JPH02142859A - 無機塗料 - Google Patents

無機塗料

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JPH02142859A
JPH02142859A JP29691988A JP29691988A JPH02142859A JP H02142859 A JPH02142859 A JP H02142859A JP 29691988 A JP29691988 A JP 29691988A JP 29691988 A JP29691988 A JP 29691988A JP H02142859 A JPH02142859 A JP H02142859A
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JP
Japan
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resistance
phosphate
pts
slurry
specified
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Pending
Application number
JP29691988A
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English (en)
Inventor
Kazuya Yamada
山田 一哉
Toshio Asano
淺野 壽夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
O K FURITSUTO SERVICE KK
Original Assignee
O K FURITSUTO SERVICE KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、耐候性、 耐水性、 耐熱性及び耐 薬品性等の優れた効果を有する無機塗料に関するもので
ある。
(従来の技術) 不燃建築材用外装板及び内装板又は鋼板、アルミニュウ
ム板等の金属基材の表面を塗装する従来の無機塗料は、
アンモニヤ水、酸化亜鉛、珪弗化ソーブ等の硬化剤と珪
酸す) l)ラム、珪酸塩ガラス等のアルカリ珪酸塩の
結合剤と顔料を混合して構成されていた。
(発明が解決しようとする問題点) 前記の如〈従来の無機塗料は、アルカリ珪酸塩を主成分
とするため、エフ0レツクスを起こし易く耐候性が劣る
と共に、硬化条件によっては、塗膜に亀裂や発泡が発生
し、更に塗料に吸湿性があり、ゲル化し易く作業性を悪
くする等の問題点があった。
(問題点を解決するための手Fi> 本発明は、前記の問題点を解決する無機塗料を提供する
もので、以下その詳細を説明する。
アルミナ粉末(AQ203)と亜鉛華粉末(ZnO)を
重量比で1:5乃至5:1の範囲で混合した混合物に燐
酸を五酸化燐の形に換算してP2O5:(AQzO*)
+(ZnO)を4:1乃至1:4の混合比で加え、つい
でペースト状の該混合物を600℃〜1100°Cの酸
化炎あるいわ中性炎の焼成雰囲気で仮焼して脱水結晶化
した縮合物とし、ボールミル等で200メツシユを全通
するように微粉化し、該粉砕縮合物2〜28重量部とカ
オリン、シリカ、セリサイト、ベントナイト、タイル等
の充填剤8〜57重量部とリチウムシリケートを主体と
するバイングー70〜100重量部及び硬化促進剤とし
て珪酸ナトリウム溶液10〜30重量部を加え、ボール
ミル等で混合粉砕してペースト状の泥漿物とし、更に該
泥漿物のPHを調整剤としてアルミナゾルの適量を加え
泥漿物のPHが7.0〜11.0の範囲内におさまるよ
うにll!整して、本発明の無機塗料を構成するもので
ある。
次に本発明の作用及び効果を説明すると、前記の如き構
成による無機塗料を不燃建築用の外装板及び内装板又は
鋼板、アルミニウム板等の金属基材よりなる被塗装物の
表面に塗布した後60℃〜300℃の温度で加熱して硬
化させれば耐候性、耐水性、耐熱性及び耐薬品性等に優
れた被膜を有する塗装板を得ることが出来る。
本発明において、縮合物、充填剤及び硬化促進剤からな
る泥漿物にアルミナゾルによるPH1!!整剤を加えて
PHを7.0〜11.0に調整したのは最も適当な作業
性、保存性及び塗膜の物性を確保するためであり、PH
調整剤のアルミナゾルの添加により被膜硬度の向上と安
定がはかられる。
又、塗料のバインダーにリチウムシリケートを選んだ理
由は、塗膜の被膜性が他の珪酸ナトリウムと変わらぬ強
固な被膜を形成し、珪酸ナトリウム、及び珪酸カリ等に
比較し、乾燥して得られる被膜は、水に不溶性となり、
加熱処理を施すことによりその効果は着しく向上する。
リチウムシリケートの耐候性能の効果も、他の珪酸ナト
リウム、珪酸カリ等に比較して乾燥して得られる塗膜は
、大気中のあらゆる条件に不感であり耐湿性、耐風化性
に優れている。尚、燐酸を含む縮合物を前記の如く構成
した塗料は、アルミナ粉末と亜鉛華粉末を重量比で1:
5乃至5:1にした場合は一層被覆硬化性が良好となり
、被膜に微細な亀裂の生ずることが防止されると共に耐
候性、耐水性及び耐薬品性が向上する。又、特に縮合物
や充填剤を微粒化(例えば1〜10ミクロン以下)に粉
砕することにより、・−層工70レッセンスの防止及び
光沢度を高めることが出来る。
す、上の如く本発明による無機塗料は、耐酸性、耐アル
カリ性、耐水性、耐熱性、耐候性及び作業性等に優れ、
