリューシャフトの軸端部に移動させるとカム山が上
記保持ケースに当接し、このカム山が保持ケースを上記
弾性部材の弾性力に抗して回転させ、それに伴って上記
接触片が媒体のバーコード記載面から離間されるので、
保持ケースを上記カム山に当接させた状態で媒体を挿入
・排出すれば、上記接触片が媒体の移送を妨げる虞れが
なくなる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例に係る光学読取装置を、第1図
ないし第8図に基づいて説明する。ここで、第1図はセ
ンサ駆動体の構成を示す分解斜視図、第2図は基板を取
り除いた装置全体の底面図、第3図は同正面図、第4図
は読取り時のセンサ駆動体を示す断面図、第5図は接触
片と読取り領域との位置関係を示す平面図、第6図は同
断面図、第7図は初期位置におけるセンサ駆動体を示す
側面図、第8図は同断面図である。
まず、第1〜3図を用いて、この光学読取装置の概略を
説明する。
これらの図において、光学読取Haの枠体1の内部には
、歯車群2を介して駆動ローラ3を回転駆動するステッ
ピングモータ4や、歯車群5を介してスクリューシャフ
ト6を回転駆動するDCモータ7や、スクリューシャフ
ト6と平行に架設されたガイドシャフト8や、バーコー
ドセンサ9を保持してスクリューシャフト6およびガイ
ドシャフト8に案内されながら第2図上下方向に往復移
動するセンサ駆動体10や、センサ駆動体10に設けら
れた後述する接触片19dの往復移動範囲を除いた下部
名刺ガイド板24の開口11内に露出している上部名刺
ガイド板12や、検出用のホトインタラプタ13〜17
等が収納されている。
ステッピングモータ4に駆動される駆動ローラ3は、枠
体1の内部で第2図左右方向に名刺を移送するためのも
ので、図示せぬ従動ローラと対向している。すなわち、
名刺挿入口18から挿入された名刺は、駆動ローラ3に
よってまず第2図右方向へ移送ぞれ、しかる後、この駆
動ローラ3を逆回転させることによって第2図左方向へ
間欠的に移送され、読取り終了後に名刺挿入口18から
排出される。そして、ステッピングモータ4を制御する
ことにより、駆動ローラ3に間欠送りされる名刺は、そ
の裏面に印刷されている複数行のバーコードが開口11
内に臨出するたびに停止するようになっている。
スクリューシャフト6とガイドシャフト8は、挿入され
た名刺の移送方向に対して直交する方向に架設されてお
り、スクリューシャフト6の外周面には1本の螺旋状溝
6aが刻設されている。
センサ駆動体10は、第1図に明らかなように、突出部
19a内にバーコードセンサ9を保持して透孔19b内
にガイドシャフト8を摺動自在に挿通せしめる保持ケー
ス19と、スクリューシャフト6の螺旋状a6aに歯合
する歯部20aを有し窓孔20b内に保持ケース19の
突出部19aを突出せしめる係合板20と、透孔19c
、2Oc内に挿通されて保持ケース19と係合板20を
回動自在に連結する支軸21と、保持ケース19と係合
板20の間に介設された両者を付勢するコイルばね22
とから構成されている。なお、保持ケース19の突出部
19aの上端面には名刺に弾接させるための一対の接触
片19dが、また側面には後述するカム山に当接させる
ための当接部19eが、それぞれ突設されており、この
保持ケース19の底部には遮光板19fが垂設されてい
る。
カム山23は、センサ駆動体10がその初期位置に移動
してきたとき、つまり第2図の上端部に移動してきたと
き、保持ケース19の当接部19eに当接し、コイルば
ね22の弾性力に抗してこの保持ケース19をガイドシ
ャフト8の軸まわりに回転させる機能を有する。
ホトインタラプタ13〜17はいずれも、受発光素子間
の光路が遮断されたときに信号を出力する光センサであ
って、ホトインタラプタ13は外部から名刺が挿入され
たことを検出するセンサ、ホトインタラプタ14は名刺
が枠体1内の最奥部に到達したことを検出するセンサ、
ホトインタラプタ15はセンサ駆動体10が初期位置に
あることを検出するセンサ、ホトインタラプタ16はセ
ンサ駆動体10が開口11の長手方向一端部に臨出して
