JPH0214188B2 - - Google Patents

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JPH0214188B2
JPH0214188B2 JP56151904A JP15190481A JPH0214188B2 JP H0214188 B2 JPH0214188 B2 JP H0214188B2 JP 56151904 A JP56151904 A JP 56151904A JP 15190481 A JP15190481 A JP 15190481A JP H0214188 B2 JPH0214188 B2 JP H0214188B2
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thermoplastic
piece
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Publication of JPH0214188B2 publication Critical patent/JPH0214188B2/ja
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    • B31B70/18Cutting webs longitudinally

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は熱可塑性バツグの製造方法と装置に関
する。
熱可塑性のウエブ材料からバツグを製造する機
械は製造すべきバツグの寸法と形式に応じて多様
な形態をとり、かつ材料の厚さやその化学的組成
に対応し得るようになつている。或る種のバツグ
製造機械は一定形式のバツグ、例えば側部を融着
したり底部を溶着するようなバツグを製造するよ
うに設けられ、この種の機械は側部又は底部を溶
着するためには所定の要素を交換して遂行し得る
ようになつている。
熱可塑性バツグ製造機械を進歩させる目的は直
接的にしろ間接的にしろバツグを製造するに要す
る時間を節減する点にある。バツグ製造サイクル
を減少するための最も重要な点は、バツグが連続
的に整然とした堆積体として蓄積され、各堆積体
には予定数のバツグが堆積されるようにバツグ製
造機械が設けられるかどうかという事に実質的に
完全に依存している点である。バツグの枚数を計
算した上整合されたバツグの堆積体を得るために
最近試みられている方法は、ウイケツタとして知
られているバツグを堆積体として蓄積するコンベ
ヤを用いている。このような蓄積コンベヤは基本
的には複数組のウイケツト・ピンを含み、該ピン
は連続的に堆積ステーシヨンに配置され、同ステ
ーシヨンで該ピン上に予定数のバツグが載置され
るまで残留する。このような方法によると、各バ
ツグにはウイケツト・ピンの間隔に一致する1対
の孔が設けられる。予定数量のバツグが蓄積され
ると、ウエブの前進が停止して、ピンの組を担持
しているコンベヤが完成したバツグ堆積体を堆積
ステーシヨンから遠ざかるように移送し、続いて
後続のピンの対を堆積ステーシヨンに配置する。
バツグを正常に堆積するに際しては風摩擦の問
題は殆ど影響がなく、低ゲージにして高密度のポ
リエチレンのバツグを数百枚の堆積体として迅
速、正確に堆積することができるので、ウイケツ
ト・ピン式の堆積装置を用いた機械は非常に広範
囲に用いられている。
本発明によれば、熱可塑性ウエブで形成した平
坦な管状のウエブを通路に沿つて均等な増分で間
欠的に密封切断ステーシヨンに向けて前進させ、
密封切断ステーシヨンでウエブを密封切断して所
望の大きさのウエブ片を形成する熱可塑性バツグ
の製造方法において、ウエブを密封切断する前に
ウエブを所定の長さだけパンチ装置の区域に前進
させる段階・所定の長さだけ前進させられたウエ
ブにその縦方向中心線の両側の対称的に離隔した
位置に少なくとも1対の孔を形成する段階;孔が
