JPH02140383A - サッシ材 - Google Patents

サッシ材

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JPH02140383A
JPH02140383A JP63293688A JP29368888A JPH02140383A JP H02140383 A JPH02140383 A JP H02140383A JP 63293688 A JP63293688 A JP 63293688A JP 29368888 A JP29368888 A JP 29368888A JP H02140383 A JPH02140383 A JP H02140383A
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cavity
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synthetic resin
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Yoshihiko Hashimoto
善彦 橋本
Mitsuyasu Fukunaga
福永 充保
Yoshiteru Fukuda
福田 恵輝
Shizunobu Fukushima
福島 静信
Yasuhiko Itagaki
板垣 恭彦
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MERUTSUEN KK
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Sekisui Chemical Co Ltd
Tokuyama Corp
AGC Inc
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MERUTSUEN KK
Asahi Glass Co Ltd
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Sekisui Chemical Co Ltd
Tokuyama Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、本体が合成樹脂から形成されているサツシ材
(語句「サツシ材」は、枠材、方立材及び框材を含む建
材を意味する)に関する。
〔従来技術〕
周知の如く、近時においては、本体がアルミニウムから
形成された所謂アルミニウムサツシ材に代えて、本体が
硬質ポリ塩化ビニル樹脂の如き合成樹脂から形成された
所謂合成樹脂サツシ材が実用に供される傾向にある。合
成樹脂サツシ材は、アルミニウムサツシ材に比べて断熱
性、防音性及び耐腐蝕性等に優れており、寒冷地におけ
る建造物或いは防音対策等が要望される建造物等におい
て特に好都合に使用されている。
〔従来技術の問題点] しかしながら、従来の合成樹脂サツシ材は防火性が低く
、JIS−A1311に規定されている防火試験2級に
合格できず、従って防火地域及び準防火地域での使用が
許容される乙種防火戸乃至窓に使用することができなか
った。
〔発明の課題] 本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主
たる技術的課題は、合成樹脂サツシ材の防火性を向上せ
しめて、乙種防火戸乃至窓に使用することができるよう
にせしめることである。
[発明の解決手段〕 本発明者等は、鋭意研究及び実験の結果、合成樹脂製本
体に横断面形状が略矩形である少なくとも2個の空洞内
外方向に配列し、隣接する2個の空洞は少なくとも半分
以上の領域が相互に重なり合うようにせしめると共に、
上記2個の空洞の各々に型鋼部材と耐火性資材とを装填
し、かかる型鋼部材として上記空洞の内外方向略中央部
を上記空洞に沿って延在する中央壁部とかかる中央壁部
の両側縁から内外両方向に延出するフランジ壁部とを有
する形態のものを使用し、かかる型鋼部材の中央壁部の
内外両側に耐火性資材を存在せしめることによって、上
記技術的課題を達成することができることを見出した。
即ち、本発明によれば一1内外方向に配列されて少なく
とも半分以上の領域が相互に重なり合い且つ横断面形状
が略矩形である少なくとも2個の空洞を有し、該空洞は
内外方向に配列され且つ隣接する2個の空洞は少なくと
も半分以上の領域が相互に重なり合う合成樹脂製本体と
、該空洞の各々に装填された型鋼部材と、該空洞の各々
に装填された耐火性資材とを具備し、該型鋼部材の各々
は該空洞の内外方向略中央部を該空洞に沿って延在する
中央壁部と該中央壁部の両側縁から内外両方向に延出す
るフランジ壁部とを有し、該耐火性資材は線型鋼部材の
該中央壁部の内外両側に存在する、ことを特徴とするサ
ツシ材が提供される。
合成樹脂製本体の2個の空洞の各々に装填される型鋼部
材は、単一H型鋼から構成或いは主壁部を背中合わせに
せしめた2本のC型鋼から構成することができる。