いることを検出するセンサ、ホトインタラプタ17はセ
ンサ駆動体10が開口11の長手方向他端部に臨出して
いることを検出するセンサである。そして、これらのホ
トインタラプタ13〜17から出力される信号によって
、ステッピングモータ4やDCモータ7の制御が行われ
るようになっている。
すなわち、名刺挿入口18から名刺が挿入されると、ホ
トインタラプタ13がこれを検出してステッピングモー
タ4が駆動され、名刺は駆動ローラ3により枠体1の最
奥部へ向かって移送されていき、最奥部に到達するとホ
トインタラプタ14がこれを検出し、名刺の1行目のバ
ーコードを開口ll内に臨出させた時点でステッピング
モータ4が停止する。この間、センサ駆動体10は第2
図上端部の初期位置に待機させておくが、初期位置にあ
るか否かは、保持ケース19の遮光板19fがホトイン
タラプタ15の光路を遮断しているか否かにより確認さ
れる。そして、名刺が開口11内に1行目のバーコード
を臨出させて停止すると、センサ駆動体10は初期位置
から離脱した後、開口IIO長手方向に沿って移動して
バーコードを読取る。このときセンサ駆動体10が開口
11の端から端まで移動したことは、遮光板19fがホ
トインタラプタ1.6.17の光路を遮断することから
検出できるので、1行分の読取りが終了するとDCモー
タ7に停止信号が出力され、代わつてステ°ンビングモ
ータ4が再駆動されて名刺の2行目のバーコードを開口
11内に臨出させる。以下、同様の動作を繰り返すこと
により、名刺の裏面に印刷されている複数行のバーコー
ドを順次、センナ駆動体10に保持されているバーコー
ドセンサ9にて読取ることができる。
次に、第4〜8図を用いて、センサ駆動体10の構成な
らびに動作を詳述する。
名刺30が挿入され、その裏面に印刷されているバーコ
ードを開口11内に臨出させて停止すると、スクリュー
シャフト6が回転駆動されて、センサ駆動体10は開口
11の端から端まで、スクリューシャフト6およびガイ
ドシャフト8に案内されながら直線的に移動する。この
とき、センサ駆動体10は、第4図に示すように、コイ
ルばね22がガイドシャフト8の軸まわりに保持ケース
19を付勢していることから、接触片19dが名刺30
の裏面に弾接しており、センサ駆動体IOの移動に伴っ
て接触片19dは名刺30の裏面を摺動する。つまり、
スクリューシャフト6やガイドシャフト8の取付位置に
多少の誤差があったとしても、保持ケース19はガイド
シャフト8を回動中心にして第4図の時計回りの向きに
常時付勢されているので、接触片19dが名刺30から
離間する虞れはない。したがって、バーコードセンサ9
の光束9aが照射される名刺30の読取り領域α(第5
,6図参照)と、バーコードセンサ9のレンズ9bとの
距離は、接触片19dによって常に一定に保たれ、信頼
性の高い読取りが行える。
同様の理由から、名刺30が通常のものより厚い場合に
も−、保持ケース19が第4図の反時計回りの向きに若
干傾いた位置に設定されるだけであって、接触片19d
は厚い名刺に常時弾接し、読取り領域αとバーコードセ
ンサ9との距離は一定に保たれる。
また、第5,6図に明らかなように、保持ケース19の
接触片19dの先端部の位置は、読取り領域αに対し、
名刺30の挿入方向(図示右方向)にわずかにずらしで
ある。換言するなら、センサ駆動体10の移動に伴う接
触片19dの軌跡が、読取り軌跡βと重なり合わないよ
うに配慮しである。したがって、この光学読取装置で同
一の名刺を繰り返し読取っても、その読取り領域αを接
触片19dが傷つけたり汚したりすることはない。
なお、接触片19dの先端部の位置を読取り領域αから
過度にずらすと、読取り領域αとバーコードセンサ9と
の距離を安定化させるという本来の機能に支障をきたす
虞れがあるので、読をり領域αに対する接触片19dの
先端部のずらし量は必要最小限にとどめておくことが好
ましい。
さらに、−第4図に明らかなように、センサ駆動体10
のコイルばね22は、支軸21の軸まわりに係合板20
を付勢しているので、歯部20aはスクリューシャフト
6の周面の一部に弾接した状態に保たれている。このた
