JPH02142757A - トリフエニルブテン誘導体 - Google Patents

トリフエニルブテン誘導体

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JPH02142757A
JPH02142757A JP29695188A JP29695188A JPH02142757A JP H02142757 A JPH02142757 A JP H02142757A JP 29695188 A JP29695188 A JP 29695188A JP 29695188 A JP29695188 A JP 29695188A JP H02142757 A JPH02142757 A JP H02142757A
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JP
Japan
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compound
phenyl
formula
ethyl acetate
solvent
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JP29695188A
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Hiroaki Yanagisawa
宏明 柳沢
Koichi Fujimoto
光一 藤本
Yasuo Shimoji
下地 康雄
Takuo Kanezaki
金崎 拓郎
Tomoo Kobayashi
知雄 小林
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 利用分野 本発明は、制癌剤として有用なトリフェニルブテン誘導
体およびその薬理上許容される塩に関するものである。
本化合物(1)は乳癌組織の細胞質中に存在するエスト
ロゲン受容体にエストロゲンと競合的に結合することに
よル、エストロゲン依存性の蛋白合成を阻害することに
よシ、制癌作用を示す。
従って、本化合物はエストロゲン受容体を有する癌に有
効であるが、しばしば本化合物へ耐性になる癌が発生し
、問題化している。
また、本化合物<1)が体内において代謝された4−ヒ
ドロキシタモキシフェン(It)は、 化合物(1)よ
シエストロゲン受容体に強く結合することが知られてい
る。CP、C,Ruenitz等、ジャーナル・オブ・
メデイシナル・ケミストリー、25巻1056頁(19
82年)〕 ルゾテン誘導体およびその薬理上許容される塩である。
本発明者尋は、長年に亘り、一連のトリフェニルブテン
誘導体を合成し、それらの制癌作用を検討してきた。す
なわち、エストロゲン受容体に強く結合するために、フ
ェニル基に水酸基またはアシルオキシ基の導入を、また
制癌作用をより確実にするためにアルキル化能を有する
ビス(2−クロルエチル)アミノ基の導入を検討し、下
記の一般式(III)で示されるトリフェニルブテン誘
導体が優れた制癌作用をもつことを見出し、本発明を完
成するに至った。
〔発明の構成〕
本発明は、一般式(III)で示されるトリフエニ(式
中、R1およびR2は同−又は異なって水素原子または
アルキル基を示し、R3は水素原子捷たはアシル基を示
す。) 一般式(11)で表わされる構造式の置換基について説
明する。
R1およびR2が示すアルキル基は、炭素数1乃至4個
の低級アルキル基であり、例えばメチル、エチル、ゾロ
ビル、イソプロピル、ブチル、インブチル、t−ブチル
であり、好適にはメチル基である。
R己が示すアシル基は、例えば、炭素数2乃至7個の脂
肪族アシル基(アセチル、プロピオニル、ブチリル、イ
ソブチリル、ペンタノイル、ヘキサノイル等)、炭素数
4乃至7個のシクロアルキルカルボニル基(シクロプロ
パンカルボニル、シクロブタンカルボニル、シクロブタ
ンカルボニル、シクロヘキサンカルがニル等)または炭
素数7乃至11個のアルキルカルボニル基(ベンゾイル
、p−トルオイル、ナフトイル等)をあげることができ
るが好適には、アセチル、プロピオニルのような脂肪族
アシル、シクロペンタンカル?ニル、シクロヘキサンカ
ルブニル、ベンゾイルであり、特に好適にはアセチル、
プロピオニルである。
前記一般式(I[l)で表わされる化合物は、2種類の
幾(′1liJ異性体しくZ)−異性体および(E)−