耐火性資材は、熱伝導率が1.0 w/m −k以下で
ある不燃材(語句「不燃材」は、840°Cの温度に3
0分晒されても燃焼しない材料を意味する)、或いは燃
焼して発泡炭化し熱伝導率が1.0w/m−に以下にな
る燃焼焼結材から成ることが重要である。
〔発明の作用〕
本発明のサツシ材によれば、型鋼部材によって所要耐熱
変形特性が確保され、耐火性資材によって所吹耐火炎及
び熱貫通特性が確保され、かくしてサツシ材の防火性が
充分に向上せしめられ、上記技術的課題が達成される。
〔好適具体例] 以下、本発明に従って構成されたサツシ材の好適具体例
について、添付図面を参照して更に詳細に説明する。
第1図は、本発明に従って構成されたサツシ材の好適具
体例を使用して建造された窓構造を室内側から見た正面
図(内観図)である。図示の窓構造は、建造物晴体(図
示していない)に適宜の様式によって固定された矩形窓
枠2を具備している。
この窓枠2は、横方向に所定間隔を置いて配設された2
木の縦枠材4及び6、並びに縦枠材4及び6の上端間及
び下端間に夫々連結された上側横枠材8及び下側横枠材
10から構成されている。上側横枠材8と下側横枠材1
0との間には、上記2本の縦枠材4及び6の間を鉛直方
向に延びる方立材12が連結されている。方立材12の
右側に存在する矩形領域には鉄製網入りガラスから成る
窓ガラス14が固定されていて、所謂はめごろし窓が形
成されている。方立材12の左側に存在する矩形領域に
は、矩形群16が装着されている。この框16は、横方
向に所定間隔をおいて配設された2本の縦框材18及び
20、並びに縦框材18及び20の上端間及び下端間に
夫々連結された上側横框材22及び下側横框材24から
構成されている。かかる矩形群16内には、鉄製網入り
ガラスから成る窓ガラス26が固定されている。矩形群
16自体は、その左側縁部に沿って延びる旋回軸線を中
心として、図示の閉位置とこの閉位置から外方へ第1図
において上方から見て反時計方向に所定角度旋回せしめ
られた開位置との間を旋回自在に、上記窓枠2に装着さ
れている。かくして方立材12の左側には、旋回式開閉
窓が形成されている。方立材12と縦框材20とには、
開閉窓を図示の閉位置に解除自在に施錠する施錠機構2
8が設けられている。
上記窓構造における種々のサツシ材(即ち枠材4.6.
8及び10、方立材12、框材18.20.22及び2
4)自体の構成(かかる構成については以下に詳述する
)以外の構成、例えば種々のサツシ材の相互連結様式、
窓枠2に対する框16の装着様式等は、本発明における
新規特徴をなすものではなく、当業者には周知の形態で
よく、それ故に、これらについての詳細な説明は本明細
書においては省略する。
第1図の線■−Hに沿った断面図である第2図には、縦
枠材4及び6、方立材12、並びに縦框材18及び20
の横断面形状が図示されている。
第2図には上側及び下側横枠材8及びlO並びに上側及
び下側横框材22及び24を図示していないが、上側及
び下側横枠材8及びIOの横断面形状は縦枠材4及び6
の横断面形状と実質上同一でよく、上側及び下側横框材
22及び24の横断面形状は縦框材18及び20の横断
面形状と実質上同一でよい。本発明に従って構成された
サツシ材は合成樹脂製本体を具備し、かかる本体には内
外方向(第2図において上下方向)に配列されて少なく
とも半分以上の領域が相互に重なり合い且つ横断面形状
が略矩形である2個の空洞が配設されでいることが重要
である。縦枠材4及び6の各々は硬質ポリ塩化ビニル樹
脂の如き適宜の合成樹脂から形成することができる合成
樹脂製本体4A及び6Bを具備し、かかる合成樹脂製本
体4A及び6Bの各々は内側空洞30と外側空洞32と
の2個の空洞を有する。内側空洞30の横断面形状は略
矩形(厳密には横方向幅が外方に向かって若干低減せし
められている)であり、同様に外側空洞32の横断面形
状も略矩形(厳密には横方向幅が外方に向かって若干低
減せしめられている)である。内側空洞30の横方向内
縁と外側空洞32の横方向内縁とは相互に整合せしめら
れているが、外側空洞32の横方向幅は内側空洞30の
横方向幅よりも幾分大きく、外側空洞32の横方向外縁
部は内側空洞30の横方向外縁を越えて張り出している
。換言すれば、内側空洞30と外側空洞32とは内側空
洞30の全幅に渡って内外方向に重なり合わされいるが
、外側空洞32の横方向外縁部は内側空洞30の横方向
外縁を越えて張り出している。方立材12も同様に硬質
ポリ塩化ビニル樹脂の如き適宜の合成樹脂から形成する
ことができる合成樹脂製本体12Aを具備し、かかる合
成樹脂製本体12Aは内側空洞34と外側空洞36との
2個の空洞を有する。内側空洞34及び外側空洞36は
共に略矩形(@密には横方向幅が外方に向かって若干低
減せしめられている)の横断面形状を有する。内側空洞
34の横方向幅と外側空洞36の横方向幅とは実質上同
一であり、内側空洞34と外側空洞36とはそれらの全
幅に渡って内外方向に重なり合わされている。縦框材1
