JPH02141093A - データ多重化方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔）既　　要〕 例えばサービス総合ディジタル網において、１つのパス
を複数のデータ通信路として使用するときのデータ多重
化方式に関し、 通信の自由度を持たせることを目的とし、データの多重
及び分離を行なう多重化手段と、交換処理によって、複
数本の内線と多重化手段とを接続すると共に、多重化手
段を局線、中継線又は所定の内線に接続する構内交換機
とを備え、複数本の内線を介したデータを１本の局線、
中継線又は所定の内線を介して通信するように構成する
。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、例えばサービス総合ディジタル網において、
１つのパスを複数のデータ通信路として使用するときの
データ多重化方式に関するものである。

〔従来の技術〕

ディジタル交換機においては、音声信号をディジタル信
号に変換し、このディジタル信号のパスを設定すること
により電話機間の接続を行なっている。従って、ディジ
タル交換機ではこのパスを用いることによりデータ端末
の信号をそのまま転送可能である。

ところで、このパスは一般には音声信号に適した６　４
　ｋｂｐｓの容量を持っているが、既存のデータ端末は
低速（４，８ｋｂｐｓ　、　　２．　４　ｋｂｐｓ等）
のため、１つのデータ通信のみに１つのパスを使用する
と無駄が多い。このため、６４　ｋｂｐｓのパスを複数
のデータ通信で共通使用する方式が採られている。

第４図に、１つのパスを複数のデータ通信で使用する場
合の従来例を示す。

図において、４２０，４３０は多重化ターミナルアダプ
タ（図中ＭＴＡ）であり、複数のデータ端末あるいはホ
ストコンピュータ等のデータを多重化して６４　ｋｂｐ
ｓのパス（リーンク）にのせたり、このパスにのってい
る多重化データを分離したりする。

また、４００はサービス総合ディジタル網（以１１　Ｉ
　Ｓ　Ｄ　Ｎと称する）を、４１１はディジタル構内交
換機（図中ＰＢＸ）を、８つの４２１〜４２８はデータ
端末装置を、４４０はホストコンピュータ（図中ＨＯ３
Ｔ）をそれぞれ示している。

多重化ターミナルアダプタ４２０，４３０間のパスの接
続は、一方の多重化ターミナルアダプタからのダイヤル
操作（発呼操作）によって、対向する他方の多重化ター
ミナルアダプタを選択することにより行なわれる。この
ようなダイヤル操作によってパスが設定された後は、８
つの端末装置４２１〜４２８とホストコンピュータ４４
０とが、ディジタル構内交換機４１１とＩ　５ＤＮ４０
０とを介して接続された状態になり、１つのパスを通し
た８つのデータ通信が同時に可能になる。

尚、各データ通信は８ｋＨｚに】ビット（即ち８ｋｂｐ
ｓ　）の容量で行なわれ、４．　８　ｋｂｐｓ　、　　
２゜４ｋｂｐｓ等のデータをのせる際には適当なマツピ
ング（８ｋｂｐ、のデータ領域に所定間隔でデータを割
り振ること）が行なわれる。

このようなデータ多重化方式においては、複数のデータ
呼（データ通信）を６４ｋｂｐｓの１つのパスを用いて
転送可能なため、回線の使用効率が良いという特徴があ
る。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところで、上述した従来方式にあっては、多重化ターミ
ナルアダプタ４２０，４３０に接続された端末装置等（
端末装置４２１〜４２８．ホストコンピュータ４４０）
が固定的であるため任意の相手と通信できず、通信の自
由度が損なわれるという問題点があった。

本発明は、このような点にかんがみて創作されたもので
あり、通信の自由度を持たせるようにしたデータ多重化
方式を提供することを目的としている。

〔課題を解決するための手段〕

第１図は、本発明のデータ多重化方式の原理ブロック図
である。

図において、多重化手段１１１は、データの多重及び分
離を行なう。

構内交換機１２１は、交換処理によって、複数本の内線
と多重化手段１１１とを接続すると共に、多重化手段１
１１を局線、中継線又は所定の内線に接続する。

全体として、複数本の内線を介したデータを１本の局線
、中継線又は所定の内線を介して通信するように構成さ
れている。

（作　用〕 構内交換機１２１による交換処理によって多重化手段１
１１と複数本の内線及び多重化手段１１１と１本の局線
、中継線（例えば専用線）又は所定の内線上が接続され
る。複数本の内線を介したデータは構内交換機１２１の
交換処理によって多重化手段ＩＩＩに送られて多重化さ
れ、局線、中継線又は所定の内線を介したパスに多重化
データが送出される。また、局線、中継線又は所定の内
線を介したパスからの多重化データが多重化手段１１１
に送られて分離され、構内交換機１２１の交換処理によ
って各内線に送出される。