異性体〕が存在するが、本発明はこねらの異性体および
それらの混合物を包含する。
以下に具体的な化合物を例示する。
CO:J e OEt 0Pr CO−1−Pr 0C6H5 P( OMe OMe 0h4e OMe 本発明の式(I[l)で表わされる化合物のうち、R3
が水素原子で表わされる化合物(■っは、下記の反応径
路によシ製造することができる。
O動 上記式中、R1およびR2は前述と同意義を示す。■程
Aは、一般式(R/)を有するグリニヤール試薬とケト
ン化合物(■とを反応させて、アルコール化合物(vI
)を製造する工程である。本反応はテトラヒドロフラン
またはジエチルエーテル中、室温乃至還流下、1時間乃
至6時間行なわれる。反応終了後、塩化アンモニウム水
溶液を加え、反応生成物を酢酸エチル等の有機溶媒で抽
出することによシ単離することができる。必要ならばカ
ラムクロマトグラフィー等で精↓できる。
工程Bは、化合物(■)を製造する工程で、アルコール
化合物(Vl)を酸で処理することによシ行なわれる。
本工程はジオキサン、酢酸、水勢の溶媒中、塩酸、硫酸
、メタンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸等の存在
下に行なわれ、反応温度は室温乃至100℃、好ましく
Fi50乃至80℃である。反応時間は1時間乃至24
時間である。反応終了後、溶媒を減圧留去し、生成物を
酢酸エチル等の有機溶媒に抽出し、水洗後、溶媒を減圧
留去することにより、化合物(■)を得ることができる
。化合@(■)は必要々らば再結晶、カラムクロマトグ
ラフィー等で精製できる。
工程Cは、化合物(■′)を製造する工程で、化合gl
J(■)のビス(2−クロルエチル)アミンによる還元
的アミン化反応である。本工程はメタノール、エタノー
ル等のアルコール溶媒中、2−クロルエチルアミンの存
在下シアン水素化硼素ナトリウムを還元剤として、室温
で6時間乃至24時間反応させることにより行なわれる
反応生成物は、溶媒を留去後、酢酸エチルに抽出し、水
洗後、再び溶媒を留去することによシ得ることができる
。化合物(■っは必要ならば再結晶、カラムクロマトグ
ラフィー等で精製できる。
本発明の式(It])で表わされる化合物のうち、R6
がアシル基である化合物(mつは、下記の式で示される
化合物(■りの化合物(■)によるアシル化によシ製造
できる。
上記式中 R1およびR2は前述したものと同意義を示
し、R′lはR3におけるアシルを示し、Xはハロゲン
原子またはR4−0を有する基を示す。
本反応は無水系の溶媒中、塩基の存在下行なわれる。溶
媒としては、ヘキサン、ベンゼン、トルエンのような炭
化水素類、ジクロルメタン、クロロホルムのようなノ・
ロゲン化炭化水素類、エーテル、テトラヒドロフランの
ようなエーテル類、酢酸エチルのようなエステル類(好
適にはジクロルメタンのような)・ロゲン化炭化水素類
)があげられ、塩基としてはトリエチルアミン、ピリジ
ン、N−メチルモルホリンのような有機塩基があげられ
る。反応温度は通常0℃乃至80℃(好適には0℃乃至
50℃)であシ、反応時間は1時間乃至24時間(好適
には3時間乃至16時間)である。化合物(用′っけ酢
酸エチルのような有機溶媒で抽出し、水洗し、無水硫酸
マグネシウム等で乾燥後、溶媒を留去することにより得
ることができる。化合物(■1′うけ必要なら常法、例
えば再結晶、カラムクロマトグラフィー等でさらに精製
できる。
上記反応式における原料化合物(IV)および(V)の
内、(■)は下記の式で示されるようにp−ブロモフェ
ノール類(IX)とブロモアセトアルデヒドジメチルア
セタール(3)から工程EおよびFにより製造できる。
(DO(X) (XI) (IV) 上記式中、R1およびR2は前述したものと同意義を示
す。
■程Eは、化合物(■)と化合物(X)とを本反応を阻
害しない溶媒中、塩基の存在下反応させて、脱臭化水素
することにより、化合物(XI)を製造する工程である
。溶媒としては、ベンゼン、トルエン等のような炭化水
素類、テトラヒドロフラン、ジオキサンのようなエーテ
ル類、アセトン、メチルエチルケトンのようなケトン類
、N、N−ツメチルアセトアミド、N、N−ツメチルホ
ルムアミドのようなアミド類があげられるが、好適には
N、N−ジメチルホルムアミドのようなアミド類である
。使用される塩基としては、炭酸ナトリウム、炭酸カリ
ウムのような金属炭酸塩、水素化ナトリウムのような水
素化アルカリ金属があげられる。反応温度および反応時