8及び20も硬質ポリ塩化ビニル樹脂の如き適宜の合成
樹脂から形成することができる合成樹脂製本体18A及
び2OAを具備し、かかる合成樹脂製本体18A及び2
OAは内側空洞38と外側空洞40との2個の空洞を有
する。内側空洞38及び外側空洞40の横断面形状は共
に実質上矩形である。内側空洞38と外側空洞40とは
横方向に幾分ずらされており、それらの全幅に渡って内
外方向に重なり合わされることなく、内外方向に部分的
に重なり合わされている。本発明者等の経験によれば、
内側空洞38と外側空洞40とは少なくとも半分以上の
領域で相互に重なり合わされていることが重要であり、
図示の具体例における内側空洞38と外側空洞40とは
夫々の略2/3の領域で相互に重なり合わされている。
上述した継枠材4及び6、方立材12、並びに縦框材1
8及び20の合成樹脂製本体には、内側空洞30.34
及び38並びに外側空洞32.36及び40を規定する
部分以外にも、建造物躯体への固定或いは窓構造の密閉
等に利用される種々の部分も設けられているが、かかる
部分は本発明における新規な特徴を構成するものではな
く、当業者には周知の形態のものでよく、それ故にかか
る部分については説明を省略する。
上記内側空洞30.34及び38tLびに外側空洞32
.36及び40の各々には、型鋼部材42が装填されて
いることが重要である。そして、型鋼部材42の各々は
、各空洞の内外方向略中央部を延在する中央壁部44と
共に、かかる中央壁部44の両側縁から内外両方向に延
出する4個のフランジ壁部46とを有することが重要で
ある。図示の具体例においては、市販されている通常の
2本のC型鋼の主壁部(即ちウェブ部)を背中合わせに
せしめて1個の型鋼部材42を構成している。
2本のC型鋼は締結ボルト等の適宜の手段によって相互
に一体に連結して各空洞内に装填してもよいし、相互に
連結することなく各空洞内に装填して相互に主要道りに
配置することもできる。2本のC型鋼の主壁部が協働し
て型鋼部材42の中央壁部44を規定し、2木のC型鋼
のフランジ壁部の各々が夫々型鋼部材42の4個のフラ
ンジ壁部46を規定している。所望ならば、第3図に例
示する如く、単一のH型鋼から型鋼部材42を構成する
こともできる。各空洞内に装填した型鋼部材42の寸法
が各空洞の寸法に対応せしめられている場合には、単に
空洞内に型鋼部材42を挿入しさえすれば、空洞内の所
要位置に型鋼部材42が保持される。必要ならば、締結
ボルト等の締結手段によって、或いは合成樹脂製本体の
各空洞を規定している壁内面に適宜の係止突条を形成し
てがかる係止突条に型鋼部材42の所要部位を係止せし
めることによって、各空洞内の所要位置に型鋼部材42
を固定することができる。
上記内側空洞30.34及び38並びに外側空洞32.
36及び40の各々には、更に、耐火資材48が装填さ
れることが重要である。かかる耐火資材48は、上記型
鋼部材42の中央壁部44の内外両側に存在する矩形領
域の双方に装填されることか重要である。合成樹脂製本
体の各空洞を規定している壁内面と型鋼部材42のフラ
ンジ壁部46の各々との間に幾分かの空間が残留する場
合には、かかる残留空間にも耐火性資材48を装填する
のが好都合である。各空洞内に装填される耐火性資材4
日は、熱伝導率が1.0 w/m −k以下である不燃
材、或いは燃焼して発泡炭化し熱伝導率1.0 w/m
 −k以下になる燃焼焼結材であることが重要である。
上記不燃材の好適例としは、石綿、石灰及び珪酸(珪砂
)を含有する珪酸カルシウム板、石綿及び炭酸マグネシ
ウムを含有する炭酸マグネシウム板、天然岩石或いは各
種スラグと石灰岩の混入ウールを含有するロックウール
、石綿及びセメントを含有する繊維強化セメント、石綿
、石膏及びセメントを含有する繊維強化石膏スラグ、商
品名「カオウール」として市販されている建材等を挙げ
ることができる。また、上記燃焼焼結材の好適例として
は、商品名「ロックセルボードJとして市販されている
炭酸カルシウム発泡建材、−アルカリ珪酸系ガラスの濃
縮水溶液である水ガラス等を挙げることができる。
上δ亡耐火性資材4Bは、それが板状体のものである場
合には積層して各空洞の所要位置に装填することができ
る。綿状体の耐火性資材48を使用する場合には、適宜
の布状片で包み込んで各空洞の所要位置に装填すること
ができる。この場合、所望ならば、綿状体の耐火性資材
48と型鋼部材42とを一緒に布状片で包み込んで、各
空洞の所要位置に装填することができる。水ガラ、スを
使用する場合には、所要部位に流入せしめた後に)容媒
を揮発せしめて硬化せしめればよい。
〔実施例〕
第1図及び第2図に図示する通りに形態の窓構造を形成
した。サツシ材(枠材4.6.8及び1o、方立材12
、框材18.20.22及び24)の本体は、硬質ポリ
塩化ビニル樹脂製であり、枠材4.6.8及び10の本
体は3.46kg/mの単位重量を有し、方立材12の
本体は4.34kg/mの単位重量を有し、框材18.