あけられた所定長のウエブを密封切断ステーシヨ
ンで密封切断することにより、中心線の両側で1
対の対称的なバツグが得られるように所定の横幅
をもつたウエブ片を形成する段階;ウエブにあけ
られた孔の数と同数のピンを具えて堆積ステーシ
ヨンに位置する堆積装置上に、ピンをウエブの孔
に通すようにして、ウエブ片を堆積する段階;ウ
エブ片が堆積装置のピンを通して堆積装置上に予
定数量載置されてウエブ片堆積体が得られると、
堆積装置を切断装置の区域に前進させる段階;及
び切断装置によつてウエブ片堆積体をピンの中間
で中心線に沿つて切断することにより、堆積装置
上でピンに保持された2群のバツグの堆積体を形
成する段階を含有する熱可塑性バツグの製造方法
が与えられる。
更に本発明によれば、熱可塑性バツグの製造装
置において、平坦にして管状の熱可塑性ウエブ片
から2個のバツグが得られるように連続したウエ
ブ片を形成する密封切断ステーシヨン;密封切断
ステーシヨンの下流側に設けられる回転移送装
置;及びピンを有するコンベヤを含有し、回転移
送装置はウエブ片を密封切断ステーシヨンからコ
ンベヤに張架された堆積装置のピン上に堆積体と
して堆積するようになつていて、バツグ製造装置
には更に切断装置が設けられ、切断装置はウエブ
片の堆積体が堆積地点からコンベヤによつて下流
側に搬送された地点でウエブ片の堆積体を切断す
ることによつて各ウエブ片から2個のバツグを形
成し得るようになつている熱可塑性バツグの製造
装置が与えられる。
更に本発明によれば、熱可塑性ウエブで形成し
た平坦にして管状のウエブ材料のロールから熱可
塑性のバツグを製造する装置において、 ウエブを均等増分で間欠的に前進させるウエブ
前進装置; ウエブの停止期間中にウエブを密封切断する前
にウエブの長手方向中心線の両側に少なくとも1
個の孔をあけるパンチ装置; ウエブの前進通路に関して横方向に延在してウ
エブの先行部分を密封、切断してウエブ片WSを
得るために密封切断ステーシヨンに設けられる密
封切断装置;及び 各ウエブ片が形成されると各ウエブ片を堆積ス
テーシヨンSSにある堆積装置の一上に搬送する
回転移送装置を有し、 堆積装置はウエブ片にあけられた孔の数に等し
いピンにして各ウエブ片が通されるピンを有し、
更に堆積装置は割出し可能なコンベヤによつて間
欠的に堆積ステーシヨンにもたらされてコンベヤ
の停止中にウエブ片がピンを通して堆積装置上に
堆積体として積み重ねられ、 コンベヤは、堆積ステーシヨンに位置する堆積
装置の一上に予定数量のウエブ片が堆積される
と、再び前進して後続の堆積装置を堆積ステーシ
ヨンにもたらすようになつており、 バツグ製造装置は更に、 堆積ステーシヨンからコンベヤの通路の下流側
に離隔して配置されウエブ片の堆積体をその縦方
向中心線に沿つて切断することによつて一時に2
群のバツグの堆積体を得る切断装置を有する熱可
塑性バツグの製造装置が与えられる。
更に本発明によれば、熱可塑性バツグの製造装
置において、熱可塑性材料から成る平坦にして管
状のウエブを間欠的に前進させるウエブ前進装
置;ウエブの停止期間中に前記ウエブの縦方向中
心線の両側に1個の孔をあけるパンチ装置;ウエ
ブの前進方向に関して横方向にウエブを切断する
とともにウエブを密封して孔を具えたウエブ片を
形成する密封切断ステーシヨンに設けられる密封
切断装置;堅固なプレートから起立するピンであ
つてウエブ片の中心線の両側に設けられた孔と孔
の間隔に相当する間隔が与えられたピンを有する
堆積装置にして、各ウエブ片の中央部分がプラツ
トホーム上に位置するように各ウエブ片がピンに
通される堆積装置上に各ウエブ片を弧状の通路に
沿つて堆積体として配置する回転移送装置;プラ
ツトホーム上に予定数のウエブ片が堆積される
と、当該堆積装置を堆積ステーシヨンから下流側
に離隔した位置に搬送するコンベヤ;及び堆積ス
テーシヨンから下流側に離隔した位置に設けられ
る切断装置であつて、ウエブ片の堆積体を中心線