間は、使用される塩基、溶媒の種類によシ異なるが、通
常室温乃至120℃(好適には20℃乃至100℃)、
1時間乃至24時間である。化合物(XI)は酢酸エチ
ルのような有機溶媒に抽出し、=11− 水洗後、無水硫酸マグネシウム等で乾燥し、溶媒を留去
することにより得ることができ、化合物(XI)は必要
ならば常法、例えば再結晶、カラムクロマトグラフィー
等でさらに精製できる。
工程Fは、化合物(XI)とマグネシウムとを反応させ
て、グリニヤール試薬(IV)を製造する工程である。
本反応は通常のグリニヤール試薬の調製方法と同一であ
り、エチルエーテル、テトラヒドロフラン等の溶媒中、
化合物(XI)と等量のマグネシウムとを室温乃至50
℃にて攪拌することにより調製できる。本試薬は溶液の
まま、■程Aに供する。
このようにして製造される化合物(Ill)は前述した
ように(Z)および(E)−異性体からなる幾何異性体
が存在し得るが、これら2種の異性体は必要ならば(I
II)またはその塩の分別再結晶、若しくはクロマトグ
ラフィーで分離することもできる。
本発明の新規化合物(I[l)は、常法に従って酸で処
理することにより、薬理上許容し得る塩に=12− 変換することができる。例えば、化合物(m)を酢酸エ
チルまたはジクロルメタン等の有機溶剤に溶解し、これ
に等モルまたは過剰の塩化水素−ジオキサン等の酸を加
え、溶媒を留去し、ジエチルエーテルまたはジイソプロ
ピルエーテルのような有機液剤中で結晶化または固化す
ることによシ得られる。
このような酸付加塩の例としては、無機酸、例えば塩酸
、臭化水素酸、硫酸、硝酸およびリン酸等の塩、および
有機酸、例えばマレイン酸、フマル酸、シュウ酸、クエ
ン酸、酒石酸、メタンスルホン酸およびベンゼンスルホ
ン酸等の塩があげられる。
〔発明の効果〕
本発明の前記一般式(III)を有する化合物は、以下
に示すようにSarcoma 180に対して制癌作用
を有し、制癌剤としての有用性を示した。
第1表 Sarcoma 180に対する制癌作用*1
実施例2化合物 実施例3化合物 実施例4化合物 実施例5化合物 12.5         75 12.5       131 *1)8週齢ツマウス(ICVcD−1)の腹腔内にS
arcoma 1801 X 10 cellsを移植
した後、1゜5.9日目に試験薬を腹腔内投与しで、マ
ウスの延命率を調べた。
化合物(III)およびその薬理上許容される塩類を癌
の治療剤として用いる場合、それ自体あるいは適宜の薬
理学的に許容される担体、賦形剤、希釈剤婢と混合し、
散剤、顆粒剤、錠剤、カプセル剤、注射剤、坐剤等の医
薬組成物として経口的または非経口的に投与することが
できる。
投与量は対象疾患の状態、投与方法にょシ異なるが、経
口投与では通常1回量1〜10009、とシわけ約1〜
100■程度が、静脈内投与では1同量約0.1〜10
0■、とシわけ約0.5〜30■程度が好ましく、これ
らの薬用量を症状に応じて1日1回乃至2回投与するの
が望ましい。
以下に実施例を示して本発明をさらに詳細に説明するが
、本発明の範囲はこれらに限定されるものではない。
実施例1  x−(4−[−[ビス(2−クロルニブテ
ン キシ〕フェニル〕ブタン 3.44(6H,s)、3.2−3.9(3H,m)、
3.97(2H,d、J=5Hz)、4.69 (I 
HT t + J =5.5 Hz )、5.25(I
H,I[l)、6.05−7.5 (14H,m)31
ミリモルの4− (2,2−ジメトキシエトキシ)フェ
ニルマグネシウムブロマイドヲ含ムチトラヒドロフラン
80wLl溶液に10℃で、1−[4−((テトラヒド
ロピラン−2−イル)オキシ〕フェニル〕−2−フェニ
ルブタン−1−オン5.03 tを加え、混合物を室温
で20分間、次に50℃で1時間攪拌した。反応液に酢
酸エチルを加え、ついで塩化アンモニウム水溶液を加え
た後、酢酸エチル層を分離し、無水硫酸マグネシウムで
乾燥し、溶媒を減圧留去した。残留物をヘキサン/酢酸
エチル=3/1を溶媒系とするシリカゲル・カラムクロ
マトグラフィーで精製して、無定形の標記化合物8fを
得た。
NMRスペクトル(CDCl2)δ: 0.70 (3H、t 、 J =6.5Hz )、1
.4−2.0 (9H、m)、−1−ブテン 実施例1(a)で得られた1−(4−(2,2−ジメト
キシエトキシ)フェニル〕−1−ヒドロキシー2−フェ
ニル−1−C4−[(テトラヒドロピラ/−2−イル)