本発明にあっては、構内交換機１２１の交換処理によっ
て複数本の内線と多重化手段ＩＩＩとを接続することに
より、内線に接続された任意の端末装置等を多重化手段
１１１に接続することができるので、通信の自由度を持
たせることが可能になる。

〔実施例〕

以下、図面に基づいて本発明の実施例について詳細に説
明する。

第２図は、本発明のデータ多重化方式を適用した一実施
例の構成を示す。また、第３図はミキサートランクの詳
細構成を示す。

１、　　　　と　１　との ここで、本発明の実施例と第１図との対応関係を示して
おく。

多重化手段１１１は、ミキサートランク（図中ＭＸＴ）
２６１に相当する。

構内交換機１２１は、通話路スイッチ（図中５Ｗ）２１
１．制御部（図中ＣＣ）２１３に相当する。

以上のような対応関係があるものとして、以下本発明の
実施例について説明する。

ｎシ列ｌ戊 第２図において、端末装置２４１１は、１チヤネル分の
データ通信を行なうためのターミナルアダプタ（図中Ｔ
Ａ）２３１＋　と、ターミナルアダプタ２３１１を回線
に接続するためのディジタルライン回路（図中ＤＬＣ）
２２１．とを介して通話路スイッチ２１１に収容されて
いる。また、端末装置２４１□は、ターミナルアダプタ
２３１□とディジタルライン回路２２１□とを介して通
話路スイッチ２１１に収容されている。

同様に、端末装置２４１ｎまでの各端末装置は、ターミ
ナルアダプタ２３１ｆｉまでの各ターミナルアダプタと
、ディジタルライン回路２２１．、までの各ディジタル
ライン回路とを介して通話路スイッチ２１１に収容され
ている。

また、低速データ呼を多重化するミキサートランク２６
１が通話路スイッチ２１１に接続されている。更に、デ
ィジタル局線トランク（図中Ｃ０Ｔ）２５１を介して通
話路スイッチ２１１とｌ５ＤＮ２７１とが接続されてい
る。

この通話路スイッチ２１１による交換動作は制御部２１
３によって制御される。例えば、各端末装置２４１から
送出される４、　　８ｋｂｐｓ　、　　２．　４ｋ　ｂ
ｐｓ等の低速データが、制御部２１３の制御によってミ
キサートランク２６１に導入される。また、このミキサ
ートランク２６１から出力される多重化データは、制御
部２１３の制御によってディジタル局線トランク２５１
に導入され、更にｌ５ＤＮ２７１に送出される。また、
反対にディジタル局線トランク２５１を介してｌ５ＤＮ
２７１から導入された多重化データはミキサートランク
２６１に導入されて分離され、所望の端末装置２４１に
送出される。

更に、ホストコンピュータ２９１は多重化ターミナルア
ダプタ２８１を介してｌ５ＤＮ２７１に収容されている
。尚、このホストコンピュータ２９１は８チヤネルを介
して同時に通信可能であり、８つのボートＰ１〜Ｐ８が
多重化ターミナルアダプタ２８１に接続されている。

また、ミキサートランク２６１は、８本の内線を介して
供給されるデータを一時格納するための８つのシフトレ
ジスタ３２１１〜３２１８と、８本の内線に送出するデ
ータを一時格納するシフトレジスタ３１１．〜３１１８
と、ディジタル局線トランク２５１側に送出するデータ
を格納するシフトレジスタ３５１と、ディジタル局線ト
ランク２５１側から供給されるデータを格納するシフト
レジスタ３３１と、データの多重化を行なうためのシフ
トレジスタ３４１と、データの分離を行なうためのシフ
トレジスタ３６１と、ミキサートランク２６１の各シフ
トレジスタの入出力タイミングを指示するタイミング発
生部（図中ＴＧ）３１０とを備えている。尚、これらの
シフトレジスタは、８ビ、ットの容量を持っているもの
とする。