に沿つて切断し、又は切断溶着することによつて
堆積装置上でピンによつて保持されているウエブ
片の堆積体から2群のバツグの堆積体を得る熱可
塑性バツグの製造装置が与えられる。
本発明の方法と装置によつて遂行されるバツグ
製造速度は従来のこの種機械の作動サイクル時間
の倍の速度であり、例えば剛性を欠くような材料
の物理的特性は、バツグ片を正確に堆積し、堆積
された堆積体を後続の処理装置に搬送する上で、
もはや制限を加える要因にはならなくなつた。本
発明の方法と装置によれば、最も薄くて低密度の
ポリエチレンを処理する場合でも数百枚のウエブ
片を含む堆積体を切断することにより一度にウエ
ブ片の数の倍数のバツグを得ることができる。
本発明を実現するまでは、通常のバツグ製造機
械ではバツグ製造機械の堆積装置の一方の側でウ
エブ片をウイケツトピンに通してウエブ片がウイ
ケツトピンからぶらさがるようにして堆積してい
た。従つてこの方法によれば単一のバツグ堆積体
しか得られない。又他のバツグ製造機械によれ
ば、ウエブ片をコンベヤ上に平坦に載置してウエ
ブ片にパンチを施した後にウエブ片を二つのバツ
グが得られるように切断し、続いて先に施したパ
ンチ孔を利用してウエブ片をウイケツトピンに通
して堆積していた。従つて一つのウエブ片の堆積
体から同時に2群のバツグの堆積体は得られなか
つた。
これに反して本発明によればウエブ片をバツグ
製造機械の堆積装置のウイケツトピンに順次通し
て、ウエブ片がウイケツトピンに関して対称にな
るように堆積し、続いてこのウエブ片堆積体を二
つに切断して、2群のバツグの堆積体を同時に得
ることができる。従つてバツグの製造速度が倍加
されることになる。
本発明の方法、及びその実施に使用する装置に
かかるバツグ製造工程全体につき添付図面を参照
しながら以下に説明する。
第1A図及び第1B図を結合して参照すると、
熱可塑性バツグ製造装置が一般に指示番号20で
示されている。バツグ製造装置20の主な構成要
素は熱可塑性材料から成るロール−以下にはウエ
ブロールWRと称することもある−を軸24上に
回転し得るように支持する繰出しスタンド22、
及び熱可塑性ウエブTFを枠30上に取付けられ
た張力制御機構28に導く複数個の遊びロール2
6を含む。ウエブは複数個の静止遊びロール3
2、及び垂直に移動し得るクロスヘツド36内で
回転し得るように取付けられた複数個の遊びロー
ル34上に張架される。クロスヘツド36は内側
にロープかケーブル40が通される管状の棒38
によつて垂直に案内される。ケーブル40の端部
は重り42に結合され、ケーブル40は滑車44
を経て一般に長方形のループを成して進行する。
ロール34とクロスヘツド36の重量の和は重り
42よりも大きいので、このような重量の差によ
つてクロスヘツドが下降し、よつて遊びロール3
2と遊びロール34間に張架された熱可塑性ウエ
ブに張力が加えられる。続いて熱可塑性ウエブは
遊びロール46,48,50を各通過し、更に穿
孔装置52に向けて導かれる。穿孔装置52は穿
孔ホイール54とウエブ駆動ロール56を有し、
一方の駆動ロール56は穿孔ホイール54のため
のプラテンロールとして機能する。穿孔ホイール
54の円周面には穿孔用のピンが2列配列されて
いて、穿孔ホイールが回転すると穿孔ホイールと
ウエブ駆動ロール56の間を通過するウエブの縦
方向中心線を挟んだ位置に同中心線に平行して2
本のミシン目が施される。このようにミシン目を
施しておけばウエブ堆積体をその縦方向中心線に
沿つて切断して堆積装置から降ろした後に、完成
したバツグをミシン目に沿つてウエブ堆積体から
引き離しやすくなる。このことはウエブ堆積体の
中心線CPが溶着されていた場合に有用である。
続いてウエブはダンサ装置58内を通り、同装置
58は駆動ロール56の下流側でウエブ部分に予
定程度の張力を与えて維持する。遊びロール46
と遊びロール48の間に、及び遊びロール48と