20.22及び24の本体は2.67kg/mの単位重
量を有していた。サツシ材の空洞30.32.34.3
6.38及び40の各々に装填した型鋼部材42は、5
pcc鋼製のC型鋼の主壁部を背中合わせにせしめて形
成した。使用したC型鋼の肉厚はり、S mmであった
。空洞30.32.34.36.38及び40の各々に
装填した耐火性資材48は、日本セメント株式会社から
商品名rロックセルボー日として販売されている板状炭
酸カルシウム発泡建材を積層したものであった。
はめごろし窓の窓ガラス及び開閉窓の窓ガラスは鉄製網
入りガラスであった。形成した窓構造における第1図及
び第2図に記号表示する各種寸法は、次の通りであった
IIl・・・・・1000mm H2・・・・・1680ml11 WIA−・・−1695mm WIB・・・・1565InIn W2・・・・・970mI[l W3・・・・・570ml11 W4・−30+nm W5− = ・・・38mm W6・・・・・22mm W7・・・・・30m111 W8・−・・・40+nn+ W9 ・ WlO・ Wll・ W12・ W13・ W14・ ・ W15・ ・ T1 ・ ・ T2 ・ ・ T3 ・ ・ T4 ・ ・ T5 ・ ・ T6 ・ ・ T7 ・ ・ T8 ・ ・ l5−Al 2級に従って、 ・ ・ ・  36mm ・・・32mII+ ・ ・ ・  28mm ・ ・ ・  35mm ・ ・ ・  38mm ・ =27mm ・・・30m111 ・ ・ ・  75mm ・ ・ ・  32m1 ・・・30ml11 ・ ・  32mm ・ ・ ・  30mm ・・・55II1m ・ ・ ・  19mm ・ ・ ・  16mm 311に規定されている防火試験 上記窓構造を室外側から加熱する 外側加熱方式と室内側から加熱する内側加熱方式との両
方式で防火性能試験した。その結果は下記第1表の通り
であった。また、防火性能試験の際の窓構造即ち試験体
の経時変化は、次の通りであった。
五皿■熟方式 %式% 3分30秒:窓ガラスにひびが発生。
5分40秒:加熱側(外側面)において窓ガラス固定用
パテに着炎。
6分15秒:加熱側前面に火炎が広がる。
6分30秒:試験体から非加熱側(室内側)に略5ff
l離れた位置で塩化水素の臭 いを恩知。サツシ材本体を形成し ている硬質ポリ塩化ビニル樹脂が 燃焼し始めて塩化水素ガスが発生 したと思われる。
7分30秒:煙がかなり発生。試験体上縁と加熱炉との
間に隙間が生成され、か かる隙間から煙が非加熱側側に流 入。窓ガラス外側面下半分がすす で真黒になる。
10分00秒:方立材の上部が熱変形によって外側に反
り始める。最大反り量は略 5mm。加熱温度が840°Cのピ ークに達し、すすの発生が減少し て、窓ガラス外側面のすすが薄く なった。
12分00秒二方立材の反りが増大し、最大反り量は1
0+no+程度。窓ガラスのすすは消失し、透けて見え
るようにな る。
13分30秒:加熱側が再びうす暗くなるが、黒煙では
なくて灰色煙である。
15分00秒:加熱側においてサツシ材にすすが付着し
ている。
17分00秒:方立材の反りが増大し、最大反り量は略
20mm。非加熱側において 窓ガラス固定用パテの炭化が進行 し、パテ周囲の框材に変色が見ら れる。加熱側においては、耐火性 資材が燃焼して発泡炭化層を形成 し、炎が殆ど消えた。
30分OO秒:試験終了。サツシ材の変形は方立材上部
のみであり、方立材上部の 最大反り量は略20III11であった。
方立材上部においても炎の貫通は なく、防火上有害な変形ではない。
加熱側において、残炎及び残しん は認められなかった。
丙」助m式 0分00秒:試験開始。
2分00秒:変化なし。
4分00秒:窓ガラスにひびが発生。