オキシ〕フェニル〕ブタン800■のジオキサン8 a
l溶液に6規定塩酸21を加え、80℃、1時間攪拌し
た。ジオキサンを減圧留去し、残留物に酢酸エチルを加
え、水洗、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、酢酸エチル
を減圧留去した。残留物をヘキサン/酢酸エチル=2/
1を溶媒系とするシリカゲル・カラムクロマトグラフィ
ーに付して、無定形の標記化合一615■ヲ得た。NM
Rスペクトルは2種の幾何異性体、2体と2体の混合物
であることを示した。
NMRスペクトル(CDC13)δ: 0.90(3H,t、J=7Hz)、2.46 (2H
,brq 。
J = 7 Hz )、4.36(2体)と4.52(
2体)(2H,d。
J=2豫)、5.20(2体)と5.50(2体)(I
H。
brs)、6.35−7.25(8H,m)、7.12
(5H,s)、9.79(2体)と9.90(2体)(
IH,d、J=2Hz)ロキシフェニル)−2−フェニ
ル−1−ブテン実施例1(b)で得られた1−(4−ホ
ルミルメトキシ)フェニル−1−(4−ヒドロキシフェ
ニル)−2−フェニル−1−ブテン 578?とビス(
2−クロルエチル)アミン・塩酸塩 8.63fのメタ
ノール5Qfl溶液を室温で10分間攪拌後、シアノ硼
素化水素ナトリウム1.Ofを加え、室温で3.5時間
攪拌した。反応液を濃縮し、残留物を酢酸エチルと水に
溶解し、酢酸エチル層を分離、水洗、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥後、溶媒を留去した。残留物をヘキサン/酢
酸エチル=3/1のシリカゲル・カラムクロマトグラフ
ィーに付して、シロップ状の目的化合物を得た。
収量5751゜NMRスペクトルは幾何異性体2体と2
体の混合物であることを示した。
NMRスペクトル(CDC16)δ: 0.90(3H,t、J=7Hz)、2.47(2H,
brq。
J=7Hz)、2.8−3.15(6H,m)、3.3
5−3.7(4H,m)、3.89(2体)と4.05
(2体)(2H。
t、J =5.5Hz)、5.25(IH,brs)、
6.35−7.25(8H,m)、7.13(5H,s
)。
本化合物 0.50fの酢酸エチル3 rnl溶液に、
4規定塩化水素−ジオキサンQ、 5 mlを加え、溶
解させた後、溶媒を留去し、ガム状の残留物をエチルエ
ーテル−イソゾロビルエーテルを加えた後、再度濃縮し
、残留物を真空ポンプでよく乾燥させて、目的化合物の
塩酸塩を無定形粉末として得た。収量 0.5Or。
1−ブテン 実施例1(0)で得られた1−(4−[2−(ビス(2
−クロルエチル)アミノ〕エトキシ〕フェニル〕−1−
(4−ヒドロキシフェニル)−2−フェニル−1−ブチ
y5.75rのビリジ73Qvtl、無水酢酸11.2
ml溶液を室温で1時間放置後、反応液を減圧濃縮した
。残留物を酢酸エチルに溶かし、水、重1水、水で順次
洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。残留物をヘ
キサン/酢酸エチル= 5/1のシリカゲル・カラムク
ロマトグラフィーに付して、目的化合物の(樽−異性体
と(Z)−異性体の混合物5,2fを得た。これを酢=
20 酸エチル5ml、4規定塩化水素−ジオキサン4.81
に溶かし、減圧濃縮後、残留物を酢酸エチルから再結晶
することを3回縁シ返し、目的化合物の塩酸塩を得た。
収量150?。
融点 152−156℃。
NMRスペクトル(CDCIρδ: 0.90(3H,t、J=6.5Hz)、2.27(3
H’、s)、2.46(2H,brq、J=6.5Hz
)、3.45−3.8 (6H。
m)、3.9−4.2 (4H、m)、4.38(2H
,m)、6.58−7.35(13H,m)。
赤外線スペクトル(KBr)シmaXcm−’ :25
40.1750,1600,1506゜実m例3 (Z
)−1−(4−アセトキシフェニル)−1−[4−(2
−ビス(2−クロルエチル)アミ実施例2の(E)−異
性体・塩酸塩を分別再結晶した残シの母液を濃縮し、残
留する結晶を酢酸エチルから再結晶することを繰シ返し
て、(鱒−異性体・塩酸塩を5係含む目的化合物230
■を得た。
融点 145−150℃。
NMRスペクトル(CDC13)δ: 0.90(3H,t、J=6.5Hz)、2.15(3
H,s)、2.46 (2H、br q 、 J=6.