め、スクリューシャフト6とガイドシャフト8との軸芯
間距離に多少の誤差があったとしても、係合板20の歯
部20aはスクリューシャフト6の螺旋状溝6aに確実
に歯合し、センサ駆動体10をスクリューシャフト6お
よびガイドシャフト8に沿って円滑に往復移動させるこ
とができる。
そして、読取りがすべて終了すると、センサ駆動体10
は第2図上端部の初期位置まで移動し、このときカム山
23が保持ケース19の当接部19eに当接することか
ら、第7,8図に示すように、カム山23はコイルばね
22の弾性力に抗して保持ケース19をガイドシャフト
8の軸まわりに回転せしめ、これにより接触片19dは
名刺30の裏面から離間する向きに下降する。こうして
接触片19dが名刺30から離間すると、駆動ローラ3
が駆動されて名刺30が名刺挿入口18から排出する。
また、名刺30を外部から挿入して読取りを開始する際
には、まず名刺30が駆動ローラ3により所定位置まで
移送されて停止し、次いでセンサ駆動体10が第8図に
示す初期位置から同図右方向へと移動し、この移動に伴
って保持ケース19の当接部19eがカム山23から離
脱し、コイルばね22の弾性力により接触片19dが名
刺30の裏面に弾接する。したがって、名刺30の移送
が接触片19dによって妨げられたり、あるいは接触片
19dが名刺30に引っ掛かって破)員するといった不
都合は起こらない。
このように、上記実施例にあっては、外部から名刺30
が挿入されると、保持ケース19に突設した一対の接触
片19c+がコイルばね22の弾性力によって名刺30
の裏面に弾接し、この接触片19dを名刺30に接触さ
せたままセンサ駆動体10が移動してバーコードの読取
りを行うので、名刺30の読取り領域αとバーコードセ
ンサ9との距離が常に一定に保たれ、信頬性の高い読取
りが行える。このため、スクリューシャフト6やガイド
シャフト8の取付位置等に厳しい精度が要求されなくな
って組立性の向上が図れるとともに、名刺30の厚さが
異なっても読取り領域αとバーコードセンサ9との距離
は変化しないことから、広範な種類の名刺を精度よく読
取ることができる。
また、上記実施例にあっては、接触片19dの先端部が
読取り軌跡βと重なり合わないように配慮されているの
で、名刺30の読取り領域αが接触片19dによって傷
つけられたり汚されたりする虞れがなく、そのため同一
の名刺を繰り返し読取っても何ら悪影響を及ぼさない。
さらに、上記実施例にあっては、係合板20の歯部20
aをコイルばね22の弾性力によってスクリューシャフ
ト6の周面に弾接させる構造を採用しているので、組立
時にスクリューシャフト6とガイドシャフト8との軸芯
間距離に多少の誤差があったとしても、歯部20aはス
クリューシャフト6の螺旋状1J16aに確実に歯合さ
れ、センサ駆動体10を円滑に往復移動させることがで
きる。
そのため、スクリューシャフト6とガイドシャフト8と
の軸芯間距離を高精度に規定する必要がなくなって、組
立性が大幅に向上するとともに、名刺30に対する接触
片19dの押圧力とスクリューシャフト6に対する歯部
20aの押圧力が1′2のコイルばね22によって得ら
れるので、部品点数の削減も図られている。しかも、歯
部2Oaはスクリューシャフト6の円面の一部と接触し
ているだけなので、このスクリューシャフト6を回転駆
動するDCモータ7の負荷は比較的小さく、何らかの原
因でセンサ駆動体10の移動が阻止された場合などにも
、スクリューシャフト6を空回りさせてDCモータ7へ
の過負荷を防止できるようになっている。
さらにまた、上記実施例にあっては、読取り終了後にセ
ンサ駆動体10を初期位置へと移動させると、カム山2
3が保持ケース19の当接部19eに当接し、それに伴
って接触片19dが名刺30の裏面から離間する向きに
下降するので、この初期位i〃にセンサ駆動体10を待
機させた状態で名刺30の挿入・排出を行うことにより
、名刺30の移送が接触片19dに妨げられる心配がな
く、また接触片19dが名刺30に引っ掛かって破損す
る心配もない。
〔発明の効果] 以上説明したように、本発明は、センサ駆動体の保持ケ
