JPH02142028A - マグネトロン - Google Patents

マグネトロン

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JPH02142028A
JPH02142028A JP29693288A JP29693288A JPH02142028A JP H02142028 A JPH02142028 A JP H02142028A JP 29693288 A JP29693288 A JP 29693288A JP 29693288 A JP29693288 A JP 29693288A JP H02142028 A JPH02142028 A JP H02142028A
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capacitor
dielectric
conductor
silicone rubber
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JP29693288A
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Masayuki Aiga
正幸 相賀
Akifumi Kuroda
黒田 昌文
Katsunori Ueno
上野 勝範
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、電子レンジ等に使用されるマグネトロンに係
わり、特にそのフィルタを構成する貫通形コンデンサの
改良に関する。
(ロ)従来の技術 −・峡に電子レンジ等に使用されるマグネトロンにおい
ては、例えば実公昭58−23168号公報(HOI 
J 23/14)に示される如く、陰極端fからの不要
it波を抑制するために、陰極端子に接続したインダク
タ及び貫通コンデンサからなるフィルタと、陰極ステム
を包囲するシールドケースとを備えている。
このマグネトロンを第5図及び第6図に基づき1悦明す
ると、陰極ステム(1)の陰極端子(2)には、インダ
クタ(3)と貫通コンデンサ(4)とからなるフィルタ
が接続され、このフィルタは陰極ステム(1)とともに
シールドケース(5)にて包囲されている。このシール
ドケース(5)の一部はコンデンサ(4)の接地電極(
12)となっている。
次に、コンデンサ(4)の構造を第7図に基づいき説明
する。(7)は両端面に第1t極(8)及び第2電橿(
9)を配設した筒状誘電体、(10)は誘電体(7)を
貫通し、第1t4極(8)に導電板(11)を介して接
続される貫通導体で、一端がインダクタ(3)に接続さ
れ、他端がシールドケース(5)外方へ突出している。
(12)は第2を極(9)に接続される接地!極で、シ
ールドケース(5)にネジ等により固着されている。(
13)は貫通導体(10)のシールドケース(5)内方
側に挿入されるシリコーン製のチューブ、(14)は接
地電極(12)のシールドケース(5)側に一端が固着
されたポリブチレンテレフタレート樹脂(以下PBTt
i?脂と称す)製の絶縁スノーブ、(15)は接地電極
(12)のシールドケース(5)外側に一端が固着され
たPBT樹脂製の絶縁スリーブで、両絶縁スリーブ(1
4)(15)内にはエポキシ樹脂を充填して絶縁体(1
6)(17)を形成している。
しかしながら、このマグネトロンは次の様な欠50℃以
上の温度になるが、コンデンサ(4)は絶縁体(16)
(17)として使用しているエポキシ樹脂の特性のため
に150℃まででしか使用できず、コンデンサ(4)が
破壊してしまう。従って、電子レンジ等に組込む際には
、コンデンサ(4)の冷却をケ慮しなければならず、マ
グネトロンの使用に際しての制約を受けていた。
また、エポキシ樹脂製の絶縁体(16)(17)とセラ
ミック製の誘電体(7)とは熱膨張係数が異なり、長年
使用しているとマグネトロンの発振時と停止時の温度差
によって絶縁体(16)(17)と誘電体(7)との間
に隙間が生じ、耐電圧特性及び耐湿特性が低ドする。− 更に、絶縁スリーブ(14)(15)を形成するPBT
111脂は捏水性が弱い性質を持っており、従って、寒
冷地では絶縁スリーブ表面に結露して沿面放電が生じや
すく、結露時の耐電圧特性(以下耐トラツキング特性と
いう)が悪い。しかも、PBT謝脂は有機高分子材料で
あるから、沿面放電した部分が炭化する性質があり、絶