5 Hz )、3.55−3.85(6H,m)、3.
9−4.3(4H,m)、4.56(2H。
m)、7.65−7.3(13H,m)。
赤外線スペクトル(KBr )シmaxcrIL−1:
2300.1760,1600,1505゜実施例4 
1−(4−(2−ビス(2−クロルエチニル)−1−(
4−ヒドロキシフェニル)−2−フェニル−1−ブテン 4(a)  1−[−(2,2−ジメトキシエトキシ)
実施例1(a)と同様な方法で13.4mMの4−(2
,2−ジメトキシエトキシ) −3,5−ツメチルフェ
ニルマグネシウムゾロマイrと1−[4−((テ)ラヒ
ドロビランー2−イル)オキシ)フェニルツー2−フエ
ニルゾタンー1−オン 2.17tを用い無定形の標記
化合物 313tを得た。
即Rスペクトル(CDCl2)δ: 0.71(3H,t、J=7.0Hz)、1.4〜2.
1 (9H、m)、2.10(6H,s)、2.29(
IH,8)、3.30(6H。
S)、3.3〜4.1 (2H、m )、3.68(2
H,a、J=5.5Hz)、4.65 (I H、t 
、 J=5.5Hz )、5.3〜5.6(IH,m)
、6.7〜7.6 (11H、m)5.84(8体)と
6.15(2体)(iH,brs)、6.3〜7.3(
6H,m)、7.09(5H,s)、9.76(2体)
と9.86(8体)(IH,d、J=2Hz)実施例4
(a)で得られた1−(4−(2,2−ジメトキシエト
キシ)フェニルクー1−ヒドロキシ−2−フェニル−1
−(4−((テトラヒドロピラン−2−イル)オキシ)
フェニルコブタン3.132をジオキサン311FLj
中6規定塩酸7.5罰を用い実施例1(b)と同様に処
理して無定形の標記化合物 1.44Fを得た。本化合
物はNMRスペクトルで2mの幾何異性体、Eおよび2
体の混合物と判明した。
NMRスペクトル(CDCl2)δ: 0.90(3H,t、J=7Hz)、1.99(2体)
と2.28(8体)(6H,8)、2.46(2H,q
、J−7Hz)、4.22CZ体)と4.40(8体)
(2H,d、J=2Hz)、実施例4(b)で得られた
1−(4−ホルミルメトキシ−3,5−ジメチル)フェ
ニル−1−(4−ヒドロキシフェニル)−2−フェニル
−1−ブテン 1.44fとビス(2−クロルエチル)
アばン・塩酸塩2.Ofをメタノール20TLl中シア
ノ硼素化水素ナトリウム230v9を用い実施例1(C
)と同様に反応しシロップ状の目的物 1.08fを得
た。
NMRスペクトルは幾何異性体(Eおよび2体)の混合
物であることを示していた。
NMRスペクトル(CDC13)δ: 0.90(3H,t、J=7Hz)、1.98(Z体)
と224(E体)(6H,s)、2.47(2H,br
q、J=7Hz)、2.13−3.3 (6H、m )
、3.3〜4.1 (6H、m )、5.48(IH,
brs)、6.3〜7.2 (6H、m )、7.12
(5H。
S)。
本化合物500■をベンゼン1(1+gに溶解し、4規
定塩化水素−ジオキサン溶液0.3 ml ヲ加えると
油状物が沈澱した。上澄を除去し、減圧下に乾燥すると
目的物の塩酸塩が無定形固体として得られた。
本化合物はNMRスペクトルにお込て幾何異性体(Eお
よびZ体)の混合物であることを示していた。
NMRスペクトル(DMSO−d6)δ:0.83(3
H,t、J=7Hz)、1.99(Z体)および2.2
8(E体)(6H,s)、2.1〜2.6 (2H、r
n )、3.4〜4.6 (12H、m )、6.3〜
7.2 (6H、m )、7.13(5H,s) 実施例5 l−(4−アセトキシフェニル)−1 フェニル−1−ブテン 実施例4(c)で得られた1−[4−(2−(ビス(2
−クロルエチル)アミン)エトキシ−3,5−ジメチル
フェニル)−1−(4−ヒドロキシフェニル)−2−フ
ェニル−1−ブテン400■ヲヒリノン2 mlおよび
無水酢酸1 mlを用い実施例2と同様にアセチル化し
精製して目的化合物をシロップ状化合物として349.
