JPH02140654A - 湿度検知素子 - Google Patents

湿度検知素子

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JPH02140654A
JPH02140654A JP29569588A JP29569588A JPH02140654A JP H02140654 A JPH02140654 A JP H02140654A JP 29569588 A JP29569588 A JP 29569588A JP 29569588 A JP29569588 A JP 29569588A JP H02140654 A JPH02140654 A JP H02140654A
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JP
Japan
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substrate
face
impurity concentration
humidity
film
Prior art date
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Pending
Application number
JP29569588A
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English (en)
Inventor
Masahiro Asakura
正博 朝倉
Tetsuya Sakamoto
坂本 哲野
Tatsuo Yamamoto
達夫 山本
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KURABE KK
Original Assignee
KURABE KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はポリイミド膜の静電容量の変化により雰囲気の
相対湿度を検知する湿度検知素子に関する。
(従来の技術) 従来、半導体基板上に直接ポリイミド膜を堆積し、吸湿
により静電容量の変化を検出する湿度検知素子は、特許
61−204060等に示されている。このような湿度
検知素子は、高分子の中では比較的吸湿性の高いポリイ
ミドを感湿膜としており、30℃、70%RH以下の比
較的低湿度側では、応答性、復帰特性、出力の直線性や
温度依存性等は優れた特性を示すが、40℃、70%R
H以上の高湿度領域や結露状態になると、ポリイミド膜
中の水分の一部は完全には脱離せず、静電容量値は10
〜30%増加し、そのままの状態では初期値に復帰しな
い。
(発明が解決しようとする課題) このような非復帰現象は、水分の吸着が単なる物理吸着
であるので、素子を60°C,1時間程度加熱すると完
全に初期値に復帰することが判明した。素子の加熱手段
は従来より14々実施されているが、本湿度検知素子に
於いては、低不純物1度の半導体基板上に直接ポリイミ
ド膜を形成すると、等積回路的にはポリイミド膜と半導
体基板が直列接続になり、検知素子の出力特性として直
線性が劣化し、且つ温度依存性が非常に大きくなるとい
う欠点が出現する。
本発明の目的は、前述した欠点を伴わず加熱手段を構成
し、高温・高湿度領域に於いても応答性。
復帰性に優れた湿度検知素子を提供することにある。
<atMを解決するための手段) 前記目的を達成するために本発明による湿度検知素子は
、半導体基板の一面に形成された高不純物濃度層上に、
ポリイミド感湿膜、!種金属薄膜を形成し、且つ前記半
導体基板の他の一面に抵抗層を設けるよう構成されてい
る。
(fヤ用) 前記構成によれば、湿度検知は低不純物濃度の半導体基
板の一面に形成された高不純物濃度層と電価金属薄膜の
間で行われ、一方加熱手段は前記基板の他の一面に形成
された抵抗層によって行われるものであり、上述の二作
用の間には高不純物1度層が介在し、電気的に基板の低
不純物濃度部分とポリイミド膜が直列接続されることは
なく、検知素子の出力特性に於いて直線性の劣化や温度
依存性の増大なく、湿度の検知範囲を拡大することを可
能ならしめる。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
(1)実施例に示す湿度検知素子の製造工程を説明する
まず第1図に於いて不純物をNdα10 ”c m含む
N型シリコン半導体基板1を、酸化温度1100℃、ウ
ェット0□中にて酸化後、下面の酸化B2以外の上面の
酸化膜をエツチング液で除去する。
次にP OC13を用いて1100℃でデボジッI−陵
、同温度でドライブイン拡散を行い、表面濃度5×10
”am−、拡散の深さ3μrnの高不純物濃度のN°層
3を形成する。同時に該N’N3の表面に酸化膜が形成
される。
次に前記半導体基板1の下面の酸化j摸2に対し、ホト
リソグラフィにより抵抗パターンを形成し、BBr3を
用いて1000℃のデポジット後、1100℃でドライ
ブイン拡散を行い、表面1度5XIO”cm−、長さ5
 m m 、中0.5mm、接合深さ2μmのP゛型の
拡散抵抗層4を形成する。