遊びロール50の間にはガセツト形成装置60が
装架され、同ガセツト形成装置60は熱可塑性ウ
エブの両側縁部を内方に曲げ込むように作動す
る。
ダンサ装置58から送り出されるウエブは、遊
びロール62上を経てウエブ前進装置、すなわち
引張りロール64間を通過する。引張りロール6
4は、密封ロール68、及び垂直に往復動する密
封棒70を具える密封切断ステーシヨン66、す
なわちウエブ片形成装置に近接して位置する。密
封棒70は、均一な大きさのウエブ片を形成する
ために、加熱装置(図示せず)によつて加熱され
てウエブに密封切断操作を施す。遊びロール62
と密封切断ステーシヨン66の間に袋形成機械7
4のアクセサリーセクシヨン72が設けられ、同
セクシヨンにパンチ装置76が配置される。後に
詳述するように、パンチ装置76はウエブの停止
時に1対の空気圧作動子125が作動してウエブ
の中央区域に例えば4個の孔模様を形成する。な
お、ウエブを上述のように密封、切断する間は、
ウエブは孔の両側で孔とウエブの両側縁部の間で
適当な握持装置(図示せず)によつて握持され
る。
密封切断ステーシヨン66から出てきたウエブ
部分は、遊び滑車80と駆動滑車82によつて廊
成される側面で見で一般に三角形の軌道上を進行
する一連のベルト78によつて支持される。一連
のベルト78は相互に側方に離隔している。密封
棒70から前進するウエブ片が密封棒によつて切
断されて密封されると、同ウエブ片は直ちに回転
移送装置86の半径方向に延長するアーム84に
よつて保持される。この回転移送装置86の構造
と作動態様は公知である。アーム84は真空源に
連結される一連の開孔を有し、同開孔がウエブ片
と接触してウエブ握持作用を行う。こうしてウエ
ブ片はベルト78上から実質的に180゜回転させら
れ、堆積装置88上に載置される。堆積装置88
はパンチ装置76によつて施された孔のパターン
と実質的に一致するようなパターンになるように
相互に離隔しかつ上向きに延長する細長い部材、
すなわちピン90を支持している。第1B図を参
照すると明らかなように、このような堆積装置8
8はコンベヤ92上に複数個装架されており、コ
ンベヤ92は割出し駆動装置94によつて駆動さ
れ、遊びスプロケツト96と駆動スプロケツト9
8によつて与えられる通路に沿つて進行する。コ
ンベヤ92の上部行程に沿つて、かつ枠100上
に本発明による切断装置、又は切断結合装置10
2が装着される。この装置はウエブ片の堆積体を
切断して2群のバツグ堆積体を形成するために設
けられたものである。
堆積ステーシヨンSSに位置する堆積装置上に
予定数量のウエブ片が堆積されると、後続の堆積
装置88が堆積ステーシヨンSSに達するまで密
封切断ステーシヨン66の上流側に位置する熱可
塑性ウエブの前進は一時停止される。堆積装置8
8上にウエブ片の堆積体が形成される間は、切断
装置102の直下に位置している下流側の堆積装
置上のウエブ片は、同時に作動する二つの作動子
106によつて下降させられるナイフ104によ
つて、堆積装置の進行方向の中心線CPに沿つて
切断され、よつて2群のバツグ堆積体が瞬時に得
られる。
熱可塑性ウエブからウエブ片を堆積し、続いて
各ウエブ片から2個のバツグ堆積体が得られるよ
うにウエブの堆積体を分割する方法は一般に行わ
れているところであるが、本発明によれば、完全
な堆積体として数百枚のウエブ片を整合して堆積
した上、切断ステーシヨンCSにある切断装置、
又は切断結合装置に向けて割出されたウエブ片を
効果的に切断することが可能となる。以上に例示
した装置によつてウエブ処理する場合の利点は、
最も薄く、低密度のポリエチレンフイルムを処理
することができることである。
第2図は回転移送装置86のアーム84によつ
て捕捉されたウエブ片を堆積ステーシヨンSSに
配置された堆積装置88上に堆積する状態を示
す。
第3図、及び第4図は本発明による切断装置、
すなわち切断結合装置102の構造を示し、第5