5分15秒:加熱側(内側面)において窓ガラス固定用
パテに着炎。
6分00秒:加熱側前面に炎が広がる。
6分30秒:加熱側で窓ガラスがすすで黒くなる。加熱
側でサツシ材本体を形成 している硬質ポリ塩化ビニル樹脂 が燃焼していると思われる。
9分00秒:加熱側において窓ガラスのすすが消えて透
けて見えるようになる。
非加熱側では、試験体の上縁から 煙が流入している。
10分00秒:加熱側では以前として炎が全体を包んで
おり、上側横枠材が若干型 れ下がる。非加熱側では窓ガラス 固定用パテが炭化し始め、はめご ろし窓の上縁の押縁が大きく変形 し始めた。
11分45秒:非加熱側でパテに着炎する。
12分00秒二非加熱側においてほめごろし窓の上縁の
押縁の変形が増大し、嵌め 合わせが外れて落下した。
14分00秒:非加熱側においてはめごろし窓の縦押縁
が大きく変形し始める。
16分00秒:非加熱側においてほめごろし窓の縦押縁
が落下する。加熱側では炎 が殆ど消えた。
20分00秒:非加熱側におけるパテの炎も消えた。非
加熱側におけるほめごろし 窓の押縁の変形及び落下以外に特 に大きな変化なし。
30分00秒:試験終了。非加熱側では、はめごろし窓
の押縁の変形及び落下を除 けば、サツシ材に特別変形はない。
パテの着炎が発生した(パテの着 炎は防火上許容される)が、その 他の部位での着炎はなく、また炎 の貫通もなかった。加熱側では、 残炎及び残しんは認められなかっ た。
L」
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に従って構成されたサツシ材を使用し
て建造された窓構造を簡略に示す正面図(内観図)。 第2図は、第1図の綿■−Hにおける断面図。 第3図は、型鋼部材の変形例を図示する部分断面図。 2・・・・・・・・・・・・・窓枠 4.6.8.10・・・・・・枠材 12・・・・・・・・・・・・方立材 16・・・・・・・・・・・・(■ 18.20.22.24・・・框材 4A、6A、8A、IOA、 12A、+8A、20A8 22A、24A・・・・・・・合成樹脂製本体30.3
2.34.36. 38.40・・・・・・・・・空洞 ・型鋼部材 ・中央壁部 ・フランジ壁部 ・耐火性資材 徳山曹達株式会社 旭硝子株式会社 鐘淵化学工業株式会社 積水化学工業株式会社 株式会社メルツエン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、横断面形状が略矩形である少なくとも2個の空洞を
    有し、該空洞は内外方向に配列され且つ隣接する2個の
    空洞は少なくとも半分以上の領域が相互に重なり合う合
    成樹脂製本体と、該空洞の各々に装填された型鋼部材と
    、該空洞の各々に装填された耐火性資材とを具備し、該
    型鋼部材の各々は該空洞の内外方向略中央部を該空洞に
    沿って延在する中央壁部と該中央壁部の両側縁から内外
    両方向に延出するフランジ壁部とを有し、該耐火性資材
    は該型鋼部材の該中央壁部の内外両側に存在する、こと
    を特徴とするサッシ材。 2、該型鋼部材はH型鋼から成る、請求項1記載のサッ
    シ材。 3、該型鋼部材は主壁部を背中合わせにせしめた2本の
    C型鋼から成る、請求項1記載のサッシ材。 4、該耐火性資材は熱伝導率が1.0w/m・k以下で
    ある不燃材から成る、請求項1から3までのいづれかに
    記載のサッシ材。 5、該耐火性資材は燃焼して発泡炭化し熱伝導率が1.
    0w/m・k以下になる燃焼焼結材から成る、請求項1
    から3までのいづれかに記載のサッシ材。
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