61’v得た。
本化合物のNMRスペクトルは幾何異性体(EおよびZ
体)の混合物であることを示していた。
NMRスペクトル(CDCI、)δ: 0.90(3H,t、J=7Hz)、2.00(E体)
および2.26(Z体)(6H,s)、2.14(Z体
)および2.26(E体)(3H,s)、2.47 (
2H、br s 、 J=7Hz)、2.8〜3.3 
(6H、m )、3.3〜4.1 (6H、m )、6
4〜7.4(6H,m)、7.12(5H,s)本化合
物330■を酢酸エチル5 yilに溶解し、4規定塩
化水素−ジオキサン0.16威を加え室温に静置すると
固体が析出した。これを戸数し酢酸エチルで洗浄後乾燥
して目的物の塩酸塩217.3■を得た。また炉液にヘ
キサンを加えて生じた沈澱を沖取すると、さらに141
ηの目的物塩酸塩が得られた。NMRスペクトルにより
前者は幾何異性体EおよびZ体の約1:4の混合物、後
者は同、約3:2の混合物であることが判明した。
小山スペクトル(CDCI 3)δ: 0.90 (3H、t 、 J=7Hz )、2.01
(E体)および2.30(Z体)(6B、s)、2.1
8(Z体)および230(E体)(3H,s)、2.4
5 (2H、br q 、 J=7Hz)、3.5〜4
.6(12H,m)、6.5〜7.4 (6H、m )
、7.13(5H,s)フェニルマグネシウムブロマイ
ド デヒドジメチルアセタール (Me+0)2CHCH20()Br p−ブロモフェノール25?のN、N−)メfルホルム
アミド1501溶液に氷水冷下、55優油性水素化す)
 IJウム7.6fを少しずつ加え、室温、30分間攪
拌した後、プロモアセトアルデヒPツメチルアセタール
20.5 rttlを加え、混合物を80℃、5.5時
間攪拌した。反応液に酢酸エチルを加え、水洗後、無水
硫醗マグネシウムで乾燥した。溶媒を留去し、残留物を
ヘキサン/酢酸エチル=10/1を溶媒系とするシリカ
ゲル・カラムクロマトグラフィーに付して、油状の標記
化合物30.2 tを得た。
NMRスペクトル(CDCI3)δ: 3.43(6H,s)、3.94(2H,d、J=5.
5Hz)、4.67(IH,t、J=5.5Hz)、6
.76と7.34(4H。
A2B2q 、 J=9Hz ) Nb)4− (2,2−ジメトキシエトキシ)フエニル
マグネシウムブロマイド (Men)2CHCH20−@)−MgBr1 (a)
で得られた2−(4−ブロモフェノキシ)アセトアルデ
ヒドジメチルアセタール8.1fの無水テトラヒドロフ
ラン801溶液に、窒素カス雰囲気下、マグネシウム7
54■を加え、さらにエチレンブロマイド5滴加えた後
、混合物を50℃、1.5時間攪拌した。得られる目的
化合物のテトラヒドロフラン溶液をそのまま、実施例1
(a)の反応に供した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1およびR^2は同一又は異なつて水素原
    子、またはアルキル基を示し、R^3は水素原子または
    アシル基を示す。)を有するトリフェニルブテン誘導体
    およびその薬理上許容される塩。
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