図乃至第7図はその作動態様を示す。図面から明
らかなように、枠100は圧力作動子106が装
着されるプレート138を有し、作動棒140が
プレート138の開孔を経て突出している。プレ
ート138に加えられる曲げモーメントに抗する
ために、プレート138には断面方形の中空ビー
ム142が溶接等によつて堅固に固着される。作
動棒140の下端部にはねじ付き固定子144に
よつて担持プレート146が固定され、担持プレ
ート146には固定子148とスペーサ150を
介してホルダ152が固定される。ホルダ152
はクランプバー154を含み、クランプバー15
4は鋭い鋸歯状の刃部158を有するナイフ10
4を保持している。ホルダ152の両側に該ホル
ダに近接して押圧板160が配置され、各押圧板
160はばね164によつて下方に偏圧されてい
る案内棒162に堅固に結合されている。各案内
棒はプレート146に固定されているブシユ16
6内に滑動し得るように取付けられていて、ねじ
付きナツト168によつてブシユ内に保持され
る。第4図を参照すると、押圧板は、ナイフ10
4がウエブ片の堆積体を切断して個々のバツグ堆
積体を形成する間に、ウエブ片の堆積体を下方に
押圧する作用を行うが、個々のバツグの堆積体は
押圧板で押圧されると共にピン90a,90bに
よつて堆積装置88上に拘束されていることが理
解できる。
ウエブ堆積体の切断操作、又は切断結合操作を
容易ならしめるために、ホルダ152が加熱さ
れ、ホルダが担持するナイフ104に熱が伝達さ
れる。熱は電気的温度制御器(図示せず)に連合
する細長い筒状の抵抗ヒータ170に供給され、
ナイフ104の温度が調節される。ウエブ片の切
断縁(切断面)を結合又は融着することなく切断
する場合は、ナイフの温度を93℃乃至105℃とし
たときに非常に切断し易くなる。この高さの温度
によればウエブ片の堆積体を切断するに要するナ
イフの突刺し力を減少し得ることが判明した。も
しウエブ片を切断し同時に切断縁を融着、結合し
たい場合には、ナイフの温度を約298℃に上昇す
る。上述の種々の温度はある形式の熱可塑性ウエ
ブに関して望ましい結果をもたらすものである
が、熟練者になれば使用すべきウエブの特殊な要
件に最も適合するように温度のレベルを選択する
ことができる。
作動子106に対する気圧流を制御するために
従来の適当な制御器を設け、これによつて作動棒
140の伸張と引込みを行わせウエブ片の切断を
遂行することができる。
ナイフ104がウエブ片の堆積体を貫通する際
にナイフ104の刃部158を鋭利にするため
に、堆積装置88に平坦な方形プレート172を
与え、同プレート上には木材ブロツク174が固
定される。木材ブロツク174を用いれば非常に
堅牢にして柔軟な反作用面が与えられ、このよう
な面に依存すればナイフは全ウエブ片を切断し
得、かつナイフ104の刃部の寿命が長くなるこ
とが明らかとなつた。
堆積装置88上に総体的に指示番号90で表示
されているピンにウエブ片を連続的に通してウエ
ブ片の堆積体を形成する操作は1対のピン90a
を1対のピン90bよりも短くする(第2図参
照)ことによつて確実に遂行し得る。それぞれの
組のピン90a,90bの高さの差は、ピンの上
端部を含む面が移送アーム84を含む面と実質的
に共平面となるようにされている。従つてウエブ
片がピン90に通される場合、ピン90a,90
bは実質的に同時に孔130を貫通する。
第5図、第6図、及び第7図は切断装置、又は
切断結合(密封)装置102の作動態様を図示す
るもので、前記装置は先に述べたようにナイフ1
04の温度に依存して作動する。堆積装置88が
装置102の直下に達すると、ピン90が担持す
るウエブ片は切断面であることを示す中心線CP
に沿つて分断される。もしナイフ104の温度が
約105℃の場合には、ウエブ片は切断されるが
(第6図)、ウエブのこの切断部分は結合(溶着)
されない。従つてウエブ片が分割されると、2組