複数本の内線を介して各端末装置２４１から供給される
データを多重化する場合、各内線を介したデータを対応
するシフトレジスタ３２１に格納する。このシフトレジ
スタ３２１のデータをシフトレジスタ３４１の対応ビッ
トに格納すると共に順次読み出し、シフトレジスタ３５
１を介してディジタル局線トランク２５１側（ＩＳＤＮ
２７１側）に送出する。

また、ディジタル局線トランク２５１側から供給される
多重化データを分離する場合、ディジタル局線トランク
２５１を介して供給されたデータをシフトレジスタ３３
１を介してシフトレジスタ３６１“に格納する。このシ
フトレジスタ３６１の各ビットは各シフトレジスタ３１
１に対応しており、シフトレジスタ３６１０８ビツトデ
ータの各ビットは対応する各シフトレジスタ３１１を介
して各端末装置２４１に供給される。

上述した各シフトレジスタのデータ入出力に関するタイ
ミング信号は、通路路スイッチ２１１からの指示（例え
ば同期用クロック信号の供給）によってタイミング発生
部３１０で作成される。

ｌ−」Ｊ引飢α仇住 次に、上述した本発明実施例の動作を説明する。

複数の端末装置２４１とホストコンピュータ２９１との
間でデータ通信を行なう場合を考える。

■先ず、端末装置２４１．は、ミキサートランク２６１
及び多重化ターミナルアダプタ２８１を介してホストコ
ンピュータ２９１に接続するためのダイヤル操作を行な
う。例えば特番（特殊番号）１をダイヤルした後、ミキ
サートランク２６１に対応した識別番号及び多重化ター
ミナルアダプタ２８１のアドレスをダイヤルする。

■制御部２１３は、■における端末装置２４１からの特
番１のダイヤル操作に応じて、本発明のデータ多重化方
式の動作を開始する。最初に通話路スイッチ２１１は指
定されたミキサートランク２６１を確保し、端末装置２
４１１に対応するディジタルライン回路２２１１とミキ
サートランク２６１とを接続するためのバスと、ミキサ
ートランク２６１とディジタル局線トランク２５１とを
接続するためのバスとを設定する。また、制御部２１３
は、ｒｓＤＮ２７１に対してバス設定のためのダイヤル
操作を行なって多重化ターミナルアダプタ２８１とのｒ
ｓＤＮ２７１経由のバスを設定する。バス設定後は、端
末装置２４１．とホストコンピュータ２９１との間での
データ通信が可能になる。

■次に、例えば端末装置２４１□は、ミキサートランク
２６１及び多重化ターミナルアダプタ２８１を介してホ
ストコンピュータ２９１″に接続するためのダイヤル操
作を行なう。例えば特番２をダイヤルした後、ミキサー
トランク２６１に対応した識別番号をダイヤルする。

■制御部２１３は、■における端末装置２４１２からの
特番２のダイヤル操作に応じて、ディジタルライン回路
２２１□とミキサートランク２６１とを接続するための
バスを設定する。このミキサートランク２６１と多重化
ターミナルアダプタ２８１との間には既にｌ５ＤＮ２７
１経由のバスが設定されているので、このバスを使った
端末装置２４１□とホストコンピュータ２９１との間で
のデータ通信を行なうことができる。

■以後同様にして、他の端末装置２４１を通話路スイッ
チ２１１を介してミキサートランク２６１に接続するこ
とにより、ホストコンピュータ２９１との通信が可能に
なる。

ミキサートランク２６１は、通話路スイッチ２１１を介
して最初に接続された端末装置２４１とのデータのやり
とりをシフトレジスタ３１１．。

３２１□を介して行ない、以後順次接続された各端末袋
Ｗ２４１とのデータのやりとりをシフトレジスタ３１１
□以降の各シフトレジスタ３１１及びシフトレジスタシ
フトレジスタ３２１□以降の各シフトレジスタ３２１を
介して行なう。