同時に該拡散抵抗層4の表面に酸化膜2が形成される。
即ち第2図に示す如く、拡散抵抗層4は半導体基板1の
下面には蛇行パターンとして形成され、抵抗値を約2に
Ωに設定した。
次にホトリソグラフィによりN′側の酸化膜とP′側の
電極形成予定部の酸化膜をエツチングにより除去した後
に、N゛側表面の電極形成予定部とP。
側の酸化股上にレジスト膜を残したまま、N′側のレジ
スト膜が形成されていない部分にスピンナーによりポリ
イミド@5を約1μm塗布後、清浄空気中で350℃、
60分の硬化を行い感湿膜を形成する。この加熱硬1ヒ
によりレジスト膜は焼失する0次に前記ポリイミド膜5
上に、所定のパターンを形成したメタルマスクを用いて
金蒸着3行い約5mm角の電極金属薄膜6,6を形成す
る。
同様にP′側の電極形成予定部にも金蒸着による5mm
角の電極金属薄膜7.デを形成する。N′側の電極6.
6の厚さは500〜100OA  P′側の電極7,7
9の厚さは5oooXとし、シンターは650℃、10
分清浄空気中で行った。
次に各を極6,6,7.7に導電ペースト8を介つ してリード#jA9.9.10.10を取付ける。リー
ド線9,9間は湿度検知用であり、リード線10.10
は抵抗体用である。
前記実施例に於いて拡散層はN’、P’としたが半導体
基板の不純物濃度が低く、拡散層が高不純物濃度であれ
ば、特に不純物のタイプにはよらないのは勿論である。
又、第3図に示す如く抵抗層は拡散によって形成される
ばかりでなく、シリコン基板の異方性エツチングを利用
してシリコン基板1の低不純物濃度側をエツチングし薄
膜1ヒすることにより、高抵抗層を得ることができるの
も勿論である。
スミ掻金fX ’II Mの上に再びポリイミド膜を形
成することにより下側の各膜をci、護することも可能
である。
(2)上述の実施例に於ける特性を説明する。
前記湿度検知素子に於いて、リード線10.10間に3
00mWの電力を印加し、素子を約60℃に加熱した状
態で湿度の測定を行った結果、0〜30℃、10〜70
%RHの比較的低温度測では、応答速度15秒、温度依
存性1.5%RHが得られ、素子を加熱しないものに比
べ約25%の特性向上がみられた。素子の出力の大きさ
、直線性については素子加熱なしのものと同程度であっ
た。又、このような領域で素子を結露させたとき、その
復帰時間は約3分であり、素子加熱なしのものに比べ約
50%早くなった。更に30〜60℃。
70〜95%RHの比較的高湿度側に於いては、応答速
度12秒、温度依存性2%RHで、従来初期値に復帰し
なかった領域に於いても計測可能となった。又、素子出
力の大きさ、直線性については低湿度頭載の延長線上に
あり、素子結露に於いては約5分で初期値に復帰した。
(発明の効果) このように本発明に於いては、半導体基板の一面に抵抗
層を設け、通電により加熱することによりポリイミド膜
中から水分の脱離が困難な高湿度領域に於いても、応答
時間を早め通常の計測が可能となった。又ポリイミド膜
と抵抗層は高不純物層により分離されているので電気的
に独立であり、出力の直線性、温度依存性の劣化はない
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る湿度検知素子の実施例を示す斜視
図、第2図は第1図の底面図、第3図は本発明に係る湿
度検知素子の他の実施例を示す側面図である。 1・・・N型シリコン半導体基板 う 2.2・・・酸化膜 3・・・高不純物濃度のN゛層 4・・・P゛拡散抵抗層 5・・・ポリイミド感湿膜 6、6’、 7.7’・・・電極金属薄膜8・・・導電
ペースト 9.9,10.10・・・リード線 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  半導体基板の一面に形成された高不純物濃度層上にポ
    リイミド感湿膜,電極金属薄膜を順次形成し、且つ前記
    半導体基板の他の一面に抵抗層を設けた湿度検知素子。
JP29569588A 1988-11-21 1988-11-21 湿度検知素子 Pending JPH02140654A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007183245A (ja) * 2005-12-08 2007-07-19 Denso Corp 湿度センサ
JP2008039431A (ja) * 2006-08-01 2008-02-21 Denso Corp 湿度検出装置

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DE102006057945B4 (de) 2005-12-08 2018-08-02 Denso Corporation Feuchtigkeitsgehaltssensor mit einem Einstellteil zum Einstellen einer maximalen Feuchtigkeitsmenge in einem feuchtigkeitsgehaltsempfindlichen Teil
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