のバツグ堆積体BSが生じ、これらは堆積装置上
にピン90によつて保持される。
分割されたウエブ片相互をその切断面で結合も
しくは閉塞しようとする場合には、ナイフの温度
を約298℃にすると、ナイフがウエブ片の堆積体
を貫通する際にバツグ堆積体の縁176が溶着さ
れる(第7図参照)。2群のバツグ堆積体を積載
した堆積装置が切断装置102を越えて前進する
と、操作者が堆積体を降ろすことができる。しか
し、コンベヤ92の上部行程は堆積体を急いで除
去しなければならないような速度では進行しない
ようになつている。
【図面の簡単な説明】
第1A図、及び第1B図は両者を連結すると熱
可塑性バツグ製造装置の側部部立面図を表す図
面、第2図はウエブ片を堆積ステーシヨンに位置
する堆積装置に配置する状態を示す斜視図、第3
図はウエブ片を分割する切断装置、又は切断結合
装置の拡大側面図、第4図は第3図の切断装置、
又は切断結合装置の拡大端面図、第5図は切断ス
テーシヨンに位置する堆積装置の斜視図、第6図
はウエブ片が切断されて堆積装置のピンによつて
支持されている状態を示す斜視図、第7図は第6
図の端面図である。 88……堆積装置、102……切断装置(切断
結合装置)、104……ナイフ、140……作動
棒、160……押圧板、SS……堆積ステーシヨ
ン、CS……切断ステーシヨン、CP……ウエブ片
の中心線、BS……バツグ堆積体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 熱可塑性ウエブで形成した平坦な管状のウエ
    ブを通路に沿つて均等な増分で間欠的に密封切断
    ステーシヨンに向けて前進させ、前記密封切断ス
    テーシヨンで前記ウエブを密封切断して所望の大
    きさのウエブ片を形成する熱可塑性バツグの製造
    方法において、 前記ウエブを密封切断する前に前記ウエブを所
    定の長さだけパンチ装置76の区域に前進させる
    段階; 前記所定の長さだけ前進させられた前記ウエブ
    にその縦方向中心線CPの両側の対称的に離隔し
    た位置に少なくとも1対の孔130を形成する段
    階; 前記孔があけられた所定長のウエブを前記密封
    切断ステーシヨン66で密封切断することによ
    り、前記中心線CPの両側で1対の対称的なバツ
    グが得られるように所定の横幅をもつたウエブ片
    WSを形成する段階; 前記ウエブにあけられた孔の数と同数のピン9
    0を具えて堆積ステーシヨンSSに位置する堆積
    装置88上に、前記ピンを前記ウエブの孔に通す
    ようにして、前記ウエブ片を堆積する段階; 前記ウエブ片が前記堆積装置の前記ピンを通し
    て前記堆積装置上に予定数量載置されてウエブ片
    堆積体が得られると、前記堆積装置を切断装置1
    02の区域に前進させる段階;及び 前記切断装置102によつて前記ウエブ片堆積
    体を前記ピンの中間で前記中心線に沿つて切断す
    ることにより、前記堆積装置上で前記ピンに保持
    された2群のバツグの堆積体を形成する段階を含
    有する熱可塑性バツグの製造方法。 2 特許請求の範囲第1項記載の熱可塑性バツグ
    の製造方法において、 前記1対の孔から縦方向に離隔して前記中心線
    に平行し、かつ前記1対の孔と対称となるよう
    に、前記パンチ装置76によつて前記ウエブにも
    う1対の孔130をあける段階を含有する熱可塑
    性バツグの製造方法。 3 特許請求の範囲第1項、又は第2項記載の熱
    可塑性バツグの製造方法において、 前記堆積装置88上に堆積された前記ウエブ片
    堆積体を、前記切断装置102に具えられて前記
    ピンの間を通る前記中心線CPを含む垂直面内で
    運動可能な加熱ナイフ104で切断する段階を含
    有する熱可塑性バツグの製造方法。 4 特許請求の範囲第3項記載の熱可塑性バツグ