縁スリーブ(14)(15)は−度沿面放電を起こすと
、炭化によって放電路が形成されてしまう。
また、コンデンサ(4)の部品点数が多く、組立工程が
増加すると共にコストが高い。
(ハ)発明が解決しようとする課題 本発明は、上記欠点に鑑みなされたもので、貫通形コン
デンサを改良することにより、過酷な使用状態において
も不具合の生じることのないマグネトロンを提供するこ
とを課題とする。
(ニ)課題を解決するための手段 フィルタを構成するコンデンサは、筒状誘電体と、尚状
誘電体の両端面に配設された第1電極及び第2電極と、
誘電体を貫通し、第1電極に接続される貫通導体と、第
2電極に接続される接地電極とを備え、誘電体及び貫通
導体を自己接着性シリコーンゴムにて被覆する。
(ホ)作 用 貫通形コンデンサの耐電圧特性、耐熱特性、耐熱衝撃特
性及び耐トラツキング特性が向上し、従って、従来より
も過酷な使用状態で使用でき、マグネトロの電子レンジ
等への組込みやマグネトロンの冷却等に対する配慮を減
少できる。
(へ)実施例 4〈発明の一実施例の貫通形コンデンサを第1図に基づ
き以Fに詳述する。
(18)は両端面に第1電極(19)と第2電極(20
)を配設したセラミック製の筒状誘電体、(21)は前
記誘電体(18)を貫通、する導電性の良好な金属製の
貫通導体で、ヘッダー加工により電極金具(22)を−
体形成し、この金属金具(22)と前記第1電極(19
)とをSn”Ag共共生半田よって約220℃で接着し
て耐熱性を向上させている。(12)は前記第2電極(
20)にSn−Ag共共生半田よって約220℃で接着
した接地電極で、シールドケース(5)にネジ等にて固
定されてコンデンサをシールドケース(5)に装着する
ようになっている。(23)は前記誘電体(18)、貫
通導体(21)及び接地電極(12)を被覆する絶縁体
で、シリコーンゴム組成物に接着成分を添加した自己接
着性シリコーンゴム、例えば東芝シリコン(株)製自己
接着性シリコーンゴムTSE33:鷺lを使用している
。前記絶縁体(23)として使用される自己接着性シリ
コーンゴムは、耐熱温度が200℃程度あり、比較的耐
熱性に優れていると共に、セラミック、金属等に対する
接着性が非常に強い等の特性を有している。
第2図乃至第4図に本実施例のコンデンサと従来のコン
デンサを実験した結果を示す。
第2図は、本実施例のコンデンサと従来のコンデンサに
直流高電圧を印加し、個々のコンデンサが破壊した電圧
を測定した結果を示している。
尚、この実験は、本実施例のコンデンサを19個、従来
のコンデンサを20個行なった。この第2図から、本実
施例のコンデンサは、従来のコンデンサと比較して破壊
電圧が高く、耐電圧特性に優れていることがわかる。
第3図は、本実施例のコンデンサと従来のコンデンサを
、150℃の恒温槽に1000時間放置した後、上述し
た第2図の実験と同様に直流高電1丁を印加して個々の
コンデンサが破壊した電圧を測定した結果を示している
。尚、この実験は、本実施例のコンデンサを10個、従
来のコンデンサを10個行なった。
1舶来のコンデンサの破壊電圧が、第2図の測定結果よ
り6低下していることから、従来のコンデンサが耐熱特
性(温度上昇時の耐電圧特性)に劣っていることがわか
る。一方、本実施例のコンデンサの破壊電圧は、第2図
の測定結果とほとんど変化がなく、従って、本実施例の
コンデンサは耐熱特性に優れていることがわかる。これ
は、本実施例のコンデンサの絶縁体(23)として使用
した自己接着性シリコーンゴムが、従来のコンデンサの
絶縁体(16)(17)として使用したエポキシ甜脂よ
り耐熱性に優れているためである。
第4図は、本実施例のコンデンサと従来のコンデンサを
、−・10℃の恒温槽に30分間放置し、次に150℃
の恒温槽に30分間放置し、これを200回繰り返した
後、上述した第2図の実験と同様に直171E it圧
を印加してコンデンサが破壊した電圧を測定した結果を
示している。尚、この実験は、本実施例のコンデンサを
10個、従来のコンデンサを10個行なった。
従来のコンデンサの破壊を序が第2図の測定結果よりも
低下していることから、従来のコンデンサは熱衝撃特性
(温度を変化させた時の耐電圧特性)が劣っていること
がわかる。一方、本実施例のコンデンサの破壊電圧は、
第2図の測定結果とほとんど変化がなく、従って、本実
施例のコンデンサは、熱衝撃特性にも優れていることが