ースに突設した接触片を弾性部材の弾性力によって媒体
のバーコード記載面に弾接させるので、このセンサ駆動
体の往復移動を案内するスクリューシャフトやガイドシ
ャフトの取付位置等に多少の誤差があったとしても、上
記保持ケースに保持されたバーコードセンサを媒体の読
取り領域から所定距離に保つことができ、しかもセンサ
駆動体の初期位置でカム山が上記保持ケースに当接し、
上記接触片を媒体のバーコード記載面から離間させるの
で、この接触片が媒体の移送を妨げる虞れがなく、常に
信頼性の高い読取りが行える光学読取装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図面はすべて本発明の一実施例に係る光学読取装置を説
明するためのもので、第1図はセンサ駆動体の構成を示
す分解斜視図、第2図は基板を取り除いた装置全体の底
面図、第3図は同正面図、第4図は読取り時のセンサ駆
動体を示す断面図、第5図は接触片と読取り領域との位
置関係を示す平面図、第6図は同断面図、第7図は初期
位置におけるセンサ駆動体を示す側面図、第8図は同断
面図である。 3・・・・・・駆動ローラ、4・・・・・・ステッピン
グモータ、6・・・・・・スクリューシャフト、6a・
・・・・・螺旋状溝、7・・・・・・DCモータ、8・
・・・・・ガイドシャフト、9・・・・・・バーコード
センサ、10・・・・・・センサ駆動体、19・・・・
・・保持ケース、19d・・・・・・接触片、19e・
・・・・・当接部、20・・・・・・係合板(係合部材
)、20a・・・歯部、21・・・・・・支軸、22・
・・・・・コイルばね(弾性部材)、23・・・・・・
カム山、30・・・・・・名刺(媒体)、α・・・・・
・読取り領域。 第1図 フノル11−カ 第2図 第4図 第3図 第5図 第6図 第7図 第8図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. バーコードセンサを保持してスクリューシャフトの螺旋
    状溝に摺動自在に係合しているセンサ駆動体と、上記ス
    クリューシャフトを回転駆動してその軸方向に上記セン
    サ駆動体を往復移動させる第1の駆動手段と、外部から
    挿入された媒体を移送するための第2の駆動手段とを備
    え、上記媒体に記載されているバーコードを上記バーコ
    ードセンサにて読取る光学読取装置において、上記セン
    サ駆動体が、挿入された媒体に弾接する接触片を突設し
    て上記バーコードセンサを保持し、かつ上記スクリュー
    シャフトに対して平行に架設されたガイドシャフトに摺
    動自在に挿通された保持ケースと、上記螺旋状溝に歯合
    する歯部を有し支軸を介して上記保持ケースに回動自在
    に連結された係合部材と、これら保持ケースと係合部材
    の間に介設され、この保持ケースを上記ガイドシャフト
    の軸まわりに付勢することによつて上記接触片の上記媒
    体に対する押圧力を付与する弾性部材とを備えていると
    ともに、このセンサ駆動体の初期位置である上記スクリ
    ューシャフトの軸端部近傍に、上記保持ケースに当接可
    能であつて、当接時にこの保持ケースを上記弾性部材の
    弾性力に抗して上記ガイドシャフトの軸まわりに回転せ
    しめるカム山を付設したことを特徴とする光学読取装置
JP63296289A 1988-11-25 1988-11-25 光学読取装置 Pending JPH02143389A (ja)

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US07/392,232 US5004898A (en) 1988-11-25 1989-08-09 Optical reading device

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ID=17831632

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