尚、上述した実施例における「特番１」は多重化ターミ
ナルアダプタ２８１とのバスが設定されていないミキサ
ートランク２６１を指定するためのものであり、「特番
２」は既に多重化ターミナルアダプタ２８１との間でバ
スが設定されているミキサートランク２６１を指定する
ためのものである。

・　ｌの−　め このように、先ず、何れかの端末装置２４１から特番１
．ミキサートランク２６１の識別番号。

多重化ターミナルアダプタ２８１のアドレスのダイヤル
操作が行なわれる。制御部２１３は、通話路スイッチ２
１１を制御して、対応するディジタルライン回路２２１
とミキサートランク２６１とを接続するためのバスと、
ミキサートランク２６Ｉとディジタル局線トランク２５
１とを接続するためのパスとを設定すると共に、ｌ５Ｄ
Ｎ２７１を介した多重化ターミナルアダプタ２８１との
バスを設定する。

次に、他の端末装置２４１から特番２．ミキサートラン
ク２６１の識別番号のダイヤル操作が行なわれる。制御
部２１３は、通話路スイッチ２１１を制御して、対応す
るディジタルライン回路２２１とミキサートランク２６
１とを接続するためのパスを設定する。以後、他の端末
装置２４１からの特番２の指定によって、このミキサー
トランク２６１とのパス設定動作を行なう。

従って、通話路スイッチ２１１によって複数の端末装置
２４１　（最大８台）とミキサートランク２６１とのバ
スを設定することにより、このミキサートランク２６１
と多重化ターミナルアダプタ２８１とを介した任意の端
末装置２４１とホストコンピュータ２９１とのデータ通
信が可能になり、通信の自由度を持たせることが可能に
なる。

尚、通話路スイッチ２１１の内線及び各ターミナルアダ
プタ２３１は、低速のデータ通信を行なう各端末装置２
４１に対応して個別に必要となるが、内線の使用に際し
ては通信料金が不要であると共に、各ターミナルアダプ
タ２３１は多重化ターミナルアダプタに比べて簡素な構
成であるため実現は容易である。

ｙ−ｊ「几Ωｍ劇槽 なお、上述した本発明の実施例にあっては、１台のミキ
サートランク２６１について動作を説明したが、複数の
ミキサートランク２６１と複数の端末装置２４１とを備
え、任意のミキサートランク２６１　（任意の通信相手
）を選択的に使用するようにすれば、６４ｋｂｐｓのパ
スを更に有効に使用することが可能になる。

また、「■、実施例と第１図との対応関係」において、
本発明と実施例との対応関係を説明しておいたが、これ
に限られることはなく、本発明には各種の変形態様があ
ることは当業者であれば容易に推考できるであろう。

〔発明の効果］ 上述したように、本発明によれば、構内交換機の交換処
理によって複数本の内線と多重化手段とを接続すること
により、内線に接続された任意の端末装置等を多重化手
段に接続することができるので、通信の自由度を持たせ
ることが可能になり、実用的には極めて有用である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のデータ多重化方式の原理ブロック図、 第２図は本発明のデータ多重化方式を適用した一実施例
の構成図、 第３図は実施例のミキサートランクの構成図、第４図は
従来例の説明図である。 図において、 １１１は多重化手段、 １２１は構内交換機、 ２１１は通話路スイッチ、 ２１３は制御部、 ２２１はディジタルライン回路、 ２３１はターミナルアダプタ、 ２４１は端末装置、 ２５１はディジタル局線トランク、 ２６１はミキサートランク、 ２７１はｌ５ＤＮ、 ２８１は多重化ターミナルアダプタ、 ２９１はホストコンピュータ、 ３１０はタイミング発生部、 ３１１．３２１，３３１．３４１　３５１１はシフトレ
ジスタである。 ２１４乙Ｂ月の屑、五甲ブ０・シフｍ 第 図 第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）データの多重及び分離を行なう多重化手段（１１
   １）と、 交換処理によって、複数本の内線と前記多重化手段（１
   １１）とを接続すると共に、前記多重化手段（１１１）
   を局線、中継線又は所定の内線に接続する構内交換機（
   １２１）と、 を備え、前記複数本の内線を介したデータを１本の前記
   局線、中継線又は所定の内線を介して通信するように構
   成したことを特徴とするデータ多重化方式。