かつ塗膜も平滑で硬度も高いセラミック質の被膜面を形
成する。
又、本発明は、有機性溶剤が一切使用されていないので
作業上安全性が高く火災等の場合、塗料から有毒ガスを
発生せず、帯電性がないと共にかびの発生は皆無である
等の優れた実用的効果を有するものである。
(実施例) (A)実施例1 純度85%以上の燐酸40gとアルミナ粉末58、亜鉛
華粉末5gの重量比で混合し、酸化炎又は中性炎による
1050℃の雰囲気中で約5時間程度焼成し、脱水して
得た縮合燐酸塩粉末の重量比20gにカオリン8g1タ
ルク48、セリサイ)23g(いずれも充填材)の各重
量比を混合して、これを1〜6ミクロンに微粉砕した粉
砕物に、リチウムシリケード(バインダー )73g、
珪酸ナトリウム等の硬化促進剤3FK(いずれも重量比
)を加えてボールミル等で約60分間粉砕して得た泥漿
物をそのPHが7.0〜11.0の範囲となるようアル
ミナゾル(PH調整剤)の適量を添加して無機塗料を構
成し、該塗料を珪酸カルシュラム板(被塗装板)に塗装
し、温度180℃で約20分間乾燥して塗装板を作成し
た。この塗装板は外観が半透明な光沢的9%の艶消し仕
上り状で、その性能は後記に示す。
(B)実施例2 純度85%以」二の燐酸20.とアルミナ粉末40F1
、亜鉛華粉末40gの重量比で混合して、酸化炎又は中
性炎による980℃の雰囲気中で3時間程度焼成し、脱
水して得た縮合燐酸塩粉末の重量比18Fiにタルク2
1g、セリサイ)7g微珪石粉13g(いずれも充填材
)を各重量比で混合した後、これを粒度1〜3ミクロン
に微粉砕した充填剤微粉末と、バイングーとしてリチウ
ム100g及び珪酸ナトリウム等の硬化促進剤98(い
ずれも重量比)を加え、ボールミルで約45分間粉砕し
て泥漿物を得、これに適量のアルミナゾル(PHIIW
剤)を加えて泥漿物のPHを7.0〜11.0に調整し
て塗料を作成し、この塗料を7レキシプルボード(被塗
装板)の表面に塗装して温度300℃の雰囲気中で約4
5分間乾燥して得た塗装板は光沢が約18%あり、表面
の平滑性も優れ、鉛筆硬度9Hの硬い被膜の塗装板が得
られた。この塗装板の性能は後記に示す。
(C)実施例3 純度85%以上の燐酸80gアルミナ粉末10g、亜鉛
華粉末10gの重量比で混合して、酸化炎又は中性炎に
よる焼成温度的610℃の雰囲気中で7時間程度焼成し
、これにより脱水されて得た縮合燐酸塩粉末18g重量
比を取り出し、シリカ14g1タルク21g1 セリサ
イト80g1ベントナイト1g(いずれも充填材)の各
重量比を混合して、これを1〜8ミクロンに微粉砕した
粉砕物にリチウムシリケート(バインダー)80g及び
珪酸ナトリウム等の硬化促進剤4[1(いずれも重量比
)を加えて、ボールミルで約3時間微粉砕して得た泥漿
物に、適量のアルミナゾル(PH調整剤)を加えてPH
が7.0〜11.0とした塗料を被塗装板に塗装して温
度的250℃で30分程度乾燥し、半透明な艶消しの塗
装板を作成した。この塗装板の性能は後記に示す。
れにシリカ41g1ベントナイト7g1セリサイ)2g
、酸化チタン10g(いずれも充填剤)の各重量比を混
合して、これを1〜10ミクロンに微粉砕した粉砕物に
、リチウムシリケート(バインダー)80g及び珪酸ナ
トリウム等の硬化促進剤3g(いずれも重量比)を加え
て、ボールミルにより約2時間微粉砕した泥漿物に適量
のアルミナゾル(PH調整剤)を加えて泥漿物のPHが
7.0〜11.0にして得た塗料を7レキシブルボード
の表面に塗装し、温度的180℃で25分間程度乾燥し
て、白色の塗装板を作成した。この塗装板の性能は後記
に示す。
(D)実施例4 純度85%以上の燐酸4ogアルミナ粉末10g、亜鉛
華粉末108の重量比で混合し、酸化炎又は中性炎によ
る焼成温度的980℃の雰囲気中で7時間程度焼成し、
脱水した縮合燐酸塩粉末23I?重量比を取り出し、こ
表 手 続 補 正 書 (自発) 1゜ 事件の表示 昭和63年特許願第296919号 2、発明の名称 無機塗料 3゜ 補正をする者 事件との関係  特許出願人 居 所  愛知県高浜市高浜町玉江1 5番地 4゜ 5゜ 補正命令の日付 自発補正 補正により増加する発明の数 なし 補正の対象 手 続 補 正 書 (自 発) 特願昭63−296919号 上記特許出願に関し、 明細書中誤記の個所がありま したので下記の如く訂正致します。
記 1゜ 明細書節2頁12行目の 「エフロレックス」ヲ「エフロレッセンス」ト訂正スる
明細書第3頁14行目の 「タイル」を「タルク」と訂正する。
以 上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 第一燐酸カルシュウム、第一燐酸アルミニ ュウム、第一燐酸亜鉛等の燐酸を含んだ縮合物2〜28
    重量部と、カオリン、シリカ、セリサイト、ベントナイ
    ト、タルク等の充填剤8〜57重量部と、リチウムシリ
    ケートを主体としたバインダー70〜100重量部と珪
    酸ナトリウム等の硬化促進剤10〜30重量部及びアル
    ミナゾル等のPH調整剤を混合してボールミル等により
    粉砕してPHが7.0〜11.0の範囲内にある泥漿状
    としたことを特徴とする無機塗料。
JP29691988A 1988-11-24 1988-11-24 無機塗料 Pending JPH02142859A (ja)

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