    の製造方法において、 前記ウエブ片堆積体を切断するに際して前記ウ
    エブ片堆積体内の隣接するウエブ片が溶着しない
    ように、前記加熱ナイフを93゜乃至105℃に加熱し
    て前記ウエブ片堆積体を切断する段階を含有する
    熱可塑性バツグの製造方法。 5 特許請求の範囲第3項記載の熱可塑性バツグ
    の製造方法において、 前記ウエブ片堆積体を切断するに際して前記ウ
    エブ片堆積体内の隣接するウエブ片が溶着して相
    互に結合されたバツクのブロツクが得られるよう
    に前記加熱ナイフを約298℃迄加熱する段階を含
    有する熱可塑性バツグの製造方法。 6 特許請求の範囲第1項乃至第5項中の任意の
    項に記載の熱可塑性バツグの製造方法において、 前記パンチ装置76によつて孔があけられた前
    記ウエブ片を前記密封切断ステーシヨン66から
    約180℃の弧状通路に沿つて前記堆積ステーシヨ
    ンSSに搬送する段階;及び 孔があけられた前記ウエブ片を前記堆積ステー
    シヨンSSに置かれている前記堆積装置から直立
    している前記ピンに通す段階を含有する熱可塑性
    バツグの製造方法。 7 熱可塑性バツグの製造装置において、 平坦にして管状の熱可塑性ウエブ片から2個の
    バツグが得られるように連続したウエブ片を形成
    する密封切断ステーシヨン66; 前記密封切断ステーシヨンの下流側に設けられ
    る回転移送装置86;及び ピン90を有する堆積装置88を含有し、 前記回転移送装置は前記ウエブ片を前記密封切
    断ステーシヨンから前記コンベヤに張架された堆
    積装置88のピン上に堆積体として堆積するよう
    になつていて、 バツグ製造装置には更に切断装置102が設け
    られ、前記切断装置は前記ウエブ片の堆積体が堆
    積地点から前記コンベヤによつて下流側に搬送さ
    れた地点で前記ウエブ片の堆積体を切断すること
    によつて前記各ウエブ片から2個のバツグを形成
    し得るようになつている熱可塑性バツグの製造装
    置。 8 特許請求の範囲第7項記載の熱可塑性バツグ
    の製造装置において、 前記ピンは前記堆積装置の長手方向中心線CP
    の両側で相互に一定距離を保つて整合して配置さ
    れていて前記ウエブ片が前記ピンを通して前記堆
    積装置上に堆積されるようになつていて、 前記切断装置102は、任意の時間にわたつて
    上昇下降することができるように、固定子14
    8、スペーサ150、ホルダ152、及びクラン
    プバー154と協働してナイフ104が取付けら
    れる作動棒140を有するとともに、上昇可能な
    押圧板160が前記中心線CPの両側でばね16
    4の力に抗して支持されていて、前記押圧板は前
    記ウエブの堆積体を切断する前に製造すべきバツ
    グの側縁部を押圧する熱可塑性バツグの製造装
    置。 9 熱可塑性ウエブで形成した平坦にして管状の
    ウエブ材料のロールから熱可塑性のバツグを製造
    する装置において、 前記ウエブを均等増分で間欠的に前進させるウ
    エブ前進装置64; 前記ウエブの停止期間中に前記ウエブを密封切
    断する前に前記ウエブの長手方向中心線の両側に
    少なくともそれぞれ1個の孔をあけるパンチ装置
    76; 前記ウエブの前進通路に関して横方向に延在し
    て前記ウエブの先行部分を密封、切断してウエブ
    片WSを得るために密封切断ステーシヨン66に
    設けられる密封切断装置;及び 前記各ウエブ片が形成されると前記各ウエブ片
    を堆積ステーシヨンSSにある堆積装置88上に
    搬送する回転移送装置86を有し、 前記堆積装置88は前記ウエブ片にあけられた
    孔の数に等しいピンにして前記各ウエブ片が通さ
    れるピン90を有し、更に前記堆積装置は割出し