わかる。これは、本実施例のコンデンサの絶縁体(23
)として使用している自己接着性シリコーンゴムが、セ
ラミック等に対する接着性が非常に強く、また、伸縮性
を有しているため、誘電体(18)と絶縁体(23)と
の間に隙間が生じることはなく、絶縁不良を起こすこと
がないためである。
ド記の表は、本実施例のコンデンサと従来のコンデンサ
を、甜脂製の箱の天井に取付け、箱内に配設した超音波
加湿器によって箱内の湿度を飽和させた後、個々のコン
デンサに5kvAC印加して電圧印加からコンデンサの
リーク電流が10mAに達する迄の時間を測定した結果
を示すものである。尚、2回目以降は、コンデンサ表面
を乾いた布で拭いた後実験を再会した。この実験は、本
実Ill!i f?Iのコンデンサと従来のコンデンサ
を夫々3個づつ行なった。
この表から、従来のコンデンサは、−度沿面放電が生じ
ると、前述した如<PBT…脂製絶縁スノーブ(14)
(15)の表面が炭化して放電路が形成されるため、2
回目以降はすぐに放電してしまった。一方、本実施例の
コンデンサは、従来のコンデンサよりも放電までの時間
が長く、何度でも復ノCすると共に放電を繰り返すと耐
トランキング特比(結露時の耐電圧特性)が向トする傾
向があることがわかる。
本実施例のコンデンサの絶縁体(23)に使用される自
己接着性シリコーンゴムは浅水性を有しており、従って
、絶縁体(23)表面に結露しても水滴が容易に流れ落
ち、放電しにくいために、長時間放電せず、依って、耐
トラツキング特性に優れているのである。また、自己接
着性シリコーンゴムは、従来のコンデンサの絶縁スリー
ブ(14)(15)として使用されていたPBTW脂の
ような有機高分子材料とは異なり、沿面放電が生じても
表面が炭化することがなく、従って、布で拭くだけで容
易に復元する。更に、放電を繰り返すと、放電によって
絶縁体(23)表面に付着した油や塵埃等が飛ばされ、
絶縁体(23)表面が清浄化されるために放電が生じに
くくなり、従って、放電を繰り返すと耐トラツキング特
性が向上する。
本発明の7ダネトロンは、コンデンサの耐電圧特性、耐
熱特性、耐熱衝撃特性及び耐トラツキング特性を向上さ
せることにより、従来に比べより一層過酷な使用状態に
おいても不具合を生じることなく使用できる。
(ト)発明の効果 以ヒのttU<本発明に依れば、過酷な使用状態におい
ても不具合の生じることのない実用的価値大なるマグネ
トロンを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の要部断面図、第2図は本発明
と従来のコンデンサの破壊電圧の測定結果を示す図、第
3図は同じく150℃の恒温槽に1000時間放置した
後の破壊電圧の測定結果を示す図、第4図は同じく一4
0℃の恒温槽に30分放置した後150℃の恒温槽に3
0分放置する11゛程を200回繰り返した後の破壊電
圧の測定結果を示す図、第5図は=般的なマグネトロン
の一部断面図、第6図は同じく他の方向から見たマグネ
トロンの一部断面図、第7図は従来例を示す要部1祈面
図である。 (1)・・・陰極ステム、(2)・・・陰極端子、(3
)・・・インダクタ、(4)・・・コンデンサ、(5)
・・・シールドケース、(12)・・・接地電極、(1
8)・・・筒状誘電体、(19)・・・第1電極、(2
0)・・・第2111極、(21)・・・貫通導体、(
23)・・・絶縁体(自己接着性シリコーンゴム)。 第1図 フ1

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)陰極ステムの陰極端子に、インダクタと貫通形コ
    ンデンサとからなるフィルタを接続し、前記陰極ステム
    及びインダクタをシールドケースにて覆うと共に前記コ
    ンデンサをシールドケースに貫通せしめてなるマグネト
    ロンにおいて、前記コンデンサは、筒状誘電体と、該誘
    電体の両端面に配設された第1電極及び第2電極と、前
    記誘電体を貫通し、第1電極に電気的に接続されると共
    に前記インダクタに一端を接続する貫通導体と、前記第
    2電極に電気的に接続され、前記シールドケースに固定
    される接地電極とを備え、前記誘電体及び貫通導体を自
    己接着性シリコーンゴムにて被覆したことを特徴とする
    マグネトロン。
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