    可能なコンベヤ92によつて間欠的に前記堆積ス
    テーシヨンにもたらされて前記コンベヤの停止中
    に前記ウエブ片が前記ピンを通して前記堆積装置
    上に堆積体として積み重ねられ、 前記コンベヤは、前記堆積ステーシヨンに位置
    する前記堆積装置上に予定数量の前記ウエブ片が
    堆積されると、再び前進して後続の堆積装置を前
    記堆積ステーシヨンにもたらすようになつてお
    り、 バツグ製造装置は更に、 前記堆積ステーシヨンから前記コンベヤの通路
    の下流側に離隔して配置され前記ウエブ片の堆積
    体をその縦方向中心線に沿つて切断することによ
    つて一時に2群のバツグの堆積体を得る切断装置
    102を有する熱可塑性バツグの製造装置。 10 特許請求の範囲第9項記載の熱可塑性バツ
    グの製造装置において、前記パンチ装置76は2
    個のパンチをそれぞれ有する2個の往復可能な空
    気圧作動子125を有し、前記空気圧作動子は前
    記ウエブの通路に関して縦方向に離隔していて前
    記ウエブ片に4個の孔をあけるようになつている
    熱可塑性バツグの製造装置。 11 特許請求の範囲第9項記載の熱可塑性バツ
    グの製造装置において、前記堆積装置88は前記
    ウエブ片の中央部分を支持する一般に方形のプレ
    ート172、及び前記切断装置102を保護する
    ための柔軟なブロツク174を有する熱可塑性バ
    ツグの製造装置。 12 特許請求の範囲第9項記載の熱可塑性バツ
    グの製造装置において、前記切断装置102は、
    鋸歯状のナイフ104を保持する上下に往復可能
    なホルダ152、前記ナイフと前記ホルダを所望
    の温度に加熱する電気的温度制御器、及び前記ナ
    イフの両側の共平面内に配置され、前記ウエブ片
    の堆積体を切断する前、及び切断する間に前記堆
    積体を押圧する押圧板160を有する熱可塑性バ
    ツグの製造装置。 13 特許請求の範囲第9項記載の熱可塑性バツ
    グの製造装置において、前記回転移送装置86は
    前記ウエブ片の孔の両側に位置するように1対の
    アーム84を有する熱可塑性バツグの製造装置。 14 熱可塑性バツグの製造装置において、 熱可塑性材料から成る平坦にして管状のウエブ
    を間欠的に前進させるウエブ前進装置; 前記ウエブの停止時間中に前記ウエブの縦方向
    中心線CPの両側にそれぞれ1個の孔をあけるパ
    ンチ装置76; 前記ウエブの前進方向に関して横方向に前記ウ
    エブを切断するとともに前記ウエブを密封して前
    記孔を具えたウエブ片を形成する密封切断ステー
    シヨン66に設けられる密封切断装置; 堅固なプレート172から起立するピン90で
    あつて前記ウエブ片の前記中心線の両側に設けら
    れた孔と孔の間隔に相当する間隔が与えられたピ
    ンを有する堆積装置88にして、前記各ウエブ片
    の中央部分が前記プレート上に位置するように前
    記各ウエブ片が前記ピンに通される堆積装置上に
    前記各ウエブ片を弧状の通路に沿つて配置して堆
    積体とする回転移送装置86; 前記プレート上に予定数のウエブ片が堆積され
    ると、当該堆積装置を堆積ステーシヨンSSから
    下流側に離隔した位置に搬送するコンベヤ92;
    及び 前記堆積ステーシヨンから下流側に離隔した位
    置に設けられる切断装置102であつて、前記ウ
    エブ片の堆積体を前記中心線に沿つて切断し、又
    は切断溶着することによつて前記堆積装置上でピ
    ンによつて保持されている前記ウエブ片の堆積体
    から2群のバツグの堆積体を得る熱可塑性バツグ
    の製造装置。
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